WebSphere Enterprise Service Bus for z/OS バージョン 6.2.0 オペレーティング・システム: z/OS


EJB バインディングの管理

EJB インポート・バインディングは、WebSphere® 管理コンソールで構成できます。

始める前に

EJB バインディングの確認または編集を行うには、サーバー・プロファイル内の Service Component Architecture (SCA) アプリケーションの一部としてそのバインディングがインストールされている必要があります。

このタスクについて

EJB インポート・バインディングの構成

EJB インポートで呼び出す EJB は、以下のいずれかの組み合わせで実行できます。どのシナリオでも、以下のようにして正しい JNDI 名を指定することが重要です。
表 1. EJB インポートの JNDI 名の構成
SLSB シナリオ JNDI 構成情報
別の J2EE モジュールの WebSphere Process Server グローバルの名前空間に合わせて EJB インポート・バインディングの JNDI 名を設定します。さらに、EJB インポート・バインディングで指定する JNDI 名が、J2EE モジュールのバインディング・ファイルで指定されている名前と一致していることも確認します。
リモートの WebSphere Process Server または WebSphere Application Server WebSphere Process Server 管理コンソールを使用して、EJB バインディング・タイプの名前空間バインディングを作成します。 そのための場所は、「環境」 > 「ネーミング」 > 「名前空間」にあります。名前空間バインディングの「名前空間」フィールドで指定する名前は、EJB インポートのバインディング構成で指定されている JNDI 名と一致していなければなりません。
リモートの J2EE サーバー (WebSphere Process Server または WebSphere Application Server 以外) WebSphere Process Server 管理コンソールを使用して、J2EE サーバーに COSNaming インターフェースが用意されている場合はタイプ CORBA の名前空間バインディング、そうでない場合は間接タイプの名前空間バインディングを作成します。そのための場所は、「環境」 > 「ネーミング」 > 「名前空間」にあります。名前空間バインディングの「名前空間」フィールドで指定する名前は、EJB インポートのバインディング構成で指定されている JNDI 名と一致していなければなりません。
実装に WebSphere Application Server がかかわっている場合は、WebSphere Application Server 管理コンソールを使用した追加の構成が必要になる可能性もあります。
注: EJB インポート・バインディングの JNDI 名以外のすべてのプロパティーは読み取り専用です。DataHandler、FunctionSelector、FaultSelector の各プロパティーは表示可能ですが、構成はできません。

WebSphere Process Server 管理コンソールを使用して、EJB インポートのプロパティーの表示または構成を行うには、以下の手順を実行します。

手順
  1. SCA モジュールを選択します。 管理コンソールから「アプリケーション」 > 「SCA モジュール」をクリックした後、「modulename」をクリックします。
  2. 「モジュール・コンポーネント」の下で、「インポート」を展開します。 インストールされているインポートのリストが表示されます。
  3. インポートを展開した後、「バインディング」を展開します。 管理可能なバインディングのリストが表示されます。
  4. 確認対象または編集対象のバインディングをクリックします。

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タイムスタンプ・アイコン 最終更新: 2010/07/05


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