ログ・ファイルを確認し、管理コンソールで操作を確認して、マイグレーションが正常に行われたことを検査します。
始める前に
マイグレーションされたサーバーが始動していることを確認してください。
手順
- WBIPostUpgrade コマンドおよび WBIProfileUpgrade.ant スクリプトのマイグレーション・ログ・ファイルを確認します。
- ファイル backupDirectory/logs/WBIPostUpgrade.profileName.timestamp.log に、以下のメッセージが記載されているかどうかを確認します。
- MIGR0259I: マイグレーションは正常に完了しました。
- MIGR0271W: マイグレーションは、1 つ以上の警告を伴って、正常に完了しました。
注: backupDirectory は、マイグレーションされたデータが最初に保管されるディレクトリーです。このデータは、マイグレーション・ウィザード、WBIPreUpgrade コマンドまたは WBIPostUpgrade コマンドの指定に従い、マイグレーション中に取り出されます。
注: profileName は、WebSphere® ESB のバージョン 6.2 で作成した新規プロファイルの名前です。
- ファイル backupDirectory/logs/WBIProfileUpgrade.ant.profile_name.timestamp.log に、メッセージ「BUILD SUCCESSFUL」が記載されているかどうかを確認します。
これらのログ・ファイルの両方で、上記のメッセージによって成功したことが示された場合に、マイグレーションが正常に行われたと見なすことができます。
- サーバーのログ・ファイルを確認します。 例えば、スタンドアロン・サーバーのログは /WebSphere/Server1/AppServer/profiles/default/logs ディレクトリーで確認します。
- 管理コンソールで操作を確認します。
- 管理コンソール (Integrated Solutions Console) を開きます。
- ナビゲーション・パネルから「アプリケーション」>「エンタープライズ・アプリケーション」を選択します。
- 右側のパネルで、リストされているすべてのアプリケーションが開始していること (緑の「開始済み」アイコンで示される) を確認します。
- ナビゲーション・パネルから「リソース」>「JDBC」>「ビジネス・インテグレーション・データ・ソース (Business Integration Data Sources)」を選択します。
- このパネルにリストされている WebSphere ESB データ・ソースごとに、チェック・ボックスを選択してから、「テスト接続」を選択します。
注: 「テスト接続」は、ME データ・ソースでは動作しません。ME データ・ソースの接続を検証するには、サーバーの始動後、ログにエラーがないことを確認します。
- データ・ソースごとに、「ノード Dmgr1Node1 にあるサーバー Dmgr1 上のデータ・ソース WPS_DataSource のテスト接続が成功しました。」に類似したメッセージが返されます。
次のタスク
マイグレーションが正常に行われた場合、サーバーの使用を開始できます。マイグレーションが正常に完了しなかった場合は、
バージョン間のマイグレーションのトラブルシューティングでトラブルシューティングの情報を参照してください。