ヒューマン・タスクとは、人とサービスが対話できるようにするコンポーネントのことです。
一部のヒューマン・タスクは、人に対する指示を表します。 これらのタスクは、個人または自動サービスのいずれかによって開始できます。 ヒューマン・タスクは、ビジネス・プロセス内で人との対話を必要とするアクティビティー (例えば手動の例外処理や承認など) を実装するために使用できます。 その他のヒューマン・タスクは、サービスを呼び出したり、または担当者同士のコラボレーションを調整したりするために使用できます。 ただし、タスクがどのように開始されたかには関わらず、タスクに関連付けられた作業を行うのは、タスクを割り当てられたグループに属する担当者です。
ヒューマン・タスクの担当者は、静的に割り当てるか、または実行時に担当者ディレクトリーを使用して解決される基準 (役割やグループなど) を指定して割り当てます。 あるいは、タスクを処理する適切な担当者を見つけるために、ヒューマン・タスクの入力データやビジネス・プロセスのデータが使用されることもあります。