「コンポーネント・インターフェースの検索」アクティビティーの使用

このアクティビティーは、コンポーネント・インターフェースでの「Find メソッド (Find Method)」に相当します。 このアクティビティーでは、レベル 0 の検索キーを使用して、コンポーネント・インターフェースの特定インスタンスに対して部分キー検索が実行されます。 このアクティビティーでは、検索基準に適合するコンポーネント・インターフェース・インスタンスのコレクションが返されます。 検索基準に適合するコンポーネント・インターフェース・インスタンスがない場合、コレクションのカウントはゼロです。

要件

プロジェクトには、既存の PeopleSoft エンドポイントが必要です。 PeopleSoft エンドポイントがない場合、入出力マッピングは使用不可になります。
注: PeopleSoft エンドポイントがまだない場合は、 『PeopleSoft .jar ファイルのコンパイルおよびインポート』の 説明に従って、必要な PeopleSoft .jar ファイルのコンパイル、コピー、およびインストールを行ってください。
このアクティビティーを構成するには、以下の手順が必要です。

PeopleSoft アクティビティーのオーケストレーションへの追加

  1. アクティブなオーケストレーションで、「アクティビティー」タブを開いて PeopleSoft フォルダーのコンテンツを展開します。
  2. 「コンポーネント・インターフェースの検索」アクティビティーをオーケストレーション上にドラッグします。
  3. このアクティビティーがオーケストレーションに表示されると、 「コンポーネント・インターフェースの検索」チェックリストが下に表示されます。

アクティビティー名の変更

  1. 「チェックリスト」で「要約」をクリックします。
  2. 「アクティビティー名」フィールドの内容を確認して、必要な変更を行います。

PeopleSoft エンドポイントの選出

  1. 「チェックリスト」「エンドポイントの選出 (Pick Endpoint)」をクリックします。
  2. 「参照」をクリックし、「プロジェクト・エクスプローラー」ダイアログ・ボックスを使用して、関連する PeopleSoft エンドポイントを選択します。複数がリストされることもあります。
    ヒント: 「新規作成」をクリックして必要なエンドポイントを作成できます。詳しくは、『PeopleSoft エンドポイントの作成または編集』を参照してください。
  3. 「OK」をクリックすると、エンドポイント固有の構成オプションが読み取り専用状態で表示されます。
    注: 選択されたエンドポイントの構成を変更する必要がある場合は、「編集」をクリックしてオプションをアクティブにします。変更を行うと、アクティブなオーケストレーションにおけるこのエンドポイントのすべての使用に、グローバルに影響します。

アクティビティーの構成

  1. 「チェックリスト」で「構成」をクリックします。
  2. 「コンポーネント・インターフェース名」フィールドで、「参照」をクリックします。
  3. 「コンポーネント・インターフェースの表示」ダイアログ・ボックスで、関連するインターフェースを選択して「選択」をクリックします。
  4. 「チェックリスト」で「再試行」をクリックします。
  5. デフォルト設定を確認して、必要な変更を行います。詳しくは、『PeopleSoft アクティビティーのための再試行パラメーターの指定』を参照してください。

入力のマッピング

このオーケストレーションの他のデータ・ソースにエンドポイントをまだ挿入していない場合は、このステップを進める前に挿入してください。入力は、オーケストレーション (変数) から PeopleSoft エンドポイント (パラメーター) に送信されたデータを表します。

  1. 「チェックリスト」で「入力のマップ」をクリックします。 オプションのセットが表示され、 「アクティビティーへ」リストに PeopleSoft インターフェース固有の変数が表示されます。
  2. (「オーケストレーションから」リストの上の)「入力の選択」をクリックします。
  3. 「入力の選択」ダイアログ・ボックスは、他のエンドポイントに関連するすべての変数をリストします。
    ヒント: オーケストレーション変数が表示されない場合は、『カスタム変数の作成』の手順に従って、オーケストレーション変数をこのダイアログ・ボックスに追加します。
  4. 変数を選択してから、「OK」をクリックします。
    注: 1 つの変数が 1 つ以上のパラメーターを含んでいることもあります。
  5. アクティビティーをリンクするには、「オーケストレーションから」リストの変数をクリックして、「アクティビティーへ」リストにリストされているパラメーターにドラッグします。

    リンクが実行可能な場合、2 つのアクティビティーをリンクする線が表示されます。

  6. この手順を繰り返して、他のオーケストレーション変数と PeopleSoft パラメーターをリンクさせます。
  7. 入力リンクをテストするには、「テスト」をクリックします。

    「入力テスト・ファイル」表は、リンクされたすべての変数/パラメーターをリストします。

  8. 「ロケーション」列で、小さな青いボタンをクリックします。
  9. 「参照」ダイアログ・ボックスを使用して入力テスト・ファイルを選択します。
  10. 「テストの実行」をクリックします。

    テスト結果は下の列に表示されます。

ヒント: マップのリンクを変更せずに、マップに使用されている変数を置換できます。 詳しくは、『マップで使用される変数の置換』を参照してください。

カスタム変数の作成

「オーケストレーションから」リストにカスタム変数を作成するには、以下の手順を実行します。
  1. 「オーケストレーションから」リストの上の「入力の選択」をクリックします。
  2. 「入力の選択」ダイアログ・ボックスで、「新規作成」をクリックします。
  3. 「新規変数の作成」ウィザードで、リストされたコンポーネントを表示します。
  4. リストからデータ型またはスキーマを選択します。
  5. 「次へ」をクリックします。
  6. 2 番目のウィザードで、この変数の名前変更をします (オプション)。
  7. 「終了」をクリックします。

    「入力の選択」ダイアログ・ボックスが再度表示されるときには、カスタム変数がリストおよび選択されています。

  8. 「OK」をクリックして、この変数を「オーケストレーションから」リストに追加します。
  9. これで入力変数をアクティビティーとリンクできるようになりました。

出力のマッピング

このオーケストレーションの他のデータ・ソースにエンドポイントをまだ挿入していない場合は、このステップを進める前に挿入してください。
注: 出力は、PeopleSoft エンドポイント (パラメーター) からオーケストレーション (変数) に送信されたデータを表します。
  1. 「チェックリスト」で「出力のマップ」をクリックします。
  2. 「アクティビティーから」リストにリストされたパラメーターを確認します。
  3. 現在のアクティビティーの出力パラメーターに一致する新しいオーケストレーション変数を作成したい場合は、パラメーターを選択してから「コピー」をクリックします。
  4. 「パラメーターのコピー」ダイアログ・ボックスで、1 つ以上のパラメーターを選択してから「OK」をクリックして、「オーケストレーションへ」リストに追加します。選択した出力パラメーターのデータ型、スキーマ、またはスキーマ・フラグメントが新しい変数に適用されます。
  5. (「オーケストレーションから」リストの上の)「入力の選択」をクリックします。

    「入力の選択」ダイアログ・ボックスは、他のエンドポイントに関連するすべての変数をリストします。

  6. オーケストレーション変数が表示されない場合は、『カスタム変数の作成』の手順に従って、オーケストレーション変数をこのダイアログ・ボックスに追加します。
  7. 1 つ以上の変数を選択してから、「OK」をクリックしてこのリストに追加します。
    注: 1 つのアクティビティーが 1 つ以上のパラメーターを含んでいることもあります。
  8. 「アクティビティーから」リストのパラメーターを、 「オーケストレーションへ」リストにリストされた変数にドラッグします。

    リンクが実行可能な場合、2 つのアクティビティーをリンクする線が表示されます。

  9. この手順を繰り返して、他のパラメーターと変数をリンクさせます。
  10. 出力リンクをテストするには、「テスト」をクリックします。

    変数は「入力テスト・ファイル」表にリストされています。

  11. 「ロケーション」列で、小さな青いボタンをクリックします。
  12. 「参照」ダイアログ・ボックスを使用して入力テスト・ファイルを選択します。
  13. 「テストの実行」をクリックします。

    テスト結果は下の列に表示されます。