Sage CRM コネクターの概要
Sage CRM は、オンプレミス・ベースとクラウド・ベースの両方のデプロイメントで使用可能なカスタマー・リレーションシップ・マネジメント・アプリケーションです。このソフトウェアは、販売、マーケティング、カスタマー・サービスなど、顧客対応に関わるすべての部門の通信とアクティビティーを編成および自動化することにより、ビジネスのカスタマー・リレーションシップ改善を支援します。MailChimp との統合が、幅広く世間一般で使用される Sage CRM の統合シナリオです。
Sage CRM の主要な機能は以下のとおりです。
- ターゲットを絞ったマーケティング
- 売上促進
- E メール・マーケティング
- ソーシャル CRM
- モバイル CRM
Sage CRM 用 IBM Cast Iron コネクターは、クラウド・デプロイメントのみをサポートします。Sage が提供する SData 2.0 ReST ベースの API を介して、インターフェースが Sage CRM に接続できるようにします。コネクターは、統合のために CRM からデータをフェッチしたり、データを CRM に保存/更新したりできるようにします。カスタム・オブジェクトを含め、すべてのオブジェクト (ただし、Mobile Views オブジェクトは除外) がコネクターによってサポートされます。ユーザーがアプリケーションで使用可能なレコード/オブジェクトを作成、更新、取得、削除、および照会 (SData によってサポートされる照会) できるようにします。
Sage CRM コネクターを使用して、以下のアクティビティーを実行できます。
- オブジェクトの作成
- オブジェクトの更新
- オブジェクトの削除
- オブジェクトの照会
- オブジェクトの取得
- すべてのオブジェクトを取得
このコネクターによって現在サポートされている Sage CRM バージョンは 2016 R1 Professional Edition で、API バージョンは SData 2.0 です。