スタンドアロン構成は、WebSphere® ESB for z/OS® で最も単純な構成タイプです。スタンドアロン構成には、アプリケーション・サーバーを実行する単一ノードと、単一 z/OS® システムまたは LPAR で稼働する 1 つのデーモン・サーバーが含まれています。Derby データベースは、テスト・システムにのみ使用してください。
実動システムには、DB2® データベースを使用してください。
始める前に
WebSphere ESB を構成するには、事前に以下のタスクを完了しておく必要があります。
手順
- 編集済みの応答ファイルの絶対パスを指定して、zWESBConfig.sh 構成スクリプトを実行します。 例:
zWESBConfig.sh -augment -response /working_directory_path/standAloneProfile.rsp
ここで、working_directory_path は、編集した standAloneProfile.rsp ファイルのロケーションを表します。
コマンドについて詳しくは、zWESBConfig.sh スクリプトを参照してください。
- 構成が実行されるのを待ちます。
スクリプトの実行が終了したら、コンソールに表示されるメッセージを確認します。
スクリプトが正常に実行された場合、エラー・メッセージは表示されず、「プロファイルの拡張が完了しました (augmenting profile(s) complete)」という情報メッセージが表示されます。
- サーバーを始動します。詳しくは、スタンドアロン・サーバーの開始を参照してください。
- 以下の手順で、管理コンソールに WebSphere ESB の情報が表示されることを確認します。
- ブラウザー・ウィンドウを開き、表示するサーバーの URL を入力して、管理コンソールを開きます。 例:
http://server_name.domain_name:port_number/admin
- 管理コンソールにログインします。
- ウェルカム・ページに WebSphere ESB が表示されることを確認します。WebSphere ESB をクリックして詳細を表示することもできます。
- 管理コンソール内を移動して、アプリケーションおよびメッセージング・エンジンが開始済みであることを確認します。
- スタンドアロン・サーバー構成を格納しているデータ・セットをバックアップします。
次のタスク
これで、スタンドアロン・サーバーにアプリケーションをデプロイできるようになりました。