Cassandra で既存の表にレコードを挿入するには、「行の挿入」アクティビティーを使用します。
このタスクについて
Cassandra で行を挿入するには、このタスクを使用します。このアクティビティーの呼び出しは、同期呼び出しです。同期呼び出しでは、入力データが処理のためにアクティビティーに送信され、オーケストレーションに応答が返信されます。
手順
- アクティブなオーケストレーションで、「アクティビティー」タブを開いて Cassandra フォルダーのコンテンツを展開します。
- 「行の挿入」アクティビティー・アイコンをオーケストレーション上にドラッグします。アクティビティーを選択します。 Cassandra 挿入アクティビティー「チェックリスト」が表示されます。
- 「チェックリスト」で「要約」をクリックします。
- 「アクティビティー名」フィールドの内容を確認して、必要な変更を行います。
- 「チェックリスト」で「エンドポイントの選出」をクリックします。
- 「参照」をクリックし、「プロジェクト・エクスプローラー」ダイアログ・ボックスを使用して、関連する Cassandra エンドポイントを選択します。
- オプション: 「新規作成」をクリックして必要な接続の詳細を指定することで、エンドポイントを作成することができます。この構成のエンドポイントを保存して使用するには、「OK」をクリックします。
- 選択したエンドポイントの構成に対して必要な変更を行うには、「編集」をクリックして、別のウィンドウでオプションにアクセスします。 変更を行うと、アクティブなオーケストレーションにおけるエンドポイントのすべての使用に、グローバルに影響します。
- 「チェックリスト」で「構成」をクリックします。
- 「構成」の下の「表の選出」をクリックし、「キースペース」の名前を指定します。エンドポイントで指定されたデータベース内の表の現行リストから動的に表を選択するには、「参照」をクリックします。
表を選択するには、以下のいずれかのオプションを選択します。
- リスト内の表をクリックし、「OK」をクリックします。
- 「表のフィルタリング (Filter Table)」セクションに表の名前を指定し、「検索」ボタンをクリックします。
注: 「表の選出」セクションで、チェック・ボックス「行を更新します (行が既に存在している場合) (バッチには適用外)」は、
表内の既存の値を更新するときに役立ちます。チェック・ボックスがチェックされている場合、
同じキーを持つレコードが既に存在すれば更新されます。「配信ルール」セクションで「バッチ」が使用可能である場合、これは適用されません。
- 選択した表のすべての列がグリッドに表示されることを確認します。
- エンコード UTF-8 は、Unicode の標準の文字エンコードです。これはデフォルト・エンコードです。
- 表内の既存の列に対して追加/更新/削除を行った場合、「最新表示」ボタンを使用して、
選択された表の更新済みの列詳細を取得します。
注: - データベース内に 1 行のみを挿入するには、直接、「入力のマップ」セクションを選択します。
- 複数のレコードを挿入するには、ユーザーは、「配信ルール」のオプションを選択して「バッチ」のチェック・ボックスを使用可能にする必要があります。
- 「配信ルール」の下で、「バッチを使用可能にする」チェック・ボックスを選択し、一度に挿入する行数を定義します。
- チェック・ボックスを選択すると、ドロップダウン・セクションには以下のような「バッチ・タイプ」が設定されます。
- 上記のいずれかのバッチ・タイプを選択します。
- 「書き込み整合性レベル」ドロップダウンのデフォルト値は、テスト接続のエンドポイントの作成時に選択されたものです。ユーザーは、いずれかの整合性レベルを選択することで、値を変更できます。
- 「チェックリスト」で「入力のマップ」タスクを選択します。「行の挿入」アクティビティーの選択した表から生成された XML スキーマが、「アクティビティーへ」パネルの request 入力パラメーターの下にノードとして表示されます。
列タイプ map<?,?> の場合、スキーマには key、value (再帰的エレメント・ノードとして) が含まれます。
Map データ型のサンプルの入力要求:
<to_do>
<key>Delivery</key>
<value>Cassandra</value> </to_do> <to_do>
<key>QA</key>
<value>SharePoint</value>
</to_do>
列タイプ set<?> および List<?> の場合、スキーマには、再帰的エレメント・ノードが含まれます。
Set データ型、List データ型のサンプルの入力要求:
<email>john_0@abc.com</email>
<email>john_1@abc.com</email>
<email>john_2@abc.com</email>
<projects>Cassandra</projects>
<projects>MailChimp</projects>
<projects>SharePoint</projects>
- オーケストレーション変数とアクティビティーの入力パラメーターとの間のマップを作成します。
注: 入力構造の必須エレメントの値は、実行時に指定されている必要があります。 この値は、エレメントのデフォルト値を指定するか、エレメントを入力ノードにマッピングすることによって指定できます。実行時に必須エレメントの値が指定されていないと、アクティビティーは Web 管理コンソールから報告された例外をスローします。実行時にオプションの入力パラメーターの値が指定されていなくても、実行時に例外はスローされません。
- 「チェックリスト」から「出力のマップ」を選択します。
アクティビティーの応答保持のために生成された XML スキーマが、「アクティビティーから」パネルの response 出力パラメーターの下にノードとして表示されます。
- 出力パラメーターとオーケストレーション変数との間のマップを作成します。
タスクの結果
Cassandra「行の挿入」アクティビティーを構成しました。
注: このアクティビティーへの入力として、複数のオブジェクトを追加することができます。 入力として複数のオブジェクトを追加するには、「入力のマップ」の「アクティビティーへ」ペインで「オブジェクト名」 (例えば、Filter) フィールドを右クリックし、「オカレンスの展開」を選択します。