WebSphere Enterprise Service Bus バージョン 6.2.0 オペレーティング・システム: AIX、HP-UX、i5/OS、Linux、Solaris、Windows


マイグレーション済みスタンドアロン・サーバー用の共通データベースの作成

マイグレーション済みスタンドアロン・サーバー用の共通データベースを作成するには、commonDBMigrate602.bat を実行します。

始める前に

commonDBMigrate602.bat を実行する前に、サーバーが正常にマイグレーション済みであることを確認してください。

このタスクについて

このタスクで説明する手順は、バージョン バージョン 6.0.2 から バージョン 6.2.x にマイグレーションする場合にのみ該当します。

このタスク・トピックでは、commonDBMigrate602.bat を実行して、マイグレーション済みスタンドアロン・サーバー用の共通データベースを作成する手順について説明します。

commonDBMigrate602.bat を実行すると、リレーションシップ・サービスおよびリカバリー用のデータベース表が作成されます。

手順
  1. commonDBMigrate602.bat の所在を特定します。

    commonDBMigrate602.bat ファイルは install_dir/util ディレクトリーにあります。

  2. 必要な構成に基づいて、commonDBMigrate602.bat 内のパラメーターを更新します。

    共通データベース、テーブル、索引、WebSphere 変数、WebSphere JDBC Driver、WebSphere データ・ソース、およびその他の WebSphere リソースを作成するには、必要な構成に基づいて、スクリプト内のパラメーターを更新する必要があります。commonDBMigrate602.batcommonDBMigrate602.sh

    各データベースには、このスクリプトから ant スクリプトが呼び出される場合に、受け渡すか (一部で必要) または内部でデフォルトに設定することのできる固有パラメーターが必要です。データベース製品別のパラメーターのリストについては、『共通データベース構成用の manageprofiles パラメーター (データベース製品ごと)』を参照してください。

    以下の表に、各パラメーターの名前と、DB2 データベース用のサンプル値を示します。入力する値は、ご使用のサイトの命名規則と構成によって異なります。
    表 1. commonDBMigrate602.bat で設定するパラメーター値
    パラメーター 注釈
    profile.type default プロファイルがスタンドアロンの場合は、default を profileType として設定します。
    WAS_HOME C:\ESB62 WebSphere ESB のインストール先ディレクトリー
    profileName ESB01 マイグレーション・プロセス中に作成されたバージョン 6.2 のプロファイル名
    cellName miracleNode01Cell プロファイルのセル名
    nodeName miracleNode01 プロファイルのノード名
    templatePath %WAS_HOME%\profileTemplates\ default.esbserver プロファイルに使用するテンプレートのパス
    scope.level node プロファイルがスタンドアロンの場合は、node を scope として設定します。
    dbCreateNew false 既存のデータベースが使用されます。新しいデータベースを作成する場合は、true に設定します。
    dbDelayConfig false SQL スクリプトの実行を遅らせる場合は、このパラメーターを true に設定します。
    注: dbDelayConfig の値を true に設定した場合は、commonDBMigrate602.bat の実行後に、生成された SQL ファイルを手動で実行する必要があります。生成された SQL ファイルは <profile>/dbscripts/CommonDB ディレクトリーにあります。 サーバーを始動する前に、必ずこれらの SQL ファイルを実行してください。
    dbHostName miracle.usca.ibm.com DB2 Universal ホスト名
    dbJDBCClasspath %WAS_HOME%\ universalDriver_wbi\lib 選択したデータベース・タイプの JDBC ドライバーの場所
    dbName WPRCSDB 作成および使用する DB2_UNIVERSAL のデータベース名
    dbType DB2_UNIVERSAL DB2_UNIVERSAL のデータベース・キー
    dbPassword db2admin DB2_UNIVERSAL のユーザー
    dbUserId db2admin DB2_UNIVERSAL のユーザーのパスワード
    dbServerPort 50000 DB2_UNIVERSAL に使用するサーバー・ポート
  3. commonDBMigrate602.bat を実行します。
  4. 生成されたログ configDatabase.ant.log、configRecovery.ant.log、および configRelationship.ant.log で例外が発生していないかどうかを検証します。これらのログは %WAS_HOME%\logs\manageprofiles\ESB01 にあります。

task タスク・トピック

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タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: 2010/07/05


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