オーケストレーションの妥当性検査
オーケストレーションは、統合アプライアンスに公開する前に、有効になっている (完成して正確である) 必要があります。 Studio の妥当性検査機能を使用して、オーケストレーションの妥当性検査を行います。
始める前に
有効なオーケストレーションであるには、以下の要件を満たしている必要があります。
- 最初のアクティビティーとして、スターター・アクティビティーまたは「選出」アクティビティーがある。 スターター・アクティビティーは、「アクティビティー」タブに、青のオーケストレーション・アイコンと下向き矢印
で示されています。 「選出」アクティビティーの各ブランチの最初のアクティビティーは、スターター・アクティビティーでなければなりません。
注: すべてのスターター・アクティビティーは、「ジョブのスケジュール」アクティビティーを除いて、 Studio ではインバウンド・アイコンで表されます。
- 変数は使用前に初期化する必要がある。 その中には、「If.. Then」アクティビティーのブランチで初期化する変数も含まれます。 変数は、すべてのブランチで初期化される必要があります。
手順
例
プロジェクト内のすべてのオーケストレーションを妥当性検査するには、以下のステップを実行します。
- 「プロジェクト」タブで、「プロジェクトの再妥当検査」
をクリックします。 これによりプロジェクト内のすべてのオーケストレーションが妥当性検査されます。 オーケストレーションが無効である場合、無効なオーケストレーションのアイコン
が、「プロジェクト」タブのオーケストレーションの隣りに表示されます。 オーケストレーションが無効の場合、そのオーケストレーションをクリックして、「妥当性検査結果」リストでエラーを表示します。
- 「プロジェクトの妥当性検査」
ツールバー・ボタンを選択します。 これによりプロジェクト内のすべてのオーケストレーションが妥当性検査されます。 オーケストレーションが無効である場合、無効なオーケストレーションのアイコン
が、「プロジェクト」タブのオーケストレーションの隣りに表示されます。 オーケストレーションが無効の場合、そのオーケストレーションをクリックして、「妥当性検査結果」リストでエラーを表示します。
次のタスク
「妥当性検査」アイコンはオーケストレーションのさまざまな箇所に表示され、潜在的な問題領域について、視覚的ヒントや詳細情報を提供します。
Studio では、以下の「妥当性検査」アイコンが表示されます。
警告アイコン
- 警告アイコンをクリックすると、ペインのエンティティーの構成を完了するために必要な情報を理解できます。 例えば、アクティビティーのチェックリストで、エンドポイントが指定されていない場合に、警告アイコンはエンドポイントの隣りに表示されます。
情報アイコン
- 情報アイコンをクリックすると、ペイン内のエンティティーに関する詳細 (例えばボタンが無効になっている理由など) を理解できます。
チェック・マーク・アイコン
- チェック・マーク・アイコンは、ペイン内のすべてのエンティティーの情報が指定されている場合に表示されます。 例えば、アクティビティーのチェックリストで、有効なエンドポイントが指定されている場合に、チェック・マーク・アイコンはエンドポイントの隣りに表示されます。
警告アイコン は、メイン・ペインの右上隅に表示されます (例えば、「エンドポイント 」構成ペイン)。 ペインに表示される警告アイコンの ON/OFF を切り替えるには、このアイコンをクリックします。 OFF にすると、警告アイコンはペインに表示されなくなります。