auth show recovery コマンドは、リカバリーがオンとオフのどちらになっているかを示します。オン状態の場合は、管理パスワードを IBM® DataPower® Cast Iron® Appliance のシリアル・コンソールからリセットできます。
このオプションを有効にすると、シリアル・コンソールへのログイン時にユーザー名に対して resetpass と入力し、任意の空でないパスワードを指定できます。ログインするとすぐに、マシンへの物理アクセスを検証するよう求めるメッセージが表示されます。アプライアンスへの物理アクセスがあるかどうか検証するために、アプライアンスの MGMT ポートからイーサネット・ケーブルをいったん抜き、接続し直すよう求められます。これにより、リモート・ポート・レプリケーターを通じてシリアル・コンソールにアクセスしているユーザーがいないことが検証されます。アプライアンスへの物理アクセスがない場合は、auth set recovery コマンドを使用して recovery オプションを off に設定する必要があります。