MailChimp「オブジェクトのバッチ取得」アクティビティーの使用

「オブジェクトのバッチ取得」アクティビティーを使用して、非同期で MailChimp のオブジェクトを取得します。 『MailChimp コネクターによってサポートされるオブジェクト』を参照してください。

このタスクについて

1 回の呼び出しで MailChimp インスタンスの複数のオブジェクトを取得するには、このタスクを使用します。このアクティビティーの呼び出しは、非同期呼び出しです。非同期呼び出しでは、入力データが処理のためにアクティビティーに送信されても、オーケストレーションに実際の応答が返信されません。応答としてバッチ ID が送信されます。このバッチ ID を使用して、「バッチ状況の取得」アクティビティーからバッチ状況を定期的に確認してください。

手順

  1. アクティブなオーケストレーションで、「アクティビティー」タブを開いて MailChimp フォルダーのコンテンツを展開します。
  2. 「オブジェクトのバッチ取得」アクティビティー・アイコンをオーケストレーション上にドラッグします。アクティビティーを選択します。 MailChimp オブジェクトのバッチ取得「チェックリスト」が表示されます。
  3. 「チェックリスト」で「要約」をクリックします。
  4. アクティビティー名」フィールドの内容を確認して、必要な変更を行います。
  5. 「チェックリスト」で「エンドポイントの選出」をクリックします。
  6. 「参照」をクリックし、「プロジェクト・エクスプローラー」ダイアログ・ボックスを使用して、関連する MailChimp エンドポイントを選択します。
  7. オプション: 「新規作成」をクリックして必要な接続の詳細を指定することで、エンドポイントを作成することができます。この構成のエンドポイントを保存して使用するには、「OK」をクリックします。
  8. 選択したエンドポイントの構成に対して必要な変更を行うには、「編集」をクリックして、別のウィンドウでオプションにアクセスします。 変更を行うと、アクティブなオーケストレーションにおけるエンドポイントのすべての使用に、グローバルに影響します。
  9. 「チェックリスト」で「構成」をクリックします。
  10. 「オブジェクト・タイプ」「リスト名」が表示されます。 Member オブジェクトの場合のみ、「リスト名」の「参照」が使用可能になります。
  11. 「参照」をクリックして、リスト名を選択します。 「MailChimp の参照」ウィンドウが表示されます。
  12. オブジェクト・タイプの「MailChimp の参照」ウィンドウでは、オブジェクト・タイプ・リストから MailChimp オブジェクト・タイプを選択できます。「OK」をクリックします。
  13. リスト名の「MailChimp の参照」ウィンドウでは、MailChimp リスト名を選択できます。「OK」をクリックします。
  14. チェックリスト」で、「再試行」をクリックします。 デフォルト設定を確認して、必要な変更を行います。
    注: 詳しくは、『MailChimp REST API アクティビティーの再試行オプションの指定』を参照してください。
  15. チェックリスト」から「入力のマップ」を選択します。 「オブジェクトのバッチ取得」アクティビティーの選択したオブジェクトから生成された XML スキーマが、「アクティビティーへ」パネルの request 入力パラメーターの下にノードとして表示されます。
  16. オーケストレーション変数とアクティビティーの入力パラメーターとの間のマップを作成します。
    注: 入力構造の必須エレメントの値は、実行時に指定されている必要があります。 この値は、エレメントのデフォルト値を指定するか、エレメントを入力ノードにリンクすることによって指定できます。 実行時に必須エレメントの値が指定されていないと、アクティビティーは Web 管理コンソールから報告された例外をスローします。 実行時にオプションの入力パラメーターの値が指定されていなくても、実行時に例外はスローされません。
  17. チェックリスト」から「出力のマップ」を選択します。 アクティビティーの応答保持のために生成された XML スキーマが、「アクティビティーから」パネルの response 出力パラメーターの下にノードとして表示されます。
  18. 出力パラメーターとオーケストレーション変数との間のマップを作成します。
    表 1. バッチ取得のパラメーター
    フィールド名 説明
    retrieveAll retrieveAll は、デフォルトでは false に設定されます。retrieve と retrieveAll のどちらの操作を実行するかを決定します。retrieveAll が true に設定されている場合は、すべて取得操作が実行されます。
    表 2. retrieveAll 検証ケース
    retrieveAll フラグ シナリオ 検証メッセージ
    retrieveAll は true オブジェクトは retrieve 操作のみをサポート 「すべて取得」オプションは、このオブジェクトでは使用できません (Retrieve All Option is not available for this Object)。
    retrieveAll は true オブジェクトは retrieve と retrieveAll の両方をサポート。retrieve 操作の一部である ID を指定 RetrieveAll 機能に ID を指定することはできません (ID should not be provided for RetrieveAll functionality)。
    retrieveAll は true 親 ID が指定されない ID を指定する必要があります (ID should be provided)。
    retrieveAll は false、または指定なし オブジェクトは retrieveAll 操作のみをサポート 「取得」オプションは、このオブジェクトでは使用できません (Retrieve Option is not available for this Object)。
    retrieveAll は false、または指定なし オブジェクトは retrieve と retrieveAll の両方をサポート。retrieve 操作に必要な ID は指定されない RetrieveAll を true にするか、ID を指定する必要があります (Either RetrieveAll should be true or ID should be provided)。
    retrieveAll は false、または指定なし オブジェクトは retrieve と retrieveAll の両方をサポート。カウントまたはオフセット値が設定されている カウントとオフセットは retrieveAll が true の場合にのみ適用可能です (count and offset are applicable only if retrieveAll is true)。

タスクの結果

MailChimp「オブジェクトのバッチ取得」アクティビティーを構成しました。
注:

MailChimp は、カスタム・フィールド値の更新もサポートします。詳しくは、カスタム・フィールドのサポートに関するセクションを参照してください。

このアクティビティーへの入力として、複数のオブジェクトを追加することができます。 入力として複数のオブジェクトを追加するには、「入力のマップ」の「アクティビティーへ」ペインでオブジェクトを右クリックし、「オカレンスの展開」を選択します。複数のオブジェクトを追加できるのは、オブジェクトのタイプが同じ場合のみです。