Oracle E-Business Suite アクティビティーの再試行オプションおよび配信オプションの指定

「再試行」パラメーターおよび「配信」パラメーターの指定は、Oracle E-Business Suite アクティビティー構成を構成するためのタスクの 1 つです。

このタスクについて

このセクションでは、Oracle E-Business Suite アクティビティーを構成するための手順について説明します。

手順

Oracle E-Business Suite アクティビティーの再試行オプションを指定するには、以下のようにします。

  1. チェックリスト」で「再試行」タスクを選択します。 「再試行」ペインが表示されます。
  2. 次の表の説明に従って、Oracle E-Business Suite サーバーに接続するための再試行オプションを構成します。
    表 1. 再試行オプション
    再試行フィールド 説明
    再試行ごとに __ 秒待機します。 統合アプライアンスが Oracle E-Business Suite アプリケーションへの接続の確立を試みるまで待機する秒数を指定します。
    失敗するまで __ 回の接続を試みます。 再試行回数、つまり統合アプライアンスが Oracle E-Business Suite アプリケーションへの接続の確立を試行する最大回数を指定します。この回数を超えると、統合アプライアンスは次のエラーを発行します。
    • このパラメーターを 0 に設定すると、Studio は再接続を試行しません。
    • このパラメーターを 0 より小さい値に設定すると、Studio は接続を無期限に再試行します。

    アウトバウンドの Oracle E-Business Suite アクティビティーで始まるオーケストレーションがデプロイされ、統合アプライアンスが指定された Oracle E-Business Suite アプリケーションに接続できない場合、統合アプライアンスは、再試行回数値に達するまで、接続エラーを警告としてシステム・ログに記録します。 再試行回数に達すると、統合アプライアンスはシステム・ログにエラーを記録し、接続エラー回数をゼロにリセットし、引き続き Oracle E-Business Suite アプリケーションへの接続の確立を試みます。

    例えば、再試行回数を 3 に設定すると、第 1、第 2、第 3 の接続エラーはシステム・ログに警告として表示されます。 統合アプライアンスは、第 4 の接続エラーを「エラー」としてログに記録し、現行オーケストレーション・ジョブの処理を停止します。

Oracle E-Business Suite インバウンド・アクティビティーの配信ルール・オプションの指定

このタスクについて

このセクションでは、Oracle E-Business Suite インバウンド・アクティビティーの配信ルール・オプションを構成するための手順について説明します。

手順

  1. チェックリスト」で「配信ルール」タスクを選択します。 「配信ルール」ペインが表示されます。
  2. 次の表の説明に従って、アクティビティーの動作を選択するための配信ルール・オプションを構成します。
    表 2. 配信ルール
    「配信ルール」フィールド 説明
    変更のポーリング頻度: ______ 日/時間/分/秒 Oracle データベースのオブジェクトについてポーリングを行う時間間隔を指定します。(例えば、「作成済みオブジェクトの取得」アクティビティーは、指定された時間間隔でオブジェクトの作成をポーリングします。) 時間は、日、時、分、または秒の形式で選択できます。
    ポーリングごとに ______ 行をフェッチします アクティビティーが各ポーリング周期で Oracle データベースから取得するオブジェクトまたはコンポーネントの数を指定します。
    メッセージの配信  
    ATMOST_ONCE 非永続モード。Oracle 表の行は、1 回送信されるかまったく送信されないかのいずれかです。
    ATLEAST_ONCE Oracle 表の行が失われない永続モード。そのため、オーケストレーションはイベントを複数回受け取る機会があります。