WebSphere Enterprise Service Bus for z/OS バージョン 6.2.0 オペレーティング・システム: z/OS


WebSphere ESB 用のサービス統合バス

サービス統合バスとは、同期および非同期メッセージングによってサービス統合をサポートする、管理された通信メカニズムです。 バスは、バス・リソースを管理する相互接続メッセージング・エンジンで構成されます。 サービス統合バスは、WebSphere® ESB の基盤となる WebSphere Application Server テクノロジーの 1 つです。

一部のバスは、システム、デプロイする Service Component Architecture (SCA) アプリケーション、およびその他のコンポーネントで使用するために自動的に作成されます。また、サービス統合論理または他のアプリケーションをサポートするためにバスを作成することもできます。例えば、WebSphere ESB 内でサービス要求元およびサービス・プロバイダーとして機能するアプリケーションをサポートしたり、WebSphere MQ にリンクしたりするためにバスを作成します。

バス宛先は、アプリケーションがプロデューサー、コンシューマー、またはその両方として接続できる論理アドレスです。キュー宛先は、point-to-point メッセージングに使用するバス宛先です。

各バスは 1 つ以上のバス・メンバーを持ち、各バス・メンバーはサーバーまたはクラスターのいずれかです。

バス・トポロジー とは、アプリケーション・サーバー、メッセージング・エンジン、および WebSphere MQ のキュー・マネージャーの物理的な配置とそれらの間のバス接続およびリンクのパターン (エンタープライズ・サービス・バス を構成する) を意味します。

いくつかのサービス統合バスは、WebSphere ESB をサポートするために自動的に作成されます。デプロイメント環境を作成するか、または SCA アプリケーションをサポートするためにサーバーまたはクラスターを構成する際に、最大 3 つのバスが作成されます。これらのバスには、それぞれ構成する必要がある 3 つの認証別名があります。


concept 概念トピック

ご利用条件 | フィードバック


タイムスタンプ・アイコン 最終更新: 2010/07/05


http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/dmndhelp/v6r2mx/topic//com.ibm.websphere.wesb620.zseries.doc/doc/cpln_buses.html
Copyright IBM Corporation 2005, 2010. All Rights Reserved.
このインフォメーション・センターでは Eclipse テクノロジーが採用されています (http://www.eclipse.org)。