「オブジェクト内の検索」アクティビティーの構成

オブジェクト内の検索」アクティビティーを構成するには、SForce Object Search Language (SOSL) 照会を作成する必要があります。

このタスクについて

以下のセクションでは、「オブジェクト内の検索」アクティビティーの構成、SOSL 照会の作成、 および IBM® Cast Iron® の SOSL 構文ルールの指定を行う手順について説明します。

オブジェクト内の検索」アクティビティーを構成するには、次のステップを実行します。

手順

  1. チェックリスト」で、「構成」を選択します。照会の指定」ウィンドウが開きます。
  2. 照会の指定」ウィンドウで SOSL 照会を作成します。
  3. オプション: SOSL ステートメントの検索文節で動的パラメーターを指定できます。 その後、そのパラメーターをこのアクティビティーの入力パラメーターとして動的にマップできます。 これにより、このアクティビティーでオーケストレーションへの入力に基づいて照会を動的に制御できます。 ($) ドル記号でパラメーターを示し、その後にパラメーター名を付けます。
  4. 妥当性検査」アイコン 照会の妥当性検査 をクリックして、照会を妥当性検査します。 照会が無効な場合は、「妥当性検査のフィードバック (Validation Feedback)」アイコン 「妥当性検査のフィードバック (Validation Feedback)」アイコン が、「照会の指定」ウィンドウの左下隅に表示されます。 無効な照会の場合、以下のようにします。
    • 照会の指定」ウィンドウの 左下隅にある「妥当性検査フィードバック (Validation Feedback)」アイコンをクリックして、妥当性検査エラーのリストを 表示します。
    • 最新表示」アイコン を 使用してメタデータを最新表示し、SOSL ステートメントを再度妥当性検査します。

SOSL 照会の作成

このタスクについて

SForce Object Search Language (SOSL) 照会の作成時に、SOSL ステートメントの WHERE 文節で 動的パラメーターを使用できます。 その場合、Studio は、このパラメーターをアクティビティーの入力パラメーターとして動的にマップできます。 これにより、オーケストレーションへの入力に基づいて照会を動的に制御できます。

SForce Object Search Language では、パラメーター化された照会に対して構文は定義されません。 ただし、IBM Cast Iron では、いくつかの独自の SOSL 構文ルールが適用されます。 パラメーターは、単純式でもセット式でも使用できます。

IBM Cast Iron の SOSL 構文規則

このタスクについて

  • ($) ドル記号でパラメーターを示します。 ($) ドル記号の後に、英数字のストリングを指定します。 先頭文字は、文字 [a から z および A から Z] でなければなりません。 その後は、1 つ以上の文字 [a から z および A から Z]、数字 [0 から 9]、または ( _ ) 下線を任意に指定します。
    注: パラメーター名では大/小文字の区別があるため、 パラメーター $a とパラメーター $A は、異なるパラメーターであるとみなされます。
    以下の表に、有効なパラメーター宣言と無効なパラメーター宣言の例を示します。
    パラメーター 有効または無効
    $AnAccount 有効
    $a123_456 有効
    $123a 無効
    $_id 無効
  • SOSL ステートメントの検索照会部分でパラメーターを宣言する必要があります。 SOSL ステートメントの検索照会部分は、中括弧 ({ }) で囲みます。
    重要: パラメーターを囲む場合、二重引用符 (" ") は使用しないでください。 二重引用符で囲まれたパラメーターは、このアクティビティーではストリング検索リテラルとして扱われます。
  • パラメーター・タイプは常に xsd:string です。 このアクティビティーでは、代入時に、予約文字を使用して宣言されたパラメーターはすべてエスケープされます。 予約文字には、以下の文字があります。
    予約文字 説明
    & アンパーサンド
    * アスタリスク
    \ 円記号
    [ ] 大括弧
    : コロン
    , コンマ
    { } 中括弧
    " 二重引用符
    ! 感嘆符
    - 負符号
    + 正符号
    ' 単一引用符
    ~ チルダ
    ^ 山形記号
    | 縦棒
  • パラメーターは、指定の SOQL ステートメントで複数回使用できます。 ただし、パラメーターが SOQL ステートメントで複数回使用される場合でも、入力パラメーター・マップでのパラメーターの使用は 1 回のみです。 このアクティビティーによって、当該パラメーターが実行時に使用されるすべてのロケーションに対して同じ値が代入されます。



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タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: 2013年11月7日 (木曜日)


http://pic.dhe.ibm.com/infocenter/wci/v7r0m0/topic/com.ibm.wci.doc/Configuring_the_Search_Objects_Activity.html