WebSphere Enterprise Service Bus for z/OS バージョン 6.2.0 オペレーティング・システム: z/OS


ロックの獲得および損失についての SIB メッセージの繰り返し

このエラーは、DB2® Universal Driver 構成を訂正し、サーバーを再始動した後に発生する可能性があります。エラー・メッセージは、付属領域で継続的に繰り返し表示されます。

ExtendedMessage: BBOO0222I: 
[CommonEventInfrastructure_Bus:mdnodea.mdsr01a-CommonEventInfrastructur e_Bus]
CWSIS1538I: The messaging engine, ME_UUID=68E9550CE7780888, 
INC_UUID=5f244052b02f04b4, 
is attempting to obtain an exclusive lock on the data store.
..
.. 
ExtendedMessage: BBOO0222I: 
[CommonEventInfrastructure_Bus:mdnodea.mdsr01a-CommonEventInfrastructur 
e_Bus] 
CWSIS1546I: The messaging engine, ME_UUID=68E9550CE7780888, 
INC_UUID=5f244052b02f04b4, 
has lost an existing lock or failed to gain an initial lock on the database

これらのエラー・メッセージは、データ・ストアへのアクセスに問題があることを示します。 データ・ソースで fixWPSvars.jacl が作成されていること (jdbc/MEdatasource) を確認してください。 またデータ・ソースに、J2C 認証別名が関連付けられていることを確認してください。データ・ソースに関連付けられた J2C 認証別名がない場合、データベース・アクセスにはデフォルトであるサーバント領域のユーザー ID が使用され、存在しない MKASRU というテーブルの検出が試行されます。

このエラーは、fixWPSvars.jacl の実行時に -sibauth オプションがコーディングされていなかったことが原因で発生する可能性があります。 この問題は、以下のようないくつかの方法で修正できます。

以下のステップは、DB2 にアクセスするために SIB が使用する新規の J2C 認証別名を作成する方法を示しています。

  1. WebSphere 管理コンソールを開き、「セキュリティー」→「グローバル・セキュリティー」にナビゲートします。
  2. 追加プロパティー」の下で「J2C 認証データ」へのリンクをクリックします。
  3. 新規」ボタンをクリックします。
  4. 別名とする名前を入力し、その別名のユーザー ID とパスワードを入力します。
  5. 「OK」をクリックします。
  6. 「保管」をクリックします。

以下の手順は、サービス統合バスを、作成した認証別名に関連付ける方法を示しています。

  1. WebSphere 管理コンソールを開き、「サービス統合」→「バス」にナビゲートします。
  2. リストの先頭のバスをクリックします。
  3. 次のパネルで、「メッセージング・エンジン」をクリックします。
  4. メッセージング・エンジンへのハイパーリンクをクリックします。
  5. 追加プロパティー」の下で「データ・ストア」へのリンクをクリックします。
  6. 認証別名」フィールドのドロップダウン・リスト・ボックスを展開し、前に作成した別名を選択します。
  7. OK」をクリックし、構成への変更を保存します。
  8. ページの先頭のリンクをクリックし、ナビゲートしてバスのリストに戻ります。
  9. リスト内の次のバスを選択し、同じ手順を繰り返します。残りのバスについても、この手順を繰り返します。
  10. 有効な J2C 認証別名を参照するようにすべてのバスが更新されたら、サーバーを停止して再始動します。

reference 参照トピック

ご利用条件 | フィードバック


タイムスタンプ・アイコン 最終更新: 2010/07/05


http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/dmndhelp/v6r2mx/topic//com.ibm.websphere.wesb620.zseries.doc/doc/rins_zos_sib_lose_lock.html
Copyright IBM Corporation 2005, 2010. All Rights Reserved.
このインフォメーション・センターでは Eclipse テクノロジーが採用されています (http://www.eclipse.org)。