Siebel ビジネス・オブジェクト、ビジネス・コンポーネント、
または Siebel 統合オブジェクトを処理するには、Siebel 「オブジェクトの照会」アクティビティーを使用します。
このタスクについて
Siebel サーバー上のビジネス・コンポーネント階層または統合オブジェクトを照会するには、
このタスクを使用します。 このアクティビティーの呼び出しは、同期呼び出しです。同期呼び出しでは、入力データが処理のためにアクティビティーに送信され、オーケストレーションに応答が返信されます。
手順
- アクティブなオーケストレーションで、「アクティビティー」タブを開いて Siebel フォルダーのコンテンツを展開します。
- 「オブジェクトの照会」アクティビティー・アイコンをオーケストレーション上にドラッグします。 Siebel オブジェクトの照会「チェックリスト」が表示されます。
- 「チェックリスト」で、「要約」をクリックします。
- 「アクティビティー名」フィールドの内容を確認して、必要な変更を行います。
- 「チェックリスト」で、「エンドポイントの選出」をクリックします。
- 「参照」をクリックし、「プロジェクト・エクスプローラー」ダイアログ・ボックスを使用して、関連する Siebel エンドポイントを選択します。
- オプション: 「新規作成」をクリックして必要な接続の詳細を指定することで、エンドポイントを作成することができます。 この構成のエンドポイントを保存して使用するには、「OK」をクリックします。
- 選択したエンドポイントの構成に対して必要な変更を行うには、「編集」をクリックして、別のウィンドウでオプションにアクセスします。 変更を行うと、アクティブなオーケストレーションにおけるエンドポイントのすべての使用に、グローバルに影響します。
- 「チェックリスト」で、「構成」をクリックします。
- 「リポジトリー名」テキスト・ボックスにリポジトリー名を入力します。 リポジトリー名には、Siebel リポジトリーを表すデフォルト値が入力されています。 デフォルト値と異なる場合は、リポジトリー名を入力します。 オブジェクトの検出に必要なメタデータは、すべてこのリポジトリーから取得されます。
- 以下のいずれかの統合オブジェクトを選択します。
「ビジネス・オブジェクト/ビジネス・コンポーネント」を指定する場合:
- 「オブジェクト・タイプ」として「ビジネス・オブジェクト/ビジネス・コンポーネント」を選択します。
- 「参照」をクリックして、「ビジネス・オブジェクト」のリストを表示します。
- 「ビジネス・オブジェクト・フィルター」を使用してビジネス・オブジェクトをフィルターします。
- オプション: 「最新表示」をクリックして、現在のオブジェクト・リストを Siebel サーバーから更新します。
- ビジネス・オブジェクトのリストから「ビジネス・オブジェクト」を選択して、「次へ」をクリックします。
- 選択したビジネス・オブジェクトのビジネス・コンポーネントのリストが表示されます。 ビジネス・コンポーネントを選択して「終了」をクリックし、マップ入力とマップ出力のスキーマを生成します。
照会アクティビティーは、
マップ入力で指定されたキーの Siebel ビジネス・コンポーネントを取得します。 照会アクティビティーの実行中には以下の処理が行われます。
「統合オブジェクト」を指定する場合:
- Siebel 統合オブジェクトの場合は、「オブジェクト・タイプ」として「統合オブジェクト」を選択します。
- 「参照」をクリックして、統合オブジェクトのリストを表示します。
- 「統合オブジェクト・フィルター」を使用して統合オブジェクトをフィルターします。
- オプション: 「最新表示」をクリックして、現在のオブジェクト・リストを Siebel サーバーから更新します。
- 統合オブジェクトを選択して「終了」をクリックし、マップ入力とマップ出力のスキーマを生成します。 処理中に、選択したビジネス・サービスが実行され、出力がオーケストレーションに返送されます。
- 「チェックリスト」で「再試行」をクリックします。 デフォルト設定を確認して、必要な変更を行います。 詳しくは、『Siebel アクティビティーの再試行オプションおよび配信オプションの指定』を参照してください。
- 「チェックリスト」から「入力のマップ」を選択します。
「オブジェクトの照会」アクティビティーの選択したオブジェクトから生成された XML スキーマが、「アクティビティーへ」パネルの request 入力パラメーターの下にノードとして表示されます。
- オーケストレーション変数とアクティビティーの入力パラメーターとの間のマップを作成します。
注: 入力構造の必須エレメントの値は、実行時に指定されている必要があります。
この値は、エレメントのデフォルト値を指定するか、エレメントを入力ノードにリンクすることによって指定できます。 実行時に必須エレメントの値が指定されていないと、アクティビティーは Web 管理コンソール (WMC) から報告された例外をスローします。
実行時にオプションの入力パラメーターの値が指定されていなくても、実行時に例外はスローされません。
- 「チェックリスト」で「出力のマップ」を選択します。
アクティビティーの応答保持のために生成された XML スキーマが、「アクティビティーから」パネルの response 出力パラメーターの下にノードとして表示されます。
- 出力パラメーターとオーケストレーション変数との間のマップを作成します。
タスクの結果
Siebel 「オブジェクトの照会」アクティビティーを構成しました。