Salesforce.com エンドポイントの作成または編集

Salesforce.com エンドポイントは、Studio および統合アプライアンスが Salesforce.com インスタンスに接続するために使用する情報を提供します。

このタスクについて

編集はグローバルでありローカルではないので、構成プロパティーを含め、エンドポイントに対して行うすべての変更は、そのエンドポイントを使用するすべてのオーケストレーションに影響します。

手順

  1. アクティビティー」タブの「Salesforce.com」フォルダーからオーケストレーションへアクティビティーをドラッグします。

    要約」パネルにチェックリストが示され、アクティビティーを構成するために実行しなければならないタスクがリストされます。

  2. チェックリスト」から、「エンドポイントの選出」タスクをクリックします。 「エンドポイントの選出」パネルが開きます。
  3. 以下のオプションのいずれかをクリックします。
    • 参照...: 「プロジェクト・エクスプローラー」から既存のエンドポイントを選択します。 「プロジェクト・エクスプローラー」には、アクティビティーのために使用できるプロジェクト内のすべてのエンドポイントが表示されます。 エンドポイントを選択すると、エンドポイントのプロパティーが「エンドポイントの選出」パネルに表示されます。 エンドポイントのプロパティーを編集するには、「編集」をクリックします。 ステップ 5 に進みます。
    • 新規作成: 新規エンドポイントを作成します。 「エンドポイントの作成」ウィンドウが開きます。 ステップ 5 に進みます。
    • 編集: 既存のエンドポイントを編集します。 「エンドポイントの編集」ウィンドウが開きます。 ステップ 5 に進みます。
    注: 編集はグローバルでありローカルではないので、エンドポイントを編集すると、プロジェクトでそのエンドポイントを使用しているすべてのオーケストレーションに影響します。
  4. エンドポイント・ウィンドウで、Salesforce.com インスタンスにアクセスするためのユーザー名とパスワードを指定します。
    1. ユーザー名を入力するか、または「ユーザー名」フィールドの右側のアイコンをクリックして、sfdc_login 構成プロパティーを選択します。
    2. パスワードを入力するか、または「パスワード」フィールドの右側のアイコンをクリックして、sfdc_password 構成プロパティーを選択します。
  5. ログイン・オプションを選択します。
    ログイン・オプション 説明
    通常ログイン デフォルトでは、「ログイン」が選択されています。 実行時に、統合アプライアンスは Salesforce.com の実動インスタンスにアクセスします。
    Salesforce.com Sandbox にログイン 実行時に、統合アプライアンスは実動システムのコピーにアクセスします。 Sandbox では実動データに影響を与えずにテストを実行できます。
    指定のパートナー WSDL ログイン URL にログイン 実行時に、統合アプライアンスは「ログイン URL」フィールドに指定した URL にアクセスします。
    ログイン URL 「指定のパートナー WSDL ログイン URL にログイン」オプションを選択した場合にのみ必須です。
  6. 接続タイムアウト」パラメーターを指定します。 デフォルトでは、300 秒後に Salesforce.com エンドポイントに接続できていない場合、統合アプライアンスはタイムアウトになります。
  7. プロキシー・サーバーを介して接続する場合は、次の表に示されたフィールドに入力します。
    オプション 説明
    フィールド名 説明
    プロキシー・サーバーを介した接続 プロキシー・サーバーを介して接続するには、このチェック・ボックスを選択してこれらのフィールドを使用可能にします。
    認証 統合アプライアンスがプロキシー・サーバーへの接続時に使用する認証のタイプを選択できます。以下のいずれかの認証オプションをリストから選択してください。
    • 基本 (Basic) - 指定したユーザー名とパスワードを暗号化せずにサーバーへ送信します。 これは、最も保護レベルの低い認証スキーマです。
    • NTLM - サーバーのドメイン・ネームで NTCredentials のインスタンスを使用可能にすることを要求します。 この認証は、最も保護レベルの高い認証オプションです。 NTLM 認証オプションを選択した場合、統合アプライアンスは、要求ではなく接続を認証します。 そのため、統合アプライアンスは、新しい接続が確立されるたびに認証を行います。 認証プロセス中は、接続を開いたままにしておく必要があります。 NTLM を使用して、プロキシーとサーバーの両方で認証を行うことはできません。
    レルム/ドメイン 認証オプションとして「Basic」を選択した場合は、レルムを指定してください。認証オプションとして「NTLM」を選択した場合は、ドメインを指定してください。
    ホスト名 プロキシー・サーバーのホスト名を指定します。
    ポート プロキシー・サーバーへの接続に必要なポート番号を指定します。
    ユーザー名 プロキシー・サーバーへの接続に必要なユーザー名を指定します。
    パスワード プロキシー・サーバーへの接続に必要なパスワードを指定します。
  8. 接続のテスト」をクリックして、指定したパラメーターによってプロジェクトが Salesforce.com インスタンスにアクセスできることを確認します。
    注: Salesforce.com エンドポイントが構成プロパティーを使用するように構成する場合、構成プロパティーの値が有効であることを確認してください。 構成プロパティーの値が無効であるか、存在しない場合、接続テストは失敗します。