Base64 Encode および Decode 関数
Base64 は、特定の MIME コンテンツ転送エンコード方式を指します。 Base64 エンコードは、任意のオクテット・シーケンスを、大/小文字の区別が必要な形式 (ただし、可読文字でなくて構わない) で表します。
US-ASCII の 65 文字サブセットが使用され、印刷可能文字を 6 ビットで表現できます。 65 番目の文字「=」は、特殊な処理関数を表すために使用されます。
エンコード・プロセスでは、入力ビットの 24 ビット・グループを、4 つのエンコード文字の出力ストリングとして表します。 左から右へ順に、3 つの 8 ビット入力グループを連結することによって、24 ビットの入力グループが形成されます。 これらの 24 ビットは、4 つの連結された 6 ビット・グループとして扱われ、各グループは base64 アルファベットの単一桁に変換されます。
各 6 ビット・グループは、64 個の印刷可能文字の配列に対する添字として使用されます。 添字によって参照された文字は、出力ストリングに入れられます。
base64 アルファベット
Value Encoding Value Encoding Value Encoding Value Encoding
0 A 17 R 34 i 51 z
1 B 18 S 35 j 52 0
2 C 19 T 36 k 53 1
3 D 20 U 37 l 54 2
4 E 21 V 38 m 55 3
5 F 22 W 39 n 56 4
6 G 23 X 40 o 57 5
7 H 24 Y 41 p 58 6
8 I 25 Z 42 q 59 7
9 J 26 a 43 r 60 8
10 K 27 b 44 s 61 9
11 L 28 c 45 t 62 +
12 M 29 d 46 u 63 /
13 N 30 e 47 v
14 O 31 f 48 w (pad) =
15 P 32 g 49 x
16 Q 33 h 50 y
エンコードされるデータの末尾で使用可能なビット数が 24 ビット未満の場合は、特殊な処理が実行されます。 フル・エンコード量子は常に、数量の終わりで完了します。 入力グループで使用可能な入力ビット数が 24 ビット未満の場合は、6 ビット・グループの整数を形成するために、ゼロ・ビットが (右側に) 追加されます。 データ末尾での埋め込みは、「=」文字を使用して実行されます。 base64 入力はすべてオクテットの整数であるため、起こりうる状況は以下のみです。
- エンコード入力の最終量子が 24 ビットの整数倍である。 この場合、エンコード出力の最終単位は、「=」の埋め込みのない 4 文字の整数倍になります。
- エンコード入力の最終量子がちょうど 8 ビットである。 この場合、エンコード出力の最終単位は 2 文字で、その後に 2 つの埋め込み文字「=」が続きます。
- エンコード入力の最終量子がちょうど 16 ビットである。 この場合、エンコード出力の最終単位は 3 文字で、その後に 1 つの埋め込み文字「=」が続きます。