WebSphere DataPower Cast Iron 管理 API ガイド の用語集
この用語集では、本書で使用される WebSphere® DataPower® Cast Iron® 管理 API ガイド の用語を定義しています。
この用語集には、 WebSphere DataPower Cast Iron 管理 API ガイド に固有の用語が収録されています。
E
- 環境 (environment)
- Cloud では、環境はテナントのサブディビジョンです。典型的なテナントには、開発環境、ステージング環境、および実稼働環境が含まれています。環境は、独自の管理者、ユーザー、役割、および役割グループを保持しています。プロジェクトは「変更」タブで入力された後、デプロイ、テスト、および実行可能な環境に公開されます。環境の管理者役割は、ユーザーを役割および roleGroup に割り当てることができます。さらに、管理者役割は、環境内のプロジェクトおよび構成を作成、デプロイ、実行、複製、および削除することができます。
- 役割 (role)
- 役割は、定義済みの権限セットをユーザーに提供する手段です。 管理者がユーザーに役割を割り当てると、ユーザーは、役割が権限を持つプロジェクトのすべてにアクセスできます。ユーザーは、役割が権限を持つアクションのすべてを実行することもできます。 Cloud では、ユーザーは、役割が権限を持つテナントおよび環境のすべてにアクセスします。
- roleGroup
- 複数の役割を結合して、ユーザーに割り当て可能な単一エンティティーにするために使用します。roleGroup に割り当てられたユーザーは、roleGroup 内の役割が付与されているアクセスおよび権限のすべてを継承します。
- スコープ (scope)
- Cloud では、スコープは、テナント内のテナントまたは環境のいずれかを指します。SOAP 操作を実行するスコープを設定するには、setCurrentScope を使用します。スコープは、Cloud のみに適用されます。
- テナント (tenant)
- Cloud は、単一テナント・クラウドではなく、複数テナント・クラウドです。各テナントは、開発、ステージング、実稼働などの環境に分類できます。テナントの管理者役割は、ユーザーを環境、役割、および roleGroup に割り当てることができます。さらに、管理者役割は、テナント内のテナントおよび環境内のプロジェクトおよび構成を作成、デプロイ、実行、複製、および削除することができます。