WebSphere Enterprise Service Bus バージョン 6.2.0 オペレーティング・システム: AIX、HP-UX、i5/OS、Linux、Solaris、Windows


共通データベース構成用の manageprofiles パラメーター (データベース製品ごと)

共通データベースを構成するには、特定の manageprofiles コマンド・パラメーターを使用します。指定するパラメーターは、使用中のデータベース製品と、作成するプロファイルの型によって異なることがあります。

このトピックの表には、サポートされるあらゆるデータベース製品を使用して共通データベースを構成するために使用可能な manageprofiles パラメーターが示されています。 共通データベース構成に関連付けられたパラメーターには、一般的に接頭部「-db」(-dbType-dbDelayConfig など) が付いています。. manageprofiles パラメーターの完全なリスト (デフォルト値を含む) については、manageprofiles パラメーターというトピックを参照してください。いろいろなタイプのプロファイルを作成または拡張するために使用する manageprofiles コマンドの例は、トピック manageprofiles コマンドによる Derby または DB2 データベースのプロファイルの作成 - 例および manageprofiles コマンドによる Derby または DB2 データベースのプロファイルの拡張 - 例で見ることができます。

データベース構成に使用できるパラメーターを表示するには、以下のリストからデータベース製品を選択してください。

カスタム・プロファイルで使用できるパラメーターは、-dbType-dbJDBCClasspath だけです。これは、カスタム・プロファイルの統合先のデプロイメント・マネージャーで使用される共通データベースのタイプおよびドライバーの場所を識別するだけだからです。

Derby Embedded の場合

表 1 には、Derby Embedded でスタンドアロン・サーバー・プロファイルによって使用される共通データベースを構成するために使用可能な manageprofiles パラメーターが示されています。

表 1. 共通データベースの構成に使用できる manageprofiles パラメーター (Derby Embedded を使用)
パラメーター
スタンドアロン・サーバー・プロファイルの場合
-dbCreateNew (常に true にする必要があります)
-dbName
-dbOutputScriptDir
-dbType
-fileStoreForME (スタンドアロン・サーバー・プロファイルの場合のみ)

Derby Network Server の場合

表 2 には、Derby Network Server でスタンドアロン・サーバー、デプロイメント・マネージャー、またはカスタム・プロファイルによって使用される共通データベースを構成するために使用可能な manageprofiles パラメーターが示されています。

表 2. 共通データベースの構成に使用できる manageprofiles パラメーター (Derby Network Server を使用)
パラメーター
カスタム・プロファイル用
-dbType
-dbJDBCClasspath
 
スタンドアロン・サーバー・プロファイルまたはデプロイメント・マネージャー・プロファイル用
-dbCommonForME (スタンドアロン・サーバー・プロファイルの場合のみ)
-dbCreateNew (常に true にする必要があります)
-dbHostName
-dbName
-dbOutputScriptDir
-dbPassword
-dbServerPort
-dbType
-dbUserId
-fileStoreForME (スタンドアロン・サーバー・プロファイルの場合のみ)

DB2 Universal の場合

表 3 には、DB2 Universal でスタンドアロン・サーバー、デプロイメント・マネージャー、またはカスタム・プロファイルによって使用される共通データベースを構成するために使用可能な manageprofiles パラメーターが示されています。

表 3. 共通データベースの構成に使用できる manageprofiles パラメーター (DB2 Universal を使用)
パラメーター
カスタム・プロファイル用
-dbJDBCClasspath
-dbType
 
スタンドアロン・サーバー・プロファイルまたはデプロイメント・マネージャー・プロファイル用
-dbCommonForME (スタンドアロン・サーバー・プロファイルの場合のみ)
-dbCreateNew
-dbDelayConfig
-dbDriverType
-dbHostName
-dbJDBCClasspath
-dbName
-dbOutputScriptDir
-dbPassword
-dbServerPort
-dbType
-dbUserId
-fileStoreForME (スタンドアロン・サーバー・プロファイルの場合のみ)

DB2 Universal Runtime Client の場合

表 4 には、DB2 Universal Runtime Client でスタンドアロン・サーバー、デプロイメント・マネージャー、またはカスタム・プロファイルによって使用される共通データベースを構成するために使用可能な manageprofiles パラメーターが示されています。

表 4. 共通データベースの構成に使用できる manageprofiles パラメーター (DB2 Universal Runtime Client を使用)
パラメーター
カスタム・プロファイル用
-dbJDBCClasspath
-dbType
 
スタンドアロン・サーバー・プロファイルまたはデプロイメント・マネージャー・プロファイル用
-dbCommonForME (スタンドアロン・サーバー・プロファイルの場合のみ)
-dbCreateNew
-dbDelayConfig
-dbJDBCClasspath
-dbName
-dbOutputScriptDir
-dbPassword
-dbType
-dbUserId
-fileStoreForME (スタンドアロン・サーバー・プロファイルの場合のみ)

DB2 UDB for iSeries (ネイティブ)DB2 UDB for iSeries (ツールボックス)DB2 for i5/OS (ネイティブ)、 および DB2 for i5/OS (ツールボックス) の場合

表 5 には、i5/OS® オペレーティング・システムに提供されたデータベース上で、スタンドアロン・サーバー、デプロイメント・マネージャー、またはカスタム・プロファイルによって使用される共通データベースを構成するために使用可能な manageprofiles パラメーターが示されています。

表 5. i5/OS オペレーティング・システムに提供されたデータベースを使用した共通データベースの構成のために使用可能な manageprofiles パラメーター
パラメーター
カスタム・プロファイル用
-dbJDBCClasspath
-dbType
 
スタンドアロン・サーバー・プロファイルまたはデプロイメント・マネージャー・プロファイル用
-dbCommonForME (スタンドアロン・サーバー・プロファイルの場合のみ)
-dbCreateNew
-dbDelayConfig
-dbHostName (ツールボックス・ドライバーの場合、リモート・データベース・ホスト名を指定する必要があります)
-dbJDBCClasspath
-dbName
-dbOutputScriptDir
-dbPassword
-dbSchemaName
-dbType
-dbUserId
-fileStoreForME (スタンドアロン・サーバー・プロファイルの場合のみ)

DB2 for z/OS v8 および DB2 for z/OS v9 の場合

表 6 には、DB2 for z/OS v8 または DB2 for z/OS v9 でスタンドアロン・サーバー、デプロイメント・マネージャー、またはカスタム・プロファイルによって使用される共通データベースを構成するために使用可能な manageprofiles パラメーターが示されています。

表 6. DB2 for z/OS v8 または DB2 for z/OS v9 を使用した共通データベースの構成のために使用可能な manageprofiles パラメーター
パラメーター
カスタム・プロファイル用
-dbJDBCClasspath
-dbType
 
スタンドアロン・サーバー・プロファイルまたはデプロイメント・マネージャー・プロファイル用
-dbCommonForME (スタンドアロン・サーバー・プロファイルの場合のみ)
-dbConnectionLocation
-dbCreateNew (常に false にする必要があります)
-dbDelayConfig
-dbHostName
-dbJDBCClasspath
-dbName
-dbOutputScriptDir
-dbPassword
-dbSchemaName
-dbServerPort
-dbStorageGroup
-dbType
-dbUserId
-fileStoreForME (スタンドアロン・サーバー・プロファイルの場合のみ)

Oracle 9iOracle 10g、および Oracle 11g の場合

表 7 には、Oracle 9iOracle 10g、または Oracle 11g でスタンドアロン・サーバー、デプロイメント・マネージャー、またはカスタム・プロファイルによって使用される共通データベースを構成するために使用可能な manageprofiles パラメーターが示されています。

表 7. Oracle 9iOracle 10g、または Oracle 11g を使用した共通データベースの構成のために使用可能な manageprofiles パラメーター
パラメーター
カスタム・プロファイル用
-dbJDBCClasspath
-dbType
 
スタンドアロン・サーバー・プロファイルまたはデプロイメント・マネージャー・プロファイル用
-dbCommonForME (スタンドアロン・サーバー・プロファイルの場合のみ)
-dbCreateNew (常に false にする必要があります)
-dbDelayConfig
-dbDriverType
-dbHostName
-dbJDBCClasspath
-dbName
-dbOutputScriptDir
-dbPassword
-dbServerPort
-dbType
-dbUserId
-fileStoreForME (スタンドアロン・サーバー・プロファイルの場合のみ)

Informix Dynamic Server の場合

表 8 には、Informix Dynamic Server でスタンドアロン・サーバー、デプロイメント・マネージャー、またはカスタム・プロファイルによって使用される共通データベースを構成するために使用可能な manageprofiles パラメーターが示されています。

表 8. 共通データベースの構成に使用できる manageprofiles パラメーター (Informix Dynamic Server を使用)
パラメーター
カスタム・プロファイル用
-dbJDBCClasspath
-dbType
 
スタンドアロン・サーバー・プロファイルまたはデプロイメント・マネージャー・プロファイル用
-dbCommonForME (スタンドアロン・サーバー・プロファイルの場合のみ)
-dbCreateNew
-dbDelayConfig
-dbHostName
-dbInstance
-dbJDBCClasspath
-dbLocation (-dbCreateNew が true の場合のみ)
-dbName
-dbOutputScriptDir
-dbPassword
-dbServerPort
-dbType
-dbUserId
-fileStoreForME (スタンドアロン・サーバー・プロファイルの場合のみ)

Microsoft SQL Server の場合

表 9 には、Microsoft® SQL Server でスタンドアロン・サーバー、デプロイメント・マネージャー、またはカスタム・プロファイルによって使用される共通データベースを構成するために使用可能な manageprofiles パラメーターが示されています。このデータベース用の JDBC ドライバーとしては、DataDirect Connect JDBC (XA) 3.5 ビルド 37 (タイプ 4)、IBM WebSphere embedded Connect JDBC (XA) 3.5 ビルド 37 (タイプ 4)、および Microsoft SQL Server JDBC Driver バージョン 1.2 の 3 つがあります。「データベース構成」ページに表示されるドライバー名は、Microsoft SQL Server (DataDirect)、Microsoft SQL Server (Embedded)、および Microsoft SQL Server (Microsoft) です。
注: Microsoft SQL Server JDBC Driver バージョン 1.2 に対するサポートは、WebSphere Process Server バージョン 6.2.0.1 で追加されました。
表 9. Microsoft SQL Server を使用した共通データベースの構成のために使用可能な manageprofiles パラメーター
パラメーター
カスタム・プロファイル用
-dbJDBCClasspath
-dbType
 
スタンドアロン・サーバー・プロファイルまたはデプロイメント・マネージャー・プロファイル用
-dbCommonForME (スタンドアロン・サーバー・プロファイルの場合のみ)
-dbCreateNew
-dbDelayConfig
-dbHostName
-dbJDBCClasspath
-dbName
-dbOutputScriptDir
-dbPassword
-dbServerPort
-dbType
-dbUserId
-fileStoreForME (スタンドアロン・サーバー・プロファイルの場合のみ)

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タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: 2010/07/05


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