SOA Policy Gateway Basic Runtime Sample は、Basic Runtime パターンに、このリリースで現在サポートされるポリシーを示すサンプルのインターフェースおよびアプリケーションをプロビジョンします。
SOA Policy Gateway Basic Runtime Sample パターンは x86 システムのみで使用可能です。
SOA Policy Gateway Basic Runtime Sample パターンには以下のパーツがあります。
- WSRR スタンドアロン・サーバー
- DB2® Enterprise
- DataPower®
SOA Policy Gateway Basic Runtime Sample パターンは、デプロイメント環境にサンプル・アプリケーションをインストールします。
このパターンは、サンプル・サービスを実装し、サンプル WSDL および添付されたポリシーをサービスの WSRR にインストールし、実施されたポリシーをデモンストレーションするテスト・アプリケーションを提供する DataPower 内にサンプル・ドメインをインストールします。
サンプル・アプリケーションについて詳しくは、
サンプル・アプリケーションを参照してください。
これは DataPower 内にサンプル・ドメインをインストールし、WSRR 内にサンプルの WSDL とポリシーをインストールし、サービスに対する複数のポリシーを例示します。
以下の図に、Basic Runtime サンプルを示します。
図 1. DataPower VM を使用した PureApplication Server 構成 (x86 のみ)
実装されたポリシーには以下のものがあります。
表 1. Sample パターンのある Basic Runtime に含まれるポリシーポリシー・タイプ |
説明 |
ロギング |
要求コンテキスト ID に基づいて、要求を DataPower のログに記録します。 |
ルーティング |
要求コンテキスト ID に基づいて、要求を指定のエンドポイントに経路指定します。 |
妥当性検査 |
要求をサービス実装 WSDL に照らして妥当性検査を行います。 |
拒否 |
アクション (拒否、キュー、その他) によるメッセージのカウントに基づいて、サービスへの要求を制御します。 |
セキュリティー AAA |
XACML ベースのユーザー許可を使用してサービスへのアクセスを制御します。
XACML は WSRR に保管されていません。 |
セキュリティーの編集 |
応答メッセージの一部を XACML に基づいて編集します。
XACML は WSRR に保管されていません。 |
スクリプトおよび拡張オプション
パターンには、以下のスクリプトが必要です。
WSRR スタンドアロン・サーバー・パーツで:
- SOA Policy Gateway 2.5.0.0 - Sample
パーツとスクリプトのパラメーターを参照してください。