WebSphere Enterprise Service Bus for z/OS バージョン 6.2.0 オペレーティング・システム: z/OS


セキュリティーを適用した WebSphere ESB プロファイルの拡張

WebSphere Application Server for z/OS のデフォルト・プロファイルを WebSphere® ESB セキュリティー・プロファイル・データで拡張するときに、環境を保護するための手順を実行することができます。あるいは、プロファイルを拡張した後に、管理コンソールで同じ情報を入力することもできます。

このタスクについて

WebSphere ESB の構成時には、各コンポーネントを表す応答ファイルのいくつかのプロパティーがあり、このプロパティーに、セキュリティー上の目的でユーザー名とパスワードを入力することができます。これらのユーザー名と パスワードの入力を許可する WebSphere ESB の 3 つの コンポーネントは、Service Component Architecture (SCA)、Business Process Choreographer、 および Common Event Infrastructure (CEI) です。

これらのユーザー名とパスワードは認証別名を作成するために使用され、セキュリティーを使用可能にする際に必要になります。WebSphere ESB の構成時にユーザー名とパスワードを入力しなかった場合は、WebSphere ESB を構成した後に管理コンソールを使用して同じ情報を入力することができます。

ユーザー名とパスワードはプレーン・テキストで保管されるため、編集した応答ファイルは安全な場所に保持する必要があります。

手順
  1. 応答ファイルの Service Component Architecture 部分に、コンポーネントをセキュア・モードでサービス統合バスに接続するために使用される ID を指定します。
    1. Service Component Architecture のプロパティー値が true に設定されていること (configureScaSecurity=true) を確認します。
    2. 該当するプロパティー・フィールド (「scaSecurityUserid」および「scaSecurityPassword」) の値として、有効なユーザー名とパスワードを入力します。
  2. 応答ファイルの Common Event Infrastructure 部分に、WebSphere Messaging キュー・マネージャーによる認証に使用される ID を指定します。

    該当するフィールド (「ceiSampleJmsUser」および「ceiSampleJmsPwd」) に 有効なユーザー名とパスワードを入力します。

次のタスク

認証別名の管理について詳しくは、後続のトピックを参照してください。


task タスク・トピック

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タイムスタンプ・アイコン 最終更新: 2010/07/05


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