プロファイルでは、個別のコマンド・ファイル、構成ファイル、ログ・ファイルを持つ固有のランタイム環境を定義します。プロファイルでは、スタンドアロン・サーバー、デプロイメント・マネージャー、および管理対象ノードの 3 つのタイプの環境を定義します。
プロファイルを使用すると、WebSphere® ESB バイナリー・ファイルの複数のコピーをインストールしなくても、1 つのシステムに複数のランタイム環境を保持することができます。
最初のプロファイルは、WebSphere ESB のインストール時に自動的に作成されます。 後で、バイナリー・ファイルの 2 つめのコピーをインストールしなくても、プロファイル管理ツールまたは manageprofiles コマンドを使用して、同じシステム上に追加のプロファイルを作成することができます。
システム内の各プロファイルには、それぞれのファイルをすべて収容するための独自のディレクトリーがあります。 プロファイルの作成時に、プロファイル・ディレクトリーの場所を指定します。デフォルトでは、WebSphere ESB がインストールされたディレクトリーの profiles ディレクトリーになります。例:Dmgr01 プロファイルは C:¥Program Files¥IBM¥WebSphere¥ESB¥ profiles¥Dmgr01。
システム内のすべてのプロファイルには、ファースト・ステップ・コンソールがあります。このコンソールは、スタンドアロン・サーバー、デプロイメント・マネージャー、または管理対象ノードを熟知するためのユーザー・インターフェースです。