WebSphere Enterprise Service Bus バージョン 6.2.0 オペレーティング・システム: AIX、HP-UX、i5/OS、Linux、Solaris、Windows


ビジネス・インテグレーション・アプリケーションの構築

ビジネス・インテグレーション とは、企業内または一連の企業間でアプリケーション、データ、およびプロセスを統合することを意味します。 また、統合とはプロセスを開発することも意味します。これは、アプリケーションを組み立てて統合するシーケンスには特定のロジックがあるからです。WebSphere® Integration Developer は、ビジネス・インテグレーション・アプリケーションを作成するために使用します。

このセクションでは、ビジネス・インテグレーション・モジュールの開発プロセスについての情報を概説します。

標準的なメディエーション・モジュールの開発フローは以下のとおりです。

  1. WebSphere Integration Developer を始動し、ワークスペースを開きます。
  2. 開発用の Business Integration パースペクティブに切り替えます。
  3. 成果物 (複数のモジュール間で共用するビジネス・オブジェクトおよびインターフェースなど) を保管するライブラリーを作成します。
  4. 新規のメディエーション・モジュールを作成します。
  5. アプリケーション・データ (顧客や注文データなど) を含めるためのビジネス・オブジェクトを作成します。
  6. コンポーネントごとにインターフェースを作成し、インターフェース操作を定義します。 インターフェースによって、コンポーネント間で受け渡しできるデータが決まります。
  7. サービス・コンポーネントを作成および実装します。
  8. アセンブリー・ダイアグラムにサービス・コンポーネント、インポート、およびエクスポートを追加して、モジュール・アセンブリーを作成します。 コンポーネント間をワイヤリングします。 インポートとエクスポートをプロトコルにバインドします。
  9. 統合テスト環境でモジュールをテストします。
  10. モジュールを WebSphere ESB にデプロイします。
  11. テストしたモジュールをリポジトリーに配置して、チームの他のメンバーと共用します。

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タイムスタンプ・アイコン 最終更新: 2010/07/05


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