WebSphere Enterprise Service Bus for z/OS バージョン 6.2.0 オペレーティング・システム: z/OS


非同期実装環境での非同期コールバック

非同期実装環境での異なるスレッドを使用したコールバック要求およびコールバック実行で使用可能な ARM 統計

パラメーター

SCA コンポーネントのイベント・モニターには、黒で示すイベント・ポイント 黒のイベント・ポイント がありますが、青で示すイベント・ポイント 青のイベント・ポイント は、PMI/ARM 統計を計算して送出する場合にのみ使用します。

以下に示す表および図では、呼び出し側のサービス・コンポーネントが初めて呼び出されると、「現行」の ARM トランザクション (X1 で示す) が作成されます。呼び出し元がサービス・コンポーネントではない場合は、現行の ARM トランザクションが使用されるか、新規のトランザクションが作成されます。 これが開始時のトランザクションではない場合、そのトランザクションは親を持つことになります。これは、以下の表および図では Xn.Xn+1 と表記されます。これらは、トランザクションの系統を示すために使用します。各 SCA 呼び出しにより、新規のトランザクションが開始されますが、呼び出し元の現行のトランザクションがその親になります。新規のトランザクションを作成して、現行のトランザクションにアクセスできますが、それによって SCA トランザクションの系統が変更されることはありません。

表 1. 要求および戻り結果の呼び出し
タイプ 統計 数式 ARM トランザクション
共通 TotalResponseTime t2 - t0 X0.X1
RequestDeliveryTime t'0 - t0 X1.X2
ResponseDeliveryTime t2 - t'2
GoodRequests CountEXIT
BadRequests CountFAILURE
ResponseTime t'3 - t'0
参照 A GoodRefRequest CountEXIT X0.X1
BadRefRequests CountFAILURE
RefResponseTime t1 - t0
ターゲット A GoodTargetSubmit CountEXIT X1.X2
BadTargetSubmit CountFAILURE
TargetSubmitTime t'1 - t'0

非同期実装環境での非同期コールバックの図

表 2. コールバックの呼び出し
タイプ 統計 数式 ARM トランザクション
参照 B GoodCBSubmit CountEXIT X1.X2
BadCBSubmit CountFAILURE
CBSubmitTime t'3 - t'2
ターゲット B GoodCB CountEXIT X0.X1
BadCB CountFAILURE
CBTime t3 - t2

reference 参照トピック

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タイムスタンプ・アイコン 最終更新: 2010/07/05


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