ダウン時間のスケジュール

このタスクについて

ダウン時間をスケジュールすることで、環境または関連システムで保守を実行できます。プロジェクト構成のダウン時間ルールを作成して、指定した期間にそのプロジェクト構成のすべての使用可能なオーケストレーション・ジョブを停止または中断することができます。 ダウン時間ルールを作成または編集するために、プロジェクト構成をアンデプロイする必要はありません。ダウン時間ルールは 1 回のみ実行することも、特定の間隔で繰り返すこともできます。ダウン時間ルールを作成、編集、または削除するには、管理者許可またはパブリッシャー許可を備えている必要があります。

デフォルトでは、ダウン時間ルールは GMT 時間帯で保管されます。管理者がシステム・クロックを GMT から別の時間帯に変更した場合でも、ダウン時間ルールは同じ絶対時刻に実行されます。例えば、GMT の 4:00pm から 4:15pm までの期間にすべてのオーケストレーションを停止するダウン時間ルールを作成したとします。その後、管理者が PDT を表示するようにシステム・クロックを変更します。そうすると、ダウン時間ルールは、PDT の 8:00am から 8:15am までの期間にすべてのオーケストレーションを停止するように変更されます。PDT の 4:00pm から 4:15pm までの期間にダウン時間ルールを実行するには、ダウン時間ルールを編集する必要があります。夏時間調整による時差は自動的に調整されます。

ダウン時間ルールが実行されるようにスケジュールされている期間に環境がオフラインになっていた場合は、すべての未実行のルールが特定され、環境がオンラインに戻ったときに適切な順序で実行されます。すべての未処理のダウン時間ルールが実行されると、プロジェクト構成のデプロイメント状態を変更するための制御がユーザーに戻されます。

手順

  1. ナビゲーション・ペインから、「リポジトリー (Repository)」 > 「構成 (Configurations)」を選択します。「プロジェクト構成 (Project Configurations)」ページが表示されます。
  2. 作業するダウン時間ルールが含まれたプロジェクト構成をクリックします。「構成の詳細 (Configuration Details)」ページが表示されます。
  3. 「スケジュールされたダウン時間 (Scheduled Downtimes)」セクションで「新規ルール (New Rule)」をクリックします。「新規ダウン時間ルール (New Downtime Rule)」ダイアログ・ボックスが表示されます。
  4. リストから以下のアクションのいずれかを選択します。
    • 停止 (ジョブの終了を許可する) (Stop (allows jobs to finish)) - 指定した時刻に、すべての新規オーケストレーション・ジョブが開始できないようにします。現在実行されているジョブは処理を終了することができます。このアクションにより、すべてのジョブを終了することができます。
    • 停止 (実行中のジョブをキャンセルする) (Stop (cancel running jobs)) - 指定した時刻に、すべての新規オーケストレーション・ジョブが開始できないようにします。また、すべての現在実行中のジョブを停止します。このアクションはすべてのジョブを即時に停止します。
    • 中断 (Suspend) - 指定した時刻に、すべての新規オーケストレーションが開始できないようにします。また、現在実行中のすべてのジョブを一時停止します。スケジュールされたダウン時間の最後に、ランタイムは中断したジョブを一時停止した時点から処理します。
  5. 「開始ダウン時間 (Start Downtime)」および「終了ダウン時間 (End Downtime)」の日時を指定して、ダウン時間の期間を指定します。
  6. オプション: 「反復」オプションを選択して、繰り返しダウン時間ルールを作成します。
    1. 繰り返しの間隔 (数値) を指定します。
    2. リストから頻度 (「日」「週 (Weeks)」「月 (Months)」、または「年 (Years)」) を指定します。
  7. 「保存」をクリックします。

タスクの結果

「スケジュールされたダウン時間 (Scheduled Downtimes)」セクションに新規ダウン時間ルールが表示され、「スケジュールされたダウン時間 (Scheduled Downtime)」カウンターが 1 つ進みます。

ダウン時間ルールの編集

Procedure

  1. ナビゲーション・ペインから、「リポジトリー (Repository)」 > 「構成 (Configurations)」を選択します。「プロジェクト構成 (Project Configurations)」ページが表示されます。
  2. 作業するダウン時間ルールが含まれたプロジェクト構成をクリックします。「構成の詳細 (Configuration Details)」ページが表示されます。
  3. 「スケジュールされたダウン時間 (Scheduled Downtime)」セクションで、編集するダウン時間ルールをクリックします。「ダウン時間ルールの編集 (Edit Downtime Rule)」が表示されます。
  4. リストから以下のアクションのいずれかを選択します。
    • 停止 (ジョブの終了を許可する) (Stop (allows jobs to finish)) - 指定した時刻に、すべての新規オーケストレーション・ジョブが開始できないようにします。現在実行されているジョブは処理を終了することができます。このアクションにより、すべてのジョブを終了することができます。
    • 停止 (実行中のジョブをキャンセルする) (Stop (cancel running jobs)) - 指定した時刻に、すべての新規オーケストレーション・ジョブが開始できないようにします。また、すべての現在実行中のジョブを停止します。このアクションはすべてのジョブを即時に停止します。
    • 中断 (Suspend) - 指定した時刻に、すべての新規オーケストレーションが開始できないようにします。また、現在実行中のすべてのジョブを一時停止します。スケジュールされたダウン時間の最後に、ランタイムは中断したジョブを一時停止した時点から処理します。
  5. 「開始ダウン時間 (Start Downtime)」および「終了ダウン時間 (End Downtime)」の日時を指定して、ダウン時間の期間を指定します。
  6. Optional: 「反復」オプションを選択して、繰り返しダウン時間ルールを作成します。
    1. 繰り返しの間隔 (数値) を指定します。
    2. リストから頻度 (「日」「週 (Weeks)」「月 (Months)」、または「年 (Years)」) を指定します。
  7. 「保存」をクリックします。

ダウン時間ルールの削除

Procedure

  1. ナビゲーション・ペインから、「リポジトリー (Repository)」 > 「構成 (Configurations)」を選択します。「プロジェクト構成 (Project Configurations)」ページが表示されます。
  2. 作業するダウン時間ルールが含まれたプロジェクト構成をクリックします。「構成の詳細 (Configuration Details)」ページが表示されます。
  3. 「スケジュールされたダウン時間 (Scheduled Downtime)」セクションで、削除するダウン時間ルールを選択します。「ルールの削除 (Delete Rules)」の確認ウィンドウが表示されます。
  4. 「はい」をクリックします。

Results

当該ダウン時間ルールが表示されなくなります。