WebSphere® ESB Launchpad から Update Installer
for WebSphere Software を
インストールできます。アップデート・インストーラーは、WebSphere ESB の
暫定修正、フィックスパック、およびリフレッシュ・パックをインストールするために使用します。
始める前に
Update Installer for WebSphere
Software をインストールする前に、以下の要件を確認してください。
- 製品のハードウェア前提条件およびソフトウェア前提条件がすべて満たされている
必要があります。詳しくは、『http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg27006912』を参照してください。
- アップデート・インストーラーをインストールする前に、
いずれかのバージョンの WebSphere ESB を
正しくインストールしておく必要があります。
- アップデート・インストーラーは、1 つのシステムに 1 つだけインストールできます。このアップデート・インストーラーを
すべての WebSphere 製品が
共用します。
- 当初 WebSphere ESB 製品を
インストールするために使用したユーザー・アカウントでアップデート・インストーラーをインストールするとともに、同じユーザー・アカウントを使用してアップデート・インストーラー・プログラムを実行し、
製品を更新する必要があります。
- 別のユーザー・アカウントがインストール済みのアップデート・インストーラーのロケーションを使用する場合は、
そのユーザー・アカウントが、そのロケーションにあるアプリケーションを読み取って実行するための
セキュリティー・アクセス権限と、logs ディレクトリーのサブディレクトリーに対する
書き込み権限を持っている必要があります。
- 別のユーザー・アカウントを使用して
ターゲット WebSphere ESB 製品のロケーションを
更新する場合は、そのユーザー・アカウントが、保守パッケージを適用する
ターゲット・ロケーションに対する全アクセス権限 (読み取り、書き込み、
および実行) を持っている必要があります。
AIX® プラットフォームの場合: root 以外のユーザーがアップデート・インストーラー・プログラムを開始する場合は、そのユーザー・アカウントが slibclean コマンドを実行するためのセキュリティー・アクセス権限を持っている必要があります。持っていない場合は、アップデート・インストーラー・プログラムを使用するときに必ず root ユーザーが slibclean コマンドを実行する必要があります。
- アップデート・インストーラーをインストールするターゲット・ロケーションでは、
他のユーザーによるプロセスがファイルをロックすることはできません。
- 最新バージョンの Update Installer for
WebSphere Software を
インストールしようとしていることを確認します。
最新のバージョンを持っていない場合は、IBM®
Web サイト Update
Installer for WebSphere
Software から圧縮されたファイルまたは TAR ファイルとして最新バージョンの Update Installer for
WebSphere Software を
ダウンロードします。詳しくは、WebSphere Application Server Network Deployment バージョン 7.0 の資料にある『Update Installer for WebSphere Software の更新』を参照してください。
Microsoft®
Windows® Vista および Windows
2008 オペレーティング・システムの場合: 管理者でないユーザーが Update Installer を使用して
保守を適用する場合は、Windows ユーザー・アカウント・コントロール (UAC) を、
最初に Websphere Application Server をインストールしたときと
同じ状態にして適用する必要があります。- WebSphere ESB のインストール時に UAC が
有効になっていた場合は、UAC を有効にした状態で保守を適用します。
- Websphere Application Server のインストール中に UAC が
無効になっていた場合は、UAC を無効にした状態で保守を
適用します。
UAC の設定が初期インストール時の設定と
異なる状態で管理者以外のユーザーが WebSphere ESB に
保守を適用すると、レジストリーに悪影響が及んでしまいます。その結果、Update Installer の
宛先パネルに正しいインストール・ロケーションのリストが表示されなくなったり、
既存のインストール・ロケーションがドロップダウン・メニューに表示されなくなったりする
可能性があります。
昇格した (管理者の) 特権が必要なプログラムを
実行するように Windows
Vista または Windows 2008 オペレーティング・システムに
要求すると、最初に、プログラムの提供者が認識されているかどうかがユーザーに
通知されます。一部の WebSphere ESB プログラムでは、
例えば、「認識できないプログラムがこのコンピュータへのアクセスを
要求しています」というオペレーティング・システムのダイアログが
表示されることがあります。プログラムの詳細を調べてください。
実行しようとしている WebSphere ESB プログラムである場合は、
「許可 (Allow)」をクリックして次に進んでください。
Update Installer for
WebSphere Software を
インストールするには、以下のステップを実行します。
手順
- 新バージョンのアップデート・インストーラーをインストールする前に、
既存のアップデート・インストーラーを除去する必要があります。 詳しくは、WebSphere Application
Server Network Deployment バージョン 7.0 の資料にある『Update Installer for WebSphere Software のアンインストール』を参照してください。
- 以下のいずれかの方法で、Update Installer for
WebSphere Software の
インストール・ウィザードを開始します。
- Launchpad から:
- Launchpad のウィンドウの左側に表示されるオプションのリストで、「WebSphere ソフトウェアのインストール用の IBM Update Installer」をクリックします。 「WebSphere ソフトウェアのインストール用の IBM Update Installer」パネルが開きます。
- Launchpad の「WebSphere ソフトウェアのインストール用の IBM Update Installer」パネルで、
「IBM Update Installer のインストール・ウィザードの起動」をクリックします。
- コマンド行から:
- システムにログオンします。

Linux® および UNIX® プラットフォームの場合: 必要に応じて CD-ROM ドライブをマウントします。
- 「WebSphere ESB V6.2
DVD」というラベルが付いた製品 DVD を CD-ROM ドライブに挿入します。
- UpdateInstaller ディレクトリーにナビゲートします。
- UpdateInstaller ディレクトリーから install または install -silent コマンドを
入力します。
- インストール・ウィザードの指示に従います。
次のタスク
アップデート・インストーラーをインストールすると、それを使用して暫定修正、フィックスパック、
およびリフレッシュ・パックをインストールできるようになります。を
参照してください。