WebSphere Enterprise Service Bus バージョン 6.2.0 オペレーティング・システム: AIX、HP-UX、i5/OS、Linux、Solaris、Windows


configEventServiceOracleDB コマンド

configEventServiceOraclesDB コマンドを使用して、Oracle データベースを使用する Common Event Infrastructure を構成します。

目的

configEventServiceOracleDB コマンドは、AdminTask オブジェクトで使用できる Common Event Infrastructure 管理コマンドです。 Oracle のイベント・サービス・テーブルおよびデータ・ソースをサーバーまたはクラスター上に作成するには、このコマンドを使用します。 コマンドはデータベースを作成しません。Oracle SID が既に存在する必要があります。AdminTask オブジェクトについて詳しくは、WebSphere® Application Server Network Deployment バージョン 6.1 の資料を参照してください。
For Vista operating system 注: この製品は、 Microsoft® Windows® 2003 または Windows Vista の各オペレーティング・システムをサポートしない Jython のバージョンを使用しています。

パラメーター

- createDB
このパラメーターが true に設定されていると、コマンドは DDL データベース・スクリプトを生成してデータベースを作成します。このパラメーターが false に設定されていると、コマンドは DDL データベース・スクリプトのみ生成します。データベースを作成するには、現行のサーバーがデータベース・コマンドを実行するよう既に構成済みである必要があります。デフォルト値は、指定がなければ false です。
- overrideDataSource
オプションのデータベース・スクリプト出力ディレクトリー。このパラメーターが指定されると、コマンドは指定されたディレクトリーにイベント・サービス・データベース・スクリプトを生成します。指定されたディレクトリーが絶対パスを含まない場合、コマンドは指定されたディレクトリーを profile_root/bin に作成します。 このパラメーターが指定されていない場合、デフォルトのデータベース・スクリプト出力ディレクトリーは profile_root/databases/event/node/server/dbscripts/dbtype です。
- nodeName
イベント・サービス・データ・ソースを作成する必要があるサーバーを含むノードの名前。このパラメーターが指定された場合、serverName パラメーターを設定する必要があります。clusterName パラメーターが指定されている場合、このパラメーターを指定しないでください。
- serverName
イベント・サービス・データ・ソースを作成する必要があるサーバーの名前。nodeName パラメーターを指定せずにこのパラメーターが指定された場合、このコマンドは現在の WebSphere プロファイルのノード名を使用します。clusterName パラメーターが指定されている場合、このパラメーターを指定しないでください。
- clusterName
イベント・サービス・データ・ソースを作成する必要があるクラスターの名前。このパラメーターが指定された場合、serverName および nodeName パラメーターを設定してはいけません。serverName および nodeName パラメーターが指定されている場合、このパラメーターを指定しないでください。
- jdbcClassPath
JDBC ドライバーのパス。ドライバー・ファイルのパスのみ指定します。ファイル名をパスに含めないでください。このパラメーターは必須です。
- oracleHome
ORACLE_HOME ディレクトリー。パラメーター createDBtrue に設定されるときにこのパラメーターを設定する必要があります。
- dbHostName
Oracle データベースのインストール先となるサーバーのホスト名。 デフォルト値は、指定がなければ localhost です。
- dbPort
Oracle インスタンス・ポート。デフォルト値は、指定がなければ 1521 です。
- dbName
Oracle システム ID (SID)。テーブルを作成してテーブルにデータを取得するには、SID が既に存在していてイベント・サービス・コマンドで使用可能である必要があります。デフォルト値は、指定がなければ orcl です。
- dbUser
イベント・サービス Oracle テーブルを所有する Oracle スキーマのユーザー ID。ユーザー ID はデータベースの作成中に作成されます。WebSphere データ・ソースはこのユーザー ID を使用して Oracle データベース接続を認証します。デフォルト値は、指定がなければ ceiuser です。
- dbPassword
スキーマ・ユーザー ID のパスワード。パスワードはデータベースの作成中に作成されます。WebSphere データ・ソースはこのパスワードを使用して Oracle データベース接続を認証します。このパラメーターは必須です。
- sysUser
Oracle システム・ユーザー ID。これは、SYSDBA 特権を持つユーザーである必要があります。デフォルト値は、指定がなければ sys です。
- sysPassword
sysUser パラメーターで指定されたユーザーのパスワード。 デフォルト値は、指定がなければ空ストリングです。
- ceiInstancePrefix
このコマンドはイベント・サービス・インスタンスの名前を使用して、ディレクトリー内のデータベース・ファイルを固有の名前でグループ化します。デフォルト値は、指定がなければ ceiinst1 です。
- outputScriptDir
オプションのデータベース・スクリプト出力ディレクトリー。このパラメーターが指定されると、コマンドは指定されたディレクトリーにイベント・サービス・データベース・スクリプトを生成します。指定されたディレクトリーが絶対パスを含まない場合、コマンドは指定されたディレクトリーを profile_root/bin に作成します。 このパラメーターが指定されていない場合、デフォルトのデータベース・スクリプト出力ディレクトリーは profile_root/databases/event/node/server/dbscripts/oracle です。

バッチ・モードの使用例:

対話モードの使用例:


reference 参照トピック

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タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: 2010/07/09


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