showSCAExportBinding コマンドを使用して、Service Component Architecture (SCA) モジュールのエクスポート・バインディングの属性を表示できます。
始める前に
showSCAExportBinding コマンドは、wsadmin スクリプト・クライアントの AdminTask オブジェクトを使用して実行されます。
次のコマンドを使用して、すべての SCA 管理コマンドをリストできます。
wsadmin> $AdminTask help SCAAdminCommands
次のコマンドを使用して、特定のコマンドに関する詳細ヘルプを取得できます。
wsadmin> $AdminTask help command_name
構文
$AdminTask showSCAExportBinding {-paramName paramValue ...}
目的
showSCAExportBinding コマンドは、SCA モジュールのエクスポートのエクスポート・バインディング属性を表示します。
- コマンド名
- showSCAExportBinding
- ターゲット
- なし。
- 結果
- SCA モジュールのエクスポートのエクスポート・バインディングの詳細を表示します。
バインディングが Web サービス・バインディングである場合は、サービスおよび
ポート名が表示されます。バインディングが JMS バインディングまたは
アダプター・バインディングである場合は、バインディング・タイプが
表示されます。エクスポートのタイプが SCA である場合、
エクスポート・バインディングは表示されません (存在しないためです)。
リソースはインポート側のみで構成されます。SCA エクスポートにはエクスポート・バインディングがありませんが、インポート・インターフェースを使用して互換性チェックを行うことができるエクスポート・インターフェースがあります。
必須パラメーター
- -moduleName moduleName
- SCA モジュールの名前。
- -export exportName
- SCA モジュールのエクスポート名。
オプション・パラメーター
- -applicationName applicationName
- SCA モジュールに関連付けられたアプリケーションの名前。
applicationName を提供すると、パフォーマンスが向上します。
例
wsadmin> $AdminTask showSCAExportBinding {-moduleName myModule
-applicationName myApplication -export myExport}