統合アプライアンスの構成のヒント
統合アプライアンスの構成を変更することが必要な場合があります。このトピックでは、パスワードの変更、ユーザーおよびグループの作成、および最適なパフォーマンス構成について扱います。
デフォルト・パスワードの変更
Web 管理コンソールを使用する場合、以下のようにします。
- WMC の右上隅で、ユーザー名をクリックします。
- 「パスワードの変更」を選択します。
- これまでのパスワードと新規パスワードを入力し、新規パスワードを確認します。
- 「保存」をクリックします。
コマンド・ライン・インターフェースを使用する場合、以下のようにします。
- PuTTY などのアプリケーションを開始して、SSH 接続を使用して CLI にログインします。
- アプライアンス・ホスト名を入力します。
- 必要な場合、接続プロトコルとして SSH を選択するか、アプリケーションによって提供された他の接続パラメーターを設定します。
- 接続を開始します。 最初のアクセス時にログイン・プロンプトが表示されます。
- デフォルトのユーザー名とパスワードを使用して統合アプライアンスにログインします (ユーザー名 =admin、パスワード = ! n0r1t5@C)。
- 以下のコマンドを実行します。auth set user admin <old_password> <new_password>
ユーザーとグループの作成と適切な特権の定義
あらゆるマルチユーザー・デバイスについて行うように、ユーザーおよびグループを作成し、統合アプライアンスへのアクセス権限を指定します。このとき、「最低限の特権」の規則、つまりユーザーは自らの作業を行うのに必要な特権以上の特権を持ってはならないという規則を使用するようにしてください。特権の設定について詳しくは、Web 管理コンソールのオンライン・ヘルプを参照してください。
最適なパフォーマンスを得るための統合アプライアンスの構成
より良いパフォーマンスを得るためには、統合プロジェクトが実動環境にデプロイされて予想どおり稼働しているときに、以下のパラメーターを調整します。
- 各オーケストレーションについて、ロギング・レベルを「すべて」オプションから「エラー値 (Error Values)」オプションに変更します。
- 各通知について、「超過レベル (Level exceeds)」フィールドを「クリティカル (Critical)」オプションに設定します。