SSL セキュリティーおよび証明書管理

Secure Sockets Layer (SSL) を使用して、z/OS® Explorer とシステムの間の接続をよりセキュアに行うことができます。

始める前に

このプロシージャーでは、SSL の処理知識を持っていることを想定します。

手順

  1. 以下に示す適切な方法で「設定」ウィンドウを開きます。
    • Windows または Linux: ワークベンチのメニュー・バーで、「Windows」 > 「設定」をクリックします。
    • OS X: メインメニューで、「IBM Explorer for z/OS」 > 「設定」をクリックします。
  2. 「Explorer」を展開して、「証明書管理」をクリックします。

    セキュリティーおよび証明書管理ダイアログ。

  3. チェック・ボックス「セキュア接続の証明書管理を無効にします」のチェックを外します。
  4. 「トラストストアの詳細セクション (Trust store details section)」フィールドで、証明書が保存されるファイルの絶対パスとファイル名を入力します。また、「参照」をクリックしてファイルへ移動することもできます。
  5. 「パスフレーズ」 フィールドでこのトラストストアのパスワードを入力します。z/OS Explorer 生成ファイルのデフォルトのパスフレーズは、changeit です。
  6. フィールド 「ストア・タイプ」で、鍵ストア・ファイルのフォーマットを選択します。z/OS Explorer 生成ファイルのタイプは、JKS です。
  7. 鍵ストアとトラストストアの両方で同じファイルを使用する場合、チェック・ボックス「トラストストアで使用しているのと同じ詳細を使用」を選択します。異なるファイルを使用する場合は、チェック・ボックスのチェックを外した状態で、鍵ストアおよびパスフレーズのパスおよびファイル名を入力します。
  8. ネットワーク管理者から指示があった場合、「セキュア・ソケット・プロトコル」フィールドで、所属組織の正しいプロトコルを選択します。
  9. 「適用」および「OK」をクリックして設定を保存し、ウィンドウを閉じます。

タスクの結果

SSL セキュリティーを使用して、システムへの接続を定義できるようになりました。

次のタスク

システム接続をセットアップします。 詳細については、『システム接続の作業』を参照してください。

注: 所属組織が共有システム接続を使用している場合、接続定義を「LOAD」または「IMPORT」できます。これらの定義に SSL の選択が含まれているので、ユーザーが LOAD を使用すると、管理者のみが定義を変更できます。 詳細については、『共用接続定義の使用』を参照してください。