資料は、Eclipse 文書プラグインとしてパッケージされていて、表示にはヘルプ・システムを使用する必要があります。IBM® 製品の資料をビューアーで表示するには、IBM WebSphere® ESB for z/OS® ヘルプ・システムの eclipse/plugins フォルダーに新規または更新された文書プラグインをインストールする必要があります。このヘルプ・システムは、IBM 製品の文書プラグインを含め、Eclipse 文書プラグインとしてパッケージされている情報であればどのような情報でも扱うことができます。このフォルダーには共通の命名規則 (com.ibm.xxx.doc) が使用されているので、IBM 製品のプラグイン・フォルダーを識別するのは簡単です。z/OS 上に、WebSphere ESB for z/OS インフォメーション・センターのサーバー・コピーをインストールして実行できます。別の方法として、Linux® または Windows® にインフォメーション・センターをインストールして、表示することもできます。
始める前に
ヘルプ・システムのバージョンの 1 つが、WebSphere ESB for z/OS 製品に付属の Messaging Clients CD に含まれています。
Linux または Windows にヘルプ・システムをインストールする方法については、分散プラットフォームに関する WebSphere ESB インフォメーション・センターの『ドキュメンテーションのインストール』を参照してください。
WebSphere ESB for z/OS インフォメーション・センターのサーバー・コピーをインストールおよび実行する場合は、以下の要件と考慮事項に留意してください。
- z/OS 上のインフォメーション・センターのサポートは、ブラウザーを使用したリモート・アクセスのサーバー・モードのみで提供されます。
- インフォメーション・センターは、JRE を使用します。z/OS 上でインフォメーション・センターを実行する場合は、オペレーティング・システムに付属する JRE を使用する必要があります。
- z/OS システムのファイルを使用して作業する許可が、システム管理者によって自分のユーザー ID に与えられていることを確認します。
- インフォメーション・センターで最初に検索を実行するときは、事前に生成された検索索引を抽出し、追加のファイルがあれば索引を作成するため、遅延が生じます。サーバー環境では、インフォメーション・センターで検索を実行するすべてのブラウザー・ロケールごとに、索引付けが 1 回行われます。例えば、あるユーザーのブラウザーのロケールが en_gb、別のユーザーのロケールが en_us である場合、両方のユーザーが検索索引を作成します。
- 情報をオフラインで扱うための別の選択肢としては、WebSphere ESB for z/OS ライブラリー・ページから資料の PDF バージョンをダウンロードすることもできます。
注: 既に IBM WebSphere ESB for z/OS ヘルプ・システムがすでにインストールされている場合は、WebSphere ESB for z/OS 文書プラグインのみをインストールし、そのツール内で資料を表示することもできます。
手順
- 以下の手順を実行して、ヘルプ・システムをインストールします。
- 次のようにディレクトリーを変更します。cd installation_file_system_root/zos.iehs/lib
- ファイル IBM-Help-zOS.tar を見つけます。
- IBM-Help-zOS.tar を解凍するディレクトリーを作成します。
- 次のコマンドを使用して、選択したディレクトリーにファイルを解凍します。 tar -xvf IBM-Help-zOS.tar -C directory_name
- 更新サーバー (http://publib.boulder.ibm.com/dmndhelp/downloads) からヘルプ・システムの更新機能を使用して、文書プラグインをダウンロードおよびインストールします。 更新およびプラグイン・インストールのためのヘルプ・システムの構成方法について詳しくは、『Eclipse ベースの他のヘルプ・ビューアーへのドキュメンテーションのインストール』を参照してください。
- IC_start.sh スクリプトおよび IC_end.sh スクリプトのアクセス権を変更して、インフォメーション・センターを開始および停止するファイルを編集および実行できるようにしてください。
- ibm_help ディレクトリーにあるスタートアップ・ファイル IC_start.sh を編集して、Java™ のロケーションを指すようにします。 例えば、ファイルに export PATH=/usr/lpp/java142/J1.4/bin:$PATH というステートメントを追加できます。ここで、/java142/J1.4/bin:$PATH は Java のロケーションです。Eclipse では、Java 1.4.2 を実行する必要があります。このバージョンは、z/OS を除くすべてのプラットフォームのインフォメーション・センターに付属しています。
- オプション: -port パラメーターを変更します (デフォルト値を使用しない場合)。ポート番号は IC_start.sh ファイル内で指定され、デフォルト値は 8888 です。
- 次のようにして、インフォメーション・センター・サーバーを始動します。
- IC_start.sh ファイルを実行します。 インフォメーション・センターは、バックグラウンド・タスクとして実行できます。これは、ワークステーションまたはサーバーからログオフしても、インフォメーション・センターの実行が続行することを意味します。次のコマンドを使用します。./IC_start.sh &。
- リモート・コンピューターでインフォメーション・センターが開始されたことを確認するために、ブラウザーを開き、ファイル IC_start.sh で指定されているサーバー名とポート番号を使用して URL を入力します。 例えば、http://winmvs26.site.company.com:8888 のように指定します。
- インフォメーション・センターを停止する (文書プラグインの追加や除去のためなど) には、以下を実行します。
- ファイル IC_end.sh を実行します。