「照会」アクティビティーの使用

「照会」アクティビティーは、SAP C4C インスタンスで使用可能な標準ビジネス・オブジェクトを標準のサービスを使用して参照および照会できるようにします。

SAP C4C Core サービスで参照したり、照会操作を実行したりするには、このタスクを使用します。

「照会」 SAP C4C Core アクティビティーを構成するには、次のステップを実行します。

  1. アクティブなオーケストレーションで、「アクティビティー」タブを開いて、「SAP C4C コア」フォルダーの内容を展開します。
  2. 照会」アクティビティー・アイコンをオーケストレーション上にドラッグします。「照会」アクティビティー「チェックリスト」が表示されます。
  3. チェックリスト」で、「要約」をクリックします。
  4. アクティビティー名」フィールドの内容を確認して、必要な変更を行います。
  5. チェックリスト」で、「エンドポイントの選出」をクリックします。
  6. 参照」をクリックし、「プロジェクト・エクスプローラー」ダイアログ・ボックスを使用して、関連する SAP C4C Core エンドポイントを選択します。

オプション: 「新規作成」をクリックして必要な接続の詳細を指定することで、エンドポイントを作成することができます。この構成のエンドポイントを保存して使用するには、「OK」をクリックします。詳しくは、『SAP C4C Core エンドポイントの作成および編集』を参照してください。

  1. チェックリスト」で、「構成」をクリックします。
  2. 「構成」セクションで、「参照」ボタンをクリックし、表示されるリストからいずれかの「照会シナリオ (Query Scenario)」を選択し、「終了」ボタンをクリックします。

オプション: ポップアップに表示される「最新表示」ボタンをクリックすると、ここに取り込まれるシナリオのリストを最新表示できます。シナリオのリストに変更がある場合は、ここにも反映されます。

  1. 選択した「照会シナリオ (Query Scenario)」に対して表示された「WSDL 操作」のいずれかを選択します (複数の操作が表示された場合)。表示された WSDL 操作が 1 つのみの場合は、その操作を選択します。

オプション: 「最新表示」ボタン (「参照」オプションの横にあります) をクリックすると、表示される操作のリストを最新表示できます。WSDL 操作、要求/応答スキーマ内で変更が見つかった場合、それに応じて該当するものが更新されます。

  1. チェックリスト」で、「再試行」をクリックします。 デフォルト設定を確認して、必要な変更を行います。 詳しくは、『SAP C4C Core アクティビティーの再試行オプションの指定』を参照してください。
  2. チェックリスト」で「入力のマップ」をクリックします。「照会」アクティビティーの選択された操作から生成された XML スキーマが、「アクティビティーへ」パネルの request 入力パラメーターの下にノードとして表示されます。

入力のマップ内のユーザー名とパスワードは、エンドポイント画面で指定された詳細に基づいて取り込まれます。

  1. オーケストレーション変数とアクティビティーの入力パラメーターとの間のマップを作成します。

入力構造の必須エレメントの値は、実行時に指定されている必要があります。 この値は、エレメントのデフォルト値を指定するか、エレメントを入力ノードにリンクすることによって指定できます。 実行時に必須エレメントの値が指定されていないと、アクティビティーは Web 管理コンソールから報告された例外をスローします。 実行時にオプションの入力パラメーターの値が指定されていなくても、実行時に例外はスローされません。

  1. チェックリスト」から「出力のマップ」を選択します。 アクティビティーの応答保持のために生成された XML スキーマが、「アクティビティーから」パネルの response 出力パラメーターの下にノードとして表示されます。
  2. 出力パラメーターとオーケストレーション変数との間のマップを作成します。

「照会」アクティビティーを構成しました。