WebSphere Enterprise Service Bus for z/OS バージョン 6.2.0 オペレーティング・システム: z/OS


J2C 認証別名ユーザー ID への表の特権の付与

使用しているスキーマ名が J2C 認証別名ユーザー ID と異なる場合は、DB2® 特権のサブセットを J2C 認証別名ユーザー ID に付与する必要があります。

このタスクについて

サービス統合バス用の DDL には、コメント化された GRANT コマンドが既に含まれていて、これを SIB テーブルへのアクセス権を付与するための基盤として使用できます。ただし、他の WebSphere® ESB for z/OS® コンポーネントは GRANT ステートメントを何も提供しません。

J2C 認証別名と同じでないスキーマ名を使用して、別名ユーザー ID がテーブルを除去する能力を持たないようにしてください。(テーブルを除去する能力は、作成者、つまりスキーマには暗黙的に付与されます。) DBADM のような特権を J2C 認証別名ユーザー ID に付与することには意味がありません。DBADM 特権でもテーブルを DROP できるためです。

別名ユーザー ID で DROP を実行できないようにしたまま、WebSphere ESB を機能させるには、DDL をコピーし、それを編集して、CREATE コマンドから GRANT ステートメントを作成することにより、いくつかの GRANT ステートメントを作成します。次のような GRANT コマンドを作成します。
GRANT ALL PRIVILEGES ON TABLE
cell.tablename TO userid/sqlid

ここで、userid/sqlid は J2C 認証別名ユーザー ID です。


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タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: 2010/07/05


http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/dmndhelp/v6r2mx/topic//com.ibm.websphere.wesb620.zseries.doc/doc/tins_zos_db2_priv_j2c.html
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