ServiceNow「取得」アクティビティーの使用
「取得」アクティビティーを使用して、ServiceNow で標準の表およびカスタム表からレコードを取得します。
ServiceNow インスタンスで表からレコードを取得するには、このタスクを使用します。このアクティビティーの呼び出しは、同期呼び出しです。同期呼び出しでは、入力データが処理のためにアクティビティーに送信され、オーケストレーションに応答が返信されます。
- 「オーケストレーション」セクションを右クリックし、新規オーケストレーションを選択します。
- 新しく作成した ServiceNow エンドポイントをオーケストレーションにドラッグし、「取得」を選択します。
- 「取得」アクティビティーがオーケストレーションに追加されます。アクティビティーをダブルクリックします。
- チェックリスト・メニューで「構成」オプションをクリックします。
- 「参照」をクリックし、「プロジェクト・エクスプローラー」ダイアログ・ボックスを使用して、関連する ServiceNow 表を選択します。
- 「チェックリスト」で「入力のマップ」をクリックします。その操作に対して生成された XML スキーマが表示されます。
- オーケストレーション変数とアクティビティーの入力パラメーターとの間のマップを作成します。
必須フィールド:
is_all_records: すべてのレコードをフェッチします。
sys_id: is_all_records が false の場合、フェッチする特定のレコードの ID。
カスタマイズ: 応答をカスタマイズするには、query_object を使用します。query_object のフィールドは以下のとおりです。
- sysparm_display_value: 参照フィールドおよび選択フィールドに対するデータ取得操作。
このパラメーターは以下のいずれかの値に設定します。
- true: すべてのフィールドに対して表示値を返します。
- false: データベースからの実際の値を返します。値が指定されない場合は、このパラメーターのデフォルトは false になります。
- all: 実際の値と表示値の両方を返します。
- sysparm_exclude_reference_link: 参照フィールドに提供されている追加情報 (参照リソースへの URI など) を抑止します。
- sysparm_fields: 応答で返すコンマ区切りのフィールド名。
- sysparm_limit: ページ編集に適用する限度。デフォルトは 10000 です。
- sysparm_query: エンコードされている照会。
- sysparm_view: 応答で返されるフィールドを決定するための UI ビュー。
入力構造の必須エレメントの値は、実行時に指定されている必要があります。 この値は、エレメントのデフォルト値を指定するか、エレメントを入力ノードにリンクすることによって指定できます。 実行時に必須エレメントの値が指定されていないと、アクティビティーは例外をスローします。実行時にオプションの入力パラメーターの値が指定されていなくても、実行時に例外はスローされません。
- 「チェックリスト」から「出力のマップ」を選択します。 アクティビティーの応答保持のために生成された XML スキーマが、「アクティビティーから」パネルの response 出力パラメーターの下にノードとして表示されます。
- 出力パラメーターとオーケストレーション変数との間のマップを作成します。
ユーザーは、ServiceNow 「取得」アクティビティーを構成しました。
このアクティビティーへの入力として、複数の sys_id フィールドを追加することができます。入力として複数の sys_id フィールドを追加するには、「入力のマップ」の「アクティビティーへ」ペインで sys_id フィールドを右クリックし、「オカレンスの展開」を選択します。複数のオブジェクトを追加できるのは、オブジェクトのタイプが同じ場合のみです。