共通データベースを手動で作成するには、WebSphere® ESB に付属のスクリプトを編集および実行する必要があります。
このトピックでは、Informix® データベースに関連付けられたスクリプトの編集および実行方法を説明します。
このタスクについて
スクリプトを実行して Informix データベースを手動で作成できるようにするには、まず
WebSphere ESB 用にスクリプトをカスタマイズする必要があります。
WebSphere ESB には、以下のスクリプトが付属しています。
手順
- 必ずデータベース・スキーマを更新可能な権限を持つ
ユーザー ID を使用してください。
- データベース・スクリプトが格納されているディレクトリーを見つけます。


<media_root>/dbscripts/CommonDB
または <extract_directory>/dbscripts/CommonDB
<media_root>¥dbscripts¥CommonDB
または <extract_directory>¥dbscripts¥CommonDB
- createDatabase_CommonDB.sql ファイルの場所を探し、以下のサブタスクを実行します。
- DB_NAME 変数をデータベース名 (WPRCSDB など) で置き換えます。
- DB_INSTANCE 変数を Informix インスタンス (ol_myinstance など) で置き換えます。
- DB_LOCATION 変数を Informix データベースのロケーション (c:¥informix など) で置き換えます。
- insertTable_CommonDB.sql ファイルの場所を探し、次の変数を、インストールする WebSphere ESB のバージョンで置き換えます。例えば、WebSphere ESB のバージョンが 6.2.0.0 の場合は、次のようにします。
- MajorVersion 変数を製品バージョン番号の最初の数字 (この場合は 6) で置き換えます。
- MinorVersion 変数を製品バージョン番号の 2 番目の数字 (この場合は 2) で置き換えます。
- RefreshPackLevel 変数を製品バージョン番号の 3 番目の数字 (この場合は 0) で置き換えます。
- FixpackLevel 変数を製品バージョン番号の 4 番目の数字 (この場合は 0) で置き換えます。
- configCommonDB.bat または configCommonDB.sh スクリプトを実行します。
これにより createDBTables スクリプトが実行され、共通データベースで必要なスキーマとテーブルが作成されます。
- エラーが発生した場合、またはデータベース・クライアントの出力で障害があることが示された場合、報告されたエラーを修正して再試行します。