レコードまたはレコード・タイプの追加
このタスクについて
レコードを追加する理由
レコードは、フラット・ファイル・データの構造を定義するために使用します。 レコードは、フィールド、グループ、または他のレコードを含むことができます。 他のレコードの子であるレコードは、複雑な構造を持つフィールドをモデル化するために使用します。 レコードはまた、データの階層の追加レイヤーを定義するためにも使用できます。
レコードのフィールドおよびサブレコードは、以下のいずれかの方法を使用して解析されます。
- 区切り文字で区切る: レコード内のフィールドおよび子レコードの開始点および終了点は、区切り文字を使用して定義されます。 一部の区切り形式では、識別子および開始区切り文字としてレコード ID が使用されます。 区切り文字で区切られたデータを解析するレコードの定義例については、以下を参照してください。
- 定位置および区切りの混合の例
- 「Getting Started Guide」の『Developing the BookOrder Project』セクション
- 定位置: レコード内のフィールドは、区切り文字を使用する代わりに、位置と長さによって定義されます。 定位置フィールドは固定長フィールドとも呼ばれます。 定位置データを解析するレコードの定義例については、『定位置および区切りの混合の例』を参照してください。
レコードは「スキーマ・レイアウト」タブで作成します。 子レコードおよびフィールドを含み、レコード・タイプに基づいていないレコードは、以下のアイコンを使用して「スキーマ・レイアウト」タブに表示されます。
レコード・タイプに基づくレコードは、以下のアイコンを使用して「スキーマ・レイアウト」タブに表示されます。
レコード・タイプを追加する理由
レコード・タイプは、複数のレコードで再使用可能な、レコードのプロパティー、フィールド、および子レコードのセットを定義します。 例えば、番地フィールド、市区町村フィールド、都道府県フィールド、および郵便番号フィールドを含む、住所レコード・タイプを定義できます。 この住所レコード・タイプを、フラット・ファイル・スキーマ内のすべての住所のベースとして使用し、例えば、出荷先住所レコードおよび請求先住所レコードを定義できます。
レコード・タイプは「タイプ・ライブラリー」タブで作成します。 子レコードおよびフィールドを含み、レコード・タイプに基づいていないレコード・タイプは、以下のアイコンを使用して「タイプ・ライブラリー」タブに表示されます。
レコード・タイプに基づくレコード・タイプは、以下のアイコンを使用して「タイプ・ライブラリー」タブに表示されます。
注:
レコードまたはレコード・タイプを追加するには、以下のようにします。- レコード・タイプは、現行フラット・ファイル・スキーマでのみ再使用可能であり、プロジェクトに対してグローバルではありません。
- レコード・タイプに基づくレコードでは、レコード・タイプからの子ノードの継承のみを行うことができます。 レコード・タイプに基づくレコードに子ノードを追加することはできません。
- レコード・タイプから継承された子ノードは、「タイプ・ライブラリー」タブにのみ表示され、「スキーマ・レイアウト」タブには表示されません。
- レコード・タイプは、他のレコード・タイプに基づき、親レコード・タイプからプロパティーおよび子の両方を継承することもできます。