セキュア・コネクターのインストール

セキュア・コネクター・インストーラーをダウンロードしてセキュア・コネクターをインストールするための手順について説明します。

始める前に

Windows インストール済み環境の場合は、既存のバージョンのセキュア・コネクターがインストールされていないことを確認してください。以前のバージョンがインストールされている場合は、アンインストールしてから続行してください。

Linux インストール済み環境の場合は、 以前のセキュア・コネクターのインストール済み環境をアンインストールする必要はありませんが、アンインストールしておくことを強く推奨します。

Linux マシンの場合は、グラフィカル・インターフェースを提供するために、GNOME や KDE などのデスクトップ環境をインストールしてください。

このタスクについて

クラウド内にセキュア・コネクターを作成した後に、ファイアウォールの背後にあるマシンを構成して、セキュア・コネクターとファイアウォールの背後にある特定のエンドポイントの間の通信が容易になるようにする必要があります。セキュア・コネクター・インストーラーを使用して、ファイアウォールの背後にあるマシンを構成します。

注: インストーラーの実行に選択するマシンは、エンドポイントにアクセスできる必要があります。エンドポイントと同じマシンでインストーラーを実行する必要はありません。
セキュア・コネクター・インストーラーをダウンロードするには、次のようにします。
  1. クラウド管理コンソールにテナント管理者としてログインします。
  2. 環境タブのナビゲーション・ペインから、「システム」 > 「セキュア・コネクター」を選択します。
  3. 「セキュア・コネクター」ウィンドウで、 ファイアウォールの背後にあるエンドポイントと通信するセキュア・コネクターをクリックします。「セキュア・コネクターの編集 (Edit Secure Connector)」ダイアログ・ボックスが表示されます。
  4. 「インストーラーのダウンロード (Download Installer)」をクリックして、 インストーラーのダウンロード先マシンのオペレーティング・システム (Windows または Linux) を選択します。
  5. 「ファイルの保存 (Save File)」をクリックします。ファイルがデフォルト・ダウンロード・ディレクトリーに保存されます。

セキュア・コネクターをインストールするには、次のようにします。

  1. ダウンロードしたセキュア・コネクター・インストーラーを起動します。
    • windows-secure-connector-installer.exe (Windows の場合)
    • linux-secure-connector-installer.sh (Linux の場合)

    セキュア・コネクター・インストーラー・ウィザードが表示されます。

  2. 「次へ」をクリックし、ご使用条件に同意します。
  3. 「次へ」をクリックし、インストール・ディレクトリーを選択します。
  4. 「次へ」をクリックします。メッセージ・ウィンドウに、 ターゲット・ディレクトリーの作成先が表示されます。
    注: インストール・ディレクトリーが存在する場合は、 警告メッセージが表示され、インストールおよび既存のファイルの上書きを許可する必要があります。
  5. 「OK」をクリックします。
  6. セキュア・コネクターを開始、停止、および編集するためのショートカット・オプションをセットアップします。
    1. 以下のいずれかまたは両方のオプションを選択します。
      • 「スタート」メニューにショートカットを作成する。(Create shortcuts in the Start menu.)
      • デスクトップに追加のショートカットを作成する。(Create additional shortcuts on the desktop.)
    2. ショートカットにアクセスするプログラム・グループを選択します。
    3. 現行ユーザーのためのショートカットを作成するか、 すべてのユーザーのショートカットを作成するかを選択します。
  7. 「次へ」をクリックします。インストールの進行状況が表示されます。
  8. セキュア・コネクターの構成ファイルを選択します。セキュア・コネクターの構成ファイルをまだダウンロードしていない場合は、 この時点でダウンロードします。セキュア・コネクター構成ファイルのダウンロード方法について詳しくは、セキュア・コネクター構成ファイルのダウンロードを参照してください。
  9. 「次へ」をクリックします。
  10. Windows にインストールする場合は、 セキュア・コネクターを Windows サービスとしてインストールし、 実行することを選択します。セキュア・コネクターを Windows サービスとしてインストールすると、Windows の「サービス」コントロール・パネルを使用してセキュア・コネクターを制御できます (推奨)。セキュア・コネクターを Windows サービスとしてインストールおよび実行しないことを選択する場合は、セキュア・コネクターは Windows アプリケーションとしてインストールされます。 セキュア・コネクターを Windows サービスとして実行するには、以下のサービス・アカウント情報を指定する必要があります。
    • サービスの開始モード
    • サービス・アカウント・ドメイン
    • サービス・アカウント・ユーザー
    • サービス・アカウント・パスワード
  11. 「次へ」をクリックします。インストールが完了します。
  12. 「完了」をクリックします。
注: エンドポイント (例: SAP) に追加ライブラリーが必要な場合は、セキュア・コネクターを開始する前に追加ライブラリーをインストールする必要があります。 追加ライブラリーのインストールについて詳しくは、セキュア・コネクター用のベンダー提供ライブラリーのインストールを参照してください。



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タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: 2013年11月7日 (木曜日)


http://pic.dhe.ibm.com/infocenter/wci/v7r0m0/topic/com.ibm.wci.live.doc/Secure_Connector/installingSecureConnectors.html