OData アクティビティーの構成
Cast Iron を使用してバックエンド・データを OData API として公開する:
- この場合、「HTTP 受信要求」アクティビティーと「HTTP 応答送信」アクティビティーを使用して、OData API を公開します。
- この HTTP 受信アクティビティーの出力 (uri、method、host、accept や content-type およびその他の HTTP ヘッダー、payload) が、「OData の読み取り」アクティビティーに入力として渡されます。
- 「OData の読み取り」アクティビティーを構成するためのステップ
- オーケストレーションを作成するか、または開きます。 オーケストレーションのグラフィカル表現が表示されます。
- 「アクティビティー」タブを選択して、「変換」フォルダーを展開します。
- 「OData の読み取り」アクティビティーをオーケストレーション上にドラッグします。
- 「チェックリスト」で「構成」をクリックします。
- 「OData バージョン」のバージョンを選択します。
- 「入力データ」を選択します。「既存 XML スキーマ」または「複数エンティティーをサポートするための新規 XML スキーマ」のいずれかを選択できます。
- 「既存 XML スキーマ」を選択した場合、「参照」をクリックして既存の XML スキーマを選択します。
- 「複数エンティティーをサポートするための新規 XML スキーマ」を選択した場合、「新規 XML スキーマの内容」を貼り付けて、「マップの生成」をクリックします。
- 「チェックリスト」から「出力のマップ」を選択します。 アクティビティーの応答保持のために生成された XML スキーマが、「アクティビティーから」パネルの readODataOutputPayload パラメーターの下にノードとして表示されます。
- 「OData の読み取り」アクティビティーを参照して、「入力のマップ」のプロパティーにデータを設定します。
- 出力パラメーターとオーケストレーション変数との間のマップを作成します。
注:- 「OData の読み取り」アクティビティーの出力は、Cast Iron で使用可能なコネクターを使用してエンドポイント/バックエンド・システムでビジネス・ロジックを実行するために使用されます。
- このビジネス・ロジック・アクティビティーの出力 (http 応答コード、payload) と「OData の読み取り」アクティビティーの出力 (serviceName、protocol、host、method、accept、content-type、resourcePath、entities、additionalPath、fieldName、primaryKeys、および additionalConfiguration) が、「OData の書き込み」アクティビティーに入力として与えられます。
- 「OData の読み取り」アクティビティーの「入力のマップ」に含まれる serviceName の値は、「HTTP 受信要求」アクティビティーの「URL (ホスト名の後のパス)」プロパティーの値と同じ値でなければなりません。
- 「OData の読み取り」アクティビティーの「入力のマップ」に含まれる primaryKeys プロパティーのフォーマットについては、「OData の読み取り」アクティビティーで説明しています。
- 「OData の書き込み」アクティビティーを構成するためのステップ
- オーケストレーションを作成するか、または開きます。 オーケストレーションのグラフィカル表現が表示されます。
- 「アクティビティー」タブを選択して、「変換」フォルダーを展開します。
- 「OData の書き込み」アクティビティーをオーケストレーション上にドラッグします。
- 「チェックリスト」で「構成」をクリックします。
- 「OData バージョン」のバージョンを選択します。
- 「入力データ」を選択します。「既存 XML スキーマ」または「複数エンティティーをサポートするための新規 XML スキーマ」のいずれかを選択できます。
- 「既存 XML スキーマ」を選択した場合、「参照」をクリックして既存の XML スキーマを選択します。
- 「複数エンティティーをサポートするための新規 XML スキーマ」を選択した場合、「新規 XML スキーマの内容」を貼り付けて、「マップの生成」をクリックします。
- 「チェックリスト」から「入力のマップ」を選択します。 「OData の書き込み」アクティビティーの選択済みオブジェクトから生成された XML スキーマが、「アクティビティーへ」パネルの writeODataInput パラメーターの下にノードとして表示されます。
- 「OData の書き込み」アクティビティーを参照して、「入力のマップ」のプロパティーにデータを設定します。
- 出力パラメーターとオーケストレーション変数との間のマップを作成します。
注: 「OData の書き込み」アクティビティーの出力には、応答ペイロード、HTTP 状況コード、および各種ヘッダーが含まれ、それらが「HTTP 応答送信」アクティビティーに渡されます。
注:
- Cast Iron バージョン 7.5.1 では、DELETE メソッドと GET HTTP メソッドのみがサポートされます。
- Cast Iron バージョン 7.5.1 では、OData 照会パラメーターはサポートされていません。
- Cast Iron バージョン 7.5.1 では、単純データ型フィールドを含んだビジネス・オブジェクト構造のみがサポートされます。下位の複合タイプを含んでいるビジネス・オブジェクト構造はサポートされません。