WebSphere Enterprise Service Bus for z/OS バージョン 6.2.0 オペレーティング・システム: z/OS


管理コンソールからコマンド・アシスタンスにアクセスする操作

コマンド・アシスタンスを使用すれば、管理コンソールの各アクションに対応する wsadmin スクリプト・コマンドを表示できます。そのようにしてコマンドを表示する機能は、wsadmin ユーティリティーからサーバーを管理するために必要なコマンド行ツールを開発するときに便利です。

始める前に

コマンド・アシスタンスを使用する前に、以下の作業を行います。

このタスクについて

コマンド・アシスタンスを使用すれば、管理コンソールの多くのページで最後に実行したアクションに対応する wsadmin スクリプト・コマンドを Jython 言語で表示できます。

ヘルプ・ポートレットにコマンド・アシスタンスのリンクが表示されていれば、最後に実行したコンソール・アクションに対応する wsadmin コマンドが存在し、そのアクションに関するコマンド・アシスタンスを利用できます。

アクションの例としては、ボタンのクリックや、ナビゲーション・バー、コレクション・ページ、詳細ページのリンクのクリックなどがあります。フォームの編集はユーザー・アクションではないので、コマンド・アシスタンスによるデータ収集の対象ではありません。

wsadmin スクリプト・コマンドは、Jython 言語で 2 次ウィンドウに表示されます。「管理スクリプト・コマンド」ウィンドウを起動した後に管理アクションを実行した場合は、最新のコンソール・アクションに合わせてそのウィンドウのコマンド・リストが自動的に更新されます。

ヘルプ・ポートレットでコマンド・アシスタンスを使用できない場合: 一部のコンソール・アクションには wsadmin コマンドが直接関連付けられていません。管理コンソール・ページの右側にあるヘルプ・ポートレットにコマンド・アシスタンスのリンクがない場合は、最後のコンソール・アクションに対応するコマンド・アシスタンス・データがありません。

コンソールでコマンド・アシスタンスを使用するには、以下の手順を実行します。

手順
  1. オプション: コマンド・アシスタンス・データをログ・ファイルに取り込むには、コンソール設定を次のように構成します。
    1. 「システム管理」 > 「コンソール設定」をクリックして「設定」ページを開きます。
    2. 「コマンド・アシスタンスのコマンドをログに記録する」を選択します。
  2. オプション: コマンド・アシスタンスから Java Management Extensions (JMX) 通知を生成するには、コンソール設定を次のように構成します。
    1. 「システム管理」 > 「コンソール設定」をクリックして「設定」ページを開きます。
    2. 「コマンド・アシスタンス通知を使用可能にする」を選択して、websphere.command.assistance.jython.user_name 通知を生成します。
  3. コマンド・アシスタンスを使用するコンソール・ページにナビゲートします。
  4. ページの右側にあるヘルプ・ポートレットで「最後のアクションの管理スクリプト・コマンドを表示」をクリックします。 「管理スクリプト・コマンド」ウィンドウが開き、関連する wsadmin スクリプト・コマンドが Jython で表示されます。
  5. オプション: 特定の wsadmin コマンドの説明を確認するには、そのコマンドの上にカーソルを配置して吹き出しヘルプを表示します。

タスクの結果

管理コンソールから wsadmin スクリプト・コマンドを表示しました。オプションとして、コマンドをログ・ファイルに記録し、コマンド・アシスタンスから JMX 通知を生成しました。

次のタスク

管理タスクを自動化するために wsadmin スクリプトを作成するときに、コマンド・アシスタンスで表示した情報を利用できます。

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タイムスタンプ・アイコン 最終更新: 2010/07/05


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