サポートされない XML スキーマ機能
以下の XML スキーマ機能を使用すると、マップが正しく表示または変換されないおそれがあり、妥当性検査の警告が出されることがあります。
選択
マッピング・ルールの制約のため、選択内のノードの変換要件を正しく定義できない場合があります。 選択構造を伴うマッピング・ルールの保証済み状況は誤っている可能性があります。 選択構造のある宛先スキーマへの変換に、誤ってすべての選択項目が組み込まれる可能性があります。
混合コンテンツ
混合コンテンツを許可するエレメントには、データおよびその他のノードの両方を入れることができます。 これらのノードは正しく表示され、マップ可能です。 ただし、混合コンテンツ・ノードのあるメッセージの変換は完了しない場合があります。
再帰的コンテンツ
再帰的エレメントのレベルが無制限であるマップを作成することはできません。 再帰レベル 5 以下のマッピング・ルールを指定できます。
置換グループ
置換グループは、拡張によるエレメントの派生をサポートします。 XML スキーマ内の置換グループを使用して、xs:anyType エレメントを、タイプの異なるエレメントに拡張することはできません。 例えば、xs:anyType エレメントの simple タイプに基づくエレメントまたは complex タイプに基づくエレメントへの拡張はサポートされていません。
タイプ置換を使用した拡張による複合タイプの派生はサポートされています。 詳細については、『置換タイプの選択』および『変数の置換タイプの選択』を参照してください。
Unique、Key、または Keyref
マッピング・エディターでは、Unique、Key、または Keyref の制約があり、マッピング・ルールで評価されないエレメントに関する情報は提供されません。
制限または拡張の各種ファセット
以下のファセットの情報は、マッピング・エディター内では入手できません。
これらのファセットは、マッピング・ルールの作成時には考慮されません。
- minInclusive、maxInclusive、minExclusive、および maxExclusive
- length、minLength、および maxLength
- totalDigits および fractionDigits
- whitespace
- patterns
- enumeration