リレーションシップとは、ビジネス・オブジェクトとその他のデータの間の関連のモデル化および保守に使用されるサービスです。
リレーションシップは、複数のデータ型のデータ間の関連を設定する、IBM® WebSphere® ESB アプリケーションのサポート・サービスです。
リレーションシップ とは、ビジネス・インテグレーション・システムにおける複数のデータ・エンティティー間の関連です。 多くの場合、そのエンティティーはビジネス・オブジェクトです。 リレーションシップは、各ビジネス・オブジェクト全体で等価であるが、表現が異なるデータの変換に使用されます。
WebSphere ESB のリレーションシップ・マネージャーは、手動でリレーションシップ・データを操作するためのツールです。このツールで、自動化されたリレーションシップ管理で検出されたエラーを訂正し、 より完全なリレーションシップ情報を提供します。特に、このツールには、リレーションシップ・インスタンス・データの変更および検索の機能もあります。リレーションシップ・マネージャーによって、リレーションシップ・ランタイム・データ (参加者およびそのデータを含む) の構成、照会、表示、およびオペレーションの実行が可能になります。リレーションシップの定義は、Relationship Designer を使用して作成します。実行時に、リレーションシップのインスタンスには、別のアプリケーションの情報を関連付けるデータが取り込まれます。