Oracle CRM On Demand 「オブジェクトの照会」アクティビティーの使用

Oracle CRM インスタンスでオブジェクトを照会するには、Oracle CRM On Demand 「オブジェクトの照会」アクティビティーを使用します。

このタスクについて

Oracle CRM On Demand サーバーでオブジェクトを照会するには、このタスクを使用します。 このアクティビティーの呼び出しは、同期呼び出しです。同期呼び出しでは、入力データが処理のためにアクティビティーに送信され、オーケストレーションに応答が返信されます。

手順

  1. アクティブなオーケストレーションで、「アクティビティー」タブを開いて Oracle CRM On Demand フォルダーのコンテンツを展開します。
  2. オブジェクトの照会」アクティビティー・アイコンをオーケストレーション上にドラッグします。 Oracle CRM On Demand オブジェクトの照会「チェックリスト」が表示されます。
  3. チェックリスト」で、「要約」をクリックします。
  4. アクティビティー名」フィールドの内容を確認して、必要な変更を行います。
  5. チェックリスト」で、「エンドポイントの選出」をクリックします。
  6. 参照」をクリックし、「プロジェクト・エクスプローラー」ダイアログ・ボックスを使用して、関連する Oracle CRM On Demand エンドポイントを選択します。
  7. オプション: 新規作成」をクリックして必要な接続の詳細を指定することで、エンドポイントを作成することができます。 この構成のエンドポイントを保存して使用するには、「OK」をクリックします。
    注: 詳しくは、『Oracle CRM On Demand エンドポイントの作成または編集』を参照してください。
  8. 選択したエンドポイントの構成に対して必要な変更を行うには、「編集」をクリックして、別のウィンドウでオプションにアクセスします。 変更を行うと、アクティブなオーケストレーションにおけるエンドポイントのすべての使用に、グローバルに影響します。
  9. 「チェックリスト」で、「構成」をクリックします。
  10. 参照」をクリックして、オブジェクト・タイプを選択します。 「OracleCRMOD の参照 (Browse OracleCRMOD)」ウィンドウが表示されます。
  11. OracleCRMOD の参照 (Browse OracleCRMOD)」で、「オブジェクト・タイプの検索」フィールドでオブジェクト・タイプを指定してオブジェクト・タイプをフィルターするか、オブジェクト・タイプ・リストからオブジェクト・タイプを選択します。 「OK」をクリックします。 オブジェクト・フィールドの設定が表示されます。
  12. オブジェクト・フィールド設定」で、マップするフィールドのフィールド名のチェック・ボックスを選択します。
  13. チェックリスト」で、「再試行」をクリックします。 デフォルト設定を確認して、必要な変更を行います。 詳しくは、『Oracle CRM On Demand アクティビティーの再試行オプションの指定』を参照してください。
  14. チェックリスト」から「入力のマップ」を選択します。 「オブジェクトの照会」アクティビティーの選択したオブジェクトから生成された XML スキーマが、「アクティビティーへ」パネルの request 入力パラメーターの下にノードとして表示されます。

    以下のステップを実行して、「アクティビティーへ」ペインの SearchSpec に照会ストリングを入力します。

    1. SearchSpec を右クリックして「デフォルト値の定義」オプションを選択します。
    2. デフォルト値の定義」ウィンドウで「デフォルト値」を指定します。 例えば、名前が Jo で始まる連絡先オブジェクトを照会するには、照会ストリングに "[ContactFirstName] = ‘Jo*’” と入力します。 名前が John である連絡先オブジェクトを照会するには、”[ContactFirstName] = ‘John’” と入力します。 名前が Jane Doe である連絡先オブジェクトを照会するには、照会ストリングとして "([ContactFirstName] = ‘Jane’”) AND ([ContactLastName] = ‘Doe’”) と入力します。
    3. OK」をクリックします。
    注: オブジェクト名フィールドの値を取得するには、「入力のマップ」セクションの「名前」フィールドにブランクの値を指定してください。
  15. オーケストレーション変数とアクティビティーの入力パラメーターとの間のマップを作成します。
    注: 入力構造の必須エレメントの値は、実行時に指定されている必要があります。 この値は、エレメントのデフォルト値を指定するか、エレメントを入力ノードにリンクすることによって指定できます。 実行時に必須エレメントの値が指定されていないと、アクティビティーは Web 管理コンソールから報告された例外をスローします。 実行時にオプションの入力パラメーターの値が指定されていなくても、実行時に例外はスローされません。
  16. チェックリスト」から「出力のマップ」を選択します。 アクティビティーの応答保持のために生成された XML スキーマが、「アクティビティーから」パネルの response 出力パラメーターの下にノードとして表示されます。
  17. 出力パラメーターとオーケストレーション変数との間のマップを作成します。

タスクの結果

Oracle CRM On Demand 「オブジェクトの照会」アクティビティーを構成しました。



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タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: 2013年11月7日 (木曜日)


http://pic.dhe.ibm.com/infocenter/wci/v7r0m0/topic/com.ibm.wci.doc/OracleCRMOD_query_outactivity.html