i5/OS® オペレーティング・システムでの WebSphere® ESB 製品のインストールの問題についてトラブルシューティングを行う場合に役立つ可能性のある情報源を参照できます。
WebSphere ESB では、問題のトラブルシューティングのための方法をいくつか提供しています。使用する方法は、問題の性質によって異なります。通常、さまざまな方法を組み合わせて問題の原因を判別してから、問題を解決するための適切な方法を決定します。
以下のリソースは、一般的なトラブルシューティングを支援するものです。
WebSphere Application Server for OS/400® ニュースグループ。 この System i テクニカル・サポートの Web ベースのフォーラムは、WebSphere Application Server for i5/OS および OS/400 専用です。
サーバーに間違ったバージョンの i5/OS がインストールされています。
WebSphere ESB が、 i5/OS V5R4 および V6R1 で稼働しています。この製品を前のリリースの i5/OS にインストールすることはできません。
IBM® Development Kit for Java™ V1.5 がインストールされていません。
ローカルおよびリモートのコマンド行インストールでは JDK 1.5 が必要です。製品 5722-JV1 オプション 7 をインストールして、JDK 1.5 を取得してください。オプション 7 をインストールした後、JDK 1.5 固有の修正を適用するため、累積 PTF パッケージおよび Java グループ PTF を再インストールする必要があります。
ホスト・サーバーが開始されていないか、または正常に開始されませんでした。
インストール・プロセスでは、i5/OS ホスト・サーバーが実行されている必要があります。ホスト・サーバーを開始するには、CL コマンド行から次のコマンドを実行します。
STRHOSTSVR SERVER(*ALL)
ホスト・サーバー開始時に「ホスト・サーバー・デーモン・ジョブで、IPX を使用して通信することができません。(Host server daemon jobs unable to communicate using IPX.)」以外のエラーが発生した場合、エラー・メッセージの指示に従って問題を解決してください。問題が解決した後、ホスト・サーバーを開始して、再度 WebSphere ESB Server のインストールを試行します。
「オブジェクトが見つかりません」または「許可されていません」というエラーのためにインストールが失敗しました。
製品をインストールしているユーザーのユーザー・プロファイルには *ALLOBJ および *SECADM 特殊権限が必要です。
ポートの競合
WebSphere Application Server のスタンドアロン・インストールが複数ある場合、または同じ物理 i5/OS マシンで WebSphere Enterprise Service Bus や WebSphere Process Server のような WebSphere Application Server をバンドルするスタック製品が複数インストールされている場合は、ポート競合が存在する可能性があります。