セキュア・コネクター・インストーラーをダウンロードしてセキュア・コネクターをインストールするための手順について説明します。
Windows インストール済み環境の場合は、既存のバージョンのセキュア・コネクターがインストールされていないことを確認してください。インストールされている以前のバージョンがある場合は、アンインストールしてから続行してください。
Linux インストール済み環境の場合は、 以前のセキュア・コネクターのインストール済み環境をアンインストールする必要はありませんが、アンインストールしておくことを推奨します。
Linux マシンの場合は、グラフィカル・インターフェースを提供するために、GNOME や KDE などのデスクトップ環境をインストールしてください。
アプライアンス内にセキュア・コネクターを作成した後に、ファイアウォールの背後にあるマシンを構成して、セキュア・コネクターとファイアウォールの背後にある特定のエンドポイントの間の通信が容易になるようにする必要があります。セキュア・コネクター・インストーラーを使用して、ファイアウォールの背後にあるマシンを構成します。
セキュア・コネクター・インストーラーのダウンロード:
セキュア・コネクター・インストーラーは、Cast Iron® インストーラー CD、Fix Central、または IBM® Passport Advantage®からダウンロードすることができます。 Windows または Linux の場合は、要件に応じて 32 ビット版または 64 ビット版をダウンロードすることができます。
セキュア・コネクターをインストールするには、次のようにします。
「セキュア・コネクター・インストーラー」ウィザードが表示されます。
セキュア・コネクター・インストーラーを実行するには、次のようにします。
「セキュア・コネクターの作成」セクションでダウンロードしたセキュア・コネクター・インストーラーを開始します。
windows-agent-installer.exe (Windows の場合)
linux-agent-installer.sh (Linux の場合)
ご使用条件に同意して、インストール・ディレクトリーを選択します。
管理者として Web 管理コンソールにログインします。
「セットアップ」>「サポート情報 (Support Information)」と選択します。セキュア・コネクター・インストーラーのパラメーターを構成している間は、「サポート情報 (Support Information)」ページを開いておいてください。 「サポート情報」ページの値を適切なパラメーター・フィールドに切り貼りします。
次のパラメーターの値を指定します。
セキュア・コネクター名 - 作成したセキュア・コネクターの名前を指定します。
テナント ID - ファイル内に提供されているデフォルト値を使用します。 これは内部通信に使用されます
環境 ID - ファイル内に提供されているデフォルト値を使用します。これは内部通信に使用されます
ゲートウェイ - ファイル内に提供されているデフォルト値を使用します。 これは、当該アプライアンスが稼働しているデータ・ネットワーク IP です。
listen 対象ポート (Listen on Port) - このパラメーターを変更するのは、指定されているポートを別のサービスが使用しているか、ボックスで複数のセキュア・コネクターを実行する場合のみにしてください。
送信ポート (Transmit on Port) - このパラメーターを変更するのは、指定されているポートを別のサービスが使用しているか、ボックスで複数のセキュア・コネクターを実行する場合のみにしてください。
セキュア・コネクター認証鍵 (Secure Connector Auth Key) - クラウド内に作成したセキュア・コネクターの認証鍵を指定します。
セキュア・コネクター秘密鍵 (Secure Connector Private Key) - クラウド内にセキュア・コネクターを作成するときにダウンロードした認証秘密鍵を指定します。
コマンド・プロンプトを開き、セキュア・コネクターのインストール・ディレクトリーに移動します。
エンドポイント (すなわち SAP) に追加ライブラリーが必要な場合は、セキュア・コネクターを開始する前に追加ライブラリーをインストールする必要があります。 追加ライブラリーのインストールについて詳しくは、『セキュア・コネクター用のベンダー提供ライブラリーのインストール 』を参照してください。
コマンド・プロンプトから、以下のファイルのいずれかを実行して、セキュア・コネクターを開始します。
Windows の場合: runclient_osgi.bat
Linux の場合: runclient_osgi.sh