WebSphere Enterprise Service Bus for z/OS バージョン 6.2.0 オペレーティング・システム: z/OS


WebSphere Integration Developer による使用のための WebSphere Enterprise Service Bus のインストール計画

このシナリオは、アプリケーション開発者が WebSphere® Integration Developer を使用してデプロイメント環境にアクセスする場合で、デフォルトの構成が要件を満たさない場合に使用します。

始める前に

このインフォメーション・センターにある WebSphere Enterprise Service Bus のインストールの手順を調べてください。また、このシナリオでは 1 つのサーバーに WebSphere Integration Developer をインストールすればよいため、『WebSphere Integration Developerのインストール』でこの製品のインストール手順を調べてください。

このタスクについて

WebSphere Integration Developer 用のテスト環境サーバーとして使用するために WebSphere Enterprise Service Bus をインストールしたい場合に、この手順を使用します。
このシナリオを使用する場合の例としては、以下のようなケースがあります。
  • DB2® などのリモート・データベースを使用する場合。
  • 特定のセキュリティー・リポジトリーを使用する場合。
  • 複数の環境でテストする場合 (例えば、アプリケーションを製品の前のバージョンと現行バージョンの両方でテストする場合)。
手順
  1. 開発チームのニーズを調べます。
  2. 開発環境を設計します。
  3. テスト環境を設計します。 実働アプリケーション環境から隔離されたサーバーを使用します。 テスト環境の隔離により、ビジネス・データの汚染が防止されます。
    ロケーション 考慮事項
    WebSphere Enterprise Service Bus (テスト用) および WebSphere Integration Developer (開発用) が同じ物理サーバーにインストールされる
    • このサーバーに、両方のワークロードに対応する能力があることを確認します。
    • すべての開発者がこのサーバーにアクセスできることを確認します。
    • WebSphere Integration Developer のインストールと同時に WebSphere Enterprise Service Bus をインストールすることを検討します。
    WebSphere Enterprise Service Bus (テスト用) および WebSphere Integration Developer (開発用) が異なる物理サーバーにインストールされる
    • 両方のサーバーが通信可能なことを確認します。
    • すべての開発者がこのサーバーにアクセスできることを確認します。
  4. セキュリティー管理者に連絡して、インストールを完了するために必要なすべてのユーザー ID と権限を取得します。
  5. オプション: サイト・ポリシーによってデータベースの作成と中央の部門へのアクセスが制限される場合は、担当のデータベース管理者に連絡してください。
  6. WebSphere Integration Developer および WebSphere ESB のインストールを、開発コミュニティーへの影響を最小限に抑えるように調整してスケジュールします。
  7. WebSphere Enterprise Service Bus を選択したテスト用のシステムにインストールします。
    重要: このリモートでインストールされた WebSphere Enterprise Service Bus をテスト環境として使用するには、特定の統合テスト・クライアントの更新を入手して、それに適用する必要があります。WebSphere Update Installer を使用して、この更新をインストールします。

    更新を取得してインストールするには、「Update required for the integration test client V6.2」という技術情報に記載された手順を参照してください。この技術情報では、ダウンロード・パッケージと、そのインストール手順へのリンクの両方を提供します。

  8. WebSphere Integration Developer を選択した開発用のサーバーにインストールします。

次のタスク

WebSphere Integration Developer を構成して、隔離したサーバーを使用します。

task タスク・トピック

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タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: 2010/07/05


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