WebSphere Enterprise Service Bus バージョン 6.2.0 オペレーティング・システム: AIX、HP-UX、i5/OS、Linux、Solaris、Windows


例: コマンド行からのキャッシュの消去

この例では、WSRR 定義に関連したキャッシュをコマンド行から 消去する方法を示します。

始める前に

この例ではコマンド行スクリプト・ツール wsadmin を 使用します。WebSphere® Application Server ツール wsadmin について 詳しくは、コマンド (wsadmin スクリプト)を 参照してください。

このタスクについて

メディエーション・フローがレジストリーを照会すると、 返された情報が、WSRR 定義に関連したキャッシュに格納されます (サービス・エンドポイント およびメディエーション・ポリシーに関連した情報をキャッシュできます)。
wsadmin を使用して キャッシュを消去するには、タイプ ServiceRegistry の MBean に対する参照が 必要です。消去する必要があるレジストリーの各インスタンスの ServiceRegistry MBean を取得してから、その MBean を使用してキャッシュを消去する 必要があります。
注: ServiceRegistry MBean は、WSRR 定義で 定義されている WSRR インスタンスがエンドポイント・ルックアップ・メディエーション・プリミティブ またはポリシー解決メディエーション・プリミティブによって初めて照会されたときに 作成されます。
手順
  1. コマンド行から wsadmin を開始します。
  2. wsadmin で、特定の ServiceRegistry MBean に対する参照を取得します。 以下に例を示します。
    wsadmin>set wsrrDef [$AdminControl completeObjectName
    WebSphere:type=ServiceRegistry,mbeanIdentifier=testWSRR1,*]
    この例では、JACL を 使用して ServiceRegistry MBean に対する参照を変数 wsrrDef に 設定しています。
    注: Network Deployment 環境には、各 ServiceRegistry MBean のインスタンスが 複数存在する場合があるため、それぞれのインスタンスでキャッシュを 消去する必要があります。
  3. 参照を取得した ServiceRegistry MBean に対する expireCache 操作を 呼び出します。 例えば、次のようにします。
    wsadmin>$AdminControl invoke $wsrrDef expireCache
    .

タスクの結果

ServiceRegistry MBean のインスタンスに関連したキャッシュが 消去されます。

task タスク・トピック

ご利用条件 | フィードバック


タイムスタンプ・アイコン 最終更新: 2010/07/05


http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/dmndhelp/v6r2mx/topic//com.ibm.websphere.wesb620.doc/tasks/tadm_exclearwsrr.html
Copyright IBM Corporation 2005, 2010. All Rights Reserved.
このインフォメーション・センターでは Eclipse テクノロジーが採用されています (http://www.eclipse.org)。