SOA Policy Gateway Advanced Runtime パターンによる作業

SOA Policy Gateway Advanced Runtime パターンは、次の 3 つの主要機能で構成されています。DataPower® と WSRR のパターン・スクリプトの間のセキュリティーに必要なファイルの取得、DataPower でのドメインの構成、最後にプロモーションの構成です。

完了時には、以下の処置が実施されています。
  1. 新しいドメインが、指定した DataPower アプライアンスに存在します。
  2. WSRR サーバー定義がドメインに存在します。
  3. カスタム CLI スクリプトが、DataPower ドメインに対して実行されています。
  4. n 個のノードがある WSRR クラスター環境が、作成および構成されています。
  5. カスタマーによって提供された DataPower 署名者証明書が、WSRR セルの CellDefaultTruststore にアップロードされています。
  6. SOA Policy Gateway Advanced Runtime パターンの WSRR セルと、SOA Policy Gateway Governance Master セルとの間のプロモーションが構成されています。
    1. 署名者証明書が交換されています。Governance Dmgr の署名者証明書が、Advanced セルの CellDefaultTrustStore に配置され、Advanced セル Dmgr の署名者証明書が、Governance セルの CellDefaultTrustStore に配置されています。
    2. LTPA 鍵が交換されています。Governance セルの LTPA 鍵が、Advanced セルにインポートされています。
    3. Governance Master の WSRR クラスターの各ホストが、Advanced セルのトラステッド・レルムに追加されています。Advanced セルの WSRR クラスターの各ホストが、Governance Master のトラステッド・レルムに追加されています。
    4. 所定の入力でステージング環境または実動環境としてセルが指定された場合は、プロモーション・プロパティー・ファイルが構成されています。
現時点の構成で、以下を行うことができます。
  1. サービスとポリシーを作成し、WSRR で SOA ポリシー・ライフサイクルを介してそれらのガバナンスを実施します (ステージング環境と実動環境が設定された場合 )。これは、デフォルトのガバナンス有効化プロファイル (GEP) を使用して行います。
  2. サブスクリプションを作成するために、事前に作成された WSRR サーバー定義を使用できる、Web サービス・プロキシーを作成します。
次に、追加のステップを実行して、完全にセキュアな実動環境を完成させる必要があります。詳しくは、IBM SOA Policy Gateway Pattern パターンのセキュリティーを参照してください。

概念 概念

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タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: 2012年10月16日


http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/prodconn/v1r0m0/topic/com.ibm.scenarios.soawdpwsrr.doc/topics/csoa2_working_with_advanced.htm