WebSphere Enterprise Service Bus for z/OS バージョン 6.2.0 オペレーティング・システム: z/OS


デプロイメント環境パターンの選択

IBM 提供のいずれかのパターンを選択するか、 独自のカスタム・デプロイメント環境を作成することによって、 デプロイメント環境を構成できます。このトピックでは、IBM 提供の各パターンで サポートされる機能をリストします。

始める前に

以下のための情報に精通している必要があります。

このタスクについて

デプロイメント環境の設計を完了し、さまざまな製品ウィザードで サポートされる IBM 提供のパターンがニーズを満たすかどうかを 判別する必要があります。
重要: デプロイメント環境で z/OS® システム またはクラスターを使用する場合は、サーバーまたはクラスターが提供する 機能を判別してください。同じクラスターで z/OS システムと他のシステムを 混在させることはできないため、設計時にはこの点を考慮に入れる必要があります。
手順
  1. ビジネスのニーズに最適な IBM 提供のパターンを判別します
    デプロイメント環境パターン 機能
    単一クラスター メッセージング、アプリケーション・デプロイメント・ターゲット、および アプリケーション・サポート機能を単一のクラスターに含めます。このパターンは、同期メッセージング環境、PoC (概念検証) 環境、またはアプリケーション・テスト環境に役立ちます。
    リモート・メッセージング このパターンでは、メッセージング環境をアプリケーション・デプロイメント・ターゲットおよびアプリケーション・サポート機能から分離します。 このパターンは、日常の運用でメッセージのスループットが 重要な要件となる場合に使用します。このパターンは、非同期メッセージング・システムおよびトランザクション・システムの場合に強くお勧めします。
    リモート・メッセージングおよびリモート・サポート このパターンでは、メッセージング、Common Event Infrastructure (CEI)、アプリケーション・デプロイメント・ターゲット、および アプリケーション・サポート機能を別個のクラスターに分離します。ほとんどの業務では、 このパターンを使用してデプロイメント環境をサポートできます。 理由は、このパターンはパフォーマンスを重視し、 トランザクション処理をメッセージングなどのサポート機能から 分離して設計されているためです。
  2. IBM 提供のいずれのパターンもビジネスのニーズを満たさない場合は、 カスタム・デプロイメント環境を実装できます。
    注: カスタム・パターンを実装するには、 デプロイメント環境の動作に関する詳細な知識を持ち、 サーバーおよびクラスターの正しい構成方法を 理解している必要があります。

次のタスク

製品をインストールおよび構成します。

task タスク・トピック

ご利用条件 | フィードバック


タイムスタンプ・アイコン 最終更新: 2010/07/05


http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/dmndhelp/v6r2mx/topic//com.ibm.websphere.wesb620.zseries.doc/doc/tpln_choosetop.html
Copyright IBM Corporation 2005, 2010. All Rights Reserved.
このインフォメーション・センターでは Eclipse テクノロジーが採用されています (http://www.eclipse.org)。