システム・ログ設定の指定

システム・ログに表示される詳細レベルを指定できます。 指定するログ・レベルは、通知ポリシーのアラートに影響します。 アラートは、指定したログ・レベルを満たすイベントまたは超過したイベントについてのみ送信されます。

このタスクについて

以下の表は、システム・ログ・レベルを示しています。「説明」列には、各レベルの説明および対応する Cast Iron 管理 API ログ・レベルの説明があります。
重大度 説明
INFO 通知メッセージ (Cast Iron 管理 API の「INFO」ログ・レベルに対応)。
WARNING 警告メッセージ (Cast Iron 管理 API の「WARNING」ログ・レベルに対応)。
ERROR ユーザーの注意を必要とする重大なエラー (Cast Iron 管理 API の「SEVERE」ログ・レベルに対応)。
CRITICAL ユーザーまたは管理者の注意を必要とするクリティカル・エラー (Cast Iron 管理 API の「FATAL」ログ・レベルに対応)。
FINEST FINEST を超えるレベルのすべてのログを取得します (Cast Iron 管理 API の「ALL」ログ・レベルに対応)。
注: 場合によっては、WMC 内で設定されたログ・レベルが Cast Iron 管理 API 内の設定をオーバーライドすることがあります。例えば、コンポーネントの WMC ロギング・レベルが FINEST に設定されている場合は、Cast Iron 管理 API によって取得されるログも FINEST レベルに設定されます。また、WMC システム・ロギング・レベルが INFO に設定されている場合は、Cast Iron 管理 API によって取得されるログも INFO に設定されます。
注: イベントの通知が受信されない場合は、通知をトリガーするエントリーを生成するのに十分な高さにシステム・ログ・レベルを設定していない可能性があります。

手順

  1. 「ナビゲーション」ペインで、「ログ (Logs)」 > 「システム・ログ (System Log)」を選択します。 「システム・ログ (System Log)」ページが表示されます。
  2. 「設定」をクリックします。 「システム・ログ設定 (System Log Settings)」ダイアログ・ボックスが表示されます。
  3. リストから、各システムのログ・レベルを選択します。
  4. 「保存」をクリックします。

タスクの結果

確認メッセージが表示されます。 システム・ログは、特定のシステムについて発生した、指定したレベル以上のすべてのイベントをログに記録します。 例えば、「デプロイメントに対してエラー・レベル (Error level for Deployment)」を選択した場合は、デプロイメント・システム内で発生した、「エラー」レベルまたは「クリティカル (Critical)」レベルのイベントがすべてログに記録されます。