「オブジェクト内の検索」アクティビティーを構成するには、Sforce Object Search Language (SOSL) 照会を作成する必要があります。 以下のセクションでは、「オブジェクト内の検索」アクティビティーの構成、SOSL 照会の作成、 および IBM® Cast Iron® の SOSL 構文ルールの指定を行う手順について説明します。
SOQL 照会の作成時に、SOQL ステートメントの WHERE 文節で動的パラメーターを使用できます。 その場合、Studio は、このパラメーターをアクティビティーの入力パラメーターとして動的にマップできます。 これにより、オーケストレーションへの入力に基づく照会を動的に制御できます。
SForce Object Query Language では、パラメーター化された照会に対して構文は定義されません。ただし、Cast Iron では、いくつかの独自の SOQL 構文ルールが適用されます。 パラメーターは、単純式でもセット式でも使用できます。
パラメーター | 有効または無効 |
---|---|
$AnAccount | 有効 |
$a123_456 | 有効 |
$123a | 無効 |
$_id | 無効 |
SELECT Name from Account where Name like $param and createdDate > $param
式のタイプ | 説明 |
---|---|
単純式 | 例: Select ID from Account where Name = $NameParam 式の左側にあるフィールドの SoapType によって、パラメーター・タイプが決定されます。 フィールド・タイプがヌル可能であり、演算子が ( = ) または ( != ) である場合は、パラメーターはヌル可能です。 このパラメーターで xsi:nil=true と設定すると、このパラメーター値は代入時にヌルに設定されます。 このパラメーターのタイプではパラメーターを (‘) 単一引用符で囲まなければならない場合は、 このパラメーターの値は代入時に単一引用符で囲まれ、その内容は自動的にエスケープされます。 SOQL の場合、(\) 円記号および (‘) 単一引用符はエスケープされます。 |
セット式 | 例: Select ID From Account where ID in $idList このパラメーターのタイプは、式の左側にあるフィールドの SoapType の反復シーケンスです。 このパラメーターはヌル可能ではなく、エレメント上に minOccurs=1、maxOccurs=unbounded があります。 シーケンスは、正しいセット値になるように実行時に拡張されます。 例えば、次のようになります。 Select Id From Account where Id in (‘value1',‘value2') |
セット式の一部 | セット・リスト内のパラメーターは、単純式のパラメーター・タイプのように扱われます。次の例を参照してください。SELECT Name from Account where BillingState
IN (‘California', $state2) この例では、$state2 パラメーター・タイプは Account BillingState フィールドの SoapType であり、反復エレメントではありません。 このパラメーターはヌル可能ではありません。 |