オーケストレーションの完了

オーケストレーションを完了させて、Studio にエクスポートできるようにします。コネクターのオーケストレーションだけでなく、Cast Iron のコネクター・インターフェースのオーケストレーションも完了させる必要があります。

このタスクについて

開発作業を完了した後で、以下の手順を実行して、コネクターのオーケストレーションを完了させます。Cast Iron の TestConnection、ListObjects、および DescribeObjects の各コネクター・インターフェースについての説明、およびそれぞれのオーケストレーションを完了させるための手順については、Cast Iron のコネクター・インターフェースを参照してください。

以下に示すステップでは、Web サービスの「サービスの提供」アクティビティーから入力データを読み取り、ロジックを追加して、「応答の送信」出力アクティビティーで応答することによって、コネクターのオーケストレーションを完了させます。 「サービスの提供」アクティビティーは、外部クライアントから開始できる Web サービスを提供します。 実行時には、「応答の送信」アクティビティーがクライアントに応答を返します。

手順

  1. 「プロジェクト」ツールボックス・タブで、オーケストレーション (CreateObjects など) を選択します。 オーケストレーションが Studio ワークスペースに表示されます。
  2. オーケストレーションで、「サービスの提供」アクティビティーをクリックします。 「出力のマップ」パネルが表示されます。
  3. 「出力のマップ」パネルで、「body」をクリックします。 入力データを示すノード・タイプのウィンドウが表示されます。
  4. ノード・タイプのウィンドウの情報を使用して body のデータをマップし、そのデータを使用してエンドポイント内にオブジェクトを作成します。
  5. オーケストレーション」->「妥当性検査」を選択します。
    注:スターター・アクティビティー」に対して生成されたオーケストレーションには、 「サービスの提供」アクティビティーおよび「サービスの呼び出し」 アクティビティー がありません。 実装する「スターター・アクティビティー」の一部として、 最終的には、必要なデータをフェッチして、値を事前生成された「サービスの呼び出し」 アクティビティー へ受け渡します。 「サービスの呼び出し」 アクティビティーは、 オーケストレーションの最後のアクティビティーでなければなりません。また、オプション・パラメーター location を事前生成された「サービスの提供」アクティビティー の ConnectionFields の一部として受け取った callbackURL に取り込みます。

タスクの結果

「妥当性検査結果」ウィンドウが開き、妥当性検査の結果が表示されます。

次のタスク

Cast Iron の TestConnection、ListObjects、および DescribeObjects の各コネクター・インターフェースのオーケストレーションを完了させます。