フラット・ファイル・データを含むストリング変数を、「フラット・ファイルの読み取り」アクティビティーの Data という入力パラメーターにマップできます。
このタスクについて
Data は、string 型または base64Binary 型の入力パラメーターです。 実行時、「
フラット・ファイルの読み取り」アクティビティーの実行前に、このストリング変数にフラット・ファイル・データが含まれている必要があります。 詳細については、次の実行時の例を参照してください。
Encoding 入力パラメーターはオプションです。 この入力パラメーターをマップする必要はありません。 Encoding 入力パラメーターが「入力のマップ」ペインの「アクティビティーへ」ペインにリストされていない場合は、ツールバー・メニューからを選択するか、「アクティビティーへ」ペインを右クリックして、「オプション・パラメーターの表示」オプションを選択します。 ツールバー・メニューでオプションを選択できない場合は、「入力のマップ」ペイン内のノードをクリックして、このオプションをアクティブにします。
Encoding 入力パラメーターは、読み取り時に入力データをデコードする方法を指定します。
手順
- デコードが不要な場合は、ストリング text を指定します。
- デコードが必要な場合は、入力データのデコードに使用するエンコード・タイプを指定します。 例: UTF-8、US-ASCII、ISO-8859-1、EBCDIC-XML-US、または SHIFT_JIS。
例
オプションで、実行時に「
チェックリスト」の「
構成」タスクで動的に指定した
Encoding 設定を、
Encoding 入力パラメーターを使用してオーバーライドできます。
例えば、「
構成」タスクで
Encoding が
UTF-8 に設定されているにも関わらず、実行時に
Encoding の設定として
Shift_JIS が渡されたとします。
実行時に動的に指定された
Encoding 設定は、「構成」ペインで指定した元の設定をオーバーライドします。 この例では、
Encoding は
Shift_JIS に設定されます。 この動的オーバーライド動作には 1 つ例外があります。「
構成」タスクで「
Data はテキスト - デコードもエンコードも不要 (Data is text-Needs no decoding or encoding)」オプションが選択された場合、実行時に動的に設定された
Encoding は無視され、デコードは行われません。
マッピングの一般的な説明については、『マップの作成』を参照してください。