「フォルダーの取得」アクティビティーを使用して、MS SharePoint で既存のフォルダーのフォルダー・プロパティーを表示します。
このタスクについて
MS SharePoint インスタンスからフォルダー・プロパティーをフェッチするには、このタスクを使用します。このアクティビティーの呼び出しは、同期呼び出しです。同期呼び出しでは、入力データが処理のためにアクティビティーに送信され、オーケストレーションに応答が返信されます。
手順
- 「オーケストレーション」セクションを右クリックし、新規オーケストレーションを選択します。
- 新しく作成した MS SharePoint エンドポイントをオーケストレーションにドラッグし、「フォルダーの取得」アクティビティーを選択します。 「フォルダーの取得」アクティビティーがオーケストレーションに追加されます。アクティビティーをダブルクリックします。MS SharePoint フォルダーの取得「チェックリスト」が表示されます。
- 「チェックリスト」で「再試行」をクリックします。 デフォルト設定を確認して、必要な変更を行います。
- 「チェックリスト」から「入力のマップ」を選択します。
その操作から生成された XML スキーマが、「アクティビティーへ」パネルの request 入力パラメーターの下にノードとして表示されます。
- オーケストレーション変数とアクティビティーの入力パラメーターとの間のマップを作成します。
必須フィールド:
- サーバー相対 URL: (フォルダーが存在するパスです。フォーマット:
/Site_Name/Subsite_Name/Folder_Name/ (フォルダーがサブサイト内に存在する場合、サブサイトを指定する必要があります))
- 子の表示: (ブール・フィールド。値 TRUE が指定された場合は、指定された serverRelativeUrl 内に存在するファイルとフォルダーの詳細が表示されます。FALSE が指定された場合、ファイルとフォルダーの詳細は表示されません)
サンプル入力要求
<RetrieveFolderRequestDetails xmlns="">
<showChildren>true</showChildren>
<serverRelativeUrl>/Shared Documents/Folder1</serverRelativeUrl>
</RetrieveFolderRequestDetails>
注: 入力構造の必須エレメントの値は、実行時に指定されている必要があります。この値は、エレメントのデフォルト値を指定するか、エレメントを入力ノードにリンクすることによって指定できます。 実行時に必須エレメントの値が指定されていないと、アクティビティーは Web 管理コンソールから報告された例外をスローします。 実行時にオプションの入力パラメーターの値が指定されていなくても、実行時に例外はスローされません。
- 「チェックリスト」から「出力のマップ」を選択します。
アクティビティーの応答保持のために生成された XML スキーマが、「アクティビティーから」パネルの response 出力パラメーターの下にノードとして表示されます。
- 出力パラメーターとオーケストレーション変数との間のマップを作成します。
タスクの結果
MS SharePoint「フォルダーの取得」アクティビティーを構成しました。
注: 入力変数は無制限であるため、このアクティビティーを使用して一度に複数のフォルダーの詳細を取得できます。
制限:
On Premise が対象の場合、「フォルダーの取得」アクティビティーのフィルター・オプションは機能しません。これは既知の API の動作です。