「解凍」アクティビティー出力のマップ

このタスクについて

解凍」アクティビティーの出力をマップするには、 以下のステップを実行します。

手順

  1. チェックリスト」から、「出力のマップ」タスクを選択します。入力のマップ」タスクが表示されます。
    archiveEntries 出力パラメーターが「アクティビティーから」ペインに表示されます。 archiveEntries/entry ノードは繰り返しノードです。 それぞれの entry は、アーカイブ内の単一のファイルまたはディレクトリーを表しています。 archiveEntries/entry ノードの各ノードについて以下の表で説明します。
    ノード名 必須 xsd 型 説明
    name あり string アーカイブから解凍されたディレクトリーまたはファイルの名前を指定します。 ファイルまたはディレクトリーがサブディレクトリーにある場合、 実行時に name ノードによって返される値には、 そのファイルまたはディレクトリーの相対ディレクトリー・パスが含まれます。 例えば、cat というディレクトリー内にある file1.txt というファイルがアーカイブに含まれている場合は、 値 cat¥file1.txt が返されます。
    datetime なし dateString アーカイブ内のファイルまたはディレクトリーの作成日時を指定します。
    isdirectory なし boolean 現行のエンティティーがディレクトリーであるのかファイルであるのかを指定します。
    • true は、エンティティーがディレクトリーであることを指定します。
    • false は、エンティティーがファイルであることを指定します。
    content なし base64Binary ファイルまたはディレクトリーの内容を指定します。
    size なし long ファイルまたはディレクトリーのサイズを指定します。
    userid なし string ファイルまたはディレクトリーのユーザー ID を指定します。
    groupid なし string ファイルまたはディレクトリーのグループ ID を指定します。
    permissions なし string ファイルまたはディレクトリーの許可を指定します。
  2. archiveEntries 出力パラメーターに変数をマップします。 マッピングの一般的な説明については、『マップの作成』を参照してください。 例えば、archiveEntries 出力パラメーターを archiveEntries 変数に マップしてから、「解凍」アクティビティーの後に「For Each」アクティビティーを 追加して、archiveEntries 変数のインスタンス全体を繰り返すことができます。 archiveEntries 変数の各インスタンスは、ファイルまたはディレクトリーを表します。 isdirectory ノードの値をテストする「If..Then」アクティビティーを 「For Each」ループに追加したり、 エンティティーがディレクトリーではない場合に「FTP でファイルを書き込む (FTP Put File)」アクティビティーを使用して 解凍済みのファイルを FTP サーバーに置いたりできます。 このサンプル・オーケストレーションを次の図に示します。
    解凍出力マッピングの例