WebSphere Enterprise Service Bus バージョン 6.2.0 オペレーティング・システム: AIX、HP-UX、i5/OS、Linux、Solaris、Windows


メモリー不足の状態の処理

installver_wbi コマンドの使用時のメモリー要件は、その製品のインストール済みファイル・セットのサイズと関係しています。基本的な検査シナリオでは、インストール済みファイル・セットと、提供されている部品表とを比較するために、最大で 128 MB から 256 MB のヒープ・サイズが必要な場合があります。

このタスクについて

製品の検査またはベースライン検査合計の検査用にさらにメモリーが必要な場合は、installver コマンド・スクリプトに設定値を挿入して、Java™ 仮想マシン (JVM) の最大ヒープ・サイズの設定を増やしてください。installver_wbi コマンドによって installver コマンド・スクリプトが呼び出されます。

For i5/OS operating system 注: i5/OS® システムでは、デフォルトの Java 最大ヒープ・サイズは *NOMAX であるため、サイズを増加させる必要はありません。

メモリー不足の状態を処理するには、以下の手順を実行します。

手順
  1. installver コマンド・スクリプトを編集する場合:
    • For Linux operating systemFor UNIX operating system Linux® および UNIX® プラットフォームの場合: install_root/bin/installver.sh ファイルを編集します。
    • For Windows operating system Windows® プラットフォームの場合: install_root¥bin¥installver.bat ファイルを編集します。
  2. 最大ヒープ・サイズの設定を追加または増加させる場合:
    • For Linux operating systemFor UNIX operating system Linux および UNIX プラットフォームの場合: 以下の行を変更します。
      "$JAVA_HOME"/bin/java ¥
      次のように変更:
      "$JAVA_HOME"/bin/java -Xmx256M ¥
    • For Windows operating system Windows プラットフォームの場合: 以下の行を変更します。
      "%JAVA_HOME%¥bin¥java" "-Dproduct.home=%WAS_HOME%"
      次のように変更:
       "%JAVA_HOME%¥bin¥java" -Xmx256M "-Dproduct.home=%WAS_HOME%" 
  3. 変更を保存します。

タスクの結果

設定を変更した後、installver_wbi コマンドが正しく機能することを確認するため、コマンドを実行してください。

task タスク・トピック

ご利用条件 | フィードバック


タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: 2010/07/05


http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/dmndhelp/v6r2mx/topic//com.ibm.websphere.wesb620.doc/doc/tins_installver_wbi_oom.html
Copyright IBM Corporation 2005, 2010. All Rights Reserved.
このインフォメーション・センターでは Eclipse テクノロジーが採用されています (http://www.eclipse.org)。