ライブラリー構造

各 JCICS ライブラリー・コンポーネントは、4 つのカテゴリー (インターフェース、クラス、例外、またはエラー) のいずれかに当てはまります。

インターフェース
いくつかのインターフェースが、定数のセットを定義するために提供されています。例えば TerminalSendBits インターフェースは、java.util.BitSet の構築に使用できる定数のセットを提供します。
クラス
用意されているクラスは、JCICS の機能のほとんどを提供します。API クラスは、ABEND および例外を除く CICS API の一部に対応する各クラスの共通の初期化を提供する抽象クラスです。例えば、Task クラスは、CICS タスクに対応するメソッドおよび変数のセットを提供します。
エラーと例外
Java 言語は、例外とエラーの両方をクラス Throwable のサブクラスとして定義します。 JCICS は、CicsErrorError のサブクラスとして定義します。 CicsError は、重大エラーに対して使用される、他のすべての CICS エラー・クラスのスーパークラスです。

JCICS は、CicsExceptionException のサブクラスとして定義します。 CicsException は、すべての CICS 例外クラスのスーパークラスです (CICS QIDERR 条件を表す InvalidQueueIdException などの CicsConditionException クラスを含む)。