バージョン間マイグレーション・ウィザードは、WebSphere® ESB の旧バージョンから新バージョンへのマイグレーションを支援するグラフィカル・インターフェースです。
マイグレーション・ウィザードは、WBIPreUpgrade コマンドおよび WBIPostUpgrade コマンドを使用して、データおよびアプリケーションを WebSphere ESB の旧バージョンから新バージョンにマイグレーションします。
このステップでは、旧バージョンのサーバー・リソース、セキュリティー、変数、および仮想ホストに関するアプリケーションおよび構成情報が、新規バージョンのサーバーに転送されます。保存されている情報はすべて、各製品の profile_dir/config/cells ディレクトリー内の XML ファイルにあります。
WBIPreUpgrade ツールは、選択されたファイルを install_root および profile_root ディレクトリーから、ウィザード・パネルで指定したバックアップ・ディレクトリーに保存します。マイグレーションを行うと、ファイルはバックアップ・ディレクトリーのサブディレクトリー profiles/profile_name および websphere_backup に保存されます。
後でマイグレーション・ウィザードは WBIPostUpgrade ツールを使用して、バックアップ・ディレクトリー内の選択したプロファイル環境を WebSphere ESB の新しいプロファイル環境に復元します。
マイグレーション・ウィザードでは、プロンプトが表示されて情報を入力するよう要求されます。マイグレーション・ウィザードを起動する前に、以下の情報を収集しておいてください。