「ルックアップ」アクティビティーの使用

このタスクについて

ルックアップ」アクティビティーを使用するには、次のステップを実行します。

手順

  1. アクティビティー」タブで、Data Quality ディレクトリーを開き、「ルックアップ」アクティビティーを検索します。
  2. アクティビティーをオーケストレーションに追加します。 アクティビティーの「チェックリスト」「要約」が、オーケストレーションの下に表示されます。
  3. チェックリスト」から、「エンドポイントの選出」を選択し、データベース・エンドポイントを選択します。 データベース・エンドポイントの作成または編集についての説明は、『データベース・アクティビティー・エンドポイントの作成または編集』を参照してください。
    注: ファジー・ルックアップを実行するには、ローカル・ステージング・データベースを選択する必要があります。 ローカル・ステージング・データベースにアクセスするには、以下のようにします。
    1. データベース・タイプ」リストで、「ローカル」を選択します。 「データベース名」フィールドで「ステージング (Staging)」が開きます。
    2. ネットワーク・ロケーション・サーバー (Network Location Server)」フィールドで、ローカル・ステージング・データベースの開始元になる統合アプライアンスのデータ IP アドレスを指定します。 「ポート」は 1526 に固定されています。
    3. ユーザー名」と「パスワード」を入力します。
      重要: このログイン情報は、統合アプライアンスに対する管理者またはパブリッシャー特権を持つユーザーのものでなければなりません。
    4. 追加のすべてのパラメーターを指定します。 データベース・パラメーターの詳細については、『データベース・アクティビティー・エンドポイントの作成または編集』を参照してください。
    5. 「OK」をクリックします。「データベース」エンドポイントが Studio ツールボックスの Endpoints ディレクトリーに表示されます。
  4. チェックリスト」から、「構成」を選択し、以下の情報を指定します。
    1. アクティビティーのループ対象となる、繰り返しエレメントを含む変数の変数名
    2. アクティビティーのループ対象となる、変数内の繰り返しエレメントのエレメント名

      参照ボタン (...) をクリックして、「繰り返しエレメントの選択」ウィンドウを開きます。ここで、選択した変数のすべてのエレメントを表示できます。

  5. チェックリスト」で、「照会の入力」を選択します。
    1. ルックアップ・テーブルの照会を指定します。
      • ファジー・ルックアップの場合は、厳密に 1 パラメーターを指定する必要があります。
      • 非ファジー・ルックアップの場合は、1 つ以上のパラメーターを指定できます。
    2. エンコード」リストから、エンコード・タイプを選択します。
    3. 照会の妥当性検査」をクリックします。
      注: ローカル・データベース・エンドポイントを使用する場合、列の表示または照会の妥当性検査を行う前に、統合アプライアンスでローカル・ステージング・データベースを開始する必要があります。 ローカル・ステージング・データベースを開始するには、Web 管理コンソール (WMC) で、 「ステージング (Staging)」 > 「ステージング・データベースの開始/停止 (Staging Database Start/Stop)」を選択します。
    4. 列の表示」をクリックし、表を選択すると、選択した表の詳細な列情報が表示されます。 デフォルトでは、「バッファー・テーブルおよびコントロール表の非表示」オプションが選択されています。
  6. チェックリスト」で、「セットアップ入力パラメーター」を選択します。 前のステップで入力した照会が表示されます。

    XPath 列の各入力パラメーターに入力 XPath を指定します。 入力 XPath とは、照会が使用するルックアップ・キー値を指定する繰り返しエレメントと関連する XPath 式のことです。

  7. チェックリスト」で、「セットアップ結果セット」を選択します。
    1. 結果セットの各行に出力 XPath を指定します。 出力 XPath は、出力値を保持する繰り返しエレメントに関連したエレメントまたは属性を指定します。
    2. 属性を指定するには、XPath 式の先頭でアットマーク ( @ ) を使用します。
      • エレメントまたは属性の名前が既に存在している場合、Studio は既存の値を置き換えます。 そうでない場合、Studio は新しい名前でエレメントまたは属性を作成します。
      • ルックアップで一致するものが検出できない場合、その行は badXML エレメントに送信されます。
  8. チェックリスト」で「配信ルール」を選択し、以下の配信ルールを指定します。
    配信ルール 説明
    アクティビティー・タイムアウト 統合アプライアンスがエンドポイントの応答を待機する時間の長さを秒単位で指定します。 デフォルト設定は 300 秒です。
    ファジー・ルックアップ ルックアップをファジーにするかどうかを決定します。 ファジー・ルックアップを実行するには、このオプションを選択します。
    重要: ファジー・ルックアップは、ローカル・データベース・エンドポイントに対してのみ実行できます。
    注: オーケストレーションを実行する前に、WMC でデータベース資産生成ツールを使用して、索引表を作成します。
    ファジー・ルックアップごとの一致数の出力上限 (Output at most __ match(es) per fuzzy lookup) ファジー・ルックアップごとに出力する一致の最大数を指定します。
    ファジー・ルックアップの場合の類似度しきい値 (The similarity threshold __ for a fuzzy lookup) ファジー・ルックアップ時の一致を判別するための、類似度しきい値を指定します (0 から 1 の範囲)。 1 は完全一致突き合わせを意味します。
    大/小文字を区別しない (ファジー・ルックアップのみ) 大/小文字を区別しないルックアップを選択します。
    先行および末尾の空白を無視 選択した場合、「ルックアップ」アクティビティーではデータの前後にある空白は無視されます。 非ファジー・ルックアップの場合、このオプションは入力値にのみ適用できます。 ファジー・ルックアップの場合、このオプションは入力値とルックアップ・テーブル・キーの両方に適用できます。
    プリロード・キャッシュ ルックアップ・キャッシュをプリロードするには、このオプションを選択します。
    ルックアップ結果のキャッシュ上限 __ (Cache at most __ lookup results) キャッシュに入れるルックアップの最大数を指定します。

次のタスク

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