WebSphere Enterprise Service Bus for z/OS バージョン 6.2.0 オペレーティング・システム: z/OS


コマンド行を使用したデプロイメント環境定義のエクスポート

wsadmin コマンドを使用して、デプロイメント環境定義をエクスポートすることができます。wsadmin コマンドを使用して、管理コンソールで実行するものと同じ定義エクスポート・タスクを実行できます。この機能により、スクリプトを使用して、大量のデプロイメント環境定義をデプロイメント・マネージャーからエクスポートできます。 これにより、管理コンソールを他のタスク用に空け、作業構成を別のデプロイメント・マネージャーに複製することが可能です。

始める前に

デプロイメント環境定義のエクスポート元のデプロイメント・マネージャーを起動しておく必要があります。

このタスクに必要なセキュリティーのロール: セキュリティーとロール・ベースの許可が有効になっている場合、このタスクを実行するには、管理者権限またはオペレーター権限を持つユーザー ID とパスワードを使用する必要があります。

このタスクについて

コマンド行を使用して、デプロイメント環境定義をエクスポートできるのは、以下の場合です。
手順
  1. コマンド・ウィンドウを開きます。

    wsadmin コマンドは、<ESB>/profiles/<dmgr profile>/bin ディレクトリーか <ESB>/bin ディレクトリーのいずれかに格納されています。

  2. コマンド・プロンプトで、wsadmin コマンドを入力し、 wsadmin 環境を入力します。
  3. exportDeploymentEnvDef コマンドを使用して、デプロイメント・マネージャーから出力ファイルにデプロイメント環境定義をエクスポートします。 ファイル名の形式は depEnvName.xml です。
    注: 管理セキュリティーが有効になっている場合は、 ユーザー ID とパスワードの入力を求めるプロンプトが表示されます (コマンド内で指定していない場合)。

この例では、管理 セキュリティーが有効なホスト myDmgr のデプロイメント環境 myDepEnv がエクスポートされます。
注: デプロイメント・マネージャーの bin フォルダーから管理クライアントを実行している場合は、コマンドに -host パラメーターと -port パラメーターを組み込む必要はありません。
wsadmin -connType SOAP -host myDmgr -port 8879 -user dmgradmin -password dmgrpass
> $Admintask exportDeploymentEnvDef {-filePath c:/dmgr01/DeploymentEnvs
-topologyName myDepEnv}
-connType パラメーターでは、使用する接続のタイプを指定します。デフォルトの引数は SOAP です。
注: デフォルトが SOAP なので、使用する接続タイプが SOAP の場合は、値を明示的に指定する必要はありません。
-host パラメーターでは、SOAP または RMI の接続で使用するホストを指定します。-host のデフォルト値はローカル・ホストです。
注: ローカル・ホストでノードを実行している場合は、-host を指定する必要はありません。
注: 管理セキュリティーが無効になっている場合は、 ユーザー ID とパスワードを指定する必要はありません。

task タスク・トピック

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タイムスタンプ・アイコン 最終更新: 2010/07/05


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