マップの作成

変数と入力パラメーターの間、または出力パラメーターと変数の間のマップを 作成します。

多くの Studio アクティビティーには、インラインまたは組み込みのマップが備わっています。 これらのマップは、アクティビティーの「チェックリスト」で構成する必要があります。 アクティビティー内のインライン・マップの構成は、アクティビティーの「チェックリスト」の「入力のマップ」タスクまたは「出力のマップ」タスクで行います。 さらに、「変数のマップ」アクティビティーでもインライン・マップを構成します。 マッピング・エディターがオーケストレーションの下に表示されます。

変数のマップ」アクティビティーの構成中にマップを作成する方法については、『「変数のマップ」アクティビティー』を参照してください。

入力のマップ」または「出力のマップ」タスクを使用して作成するインライン・マップや、「変数のマップ」アクティビティーの構成時に作成するインライン・マップに加えて、スタンドアロン・マップも作成できます。 「変数のマップ」アクティビティーで、 スタンドアロン・マップからインライン・マップを作成できます。 詳細については、『スタンドアロン・マップからの「変数のマップ」アクティビティーの作成』を参照してください。

「入力のマップ」タスクで、オーケストレーション (「オーケストレーションから」ペイン) からアクティビティーの 1 つ以上の入力パラメーター (「アクティビティーへ」ペイン) に 1 つ以上の変数をマップします。

「出力のマップ」タスクで、アクティビティー (「アクティビティーから」ペイン) からオーケストレーションの 1 つ以上の変数 (「オーケストレーションへ」ペイン) に出力パラメーターをマップします。

通常、実行時には、次の図に示すように、アクティビティーがデータをオーケストレーション変数から受け取り、何らかの方法でデータを操作し、結果を別の変数のセットに返します。
オーケストレーション変数
前の図に示したアクティビティーの例のデータ・フロー (左から右) について、 以下のステップで説明します。
  1. ここで、変数の内容は、オーケストレーション内の直前のアクティビティーである 「FTP ディレクトリーのポーリング (FTP Poll Directory)」アクティビティーから提供されています。 「FTP ディレクトリーのポーリング (FTP Poll Directory) アクティビティーによって、 flatFileRawContent 変数にコンマ区切り値が保管されます。
  2. flatFileRawContent 変数の内容が、 「フラット・ファイルの読み取り」アクティビティーの Data と 呼ばれる入力パラメーターに割り当てられます。
  3. フラット・ファイルの読み取り」アクティビティーは、 コンマ区切り値を XML データに変換し、結果のデータを Xml 出力パラメーターに 挿入します。
  4. Xml 出力パラメーターの内容が、 batchOrderXML 変数に割り当てられます。 batchOrderXML 変数が オーケストレーション内で使用可能になります。 オーケストレーション内の次のアクティビティーは、 batchOrderXML 変数の内容を使用できます。
また、「関数」タブにある関数を使用して、パラメーターと変数の間のマップのデータ (「入力のマップ」および「出力のマップ」タスクで作成されたデータ) を操作することもできます。 詳細については、『マッピング・ルールへの関数の割り当て』を参照してください。
以下のアクティビティーにはマッピングが必要です。
  • アクティビティー」タブ内の次のフォルダーの下にリストされた すべての接続アクティビティー
    • データベース
    • E メール
    • FTP
    • HTTP
    • MQ
    • SAP
    • Web サービス (Web Services)
  • アクティビティー」タブ内の「変換」フォルダーの下にリストされた すべての変換アクティビティー
  • 「ジョブ・キーの作成」アクティビティー