Web 管理コンソールについて

Web 管理コンソール (WMC) は、Web ベースの管理ツールで、以下を実行できます。

  • 統合アプライアンスの管理

  • 統合プロジェクトの管理

  • 統合プロジェクトのモニター

複数の WMC から同じ統合アプライアンスにアクセスできます。 ただし、各 WMC は一度に 1 つの統合アプライアンスのモニターおよび管理のみを行うことができます。 WMC で実行できるタスクは、ログインに使用するユーザー・アカウントによって異なります。 WMC には組み込みグループがあります。それらのグループを使用して、統合アプライアンスへのアクセスをさらに制御できます。 あるいは、ユーザーおよびグループの認証および許可を管理するための LDAP サーバーを指定できます。

WMC を通じて統合アプライアンスにログインすると、ダッシュボードが表示されます。 ダッシュボードには、プロジェクト構成とジョブ、リソース使用率のグラフ、未解決の重大なシステム・エラーのリスト、およびプロジェクト構成全体の要約について、複数のスナップショット・ビューが表示されます。 ダッシュボードでは、ジョブ・キーによってオーケストレーション・ジョブを検索することもできます。 「検索」ボックスは、ダッシュボードの「結果」セクションにあります。

WMC には、現行ユーザーの名前と、統合アプライアンスで設定された日付およびタイム・スタンプが表示されます。 この日付およびタイム・スタンプは、ローカルの日付と時刻を表すとは限りません。 例えば、統合アプライアンスが GMT に設定されている場合でも、PST 時間帯であるカリフォルニア州のサンフランシスコで WMC からこの統合アプライアンスにログオンできます。 コマンド行インターフェースを (CLI) を使用して、統合アプライアンスの時間帯を変更します。