WebSphere® Transformation Extender データ ・ハンドラーをインスタンス・レベルで構成するには、WebSphere Transformation Extender データ・ハンドラーの構成プロパティーではなく、WebSphere Transformation Extender データ・バインディング記述子を使用します。さまざまなインポートおよびエクスポートでは、特定の位置で WebSphere Transformation Extender データ・バインディング記述子を設定する必要があります。
WebSphere Transformation Extender の呼び出しでは、呼び出すマップ名を決定することが重要です。そのためには、WebSphere Integration Developer で WebSphere Transformation Extender データ・ハンドラーのプロパティーを構成します。バインディングのプロパティーで設定されたマップは、その操作のエクスポートまたはインポートに入るすべてのデータ・インスタンスに適用されます。例えば、操作 Create(Customer) が定義されているエクスポートがあるとします。この操作を呼び出すたびに同じ WebSphere Transformation Extender マップを各顧客に対して使用するには、WebSphere Transformation Extender データ ・ハンドラーのプロパティーを WebSphere Integration Developer で構成することをお勧めします。
しかし、着信顧客オブジェクトに応じて異なるマップを呼び出したい場合があります。データ・ハンドラーのプロパティーではこのような状況に対応した構成はできないため、代わりにデータ・バインディング記述子を使用する必要があります。
使用するインポートまたはエクスポートのタイプに基づいて、WebSphere Transformation Extender データ・バインディング記述子を以下の位置に挿入してください。