その他の設定

フラット・ファイル、SSL/Kerberos、セッション・ログイン、XML スキーマ、現行プロジェクトに関する設定はすべて、「設定」ダイアログ・ボックスで構成できます。

表 1. フラット・ファイル設定
ボタンまたはオプションのラベル 説明
サンプル・ファイルの最大プレビュー・サイズ (KB)

このフィールドでは、フラット・ファイル・スキーマをテストするときに、「テスト」タブの左側にある「ソース」ペインに表示するデータの量を KB 単位で指定します。フラット・ファイル・スキーマを設計するために、大きなソース・データ・ファイルの先頭の部分だけを表示すれば十分な場合に、このフィールドは便利です。

このフィールドは、「テスト」タブで「テスト」アイコンをクリックしたときに変換されるファイルのサイズとは無関係です。「サンプル・ファイルの最大サイズ (KB)」フィールドで、ソース・データ・ファイル全体をロードできるだけの大きなサイズが設定されていれば、ファイル全体が変換されます。

サンプル・ファイルの最大サイズ (KB)

このフィールドでは、フラット・ファイル・スキーマをテストするときに、そのテストのために Studio にロードするテスト・データのサイズの制限値を KB 単位で指定します。サンプル・データでサポートされている最大のサイズは、2000 KB です。このフィールドで 2000 KB より大きい値を指定すると、Studio によって値が 2000 KB にリセットされます。

表 2. SSL/Kerberos 設定
ボタンまたはオプションのラベル 説明
Kerberos レルム

Kerberos レルムを指定します。

Kerberos サーバー名

Kerberos サーバー名を指定します。

鍵ストア・パス

ローカル Java 鍵ストアのパスを指定します。

鍵ストア・パスワード

鍵ストアにアクセスするためのパスワードを指定します。

表 3. セッション・ログイン設定
ボタンまたはチェック・ボックスのラベル 説明
ユーザー名

Studio は、このユーザー名を使用して WebSphere® Cast Iron TIP リポジトリーにログインします。

パスワード

Studio は、このパスワードを使用して WebSphere Cast Iron TIP リポジトリーにログインします。

URL
WebSphere Cast Iron サービスのログインの URL を指定します。
注: デフォルト値を変更しないでください。
ホスト名

プロキシー・ホストを使用する場合に、そのプロキシー・ホストを指定します。

ポート

プロキシー・サーバーのポート。デフォルト値は 8080 です。

表 4. XML スキーマ設定. 現時点で開いた状態になっているプロジェクトの XML スキーマ (WSDL も含む) ごとに Studio が割り振ったり表示したりする子レベルの数を以下の設定で指定します。
ボタンまたはチェック・ボックスのラベル 説明
メモリー内に割り振るスキーマの子ノード・レベルの数
メモリー内に割り振る XML スキーマの子ノード・レベルの数を指定します。これはつまり、XML スキーマのメタデータを格納する Studio の内部ツリーに割り振る子ノードの数です。
注: 子ノード・レベルの数として大きな数を指定すると、Studio のパフォーマンスに悪影響を与える可能性があります。
再帰的ノード・レベルの数
再帰的ノード・レベルの数を指定します (この値の対象になるのは、作成とグラフィカル表示の両方です)。 
注: 再帰的ノード・レベルの数として大きな数を指定すると、Studio のパフォーマンスに悪影響を与える可能性があります。
スキーマをグラフィカル表示するときに最初に展開する子ノード・レベルの数

XML スキーマをグラフィカル表示するときに最初に展開する子ノード・レベルの数を指定します。 例えば、設定でこの制限値を 6 に設定し、「入力のマップ」タスクの「オーケストレーションから」ペインのために選択した変数に格納されているノード・レベルが 8 である場合 (input/po/purchase/widgetId/price/discount/special/december)、最初の 6 レベル (input/po/purchase/widgetId/price/discount) のみが「入力のマップ」タスクに表示されます。 展開されていない子ノードの横にある + 記号をクリックすれば、その子ノードを手動で展開できます。

表 5. 現行プロジェクトの設定. 現時点で開いた状態になっているプロジェクトのパスワードを暗号化するかどうかを以下の設定で指定します。
チェック・ボックスのラベル 説明
公開時にパスワード構成プロパティーを暗号化

チェック・マークを付けると、公開時にパスワードが暗号化されます。IBM® WebSphere Cast Iron 4.5 リリース以降は、この設定がデフォルトです。4.5 リリースより前は、パスワードを対称モードでエンコードする、という動作でした。現行プロジェクトから 4.5 より前のプロジェクトにパスワードを送信する予定がある場合は、このチェック・ボックスをクリアしてください。そうすれば、4.5 より前のプロジェクトでパスワードを取り込むときに、エラーが発生する事態を回避できます。