WebSphere Enterprise Service Bus for z/OS バージョン 6.2.0 オペレーティング・システム: z/OS


EIS バインディング

エンタープライズ情報システム (EIS) のバインディングは、SCA コンポーネントと外部 EIS 間の接続を提供します。 この通信を可能にするために使用する手段は、JCA 1.5 リソース・アダプターおよび Websphere Adapters をサポートする EIS エクスポートおよび EIS インポートです。

SCA コンポーネントでは、外部 EIS との間でのデータの転送が必要になる場合があります。このような接続を必要とする SCA モジュールを作成する場合は、SCA コンポーネントに加えて、特定の外部 EIS との通信のために EIS バインディングを使用したインポートまたはエクスポートを組み込む必要があります。

WebSphere® Integration Developer のリソース・アダプターは、インポートまたはエクスポートのコンテキスト内で使用されます。 インポートまたはエクスポートは外部サービス・ウィザードで開発しますが、これを開発するときにリソース・アダプターを組み込みます。アプリケーションが EIS システムのサービスを呼び出せるようにする EIS インポート、または EIS システムのアプリケーションが WebSphere Integration Developer で開発されたサービスを呼び出せるようにする EIS エクスポートは、特定のリソース・アダプターで作成されます。 例えば、JD Edwards システムのサービスを呼び出すインポートを作成するには、JD Edwards アダプターを使用することになります。

外部サービス・ウィザードを使用すると、EIS バインディング情報が自動的に作成されます。 また別のツールとして、バインディング情報を追加または変更するにはアセンブリー・エディターを使用できます。 詳しくは、WebSphere Integration Developer インフォメーション・センターを参照してください。

EIS バインディングが含まれる SCA モジュールをサーバーにデプロイすると、管理コンソールを使用して、バインディングに関する情報を表示したり、バインディングを構成したりできます。


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タイムスタンプ・アイコン 最終更新: 2010/07/05


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