ノード・セット制約のある数学関数

以下の数学関数は、ノードのセットから値を計算します。
  • Average
  • Count
  • Maximum
  • Minimum
  • Sum

例えば Sum 関数は、ItemPrice が繰り返しソース・ノードである場合に、すべての ItemPrice ノードの合計値を計算します。

これらの関数では、単一ノードを含め、複数のノード・セットをパラメーターとして使用できます。 また、ノード・セットを受け入れる関数のパラメーターとして、リテラル数または他の数学関数の結果を使用することもできます。

その他の数学関数またはリテラルの組み合わせにおける制約事項

数値または他の関数を使用してノード・セット・パラメーターを指定する際、一部の数学関数では、ノード・セットの最初のオカレンスを計算で使用します。 マッピング・ルールでは、セットの 1 つのノードのみをパラメーターとして処理する関数を、ノード・セット全体を処理する別の関数にリンクすると、ノード・セット全体からの値が最終結果に含まれません。

例えば、マッピング・ルールで Multiply 関数が Sum 関数にリンクされている場合は、実行時に Multiply 関数の結果が Sum 関数への入力になります。 Multiply 関数への入力が繰り返し項目構造である場合、Multiply 関数は、UnitPriceQuantity を乗算し、その結果を Sum 関数に渡します。 Sum 関数の結果は、すべての項目の合計増値ではなく、最初の UnitPriceQuantity の積になります。

注: Count 関数は、通常はマップできない構造ノードまたは選択ノードを含め、ソース・ノードをパラメーターとして受け入れます。



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タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: 2013年11月7日 (木曜日)


http://pic.dhe.ibm.com/infocenter/wci/v7r0m0/topic/com.ibm.wci.doc/ref_Math_Functions_with_Node_Set_Constraints.html