統合アプライアンスの状態について

高可用性 (HA) ペアを構成する統合アプライアンスは、さまざまな状態のいずれかになります。HA ペアを構成する統合アプライアンスの状態には、以下があります。

HA ペアを構成する統合アプライアンスの状態には、以下があります。
ACTIVE_1
アクティブ・マシンは、スタンバイ・マシンと通信できません。ただし、アクティブ・マシンがデータの処理を続行します。
ACTIVE_2
アクティブ・マシンは正常にデータを処理していて、ピア HA マシンと通信できます。
IDLE
アクティブ・マシンまたはスタンバイ・マシンにハードウェア問題またはソフトウェア問題が発生すると表示されます。IDLE 状態は、HA ペア間のデータ保全性を確保するのに役立ちます。IDLE は、必ずしもエラー状態であるとは限りません。
例えば、アクティブ・マシンで電源の入れ直しが行われると、アクティブ・マシンは IDLE 状態になり、スタンバイ・マシンの状態を確認できるまで、この状態を維持します。
STANDBY
スタンバイ・マシンは、アクティブ・マシンと正常に同期化しています。
TRANSITIONING
リブートの直前または直後にこの状態になる場合があります。一般に、HA ペアを構成するマシンは、リブート後に、初期化、ピアの検出、および適切な状態への遷移を完了するまでの期間、この状態を維持します。
UNKNOWN
ピア・マシンが使用不可の場合にこの状態になります。例えば、スタンバイ・マシンの電源がオフになっていると、アクティブ・マシンはピア・マシン (スタンバイ・マシン) の状態が UNKNOWN であると提示します。



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タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: 2013年11月7日 (木曜日)


http://pic.dhe.ibm.com/infocenter/wci/v7r0m0/topic/com.ibm.wci.HAOverview.doc/HA_about_IAStates.html