このコマンドでは、バージョン管理付き SCA モジュールの EAR ファイルの固有のインスタンスを作成します。
セル内の複数のクラスター間で同じバージョンのモジュールをデプロイしたい場合に、createVersionedSCAModule コマンドを使用して、バージョン管理付き SCA モジュールの新規インスタンスを作成します。 このコマンドは、デプロイしたいモジュールの各追加インスタンスに 1 回使用する必要があります。この新規インスタンスは新規の EAR ファイルに作成され、新規の EAR ファイル名には、モジュール・バージョン値および指定された固有セル ID が含まれています。
>>-$AdminTask-- --createVersionedSCAModule-- {-- -archiveAbsolutePath-- --input_archive_dir-- --> >-- -workingDirectory-- --working_dir-- -- -uniqueCellID-- --unique_cell_ID--}-><
createVersionedSCAModule を実行すると、元のモジュールが含まれているディレクトリー (input_archive_dir) と同じディレクトリーに、SCA モジュールの固有名付きのインスタンスが返されます。
以下は、既にインストールされている billingProcess という名前のバージョン管理付き SCA モジュールの新しいインスタンスを作成する方法を示した例です。この例では、元のモジュールはバージョン 1.0.1 であり、c:/myDir/billingProcess_v1_0_1.ear に格納されています。
$AdminTask createVersionedSCAModule {-archiveAbsolutePath C:/myDir/billingProcess_v1_0_1.ear -workingDirectory C:/tempAppDirectory -uniqueCellID CellA1}このコマンドは、C:/myDir ディレクトリーに billingProcess_v1_0_1_CellA1App.ear を作成します。