グループまたはグループ・タイプの追加

このタスクについて

グループを追加する理由

グループを使用すると、一連のレコードの反復オカレンスを作成できます。 例えば、ループを定義するために EDI メッセージでグループを使用します。 複数のレコードを含む反復の始まりと終わりを明確に示す追加の区切り文字または構造がデータで提供されていない場合にのみ、グループが必要になります。 次のデータ例は、グループを使用して定義可能なレコードの反復セットを示しています。

グループには、任意数のレコードまたは他のグループを入れることができます。 グループにフィールドを入れることはできません。 前述の入力フラット・ファイル・データをモデル化するためのグループの使用例については、『グループの例』を参照してください。

グループは「スキーマ・レイアウト」タブで作成します。 グループ・タイプに基づいていないグループは、次のアイコンを使用して「スキーマ・レイアウト」タブに表示されます。

グループ・タイプに基づくグループは、次のアイコンを使用して「スキーマ・レイアウト」タブに表示されます。

注: グループはプロジェクトに対してグローバルではなく、現行フラット・ファイル・スキーマでのみ再使用が可能です。

グループ・タイプを追加する理由

グループ・タイプを使用すれば、反復するレコードまたはグループのセットを一度定義するだけで、そのセットをフラット・ファイル・スキーマ内で何度も使用できます。 グループ・タイプに定義されたオカレンス・プロパティーおよび内容は、そのタイプに基づくすべてのグループに継承されます。

注:
  • グループ・タイプに基づくグループには、グループ・タイプから継承されたノード以外の内容を入れることはできません。
  • グループ・タイプから継承された内容は、「スキーマ・レイアウト」タブに表示されません。
  • グループ・タイプは、他のグループ・タイプに基づくことも可能です。
  • グループ・タイプはプロジェクトに対してグローバルではなく、現行フラット・ファイル・スキーマでのみ再使用が可能です。

グループ・タイプは「タイプ・ライブラリー」タブで作成します。 グループ・タイプに基づいていないグループ・タイプは、次のアイコンを使用して「タイプ・ライブラリー」タブに表示されます。

グループ・タイプに基づくグループ・タイプは、次のアイコンを使用して「タイプ・ライブラリー」タブに表示されます。

グループまたはグループ・タイプの追加

次の手順で説明しているように、グループとグループ・タイプの追加手順は、最初に選択するタブを除いては同じです。 グループまたはグループ・タイプを追加するには、以下のようにします。

手順

  1. 「プロジェクト」タブから「フラット・ファイル・スキーマ」を開きます。
  2. 適切なタブを選択します。
    • グループを追加するには、「スキーマ・レイアウト」タブを選択します。
    • グループ・タイプを追加するには、「タイプ・ライブラリー」タブを選択します。
  3. 適切なタブを選択します。
    • グループを追加するには、「スキーマ・レイアウト」タブを選択します。
    • グループ・タイプを追加するには、「タイプ・ライブラリー」タブを選択します。
  4. リストから以下のいずれかのオプションを選択します。
    • 「新規の子」 > 「グループ」: グループを現行ノードの子として追加する場合。
    • 「新規の兄弟」 > 「グループ」: グループを現行ノードの兄弟として追加する場合。
    • 新規の子」: 現行グループまたはレコードの子としてグループを一括で追加する場合。
  5. 新規グループ」ダイアログ・ボックスで、有効なノード名「グループ名」フィールドに入力します。
  6. このグループをグループ・タイプに基づくものにするには、「グループに基づく」リストからグループ・タイプを選択します。
  7. 「OK」をクリックします。グループ・ノードが適切なタブ (「スキーマ・レイアウト」または「タイプ・ライブラリー」) に表示され、「基本プロパティー」ペインにグループ・プロパティーが表示されます。
  8. グループのプロパティーを指定します。

    このグループがグループの内容を定義するグループ・タイプに基づく場合、これでグループは完成です。 そうでない場合は、グループの内容を定義します。