その他の設定

外観、フラット・ファイル、SSL/Kerberos、セッション・ログイン、XML スキーマ、および現行プロジェクトに関する設定はすべて、「設定」ダイアログ・ボックスを使用して設定できます。

表 1. 外観設定
ボタンまたはオプションのラベル 説明
アプリケーション
ネイティブ・アプリケーション・フレームを使用 このチェック・ボックスが選択されている場合は、オペレーティング・システムのルック・アンド・フィールがアプリケーション・ウィンドウに適用されることを示します。
カラー・スキームを使用

アプリケーション表示をカスタマイズするために使用できるカラー・スキームを示します。 このオプションは、「ネイティブ・アプリケーション・フレームを使用」が選択されていない場合にのみ使用できます。

フォント
ユーザー・インターフェース ユーザー・インターフェースのフォントを変更するために使用できるフォント・タイプをリストします。 「リセット」ボタンを使用すると、デフォルトのフォントを設定できます。
データ・フィールド データ・フィールドのフォントを変更するために使用できるフォント・タイプをリストします。 「リセット」ボタンを使用すると、デフォルトのフォントを設定できます。
表 2. フラット・ファイル設定
ボタンまたはオプションのラベル 説明
サンプル・ファイルの最大プレビュー・サイズ (KB)

このフィールドでは、フラット・ファイル・スキーマをテストするときに、「テスト」タブの左側にある「ソース」ペインに表示するデータの量を KB 単位で指定します。 フラット・ファイル・スキーマを設計するために、大きなソース・データ・ファイルの先頭の部分だけを表示すれば十分な場合に、このフィールドは便利です。

このフィールドは、「テスト」タブで「テスト」アイコンをクリックしたときに変換されるファイルのサイズとは無関係です。 「サンプル・ファイルの最大サイズ (KB)」フィールドで、ソース・データ・ファイル全体をロードできるだけの大きなサイズが設定されていれば、ファイル全体が変換されます。

サンプル・ファイルの最大サイズ (KB)

このフィールドでは、フラット・ファイル・スキーマをテストするときに、そのテストのために Studio にロードするテスト・データのサイズの制限値を KB 単位で指定します。 サンプル・データでサポートされている最大のサイズは、2000 KB です。 このフィールドで 2000 KB より大きい値を指定すると、Studio によって値が 2000 KB にリセットされます。

表 3. SSL/Kerberos 設定
ボタンまたはオプションのラベル 説明
Kerberos レルム

Kerberos レルムを指定します。

Kerberos サーバー名

Kerberos サーバー名を指定します。

鍵ストア・パスワード

鍵ストアにアクセスするためのパスワードを指定します。

鍵ストア・パス

ローカル Java™ 鍵ストアのパスを指定します。

トラストストア・パスワード

トラストストアにアクセスするためのパスワードを指定します。

トラストストア・パス

ローカル Java トラストストアへのパスを指定します。

SSL プロトコル

ドロップダウン・メニューを使用して SSL プロトコルを指定します。TLSv2 がデフォルトであり、これにより SSL ネゴシエーションに対してすべての SSL および TLS プロトコル (TLSv1.2 を含む) が有効になります。 TLSv1.2 は TLSv1.2 プロトコルのみを使用する SSL 通信を有効にします。

表 4. セッション・ログイン設定
ボタンまたはチェック・ボックスのラベル 説明
ユーザー名

Studio は、このユーザー名を使用して Cast Iron® TIP リポジトリーにログインします。

パスワード

Studio は、このパスワードを使用して Cast Iron TIP リポジトリーにログインします。

URL
Cast Iron サービスのログインの URL を指定します。
注: デフォルト値を変更しないでください。
ホスト名

プロキシー・ホストを使用する場合に、そのプロキシー・ホストを指定します。

ポート

プロキシー・サーバーのポート。 デフォルト値は 8080 です。

表 5. XML スキーマ設定. 現時点で開いた状態になっているプロジェクトの XML スキーマ (WSDL も含む) ごとに Studio が割り振ったり表示したりする子レベルの数を以下の設定で指定します。
ボタンまたはチェック・ボックスのラベル 説明
メモリー内に割り振るスキーマの子ノード・レベルの数
メモリー内に割り振る XML スキーマの子ノード・レベルの数を指定します。 これはつまり、XML スキーマのメタデータを格納する Studio の内部ツリーに割り振る子ノードの数です。
注: 子ノード・レベルの数として大きな数を指定すると、Studio のパフォーマンスに悪影響を与える可能性があります。 この設定の推奨値は 6 です。
再帰的ノード・レベルの数
再帰的ノード・レベルの数を指定します (この値の対象になるのは、作成とグラフィカル表示の両方です)。
注: 再帰的ノード・レベルの数として大きな数を指定すると、Studio のパフォーマンスに悪影響を与える可能性があります。 この設定の推奨値は 3 です。
スキーマをグラフィカル表示するときに最初に展開する子ノード・レベルの数

XML スキーマをグラフィカル表示するときに最初に展開する子ノード・レベルの数を指定します。 例えば、設定でこの制限値を 6 に設定し、「入力のマップ」タスクの「オーケストレーションから」ペインのために選択した変数に格納されているノード・レベルが 8 である場合 (input/po/purchase/widgetId/price/discount/special/december)、最初の 6 レベル (input/po/purchase/widgetId/price/discount) のみが「入力のマップ」タスクに表示されます。 展開されていない子ノードの横にある + 記号をクリックすると、その子ノードを手動で展開できます。

注: 子ノード・レベルの数として大きな数を指定すると、Studio のパフォーマンスに悪影響を与える可能性があります。 この設定の推奨値は 4 です。
メモリー内に割り振るスキーマの代替タイプの子ノード・レベルの数
メモリー内に割り振る XML スキーマの代替タイプの子ノード・レベルの数を指定します。 これはつまり、Studio で XML スキーマの代替タイプのメタデータを格納する内部ツリーに割り振る子ノードの数です。 デフォルト値は 10 です。 最小値は 4 です。
注: この値を小さくすると、Studio の子ノード・レベルのメモリー要件が減少します。
注: メモリー消費について一言: Studio は、「変数」または「マッパー」ペインに表示される変数またはパラメーターごとにメモリーを割り振り、各ノードが特定の element/complexType に関する情報を含むツリー構造でメタデータを生成します。 エレメントや複合タイプはそれら自身への参照を持つため、それらのエレメントのツリーの深さが 10 レベルを超えることがあり、その場合は OutOfMemory エラーとなります。 これを回避するには、XML スキーマ設定パラメーターを使用してメモリー消費を改善します。 例えば、「再帰的ノード・レベルの数」関数を使用すると、ツリー構造に自己参照ノードを追加する回数を制限できます。 さらに、「メモリー内に割り振るスキーマの子ノード・レベルの数」関数を使用して、ツリーの深さを制御し、Studio が一定の限界を超えないようにすることができます。
表 6. 現行プロジェクトの設定. 現時点で開いた状態になっているプロジェクトのパスワードを暗号化するかどうかを以下の設定で指定します。
チェック・ボックスのラベル 説明
4.5 以前のプロジェクトとの後方互換性は不要です

チェック・マークを付けると、公開時にパスワードが暗号化されます。 Cast Iron 4.5 リリース以降は、この設定がデフォルトです。 4.5 リリースより前は、パスワードを対称モードでエンコードする、という動作でした。 現行プロジェクトから 4.5 より前のプロジェクトにパスワードを送信する予定がある場合は、このチェック・ボックスをクリアしてください。 そうすれば、4.5 より前のプロジェクトでパスワードを取り込むときに、エラーが発生する事態を回避できます。