「構成の更新」ダイアログの使用
注:
- この機能により、IBM Session Manager をクローズして再起動せずに構成のコンポーネントを更新できます。
デフォルトでは、セキュリティー許可のレベルが 9 である場合にのみ、この機能を使用できます。
- 「構成の更新」機能を使用してステートメントを削除することはできません。
削除される定義は、新しい定義に置き換えられた重複名を持つ定義のみです。
- この機能の使用に関する詳細については、IBM Session Manager「Technical Reference」マニュアルの『Using the Update Facility』を参照してください。
IBM Session Manager コンポーネントを指定するには
「構成の更新」ダイアログの以下の入力フィールドを使用します。
更新
- このフィールドに関連付けられたドロップダウン・リストを使用して、更新する構成のコンポーネントを選択します。
- 注: 「ALL」以外の値を選択した場合、「更新」フィールドのすぐ右に追加の入力フィールドが表示され、修飾名を指定できるようになります。
- 「ALL」を指定すると、IBM Session Manager は開始時に指定した OPTION ステートメントを使用して、更新によってどのファイルを処理するかを決定します。
- CONFIG : 現在の構成を変更したり、それに追加したりするために使用できます。 追加の入力
フィールドを使用して、任意の英数字 2 文字の接尾部を指定する必要があります。
この接尾部は、開始用の構成ソース・メンバーの接尾部と一致していても、
一致していなくてもかまいません。 指定ファイル内の、COPY
ステートメントを含むすべてのステートメントが処理されます。 それぞれの
更新済みステートメントまたはパラメーターが有効になる時点は、それらの
タイプによって異なります。
- MEMBER : 追加のソース・メンバーのステートメントを処理するために使用できます。 追加の
入力フィールドを使用してメンバー名を指定する必要があります。
最大 8 文字までの英数字の有効な組み合わせを指定できます。
CONFIG DD ステートメントについての検索チェーンの
すべての区分データ・セットを対象に、メンバー名が検索されます。
プリント
- このフィールドにチェック・マークを付けると、構成ソース・ファイルで定義されるすべての制御ステートメントは、コンソールおよび監査ログに出力されます。
- 注: コンソール・ログがいっぱいになるのを防ぐために、MESSAGE ステートメント (MSG 862I) を使用し、監査ログのみに制御ステートメントが表示されるようにできます。
- このフィールドにチェック・マークを付けないと、エラー状態の制御ステートメントおよび該当するエラー・メッセージだけが、コンソールおよび監査ログに出力されます。
IBM Session Manager 構成を更新するには
「OK」ボタンを左クリックします。 「OLA メンバーの更新」ダイアログが閉じて、操作の成功または失敗を通知する「応答」ポップアップ・ボックスが表示されます。
注: エラーがログに記録された場合、問題を診断するために監査ログを表示します (IBM Session Manager 監査ログの表示を参照)。
「応答」ポップアップ・ボックスを閉じるには、「OK」ボタンを左クリックします。
操作を取り消すには
「取り消し」ボタンを左クリックします。 「構成の更新」ダイアログが閉じられます。
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