このセクションでは、WebSphere® ESB の各種パフォーマンス統計について説明します。
WebSphere ESB では最大 28 のパフォーマンス統計をモニターできます。 これらのうち 3 つの統計がすべてのサーバー・イベントに適用可能であり、その他の 25 の統計は Service Component Architecture (SCA) レベルで適用されます。 SCA とは、アプリケーションが実際に処理されるレイヤーであり、Common Event Infrastructure により処理される WebSphere ESB イベントとは異なります。 SCA 固有の統計は、1 つ以上のサービス・コンポーネントで構成されるアプリケーションのサービス呼び出しから計算されます。SCA 固有の統計を使用して、アプリケーションの処理のさまざまなパフォーマンス測定を評価できます。
すべてのパフォーマンス測定は、カウンター (特定のイベント・ポイントの累積発生回数) またはタイマー (2 つのイベント・ポイント発生時点間の経過時間 (ミリ秒単位)) のいずれかです。