WebSphere Enterprise Service Bus for z/OS バージョン 6.2.0 オペレーティング・システム: z/OS


Web サービス・インポート・バインディングの管理

管理コンソールを使用して、Web サービス・インポート・バインディングに関する情報を表示したり、エンドポイント URL を変更したりできます。また、Java™ API for XML Web Services (JAX-WS) バインディングについては、バインディングのポリシー・セットを構成することもできます。

始める前に

このタスクを実行するには、マスター構成を変更する権限が必要です。

このタスクについて

ポリシー・セット とは、サービス品質を規定するポリシー・タイプのコレクションのことです。これらのタイプは既に構成されていて、Web サービス・プロバイダーまたはコンシューマーに関連付けることができます。

ポリシー・セットは対で機能します。サービス要求元とサービス・プロバイダーには、同じポリシー・セットが設定されていなければなりません。したがって、インポート・バインディングには、そのバインディングが呼び出すサービス・プロバイダーと同じポリシー・セットが設定されている必要があります。

ポリシー・セットを構成できるのは、JAX-WS Web サービス・バインディングに対してのみであることに注意してください。JAX-RPC サービス・バインディングの場合、ページには「ポリシー・セットの付加」セクションが表示されません。

Web サービス・インポート・バインディングに関する情報を表示する場合、または関連モジュールのプロパティーを変更する場合は、管理コンソールを使用して、以下のステップを実行します。

手順
  1. 「アプリケーション」 > 「SCA モジュール」にナビゲートして、Web サービス・インポート・バインディングが含まれるモジュールを選択し、モジュール名をクリックします。
  2. 以下のステップを実行して、バインディングを選択します。
    1. 「モジュール・コンポーネント」セクションで「インポート」を展開します。
    2. インポートを展開した後、「バインディング」を展開します。
    3. バインディングに関する情報を表示する Web サービス・バインディングをクリックします。
  3. Web サービスのロケーションである「ターゲット・エンドポイント・アドレス」の値を変更し、「適用」または「OK」をクリックします。
  4. インポート・バインディングおよび関連操作のポリシー・セットを構成するには、以下のステップを実行します。
    1. オプション: 「設定」を展開し、最大行数、およびフィルター基準を保持するかどうかを指定し、「適用」をクリックします。
    2. オプション: テーブルの検索にフィルターを使用する場合には、フィルター・アイコンを選択します。
    3. インポート・バインディングまたは操作を選択し、「付加」をクリックしてポリシー・セットをバインディングまたは操作に付加するか、または「切り離し」をクリックしてポリシー・セットを除去します。
    4. 新規ポリシー・セット・バインディングを割り当てるには、インポート・バインディングまたは操作を選択して「バインディングの割り当て」をクリックし、ポリシー・セット・バインディングの名前を指定します。
    5. 構成するバインディングまたは操作のそれぞれについて、4.c4.d のステップを繰り返します。
    6. 変更をマスター構成に保管します。

タスクの結果

選択した Service Component Architecture (SCA) モジュールのインポート用に Web サービス・インポート・バインディングが変更されました。変更内容は、マスター構成を更新し 、SCA モジュールを再始動した後で有効になります。

task タスク・トピック

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タイムスタンプ・アイコン 最終更新: 2010/07/05


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