サーバーおよびクラスターでは、Service Component Architecture (SCA) アプリケーション、アプリケーション宛先、またはその両方をサポートできます。
SCA アプリケーション (サービス・アプリケーションとも呼ばれる) では、自動的に作成される 1 つ以上のサービス統合バスを使用する必要があります。 各アプリケーションでは、一連のメッセージング・リソース (宛先 と呼ばれる) が使用されます。 これらの宛先には構成されたメッセージング・エンジンが必要であり、またこれらの宛先はアプリケーションと同じサーバーまたはクラスター、あるいはリモート・サーバーまたはリモート・クラスター上でホストすることができます。 一般にメッセージング・エンジンはデータベース・データ・ソースを使用します。スタンドアロン・サーバー・プロファイルでは、プロファイル作成時にファイル・ストアを使用するオプションが選択されている場合、データベース・データ・ソースの代わりにファイル・ストアが使用される点に注意してください。
リモート・メッセージングの使用には、サービス統合バスとそのメンバーの計画を立てて構成するための初期投資が必要になりますが、この構成はアプリケーション・クラスター内の複数のメンバーで再利用できます。 メッセージは、すべてのメンバーに配布されます。また、フェイルオーバー・サポートを提供するように初期構成を構造化することもできます。