WebSphere Enterprise Service Bus for z/OS バージョン 6.2.0 オペレーティング・システム: z/OS


サービス・データ・オブジェクトから Java への変換のオーバーライド

場合によっては、システムが作成するサービス・データ・オブジェクト (SDO) と Java™ 型オブジェクト間の変換では、要件に合わないことがあります。 デフォルトのインプリメンテーションを独自のインプリメンテーションに置き換えるには、以下の手順を実行します。

始める前に

WebSphere® Integration Developer または genMapper コマンドを使用して WSDL から Java 型への変換を生成していることを確認します。

このタスクについて

生成されたコードを、要件に合うコードで置き換えることにより、WSDL 型から Java 型にマップする生成済みコンポーネントをオーバーライドします。 独自の Java クラスを定義している場合は、独自のマップを使用することを考慮してください。 以下の手順を使用して変更を行います。
手順
  1. 生成されたコンポーネントを見つけます。 コンポーネントの名前は java_classMapper.component です。
  2. テキスト・エディターを使用してコンポーネントを編集します。
  3. 生成されたコードをコメント化し、独自のメソッドを指定します。

    コンポーネントのインプリメンテーションを含むファイル名は変更しないでください。

以下は、置き換え対象の生成されたコンポーネントの例です。
	private Object datatojava_get_customerAcct(DataObject myCustomerID, 
				String integer) 
{

		// このコードをカスタム・マッピングのためオーバーライドできます。
		// このコードをコメント化してカスタム・コードを書き込みます。

		// コンバーターに渡される Java 型は、コンバーターが作成を試行します。
		// この Java 型を変更することもできます。


		return SDOJavaObjectMediator.data2Java(customerID, integer) ; 
	
}

次のタスク

コンポーネントおよびその他のファイルを、含んでいるモジュールが存在するディレクトリーにコピーし、WebSphere Integration Developer のコンポーネントをワイヤリングするか、serviceDeploy コマンドを使用してエンタープライズ・アーカイブ (EAR) ファイルを生成します。

task タスク・トピック

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タイムスタンプ・アイコン 最終更新: 2010/07/05


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