Xen の実行

このセクションでは、Xen® Hypervisor 4.0 環境での Cast Iron HVE の実行について説明します。 Xen は Linux™ カーネルで使用可能な仮想化テクノロジーであり、新規アップグレードの組み込みとテストを、元のシステムに影響を与えることなく、既存の環境でアップグレードを実行するように行うことができます。

始める前に

注: このセクションの手順を実行するには、事前にご使用のシステムに Xen をインストールして構成しておく必要があります。 Red Hat Linux での Xen のインストールについては、http://docs.redhat.com/docs/en-US/Red_Hat_Enterprise_Linux/5/html/Virtualization/sect-Virtualization-Installing_the_virtualization_packages-Installing_Xen_packages_on_an_existing_Red_Hat_Enterprise_Linux_system.html を参照してください。
注: Cast Iron HVE は、64 ビットのゲストであるため、64 ビットのゲストを実行可能なホストを必要とします。 これは、ご使用の CPU が Intel VT-x または AMD-V をサポートしていて、64 ビット Linux が実行されている必要があることを意味します。

手順

  1. Cast Iron Xen HVE tarball をダウンロードします。 (Cast Iron Xen HVE tarball を検索するには、http://www.ibm.com/software/passportadvantage にアクセスして、ライセンスに応じた tarball を見つけてください。)
  2. tarball を手頃な場所に解凍します。 ファイルは cios-xen-hve という名前のサブディレクトリーに配置されます。
  3. Xen サブディレクトリーに変更して、コマンド ./prepare-xen-hve.sh を実行します。
  4. 仮想マシンを始動します: xm create -c cios-hve-xen.cfg
  5. Cast Iron の標準の手順でネットワークを構成します。 (詳しくは「Cast Iron コマンド・ライン・インターフェース・リファレンス」を参照してください。)



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タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: 2013年11月7日 (木曜日)


http://pic.dhe.ibm.com/infocenter/wci/v7r0m0/topic/com.ibm.wci.VAuserguide.doc/VA_Xeninstall.html