WebSphere Enterprise Service Bus バージョン 6.2.0 オペレーティング・システム: AIX、HP-UX、i5/OS、Linux、Solaris、Windows


構文図の規則

コマンド解説書に付属している構文図を参照する場合は、ここで説明する規則を参考にしてください。

構文図は、先頭行の左端から右へ、上から下へと進みます。 水平線は、コマンドの入力時に使用するパラメーターのメインパスを表します。 メインパスから離れたパラメーターはオプションで、このパラメーターを省略した場合はデフォルト値が使用されます。

記号と句読点

構文図では、以下の記号を使用します。
記号 説明
>> コマンド構文の開始を表わします。
> コマンド構文が継続することを表わします。
| コマンド構文のフラグメント (またはコマンドの一部) の開始と終了を表わします。
>< コマンド構文の終了を表わします。

構文図に指定されている句読点 (コロン、セミコロン、コンマ、引用符、負符号 (-) など) は、すべて入力する必要があります。

パラメーター

構文図では、以下の種類のパラメーターが使用されます。
必須
必須パラメーターは、メインパスの線上に記述されます。
オプション
オプション・パラメーターは、メインパスの下に記述されます。
デフォルト
デフォルト・パラメーターは、メインパスの上に記述されます。
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                      .-Default_variable-.                       
>>-Required_variable--+------------------+--Optional_parameter-><

パラメーターは、キーワードまたは変数として分類されます。キーワードは、図に記述されているとおり正確に入力する必要があります。構文図の変数 (指定する名前や値) は、イタリック体で記述されます。

単一行のコマンド

次の例の USER コマンドはキーワードです。必須の変数パラメーターは user_id で、オプションの変数パラメーターは password です。 これらの変数パラメーターに、独自の値を設定します。

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>>-USER-- --user_id-- --+----------+---------------------------><
                        '-password-'   

複数行のコマンド

構文図が複数行にわたる場合、1 行目の終わりと 2 行目の始まりにそれぞれ単一の矢印が記述されます。

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>>-複数行にわたる構文図の最初の行--サブコマンド、パラメーター、変数を 2 行目以降に記述----------------><

選択項目

排他的な必須パラメーターの選択項目は、メインパスの線上を起点として垂直方向に記述されます。 この場合、いずれかのパラメーターを選択する必要があります。

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>>-+-Choice_1-+------------------------------------------------><
   '-Choice_2-'   

排他的なオプション・パラメーターの選択項目は、メインパスの 1 行下を起点として垂直方向に記述されます。
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>>-+----------+------------------------------------------------><
   +-Option_1-+   
   '-Option_2-'   

英数字以外の文字

英数字以外の文字は、構文図に示されたとおりにすべて入力する必要があります。例えば、OPERAND=(001,0.001) を入力する必要がある場合は、構文図では次のように示されます。
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>>-OPERAND--=--(--001--,--0--.--001--)-------------------------><

ブランク・スペース

構文図に記述されているすべてのブランク・スペースを入力する必要があります。 例えば、OPERAND=(001 FIXED) を入力する場合、構文図では次のように記述されます。
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>>-OPERAND--=--(--001-- --FIXED--)-----------------------------><

デフォルト・パラメーター

デフォルト・パラメーターとその値は、メインパスの 1 行上に記述されます。パラメーターを省略した場合、この値がシステムで使用されます。
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   .-Parameter=default-.   
>>-+-------------------+---------------------------------------><

構文フラグメント

構文図によっては、構文フラグメントが含まれている場合があります。この構文フラグメントは、長くて複雑な構文図や、反復が多い構文図を分割する場合に役立ちます。 構文フラグメントの名前は、構文図とフラグメントの見出しに大文字と小文字の両方で記述されます。フラグメントは、中心となる構文図の下に記述されます。
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>>-Command-- --| Operands |------------------------------------><

Operands

|--Operand1--,--Operand2--,--Operand3---------------------------|


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タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: 2010/07/09


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