区切りデータは、可変長のレコードまたはフィールドのコレクションです。 区切り文字は、次の図のように、レコードまたはフィールドの先頭または末尾をシグナル通知するために使用します。
レコードはまた、レコード ID と呼ばれる識別コードを持つことができます。 図 2 のデータでは、各レコードの先頭はレコード ID であり、末尾は区切り文字です。
図 2 に示されているように、レコードは個別に繰り返すことができます。 繰り返しの終わりには、次のレコードのレコード ID によってマークが付けられます。 レコードは、レコードのセットとして繰り返すこともできます。 繰り返しの終わりには、セットに含まれていない次のレコードのレコード ID でマークが付けられます。
レコードにはフィールドが含まれています。 各フィールドは、フィールド区切り文字で始まります。 フィールドは、次のフィールドの先頭にある区切り文字、またはレコードの終わりで終了します。
フィールドは複合化でき、構成要素区切り文字で区切られた構成要素を含むことができます。 フィールドはまた、複数のデータ値を含むこともできます。 これらのデータ値は反復し、phone1 フィールドと phone2 フィールドに示すように、値の間に反復区切り文字を使用します。
フラット・ファイル特性 | フラット・ファイル・スキーマ実装 |
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データ内の最上位構造の区切り形式 | ルート・ノードに対して、「構造」プロパティーを「区切り (Delimited)」に設定します。 |
レコード区切り文字 | ルート・ノードまたはレコード・ノードに対して、子区切り文字を設定します。 |
レコード ID | |
反復レコード | レコード・ノードに対して、最大オカレンス・プロパティーを上限なしまたは特定の値に設定します。 |
反復レコード・セット | セットごとにグループ・ノードを作成し、セット内のレコードをグループのコンテンツにします。 |
フィールド区切り文字 | レコード・ノードに対して、子区切り文字プロパティーを設定します。 |
反復フィールド | レコード・ノードに対して、反復区切り文字プロパティーを設定します。 |
複合フィールド | それぞれを、フィールドを含むレコードの子であるサブレコードとして定義します。 |
複合フィールド内の構成要素 | サブレコード内のフィールドの子として定義します。 |
構成要素区切り文字 | 複合フィールドのレコード・ノードに対して、子区切り文字プロパティーを設定します。 |