Split アクティビティー

Split」アクティビティーは「For Each」アクティビティーのバリエーションで、これを使用すると、非常に大きいメッセージを分割してパフォーマンスを向上させることができます。

実行時に「Split」アクティビティーは変数の繰り返しエレメントを反復し、 反復のたびにアクティビティーを処理します。 「Split」アクティビティーでは、 各ループで返される繰り返しエレメントの数を定義しますが、一方「For Each」アクティビティーでは、各ループごとに返される繰り返しエレメントは常に 1 つです。
「Split」アクティビティーを使用するには、次のステップを実行します。
  1. アクティビティー」タブを開きます。
  2. アクティビティー」タブの「ロジック (Logic)」フォルダーを開きます。
  3. Split」アクティビティーをオーケストレーション上にドラッグします。
  4. 要約」ペインに表示されるプロパティー・フィールドに入力します。

必要に応じて、他のアクティビティーを Split ループ内に追加できます。 「ループの切断」または「続行」アクティビティーを使用して、 Split ループの反復を制御します。

プロパティー

Split」アクティビティーでこれらのフィールドを完成させるには、以下のようにします。
フィールド 説明
アクティビティー名 アクティビティーの名前を指定します。
変数名 オーケストレーションに定義されている変数のリストを表示します。 ループさせる繰り返しエレメントを含む変数を選択します。
エレメント名 ループさせる繰り返しエレメントを指定します。 繰り返しエレメントを参照するには、[...] をクリックします。 「繰り返しエレメントの選択」ダイアログ・ボックスが表示されます。 繰り返しエレメントを選択して「OK」をクリックします。 繰り返しエレメントを参照する XPath 式が、「エレメント名」フィールドに表示されます。 生成された XPath 式は、「エレメント名」フィールドで編集できます。
ループごとに __ 個の繰り返しエレメントを返す (Return __ Recurring Elements Per Loop) 各ループで返される繰り返しエレメントの数を指定します。 繰り返しエレメントは、loopvalue_X 変数に保管されます。
結果を保管する変数
変数名 各ループで返される繰り返しエレメントのセットを保持する変数を指定します。 「変数名」フィールドには、このアクティビティーで自動的に作成される loopvalue_X 変数が取り込まれます。
重要: loopvalue_X 変数は、 「Split」アクティビティーの外では使用しないでください。 これらの変数の有効範囲は、「Split」アクティビティーに限定されています。



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タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: 2013年11月7日 (木曜日)


http://pic.dhe.ibm.com/infocenter/wci/v7r0m0/topic/com.ibm.wci.doc/orch_split_activity.html