WebSphere Enterprise Service Bus for z/OS バージョン 6.2.0 オペレーティング・システム: z/OS


Failed Event Manager について

Failed Event Manager は、呼び出しの失敗を処理および再サブミットする ための Web ベースのクライアントです。

Failed Event Manager は、インテグレーション・アプリケーションで、 管理コンソールで使用できます。

このアプリケーションによって、失敗イベントの数が表示され、多数の検索機能が 提供されます。

失敗イベントを、日付、最後の成功イベントまたは失敗イベントなどさまざまな基準を使用して、例外テキストによって、またはこれらを組み合わせて、照会できます。

以下の図は、WebSphere® Process Server 例外処理の高位での説明、および Failed Event Manager との関係を示しています。図の後に、番号付きでステップの説明があります。

図は高位での失敗イベントの順次処理を示しています。
  1. コンポーネント A は非同期でコンポーネント B を呼び出しています。
  2. コンポーネント B にランタイム例外が発生し、失敗イベント・ レコードが生成されました。
  3. 障害リカバリー・サービスはこの障害を捕捉し、失敗イベントのデータベー スに格納します。
  4. システム管理者は Failed Event Manager を開き、問題を調 査します。

Failed Event Manager を使用した失敗イベントの再サブミットについて

Failed Event Manager で入力した検索基準と合致するイベントが表示されます。単一または複数の失敗イベントを 再サブミットできます。再サブミット中、ペイロードを変更すること もできます。例えば、何らかの不適切なデータを渡したことが原因で、障害が発生 したとします。この場合、ペイロードは Failed Event Manager 内から更新され、再サブミットできます。メモリーに格納されているデータのみが更新されるため、データのオリジナル・ソースは訂正されません。再サブミットされたイベントが失敗した場合、Failed Event Manager で新規の失敗イベントとして表示されます。また、単一または複数イベントを削除することが可能で、障害発生時点以降データは無効になっているため、これは多くの場合適切なアクションとなります。


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タイムスタンプ・アイコン 最終更新: 2010/07/05


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