WebSphere® ESB は、サービス指向、メッセージ指向、およびイベント・ドリブンの各テクノロジーの統合をサポートすることにより、統合化されたエンタープライズ・サービス・バスにおいて標準ベースのメッセージング・インフラストラクチャーを実現します。
エンタープライズ・アプリケーションで使用可能なエンタープライズ・サービス機能では、サービスの対話を円滑にするために、トランスポート層だけでなく、メディエーション・サポートも提供されます。エンタープライズ・サービス・バスは、オープン・スタンダードおよびサービス指向アーキテクチャー (SOA) を中心に構築されます。これは、堅固な J2EE 1.4 インフラストラクチャーと、IBM® WebSphere Application Server Network Deployment
WebSphere Enterprise Service Bus を企業にデプロイすることで、フェデレーテッド ESB の一部として別途インストールした WebSphere Process Server またはその他の統合ソリューションの能力を活用して、プロセス統合ソリューションの接続性の範囲を拡大することができます。例えば、WebSphere Enterprise Service Bus を SAP アプリケーションのさらに近くにインストールして、IBM WebSphere Adapter for SAP をホストしたり、SAP メッセージを変換してからネットワーク間でその情報を、WebSphere Process Server によって連携可能になったビジネス・プロセスに送信したりすることができます。