WebSphere Enterprise Service Bus バージョン 6.2.0 オペレーティング・システム: AIX、HP-UX、i5/OS、Linux、Solaris、Windows


オペレーティング・システムのレジストリー・キー

WebSphere® ESB および関連製品をネイティブのオペレーティング・システム・レジストリーに登録するには、インストールの手順に従います。 このトピックでは、指定可能なレジストリー・キーの値について説明します。

インストール済み環境は、ネイティブのオペレーティング・システム・レジストリーに登録されます (例えば、Linux® システムでの Red Hat Package Manager (RPM) など)。
注: root 以外でインストールを実行する場合は、ネイティブのオペレーティング・システム・レジストリーに登録することはできません。
InstallShield MultiPlatform (ISMP) のインストール・ウィザードでは、ウィザードが実行したインストール処理を追跡するために ISMP が使用する製品コードのリストが格納されている .nifregistry ファイルと vpd.properties ファイルも作成されます。
For i5/OS operating system i5/OS® 対応のライセンス・プログラム製品コードは、以下のとおりです。 その他の WebSphere ESB オプションのいずれかをインストールした場合は、5724L01 WebSphere Process Server V6.2 となります。
レジストリー項目について詳しくは、『root 以外のユーザーがインストールする場合の制限』を参照してください。
For i5/OS operating system 注: root 以外でのインストールは、i5/OS プラットフォームでは利用できません。
表 1. WebSphere Process Server および WebSphere Enterprise Service Bus を登録するときに使用するキー
レジストリー・
ファイルの場所
WebSphere Process Server WebSphere Enterprise Service Bus
vpd.properties WSEAA62 WSEAA62
AIX® WSEAA62 WSEAA62
HP-UX WSEAA62 WSEAA62
i5/OS WSEAA62 WSEAA62
Linux WSEAA62 WSEAA62
Solaris WSEAA62 WSEAA62
Windows® HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥ IBM¥WebSphere Process Server¥6.2 HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥IBM¥ WebSphere Enterprise Service Bus¥6.2

インストール・プログラムは、vpd.properties ファイルの他に、インストール済み製品のレコードをインストール・レジストリー・ファイル内に作成し、IBM® Tivoli® License Compliance Manager が使用するためのカタログ署名ファイルを作成します。

インストール・レジストリー・ファイル

バージョン 6.2 のインストール・レジストリー・ファイルは、前述の表に示したすべてのインストール済み製品のデータ入力項目が格納されている XML ファイルです。

カタログ署名ファイル

root 以外のインストーラーがインストールしたパッケージは、ネイティブのオペレーティング・システムのメカニズムを使用して登録できない場合があります。

For AIX operating system 例えば、AIX バージョン 5.3 オペレーティング・システムに root 以外のユーザーとしてインストールした WebSphere ESB バージョン 6.2 製品を AIX lpp コマンドに登録することはできません。 このため、ls lpp コマンドを実行しても、インストールされている現在の WebSphere ESB バージョンはリストに表示されません。

IBM Tivoli License Compliance Manager を使用すると、WebSphere ESB のライセンスおよびバージョンを管理できます。

IBM Tivoli License Compliance Manager を使用可能に設定し、WebSphere ESB ソフトウェア・コンポーネントを検出してモニターするには、ITLMReadinessOfferings.xml カタログ・ファイルを入手します。このファイルは、IBM Tivoli License Compliance Manager では、IBMUseOnlySoftwareCatalog_****-**-**.xml ファイルまたは IBMSoftwareCatalog_****-**-**.xml ファイルとも呼ばれます。 IBMUseOnlySoftwareCatalog_****-**-**.xml ファイルは、サブキャパシティー・バージョンで使用します。IBMSoftwareCatalog****-**-**.xml ファイルは、フル・バージョンに対して使用します。

カタログ・ファイルには、ソフトウェア・シグニチャー認識ファイルおよび使用法ファイルが XML 形式で登録されており、これらのファイルは、エージェントで検出されるソフトウェアを識別してモニターするために IBM Tivoli License Compliance Manager コンポーネントによって使用されます。 カタログ・ファイルは、IBM Tivoli License Compliance Manager で入手できます。

パッケージ項目の例

For Linux operating system WebSphere ESB のパッケージを表示するには、Linux システムで以下のコマンドを実行します。
rpm -qa | grep WS

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タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: 2010/07/09


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