カスタマイズ・インストール・パッケージ (CIP) の作成は、ビルド定義ウィザードを直接使用するか、またはビルド定義ウィザードでビルド定義ファイルを作成し、コマンド行ツールを使用して CIP をビルドすることによって実行できます。
i5/OS® では、Windows®、Linux®、
または UNIX® サーバー上で IBM®
WebSphere® Installation Factory コンソールを使用して、
カスタマイズ・インストール・パッケージ (CIP) を作成する
必要があります。次に、CIP を i5/OS サーバーにエクスポートして CIP を直接インストールするか、Windows サーバー上でインストール GUI を使用して、CIP をリモート i5/OSサーバーにインストールできます。
ビルド定義ウィザードの各パネルでは、CIP に関する情報の入力が要求されます。例えば、保守パッケージ、スクリプト、および組み込み可能なその他のコンポーネントのロケーションの入力が要求されます。CIP を生成するためのロケーションの入力も要求されます。この情報はすべて、新規のビルド定義ファイルに保存されるか、または変更中のビルド定義ファイルに保存されます。
ウィザードの最後のパネルでは、定義したばかりのビルド定義ファイルの内容に基づく CIP を生成するためのオプションが提供されます。または、ビルド定義ファイルの保存のみを行い、後で ifcli コマンドでファイルを使用することもできます。 切断モードでは、CIP を作成することはできません。 ifcli コマンドは Installation Factory コンソールの外部で CIP を生成します。別のワークステーションやオペレーティング・システム上でも生成します。
ビルド定義ウィザードが完了したら、後で i5/OS サーバーにインストールできるように、ビルド定義ファイルを保存し、接続モードで作業している場合は CIP を作成します。