WebSphere® ESB では、WebSphere Adapters と WebSphere Business Integration Adapters の 2 種類のアダプターがサポートされています。ビジネス・アプリケーションは、アダプターを利用することにより、さまざまなエンタープライズ情報システム (EIS) (データベース、エンタープライズ・リソース・プランニング・システム、ファイル・システム、電子メール・システムなど) へ接続して、サービスとして機能します。
アプリケーションと EIS は、アダプターを利用することにより、「相互に対話」できます。つまり、一貫した方法で情報を送受信できます。アプリケーションをサービスとして機能させるために、アダプターはアプリケーションを WebSphere ESB に接続します。これにより、Service Oriented Architecture (SOA) が実現します。アダプターを使用すれば、各 EIS またはアプリケーション・サーバー用に専用の接続ユーティリティーを提供する (またはカスタム接続ユーティリティーを作成する) 必要はなくなります。