インバウンド・データベース・アクティビティーの再試行オプション

このセクションには、インバウンド・データベース・アクティビティー (「挿入対象行の取得」アクティビティー、「更新対象行の取得」アクティビティー、「削除対象行の取得」アクティビティー、および「表のポーリング」アクティビティー) の再試行オプションを構成する手順が記載されています。

インバウンド・データベース・アクティビティーの再試行オプションを指定する

  1. チェックリスト」から、「再試行」タスクを選択します。 「再試行」ペインが表示されます。
  2. データベースに接続するための再試行オプションを構成します。 以下の表で、データベースに接続するための再試行オプションについて説明します。
    表 1.
    フィールド 説明
    再試行  
    1) 再試行ごとに __ 秒待機します。 データベースへの接続の確立を試行するまでに、統合アプライアンスが待機する時間 (秒) を指定します。
    2) 失敗するまで __ 回の接続を試みます。 再試行回数を指定します。 つまり、統合アプライアンスがデータベースへの接続の確立を試行する最大回数を指定します。 この回数を超えると、統合アプライアンスはエラーを発行します。
    • このパラメーターを「0」に設定すると、Studio は再接続を試行しません。
    • このパラメーターを「0」より小さい値に設定すると、Studio は再接続を無期限に再試行します。

    インバウンド・データベース・アクティビティーから開始されるオーケストレーションがデプロイされる場合に、統合アプライアンスは指定のデータベースに接続できないと、再試行回数値に達するまでシステム・ログに接続エラーを警告として記録します。 再試行回数に達した場合、統合アプライアンスはシステム・ログにエラーを記録し、 接続エラー回数をゼロにリセットして、データベースへの接続を引き続き確立しようとします。

    例えば、再試行回数を 3 に設定すると、第 1、第 2、第 3 の接続エラーはシステム・ログに警告として表示されます。 統合アプライアンスは、第 4 の接続エラーをエラーとしてログに記録し、 接続エラー回数をゼロにリセットします。 そのため、第 5 の接続エラーは、システム・ログに警告として表示されます。 統合アプライアンスは、データベースへの接続を引き続き確立しようとします。

     
    アクティビティー・タイムアウト  
    3) エンドポイントが要求に応答しないとき、__ 秒後にタイムアウトになります。 アクティビティーがエンドポイントで要求を実行してから、エンドポイントが応答するまでに要する時間の間で、タイムアウトが発生するまでの時間 (秒単位) を指定します。 例えば、INSERT トリガー・イベントについてのデータベース・ポーリングを要求した後で、統合アプライアンスがタイムアウト・エラーを出すまでに、統合アプライアンスがデータベースからの応答を待機する時間です。 アクティビティー・タイムアウトは、エンドポイントへの接続が確立された後に発生するため、接続タイムアウトとは異なります。 接続タイムアウトは、統合アプライアンスがエンドポイントへの接続の確立を試行してから、エンドポイントが接続要求に応答せずにタイムアウトになるまでの時間 (秒) を指定します。 接続タイムアウトは「データベース・エンドポイント」タブで設定します。 接続タイムアウトについて詳しくは、『データベース・アクティビティー・エンドポイントの作成または編集』を参照してください。



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タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: 2013年11月7日 (木曜日)


http://pic.dhe.ibm.com/infocenter/wci/v7r0m0/topic/com.ibm.wci.doc/db_retry_options_for_inbound_database_activities.html