「MQ メッセージの取得 (MQ Get Message)」アクティビティーを使用して、実行時に MQ キューからメッセージを取得します。
「構成」タスクの完了後に、 アクティビティーの入力のマップおよび出力のマッピングを 行います。
フィールド | 説明 |
---|---|
キュー名 * | 統合アプライアンスがメッセージの取得を試みるときの取得元となる MQ キューの名前を指定します。 |
タイムアウト | キューからメッセージを取得するように「MQ メッセージの取得 (MQ Get Message)」アクティビティーによって要求されてから、
メッセージが返されずにタイムアウトになるまでの秒数。
このタイムアウト期間が過ぎて、メッセージがキューから返されない場合、統合アプライアンスは、メッセージの取得を再試行する前に指定の再試行時間の間、
待機します。 タイムアウトおよび再試行オプションについて詳しくは、『タイムアウトおよび再試行オプション』を参照してください。 統合アプライアンスがタイムアウトになるまでに待機しなければならない時間 (秒) を指定するには、 「後」オプションを選択して、「秒」フィールドに秒数を入力します。 デフォルトでは、「なし」オプションが選択されています。 このオプションは、統合アプライアンスがキューからメッセージを取得するために無期限に待機すること (タイムアウト期間なし) を指定します。 |
ペイロード・データ型 | メッセージ・ペイロードのデータ型 (「バイナリー」または「ストリング」) を指定します。 |
MQRFH2 ヘッダーのスキーマ・フラグメント | メッセージに MQRFH2 ヘッダーが含まれるかどうかを指定します。
メッセージに MQRFH2 ヘッダーが含まれる場合は、このチェック・ボックスを選択して、「[...]」をクリックします。 「スキーマ・タイプ・エレメントの参照」ダイアログ・ボックスで、ヘッダーを定義する XML スキーマを見つけて、
その XML スキーマの NameValueData エレメントを選択し、「OK」をクリックします。 スキーマ・フラグメントは、NameValueData エレメントおよびそのすべての子エレメントです。 注: ヘッダーを定義する XML スキーマを選択するには、そのスキーマを最初に作成してプロジェクトにロードしておく必要があります。 詳細については、『MQRFH2 ヘッダーの XML スキーマの定義およびロード』を参照してください。
|
フィールド | 説明 |
---|---|
メッセージの配信 | ここで選択できるオプションは、「固有 ID (Unique ID's)」チェック・ボックスが選択されているかどうかによって異なります。 そのチェック・ボックスが選択されている場合は、3 つのオプションがすべて選択可能です。 そのチェック・ボックスが選択されていない場合は、「1 回以上」のみが表示されます。
|
メッセージの ID は固有 | キュー上のメッセージの ID が固有であるかどうかを指定します。 |
次の表の説明に従って、MQ キューからメッセージを取得するための再試行オプションを構成します。
再試行オプション | 説明 |
---|---|
1) 再試行ごとに __ 秒待機します。 | 統合アプライアンスがキューからのメッセージの取得を試行するまでに待機する秒数。 このオプションが「構成」ペインの 「タイムアウト」フィールドや、timeout 入力パラメーターと どのように関連しているのかについて詳細を知るには、『タイムアウトおよび再試行オプション』を参照してください。 |
2) 失敗するまで __ 回の接続を試みます。 | 統合アプライアンスがキューからのメッセージの取得を試行する最大回数を指定します。
この回数を超えると、統合アプライアンスはエラーを発行して現行オーケストレーション・ジョブの処理を停止します。 「MQ メッセージの取得 (MQ Get Message)」アクティビティーが含まれているオーケストレーションがデプロイされる場合に、 統合アプライアンスは指定の MQ サーバーに接続できなかったりキューからメッセージを取得できなかったりすると、 再試行回数値に達するまでシステム・ログおよびオーケストレーション・ログにエラーを警告として記録します。 再試行回数に達した場合、統合アプライアンスがシステムおよびオーケストレーションのログにエラーを記録し、 現在のオーケストレーション・ジョブの処理を停止します。 例えば、再試行回数を 3 に設定すると、第 1、第 2、第 3 のエラーはシステム・ログに警告として表示されます。 統合アプライアンスは、第 4 のエラーをエラーとしてログに記録し、現行オーケストレーション・ジョブの処理を停止します。 このオプションが「構成」ペインの 「タイムアウト」フィールドや、timeout 入力パラメーターと どのように関連しているのかについて詳細を知るには、 『タイムアウトおよび再試行オプション』を参照してください。 |
アクティビティーの入力パラメーターが、「アクティビティーへ」パネルに表示されます。
実行時に、このアクティビティーは、 キューにあるすべてのメッセージに対して連続して繰り返されます。 これらのノードに何もマップされていない場合は、何の制約も受けないため、 キューにある最初のメッセージが「MQ メッセージの取得 (MQ Get Message)」アクティビティーによって返され、 オーケストレーションにおける次のアクティビティーが処理されます。
これらのいずれかのノードがマップされている場合は、マップされているすべてのノードの実行時の値に適合する 最初のメッセージが検出されるまで、実行時に「MQ メッセージの取得 (MQ Get Message)」アクティビティーが、 キューにある各メッセージに対して繰り返されます。 最初に適合するメッセージが「MQ メッセージの取得 (MQ Get Message)」アクティビティーによって返され、 オーケストレーションにおける次のアクティビティーが処理されます。
オプションで、次の表に定義されている入力パラメーターを使用して、 チェックリストの「構成」タスクで 「キュー名」および「タイムアウト」に対して指定した設定を実行時に動的に 指定変更できます。
例えば、MQ キュー名は、「構成」タスクで poqueue に設定できます。 実行時に、queuename 入力パラメーターを使用して MQ キュー名 newqueue をアクティビティーに渡すことができます。 実行時に動的に指定されるキュー名が、「構成」パネルで指定された元の設定を指定変更します。 この例では、統合アプライアンスは、MQ キュー newqueue でメッセージを検索します。
入力パラメーターの名前/ノード | 説明 | タスクで設定を指定変更するかどうか |
---|---|---|
timeout | キューからメッセージを取得するように要求してから再試行するまでに統合アプライアンスが待機する時間を指定します。 タイムアウト期間なし (統合アプライアンスがキューからメッセージを取得するために無期限に待機する) を指定するには、負の数値を指定します。 負の数値を指定することは、「構成」タスクで「なし」オプションを指定することと同じです。 |
timeout 入力パラメーターは、「構成」タスクの「タイムアウト」フィールドを 指定変更します。 |
queuename | 統合アプライアンスがメッセージを検索する場所となる MQ キューの名前を指定します。 | queuename 入力パラメーターは、「構成」タスクの「キュー名」フィールドで 指定されたエンコード方式を指定変更します。 |
マッピングについての一般的な説明は、『マップの作成』を参照してください。
このアクティビティーに関しては、出力パラメーターをマップする必要はありません。 マッピングについての一般的な説明は、『マップの作成』を参照してください。
「構成」タスクの「タイムアウト」フィールドで指定されたタイムアウト、 または timeout 入力パラメーターは、 キューからメッセージを取得するように「MQ メッセージの取得 (MQ Get Message)」アクティビティーによって要求されてから、 メッセージが返されずにタイムアウトになるまでの秒数を指定します。 このタイムアウト期間が過ぎて、メッセージがキューから返されない場合、 統合アプライアンスは、メッセージの取得を再試行する前に、 「1) 再試行ごとに __ 秒待機します (1) Wait ___ second(s) between each retry)」オプションで 指定された時間の間、待機します。 統合アプライアンスは、指定の再試行回数までメッセージの取得を試行し続けます。 再試行回数は、「2) 失敗するまで __ 回の接続を試みます (2) Try to connect ___ times before failing)」で指定されます。 「1) 再試行ごとに __ 秒待機します (1) Wait ___ second(s) between each retry)」および「2) 失敗するまで __ 回の接続を試みます (2) Try to connect ___ times before failing)」オプションは、再試行オプション・タスクで指定されます。