「XML の読み取り」アクティビティー

「XML の読み取り」アクティビティーは、XML 文書を取得し、その文書を定義済みのスキーマと比較して解析します。 このアクティビティーからは、出力パラメーターとして XML データが返されます。このデータは、後続のアクティビティーで使用することができます。

このタスクについて

「XML の読み取り」アクティビティーの入力パラメーターは、XML テキストを必要とします。 このデータは、XML データを含むファイルを読み取る「FTP ディレクトリーのポーリング (FTP Poll Directory)」アクティビティーや「HTTP 受信要求」アクティビティーなどの各種のエンドポイント・アクティビティーから取得できます。 入力データは、整形式 XML 文書でなければなりません。そうでない場合は、アクティビティーでエラーが発生します。 「構成」タスクで XML スキーマを使用するには、事前に XML 変数を作成する必要があります (「変数」タブを参照)。 XML 変数は、XML スキーマをプロジェクトに追加するか、または既存の変数を使用して定義できます。
注:XML の読み取り」アクティビティーの「出力のマップ」で関数が定義されておらず、ストレートなマッピングがある場合、「オーケストレーションへ」への「アクティビティーから」では、XML 変数で指定されたスキーマに対する検証を行わずに XML データが出力アクティビティーに渡されます。
注:XML の読み取り」アクティビティーの「出力のマップ」に関数またはマッピングへの他の変更があり、その内容がスキーマに一致しない場合は、「XML の読み取り」アクティビティーの出力として、空の XML 文書が提供されます。

オーケストレーションに「XML の読み取り」アクティビティーを追加するには、以下のようにします。

手順

  1. オーケストレーションを作成するか、または開きます。 オーケストレーションのグラフィカル表現が表示されます。
  2. 「アクティビティー」タブを選択して、「変換」フォルダーを展開します。
  3. 「XML の読み取り」アクティビティーをオーケストレーション上にドラッグします。 このアクティビティーを、オーケストレーションによる XML データの取得先となるアクティビティー (例えば「FTP ディレクトリーのポーリング (FTP Poll Directory」) の右側に配置します。
  4. 「XML の読み取り」アクティビティーを選択し、「XML の読み取り」アクティビティー構成の説明に従って、アクティビティーを構成します。



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タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: 2013年11月7日 (木曜日)


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