OData アクティビティーの構成

Cast Iron を使用してバックエンド・データを OData API として公開する:
  1. この場合、「HTTP 受信要求」アクティビティーと「HTTP 応答送信」アクティビティーを使用して、OData API を公開します。
  2. この HTTP 受信アクティビティーの出力 (uri、method、host、accept や content-type およびその他の HTTP ヘッダー、payload) が、「OData の読み取り」アクティビティーに入力として渡されます。
  3. 「OData の読み取り」アクティビティーを構成するためのステップ
    1. オーケストレーションを作成するか、または開きます。 オーケストレーションのグラフィカル表現が表示されます。
    2. アクティビティー」タブを選択して、「変換」フォルダーを展開します。
    3. 「OData の読み取り」アクティビティーをオーケストレーション上にドラッグします。
    4. 「チェックリスト」で「構成」をクリックします。
    5. 「OData バージョン」のバージョンを選択します。
    6. 「入力データ」を選択します。「既存 XML スキーマ」または「複数エンティティーをサポートするための新規 XML スキーマ」のいずれかを選択できます。
    7. 「既存 XML スキーマ」を選択した場合、「参照」をクリックして既存の XML スキーマを選択します。
    8. 「複数エンティティーをサポートするための新規 XML スキーマ」を選択した場合、「新規 XML スキーマの内容」を貼り付けて、「マップの生成」をクリックします。
    9. チェックリスト」から「出力のマップ」を選択します。 アクティビティーの応答保持のために生成された XML スキーマが、「アクティビティーから」パネルの readODataOutputPayload パラメーターの下にノードとして表示されます。
    10. 「OData の読み取り」アクティビティーを参照して、「入力のマップ」のプロパティーにデータを設定します。
    11. 出力パラメーターとオーケストレーション変数との間のマップを作成します。
    注:
    • 「OData の読み取り」アクティビティーの出力は、Cast Iron で使用可能なコネクターを使用してエンドポイント/バックエンド・システムでビジネス・ロジックを実行するために使用されます。
    • このビジネス・ロジック・アクティビティーの出力 (http 応答コード、payload) と「OData の読み取り」アクティビティーの出力 (serviceName、protocol、host、method、accept、content-type、resourcePath、entities、additionalPath、fieldName、primaryKeys、および additionalConfiguration) が、「OData の書き込み」アクティビティーに入力として与えられます。
    • 「OData の読み取り」アクティビティーの「入力のマップ」に含まれる serviceName の値は、「HTTP 受信要求」アクティビティー「URL (ホスト名の後のパス)」プロパティーの値と同じ値でなければなりません。
    • 「OData の読み取り」アクティビティーの「入力のマップ」に含まれる primaryKeys プロパティーのフォーマットについては、「OData の読み取り」アクティビティーで説明しています。
  4. 「OData の書き込み」アクティビティーを構成するためのステップ
    1. オーケストレーションを作成するか、または開きます。 オーケストレーションのグラフィカル表現が表示されます。
    2. アクティビティー」タブを選択して、「変換」フォルダーを展開します。
    3. 「OData の書き込み」アクティビティーをオーケストレーション上にドラッグします。
    4. 「チェックリスト」で「構成」をクリックします。
    5. 「OData バージョン」のバージョンを選択します。
    6. 「入力データ」を選択します。「既存 XML スキーマ」または「複数エンティティーをサポートするための新規 XML スキーマ」のいずれかを選択できます。
    7. 「既存 XML スキーマ」を選択した場合、「参照」をクリックして既存の XML スキーマを選択します。
    8. 「複数エンティティーをサポートするための新規 XML スキーマ」を選択した場合、「新規 XML スキーマの内容」を貼り付けて、「マップの生成」をクリックします。
    9. チェックリスト」から「入力のマップ」を選択します。 「OData の書き込み」アクティビティーの選択済みオブジェクトから生成された XML スキーマが、「アクティビティーへ」パネルの writeODataInput パラメーターの下にノードとして表示されます。
    10. 「OData の書き込み」アクティビティーを参照して、「入力のマップ」のプロパティーにデータを設定します。
    11. 出力パラメーターとオーケストレーション変数との間のマップを作成します。
    注: 「OData の書き込み」アクティビティーの出力には、応答ペイロード、HTTP 状況コード、および各種ヘッダーが含まれ、それらが「HTTP 応答送信」アクティビティーに渡されます。
注:
  • Cast Iron バージョン 7.5.1 では、DELETE メソッドと GET HTTP メソッドのみがサポートされます。
  • Cast Iron バージョン 7.5.1 では、OData 照会パラメーターはサポートされていません。
  • Cast Iron バージョン 7.5.1 では、単純データ型フィールドを含んだビジネス・オブジェクト構造のみがサポートされます。下位の複合タイプを含んでいるビジネス・オブジェクト構造はサポートされません。