modifyWSRRDefinition コマンドを使用して、 名前を指定して WSRR 定義の詳細を変更できます。
modifyWSRRDefinition コマンドはマルチステップ・コマンドであり、
各ステップで接続定義のタイプと固有のプロパティーを
定義します。指定できるステップは 1 つのみです。これは、WSRR 定義では接続定義を 1 つしか保持できないためです。変更する
オブジェクトは、ターゲット・オブジェクトとして指定するか、
名前パラメーターによって指定します。ターゲット・オブジェクトと名前パラメーターが
競合する場合、または定義が見つからない場合は、例外がスローされます。
始める前に
modifyWSRRDefinition コマンドは、wsadmin スクリプト・クライアントの AdminTask オブジェクトを使用して実行されます。
- wsadmin スクリプト・クライアントを開始するコマンドを検索します。このコマンドは、install_root¥bin ディレクトリーにあります。
- wsadmin コマンドを実行します。
- サーバーが稼働していない場合は、-conntype none オプションを使用します。
- デフォルト・プロファイルに接続していない場合は、-profileName profile_name オプションを使用します。
次のコマンドを使用して、すべての WSRR 管理コマンドをリストできます。
wsadmin> $AdminTask help SIBXWSRRAdminCommands
次のコマンドを使用して、特定のコマンドに関する詳細ヘルプを取得できます。
wsadmin> $AdminTask help command_name
構文
$AdminTask modifyWSRRDefinition {-paramName paramValue ...}
目的
modifyWSRRDefinition コマンドは、WSRR 定義の詳細を変更します。
- コマンド名
- modifyWSRRDefinition
- ターゲット
- javax.management.ObjectName RegistryDefinition - 変更される WSRR 定義。
- 結果
- javax.management.ObjectName RegistryDefinition - 変更された WSRR 定義。
パラメーター
- -name definitionName
- WSRR 定義の名前 (ストリング)。
- -newName newdefName
- 必要な場合、WSRR 定義の新規の名前 (ストリング)。
- -description defDescription
- 定義の要旨。
- -defaultCacheExpiryTimeout timeout
- キャッシュのタイムアウト (秒)。値「0」は照会結果をキャッシュに入れないことを意味します。
ステップ
1 つのステップしか指定できません。そうしないと例外がスローされます。
定義の接続に一致するステップを選択します。
WSRR 定義に関連付けられた Web サービス接続用のプロパティーを変更するために、次のように、レジストリー URL と認証別名の値を指定できます。
- -WSConnection {{ registryURL authAlias repertoire }}
- これらの値のうちのいずれかを指定しない場合は、”" を使用します。
デフォルト接続には、デフォルトのレジストリー URL はありますが、認証別名またはレパートリー (SSL 構成) はありません。
例
wsadmin>$AdminTask modifyWSRRDefinition {-name MydefName -newName newdefName
-description my new description -defaultCacheExpiryTimeout 300
-WSConnection {{ http://localhost:9084 NEW_AUTH_ALIAS NEW_SSL_CONFIG }}}