「アクティビティーの追加」ウィンドウの使用

「アクティビティーの追加」ウィンドウでは、コネクター・アクティビティーを作成および定義し、入出力データの情報を入力します。

このタスクについて

このフェーズでは、入力データの検出を静的に行うか、設計時に動的に行うかを指定します。例えば、設計時に入力データが検出される場合は、「作成」アクティビティーを使用して、アカウント、連絡先、ユーザーなどのさまざまなオブジェクト・タイプを作成できます。「作成」アクティビティーに対する入力は、作成するオブジェクトによって異なります。この場合、「作成」は参照可能な アクティビティーとして扱われます。このようなアクティビティーでは、生成するオブジェクトによって入力が異なります。
注: 入力アクティビティーを設計時に検出できるようにするには、抽象 WSDL またはスキーマ・タイプを指定する必要があります。 抽象 WSDL またはスキーマ・タイプは、実装に左右されない用語で Web サービスを記述したもので、サービスを実装するエンドポイントのネットワークにおける公開方法を定義する具象 WSDL またはスキーマ・タイプとは異なります。 図 1 は、抽象型の定義を含む WSDL の例を示しています。
図 1. 抽象定義を含む WSDL
「アクティビティーの追加」ウィンドウ
「アクティビティーの追加」ウィンドウを以下に示します。
図 2. 「アクティビティーの追加」ウィンドウ
「アクティビティーの追加」ウィンドウ

手順

  1. プラス (+)・アイコンをクリックします。 「コネクター・アクティビティーの追加」パネルに空白のテキスト・フィールドが表示されます。
  2. 「コネクター・アクティビティーの追加」パネルに、新規アクティビティー名を追加します。 編集を開始するには、「アクティビティー名」セルの行をダブルクリックしてアクティブ化してから、情報を入力します。 操作が完了したら、Enter キーを押します。
    注: NCName の使用上の制限により、「名前」テキスト・フィールドの文字には、:、@、$、%、&、/、+、,、;、空白文字、各種の括弧などのシンボル文字を含めることはできません。また、「名前」テキスト・フィールドの文字を数字、ドット、または負符号で開始することはできません。ただし、これらの文字は NCName の後続の部分では使用できます。
  3. 「コネクター・アクティビティーの追加」パネルに、 スターター・ アクティビティー チェック・ボックスを選択して、選択したアクティビティーがスターター・アクティビティー かどうかを示します。
  4. 「動的入力/出力要件」パネルで、入力パラメーター、出力パラメーター、またはその両方で動的検出が必要かどうかを指定します。 入力アクティビティーを設計時に検出できるようにするには、抽象スキーマ・タイプを指定する必要があります。
  5. 1 つ以上のパラメーターで動的検出が必要な場合は、「入力/出力データの選択」パネルで、「入力の選択」ボタンまたは「出力の選択」ボタンを使用して、各アクティビティーの入出力データを選択します。: 特定の入力データを複数のアクティビティーに割り当てないでください。
    注: スターター・アクティビティーには出力タイプのみがあります。 したがって、 「アクティビティーー詳細」セクションで 出力タイプ のみを選択する ことが許可されます。
  6. 新規アクティビティーごとに上記のステップを繰り返します。
  7. 操作が完了したら、「次へ」をクリックします。

タスクの結果

「最終の要約」ウィンドウが表示されます。

次のタスク

「最終の要約」ウィンドウで結果を確認します。