WebSphere Enterprise Service Bus バージョン 6.2.0 オペレーティング・システム: AIX、HP-UX、i5/OS、Linux、Solaris、Windows


ビルド定義ウィザード: 「ビルド情報」パネル

「ビルド情報」パネルで、カスタマイズ・インストール・パッケージ (CIP) のビルド設定を指定します。

ビルド定義ウィザードでは、CIP の出力ロケーションを指定する XML ビルド定義ファイルを作成します。ファイルの名前とロケーションは、どちらもユーザーが制御します。ビルド定義ファイルは、常にビルド定義ウィザード・マシン上のディレクトリー・パスに保存されます。「ビルド定義」フィールドにビルド定義ファイルの名前を指定します。ビルド定義ファイルは、処理エンジンの応答ファイルと考えることができます。この XML ファイルは、処理エンジンが CIP のすべてのコンポーネントを配置するために必要な情報を提供します。「カスタマイズ・インストール・パッケージ」フィールドで、CIP を作成するディレクトリーの名前を指定します。Installation Factory は、CIP を含む圧縮ファイルを作成し、そのファイルをユーザーが名前を指定したディレクトリーに格納します。

For Windows operating system 注: CIP ビルド・ディレクトリーの文字数は、30 文字以下にする必要があります。

処理エンジンは、ビルド定義ファイルから CIP ロケーションを読み取り、CIP を格納する場所を判別します。

この図はビルド定義ウィザードから始まるフローで、ビルド定義 XML の作成までの過程を示しています。このフローは処理エンジンにつながり、そこから「WebSphere ソフトウェア用の自動カスタマイズ・インストール・パッケージ」と示された開いた箱型のアイコンにつながります。この下に、カスタマイズ・インストール・パッケージのビルド・ロケーションが「/opt/ifactory/wpsimages」と示されています。

ファイルおよびディレクトリーの場所は、フィールドに直接入力できます。 または、接続モードで「参照」をクリックして、既存のビルド定義ファイルまたは既存の CIP を検索し、選択します。CIP ディレクトリー・パスはターゲット・マシン上にあります。切断モードで作業している場合は、適切なパスを入力する必要があり、さらにそのパスがリモート・システムに対して適切である必要があります。例えば、ビルド定義ディレクトリーのパスとファイル名は、以下のようになります。

対応する CIP ビルド・ディレクトリーのパスは以下のようになります。

「次へ」をクリックすると、検証が実行されます。検証では、ビルド・ディレクトリー・パスが正しいフォーマットであることが検査されます。


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タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: 2010/07/05


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