このアクティビティーは、指定のタイプの Salesforce.com オブジェクトを 1 つ以上取得する場合に使用します。
Salesforce.com API では、1 回の呼び出しで取得できるオブジェクトの数が 2,000 個に制限されていますが、
WebSphere® Cast Iron Salesforce.com コネクターではそのような制限はありません。
「オブジェクトの取得」アクティビティーを使用すれば、無制限の数のオブジェクトを取得できます。
「オブジェクトの取得」アクティビティーの使用
- 「Activities」タブで「Salesforce.com」ディレクトリーを開き、「オブジェクトの取得」アクティビティーを見つけます。
- アクティビティーをオーケストレーションに追加します。
アクティビティーのチェックリストおよび要約がオーケストレーションの下に表示されます。
- Salesforce.com エンドポイントを選択します。
Salesforce.com エンドポイントの作成または編集についての説明は、『Salesforce.com エンドポイントの作成または編集』を参照してください。
- Salesforce.com オブジェクト・タイプとオブジェクト・フィールド設定を選択して、アクティビティーを構成します。
統合アプライアンスが Salesforce.com API から取得できるオブジェクト・タイプのみが表示されます。
- このアクティビティーの「再試行」パラメーターと「タイムアウト」パラメーターを指定します。
- このアクティビティーの入力をマップします。
- このアクティビティーの出力をマップします。
「オブジェクトの取得」アクティビティーの入力をマップする
- 「チェックリスト」で「入力のマップ」を選択します。
「アクティビティーへ」ペインに ids エレメントが表示されます。このエレメントには、統合アプライアンスが Salesforce.com から取得する ID のコレクションが含まれています。
- (オプション) デフォルト・ノードを
右クリックして「オプション・パラメーターの表示」を
選択し、このアクティビティーに対して以下のオプション入力パラメーターを表示します。
- MruHeaderUser
- CallOptions
- 接続 (connection)
- sessionInfo
- 「入力の選択...」をクリックして、マップの入力変数を選択します。
変数の作成についての説明は、『変数の作成』を参照してください。
- 必要に応じて、入力パラメーターを変数にマップします。
マッピングについての説明は、『マップの作成』を参照してください。
オプション・フィールド・エレメントと
ヌル可能フィールド・エレメントの動作は以下のとおりです。
- 取得されるフィールドがヌルの場合、
統合アプライアンスは結果において xsi:nil 属性を true に設定します。
- 入力 ID が無効であったり、入力 ID が指定のオブジェクト・タイプを
表していなかったりする場合、
統合アプライアンスは、オブジェクト・エレメント全体で、
結果セットにおけるそのエレメントの位置に関して xsi:nil を true に設定します。
「オブジェクトの取得」アクティビティーの出力をマップする
- 「チェックリスト」で、「出力のマップ」を選択します。
「アクティビティーから」パネルに objects エレメントが表示されます。このエレメントには、
構成手順においてフィールド・プリファレンス・テーブルで選択されたすべてのフィールドが含まれています。
- 「出力の選択...」をクリックして、マップの出力変数を選択します。
変数の作成についての説明は、『変数の作成』を参照してください。
- 必要に応じて、出力パラメーターを変数にマップします。
マッピングについての説明は、『マップの作成』を参照してください。