パターン構成およびパターン前提条件の計画

IBM® SOA Policy Gateway Pattern は、サービス定義やポリシーを制御し、これらのポリシーを実施するための環境を迅速かつ高い信頼性でプロビジョンする方法を提供します。 パターンのデプロイメントは、Governance Master から始まり、次に Runtime パターンが続きます。

IBM SOA Policy Gateway Pattern の準備およびデプロイ

次のようにして Governance Master パターンをデプロイします。
  1. SOA Policy Gateway Governance Master パターンをデプロイします。 デプロイメントが完了するまで待ってから、ランタイム・パターンをデプロイします。 詳しくは、Governance Master パターンのデプロイを参照してください。
次のようにしてランタイム・パターンをデプロイします。
  1. スタンドアロン環境を持つ Basic Runtime パターンと、クラスター環境を持つ Advanced Runtime パターンのどちらが必要かを判断します。
  2. ランタイム・パターンで必要とする DataPower インスタンスまたはアプライアンスの数を判断します。

    DataPower を含むパターンには、デフォルトで 2 つの DataPower インスタンスがあります。最大 10 個の DataPower インスタンスを構成できます。詳しくは、パターンへの DataPower インスタンスの追加を参照してください。

    外部 DataPower を持つパターンは、最大 10 台の DataPower アプライアンスを処理するように構成できます。Basic および Advanced External DataPower パターンのデプロイを参照してください。

    注: この構成の完了後に、さらに DataPower インスタンスおよびアプライアンスを追加することはできません。
  3. Governance Master パターン情報を使用して、ランタイム・パターンを構成します。 詳しくは、SOA Policy Gateway Governance Master デプロイメント情報を参照してください。スタンドアロン・システムをデプロイする場合、必要に応じて Governance Master パターン情報は省略できます (この場合、デプロイメントでエラーが表示されますが、そのエラーは無視してかまいません)。
  4. ランタイム・システムがステージングか、実動かを指定します。
  5. パターンをデプロイします。 詳しくは、Advanced Runtime パターンのデプロイまたはBasic Runtime パターンのデプロイを参照してください。
  6. 完全にデプロイされるまで待ってから、別のランタイムをデプロイしてください。
ランタイム・パターンのデプロイメントが完了すると、以下のようになります。
  1. WSRR および WebSphere® セキュリティーをデフォルト・セキュリティー構成から更新できるようになります。 詳しくは、IBM SOA Policy Gateway Pattern パターンのセキュリティーを参照してください。
  2. DataPower ドメインでゲートウェイ構成の準備が整いました。仮想 DataPower アプライアンスを使用している場合、まず最新のフィックスパックを適用する必要があります。デプロイ済みインスタンスの DataPower の更新を参照してください。

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タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: 2014 年 3 月 6 日


http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/prodconn/v1r0m0/topic/com.ibm.scenarios.soawdpwsrr25.doc/topics/csoa2_planning.htm