「CICS TG Explorer」ビュー

「CICS® TG Explorer」ビューには、使用されている CICS Transaction Gateways、および CICS Transaction Gateway に関連付けられている CICS サーバー接続が表示されます。

接続されている Gateway デーモンは、「Gateway 接続 (Gateway connected)」アイコン 「Gateway 接続 (Gateway connected)」アイコン で示され、その Gateway デーモンとそれに関連する CICS 接続に関する情報が「Gateway デーモン」ビューと「CICS 接続」ビューに表示されます。Gateway デーモンが接続されている場合は、その Gateway でアクティブな、および潜在的にアクティブな CICS 接続数のカウントも表示されます。例えば (2/3) は、3 つ存在する可能性のある CICS 接続のうち、2 つの CICS 接続がアクティブであることを意味します。
アクティブ CICS 接続は「CICS 接続アクティブ (CICS connection active)」アイコン CICS 接続アクティブ (CICS connection active)、緑色 で示され、切断された CICS 接続は「CICS 切断 (CICS disconnected)」アイコン CICS 切断 (CICS disconnected)、グレー で示されます。ただし、EXCI プロトコルを使用する CICS 接続は事前定義されず、それらがアクティブになるまで、潜在的アクティブ数には含まれません。CICS 接続をテストするには、CICS 接続名を右クリックし、「CICS 接続のテスト (Test CICS connection)」をクリックします。結果が「コンソール」ビューに表示されます。
CICS 接続は、Gateway 接続に関連付けられており、自動的にディスカバーされます。 Gateway は、「CICS TG Explorer」ビューで、APPLID 修飾子 (この例では CTG80L1Q) の下に論理的にグループ分けされます。CICS サーバー接続は、親 Gateway デーモンの下に表示されます。

「CICS TG Explorer」ビュー、Gateway および CICS 接続が各種アイコンで表示

Gateway デーモンの表示方法を変更できます。APPLID 修飾子、リスト、カスタムという編成方式があります。

ユーザー定義コンテキスト・メニュー・オプション

APPLID 修飾子

「CICS TG Explorer」ビューに、Gateway デーモンと CICS 接続がツリー表示形式で表示されます。ツリーの上位ノードが接続先の Gateway デーモンの APPLID 修飾子と一致します。

リスト

「CICS TG Explorer」ビューに、定義されている Gateway デーモンと CICS 接続がフラット・リスト形式で表示されます。

カスタム

カスタム・ビューを使用して接続グループを作成し、Gateway デーモン接続をそのカスタム・グループに割り当てることができます。最初にカスタム・ビューに変更した時点では、パネルは空の状態です。

「CICS TG Explorer」ビューを右クリックして、コンテキスト・メニューから「新規」>「接続グループ」を選択します。CTRL+N を使用して新しいウィザードを開き、「CICS Transaction Gateway」を展開し、「接続グループ」を選択することもできます。 新しいカスタム・グループの名前 ("PRODUCTION" など) を指定するためのダイアログ・ボックスが表示されます。「接続グループ」フィールドを使用して、カスタム・グループ階層内のどこに新しいカスタム・グループを配置するかを選択できます。最初のグループは常にルート・ノードの下に配置され、スラッシュ文字が表示されます。さらにグループを定義していくときには、「参照」ボタンを使用して、新しいグループの場所を選択できます。

ユーザー定義ビューでグループから Gateway 接続を削除することもできます。そのためには、コンテキスト・メニューから「削除」を選択します。

1 つ以上のグループを定義したら、そのカスタム・グループに Gateway デーモン接続を割り当てることができます。「CICS TG Explorer」ビューを右クリックして、コンテキスト・メニューから「新規」>「接続リンク」を選択します (あるいは、CTRL-N を使用することもできます)。「参照」ボタンを使用して、ターゲットのカスタム・グループを変更してから、下に追加する接続を選択できます。SHIFT キーまたは CTRL キーを押しながら接続を選択することによって、複数の接続をカスタム・グループに追加することも可能です。「CICS TG Explorer」ビューからカスタム・グループを削除することもできます。「CICS TG Explorer」ビューからカスタム・グループを削除するには、削除するグループ名を選択し、右クリックで表示されるコンテキスト・メニューから「削除」を選択します。
重要: CICS TG Plug-in をアンインストールすると、すべてのカスタム・グループ定義が削除されます。新しいバージョンの CICS TG Plug-in をインストールするときに、更新機能を使用すれば、カスタム・グループ定義を保存できます。 あるいは、CICS TG Plug-in のアンインストール前にすべてのカスタム・グループ定義をエクスポートし、新しい CICS TG Plug-in のインストール後にインポートする、という方法もあります。

Gateway 接続グループをインポートしたりエクスポートしたりすることもできます。詳しくは、接続の表示接続のインポート接続のエクスポートを参照してください。

「CICS TG Explorer」ビューでは、コンテキスト・メニューを使用して、接続グループの最新表示、名前変更、削除の操作を実行できます。

最新表示、削除、名前変更のオプションが表示されている「CICS TG Explorer」ビューのコンテキスト・メニュー。

カスタム・ビュー・オプションを使用するときに、フォルダーを使用して Gateway 接続をグループ化できます。それらの Gateway 接続フォルダーをインポート/エクスポートできます。詳しくは、『接続のインポート』と『接続のエクスポート』を参照してください。

Gateway または CICS 接続をテストするには、Gateway または接続名を右クリックし、「Gateway 接続のテスト (Test Gateway connection)」または「CICS 接続のテスト (Test CICS connection)」をクリックします。結果が「コンソール」ビューに表示されます。
Gateway または CICS 接続を選択すると、「Gateway デーモン」ビューと「CICS 接続」ビューに自動的にデータが取り込まれます。
  • Gateway 修飾子を選択すると、すべての Gateway とその Gateway 修飾子に関連付けられた CICS 接続が、「Gateway デーモン」ビューと「CICS 接続」ビューに表示されます。
  • Gateway を選択すると、その Gateway に関連付けられたすべての CICS 接続が、「CICS 接続」ビューに表示されます。
  • CICS 接続を選択すると、その接続に関する情報のみが、「CICS 接続」ビューに表示されます。
Ctrl キーを押したままにすることによって、複数の Gateway または複数の CICS 接続を選択できます。

すべての Gateway の状況、および選択した 1 つまたは複数の Gateway の状況を最新表示できます。すべての Gateway の状況を最新表示するには、ツールバーの「すべての接続に関する状況を最新表示」アイコンをクリックします。各アクティブ Gateway が順に最新表示され、非アクティブ Gateway は無視されます。1 つの Gateway を最新表示するには、その Gateway を右クリックし、「状況の最新表示 (Refresh status)」をクリックします。選択した複数の Gateway を最新表示するには、Ctrl キーを押したまま最新表示する Gateway を選択し、右クリックして、「状況の最新表示 (Refresh status)」をクリックします。「接続 (Connecting)」メッセージに、最新表示の進行状況が示されます。

CICS Transaction Gateway について詳しくは、「CICS Transaction Gateway Information Center」を参照してください。