フィールドの選択
オブジェクトが選択されると、Cast Iron® Express® はそのオブジェクト内のフィールドを識別するために、ソース・システムまたはターゲット・システムに対して自動的に照会を実行します。
このタスクについて
オブジェクトのフィールドには次のものがあります。
- CSV ファイルのレコード
- 表の列
- salesforce.com オブジェクトのフィールド
注: ソース・エンドポイントが FTP サーバーである場合は、「使用可能なフィールド」パネルで追加オプションを使用して、選択されたファイルが Cast Iron Express でどう解釈されるかを指定できます。これらのオプションは以下のとおりです。
- 「区切り文字 (Separator character)」: これは、ファイル内の個々のフィールドを区切るために使用される文字を指定します。
- 「引用文字」: これは、フィールド値 (複数の行にまたがる可能性があります) を囲むために使用される文字を指定します。
- 「ヘッダー行を含むファイル (File has header row)」チェック・ボックス: これは、Cast Iron Express がファイルの最初の行をヘッダー行として処理するかどうかを決定します。
- 「フッター行の数 (Number of footer rows)」: これは、ファイルの末尾で無視する行の数を決定します。例えば、ファイル内に合計または要約が含まれている場合に使用します。
ターゲット・システムにより、オプションとしてマークされるフィールドと、必須としてマークされるフィールドがあります。 例えば、salesforce.com を使用して「アカウント」オブジェクトを作成するには、名前を指定する必要があります。 Cast Iron Express は、これらの必須フィールドを事前に選択し、選択解除操作を防ぐために必須フィールドのチェック・ボックスを使用不可にします。 必須フィールドの名前の後にはアスタリスク (*) が表示されます。
Cast Iron Express は、ユーザーの入力を簡素化する目的で、よく使用されるオプション・フィールドを事前に選択しますが、この選択は変更することができます。
注: フィールド・リストの上に「すべて選択」リンクと「すべてクリア」リンクが表示されます。
ソース・システムとターゲット・システムは、いつでも変更することができます。接続している salesforce.com アカウントに新しいカスタム・フィールドを追加したり、データベース表に新しい列を追加したり、FTP サーバーに新しいファイル・フォーマットをアップロードしたりできます。 特定のオブジェクトのフィールドのリストを最新表示するには、「使用可能なフィールド」セクションで最新表示アイコン をクリックします。
次のタスク
フィールドの選択が完了したら、「完了」ボタンをクリックします。
ソースまたはターゲットの定義が完了し、メインの統合概要画面に戻ります。 ソースまたはターゲットに、完了を示す緑色のティック が表示されます。