Lotus Domino アクティビティーの再試行オプションおよび配信オプションの指定

「再試行」パラメーターおよび「配信」パラメーターの指定は、Lotus Domino アクティビティー構成を構成するためのタスクの 1 つです。

このタスクについて

このセクションでは、Lotus Domino アウトバウンドおよびインバウンド・アクティビティーを構成するための手順について説明します。

手順

インバウンドおよびアウトバウンドの「Lotus Domino」アクティビティーの再試行オプションを指定するには、以下のようにします。

  1. チェックリスト」で「再試行」タスクを選択します。 「再試行」ペインが表示されます。
  2. 次の表の説明に従って、Lotus Domino サーバーに接続するための再試行オプションを構成します。
    表 1. 再試行オプション
    再試行フィールド 説明
    再試行ごとに __ 秒待機します。 統合アプライアンスが Domino サーバーへの接続の確立を試行するまでに待機する時間 (秒) を指定します。
    失敗するまで __ 回の接続を試みます。 再試行回数、つまり統合アプライアンスが Lotus Domino サーバーへの接続の確立を試行する最大回数を指定します。 この回数を超えると、統合アプライアンスは次のエラーを発行します。
    • このパラメーターを「0」に設定すると、Studio は再接続を試行しません。
    • このパラメーターを「0」より小さい値に設定すると、Studio は接続の再試行を無制限に実行します。

    インバウンド Lotus Domino アクティビティーで開始されるオーケストレーションをデプロイする場合、統合アプライアンスは指定された Lotus Domino サーバーに接続できないと、再試行回数値に達するまでシステム・ログに接続エラーを「警告」として記録します。 再試行回数に達すると、統合アプライアンスは、システム・ログにエラーを記録し、接続エラー件数をゼロにリセットして、Lotus Domino サーバーへの接続を引き続き確立しようとします。

    例えば、再試行回数を 3 に設定すると、第 1、第 2、第 3 の接続エラーはシステム・ログに警告として表示されます。 統合アプライアンスは、第 4 の接続エラーを「エラー」としてログに記録し、現行オーケストレーション・ジョブの処理を停止します。

Lotus Domino インバウンド・アクティビティー

手順

Lotus Domino インバウンド・アクティビティーの配信ルール・オプションを指定するには、以下のようにします。

  1. チェックリスト」で「配信ルール」タスクを選択します。 「配信ルール」ペインが表示されます。
  2. 次の表の説明に従って、アクティビティーの動作を選択するための配信ルール・オプションを構成します。
    表 2. 配信ルール・オプション
    「配信ルール」フィールド 説明
    ポーリング間隔 Lotus Domino サーバーの Adapter for Lotus® Domino (WALD) インバウンド・イベント・テーブル内のイベント・ビューをポーリングする時間間隔を指定します。 (例えば、「作成対象文書の取得」アクティビティーは、指定された時間間隔でトリガーの作成イベントをポーリングします。)時間は、日、時、分、および秒の形式で選択できます。
    フェッチ・サイズ アクティビティーが各ポーリング周期で、Lotus Domino サーバーの WALD インバウンド・イベント・テーブルから取得するイベント数を指定します。
    メッセージの配信
    ATMOST_ONCE 非永続モード。文書は、1 回処理されるかまったく処理されないかのいずれかです。
    ATLEAST_ONCE Lotus Domino 文書が失われない永続モード。 そのため、オーケストレーションは文書を 1 回または複数回処理する機会があります。