このアクティビティーは、ServiceMax で既存のオブジェクトを更新したり新規オブジェクトを作成したりする場合に使用します。
このタスクについて
このアクティビティーでは、外部 ID (通常は外部キー) によって、ServiceMax で既存のオブジェクトを更新するのか
新規オブジェクトを作成するのかが判別されます。
Salesforce.com API では、1 回の Upsert 呼び出しで作成できるオブジェクトの数が 200 個のオブジェクトに
制限されていますが、Cast Iron® ServiceMax コネクターではそのような制限はありません。 「オブジェクトのアップサート」アクティビティーを使用すれば、無制限の数のオブジェクトを作成できます。
「
オブジェクトのアップサート」アクティビティーを使用するには、以下のようにします。
手順
- 「アクティビティー」タブで「ServiceMax」ディレクトリーを開き、「オブジェクトのアップサート」アクティビティーを見つけます。
- アクティビティーをオーケストレーションに追加します。 アクティビティーの「チェックリスト」と「要約」が、オーケストレーションの下に表示されます。
- ServiceMax エンドポイントを選択します。ServiceMax エンドポイントの作成または編集については、『ServiceMax エンドポイントの作成または編集』を参照してください。
- ServiceMax オブジェクト・タイプとオブジェクト・フィールド設定を選択して、アクティビティーを構成します。
注: 選択できるオブジェクト・タイプは、
統合アプライアンスが更新または作成できるオブジェクト・タイプで、かつ、
少なくとも 1 つの「外部 ID」フィールドが含まれている
オブジェクト・タイプのみです。 オブジェクト・タイプを選択すると、
「構成」ペインの
「外部 ID」フィールドにオブジェクト・タイプで定義された外部 ID が Studio から表示されます。
「外部 ID」リストにリストされる ID は編集できません。
選択する外部 ID は必須フィールドです。
このフィールドは、「オブジェクト・フィールド設定」テーブルからクリアできません。
使用可能な外部 ID が 1 つのみの場合は、このフィールドが Studio によって「オブジェクト・フィールド設定」テーブルで自動的に選択されます。
- このアクティビティーの「再試行」パラメーターと「タイムアウト」パラメーターを指定します。
- このアクティビティーの入力をマップします。
- このアクティビティーの出力をマップします。
タスクの結果
「オブジェクトのアップサート」アクティビティーの入力をマップする
- 「チェックリスト」で「入力のマップ」を選択します。
「アクティビティーへ」パネルに objects エレメントが表示されます。
- デフォルト・ノードを
右クリックして「オプション・パラメーターの表示」を
選択し、このアクティビティーに対して以下のオプション入力パラメーターを表示します。
- AssignmentRuleHeader
- MruHeader
- EmailHeader
- CallOptions
- connection
- sessionInfo
- 「入力の選択...」をクリックして、マップの入力変数を選択します。 変数の作成についての説明は、『変数の作成』を参照してください。
- 必要に応じて、入力パラメーターを変数にマップします。
マッピングの説明については、『マップの作成』を参照してください。
このアクティビティーでは、以下のオプション入力パラメーターがサポートされます。
- AssignmentRuleHeader
- EmailHeader
- MruHeader
オプション・フィールド・エレメントとヌル可能フィールド・エレメントの動作は以下のとおりです。
「オブジェクトのアップサート」アクティビティーの出力をマップする
- 「チェックリスト」で、「出力のマップ」を選択します。
「アクティビティーから」パネルに upsertResults エレメントが表示されます。
- 「出力の選択...」をクリックして、マップの出力変数を選択します。 変数の作成についての説明は、『変数の作成』を参照してください。
- 必要に応じて、出力パラメーターを変数にマップします。
マッピングの説明については、『マップの作成』を参照してください。