データベース資産について

使用するデータベース・エンドポイントのタイプにより、生成の必要がある資産が決定されます。 以下の表に、サポートされる各データベース用に生成される資産を示します。

注: Cast Iron では、資産テーブルは、30 文字の ID サイズによって作成されます。 資産テーブルの場合、Cast Iron が従う形式は CI_CT_<respective-table-name> (制御テーブルの場合) および CI_BT_<respective-table-name> (バッファー・テーブルの場合) です。このため、最大 24 文字の名前を持つテーブルを使用する必要があります。
データベース 生成される資産
  • DB2® AS/400

  • Informix®

  • Microsoft SQL

  • Sybase

  • バッファー・テーブル

  • 制御テーブル

  • トリガー

ローカル・ステージング・データベース
  • バッファー・テーブル

  • 制御テーブル

  • 索引テーブル

  • トリガー

Oracle
  • バッファー・テーブル

  • 制御テーブル

  • トリガー

  • シーケンス

資産は、スターター・アクティビティーおよび「1 回のみ」配信オプションを指定した非スターター・アクティビティーに対してのみ生成されます。 資産は、「1 回以上」または「1 回まで」配信オプションを指定した非スターター・アクティビティーに対しては生成されません。

注: すべての資産の名前が確実に固有になるように、制御テーブル名にはアクティビティー ID が付加されます。 この番号は、同じ制御テーブルを使用するオーケストレーションの複数のエンドポイントを区別しません。

データベース資産の妥当性検査

About this task

データベース資産を生成する前に、資産を妥当性検査します。 資産の妥当性検査時に、統合環境はソース・データベースにバッファー・テーブルまたは制御テーブルが存在するかどうかを検査し、テーブル構造が正しいことを検査します。

Note:

トリガーおよびシーケンスは妥当性検査されません。

Procedure

  1. ナビゲーション・ペインで、「リポジトリー (Repository)」 > 「構成 (Configurations)」を選択します。 「プロジェクト構成 (Project Configuration)」ページが表示されます。
  2. データベース資産が必要なプロジェクト構成をクリックします。 「構成の詳細 (Configuration Details)」ページが表示されます。
  3. プロジェクト構成がアンデプロイされた状態であることを確認します。
  4. 「資産 (Assets)」セクションで、「データベース」をクリックします。 「データベース資産 (Database Assets)」ページが表示されます。
  5. 妥当性検査するすべての資産を選択して、「妥当性検査」をクリックします。
  6. 返された結果により、次のステップが決定されます。 以下の表に、フィードバックの解釈方法および続行方法を示します。
    • 緑のチェック・マーク - 有効
    • 黄色の警告標識 = 警告

データベース資産の妥当性検査のフィードバック

存在しますか? 有効ですか? アクション
有効 有効 資産がデータベース内に存在し、資産構造が、Studio で作成したプロジェクト構成に一致しています。プロジェクト構成をデプロイできます。
有効 警告 資産はデータベース内に存在しますが、資産構造が正しくありません。 データベース・スクリプトに適切な列が含まれていること、および列の順序が正しいことを確認してください。 エラーがある場合は、資産を再作成します。
警告 警告 資産がソース・データベース表内に存在しません。 プロジェクト構成をデプロイする前に、資産を作成する必要があります。

警告: 固有 ID で終了する制約名が生成されます。 ただし、データベース表名のサイズが 18 文字を超えている場合は、制約名は切り捨てられて、名前の競合が生じます。 データベース表名が 18 文字を超えている場合は、生成されたデータベース資産スクリプトを編集して、制約名を固有にしてください。

データベース資産の生成

About this task

資産を妥当性検査または生成するには、その前に、プロジェクト構成をアンデプロイする必要があります。 資産を生成する前に、その資産を妥当性検査します。

Procedure

  1. ナビゲーション・ペインで、「リポジトリー (Repository)」 > 「構成 (Configurations)」を選択します。 「プロジェクト構成 (Project Configuration)」ページが表示されます。
  2. データベース資産が必要なプロジェクト構成をクリックします。 「構成の詳細 (Configuration Details)」ページが表示されます。
  3. プロジェクト構成がアンデプロイされた状態であることを確認します。
  4. 「資産 (Assets)」セクションで、「データベース」をクリックします。 「データベース資産 (Database Assets)」ページが表示されます。
  5. 生成する資産をすべて選択します。 一番上のチェック・ボックスを選択することで、すべての資産を選択できます。
  6. 「作成」をクリックします。
  7. データベース・スクリプトを確認し、必要に応じて編集します。