MS SharePoint「ユーザーの取得」アクティビティーの使用

「ユーザーの取得」アクティビティーを使用して、MS SharePoint からユーザー詳細を表示します。

このタスクについて

MS SharePoint インスタンスからユーザー詳細をフェッチするには、このタスクを使用します。このアクティビティーの呼び出しは、同期呼び出しです。同期呼び出しでは、入力データが処理のためにアクティビティーに送信され、オーケストレーションに応答が返信されます。

手順

  1. 「オーケストレーション」セクションを右クリックし、新規オーケストレーションを選択します。
  2. 新しく作成した MS SharePoint エンドポイントをオーケストレーションにドラッグし、「ユーザーの取得」アクティビティーを選択します。 「ユーザーの取得」アクティビティーがオーケストレーションに追加されます。アクティビティーをダブルクリックします。MS SharePoint ユーザーの取得「チェックリスト」が表示されます。
  3. 「チェックリスト」で「再試行」をクリックします。 デフォルト設定を確認して、必要な変更を行います。
    注: 詳しくは、『MS SharePoint REST API アクティビティーの再試行オプションの指定』を参照してください。
  4. チェックリスト」から「入力のマップ」を選択します。 その操作から生成された XML スキーマが、「アクティビティーへ」パネルの request 入力パラメーターの下にノードとして表示されます。
  5. オーケストレーション変数とアクティビティーの入力パラメーターとの間のマップを作成します。
    必須フィールド:
    • 取得タイプ (有効な値は ALL_USERS、ID、および LOGINNAME です)
    • ユーザー ID (取得タイプに ID が指定された場合、必須です)
    • ログイン名 (取得タイプに LOGINNAME が指定された場合、必須です)

    サンプル入力要求

    <?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
    <RetrieveUser xmlns="http://www.IBM.com/xmlns/prod/websphere/j2ca/Sharepoint/retrieveuser">
    
    *********Retrieve Type as ALL USEERS ************
    <RetrieveUserRequestDetails xmlns="">
    <retrieveType>ALL_USERS</retrieveType>
    <loginName></loginName>
    </RetrieveUserRequestDetails>
    
    *********Valid ID************
    <RetrieveUserRequestDetails xmlns="">
    <retrieveType>ID</retrieveType>
    <userId>12</userId>
    <loginName></loginName>
    </RetrieveUserRequestDetails>
    
    *********Valid LOGINNAME************
    <RetrieveUserRequestDetails xmlns="">
    <retrieveType>LOGINNAME</retrieveType>
    <loginName>c:0(.s|true</loginName>
    </RetrieveUserRequestDetails>
    </RetrieveUser>
    注: 入力構造の必須エレメントの値は、実行時に指定されている必要があります。この値は、エレメントのデフォルト値を指定するか、エレメントを入力ノードにリンクすることによって指定できます。 実行時に必須エレメントの値が指定されていないと、アクティビティーは Web 管理コンソールから報告された例外をスローします。 実行時にオプションの入力パラメーターの値が指定されていなくても、実行時に例外はスローされません。
  6. チェックリスト」から「出力のマップ」を選択します。 アクティビティーの応答保持のために生成された XML スキーマが、「アクティビティーから」パネルの response 出力パラメーターの下にノードとして表示されます。
  7. 出力パラメーターとオーケストレーション変数との間のマップを作成します。

タスクの結果

MS SharePoint「ユーザーの取得」アクティビティーを構成しました。
注:

入力変数は無制限であるため、このアクティビティーを使用して一度に複数のユーザーの詳細を取得できます。