Workday エンドポイントの作成および編集

Workday エンドポイントには、Studio および統合アプライアンスが Workday アプリケーションに接続するために使用する情報が含まれています。別々のインスタンスを参照する複数のエンドポイントを作成できます。

このタスクについて

Workday エンドポイントを作成または編集するには、このタスクを使用します。
注:
Workday エンドポイントに対して行う構成プロパティーなどのすべての変更は、その編集がローカルではなくグローバルなものであることから、そのエンドポイントを使用するすべてのオーケストレーションに影響します。

手順

  1. アクティビティー」タブの「Workday」フォルダーから「オーケストレーション」ウィンドウにアクティビティーをドラッグします。「要約」パネルが表示されます。
  2. 「チェックリスト」から、「エンドポイントの選出」をクリックします。 「エンドポイントの選出」パネルが表示されます。
  3. 以下のボタンのいずれかをクリックします。
    1. 参照 — 「プロジェクト・エクスプローラー」から既存のエンドポイントを選択します。 「プロジェクト・エクスプローラー」には、アクティビティーのために使用できるプロジェクト内のすべてのエンドポイントが表示されます。 エンドポイントを選択すると、エンドポイントのプロパティーが「エンドポイントの選出」パネルに表示されます。
    2. 新規作成 - 新規エンドポイントを作成します。 「エンドポイントの作成」ウィンドウが開きます。
    3. 編集 — 既存のエンドポイントを編集します。 「エンドポイントの編集」ウィンドウが開きます。
  4. 次の表に示されたフィールドに入力します。
    表 1. 接続の詳細
    フィールド名 説明
    Workday
    ドメイン・ネーム Workday エンドポイントのドメイン・ネームを指定します。任意のドメイン・ネームを指定することも、ウォーターマーク参照として指定されたサンドボックス・ドメイン・ネームを使用することもできます。
    テナント名 Workday エンドポイントのテナント名を指定します。任意のテナント名を指定することも、ウォーターマーク参照として指定されたサンドボックス・テナント名を使用することもできます。
    ログイン
    ユーザー名 Workday アプリケーションに接続するユーザー名を指定します。任意のユーザー名を指定することも、ウォーターマーク参照として指定されたユーザー名を使用することもできます。
    パスワード Workday アプリケーションに接続するユーザー名に関連付けられたパスワードを指定します。任意のパスワードを指定することも、ウォーターマーク参照として指定されたパスワードを使用することもできます。
    接続タイムアウト
    エンドポイントへの接続を確立しているとき、___ 秒後にタイムアウトになります。 アクティビティーがエンドポイントで要求を実行してから、エンドポイントが応答せずにタイムアウトになるまでの時間 (秒) を指定します。デフォルトは 300 秒です。
    プロキシー
    プロキシー・サーバーを介した接続 プロキシー接続詳細を有効にすることができます。
    認証 統合アプライアンスがリモート・サーバーへの接続時に使用する認証のタイプを選択できます。 以下のいずれかの認証モードをリストから選択してください。
    • 基本 (Basic) - 指定したユーザー名とパスワードを暗号化せずにサーバーに送信します。 これは、最も保護レベルの低い認証スキーマです。
    • ダイジェスト (Digest) - 指定したユーザー名とパスワードを、サーバーに送信する前に暗号化します。 これは、「基本 (Basic)」認証より保護レベルの高い認証オプションです。
    • NTLM - サーバーのドメイン・ネームで NTCredentials のインスタンスを使用可能にすることを要求します。 この認証は、最も保護レベルの高い認証オプションです。

      NTLM 認証オプションを選択した場合、統合アプライアンスは、要求ではなく接続を認証します。 そのため、統合アプライアンスは、新しい接続が確立されるたびに認証を行います。 認証プロセス中は、接続を開いたままにしておく必要があります。 NTLM を使用して、プロキシーとサーバーの両方で認証を行うことはできません。

      注: ユーザー名にドメインの接頭部を付けないでください。
    レルム 基本 (Basic)」または「ダイジェスト (Digest)」認証オプションを選択する場合は、レルムを指定できます。 レルムを指定しない場合、アクティビティーは「任意のレルム」に対して認証を行います。「NTLM」認証オプションを選択する場合は、ドメインを指定する必要があります。ドメインを指定しない場合、エンドポイント構成は無効となり、エラーが発生します。
    ホスト名 プロキシー・サーバーのホスト名を指定します。
    ポート プロキシー・サーバーへの接続に必要なポート番号を指定します。
    ユーザー名 プロキシー・サーバーへの接続に必要なユーザー名を指定します。
    パスワード プロキシー・サーバーへの接続に必要なパスワードを指定します。
  5. 完了したら、「接続のテスト」をクリックして、Workday アプリケーションに接続できることを確認します。
  6. OK」をクリックします。



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タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: 2013年11月7日 (木曜日)


http://pic.dhe.ibm.com/infocenter/wci/v7r0m0/topic/com.ibm.wci.doc/Workday_Creating_or_Editing_an_Endpoint.html