LDAP コネクターのエンドポイントの作成または編集

エンドポイントは、Studio および統合アプライアンスが LDAP サーバーに接続するために使用する構成情報を提供します。

LDAP エンドポイントの選択または編集:

  1. 「エンドポイントの作成」ペインまたは「エンドポイントの編集」ペインで、以下の表の説明に従って LDAP サーバーを構成します。
    これらのフィールドのほかに、エンドポイント・ペインには「接続プール・オプション」および「リモート・エンドポイント構成」が含まれます。
    注: エンドポイントの構成プロパティーを変更すると、プロジェクトでそのエンドポイントを使用しているすべてのオーケストレーションに影響します。 編集はローカルではなく、グローバルとなります。
  2. 「接続のテスト」をクリックして、接続の詳細が有効であること、および LDAP サーバーに正常に接続できることを確認します。
  3. OK」をクリックします。
LDAP ネットワーク・パラメーター 説明
ホスト LDAP サーバーが稼働しているマシンのホスト名または IP アドレスを指定します。
ポート LDAP サーバー・ポートを指定します。デフォルト値は 389 です。
プロトコル・バージョン LDAP プロトコル・バージョン。LDAP コネクターはプロトコル v3 のみをサポートします。
基本 DN コネクター (LDAP ブラウザー) が LDAP ツリー (ディレクトリー情報ツリー) を表示するときの起点となるポイント。
認証パラメーター 説明
認証タイプ 「匿名」と「単純」。単純認証の場合、ユーザーはユーザー名とパスワードを指定する必要があります。
バインド DN またはユーザー ディレクトリー・ツリーを検索/変更するための特権を持つアクティブ・ディレクトリー・ユーザー・アカウント。
パスワード LDAP サーバーに接続するユーザー名に関連付けられたバインド・パスワードを指定します。
接続プール・オプション 説明
最小接続数 統合アプライアンスが接続プールで開いておく LDAP サーバー接続の最小数を指定します。0 (ゼロ) も入力できます。 デフォルト値は 5 です。
最大接続数 統合アプライアンスが接続プールで開いておくことができる LDAP サーバー接続の最大数を指定します。0 (ゼロ) を入力した場合、接続の最大数に制限はありません。 デフォルト値は 25 です。
最大アイドル時間 統合アプライアンスによって閉じられるまで LDAP サーバー接続をアイドル状態のまま開いておくことができる時間 (分) を指定します。0 (ゼロ) を入力した場合、接続はプールに返されると閉じられます (つまり、アイドル時間がありません)。 デフォルト値は 120 分です。
最大待機 プール内のすべての接続が使用されている場合に統合アプライアンスが接続を待つ時間 (秒) を指定します。 待機時間が経過しても接続を取得できない場合は、例外がスローされます。 デフォルト値は 300 秒です。
接続の再利用 コネクターがアイドル状態の接続をチェックする間隔を指定します。アイドル状態の接続は、「最小接続数」パラメーターで指定した最小接続数に到達するまで再利用されます。 デフォルト値は 5 分です。
リモート・エンドポイント構成 説明
エンドポイントをファイアウォールの内側で実行 セキュア・コネクター名のプロパティーを使用可能にして、LADP サーバーがファイアウォールの内側で実行されている場合にセキュア・コネクターを使用できるようにします。
セキュア・コネクター名 統合アプライアンスが接続プールで開いておくことができる LDAP サーバー接続の最大数を指定します。0 (ゼロ) を入力した場合、接続の最大数に制限はありません。 デフォルト値は 25 です。