プロジェクト要件から Studio コンポーネントへの変換

統合プロジェクトの上位目標を特定した後、統合プロジェクトのより具体的な側面について分析し、目標を達成するために使用できる Studio コンポーネントを識別する作業を開始します。

作業は、統合プロジェクトの以下の特性を分析することから開始できます。
  • データを取得する 1 つ以上のソースと、データの送信先となるターゲット。これらのソースおよびターゲット (データベース、FTP サーバー、HTTP サーバー、E メールなど) は、Studio 内でプロジェクトの一部として作成されるエンドポイントを構成します。
  • ソース・データのフォーマットと、必要なターゲット・データのフォーマット。EDI フォーマットや CSV フォーマットなどのテキスト・ベース・ファイルは、データを統合アプライアンス用の適切なフォーマットに変換できるフラット・ファイル・スキーマとして Studio 内で定義できます。 さらに、フラット・ファイル・スキーマを使用して、統合アプライアンスの外部で使用できるフラット・ファイル・フォーマットのデータを生成することもできます。XML ベースのデータは、適切な XML スキーマ (.xsd) または文書タイプ定義 (.dtd) を Studio にアップロードすることによって、統合プロジェクトに組み込むことができます。
  • データ・フォーマットまたはデータ構造は、ソースとターゲットの間で変更する必要があるか、またある場合の変更方法。処理の一部が内容そのものに基づく必要があるか?

これらの要件を識別することによって、データの変換などの一連のアクティビティーを構成する 1 つ以上のオーケストレーションを (Studio 内で) 定義するのに必要な情報が指定されます。変換では、あるフォーマットから別のフォーマットにデータを変換します。例えば、CSV (コンマ区切り値) フォーマットのフラット・ファイル・データを XML データに変換します。変換では、データの抑制、データの追加、データ型の変更、および計算の実行も可能です。