Cassandra「行の削除」アクティビティーの使用

Cassandra からレコードを削除するには、「行の削除」アクティビティーを使用します。

このタスクについて

Cassandra インスタンスからの行の削除、およびデータベースからの単一列データの削除を行うには、このタスクを使用します。このアクティビティーの呼び出しは、同期呼び出しです。同期呼び出しでは、入力データが処理のためにアクティビティーに送信され、オーケストレーションに応答が返信されます。

手順

  1. アクティブなオーケストレーションで、「アクティビティー」タブを開いて Cassandra フォルダーのコンテンツを展開します。
  2. 「行の削除」アクティビティー・アイコンをオーケストレーション上にドラッグします。アクティビティーを選択します。 Cassandra 行の削除「チェックリスト」が表示されます。
  3. 「チェックリスト」で「要約」をクリックします。
  4. アクティビティー名」フィールドの内容を確認して、必要な変更を行います。
  5. 「チェックリスト」で「エンドポイントの選出」をクリックします。
  6. 「参照」をクリックし、「プロジェクト・エクスプローラー」ダイアログ・ボックスを使用して、関連する Cassandra エンドポイントを選択します。
  7. オプション: 「新規作成」をクリックして必要な接続の詳細を指定することで、エンドポイントを作成することができます。この構成のエンドポイントを保存して使用するには、「OK」をクリックします。
  8. 選択したエンドポイントの構成に対して必要な変更を行うには、「編集」をクリックして、別のウィンドウでオプションにアクセスします。 変更を行うと、アクティブなオーケストレーションにおけるエンドポイントのすべての使用に、グローバルに影響します。
  9. 「チェックリスト」で「構成」をクリックします。
  10. 「構成」の下の「表の選出」をクリックし、「キースペース」の名前を指定します。「参照」をクリックして個々の表を選択します。

    表を選択するには、以下のいずれかのオプションを選択します。

    • リスト内の表をクリックし、「OK」をクリックします。
    • 「表のフィルタリング (Filter Table)」セクションに表の名前を指定し、「検索」ボタンをクリックします。
  11. エンコード UTF-8 は、Unicode の標準の文字エンコードです。これはデフォルト・エンコードです。
    注:
    • データベース内の 1 行のみを削除するには、直接、「入力のマップ」セクションを選択します。
    • 複数のレコードを削除するには、「配信ルール」のオプションを選択して「バッチ」のチェック・ボックスを使用可能にする必要があります。
  12. 「構成」の下の「配信ルール」をクリックします。「バッチを使用可能にする」チェック・ボックスを選択し、一度に削除する行数を定義します。
    1. チェック・ボックスを選択すると、ドロップダウン・セクションには以下のような「バッチ・タイプ」が設定されます。
      • ログあり
      • ログなし
      • カウンター
    2. 上記のいずれかのバッチ・タイプを選択します。
    3. 「書き込み整合性レベル」ドロップダウンのデフォルト値は、テスト接続のエンドポイントの作成時に選択されたものです。ユーザーは、いずれかの整合性レベルを選択することで、値を変更できます。
  13. 「チェックリスト」から「入力のマップ」を選択します。 「行の削除」アクティビティーの選択した表から生成された XML スキーマが、「アクティビティーへ」パネルの request 入力パラメーターの下にノードとして表示されます。
    以下は、削除についての 2 つのケースです。
    • 行レベルの削除: 1 次キー値のみに基づいて、行全体を削除します。
    • 列レベルの削除: 1 次キー値と列名値に基づいて、各行から列の値を削除します。
    注: ユーザーは、「columnsToDelete」の繰り返しノードに列名を指定する必要があります。「columnsToDelete」が空の場合、1 次キー値に基づいて行全体が 削除されます。空でない場合は列レベルの削除とみなされます。
  14. オーケストレーション変数とアクティビティーの入力パラメーターとの間のマップを作成します。
    注: 入力構造の必須エレメントの値は、実行時に指定されている必要があります。 この値は、エレメントのデフォルト値を指定するか、エレメントを入力ノードにマッピングすることによって指定できます。実行時に必須エレメントの値が指定されていないと、アクティビティーは Web 管理コンソールから報告された例外をスローします。実行時にオプションの入力パラメーターの値が指定されていなくても、実行時に例外はスローされません。
  15. チェックリスト」から「出力のマップ」を選択します。 アクティビティーの応答保持のために生成された XML スキーマが、「アクティビティーから」パネルの response 出力パラメーターの下にノードとして表示されます。
  16. 出力パラメーターとオーケストレーション変数との間のマップを作成します。

タスクの結果

Cassandra「行の削除」アクティビティーを構成しました。
注:

このアクティビティーへの入力として、複数のオブジェクトを追加することができます。 入力として複数のオブジェクトを追加するには、「入力のマップ」「アクティビティーへ」ペインで「オブジェクト名」フィールドを右クリックし、「オカレンスの展開」を選択します。