ここでは、フラット・ファイル・スキーマを作成して定位置データと区切りデータの混合を解析する方法を例示します。 フラット・ファイル・スキーマを作成するには、最初にフラット・ファイル・データを分析して、 フラット・ファイル・スキーマに追加するフィールドおよびノードを決定する必要があります。 ここで示す例では、以下の 2 行のデータに対してフラット・ファイル・スキーマを作成します。
BuyRight Pharmacy;USACAMVI334;!389!22;34980;
Taylor Drugs;USANJWLB128;!778!23!523;5667;
以下の手順に示すように、 フラット・ファイル・スキーマのレコードおよびフィールドを定義するためのトップダウン方法を使用します。
これらの基準を使用して、図 2 に示すように、Order ノードの 「基本プロパティー」ペインおよび「区切り文字」ペインに以下の値を指定します。
これらの基準を使用して、図 4 に示すように、purchaseOrder ノードの 「基本プロパティー」ペインおよび「区切り文字」ペインに以下の値を指定します。
「フィールド・オフセット」は、 各フィールドの originCode ストリングの先頭からではなく、originCode ストリングが 処理されているときの現行文字位置から調整されます。 この例では、countryCode が処理され、originString の 先頭の 3 文字が countryCode に割り当てられます。 stateCode が処理されると、図 6 に示すように、現行文字の位置はすでに 3 文字目の 位置にあるため、stateCode ストリングを処理するための開始点を 取得するために stateCode の「フィールド・オフセット」の 1 が 現行文字位置に追加されます。
これらの基準を使用して、図 8 に示すように、items ノードの 「基本プロパティー」ペインおよび「区切り文字」ペインに以下の値を指定します。
BuyRight Pharmacy;USACAMVI334;!389!22;34980;
Taylor Drugs;USANJWLB128;!778!23!523;5667;
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<Order>
<purchaseOrder>
<storeName>BuyRight Pharmacy</storeName>
<originCode>
<countryCode>USA</countryCode>
<stateCode>CA</stateCode
<cityCode>MVI</cityCode>
<storeCode>334</storeCode>
</originCode>
<items>
<item>389</item>
<item>22</item>
</items>
<orderId>34980</orderId>
</purchaseOrder>
<purchaseOrder>
<storeName>Taylor Drugs</storeName>
<originCode>
<countryCode>USA</countryCode>
<stateCode>NJ</stateCode>
<cityCode>WLB</cityCode>
<storeCode>128</storeCode>
</originCode>
<items>
<item>778</item>
<item>23</item>
<item>523</item>
</items>
<orderId>5667</orderId>
</purchaseOrder>
</Order>