静的アドレス指定を使用するように、ネットワーク内の仮想マシンを構成することができます。
このタスクについて
指定したネットワーク設定が統合アプライアンスに対してコミットされるのは、net restart コマンドを実行したときのみです。
ネットワーク設定をコミットする前にシステムのリブートが発生した場合、指定したネットワーク設定は失われます。
手順
- 仮想マシン・コンソールを使用して、デフォルトのユーザー名およびパスワードで仮想マシンにログインします。
- ローカル・ホスト・ログイン: admin
- パスワード: !n0r1t5@C
次のプロンプトが表示されます。
localhost>
- DNS サーバーで以下のインターフェースのホスト名および IP アドレスを割り当てます。
- データ・インターフェースのホスト名および IP アドレス
- 管理インターフェースのホスト名および IP アドレス
データ・インターフェースは、ネットワーク上のエンドポイント (例えば、データベース・サーバー) に通信するために実行時に統合アプライアンスによって使用されます。 管理インターフェースは、WMC から統合アプライアンスと通信するために使用されます。
- 次のコマンドを実行して、管理インターフェースのホスト名を設定します。localhost>
net set hostname static appliancehostname。 この手順の最後でホスト・マシンが再始動されると、プロンプトは以下の設定に変更されます。
hostname>
- 次のコマンドを実行して DNS ドメイン・ネームを設定します。localhost> net set domain
static domain-name
- 次のコマンドを実行して DNS ネーム・サーバーを設定します。localhost> net set nameserver
static dns-ipaddress
- 次のコマンドを実行してデータ・インターフェースのネットワーク・アドレスを設定します。localhost>
net set interface edata address ipaddress
mask netmask bcast broadcast
- 次のコマンドを実行して管理インターフェースのネットワーク・アドレスを設定します。localhost>
net set interface emgmt address ipaddress
mask netmask bcast broadcast
- 次のコマンドを実行してゲートウェイ・アドレスを設定します。localhost> net set gateway
static ip-address emgmt
- 次のコマンドを実行してドメイン・リストの検索を使用不可にします。localhost>
net set search none
- ネットワーク・タイム・サーバーをご使用の環境に適した設定値に設定します。
- ネットワーク上にタイム・サーバーがある場合、次のコマンドを実行します。localhost>
net set ntp static ntp-address
- ネットワーク上にタイム・サーバーがない場合、次のコマンドを実行します。localhost>
net set ntp none
- 次のコマンドを実行して設定を確認します。localhost> net show memory
- ネットワーク設定を適用します。localhost> net restart
- 次のコマンドを繰り返し実行して、システムの状況をモニターします: localhost> system show status。 ネットワーク設定が適用されると、ネットワーク状況が以下の状態を遷移します。
注: ネットワーク設定が適用されると、実行時間が停止されるのを予期できます。
- ネットワーク状況をモニターします: hostname>
net show status。 「現在のアクティビティー (Current activity)」の状況に「Monitoring network」がリストされると、ネットワーク設定の適用は完了です。
- 次のコマンドを使用して、入力した設定を確認します。hostname>
net show active
- 間違っているアドレスがあれば、再設定します。 net show all を実行すると、EData が使用不可として表示されます。
- ログアウトします: hostname> exit。 セッションが閉じます。