WebSphere Enterprise Service Bus for z/OS バージョン 6.2.0 オペレーティング・システム: z/OS


例外の処理

バインディングがどのように構成されているかによって、データ・ハンドラーまたはデータ・バインディングによる例外の処理方法が決まります。さらに、メディエーション・フローの特性により、そのような例外が throw された場合のシステムの動作が決まります。

データ・ハンドラーまたはデータ・バインディングがバインディングによって呼び出されるときには、さまざまな問題が発生する可能性があります。 例えば、データ・ハンドラーが、ペイロードが破損しているメッセージを受信したり、誤った形式のメッセージを読み取るなどです。

バインディングによるそのような例外の処理方法は、データ・ハンドラーおよびデータ・バインディングの実装方法によって決まります。DataBindingException を throw するようにデータ・バインディングを設計することをお勧めします。

DataBindingException などのランタイム例外が throw された場合:

データ・ハンドラーの場合も同様です。データ・ハンドラーはデータ・バインディングによって呼び出されるため、データ・ハンドラー例外はデータ・バインディング例外にラップされます。したがって、DataHandlerException は、DataBindingException として報告されます。


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タイムスタンプ・アイコン 最終更新: 2010/07/05


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