ローカル・ステージング・データベースについて
Studio では、データのクレンジングとターゲット・システムへの素早いマイグレーションに役立つように、ソース・システムのデータをソートおよびマージするデータ品質アクティビティーを含むプロジェクトを作成できます。 プロジェクト内のデータ品質アクティビティーが、ソース・システムからのデータを反復的に (「良い」データと「悪い」データをソートしながら) 処理しているときに、統合アプライアンスはそのデータをローカル・ステージング・データベースに保管できます。
WMC から、ローカル・データベース表およびルックアップ・テーブルを表示して、処理されたデータに対して必要に応じてさらに変更を加えることができます。 ローカル・ステージング・データベースでテーブルを表示して操作を実行するには、該当する許可が必要です。
重要: WMC でデータベース・ビューアーを表示するには、ローカル・ステージング・データベースを開始しておく必要があります。
データベース・ビューアーのペイン
データベース・ビューアーは、3 つのペインから構成されています。
- 「データベース・オブジェクト」ペイン
- このペインはデータベース・ビューアーの左側にあり、ローカル・ステージング・データベース内のすべてのテーブル (フィールドおよび行を含む) を表示します。
- 「照会」ペイン
- このペインはデータベース・ビューアーの右上にあり、照会を確認してローカル・ステージング・データベースへ実行依頼するためのワークスペースを提供します。各照会を別々のタブで管理できます。 各タブで以下の操作を実行できます。
照会の妥当性検査
照会の実行依頼
照会のクリア
タブを閉じる
- 「要約」ペイン
- このペインはデータベース・ビューアーの右下にあり、「結果」と「ヒストリー (History)」という 2 つのタブがあります。
「結果」タブ - 照会によって返された行の要約を表示します。
「ヒストリー (History)」タブ - ローカル・ステージング・データベースで発生したイベントのログを表示します。 ログに記録されたイベントごとにタイム・スタンプが示されます。 イベントのログは、WMC が開いている間は保持されます。 WMC を閉じると、「ヒストリー (History)」タブはクリアされます。