バインディングがどのように構成されているかによって、データ・ハンドラーまたはデータ・バインディングによる例外の処理方法が決まります。さらに、メディエーション・フローの特性により、そのような例外が throw された場合のシステムの動作が決まります。
データ・ハンドラーまたはデータ・バインディングがバインディングによって呼び出されるときには、さまざまな問題が発生する可能性があります。 例えば、データ・ハンドラーが、ペイロードが破損しているメッセージを受信したり、誤った形式のメッセージを読み取るなどです。
バインディングによるそのような例外の処理方法は、データ・ハンドラーおよびデータ・バインディングの実装方法によって決まります。DataBindingException を throw するようにデータ・バインディングを設計することをお勧めします。
データ・ハンドラーの場合も同様です。データ・ハンドラーはデータ・バインディングによって呼び出されるため、データ・ハンドラー例外はデータ・バインディング例外にラップされます。したがって、DataHandlerException は、DataBindingException として報告されます。