「オブジェクトの取得」アクティビティー

このアクティビティーは、指定のタイプの Salesforce.com オブジェクトを 1 つ以上取得する場合に使用します。 Salesforce.com API では、1 回の呼び出しで取得できるオブジェクトの数が 2,000 個に制限されていますが、 WebSphere® Cast Iron Salesforce.com コネクターではそのような制限はありません。 「オブジェクトの取得」アクティビティーを使用すれば、無制限の数のオブジェクトを取得できます。

「オブジェクトの取得」アクティビティーの使用

  1. 「Activities」タブで「Salesforce.com」ディレクトリーを開き、「オブジェクトの取得」アクティビティーを見つけます。
  2. アクティビティーをオーケストレーションに追加します。

    アクティビティーのチェックリストおよび要約がオーケストレーションの下に表示されます。

  3. Salesforce.com エンドポイントを選択します。

    Salesforce.com エンドポイントの作成または編集についての説明は、『Salesforce.com エンドポイントの作成または編集』を参照してください。

  4. Salesforce.com オブジェクト・タイプとオブジェクト・フィールド設定を選択して、アクティビティーを構成します。

    統合アプライアンスが Salesforce.com API から取得できるオブジェクト・タイプのみが表示されます。

  5. このアクティビティーの「再試行」パラメーターと「タイムアウト」パラメーターを指定します。
  6. このアクティビティーの入力をマップします。
  7. このアクティビティーの出力をマップします。

「オブジェクトの取得」アクティビティーの入力をマップする

  1. 「チェックリスト」「入力のマップ」を選択します。

    「アクティビティーへ」ペインに ids エレメントが表示されます。このエレメントには、統合アプライアンスが Salesforce.com から取得する ID のコレクションが含まれています。

  2. (オプション) デフォルト・ノードを 右クリックして「オプション・パラメーターの表示」を 選択し、このアクティビティーに対して以下のオプション入力パラメーターを表示します。
    • MruHeaderUser
    • CallOptions
    • 接続 (connection)
    • sessionInfo
  3. 「入力の選択...」をクリックして、マップの入力変数を選択します。

    変数の作成についての説明は、『変数の作成』を参照してください。

  4. 必要に応じて、入力パラメーターを変数にマップします。

    マッピングについての説明は、『マップの作成』を参照してください。

オプション・フィールド・エレメントとヌル可能フィールド・エレメントの動作は以下のとおりです。
  • 取得されるフィールドがヌルの場合、 統合アプライアンスは結果において xsi:nil 属性を true に設定します。
  • 入力 ID が無効であったり、入力 ID が指定のオブジェクト・タイプを 表していなかったりする場合、 統合アプライアンスは、オブジェクト・エレメント全体で、 結果セットにおけるそのエレメントの位置に関して xsi:nil を true に設定します。

「オブジェクトの取得」アクティビティーの出力をマップする

  1. 「チェックリスト」で、「出力のマップ」を選択します。

    「アクティビティーから」パネルに objects エレメントが表示されます。このエレメントには、 構成手順においてフィールド・プリファレンス・テーブルで選択されたすべてのフィールドが含まれています。

  2. 「出力の選択...」をクリックして、マップの出力変数を選択します。

    変数の作成についての説明は、『変数の作成』を参照してください。

  3. 必要に応じて、出力パラメーターを変数にマップします。

    マッピングについての説明は、『マップの作成』を参照してください。