Siebel エンドポイントの作成または編集

Siebel エンドポイントには、Studio および統合アプライアンスが Siebel Business Applications サーバーに接続するために使用する情報が含まれています。 別々のインスタンスを参照する複数のエンドポイントを作成できます。

このタスクについて

Siebel エンドポイントを作成または編集するには、このタスクを使用します。
注: Siebel エンドポイントに対して行う構成プロパティーなどのすべての変更は、その編集がローカルではなくグローバルなものであることから、そのエンドポイントを使用するすべてのオーケストレーションに影響します。

手順

  1. アクティビティー」タブの下の「Siebel」フォルダーから「オーケストレーション」ウィンドウにアクティビティーをドラッグします。 「要約」パネルが表示されます。
  2. チェックリスト」の下の「エンドポイントの選出」をクリックします。 「エンドポイントの選出」パネルが表示されます。
  3. 以下のボタンのいずれかをクリックします。
    1. 参照 — 「プロジェクト・エクスプローラー」から既存のエンドポイントを選択します。 「プロジェクト・エクスプローラー」ウィンドウには、アクティビティーのために使用できるプロジェクト内のすべてのエンドポイントが表示されます。 エンドポイントを選択すると、エンドポイントのプロパティーが「エンドポイントの選出」パネルに表示されます。
    2. 新規作成 - 新規エンドポイントを作成します。 「エンドポイントの作成」ウィンドウが開きます。
      注: バージョン 6.1.0.1 の場合は、リストの最初の「Siebel」項目を選択します。 詳しくは、技術情報 (http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg21516320) を参照してください。
    3. 編集 — 既存のエンドポイントを編集します。 「エンドポイントの編集」ウィンドウが開きます。
  4. 次の表に示されたフィールドに入力します。
    表 1. 接続プロパティー
    フィールド名 説明
    接続情報
    接続 URL Siebel サーバーに接続する接続 URL を指定します。 いずれのバージョンの Siebel の場合も、接続 URL の形式は以下のとおりです。

    siebel[.transport][.encryption][.compression]://host[:port]/EnterpriseServer/AppObjMgr

    デフォルトのポート番号は 2320 です。 Siebel バージョン 7.5x およびそれ以前のバージョンでは、ポート番号 (2320) とサーバー名が指定されます。

    Siebel バージョン 7.8 では、ポートおよびサーバー名は指定されません。

    デフォルト・ポートを選択しない場合、別のポート番号 (例えば 2321) を指定できます。

    各バージョンの Siebel サーバーの接続 URI の例を以下に示します。

    • Siebel 7.5 の場合: siebel://<IP_address>:2320/siebel/SSEObjMgr_ENU/sebldevl
    • Siebel 7.8 の場合: siebel://<IP_address>:/Sieb78/SSEObjMgr_enu
    • Siebel 8 の場合: siebel://<IP_address>:2321/SBA_80/SSEObjMgr_enu
    言語コード Siebel サーバーにログオンにするための言語コードを指定します。 システム・ロケールが英語の場合は、このプロパティーの値は ENU (英語) です。
    ユーザー名 Siebel サーバーに接続するユーザー名を指定します。
    パスワード Siebel サーバーに接続するユーザー名に関連付けられたパスワードを指定します。
    コード・ページ Siebel サーバーの文字エンコード (コード・ページ) を指定します。 Siebel サーバーの文字エンコード (コード・ページ) と Siebel クライアント (Siebel コネクターが使用されるマシン) の文字エンコードは、同じでなければなりません。 これにより、Siebel クライアントと Siebel サーバーは、正しく通信できるようになります。 Siebel クライアントの文字エンコードが Siebel サーバーと異なる場合は、Siebel クライアントの文字エンコードを変更します。

    Siebel Java™ Data Bean がサポートするコード・ページ設定リストは限られています。 ご使用のランタイムの現在のコード・ページ設定がサポートされない場合、コネクターは Siebel サーバーに接続できない可能性があります。 詳しくは、Siebel Java Data Bean の資料を参照してください。

    ロード・バランシング
    Siebel サーバーのロード・バランシングで Resonate を使用 Siebel システムがロード・バランシングで Resonate を使用する場合は、このオプションを指定します (チェック・ボックスを選択します)。 コネクターは、ロード・バランシング機能を利用して Siebel Business Applications サーバーに効率的に接続します。
    接続プール・オプション
    最小接続数 接続プールで使用できる最小接続数を指定します。 アクティビティーは、 この接続を使用して Siebel サーバーに接続します。 デフォルト値は 5 です。
    最大接続数 接続プールで使用できる最大接続数を指定します。 アクティビティーは、 この接続を使用して Siebel サーバーに接続します。 デフォルト値は 25 です。
    最大アイドル時間 統合アプライアンスによって閉じられるまで、 開いた接続をアイドル状態にすることができる時間 (分) を指定します。 0 (ゼロ) を入力した場合、接続はプールに返されると閉じられます (つまり、アイドル時間がありません)。 デフォルト値は 120 分です。
    最大待機 プール内のすべての接続が使用されている場合に統合アプライアンスが接続を待つ時間 (秒) を指定します。 待機時間が経過しても接続を取得できない場合は、例外がスローされます。 デフォルト値は 300 秒です。
    接続の再利用 コネクターがアイドル状態の接続をチェックする間隔を指定します。アイドル状態の接続は、「最小接続数」パラメーターで指定した最小接続数に到達するまで再利用されます。 デフォルトでは、コネクターは 5 分間隔で接続を再利用します。
     
    注: エンドポイントでの負荷 (同時要求の数) に従って接続プール・プロパティーを構成する必要があります。
    リモート・エンドポイント構成
    エンドポイントをファイアウォールの内側で実行 セキュア・コネクター名のプロパティーを使用可能にして、Siebel Business Applications サーバーがファイアウォールの内側で実行されている場合にセキュア・コネクターを使用できるようにします。
    セキュア・コネクター名 ファイアウォールの内側で稼動している Siebel Business Applications サーバーへの接続に使用するセキュア・コネクターの名前を指定します。 例えば、Siebel アクティビティーを含むオーケストレーションが Cast Iron® Live (Cloud) にデプロイされる場合は、 セキュア・コネクターを構成する必要があります。
  5. 完了したら、「接続のテスト」をクリックして、Siebel システムに接続できることを確認します。
  6. OK」をクリックします。