管理コンソールを使用して、新規 WSRR 定義を作成することができます。
このタスクについて
各定義には、WSRR インスタンスを識別し、その WSRR インスタンスへのアクセス方法を指定するプロパティーのセットがあります。新規 WSRR 定義を作成するには、管理コンソールを使用して、以下のステップを実行します。
手順
- ナビゲーション・ペインで、を展開します。 コンテンツ・ペインに、すべての WSRR 定義のリストを含む「WSRR 定義」ページが表示されます。
- 「新規」をクリックします。 「WSRR 定義」構成ページが表示されます。
- 以下のプロパティー・フィールドに入力します。
- WSRR 定義名
- これは必須のフィールドであり、セル内で固有でなければなりません。この WSRR 定義の管理名です。
- 説明
- 定義の説明を入力します (オプション)。
- デフォルトの WSRR 定義
- このプロパティーは、この定義がデフォルトかどうかを示します。これが最初に作成した定義である場合、自動的にデフォルトとして設定されます。
このページからデフォルトを更新することはできません。
- キャッシュのタイムアウト
- WSRR キャッシュ内の結果の有効期限が切れてリフレッシュされるまでの
時間 (秒単位)。デフォルト値から変更できます。
値 0 (ゼロ) を指定すると、結果はキャッシュされません。キャッシュは、
レジストリーから取得したサービス・エンドポイントおよびメディエーション・ポリシーに関する
情報を格納するために使用されます。
- 接続タイプ
- 「Web サービス」のみを選択できます。
- 「適用」をクリックして、これらのプロパティーを保管します。
- コンテンツ・ペインの「追加プロパティー」で
「接続プロパティー」をクリックします。 「接続プロパティー」構成ページが表示されます。
- 以下のプロパティー・フィールドに入力します。
- 接続タイプ
- このプロパティーは、レジストリー定義の作成時に設定されます。変更はできません。
- レジストリー URL
- WSRR インスタンスに接続するのに使用する URL です。デフォルト値は http://localhost:9080/WSRRCoreSDO/services/WSRRCoreSDOPort です。
SOAP 1.2 バインディングを
持つ WSDL からエンドポイントを取得する場合は、
バージョン 6.2 の Web サービス・インターフェース URL (一般に
http://<server>:<port>/WSRR6_2/services/WSRRCoreSDOPort) を
使用する必要があります。
注: 旧バージョンの WSRR 用に生成された
クライアントからバージョン 6.2 の URL を呼び出すと、返されたデータを
正しく処理できない場合にクライアントに障害が起こることがあります。
- 認証別名
- WSRR インスタンスを認証するのに使用する別名です。
- SSL 構成
- Secure Sockets Layer (SSL) 構成は、セキュア WSRR インスタンスと通信を行うときに使用します。
- 「適用」をクリックして、これらのプロパティーを保管します。
- 「テスト接続」をクリックして、定義されている WSRR インスタンスへの接続をテストします。 正常に終了すると、以下のメッセージが表示されます。
WSRR 定義 myWSRRDef のテスト接続操作が成功しました
(The test connection operation for WSRR definition
myWSRRDef was successful)
- 「保管」をクリックして、マスター構成に変更を適用します。
- 「保管」を再度クリックして手順を完了します。