マッピング関数参照
マッピング関数の概要
マッピング関数には、ストリング、数学、HTTP ヘッダー、各種、バイナリー・データ、日付、セキュリティーという 7 種類の関数があります。
マッピング関数の構文およびデータ型
マッピング関数は、関数の目的の説明、有効な入力パラメーターと構文の設定、および関数からの戻りの設定を行うために使用します。
Absolute Value 関数
Absolute Value
関数は、パラメーターの絶対値を判別します。
Add 関数
Add
関数はすべてのパラメーターを加算します。
AES 暗号化解除関数
AES 暗号化解除
関数は、128 ビット強度の Advanced Encryption Standard (AES) アルゴリズムを使用してフィールドとコンテンツを暗号化解除します。
AES 暗号化関数
AES 暗号化
関数は、128 ビット強度の Advanced Encryption Standard (AES) アルゴリズムを使用してフィールドとコンテンツを暗号化します。
Align Center 関数
Align Center
関数は、埋め込みストリング内でストリングを中央揃えします。 両側の埋め込みが均等でない場合は、埋め込み量の少ない方が左側になります。
Align Left 関数
Align Left
関数は、埋め込みストリング内でストリングが左端の文字から始まるように配置します。
Align Right 関数
Align Right
関数は、埋め込みストリング内でストリングが右端の文字で終わるように配置します。
Average 関数
Average
関数は、すべてのパラメーター内の数値ノードのセットの平均値を判別します。
Base64 Encode および Decode 関数
Base64 は、特定の MIME コンテンツ転送エンコード方式を指します。 Base64 エンコードは、任意のオクテット・シーケンスを、大/小文字の区別が必要な形式 (ただし、可読文字でなくて構わない) で表します。
Boolean 関数
Boolean
関数は、パラメーターを評価し、入力のデータ型に応じて、以下のように true または false を返します。
Ceiling 関数
Ceiling
関数は、パラメーターを最も近い整数に切り上げます。
Concatenate 関数
Concatenate
関数は、すべてのパラメーター・ストリングを、パラメーターの指定順序に従って連結し、単一の結果を生成します。
Cast From Base64Binary 関数
「
Base64Binary からのキャスト (Cast From Base64Binary)
」機能は、 ある特定の XML スキーマ・データ型から別の XML スキーマ・データ型へのキャストを行います。
「HexBinary からのキャスト (Casts From HexBinary)」機能
「
HexBinary からのキャスト (Casts From HexBinary)
」機能は、ある特定の XML スキーマ・データ型から 別の XML スキーマ・データ型へのキャストを行います。
Cast To Base64Binary 関数
「
Base64Binary へのキャスト (Cast To Base64Binary)
」機能は、ある特定の XML スキーマ・データ型から 別の XML スキーマ・データ型へのキャストを行います。
Cast To HexBinary 関数
「
HexBinary へのキャスト (Cast To HexBinary
」機能は、ある特定の XML スキーマ・データ型から 別の XML スキーマ・データ型へのキャストを行います。
CopyOf 機能
CopyOf
機能は、ソース・ノードの内容全体を宛先ノードにコピーします。
Count 関数
Count
関数は、パラメーター内のすべてのノードのセットにあるノード数を判別します。
タイプ・パスワードの構成プロパティーのデコード
タイプ・パスワードの「
構成プロパティーのデコード
」は、2 つのオーケストレーション間で base64 エンコード・パスワードをデコードします。
Digest/Hash 関数
Digest/Hash
関数は、メッセージ・ダイジェストと呼ばれる情報のデジタル・サマリーを生成します。 メッセージ・ダイジェストは、デジタル文書にデジタル ID を提供します。 Digest/Hash 関数によって生成されるメッセージ・ダイジェストは、Base64 でエンコードされます。
Divide 関数
Divide
関数は、最初のパラメーターを後続のすべてのパラメーターで除算した 10 進数の商を返します。
「HTTP ヘッダー・フィールドの抽出」関数
「
HTTP ヘッダー・フィールドの抽出
」関数は、指定された区切り文字を持つストリングを抽出します。 この関数は、HTTP ヘッダーからさらにストリングを抽出するときに使用できます。
「照会パラメーターの抽出」関数
「
照会パラメーターの抽出
」関数は、HTTP ヘッダーの URI ストリングから照会ストリングを抽出します。
「URI パスの抽出」関数
「
URI パスの抽出
」関数は、HTTP ヘッダーの URI ストリングから URI を抽出します。
Floor 関数
Floor
関数は、パラメーターを最も近い整数に切り捨てます。
Format Date String 関数
Format Date String
関数は、XML スキーマ・データ型 xs:dateTime を、2 番目のパラメーターで定義された形式のストリングに変換します。
Format Number 関数
Format Number
関数は、指定されたパターンに適合するように形式設定された数字としてストリングを返します。
RFC2104 HMAC 準拠署名の生成
HMAC は、暗号ハッシュ関数を使用したメッセージ認証のメカニズムです。
Get Current Date and Time 関数
Get Current® Date and Time
関数は、特定の XML スキーマ・データ型として現在の日時を返します。
Get Current Date 関数
Get Current Date
関数は、ローカル時間帯での現在日付を、XML スキーマ・データ型 xs:date として返します。
Get Current Time 関数
Get Current Time
関数は、ローカル時間帯での現在時刻を、XML スキーマ・データ型 xs:time として返します。
Length 関数
Length
関数は、パラメーター内の文字数を判別します。
Lowercase 関数
Lowercase
関数は、すべての大文字を小文字に変換します。
Maximum 関数
Maximum
関数は、パラメーター内にある、ノード、数値ノードのセット、または数値の中で、最大の値を判別します。
Minimum 関数
Minimum
関数は、パラメーター内にある、ノード、数値ノードのセット、または数値の中で、最小の値を判別します。
Modulo 関数
Modulo
関数は、最初のパラメーターを後続のすべてのパラメーターで除算した余りを判別します。
Multiply 関数
Multiply
関数は、すべてのパラメーターの積を返します。
Not 関数
Not
関数は一般に、負または補完の条件を指定する状況で使用します。
Number 関数
Number
関数は、パラメーターのデータ型を数値に変更します。
Padding String 関数
Padding String
関数は、指定された長さおよび文字の埋め込みストリングを返します。 埋め込みストリングは位置合わせ関数で使用されます。
Position 関数
Position
関数は、兄弟のセット内での現行ノードに対する索引を示す状況で使用します。 この関数は、繰り返しノードのコンテキスト内でのみ機能し、パラメーターはありません。
Read Date String 関数
Read Date String
関数は、ストリング (日時を含む) を XML スキーマ・データ型 xs:dateTime に変換します。
Replace 関数
Replace
関数は、個々の文字を他の個々の文字に置き換えます。
Round 関数
Round
関数は、数値を最も近い整数に丸めます。
Starts With 関数
Starts With
関数は、最初のパラメーターが 2 番目のパラメーターの文字で始まるかどうかを判別します。
String 関数
String
関数は、パラメーターのデータ型をストリングに変更します。
Substring 関数
Substring
関数は、指定された文字位置に基づいてパラメーターの一部を抜き出します。
Substring After 関数
Substring After
関数は、指定されたサブストリング (1 つ以上の文字) の最初のオカレンスの後からストリングの終わりまでの、すべての文字を抜き出します。
Substring Before 関数
Substring Before
関数は、ストリングの先頭から、指定されたサブストリング (1 つ以上の文字) の最初のオカレンスまでの、すべての文字を抜き出します。
Subtract 関数
Subtract
関数は、最初のパラメーターから後続のすべてのパラメーターを減算した差を返します。
Sum 関数
Sum
関数は、パラメーター内にある、数値ノード、数値ノードのセット、または数値の、値の合計を判別します。
Trim 関数
Trim
関数は、先行スペースと末尾スペースをすべてトリムし、連続した一連のホワイト・スペース文字を単一スペースに置き換えます。
Uppercase 関数
Uppercase
関数は、すべての小文字を対応する大文字に変換します。