WebLogic サーバーへの JMS エンドポイントの作成
IBM Cast Iron Studio で以下のステップを実行して、既存の WebLogic サーバーへの JMS エンドポイントを定義できます。
始める前に
IBM Cast Iron Studio および統合アプライアンス・ランタイムに以下の JAR ファイルをインストールします。
- wlclient.jar
- wljmsclient.jar
手順
- Studio で、「アクティビティー」タブの「JMS」フォルダーからオーケストレーションにアクティビティーをドラッグします。
- 「チェックリスト」から、「エンドポイントの選出」をクリックします。 「エンドポイントの選出」パネルが開きます。
- エンドポイントを作成するには、「新規作成」をクリックします。 「エンドポイントの作成」ウィンドウが開きます。
- 「エンドポイントの作成」ウィンドウで、以下の接続パラメーターを指定します。
「接続パラメーター」のフィールド 説明 JNDI 初期ファクトリー Studio が JNDI から取得するコンテキスト・ファクトリー・クラスを指定します。
weblogic.jndi.WLInitialContextFactory
この JNDI ファクトリー・クラスは、JMS WebLogic サーバーのインストール中に構成されます。
プロバイダー URL 次の形式で JMS サーバーの URL を指定します。
t3://:7001
ここで、7001 はデフォルト・ポートです。
プロバイダー・パッケージ オプションで、プロバイダー・パッケージ名を指定できます。 ファクトリー名 WebLogic エンドポイント・システムと共に構成するために、提供されたデフォルト・ファクトリーのいずれかを使用します。
weblogic.examples.jms.QueueConnectionFactory - 指定したパラメーターを検証するには、「接続のテスト」をクリックします。 注: 構成プロパティーを使用してエンドポイントを構成するときに、構成プロパティーの値が有効であることを確認してください。 構成プロパティーの値が無効であるか、存在しない場合、接続テストは失敗します。
- 「チェックリスト」で、「構成」をクリックします。
- 「トピック」フィールドで、「事前構成またはカスタムのトピック/キュー (Preconfigured or custom Topic/Queues)」リストから以下のトピックを選択します。
weblogic.examples.jms.exampleQueue
このトピックは、JMS WebLogic サーバーを使用するように事前構成されています。
- 「メッセージ・データ」メニューを開き、メッセージで使用する形式を「バイト (Bytes)」または「テキスト」から選択します。
- 「メッセージ・セレクター」フィールドに、メッセージ・ヘッダーのテキストを入力できます。 JMS メッセージ・セレクターでメッセージ・ヘッダーのテキストを送信することによって、クライアントは、対象とするメッセージを指定できます。 ヘッダーおよびプロパティーがセレクターと一致するメッセージのみが配信されます。 メッセージ・セレクターはメッセージ本文の値を参照できません。 メッセージ・セレクター・ストリングは JMS セレクター構文に準拠する必要があります。注: 「メッセージ・セレクター」はブランクにできます。
- 「クライアント ID」フィールドに、この JMS 接続に割り当てる固有のクライアント ID を指定します。
- 「チェックリスト」で、「配信ルール」をクリックします。
- 「配信」メニューを開き、「ATMOST_ONCE」オプションを選択します。
- 「チェックリスト」で、「再試行」をクリックします。
- 問題がある場合は、デフォルト設定を確認して、必要な変更を行います。
親トピック: JMS アクティビティー