WebSphere Enterprise Service Bus for z/OS バージョン 6.2.0 オペレーティング・システム: z/OS


DB2 データベースでのスタンドアロン構成の作成

スタンドアロン構成には、アプリケーション・サーバーを実行する単一ノードと、単一 z/OS® システムまたは LPAR で稼働する 1 つのデーモン・サーバーが含まれています。DB2® データベースを使用する場合は、応答ファイルを大幅に変更し、データベースをセットアップおよび構成する必要があります。評価やデモの目的でスタンドアロン構成を迅速にセットアップするには、代わりに Derby データベースを使用するのが便利です。

始める前に

WebSphere® ESB を構成するには、事前に以下の作業を完了しておく必要があります。
手順
  1. サーバーを停止します。
  2. 製品構成スクリプトを最後まで実行させるために、OMVS の制限時間を延長します。 MVS™ コンソールで、次のコマンドを入力します。
    SETOMVS MAXCPUTIME=86400
  3. USS コマンド・シェルにアクセスし、管理者ユーザー ID に切り替えます。 例:
    su wsadmin 
  4. 次のように入力して、ディレクトリーをアプリケーション・サーバーの bin ディレクトリーに変更します。 例:
    cd /WebSphere/V6R1/AppServer/bin
  5. 編集済みの応答ファイルの絶対パスを指定して、zWESBConfig.sh 構成スクリプトを実行します。 例:
    zWESBConfig.sh -augment -response /working_directory_path/standAloneProfileDB2.rsp
    ここで、working_directory_path は、編集した standAloneProfileDB2.rsp ファイルのロケーションです。
  6. 構成が実行されるのを待ちます。

    スクリプトの実行が終了したら、コンソールに表示されるメッセージを確認します。 スクリプトが正常に実行された場合、エラー・メッセージは表示されず、「プロファイルの拡張が完了しました (augmenting profile(s) complete)」という情報メッセージが表示されます。

  7. スタンドアロン・サーバー構成を格納しているデータ・セットをバックアップします。

タスクの結果

これで、スタンドアロン・サーバーが WebSphere ESB 機能で拡張され、データベース・オブジェクトの作成のために実行する必要がある DDL スクリプトが生成されました。

次のタスク

DDL スクリプトを実行して、DB2 データベース・オブジェクトを作成できます。『DB2 データベース・オブジェクトの作成および構成』を参照してください。

task タスク・トピック

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タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: 2010/07/05


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