WebSphere Enterprise Service Bus for z/OS バージョン 6.2.0 オペレーティング・システム: z/OS


管理コンソールを使用したロギング・プロパティーの構成

モニター機能がサービス・コンポーネント・イベントをロガー・ファイルにパブリッシュするように指定するには、このタスクを使用します。

このタスクについて

アプリケーションが モニター済みイベントをログに記録できるようにするためには、その前に、モニターするサービス・コンポ ーネント・イベント・ポイント、各イベントに要求する詳細のレベル、およびイベントをログにパブリッシュするために使用する出力の形式を 指定する必要があります。管理コンソールを使用して、以下のことを実行できます。
  • 特定のイベント・ログを使用可能または使用不可にする。
  • ログ内の詳細レベルを指定する。
  • ログ・ファイルを保管する場所、保持するログ・ファイルの数、およびログ出力の形式を 指定する。

ログ構成は静的に変更することも、動的に変更することもできます。 静的な構成変更は、アプリケーション・サーバーを始動または再始動するときに、アプリケーションに 影響を及ぼします。動的またはランタイムの構成変更は、即時に適用されます。

ログが作成 される場合、そのログのレベル値は構成データに基づいて設定されます。 特定のログ名に関して使用可能な構成データがない場合は、そのログのレベルは ログの親から取得されます。親ログに関する構成データが存在しない場合は、非ヌルのレベル値を持つログが見つかるまで、そのログの親、あるいはさらにツリーの上方向が検査さ れます。 ログのレベルを変更した場合、変更はそのログの子まで伝搬し、必要に応じて、その子へと再帰的に伝搬します。

手順
  1. ロギングを使用可能にし、ログの出力プロパティーを設定します。
  2. ナビゲーション・ペインで、「サーバー」>「アプリケーション・サーバー」をクリックします。
  3. 作業で使用するサーバーの名前をクリックします。
  4. 「トラブルシューティング (Troubleshooting)」の下で、「ロギングとトレース (Logging and tracing)」をクリックします。
  5. 「ログ詳細レベルの変更」をクリックします。
  6. コンポーネント、パッケージ、およびグループのリストに、実行中のサーバー上で 現在登録されているすべてのコンポーネントが表示されます。このリストには、呼び出し回数が 1 回以上のサーバー・イベントのみが表示されます。ログに記録可能なイベント・ポイントを保持したすべてのサーバー・コンポーネントが WBILocationMonitor.LOG という名前で始まるコンポーネントのいずれかの下にリストされます。
    • 構成に対して静的な変更を行うイベントを選択するには、「構成」タブをクリックします。
    • 構成に対して動的な変更を行うイベントを選択するには、「ランタイム」タブをクリックします。
  7. ログに記録するイベントまたはイベントのグループを選択します。
  8. 各イベントまたはイベントのグループのロギング・レベルを設定します。
    注: CEI イベント・ロギングでは、FINE、FINER、および FINEST のレベルのみが有効です。
  9. 「適用」をクリックします。
  10. 「OK」をクリックします。
  11. 静的な構成変更を有効にするには、サーバーを停止してから再始動します。

タスクの結果

デフォルトでは、ロガーはジョブ・ログに出力をパブリッシュします。

task タスク・トピック

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タイムスタンプ・アイコン 最終更新: 2010/07/05


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