構成プロパティーの作成

プロジェクトの構成プロパティー (名前/値のペア) を作成します。 構成プロパティーを使用して、マッピング・エディターでの、マップの宛先ノードのデフォルト値を設定します。 

このタスクについて

Studio のツールバー・メニューの「プロジェクト」 > 「構成プロパティー」オプションを使用して、プロジェクトに構成プロパティーを追加すると、それらのプロパティーのいずれかを選択して、エンドポイントのいくつかのフィールドの値や、マップの宛先ノードのデフォルト値を設定することができます。

例えば、Studio で「ストリング」タイプの myDatabaseName という名前の構成プロパティーを作成するとします。 データベース・エンドポイントを構成するときに、「データベース名」フィールドをクリックすると、フィールドの右側に アイコンが表示されます (少なくとも 1 つの「ストリング」タイプの構成プロパティーが既に作成されていたためです)。 アイコンをクリックして、メニューから myDatabaseName 構成プロパティーを選択します。 エンドポイントのデータベース名は、Studio による設計時にも統合アプライアンスによる実行時にも、myDatabaseName 構成プロパティーによって設定されます。構成プロパティーは、「ストリング」タイプまたは「パスワード」タイプのいずれかになります。

マップの宛先ノードは、マッピング・エディターの右のペインに表示されます。詳しくは、『宛先ノードのデフォルト値の割り当て』を参照してください。

構成プロパティーを作成する場合は、「構成プロパティー」ダイアログ・ボックスまたはクイック作成方式のいずれかを使用できます。

「構成プロパティー」ダイアログ・ボックスを使用して構成プロパティーを作成するには、以下のようにします。

手順

  1. 「プロジェクト」を開きます。
  2. ツールバー・メニューから「プロジェクト」 > 「構成プロパティー」を選択します。 「構成プロパティー」ダイアログ・ボックスが表示されます。
  3. 「名前の追加 (Add Name)」フィールドに、作成するプロパティーの名前を入力します。
  4. 「タイプ」リストで、「ストリング」または「パスワード」を選択します。
  5. 「作成」をクリックします。 プロパティー・リストに新しいプロパティーの名前とタイプが表示されます。
  6. 新しく作成したプロパティーの「値」列をクリックします。
  7. プロパティーの値を入力します。タイプが「パスワード」の場合は、値がマスクされます。
  8. Enter キーを押すか、「値」表セルの外をクリックして、編集作業を停止します。
  9. 必要に応じて、さらにプロパティーを追加する作業を続けます。終了したら、「OK」をクリックします。

「構成プロパティー」ダイアログ・ボックスで構成プロパティーを作成する代わりに、クイック作成オプションを使用して、Studio のテキスト・フィールドから構成プロパティーを直接定義することもできます。クイック作成オプションが有効になっているフィールドでは、緑色の小さな地球のアイコンが右下隅に表示されます。

「構成プロパティー」ダイアログ・ボックスで作成した構成プロパティーと同じく、これらの構成プロパティーの値も、プロジェクトの公開後に Web 管理コンソール (WMC) を使用して変更できます。

WMC で構成プロパティーの値を更新しても、Studio で定義した構成プロパティーの元の値は影響を受けません。

クイック作成オプションで構成プロパティーを作成するには、以下のようにします。
  1. 「有効にする (Enabled)」フィールドで、緑色の地球のアイコンをクリックします。 「構成プロパティーの作成」ウィンドウが表示されます。
  2. テキスト・フィールドに、このプロパティーの名前を入力します。
  3. 「作成」をクリックして、その項目を再使用可能なプロパティーとして保存します。
そのプロパティーが現在のテキスト・フィールドに表示され、 アイコンが緑色の地球のアイコンに置き換えられ、そのプロパティーが「構成プロパティー」ダイアログ・ボックスに保存されます。