サーバーは、WebSphere® ESB の中核機能を提供します。ESB サーバーは、アプリケーション・サーバーが メディエーション・モジュールを操作する能力を拡張します。その他のサーバー (デプロイメント・マネージャーおよびノード・エージェント) は、ESB サーバーの管理に使用されます。
ESB サーバーとして、スタンドアロン・サーバー または管理対象サーバー を使用できます。管理対象サーバーをクラスター にメンバーとして追加できます。 管理対象サーバー、サーバー・クラスター、およびその他のミドルウェアから成る集合をデプロイメント環境 と呼びます。デプロイメント環境の各管理対象サーバーまたはクラスターは、デプロイメント環境内の特定の機能を実現するために構成されています (例えば、宛先ホスト、アプリケーション・モジュール・ホスト、Common Event Infrastructure サーバーなど)。 スタンドアロン・サーバーは、必要な機能をすべて提供するように構成されています。
サーバーは、これらのモジュールにより使用されるリソース (データ・ソース、アクティベーション・スペック、および JMS 宛先) と、IBM 提供リソース (メッセージ宛先および Common Event Infrastructure サーバー) のための メディエーション・モジュールのランタイム環境を提供します。
ノード・エージェント は、システムのノードを表し、そのノード上のサーバーを管理する管理エージェントです。ノード・エージェントは、ホスト・システム上のサーバーをモニターし、管理要求をサーバーに送付します。ノードがデプロイメント・マネージャーに統合されると、ノード・エージェントが作成されます。
デプロイメント・マネージャー は、複数のサーバーおよびクラスターの集中管理ビューを提供する管理エージェントです。
スタンドアロン・サーバーはスタンドアロン・プロファイルによって定義されます。デプロイメント・マネージャーは、デプロイメント・マネージャー・プロファイルによって定義されます。管理対象サーバーは、カスタム・プロファイルで定義されている管理対象ノード 内に作成されます。