オーケストレーション設定について

オーケストレーション設定により、プロジェクト構成内の個別オーケストレーションのプロパティーを構成できます。オーケストレーションごとに、オーケストレーションを使用可能にするかどうか、ロギング・レベル、ロギング動作、およびオーケストレーションで同時に実行可能な最大ジョブ数を指定できます。

プロジェクト構成をアンデプロイすると、以下のオーケストレーション設定を編集できます。

オーケストレーション設定 説明
使用可能 (Enabled) オーケストレーションが使用可能でデプロイできるかどうかを示します。プロジェクト構成をデプロイするには、プロジェクト内の少なくとも 1 つのオーケストレーションを使用可能にする必要があります。デフォルトでは、プロジェクト構成内のすべてのオーケストレーションが使用可能になります。
ロギング・レベル (Logging Level) システム・ログに記録されるオーケストレーション詳細のレベルを指定できます。
  • なし (None) - オーケストレーションの状況およびアクティビティーはログに記録されません。
  • 初期値 (Initial Values) - オーケストレーション変数の初期値のみがログに記録されます。
  • 初期値およびエラー値 (Initial and Error Values) - オーケストレーション変数の初期値とオーケストレーション・エラー値の両方がログに記録されます。
  • エラー値 (Error Values) - オーケストレーション・エラーのみがログに記録されます。
  • インライン (Inline) - 呼び出し元オーケストレーションのジョブ詳細で、インライン化されたサブオーケストレーションのオーケストレーション・ジョブ詳細がログに記録されます。
  • すべて - 最高ロギング・レベル。すべてのオーケストレーション・アクティビティーがログに記録されます。
同期ロギング (Log Synchronously) オーケストレーションの実行中にオーケストレーション・モニター・ログへのオーケストレーション・イベントの書き込みをランタイムが同期化できるようにします。

デフォルトでは、このオーケストレーション設定は使用不可になっており、オーケストレーション・ジョブは同期的にログに記録されません。

注: このオーケストレーション設定を使用可能にすると、オーケストレーション・ジョブを処理するためにかかる時間が増加します。
最大同時ジョブ数 (Max Simultaneous Job) 同時に実行可能なオーケストレーション・ジョブの数を指定できます。




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タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: 2013年11月7日 (木曜日)


http://pic.dhe.ibm.com/infocenter/wci/v7r0m0/topic/com.ibm.wci.live.doc/Managing_Orchestrations/aboutOrchestrationSettings.html