MS SharePoint「リスト・アイテムの取得」アクティビティーの使用

「リスト・アイテムの取得」アクティビティーを使用して、MS SharePoint から既存のリストのリスト・アイテム・プロパティーを取得します。

このタスクについて

MS SharePoint インスタンスから既存のリストのアイテム・プロパティーを取得するには、このタスクを使用します。このアクティビティーの呼び出しは、同期呼び出しです。同期呼び出しでは、入力データが処理のためにアクティビティーに送信され、オーケストレーションに応答が返信されます。

手順

  1. 「オーケストレーション」セクションを右クリックし、新規オーケストレーションを選択します。
  2. 新しく作成した MS SharePoint エンドポイントをオーケストレーションにドラッグし、「リスト・アイテムの取得」アクティビティーを選択します。 「リスト・アイテムの取得」アクティビティーがオーケストレーションに追加されます。 アクティビティーをダブルクリックします。MS SharePoint リスト・アイテムの取得「チェックリスト」が表示されます。
  3. 「チェックリスト」で「再試行」をクリックします。 デフォルト設定を確認して、必要な変更を行います。
    注: 詳しくは、『MS SharePoint REST API アクティビティーの再試行オプションの指定』を参照してください。
  4. チェックリスト」で、「構成」をクリックします。 「参照」をクリックします。 サポート対象の基本テンプレートのみ (100、105、および 120 の基本テンプレート ID が含まれる) のリストが設定されたリスト選択ダイアログが表示されます。リストを選択し、「OK」をクリックします。
  5. チェックリスト」から「入力のマップ」を選択します。 その操作から生成された XML スキーマが、「アクティビティーへ」パネルの request 入力パラメーターの下にノードとして表示されます。
  6. オーケストレーション変数とアクティビティーの入力パラメーターとの間のマップを作成します。
    必須フィールド:
    • retrieveType (許可される値は SPECIFIC または ALL です)
    • itemId (retrieveType に SPECIFIC が指定された場合、必須です)

    サンプル入力要求

    <?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
    <RetrieveListItems xmlns="http://www.IBM.com/xmlns/prod/websphere/j2ca/Sharepoint/retrievelistitems">
    
    <!-- 1.	retrieveType value as ALL -->
    <RetrieveListItemsRequestDetails xmlns="">
     <retrieveType>ALL</retrieveType>
    </RetrieveListItemsRequestDetails>
    
    <!-- 2.	retrieveType value as SPECIFIC and valid value for itemId-->
    <RetrieveListItemsRequestDetails xmlns="">
    <retrieveType>SPECIFIC</retrieveType>
    <itemId>1</itemId>
    </RetrieveListItemsRequestDetails>
    </RetrieveListItems>
    注: 入力構造の必須エレメントの値は、実行時に指定されている必要があります。この値は、エレメントのデフォルト値を指定するか、エレメントを入力ノードにリンクすることによって指定できます。 実行時に必須エレメントの値が指定されていないと、アクティビティーは Web 管理コンソールから報告された例外をスローします。 実行時にオプションの入力パラメーターの値が指定されていなくても、実行時に例外はスローされません。
  7. チェックリスト」から「出力のマップ」を選択します。 アクティビティーの応答保持のために生成された XML スキーマが、「アクティビティーから」パネルの response 出力パラメーターの下にノードとして表示されます。
  8. 出力パラメーターとオーケストレーション変数との間のマップを作成します。

タスクの結果

MS SharePoint「リスト・アイテムの取得」アクティビティーを構成しました。
注:

入力変数は無制限であるため、このアクティビティーを使用して一度に複数のリスト・アイテムのプロパティーを取得できます。