WebSphere Enterprise Service Bus バージョン 6.2.0 オペレーティング・システム: AIX、HP-UX、i5/OS、Linux、Solaris、Windows


configSCAJMSForServer コマンド

管理コンソールの代わりにこのコマンドを使用して、特定のサーバーで JMS リソースを使用する Service Component Architecture (SCA) アプリケーションを実行するように構成できます。1 つのファイル内に多数のコマンドを指定して、管理コンソール・パネルをナビゲートせずに、多数の構成をバッチ処理することができます。

始める前に

configSCAJMSForServer コマンドは、wsadmin スクリプト・クライアントの AdminTask オブジェクトを使用して実行されます。

次のコマンドを使用して、すべての SCA 管理コマンドをリストできます。
wsadmin> $AdminTask help SCAAdminCommands
次のコマンドを使用して、特定のコマンドに関する詳細ヘルプを取得できます。
wsadmin> $AdminTask help command_name

構文

$AdminTask configSCAJMSForServer {-paramName paramValue ...}

目的

configSCAJMSForServer コマンドを使用して、JMS リソースを使用する SCA アプリケーションをサポートするようにサーバーを準備します。この wsadmin コマンドは、管理コンソールを使用して構成を実行する代わりに使用されます。

必須パラメーター

-serverName nameofserver
構成しているサーバーを識別する必須パラメーター。
-nodeName nameofnode
サーバーが属するノードを識別する必須パラメーター。

オプション・パラメーター

-appBusDataSource SCAApplicationBusSource
SCA.APPLICATION バスで使用している既存のデータ・ソース。
-remoteMELocation remoteMELocation
リモート・メッセージング・エンジンの場所。このサーバーに 配置されている SCA モジュールが、別のサーバーまたはクラスターにあるメッセージング・エンジンに ホストされているキュー宛先を使用する場合、このパラメーターを指定します。
次のいずれかの方法で、remoteMELocation を指定してください。
  • WebSphere:cluster=clustername
  • WebSphere:node=nodeName,server=serverName
-meAuthAlias userid
メッセージング・エンジンへのアクセスに使用する既存の認証別名。
-appBusSchemaName appMEBusSchema
SCA.APPLICATION バス・メッセージング・エンジンのスキーマ名。このパラメーターのデフォルトは、IBMWSSIB です。
-createTables true | false
メッセージング・エンジン・データ・ストアのテーブルを作成するかどうかを指定するオプション・パラメーター。このパラメーターのデフォルト値は、true です。

次の例は、リモート・メッセージング・エンジン NJMECluster を使用して、ノード NYServerFarm 上のサーバー mySCAAppServer を SCA JMS 用に構成する方法を示しています。
$AdminTask configSCAJMSForServer {-serverName mySCAAppServer -nodeName NYServerFarm
   -remoteMELocation WebSphere:cluster=NJMECluster -meAuthAlias mySCAAlias
	 -appBusSchemaName NYSysSchema}

$AdminConfig save
次の例は、ローカル・メッセージング・エンジンを使用して、ノード bgmServerFarm 上のサーバー newSCAAppServer を SCA JMS 用に構成する方法を示しています。
$AdminTask configSCAJMSForServer {-serverName newSCAAppServer -nodeName bgmServerFarm
   -appBusDataSource jdbc/com.ibm.ws.sib/SCA.APPLICATION.bgmServerFarm.Cell.Bus
   -appBusSchemaName BGMSysSchema} 

$AdminConfig save

reference 参照トピック

ご利用条件 | フィードバック


タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: 2010/07/09


http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/dmndhelp/v6r2mx/topic//com.ibm.websphere.wesb620.doc/doc/rref_cfgscajmsservercmd.html
Copyright IBM Corporation 2005, 2010. All Rights Reserved.
このインフォメーション・センターでは Eclipse テクノロジーが採用されています (http://www.eclipse.org)。