WebSphere Enterprise Service Bus バージョン 6.2.0 オペレーティング・システム: AIX、HP-UX、i5/OS、Linux、Solaris、Windows


イベントの照会時にエラーが発生する (メッセージ CEIDS0060E)

イベント・サービスからイベントを照会しようとすると、イベント・コンシューマーがエラーを検出して、WebSphere® ログ・ファイルにメッセージ CEIDS0060E が示されます。

原因

イベント・サービスは、イベント・データベースに保管されたメタデータを使用して、Common Base Event のエレメントと属性をデータベースのテーブルと列にマップします。この情報は、イベント・サービスの始動後にアプリケーションがそれを最初に使用しようとするときに、データベースから読み取られます。

メタデータ・テーブルにデータが設定されるのは、イベント・データベースの作成時です。このエラーは、実行時に必要なメタデータがテーブルに含まれない場合に発生します。

対応策

この問題を訂正するには、必要なメタデータを再作成する必要があります。イベント・データベースを作成するときに、データベース構成管理コマンドは、後でメタデータにデータを再設定するために使用できるデータベース・スクリプトも生成します。このスクリプトの名前は、次のようにデータベース・タイプに応じて異なります。
データベース・タイプ スクリプト名
Derby ins_metadata.derby
DB2® ins_metadata.db2
Informix® ins_metadata.sql
Oracle ins_metadata.ora
SQL サーバー ins_metadata.mssql
DB2 UDB for iSeries® ins_metadata.db2

デフォルトでは、このスクリプトは、profile_root/dbscripts/CEI_database_namenode ディレクトリーに作成されます。 このスクリプトは、いつでも実行できます。

メタデータを再作成するには、以下の適切な SQL プロセッサーを使用してスクリプトを実行します。
  • For Windows operating systemFor Linux operating systemFor UNIX operating system DB2: db2
  • For Windows operating systemFor Linux operating systemFor UNIX operating system Oracle: SQL*Plus
  • For Windows operating systemFor Linux operating systemFor UNIX operating system Informix: dbaccess
  • For Windows operating system SQL サーバー: osql
  • For i5/OS operating system DB2 UDB for iSeries: QShell でスクリプトを実行します。

メタデータにデータを再設定したら、サーバーを再始動します。


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タイムスタンプ・アイコン 最終更新: 2010/07/05


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