使用しているスキーマ名が J2C 認証別名ユーザー ID と異なる場合は、DB2® 特権のサブセットを J2C 認証別名ユーザー ID に付与する必要があります。
サービス統合バス用の DDL には、コメント化された GRANT コマンドが既に含まれていて、これを SIB テーブルへのアクセス権を付与するための基盤として使用できます。ただし、他の WebSphere® ESB for z/OS® コンポーネントは GRANT ステートメントを何も提供しません。
J2C 認証別名と同じでないスキーマ名を使用して、別名ユーザー ID がテーブルを除去する能力を持たないようにしてください。(テーブルを除去する能力は、作成者、つまりスキーマには暗黙的に付与されます。) DBADM のような特権を J2C 認証別名ユーザー ID に付与することには意味がありません。DBADM 特権でもテーブルを DROP できるためです。
GRANT ALL PRIVILEGES ON TABLE cell.tablename TO userid/sqlid
ここで、userid/sqlid は J2C 認証別名ユーザー ID です。