MQ アクティビティー・エンドポイントの作成または編集

MQ アクティビティーでは、MQ キューとの間でフラット・ファイル、XML、またはロー・メッセージがやりとりされます。 MQ システムでは、キューのネットワーク経由でメッセージが経路指定されます。 「MQ メッセージの取得 (MQ Get Message)」、「MQ キューのポーリング (MQ Poll Queue)」、 および「MQ メッセージの書き込み (MQ Put Message)」という 3 つの MQ アクティビティーすべてで、 同じエンドポイント作成ダイアログ・ボックスが使用されます。

始める前に

MQ アクティビティーを完全に機能させるには、「キュー・マネージャー」、「チャネル名」、および他のキュー名が正しく 構成されていなければなりません。MQ 構成の詳細については、 WebSphere MQ ヘルプを参照してください。

手順

  1. MQ 接続アクティビティーを「アクティビティー」タブからオーケストレーション上にドラッグします。

    要約」パネルにチェックリストが示され、 アクティビティーの構成に必要な操作が概説されます。

  2. このチェックリストから「エンドポイント」をクリックして、 以下のいずれかのオプションを選択します。
    • 参照: エンドポイント・リポジトリーからエンドポイントを追加する場合に選択します。 追加したエンドポイントは、「編集」をクリックすれば編集できます。
      注: エンドポイントを編集すると、そのエンドポイントを使用するすべてのオーケストレーションに影響があります。 編集はローカルではなく、グローバルとなります。
    • 新規作成: 新規エンドポイントを作成する場合に選択します。
    • 編集: 既存のエンドポイントを編集する場合に選択します。

      エンドポイントの作成」パネルが表示されます。

  3. 以下の表で定義されているフィールドに入力します。
  4. 完了したら、「OK」をクリックします。
    表 1. キュー・マネージャーの詳細
    フィールド 説明
    ロケーション  
    ホスト名 MQ キュー・マネージャーのホスト名を指定します。
    ポート キュー・マネージャーに接続するためのポート番号を指定します。 デフォルトでは、キュー・マネージャーのデフォルトである 1414 に設定されます。
    キュー・マネージャー 接続先のキュー・マネージャーの名前を指定します。 この名前には、最大で 48 文字を指定できます。
    チャネル名 キュー・マネージャーへの接続に使用されるチャネル名を指定します。 この名前には、最大で 20 文字を指定できます。
    ログイン
    ユーザー名 キュー・マネージャーへの接続に使用されるアカウントのユーザー名。 この名前の最大長は 12 文字です。 このアカウントは、MQ の mqm グループに定義する必要があります。
     
    注: エンドポイントの一部のフィールドには、これらのフィールドの値を提供するために、構成プロパティーを定義できます。 同じタイプの構成プロパティーがプロジェクトに対してすでに構成されている場合に、 構成プロパティーをサポートするフィールド内をクリックすると、T アイコン アイコンが表示されます。
    接続プール・オプション (接続プール・オプションにはデフォルト値が指定されていますが、この値は変更可能です。)
    最小接続数 統合アプライアンスが接続プールで常に開いておく接続の数を指定します。 0 も指定できます。
    最大接続数 統合アプライアンスが接続プールで開く接続の最大数を指定します。 デフォルト値を変更する場合、その値は「最小接続数」に指定されている値以上でなければなりません。 有効値は 1 から 50 です。50 を超える値を入力した場合、 値は 50 に再設定されます。
    最大アイドル時間 統合アプライアンスによって閉じられるまで接続を開いたままアイドル状態にすることができる時間を指定します。 0 を指定した場合、接続はプールに返されると閉じられます (つまり、アイドル時間がありません)。



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タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: 2013年11月7日 (木曜日)


http://pic.dhe.ibm.com/infocenter/wci/v7r0m0/topic/com.ibm.wci.doc/MQ_Creating_or_Editing_a_MQ_Endpoint.html