トラブルシューティングとサポート
トラブルシューティング手法とセルフ・ヘルプ情報は、問題を迅速に識別して解決するのに役立ちます。 ここでは、HTTP コネクターで起こった問題に対して有力であると思われる解決策について説明します。
照会パラメーターの不整合な動作
- 「チェックリスト」>「構成」パネル >「URL (ホスト名の後のパス)」
- 「チェックリスト」>「入力のマップ」パネル >「アクティビティーへ」セクション >「httpheaders」>「uri」
しかし、上記のステップで設定された照会パラメーターは、「入力のマップ」パネル >「アクティビティーへ」セクション >「httpheaders」>「queryParameters」で置換または上書きされる可能性があります。 HTTP 受信側に渡された照会パラメーターの動作が入力によって異なります。
- URL の値がマップされ、パラメーターの値が空の場合、URL はそのまま HTTP 受信側に渡されます。
- URL の値もマップ内のパラメーターの値も割り当てられる場合、HTTP 受信側はこれらの値を取得します。 パラメーター値をともなう URL が URL に追加されます。
- URL の値がマップされない場合は、入力マップ内のパラメーター値を使用して URL が動的に作成されます。
例:
構成パネルの URI: /xyz/test?query2=c&query3=c&query5=c&query6=c
入力のマップの URI: /xyz/test?query4=u&query3=u
入力のマップの照会パラメーター: query2=m and query3=m
終了 URL: /xyz/test?query4=u&query3=m&query2=m&query5=&query6=
HTTP コネクターがデフォルトの文字エンコード値として ISO-8859-1 を使用する。
HTTP コネクターは、デフォルトの文字エンコードとして UTF-8 の代わりに ISO-8859-1 を使用するようになりました。
以下のいずれかの方法を使用して、この文字エンコード値を変更できます。
- 方法 1: 問題を解決するには、下記のステップに従ってください。
- 「HTTP 応答の送信」アクティビティーに移動します。
- 応答ヘッダー「Content-Type」を追加します。
- 「入力のマップ」の「アクティビティーへ」本体で、body エレメントを右クリックし、「オプション・パラメーターの表示」をクリックします。
- (オプションの) httpheaders を展開し、「Content-Type」エレメントに下記のデフォルト値を割り当てます。
text/plain;charset=UTF-8
- 方法 2: 新しい JVM レベルの構成プロパティーが導入されました。これを必要な値に変更できます。HTTP アクティビティー内でいずれかの値を設定すると、それが最も高い優先順位になります。JVM レベル・プロパティーが (使用可能な場合には) 次に高い優先順位を与えられます。そのいずれの場所に何も設定されていない場合は、デフォルト値である ISO-8859-1 がコンテンツのエンコードに使用されます。
- Studio
Property name: "ContentEncoding" Default value: "ISO-8859-1"
Studio が起動されたら、JDK の bin ディレクトリーで run jConsole を実行します。「新規接続」画面の「ローカル・プロセス」の下で、Studio に対応するプロセスを選択し、「接続」をクリックします。「MBeans」タブで、「HttpModule」>「HTTP ループバック」>「属性」>「ContentEncoding」にナビゲートします。デフォルト値を必要な値に変更します。
- アプライアンス
Property name: HTTP_CHARACTER_ENCODING Default value: ""
アプライアンスでこの属性を設定する場合、jmxport を使用可能/使用不可にするためにシステム・シェル・アクセスが必要になります。システム・シェルで、以下のコマンドを発行して、プロパティーに値が設定されているかどうかを確認します。
ihconfutil lookup /var/sysconf sysconf.db HTTP_CHARACTER_ENCODING
ユーザーは、次のような出力を受け取ります。
ContentEncodingv: []
次に、このプロパティーに値 true を設定します。
ihconfutil add /var/sysconf sysconf.db HTTP_CHARACTER_ENCODING <new value>
次に、以下のようにして、設定された値を確認します。
ihconfutil lookup /var/sysconf sysconf.db HTTP_CHARACTER_ENCODING
結果は次のようになります。
ContentEncodingv: [<new value>]
アプライアンス内における階層は以下のようになります。- Jconsole プロパティー
- 構成プロパティー
- デフォルト値
- Studio