ソース・オブジェクトのフィルター処理

Cast Iron® Express® のフィルター処理機能を使用すると、「統合」ページに表示されるフィールド値に基づいて、ソース・アプリケーションから統合に渡されるレコードを制御できます。

このタスクでは、「統合」ページを使用して、ソース・アプリケーションから取得されるデータについての検索基準を指定できます。「統合」ページの「ソース」領域にある各フィールドのすぐ横にフィルター・アイコン フィルター・アイコン が表示されています。

フィルター・アイコンをクリックすると、ポップアップ・ウィンドウが表示されます。ここで、統合によって処理されるデータを制御するパラメーターを設定できます。1 つのソース・フィールドで 1 つまたは複数のフィルターを指定できます。例えば、現在の販売注文をすべて取得する代わりに、発注額が特定の金額を超え、かつ発注元が他国である注文のみを取得できます。

手順

  1. ソース・オブジェクトをフィルター処理するには、「統合」ページの「ソース」領域にあるオブジェクトをクリックします。 ソース・オブジェクトに関連するフィールドのリストが表示されます。
  2. ソース・フィールドのリストで、フィルター処理するフィールドを見つけ、その横にあるフィルター・アイコンをクリックします。 「フィルター」ポップアップ・ウィンドウが表示されます。「統合」ウィンドウで選択したフィールドが「フィルター」ウィンドウに表示されます。
  3. 「フィルター」ウィンドウの「新規フィルターの追加 (Add new filter)」セクションで、ドロップダウン・メニューをクリックし、フィルター処理オプションを選択します。
    選択可能なオプションは、以下のとおりです。
    • 等しい
    • 等しくない
    • より小さい
    • より大きい
    • 範囲内である
  4. テキスト・フィールドに、フィルター・パラメーターを入力します。
  5. 「追加」をクリックします。 新規フィルターが「フィルター」ウィンドウの陰影付き領域に表示されます。
  6. ソース・フィールドに他のフィルターを追加するには、前のステップを繰り返します。
  7. ソース・フィールドに複数のフィルターを適用する方法を制御するには、「突き合わせるフィルター (Match which filters)」ボタンを使用します。ソース・フィールドに任意の フィルター・パラメーターを適用する場合は、「任意 (Any)」をクリックします。ソース・フィールドにすべての フィルターを適用する場合は、「任意 (Any)」ボタンをクリックして「すべて (All)」に切り替えます。
  8. 終了したら、「閉じる」をクリックします。

「統合」ページでソース・フィールドの横にあるフィルター・アイコンが、緑の陰影付きで表示されます。これは、フィルターが定義されていることを示します。

フィルターの変更

「統合」ページを使用して、既存のフィルター設定を変更したり、フィルターを削除したりすることもできます。

手順

  1. 「統合」ページでソース・フィールドの横にある緑のフィルター・アイコンをクリックします。「フィルター」ウィンドウが表示されます。
    1. 特定のフィルターを変更するには、フィルター定義に移動し、「編集」をクリックします。フィルター・パラメーターが表示されます。ドロップダウン・メニューとテキスト・フィールドを使用して、フィルター設定を変更します。終了したら、「保存」をクリックします。
    2. フィルターを削除するには、削除するフィルターに移動し、その横にある削除アイコンをクリックします。
  2. 「閉じる」をクリックして、「統合」ページに戻ります。

変更されたフィルターが「フィルター」ウィンドウの陰影付き領域に表示されます。フィルターを削除した場合は、そのフィルターが「フィルター」ウィンドウから除去され、ソース・フィールドの横にあるフィルター・アイコンの色が緑ではなくなります。




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タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: 2013年11月7日 (木曜日)


http://pic.dhe.ibm.com/infocenter/wci/v7r0m0/topic/com.ibm.wci.api.omniapps.doc/integrations_filtering.html