WebSphere Enterprise Service Bus バージョン 6.2.0 オペレーティング・システム: AIX、HP-UX、i5/OS、Linux、Solaris、Windows


製品ライブラリー、ディレクトリー、サブシステム、ジョブ・キュー、ジョブ記述、および出力キュー

i5/OS® プラットフォームでは、WebSphere® ESB を他のプラットフォームにインストールする場合とは異なる構成を使用します。このトピックでは、WebSphere ESB が i5/OS プラットフォーム上で使用する、製品ライブラリー、ディレクトリー、サブシステム、ジョブ・キュー、ジョブ記述、および出力キューについて説明します。

製品ライブラリーおよびディレクトリー

デフォルトのインストールでは、i5/OS 用の WebSphere ESB は、以下のライブラリーとディレクトリーを使用します。

QWBI61
製品ライブラリー。
/QIBM/ProdData/WebSphere/ESB
デフォルトのルート・ディレクトリー。すべての WebSphere ESB プロファイルで共有される製品データが含まれます。
/QIBM/UserData/WebSphere/ESB
デフォルトの WebSphere ESB ユーザー・データ・ルート・ディレクトリー。すべての WebSphere ESB プロファイルおよび profileRegistry サブディレクトリーは、このディレクトリーの下に作成されます。

サブシステム

i5/OS 用の WebSphere ESB のインストール済み環境では、以下のサブシステムのいずれか 1 つを使用できます。
QWAS61
WebSphere Application Server によって提供および構成されたサブシステム。 デフォルトでは、サーバーはこのサブシステム内で稼働します。
QWBI61
WebSphere ESB 固有のサブシステム。 QWBI61 サブシステム内でサーバーを稼働させるには、startServer スクリプトを変更し、サーバーを再始動する必要があります。
以下のパラメーターを指定して startServerスクリプトを実行します。
  • -sbs QWBI61/QWBI61
  • -jobq QWBI61/QWBIJOBQ
  • -jobd QWBI61/QWBIJOBD
  • -outq QWBI61/QWBIJOBD

詳しくは、『i5/OSでのサブシステムの構成』を参照してください。

ジョブ・キュー

i5/OS 用の WebSphere ESB は、使用されるサブシステムに基づいて、サーバー、ノード・エージェント、およびデプロイメント・マネージャー・プロセス用の以下のいずれかのジョブ・キューを使用します。
  • QWASJOBQ キューは QWAS61 サブシステムで使用します。
  • QWBIJOBQ キューは QWBI61 サブシステムで使用します。

ジョブ記述

i5/OS 用の WebSphere ESB は、使用されるサブシステムに基づいて、サーバー、ノード・エージェント、およびデプロイメント・マネージャー・プロセス用の以下のいずれかのジョブ記述を使用します。
  • QWASJOBD 記述は QWAS61 サブシステムで使用します。
  • QWBIJOBD 記述は QWBI61 サブシステムで使用します。

出力キュー

i5/OS 用の WebSphere ESB は、使用されるサブシステムに基づいて、サーバー、ノード・エージェント、およびデプロイメント・マネージャー・プロセス用の以下のいずれかの出力キューを使用します。
  • QWASOUTQ キューは QWAS61 サブシステムで使用します。
  • QWBIOUTQ キューは QWBI61 サブシステムで使用します。

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タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: 2010/07/05


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