MDM コネクター・アクティビティーのエンドポイントの作成または編集

InfoSphere® MDM Cast Iron® コネクターのエンドポイントは、Cast Iron Studio と統合アプライアンスが InfoSphere MDM インスタンスに接続するために使用する情報を提供します。 MDM は、オンプレミス MDM ランタイムの作成、取得、更新、および削除の操作を処理できるさまざまなサービスを提供しています。

このタスクについて

以下の手順を使用して、InfoSphere MDM Cast Iron のエンドポイントを選択または編集します。

手順

  1. 「エンドポイントの作成」ペインまたは「エンドポイントの編集」ペインで、「参照」をクリックして「プロジェクト・エクスプローラー」を開きます。
  2. 「プロジェクト・エクスプローラー」ペインで、WSDL ファイルに対する以下のいずれかのオプションを選択します。
    • 既にプロジェクトにアップロードされている既存の WSDL ファイルを選択する。
    • ファイル・システムから WSDL ファイルを選択する。「追加」をクリックし、WSDL ファイルを参照します。再度、「追加」をクリックします。
  3. 「エンドポイント接続プロパティー」で、以下の InfoSphere MDM ランタイム接続プロパティーの値を指定します。
    フィールド名 (エンドポイント) 説明
    ホスト名 MDM ランタイム・システムのホスト名
    ポート MDM ランタイム内の (http または https に応じて) WC_defaulthost または WC_defaulthost_secure のポートの値。
    ユーザー名 MDM サーバーのユーザー名
    パスワード MDM サーバーのパスワード
    エンドポイント URL Soap 要求のエンドポイント URL。デフォルトで、このフィールドには正しい値が含まれます。eSOA の場合、エンドポイント URL を変更できます。eSOA エンドポイント URL を変更する場合、必ずこのフィールドを更新してください。
  4. セキュリティー・オプションを指定します。

    クライアント認証が必要な場合は、「クライアント証明書別名」を選択し、クライアントとして動作する統合アプライアンスが HTTP サーバーに証明書を提供する必要があることを指定します。選択されている場合は、証明書の名前を指定する必要があります。 このチェック・ボックスを使用してアクティビティー・レベルで指定された証明書は、WMC の「セキュリティー」 > 「証明書」 > 「設定」 > 「クライアント SSL」で指定された証明書より優先されます。

    注: このバージョンの InfoSphere MDM コネクターは、SSL_TLSv2 プロトコル・バージョンをサポートします。
  5. 以下のプロパティーの値を指定します。「拡張プロパティー」をクリックします。
    フィールド名 (拡張プロパティー) 説明
    接続プール・オプション

    接続の最大数を指定します。

    この値は、統合アプライアンスが接続プールで開くことができる接続の最大数です。0 を指定した場合、接続数の制限はありません。デフォルトでは、統合アプライアンスは 25 個の接続を開いておくことができます。

    接続タイムアウト 統合アプライアンスがエンドポイントへの接続の確立を試行してから、エンドポイントが接続要求に応答せずにタイムアウトになるまでの時間 (秒) を指定します。Web サービス・アクティビティーの場合、タイムアウトになるまでに統合アプライアンスが Web サービスへの接続の確立を試行する時間を入力します。

    接続タイムアウトはアクティビティー・タイムアウトとは異なります。アクティビティー・タイムアウトは、エンドポイントへの接続が確立された後に発生します。アクティビティー・タイムアウトは、アクティビティーがエンドポイントで要求を開始してから、エンドポイントが応答せずにタイムアウトになるまでの時間 (秒) を指定します。

    アクティビティー・タイムアウトは、Web サービスの「サービスの呼び出し」アクティビティーの「再試行」タスクで設定します。

    XML スキーマ・リゾルバー 開かれているプロジェクトで、XML スキーマごと (WSDL も含む) に Cast Iron Studio が割り振ったり表示したりする子レベルの数を決定します。各プロパティーの詳細については、その他の設定を参照してください。