WebSphere Enterprise Service Bus for z/OS バージョン 6.2.0 オペレーティング・システム: z/OS


EIS バインディング: 全体像

EIS (エンタープライズ情報システム) バインディングを JCA リソース・アダプターと一緒に使用すると、エンタープライズ情報システム上のサービスにアクセスしたり、またはサービスを EIS で使用可能にすることができます。

以下は、Siebel システムと SAP システム間の接続情報を同期化する方法を説明する ContactSyncModule という名前の SCA モジュールの例です。
  1. ContactSync という名前の SCA コンポーネントは、(Siebel Contact という名前の EIS アプリケーション・エクスポートを介して) Siebel への接続に対する変更を listen します。
  2. ContactSync SCA コンポーネント自体は、SAP の接続情報を適宜更新するために、(EIS アプリケーション・インポートを介して) SAP アプリケーションを利用します。
接続情報の保管用に使用されるデータ構造は、Siebel システムと SAP システムでは異なるため、 ContactSync SCA コンポーネントがマッピングを行う必要があります。
図 1. Siebel システムから SAP システムへのフロー
接続情報は、エクスポートによって Siebel システムから SCA コンポーネントに送られ、それから SAP システムに送られます。

Siebel Contact エクスポートと SAP Contact インポートには、適切なリソース・アダプターが構成されます。


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タイムスタンプ・アイコン 最終更新: 2010/07/05


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