Cassandra アクティビティーのエンドポイントの作成または編集
エンドポイントは、Studio および統合アプライアンスが Cassandra プラットフォームに接続するために使用する構成情報を提供します。Cassandra は操作を実行するユーザーを許可するために、内部認証メカニズムを使用します。内部認証を行うことは、すなわち、ユーザーのログイン・アカウントとそのパスワードを Cassandra 内部で管理するということです。
Cassandra エンドポイントの選択または編集
- 「エンドポイントの作成」ペインまたは「エンドポイントの編集」ペインで、以下の表の説明に従って Cassandra エンドポイントを構成します。注: エンドポイントの構成プロパティーを変更すると、プロジェクトでそのエンドポイントを使用しているすべてのオーケストレーションに影響します。 編集はローカルではなく、グローバルとなります。
- 「接続のテスト」をクリックして、接続の詳細が有効であること、および Cassandra に正常に接続できることを確認します。
- 「OK」をクリックします。
フィールド名 | 説明 |
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サーバー詳細 | |
ノード名 | Cassandra インスタンスのクラスター内のノードのリストを指定します。 |
ポート番号 | Cassandra インスタンスのクラスター内のポートのリストを指定します。 |
認証 | |
ユーザー名 | Cassandra インスタンスにアクセスするために使用する認証ユーザー名を指定します。ユーザー名はすべてのノードで同じである必要があります。 |
パスワード | Cassandra インスタンスにアクセスするために使用する認証パスワードを指定します。パスワードはすべてのノードで同じである必要があります。 |
追加パラメーター | |
書き込み整合性レベル | 整合性レベルは、クライアント・アプリケーションに肯定応答を返す前に書き込みが成功する必要があるレプリカの数を決定します。サポートされる書き込み整合性レベルは以下のとおりです。
ユーザーは、いずれかの書き込み整合性レベルを選択することで、値を変更できます。 |
読み取り整合性レベル | 整合性レベルは、クライアント・アプリケーションにデータを返す前に読み取り要求に応答する必要があるレプリカの数を指定します。 サポートされる読み取り整合性レベルは以下のとおりです。
ユーザーは、いずれかの読み取り整合性レベルを選択することで、値を変更できます。 |
接続プール・オプション | |
ホストごとのコア接続数 | ホストあたりのコア接続数。デフォルト値は、ローカル・ホスト距離については 8、リモート・ホスト距離については 2 です。 |
ホストごとの最大接続数 | ホストあたりの最大接続数。デフォルト値は、ローカル・ホスト距離については 8、リモート・ホスト距離については 2 です。 |
ハートビート間隔 (秒) | デフォルト: 30 秒。ドライバーはダミーの要求を送信することにより、接続ハートビートの形でアプリケーション側のキープアライブを提供します。このフィーチャーは、デフォルトで有効です。 |
プール・タイムアウト (ミリ秒) | ホスト・プールから接続が使用可能になるのを待機するためにドライバーがブロックされる期間。このオプションをゼロに設定すると、ドライバーが待機することはまったくなくなります。 |
セキュリティー | |
暗号化を使用可能にする | 接続で SSL を使用する必要があることを指定します。 |
注: 上記のパラメーターに加えて、エンドポイントを Cassandra インスタンスと接続するためのセキュア・コネクターを構成する機能も用意されています。
Cassandra コネクターでサポートされるデータ型
Cassandra コネクターによって以下のデータ型がサポートされます。
- Ascii
- bigint
- Blob
- boolean
- Counter
- Decimal
- Double
- Float
- Inet
- Int
- List
- Map
- Set
- text
- timestamp
- timeuuid
- tuple
- uuid
- varchar
- varint