JDE アクティビティーのエンドポイントの作成または編集

エンドポイントは、Studio および統合アプライアンスが JD Edwards EnterpriseOne トランザクション・サーバー (JDE サーバー) に接続するために使用する構成情報を提供します。

  1. エンドポイントの作成」ペインまたは「エンドポイントの編集」ペインで、以下の表の説明に従って JDE サーバーを構成します。エンドポイント・ペインには「接続プール・オプション」および「リモート・エンドポイント構成」が含まれます。
    注: エンドポイントの構成プロパティーを変更すると、プロジェクトでそのエンドポイントを使用しているすべてのオーケストレーションに影響します。 編集はローカルではなく、グローバルとなります。
  2. 接続のテスト」をクリックして、接続の詳細が有効であること、および JDE サーバーに正常に接続できることを確認します。
  3. OK」をクリックします。
表 1. 接続プロパティー
フィールド名 説明
接続情報
環境 JD Edwards EnterpriseOne 環境名を指定します。
ロール JD Edwards EnterpriseOne 環境へのアクセスに使用するユーザー名に関連付けられているロールの名前を指定します。
ユーザー名 JDE サーバーに接続するユーザー名を指定します。
パスワード JDE サーバーに接続するユーザー名に関連付けられたパスワードを指定します。
接続プール・オプション
最小接続数 統合アプライアンスが接続プールで開いておく JDE サーバー接続の最小数を指定します。0 (ゼロ) も入力できます。 デフォルト値は 5 です。
最大接続数 統合アプライアンスが接続プールで開いておくことができる JDE サーバー接続の最大数を指定します。0 (ゼロ) を入力した場合、接続の最大数に制限はありません。 デフォルト値は 25 です。
最大アイドル時間 統合アプライアンスによって閉じられるまで JDE サーバー接続をアイドル状態のまま開いておくことができる時間 (分) を指定します。0 (ゼロ) を入力した場合、接続はプールに返されると閉じられます (つまり、アイドル時間がありません)。 デフォルト値は 120 分です。
最大待機 プール内のすべての接続が使用されている場合に統合アプライアンスが接続を待つ時間 (秒) を指定します。 待機時間が経過しても接続を取得できない場合は、例外がスローされます。 デフォルト値は 300 秒です。
接続の再利用 コネクターがアイドル状態の接続をチェックする間隔を指定します。アイドル状態の接続は、「最小接続数」パラメーターで指定した最小接続数に到達するまで再利用されます。 デフォルト値は 5 分です。
注: エンドポイントでの負荷 (同時要求の数) に従って接続プール・プロパティーを構成する必要があります。
リモート・エンドポイント構成
エンドポイントをファイアウォールの内側で実行 セキュア・コネクター名のプロパティーを使用可能にして、JDE サーバーがファイアウォールの内側で実行されている場合にセキュア・コネクターを使用できるようにします。
セキュア・コネクター名 ファイアウォールの内側で稼動している JDE サーバーへの接続に使用するセキュア・コネクターの名前を指定します。例えば、JDE アクティビティーを含むオーケストレーションが Cast Iron Live (Cloud) にデプロイされる場合は、セキュア・コネクターを構成する必要があります。