WebSphere Enterprise Service Bus バージョン 6.2.0 オペレーティング・システム: AIX、HP-UX、i5/OS、Linux、Solaris、Windows


構成済みファイルの品目に対する新しいベースライン検査合計の計算

インストールの後、インストール済みファイルの実際の検査合計を、製品に付属している部品表と照合することができます。システムを構成した後に、検査合計を作成して、システムを定期的に検査合計と比較できるようにできます。その結果を使用して、構成済みのシステムに対する変更を分析します。

始める前に

製品を構成した後、新しいベースライン検査合計を保管して、システムに対する新しい検査合計の標準を設定します。

このタスクについて

installver_wbi コマンドを使用すると、構成澄みファイルの品目を作成し、これを現在インストールされているファイルと比較することができます。

installver_wbi コマンドは、インストール・ルート・ディレクトリー内のすべてのファイルの品目に対するベースライン検査合計を新たに計算することができます。コマンドを実行すると、デフォルトで、現行作業ディレクトリー内の sys.inv ファイルに新しい検査合計が格納されます。別のファイル・パスとファイル名を指定することができます。インストール・ルート・ディレクトリーの外部にファイルを作成したり、比較からファイルを除外したりします。

後で、sys.inv ファイル (または、品目の作成時に指定したファイル) にある検査合計を、現在インストールされているファイルの検査合計と比較して、どのファイルが変更になっているかを確認します。

ベースライン検査合計レポートにより、欠落ファイル、追加されたファイル、変更されたファイルが示されます。

installver_wbi コマンド・ファイルは、インストール・ルート・ディレクトリーの次の bin ディレクトリー内にあります。
  • For i5/OS operating system i5/OS® プラットフォームの場合: install_root/bin/installver_wbi
  • For Linux operating systemFor UNIX operating system Linux® および UNIX® プラットフォームの場合: install_root/bin/installver_wbi.sh
  • For Windows operating system Windows® プラットフォームの場合: install_root¥bin¥installver_wbi.bat

コマンド行から installver_wbi ツールを開始するには、ディレクトリーを bin ディレクトリーに移動します。

構成済みファイルの品目に対する新規ベースライン検査合計を計算するには、以下の手順を実行してください。

手順

タスクの結果

install_root/bin ディレクトリーから installver_wbi コマンドを実行すると、端末コンソールにコマンドの状況が表示されます。ログを作成する場合は、-log パラメーターを使用します。


task タスク・トピック

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タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: 2010/07/05


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