For Each アクティビティー

For Each」アクティビティーは変数の繰り返しエレメントを反復し、各繰り返しサイクル中に他のアクティビティーも実行します。

このタスクについて

For Each」アクティビティーをオーケストレーション上にドロップすると、Studio は以下の 2 つの変数を作成します。

  • loopvalue_X - 実行時に、「For Each」アクティビティーが一連の繰り返しエレメントをループすると、loopvalue_X 変数には現行エレメントの値が入ります。
  • loopcounter_X - 実行時に、「For Each」アクティビティーが一連の繰り返しエレメントをループすると、loopcounter_X 変数には「For Each」アクティビティーによって処理された繰り返しサイクル数の現在カウントが入ります。

ここで X は、オーケストレーション上にドロップされた「For Each」アクティビティーの数と等しくなります。 例えば、最初の「For Each」アクティビティーがオーケストレーション上にドロップされると、loopvalue_1 および loopcounter_1 という変数が作成されます。

重要: loopvalue_X および loopcounter_X 変数は、「For Each」アクティビティーの外部では使用しないでください。 これらの変数の有効範囲は、「For Each」アクティビティーに限定されています。
 

For Each」アクティビティーを使用するには、次のステップを実行します。

手順

  1. アクティビティー」タブおよび 「ロジック」フォルダーを開きます。
  2. For Each」アクティビティーをオーケストレーション上にドラッグします。
  3. 変数名」フィールドで、「For Each」アクティビティーでループさせる繰り返しエレメントが含まれる変数を選択します。
  4. エレメント名」フィールドで、[...] をクリックして、「For Each」アクティビティーでループさせる繰り返しエレメントを参照します。 「繰り返しエレメントの選択」ウィンドウが表示されます。
  5. 繰り返しエレメントを選択して「OK」をクリックします。

タスクの結果

繰り返しエレメントを参照する XPath 式が、「エレメント名」フィールドに表示されます。 「変数名」フィールドに、この「For Each」アクティビティーで作成された loopvalue_X 変数が自動的に取り込まれます。 生成された XPath 式は、「エレメント名」フィールドで編集できます。

他のアクティビティーを For Each ループ内に追加できます。 「ループのブレーク」および「継続」アクティビティーを使用して、For Each ループの反復を制御します。