既存のデプロイメント環境定義を別のデプロイメント・マネージャーからインポートして、
それを新しいデプロイメント環境構成の基礎として使用することができます。
始める前に
- デプロイメント・マネージャーの管理コンソールで、
「サーバー」>「デプロイメント環境」にナビゲートします。
- 別のデプロイメント・マネージャーからエクスポートしたデプロイメント環境定義のコピーを持っている必要があります。
- デプロイメント環境定義をインポートするデプロイメント・マネージャーからデプロイメント環境定義ファイルにアクセスできる必要があります。
- デプロイメント環境定義をインポートするデプロイメント・マネージャーは、少なくともデプロイメント環境定義で定義されているすべての機能をサポートしている必要があります。
このタスクに必要なセキュリティーのロール: セキュリティーおよびロール・ベースの許可が使用可能になっている場合、このタスクを実行するには、管理者またはオペレーターとして管理コンソールにログインする必要があります。
重要: 1 つの圧縮ファイルから複数のデプロイメント環境定義を同時にインポートすることはできません。圧縮ファイルから定義を抽出したら、それらの定義を一度に 1 つずつインポートする必要があります。
このタスクについて
新規に作成するために既存のデプロイメント環境定義をインポートすると、デプロイメント環境の構成に費やす時間を最小限に抑えることができます。作成する環境に似た既存の環境があれば、エクスポートして、次に構成するデプロイメント・マネージャーにインポートします。
手順
- 「デプロイメント環境」ページの「インポート」をクリックして、
「デプロイメント環境構成」ウィザードを起動します。
このウィザードは、「外部のデプロイメント環境定義のロード」が選
択された状態で起動します。
- 「参照」をクリックして、ファイル・ダイアログを開き、インポートするデプロイメント環境定義ファイルを選択するか、またはそのファイルへの絶対パスを入力します。
- 「次へ」をクリックします。構成が読み込まれ、「デプロイメント環境のインポート」ウィザードが開始されます。
すべてのノード名が現在統合されているノードに一致しなければ、ウィザードに「ノードの選択」ページが表示されます。
すべてのノードが一致する場合、ウィザードに「データベース」ページが表示されます。
重要: ウィザードのどのパネルでも、「構成」をクリックすると、現行値を使用してデプロイメント環境が構成されます。
- オプション: 「ノードの選択」ページで、使用可能なノードのリストから、デプロイメント環境に含めるノードを選択して「次へ」をクリックします。
ノードを含めるには、ノード名の隣にあるチェック・ボックスを選択します。選択されているノードを別のノード名にマップするには、「ノード・マッピング」を使用します。
重要: 選択したノードが、インポートするデプロイメント環境定義によって課せられた制約を満たしていない場合は、「次へ」が使用可能になりません。例えば、デプロイメント環境に『Mandatory_Node』という名前のノードと、それ以外に任意の名前の 3 つのノードを含めるという要件がある場合、『Mandatory_Node』および、他の 3 つのノードを選択するまで続行できません。
- 「データベース」ページで、デプロイメント環境のデータベースを構成して、「次へ」をクリックします。
このページで、このデプロイメント環境に組み込まれたコンポーネントに対してデータベース情報を定義します。
可能であれば、ウィザードにパラメーターのデフォルト情報が表示されますが、環境の計画時に定義した値に合うようにそれらの値を変更してください。
- 「要約」ページの情報が正しいことを確認したあと、「終了して環境を生成」をクリックして、デプロイメント環境の構成を保存して完了します。構成を完了せずに終了するには、「終了」をクリックします。
タスクの結果
構成が完了すると、構成ファイルを調べて、変更を表示できます。
次のタスク
変更をマスター構成に保管または廃棄します。