Derby データベースを使用するスタンドアロン構成で WebSphere® ESB for z/OS® を構成するときに使用する応答ファイルを作成できます。スタンドアロン構成は、WebSphere ESB for z/OS で最も単純な構成タイプです。スタンドアロン構成には、アプリケーション・サーバーを実行する単一ノードと、単一 z/OS® システムまたは LPAR で稼働する 1 つのデーモン・サーバーが含まれています。Derby データベースは、テスト・システムにのみ使用してください。
実動システムには DB2® データベースを使用してください。
始める前に
Derby データベースを使用する
WebSphere ESB のスタンドアロン構成の応答ファイルを作成できるようにするには、まず、以下のタスクを実行する必要があります。
手順
- 構成スクリプト zWESBConfig.sh への入力を提供する応答ファイルを作成します。 Derby データベースを使用するスタンドアロン・サーバー向けのサンプル応答ファイルが、/usr/lpp/zWPS/VR62/zos.config/standAloneProfile.rsp にあります。
- サンプル応答ファイル standAloneProfile.rsp を作業ディレクトリーにコピーします。 例:
cp /usr/lpp/zWPS/VR62/zos.config/standAloneProfile.rsp /u/work/
- chmod コマンドを使用して、応答ファイルのコピーに適切な許可を割り当てます。例:
chmod 755 standAloneProfile.rsp
- 応答ファイルのパラメーターを、ご使用の構成に合わせて編集します。
- 編集した応答ファイルを保管します。
- サーバーが開始済みである場合は停止します。
- 製品構成スクリプトを最後まで実行させるために、OMVS の制限時間を延長します。 MVS™ コンソールで、次のコマンドを入力します。
SETOMVS MAXCPUTIME=86400
- USS コマンド・シェルにアクセスし、管理者ユーザー ID に切り替えます。 例:
su wsadmin
- 次のように入力して、ディレクトリーをアプリケーション・サーバーの bin ディレクトリーに変更します。
cd /WebSphere/V6R2/AppServer/bin
タスクの結果
WebSphere ESB のインストール環境を構成する
準備ができました。詳しくは、
共通構成の作成を参照してください。