「スキーマ・レイアウト」タブでルート・ノードを選択すると、プロパティーの次の 2 つのセクションが「基本プロパティー」ペインと「区切り文字」ペインで使用可能になります。
プロパティー | 定義 |
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名前 | このフラット・ファイル・スキーマに割り当てられた名前を指定します。 「プロジェクト」タブでフラット・ファイル・スキーマを作成すると、そのフラット・ファイル・スキーマに入力した名前が、ルート・ノードのデフォルト名になります。 重要: フラット・ファイル・スキーマのルート・ノード名は有効なノード名でなければなりません。
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タイプ | オプション: ルート・ノードのベースとして使用するレコード・タイプを指定します。 重要: 新しいタイプを選択すると、レコードの既存プロパティーの一部が新しい設定でリセットされる可能性があります。
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リセット | このレコードに対してローカルに設定されたプロパティーを、選択したタイプの値にリセットします。 「リセット」は、「タイプ」リストからレコード・タイプが選択された場合にのみアクティブになります。 |
構造 |
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行の末尾を CRLF として書き込む | 「フラット・ファイルの書き込み」アクティビティーによる出力データの作成時に、統合アプライアンスが行末文字を書き込む方法を指定します。 このデータの受信側システムが Windows プラットフォームである場合、統合アプライアンスは行末文字を復帰改行 (CRLF) として書き込む必要があります。 デフォルトでは、行末文字は改行 (LF) として書き込まれます。 これは UNIX のデフォルトです。 統合アプライアンスは、データの解析時に、両方の行末文字 (LF および CRLF) を受け入れます。 |
文書は EOS (ストリームの終わり) で終了する | 「フラット・ファイルの読み取り」アクティビティーで入力フラット・ファイル・データを解析するために、または「フラット・ファイルの書き込み」アクティビティーでフラット・ファイル・データを生成する際に、データの終わりをストリームの終わり (EOS) 文字で区切るように指定します。 トランスポート・メカニズムでデータがファイルではなくストリームとして扱われる時は、ストリームの終わりをデータに指定することが必要になる場合があります。 |
「子」プロパティーは、ルート・ノードの子を区切る文字を定義します。 この文字は一般に、レコード区切り文字、セグメント区切り文字、または行区切り文字と呼ばれます。
次の表に示されている 3 つのオプションから 1 つを選択して、子区切り文字のタイプを指定します。
オプション | 定義 |
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文字 | 子区切り文字に使用する文字を指定します。
「子区切り文字」の「文字」オプションを選択した場合は、次のいずれかの方法で単一の文字を入力する必要があります。
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行の末尾 | 子区切り文字が行の末尾、つまり LF (改行) または CRLF (復帰改行) のどちらかであることを指定します。 子を CR (復帰) のみで区切る場合は、「文字」オプションを選択し、区切り文字として CR (復帰) 文字を指定します。 統合アプライアンスは、データの解析時に、両方の行末文字 (LF および CRLF) を受け入れます。 データの書き込み時に、行末に使用される文字は、「行の末尾を CRLF として書き込む」プロパティーによって決まります。 |
動的位置 | 子区切り文字として使用する文字が、データ内で動的に定義されることを指定します。 動的区切り文字は、EDI データや HL7 データなどのデータの最初のレコード内の特定位置になければなりません。 統合アプライアンスによる文字の使用方法は、フラット・ファイル・データが入力であるか出力であるかによって異なります。
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デフォルトの書き込み | 統合アプライアンスがルート・ノードの「フラット・ファイルの書き込み」アクティビティーで出力データを書き込む際に、子区切り文字として使用する文字を指定します。 さらに、出力データの最初のレコードの指定位置に、指定された文字が書かれます。 このフィールドに指定された文字は、「フラット・ファイルの読み取り」アクティビティーでの入力フラット・ファイル・データの読み取り時には使用されません。 ペインの「デフォルトの書き込み」テキスト・フィールドで、以下のいずれかのアクションを使用して単一文字を入力します。
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統合アプライアンスが「フラット・ファイルの書き込み」アクティビティーで出力フラット・ファイル・データを書き込む際に、レコードまたはフィールドの末尾に空のオプションの子の区切り文字が存在しなければならないことを指定するには、「空データの末尾区切り文字を含める」チェック・ボックスを選択します。
空のオプションの子の区切り文字を省略できる場合は、このチェック・ボックスのマークを外します。
このチェック・ボックスは、統合アプライアンスが入力データを読み取る方法には影響しません。 統合アプライアンスはデータの読み取り時に、空データでの区切り文字の存在も不在も許容するためです。
位置 | 定義 |
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後 | 子区切り文字が子の終わり (データ内の最後の子を含む) にマークを付けることを指定します。
例えば、field1,field2,field3, のようになります。
この例では、フィールドの後にコンマ区切り文字が付いています。 「後」は、レコード区切り文字のもっとも一般的な位置です。 |
前 | 子区切り文字が子の先頭を示すことを指定します。 最後の子の終わりには、親の区切り文字によってマークが付けられます。例えば、図 1 の例では、感嘆符区切り文字が付いています。 |
間 (In between) | 次の例のように、区切り文字を子の間に配置し、最初の子の先頭と最後の子の終わりには配置しないことを指定します。
この例では、フィールド間にコンマ区切り文字が挿入されています。 field1,field2,field3 |
!field1of1stRecord!field2of1stRecord!field3of1stRecord
!field1of2ndRecord!field1of2ndRecord!field1of2ndRecord
ヘッダー | ヘッダー |
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文字 | 反復区切り文字として使用する文字を指定します。
「反復区切り文字」の「文字」オプションを選択した場合は、次のいずれかの方法で単一の文字を入力する必要があります。
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行の末尾 | 反復区切り文字が行の末尾、つまり LF (改行) または CRLF (復帰改行) のどちらかであることを指定します。 子を CR (復帰) のみで区切る場合は、「文字」オプションを選択し、区切り文字として CR (復帰) 文字を指定します。 統合アプライアンスは、データの解析時に、両方の行末文字 (LF および CRLF) を受け入れます。 データの書き込み時に、行末に使用される文字は、「行の末尾を CRLF として書き込む」プロパティーによって決まります。 |
動的位置 | 反復区切り文字として使用する文字が、データ内で動的に定義されることを指定します。 動的区切り文字は、EDI データや HL7 データなどのデータの最初のレコード内の特定位置になければなりません。 統合アプライアンスによる文字の使用方法は、フラット・ファイル・データが入力であるか出力であるかによって異なります。
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デフォルトの書き込み | 統合アプライアンスがルート・ノードの「フラット・ファイルの書き込み」アクティビティーで出力データを書き込む際に、子区切り文字として使用する文字を指定します。 さらに、出力データの最初のレコードの指定位置に、指定された文字が書かれます。 このフィールドに指定された文字は、「フラット・ファイルの読み取り」アクティビティーでの入力フラット・ファイル・データの読み取り時には使用されません。 ペインの「デフォルトの書き込み」テキスト・フィールドで、以下のいずれかのアクションを使用して単一文字を入力します。
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