イベント仕様の作成

イベント仕様をイベント・バインディングに追加することで、ビジネス・イベントとそのイベントでキャプチャーする情報を記述します。

このタスクについて

インターセプトするイベントが明確な場合は、CICS® event binding editorを使用してイベントを CICS に指定します。

手順

  1. CICS event binding editorで「イベント・バインディング」タブをクリックします。
  2. 追加」をクリックします。イベント仕様の追加」ウィンドウが開きます。
  3. イベント仕様の名前を入力します。 許容文字は、A から Z、a から z、0 から 9、および _ です。 先行ブランクおよび埋め込みブランク文字は使用できません。 ストリングは 0 から 9、または _ で開始することはできません。また、大文字、小文字、大/小文字混合を問わず「xml」(例えば、「Xml」や「xMl」など) で開始することもできません。
  4. オプション: イベント仕様の記述を入力します。
  5. OK」をクリックします。イベント仕様」セクションに、新規イベント仕様がリストされます。
  6. イベント仕様」セクションの新規イベント仕様をダブルクリックするか、「詳細の編集」をクリックします。仕様」タブが開いて、新規イベント仕様の詳細が表示されます。
  7. 当該イベントでキャプチャーするデータを指定します。 データのキャプチャーは必須ではありません。名前があってデータのないイベントを出力することもできます。

    データをキャプチャーする場合には、「仕様」タブの「出力済みビジネス情報」セクションを表示します。 このセクションには、イベントでキャプチャーする情報の表が含まれています。 キャプチャーするビジネス情報の項目ごとに、以下のステップを完了します。

    1. 追加」をクリックします。イベント情報」ウィンドウが表示されます。
    2. ビジネス情報項目の名前を入力します。 許容文字は、A から Z、a から z、0 から 9、および _ です。 先行ブランクおよび埋め込みブランク文字は使用できません。 ストリングは 0 から 9、または _ で開始することはできません。また、大文字、小文字、大/小文字混合を問わず「xml」(例えば、「Xml」や「xMl」など) で開始することもできません。
    3. ビジネス情報項目のタイプ、長さ、および説明を指定します。 数値および科学的記数法のビジネス情報項目の精度も指定できます。 これらのフィールドについて詳しくは、CICS TS 5.1 インフォメーション・センター内の『「情報源」タブ』を参照してください。
    出力されるビジネス情報項目を追加した後で、項目を選択して「上へ移動」ボタンと「下へ移動」ボタンを使用することで、項目が出力される順序を変更できます。

タスクの結果

これで、キャプチャー仕様を作成して、イベント仕様を CICS に記述できます。 これは、「キャプチャー仕様の追加」をクリックすることで行います。また、SIGNAL EVENT コマンドをプログラムに追加している場合は、 「自動キャプチャー仕様」をクリックすることで、そのキャプチャー・ポイントを生成できます。