Web サービス「サービスの提供」アクティビティーでは、 gzip 形式を使用した圧縮解除のみがサポートされます。
「サービスの提供」アクティビティーでは、 HTTP/HTTPS 1.0 プロトコルを使用した HTTP 要求の受信のみがサポートされます。
これらの条件は「サービスの提供」アクティビティーの圧縮解除ランタイム動作に影響します。 これらの条件については、以降のセクションおよび『ランタイム圧縮解除動作』セクションの表に説明があります。
Content-Encoding ヘッダーの値は、『ランタイム圧縮解除動作』セクションにある表の 3 列目の「Content-Encoding の値」というラベルの列に示されています。
「サービスの提供」アクティビティーのデフォルトでは、 圧縮解除はアクティビティー・レベルでオンに設定されています。 アクティビティー・レベルで圧縮解除をオフにするには、「圧縮/圧縮解除の使用」チェック・ボックスの選択を解除します。 「圧縮/圧縮解除の使用」チェック・ボックスは、アクティビティーの「構成」タスクで使用できます。『ランタイム圧縮解除動作』セクションにある表の 2 列目の「圧縮/圧縮解除の使用」チェック・ボックスというラベルの列は、「圧縮/圧縮解除の使用」チェック・ボックスの設定を示しています。
圧縮/圧縮解除の使用チェック・ボックス (アクティビティー・レベル) | Content-Encoding の値 (メッセージ・レベル) | 統合アプライアンスの圧縮解除ランタイム動作 |
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選択 | gzip | 統合アプライアンスは、 gzip 形式を使用して要求の本体を圧縮解除します。Content-Encoding の値は、 アクティビティーから返された headers 出力パラメーターで gzip に 設定されます。 |
選択 | 設定されていない | 統合アプライアンスは要求の本体をそのまま (変更せずに) 送信 します。アクティビティーから返された headers 出力パラメーター に Content-Encoding の値は設定されていません。 |
選択 | identify | 統合アプライアンスは要求の本体をそのまま (変更せずに) 送信 します。アクティビティーから返された headers 出力パラメーター に Content-Encoding の値は設定されていません。 |
選択 | gzip または identity 以外の ストリング | 統合アプライアンスは 415 (サポートされないメディア・タイプ) 応答コードを 送信します。 |
クリア | 値は無効 | 統合アプライアンスは要求の本体を圧縮解除しません。 要求内の Content-Encoding の現行値がアクティビティーの headers 出力パラメーターに そのまま渡されます。例えば、Content-Encoding の値が gzip に設定され、 「圧縮/圧縮解除の使用」チェック・ボックスがクリアされている場合、 統合アプライアンスは要求の本体の圧縮解除を行いませんが、 Content-Encoding はアクティビティーの headers 出力パラメーターで gzip に 設定されます。 |
圧縮/圧縮解除の使用チェック・ボックス (アクティビティー・レベル) | Accept-Encoding の初期値 | エンドポイントが圧縮をサポートする | HTTP 要求で Web サービスに渡される Accept-Encoding の値 |
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選択 | gzip,deflate | はい | Accept-Encoding ヘッダーは、要求では gzip,deflate に設定されます。 |
値は無効 | 値は無効 | いいえ | Accept-Encoding ヘッダーの現行値は、 現状のまま要求に渡されます。 |
クリア | 値は無効 | 値は無効 | Accept-Encoding ヘッダーの現行値は、 現状のまま要求に渡されます。 |
圧縮/圧縮解除の使用チェック・ボックス (アクティビティー・レベル) | HTTP 応答の Content-Encoding 値 (メッセージ・レベル) | エンドポイントが圧縮をサポートする | 応答受信時の統合アプライアンス圧縮解除ランタイム動作 |
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選択 | gzip | はい | 統合アプライアンスは、gzip 形式を使用して、応答本体を圧縮解除します。 |
選択 | deflate | はい | 統合アプライアンスは、deflate 形式を使用して、応答本体を圧縮解除します。 |
選択 | identity | はい | 統合アプライアンスは応答の本体を圧縮解除しません。 |
選択 | Accept-Encoding ヘッダーにリストされない値 | はい | 統合アプライアンスは、応答データが非送信請求コンテンツのエンコード・タイプで受信されたというエラーをログに記録します。 |
選択 | 値は無効 | いいえ | 統合アプライアンスは応答の本体を圧縮解除しません。 Content-Encoding ヘッダーの現行値は、現状のまま応答に渡されます。 |
クリア | 値は無効 | 値は無効 | 統合アプライアンスは応答の本体を圧縮解除しません。Content-Encoding ヘッダーの現行値は、現状のまま応答に渡されます。 |