デプロイされたインスタンスに共通する問題をトラブルシューティングできます。
LDAP への接続障害
サンプルで LDAP 障害を診断する場合には、以下の解決方法を試してみてください。
- DataPower® 制御パネルの「トラブルシューティング (Troubleshooting)」で、トレースがデバッグ・モードであることを確認します。
- 「StoreAddLTPA」に移動して「プローブの詳細 (Probe details)」を開き、プローブを有効にします。
- クライアント・テストを実行します。
- プローブでログを表示します。LDAP バインド障害メッセージを探します。
- LDAP ホスト名を確認します。
- LDAP DN (例: cn=root,dc=ibm.com) を探します。
- LDAP パスワード (例: passw0rd) を確認します。
- LDAP ポートが 389 (非セキュア) であることを確認します。
- ConsumerX、ConsumerA、ConsumerB の入力パスワードがすべて passw0rd であることを確認します。
LDIF ファイルのインポートに正しいパスワードが転記されていることを確認します。
LDAP サーバーまたは DataPower StoreWSP ポートへの接続障害
DataPower ログに、LDAP または StoreWSP ゲートウェイに対する接続エラーが示されており、ホスト別名を使用している (例えば、スクリプト・パッケージの以下のパラメーターのいずれか 1 つに、完全修飾ホスト名
xyz.company.com の代わりに
xyz を使用している) 場合、ドメイン設定時に問題が生じる可能性があります。
以下の解決方法を試してみてください。
- DataPower 管理コンソールで、デフォルト・ドメインに切り替えます。
- 「DNS 設定の構成 (Configure DNS Settings)」を検索します。
- 「ドメインの検索 (Search Domains)」タブをクリックします。
- ご使用のドメイン (例: company.com) がリストに表示されていることを確認します。
表示されていない場合は、「追加」をクリックしてリストに追加してください。