wsadmin コマンドを使用して、デプロイメント環境定義内のノード名を変更することができます。
始める前に
ノード名を変更する場合は、ノード名変更の対象となるデプロイメント環境定義が存在するデプロイメント・マネージャーに管理クライアントを接続する必要があります。
このタスクで必要なセキュリティー・ロール: セキュリティーと役割ベースの許可が有効になっている場合、管理者権限またはオペレーター権限を持つユーザー ID とパスワードを使用してこのタスクを実行する必要があります。
このタスクについて
このタスクは、wsadmin コマンドを使用して、デプロイメント環境定義内のノードを名前変更します。
デプロイメント環境 (トポロジー) が既に構成されている場合、このコマンドは失敗します。
通常このタスクは、デプロイメント環境定義をインポートした後に実行します。
wsadmin コマンドを使用すると、管理コンソールを使用するよりもオーバーヘッドが少なくなります。
手順
- コマンド・ウィンドウを開きます。
wsadmin コマンドは、<ESB>/profiles/<dmgr
profile>/bin ディレクトリーか <ESB>/bin ディレクトリーのいずれかに格納されています。
- コマンド・プロンプトから wsadmin コマンドを入力してコマンド環境を設定します。
注: 接続モードで実行する場合は、wsadmin を適切なデプロイメント・マネージャーに接続してください。
- renameNodeInDeploymentEnvDef コマンドを使用して、デプロイメント環境定義内のノード名を変更します。
注: 管理セキュリティーが有効になっている場合は、ユーザー ID とパスワードの入力画面が表示されます (コマンド内で指定していない場合)。
例
この例では、管理セキュリティーが有効な状態で、デプロイメント環境定義 (
myDepEnv) のノードの名前 (
TheOldNodeName) を (
TheNewNodeName) に変更します。
wsadmin -connType SOAP -host myDmgr -port 8879 -user dmgrAdmin -password -dmgrPass
> $AdminTask renameNodeInDeploymentEnvDef -topologyName myDepEnv
-oldName TheOldNodeName -newName TheNewNodeName
-connType パラメーターにより、使用する接続のタイプを指定します。デフォルトの引数は
SOAP です。
注: デフォルトが SOAP であるため、使用する接続タイプが SOAP の場合は、明示的に指定する必要はありません。
-host パラメーターにより、SOAP または RMI 接続に使用するホストを指定します。
-host のデフォルト値は、ローカル・ホストです。
注: ノードがローカル・ホストで稼働している場合は、-host を指定する必要はありません。
注: 管理セキュリティーを無効にする場合は、ユーザー ID とパスワードを指定する必要はありません。
この変更内容をマスター構成に保管するには、コマンド $AdminConfig Save を発行します。