IBM SOA Policy Gateway Pattern 入門

このパターンでは、WSRR における管理されたポリシーとサービス定義を利用しつつ、WebSphere® DataPower® を使用してメッセージを制御します。このセクションのトピックを読めば、このシナリオで網羅される範囲、ビジネスでこのシナリオに従うのが良い理由、関係するユーザー・ロール、および本製品で提供される機能の概要を理解できます。

始める前に

IBM® IBM SOA Policy Gateway PatternIBM PureApplication System または IBM Workload Deployer アプライアンスで使用することができます。

手順

IBM SOA Policy Gateway Pattern を使用するには、以下のステップを実行します。

  1. IBM SOA Policy Gateway Pattern をダウンロードし、インストールします。 Passport Advantage®からのパッケージのダウンロードについて詳しくは、パターンのダウンロードおよびインストールを参照してください。
  2. オプション: ユーザー・アクセスを構成します。詳しくは、ユーザー・アクセスの構成を参照してください。
  3. パターンを構成し、デプロイします。
    1. WSRR のための、インポートされた仮想システム・イメージのライセンスに同意します。
    2. DB2® Enterprise に関するすべてのご使用条件に同意します。
    3. パターンをデプロイします。
      1. デプロイメント・トポロジーを決めます。詳しくは、IBM WebSphere Service Registry and Repository バージョン 8.0 インフォメーション・センター - デプロイメント・トポロジーを参照してください。
      2. スタンドアロン・デプロイメント・トポロジーを使用する場合は、プロモーションを構成しないで、単一の Basic Runtime パターンをデプロイします。
      3. その他のトポロジーの場合は、最初に SOA Policy Gateway Governance Master パターンをデプロイします。これにより、サービスとポリシーのためのガバナンス環境を備えることができます。
      4. Governance Master パターンが正常にデプロイされた後、必要なランタイム環境のタイプを選択します。テスト環境またはステージング環境の場合は通常、Basic Runtime で十分です。実動環境の場合は、Advanced Runtime 環境を選択します。 ランタイムは、Governance Master のガバナンス有効化プロファイルのプロモーション構成で登録できます。プロモーション・オプションには、実動、ステージング、またはプロモーションなし (手動のプロモーション構成用) などがあります。
      詳しくは、パターンのデプロイを参照してください。
    4. デプロイメントを検査します。 デプロイメントの検証を参照してください。
    5. WSRR 環境をセキュアにします。WSRR のセキュリティーの計画と構成について詳しくは、IBM WebSphere Service Registry and Repository バージョン 8.0 インフォメーション・センターを参照してください。
    6. プロビジョンされた DataPower ドメインを構成します。詳しくは、セキュリティー管理を参照してください。
  4. デプロイしたインスタンスを使用します。詳しくは、デプロイしたインスタンスを扱う作業を参照してください。

タスク タスク

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タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: 2012年10月16日


http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/prodconn/v1r0m0/topic/com.ibm.scenarios.soawdpwsrr.doc/topics/planning_solution.htm