「サービスの呼び出し」アクティビティーの使用
「サービスの呼び出し」アクティビティーは、SAP C4C インスタンスで使用可能な標準ビジネス・オブジェクトに対するカスタムの呼び出し操作の実行を可能にします。
SAP C4C Core サービスでカスタムの呼び出し操作を実行するには、このタスクを使用します。
「サービスの呼び出し」 SAP C4C Core アクティビティーを構成するには、次のステップを実行します。
- アクティブなオーケストレーションで、「アクティビティー」タブを開いて、「SAP C4C コア」フォルダーの内容を展開します。
- 「サービスの呼び出し」アクティビティー・アイコンをオーケストレーション上にドラッグします。「サービスの呼び出し」アクティビティー「チェックリスト」が表示されます。
- 「チェックリスト」で、「要約」をクリックします。
- 「アクティビティー名」フィールドの内容を確認して、必要な変更を行います。
- 「チェックリスト」で、「エンドポイントの選出」をクリックします。
- 「参照」をクリックし、「プロジェクト・エクスプローラー」ダイアログ・ボックスを使用して、関連する SAP C4C Core エンドポイントを選択します。
オプション: 「新規作成」をクリックして必要な接続の詳細を指定することで、エンドポイントを作成することができます。この構成のエンドポイントを保存して使用するには、「OK」をクリックします。
詳しくは、『SAP C4C Core エンドポイントの作成および編集』を参照してください。
- 「チェックリスト」で、「構成」をクリックします。
- 「構成」セクションには、以下の 2 つのオプションがあります。
- 参照: 「参照」ボタンをクリックして、ローカル・ファイル・システムから適切な WSDL ファイルを選択します。
- URL の追加: 「URL の追加」ボタンをクリックし、表示されるポップアップで「WSDL ファイル名」と「WSDL URL」(WSDL を選択するためのパス) を入力し、「終了」ボタンをクリックします。この機能が使用されるのは、WSDL がリモート・サーバー上でホストされている場合である点に注意してください。このフィールドに Web サービス・ロケーション URL は指定しないでください。
- 選択した「サービス」に対して表示された「WSDL 操作」のいずれかを選択します (複数の操作が表示された場合)。表示された WSDL 操作が 1 つのみの場合は、その操作を選択します。
オプション: 「最新表示」ボタン (「参照」オプションの横にあります) をクリックすると、表示される操作のリストを最新表示できます。WSDL 操作、要求/応答スキーマ内で変更が見つかった場合、それに応じて該当するものが更新されます。
「サービスの呼び出し」アクティビティーの「最新表示」オプションは、あくまでも「URL の追加」オプションを使用して選択されたサービスの WSDL 操作を更新するためのものです。
- 「チェックリスト」で、「再試行」をクリックします。 デフォルト設定を確認して、必要な変更を行います。 詳しくは、『SAP C4C Core アクティビティーの再試行オプションの指定』を参照してください。
- 「チェックリスト」で「入力のマップ」をクリックします。「サービスの呼び出し」アクティビティーの選択された操作から生成された XML スキーマが、「アクティビティーへ」パネルの request 入力パラメーターの下にノードとして表示されます。
入力のマップ内のユーザー名とパスワードは、エンドポイント画面で指定された詳細に基づいて取り込まれます。
- オーケストレーション変数とアクティビティーの入力パラメーターとの間のマップを作成します。
入力構造の必須エレメントの値は、実行時に指定されている必要があります。 この値は、エレメントのデフォルト値を指定するか、エレメントを入力ノードにリンクすることによって指定できます。 実行時に必須エレメントの値が指定されていないと、アクティビティーは Web 管理コンソールから報告された例外をスローします。 実行時にオプションの入力パラメーターの値が指定されていなくても、実行時に例外はスローされません。
- 「チェックリスト」から「出力のマップ」を選択します。 アクティビティーの応答保持のために生成された XML スキーマが、「アクティビティーから」パネルの response 出力パラメーターの下にノードとして表示されます。
- 出力パラメーターとオーケストレーション変数との間のマップを作成します。
「サービスの呼び出し」アクティビティーを構成しました。