「トレース設定」ダイアログの使用
注:
- デフォルトでは、セキュリティー許可のレベルが 9 である場合にのみ、この機能を使用できます。
- 特定の端末ユーザーが IBM Session Manager Plug-in によりログインしている場合、そのユーザーまたはユーザー・セッションの 1 つのトレースを開始することはできません。
- トレースが進行中である場合、「トレース設定」ダイアログを開くと、1 つ以上のダイアログのチェック・ボックス (「データ」、「MISER」、「VTAM」または「NETDATA」) がチェックされます。 これらのチェック・ボックスの説明については、以下を参照してください。
トレースの詳細を指定するには
「トレース設定」ダイアログの以下のチェック・ボックスを、メインフレーム端末ユーザーのトレースおよびメインフレーム・ユーザー・セッションのトレースに適用できます。
データ
- このボックスをチェックすると、端末ユーザー (またはユーザー・セッション) とアプリケーション間のデータ・フローのためのトレース・ルーチンがアクティブになります。
MISER
- IBM Session Manager Network Data Minimizer (MISER) は、アプリケーション間で送受信するデータ・トラフィックを削減するための機能を提供します。
- このボックスをチェックすると、端末ユーザー (またはユーザー・セッション) と IBM Session Manager 間の MISER の操作のためのトレース・ルーチンがアクティブになります。 データのトレースは暗黙的に指定されます。
VTAM
- このボックスをチェックすると、VTAM データのためのトレース・ルーチンがアクティブになります。 データのトレースは暗黙的に指定されます。 このトレースはすべての VTAM イベントおよび端末 (またはユーザー・セッション) とアプリケーション間のデータ・フローを表示します。
NETDATA
- このボックスをチェックすると、ネットワーク・セッションのリンク・トラフィックの操作のためのトレース・ルーチンがアクティブになります。 データのトレースは暗黙的に指定されます。 トレースはすべてのアクティブ・タスクに対して実行されます。
トレースを開始するには
「OK」ボタンを左クリックします。 「トレース設定」ダイアログが閉じ、「応答」ポップアップ・ボックスが表示され、操作が完了したという旨のメッセージが表示されます。 このポップアップ・ボックスを閉じるには、「OK」ボタンを左クリックします。
現行トレース印刷ファイルを閉じて再び開くには
「スピン」ボタンを左クリックして、トレース印刷ファイルを閉じて再び開くことにより、前の出力を印刷できるようにします。 「応答」ポップアップ・ボックスが表示され、操作が完了したという旨のメッセージが表示されます。 このポップアップ・ボックスを閉じるには、「OK」ボタンを左クリックします。
トレースを停止するには
トレースが進行中である場合、「トレース設定」ダイアログを開くと、1 つ以上のダイアログのチェック・ボックス (「データ」、「MISER」、「VTAM」または「NETDATA」) がチェックされます。
トレースを停止するには、関連するチェック・ボックスのチェック・マークを外し、「OK」ボタンを左クリックします。
「トレース設定」ダイアログが閉じ、「応答」ポップアップ・ボックスが表示され、操作が完了したという旨のメッセージが表示されます。 このポップアップ・ボックスを閉じるには、「OK」ボタンを左クリックします。
操作を取り消すには
「取り消し」ボタンを左クリックします。 「トレース設定」ダイアログが閉じます。
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