ワイヤーされていない MQ データ・バインディング・インポートを使用してエンドポイントの動的起動を有効にする方法について説明します。
WebSphere® Integration Developer でタスクを実行して、動的エンドポイントが設定されたメディエーション・モジュールを作成できます。
すべてのエンドポイントで同じインポート・バインディング構成が使用されている必要があります。 POJO により、必要なインポートが EPR で識別され、SCA を使用して、互換性のあるインポートにワイヤーされます。
epr = EndpointReferenceFactory.INSTANCE.createEndpointReference(); epr.setAddress(uri); epr.setImport(importName); Service dynamicService = (Service) ServiceManager.INSTANCE.getService(refname, epr);
動的起動で使用する MQ エンドポイントは、MQ URI 標準のサブセットに基づいた構造になります。
wmq:/msg/queue/queueName wmq:/msg/queue/queueName@qmgr
ターゲット・インポートと、メッセージ内でエンドポイントとして指定されているエクスポート 3 を使用して POJO を起動すると、動的起動が実行されます。 起動された POJO は、SCA EPR API を使用してインポートを解決します。 さらに POJO は、メッセージからエンドポイントを抽出し、元のインポートで指定されているエクスポート 1 ではなくエクスポート 3 をエンドポイントとして識別します。 また、メッセージ内で指定されているターゲット・インポートを使用して、メッセージのエンドポイントで指定されているリモート・サービスを起動します。 サービスの起動後に、応答が POJO に返されます。
片方向の起動メッセージは、両方向の起動メッセージと同じように機能しますが、応答メッセージは返しません。
エンドポイントの引数が空になっていたり欠落した状態で POJO を起動すると、デフォルトの起動方法が使用され、エクスポート 2 と POJO 2 が呼び出されます。