WebSphere Enterprise Service Bus for z/OS バージョン 6.2.0 オペレーティング・システム: z/OS


ユーザーの認証

管理セキュリティーをオンにすると、クライアントは認証を受ける必要があります。

クライアントが、認証されていない状態で保護されたアプリケーションにアクセスしようとすると、例外が生成されます。

表 1 に、WebSphere® ESB コンポーネントを呼び出す一般的なクライアントと、クライアントのタイプごとに利用可能な認証オプションを示します。
表 1. さまざまなクライアント用の認証オプション
クライアント 認証オプション
Web サービス・クライアント WS-Security/SOAP 認証を使用できます。  
Web クライアントまたは HTTP クライアント HTTP 基本認証 (ブラウザーがクライアントにユーザー名とパスワードを求めるプロンプトを表示します)。 これらのクライアントは、JSP、サーブレット、および HTML 文書を参照します。
Java™ クライアント JAAS。  
すべてのクライアント SSL クライアント認証。  

WebSphere ESB インフラストラクチャーのコンポーネントの中には、データベースおよびメッセージング・エンジンにアクセスする場合のランタイム・コードの認証に使用する、認証別名を持つものがあります。これらの Business Process Choreographer および Common Event Infrastructure の認証別名については、 後続のトピックで説明します。WebSphere ESB インストーラーは、ユーザー名とパスワードを収集して認証別名を作成します。

一部のランタイム・コンポーネントには、runAs ロールで構成されるメッセージ駆動型 Bean (MDB) が 組み込まれています。WebSphere ESB インストーラーは、runAs ロールのユーザー名とパスワードを収集します。


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タイムスタンプ・アイコン 最終更新: 2010/07/05


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