Enterprise Service Bus for z/OS バージョン 6.2.0
オペレーティング・システム:
z/OS
インストール情報
この参照セクションには、
WebSphere® ESB
のインストールおよび構成に関連したサブタスクと、サポートする概念情報および参照情報が含まれています。
サブトピック
スタンドアロン構成と Network Deployment 構成の相違点
スタンドアロン・アプリケーション・サーバー・セルはベース・アプリケーション・サーバー・ノードとも呼ばれ、
WebSphere ESB for z/OS®
アプリケーションをデプロイして実行するために使用できる最も単純な構成です。スタンドアロン構成は、即時始動環境または開発環境のためのフレームワークを提供します。小規模な環境を構成する場合は、単一サーバー・トポロジーで要件に対応できる可能性があります。ただし、Network Deployment 構成を使用する可能性の方が高くなります。これは、Network Deployment 構成では、ネットワーク環境内の複数の sysplex に分散するアプリケーション・サーバーを管理できるためです。Network Deployment 構成では、クラスター化すると高い可用性と信頼性を実現できる複数のアプリケーション・サーバーがサポートされます。
インストール・メディアのコンテンツ
z/OS システムにインストールされる
WebSphere ESB for z/OS
コンポーネントは、1 つのテープまたはダウンロード・パッケージの形で提供されます。z/OS 以外のシステムにインストールされるコンポーネントは、CD で提供されます。
ノード、ホスト、およびセルの命名に関する考慮事項
WebSphere Application Server のインストール済み環境をカスタマイズするとき、いくつかの事項について考慮する必要があります。詳細は、『
カスタマイズ変数: スタンドアロン・アプリケーション・サーバー・セル
』を参照してください。
ポート番号の設定
WebSphere Enterprise Service Bus
のインストール済み環境が
WebSphere ESB
の別のインストール済み環境と共存するか、または
WebSphere Process Server、
WebSphere Application Server、 または WebSphere Application Server のインストール済み環境と共存するようにしたい場合、ポート競合の発生を防止します。
製品のバージョン情報および履歴情報
製品のバージョン情報および履歴情報とそのリンク
製品のバージョン情報
WebSphere ESB for z/OS
インストール・ファイル・システムの properties/version ディレクトリーには、製品とインストールされているコンポーネントに関する重要なデータ (ビルド・バージョンやビルド日など) が格納されています。
応答ファイルの値
WebSphere ESB for z/OS
製品定義をインストールするインストール・ジョブを実行すると、 サンプル応答ファイルがインストール・ファイル・システムにインストールされます。 これらの応答ファイルをコピーして、実現する構成に応じて編集し、 拡張スクリプトの実行時にその応答ファイルを渡します。
親トピック:
WebSphere Enterprise Service Bus の参照情報