このセクションには、WMC を使用して、マイナー・リリースおよびパッチ・リリースを Dell 統合アプライアンスにアップロードするための情報が記載されています。 アプライアンスをアップグレードすると、Cast Iron® オペレーティング・システムの最新機能にアクセスできるようになります。 このアップグレード・プロセスは、必要なファイルを置き換えるか追加するのみで、データを破壊することはありません。
このタスクについて
Web 管理コンソール (WMC) を使用して、アップグレード・イメージをアプライアンスにアップロードすることによって、最新バージョンの Cast Iron オペレーティング・システムにアップグレードします。 WMC は、アップグレード手順の間に、実行中のプロジェクトを強制的にアンデプロイし、アプライアンスで実行中のアクティブなオーケストレーション・ジョブを停止することに注意してください。 アプライアンスがアップグレードされた後で、元に戻すことや、前のバージョンにロールバックすることはできません。
注: アップグレードは、コマンド・ライン・インターフェース (CLI) を介しても適用できます。 このオプションの使用について詳しくは、「CLI リファレンス・ガイド」の system
update コマンドを参照してください。
手順
- 最新のパッチを要求して、そのパッチを自分がアクセス可能なロケーションにダウンロードします。 例: C:¥Desktop
- WMC を使用して、アップグレードする Dell 統合アプライアンスにログインします。
- 「システム (System)」>「アップグレード」を選択します。
「アップグレード」ページが表示されます。
- 「オペレーティング・システムのアップグレード (Upgrade Operating System)」リンクをクリックします。
アップグレード・ウィザードが起動します。
- 「参照」をクリックして、アップグレード・ファイルを見つけます。
- 「アップグレード」をクリックします。 統合アプライアンスは、アップグレード・ファイルをアップロードし、アップグレード・プロセスを開始します。 アップグレードが完了すると、統合アプライアンスは自動的にリブートします。
- リブートが完了すると、WMC のログイン・ページが表示されます。
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次のタスク
WMC を使用して、このアップグレード手順でアンデプロイされたすべてのプロジェクトを再デプロイします。 インストールされている Cast Iron オペレーティング・システムと互換性のある Studio バージョンにアップグレードします。 アプライアンスと Studio の互換性について詳しくは、「Cast Iron Operating System リリース・ノート」または「Cast Iron Studio リリース・ノート」の『互換性 (Compatibility)』セクションを参照してください。 Studio のアップグレード手順については、「Studio のインストール (Installing Studio)」を参照してください。