新規データ・セットの作成

z/OS® Explorer を使用すると、新規データ・セットを作成できます。作成できるのは、区分データ・セット (PDS)、拡張区分データ・セット (PDSE またはライブラリー・データ・セット)、または順次データ・セットです。

始める前に

z/OS パースペクティブが開いていることを確認してください。

ホスト・システム上の FTP サーバーに接続していることを確認してください。詳しくは、このトピックの後の部分に出てくる関連リンクを参照してください。

このタスクについて

このタスクでは、新規 PDS、PDSE、または順次データ・セットを作成します。

手順

  1. 次のいずれかの方法で「新規データ・セット」ウィザードを開きます。
    1. 新規ソースまたは JCL データ・セットを作成するには、次のいずれかの方法を使用します。
      • 「データ・セット」ビューを右クリックし、「新規ソースまたは JCL データ・セット」をクリックします。
      • z/OS Explorer ツールバーの「新規ウィザード」アイコン 「新規ウィザード」アイコン の下矢印をクリックします。 「その他」をクリックし、z/OS フォルダーを展開します。 「ソースまたは JCL データ・セット」をクリックします。 「次へ」をクリックします。
      • Eclipse メニュー・バーで「ファイル」 > 「新規」 > 「その他」をクリックし、新規プロジェクト・ウィザードを開きます。z/OS フォルダーを展開します。 「ソースまたは JCL データ・セット」をクリックします。 「次へ」をクリックします。
    2. その他のタイプのデータ・セットを作成するには、次のいずれかの方法を使用します。
      • 「データ・セット」ビューを右クリックし、「新規データ・セット」をクリックします。
      • z/OS Explorer ツールバーの「新規ウィザード」アイコン 「新規ウィザード」アイコン の下矢印をクリックします。 「その他」をクリックし、z/OS フォルダーを展開します。 「データ・セット」をクリックします。 「次へ」をクリックします。
      • Eclipse メニュー・バーで「ファイル」 > 「新規」 > 「その他」をクリックし、新規プロジェクト・ウィザードを開きます。z/OS フォルダーを展開します。 「データ・セット」をクリックします。 「次へ」をクリックします。
    「新規データ・セット」ウィザードが開きます。 ソースまたは JCL データ・セットを作成する場合は、ステップ 3 に進みます。
    「新規 z/OS データ・セット」ウィザードの画面取り。事前定義された特性のリストが表示されています。
  2. 「新規 z/OS データ・セット」ページに、事前定義されたデータ・セット・タイプのリストが表示されます。 「データ・セット名」フィールドに、新規データ・セットの名前を入力します。名前には複数の修飾子 (例えば、NBISHOP.NEWJCL) が必要です。 必要に応じていずれかの事前定義データ・セット・タイプを選択し、「次へ」をクリックします。 「新規 z/OS データ・セット特性」ページが開きます。
    「新規 z/OS データ・セット特性」ページの画面取り。事前定義された選択項目である「ソース・コード、JCL」のデータ・セット特性が表示されています。
  3. 事前定義データ・セット・タイプを選択した場合は、フィールドに自動的にデータが入力されています。ただし、必要に応じて「戻る」をクリックして値を変更することが可能です。フィールドに自動的にデータが入力されていない場合は、要件に従ってデータ・セット特性を指定する必要があります。 データ・セット特性については、z/OS の資料を参照してください。

    データ・セット特性を設定または確認したら、「次へ」をクリックします。

    「新規 z/OS データ・セット - システム管理ストレージ」ページが開きます。
    「新規 z/OS データ・セット - システム管理ストレージ」ページの画面取り。
  4. オプション: システム管理ストレージのクラス ID を指定します。 これらのフィールドの ID が不明な場合は、ストレージ管理者にお問い合わせください。「完了」をクリックします。 新規データ・セットが作成され、「データ・セット」ビューに表示されます。

次のタスク

これでデータ・セットの使用準備はできましたが、以下の制約事項を確認してください。 データ・セットに新規メンバーを追加する方法については、トピック新規データ・セット・メンバーの作成を参照してください。

制約事項: FTP の制約により、予期しない結果が生じることもあります。以下の問題が確認されています。
  • データ・セットを作成しようとしたときに、定義した 1 次割り振りが使用可能なスペースを上回っていた場合は、そのことに言及するエラーではなく、「許可されませんでした」というエラーを受け取る可能性があります。
  • 既存の PDS と同じ名前の順次データ・セットを作成しようとすると、STOR コマンドにメンバーが指定されていなかったことを示すエラーを受け取る可能性があります。
  • ウィザードの最後の画面で、データ・クラスを存在しない値に設定すると、データ・セットは作成されますが、データ・クラスが無効であることを示す警告は出されない可能性があります。
  • ウィザードの最後の画面でフィールドに無効な文字を入力すると、データ・セットの作成には失敗しますが、理由情報は表示されない可能性があります。