「リストの取得」アクティビティーを使用して、MS SharePoint からリスト・プロパティーを取得します。
このタスクについて
MS SharePoint インスタンスからリスト・プロパティーを取得するには、このタスクを使用します。このアクティビティーの呼び出しは、同期呼び出しです。同期呼び出しでは、入力データが処理のためにアクティビティーに送信され、オーケストレーションに応答が返信されます。
手順
- 「オーケストレーション」セクションを右クリックし、新規オーケストレーションを選択します。
- 新しく作成した MS SharePoint エンドポイントをオーケストレーションにドラッグし、「リストの取得」アクティビティーを選択します。 「リストの取得」アクティビティーがオーケストレーションに追加されます。アクティビティーをダブルクリックします。MS SharePoint リストの取得「チェックリスト」が表示されます。
- 「チェックリスト」で「再試行」をクリックします。 デフォルト設定を確認して、必要な変更を行います。
- 「チェックリスト」から「入力のマップ」を選択します。
その操作から生成された XML スキーマが、「アクティビティーへ」パネルの request 入力パラメーターの下にノードとして表示されます。
- オーケストレーション変数とアクティビティーの入力パラメーターとの間のマップを作成します。
必須フィールド:
- retrieveType (有効な値は ALL と SPECIFIC です)
- retrieveListBy (有効な値は LIST_ID と LIST_TITLE です)
- listId (retrieveType に SPECIFIC が指定され、retrieveListBy に LIST_ID が指定された場合、必須です)
- listTitle (retrieveType に SPECIFIC が指定され、retrieveListBy に LIST_TITLE が指定された場合、必須です)
サンプル入力要求
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<RetrieveList xmlns="http://www.IBM.com/xmlns/prod/websphere/j2ca/Sharepoint/retrievelist">
<!--1. retrieveType value as ALL-->
<RetrieveListRequestDetails xmlns="">
<retrieveType>ALL</retrieveType>
</RetrieveListRequestDetails>
<!--2. retrieveType value as SPECIFIC and retrieveListBy as LIST_TITLE-->
<RetrieveListRequestDetails xmlns="">
<retrieveType>SPECIFIC</retrieveType>
<retrieveListBy>LIST_TITLE</retrieveListBy>
<listTitle>List103</listTitle>
</RetrieveListRequestDetails>
<!--3. retrieveType value as SPECIFIC and retrieveListBy as LIST_ID-->
<RetrieveListRequestDetails xmlns="">
<retrieveType>SPECIFIC</retrieveType>
<retrieveListBy>LIST_ID</retrieveListBy>
<listId>efb347bd-2b4f-4859-b67c-80c7e60ed8fa</listId>
</RetrieveListRequestDetails>
</RetrieveList>
注: 入力構造の必須エレメントの値は、実行時に指定されている必要があります。この値は、エレメントのデフォルト値を指定するか、エレメントを入力ノードにリンクすることによって指定できます。 実行時に必須エレメントの値が指定されていないと、アクティビティーは Web 管理コンソールから報告された例外をスローします。 実行時にオプションの入力パラメーターの値が指定されていなくても、実行時に例外はスローされません。
- 「チェックリスト」から「出力のマップ」を選択します。
アクティビティーの応答保持のために生成された XML スキーマが、「アクティビティーから」パネルの response 出力パラメーターの下にノードとして表示されます。
- 出力パラメーターとオーケストレーション変数との間のマップを作成します。
タスクの結果
MS SharePoint「リストの取得」アクティビティーを構成しました。
注: 入力変数は無制限であるため、このアクティビティーを使用して一度に複数のリストのプロパティーを取得できます。
制限:
SharePoint On-Premise が対象の場合、「リストの取得」アクティビティーの「子の展開」オプションは機能しません。これは SharePoint On-Premise での既知の API の動作です。