シナリオ: パターンにさらにランタイムを追加する

ガバナンス有効化プロファイルには、開発、テスト、ステージング、および実動という 4 つの個別の環境を含む、事前定義された環境分類システムが備わっています。

このタスクについて

ステージング環境および実動環境は、サービス・バージョンなどのケイパビリティー・バージョンのライフサイクルを定義する SOA ライフサイクルでも体系化されています。 つまり、ステージング環境および実動環境に固有の状態および遷移があるので、 プロモーション構成ファイルにターゲット・システムを定義することにより、 これらのランタイムへの制御されたプロモーションが可能になります。 これは、ケイパビリティー・バージョンを汎用向けに公開する前にテストできるようステージング環境が実動環境の前にくるような環境を、組織が同じように定義する場合に適切です。 ただし、多くの組織では追加の環境が必要となるので、それらの相違に対応するためにプロファイルの修正が必要です。 このセクションでは、新しいランタイム環境を WSRR ガバナンス有効化プロファイルに追加する 1 つの方法を説明します。

デプロイメント環境の計画について詳しくは、パターン構成およびパターン前提条件の計画を参照してください。

手順

  1. 事前定義された SOA Policy Gateway Governance Master をデプロイします。 詳しくは、SOA Policy Gateway Governance Master パターンのデプロイを参照してください。
  2. オプション: WSRR ガバナンス有効化プロファイルを変更します。詳しくは、IBM WebSphere® Service Registry and Repository バージョン 8.0 インフォメーション・センター - チュートリアル: ランタイム環境のカスタマイズを参照してください。
  3. Governance Master に関する詳細を使用して、SOA Policy Gateway Basic Runtime または SOA Policy Gateway Advanced Runtime パターンを構成します。詳しくは、SOA Policy Gateway Governance Master デプロイメント情報を参照してください。
    注: プロモーション環境値を Unset に設定する必要があります。
  4. 事前定義された SOA Policy Gateway Basic Runtime または SOA Policy Gateway Advanced Runtime をデプロイします。 詳しくは、SOA Policy Gateway Basic Runtime パターンのデプロイおよび SOA Policy Gateway Advanced Runtime パターンのデプロイを参照してください。

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タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: 2012年10月16日


http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/prodconn/v1r0m0/topic/com.ibm.scenarios.soawdpwsrr.doc/topics/tsoa2_using_modified_gep.htm