このタスクについて
クラスターのすべてのメンバーの開始を要求すると、クラスターの状態が partially started (一部開始済み) に変更され、そのクラスターのメンバーである各サーバーが起動します (実行中でない場合)。クラスターのすべてのメンバーが実行中になると、クラスターの状態は running (実行中) に変更されます。
Ripplestart オプションを指定すると、各サーバーが停止してから、順に開始されます。
ヒント: クラスターを使用している場合、「アプリケーション・サーバー」サブコンポーネント (「サーバー」>「アプリケーション・サーバー」>「server_name」>「管理」>「サーバー・コンポーネント」>「アプリケーション・サーバー」) の「初期状態」プロパティーは、クラスターの開始時にクラスター内の個々のサーバーの状態を制御する目的では使用できません。これは、サーバーの「アプリケーション・サーバー」サブコンポーネントの状態を制御するためのものです。クラスターの個々のメンバーを開始および停止するには、管理コンソールの「サーバー」のオプションを使用するか、またはコマンド行のコマンド (startServer および stopServer) を使用する方法をお勧めします。
リモート・メッセージング または
リモート・メッセージングおよびリモート・サポート のデプロイメント環境パターンを使用する場合、複数のクラスターが相互に依存することになります。そのような場合には、発生する可能性のある起動の問題を回避するために、以下の順でインフラストラクチャーおよびクラスターを開始します。
- インフラストラクチャーの開始順序:
- データベース、Lightweight Directory Access Protocol (LDAP)、および Web サーバー
- デプロイメント・マネージャー (必要な場合)
- ノード・エージェント
- クラスターの開始順序:
- メッセージング・インフラストラクチャー・クラスター
- サポート・クラスター (CEI)
- アプリケーション・デプロイメント・クラスター
クラスターを開始するには、以下のステップを実行します。