イベント・カタログには、サービス・コンポーネント・タイプごとにモニター可能なすべてのイベントの仕様、および各イベントによって作成される、関連付けられた Common Base Event 拡張データ・エレメントが格納されています。
このセクションに記載されている情報は、個々のイベントの構造を理解するための参照資料としてご使用ください。この知識により、各イベントに含まれている情報の意味を理解し、各イベントによって生成される比較的大量のデータの中から必要な情報を素早く識別することができます。
指定されたタイプのイベントは、Common Event Infrastructure (CEI) バスを通って CEI サーバーまたはロガーに送出される場合、Common Base Event の形式を取ります。これは、基本的には、イベント・カタログの仕様に従って作成されたイベント・エレメントのカプセル化形式の XML です。Common Base Event には、標準エレメント、サーバー・コンポーネント識別エレメント、イベント相関領域 ID、および各イベント・タイプに固有の追加エレメントなどのセットが含まれています。これらのエレメントはすべて、サービス・コンポーネント・モニターによってイベントが送出されるときにはいつでも、CEI サーバーまたはロガーに渡されます。ただし例外として、イベントにペイロード内のビジネス・オブジェクト・コードが含まれている場合は、イベントに組み込むビジネス・オブジェクト・データの量を指定可能です。