CICS TS Feature Pack for Dynamic Scripting V2.0 ターゲット環境のセットアップ

動的スクリプト・アプリケーションを開発できるようになるには、その前に CICS® TS Feature Pack for Dynamic Scripting V2.0 ターゲット・プラットフォームを動的スクリプト・アプリケーションに使用可能にしなければなりません。

始める前に

CICS TS Feature Pack for Dynamic Scripting V2.0 ターゲット・プラットフォームを使用可能にするには、その前に以下の条件が満たされていなければなりません。
  • CICS Explorer® SDK に最新のサービス・レベルがインストールされている。
  • CICS Explorer SDK が開始されている。

このタスクについて

ターゲット・プラットフォームは、アプリケーション開発に必要な依存関係を満足するためのプラグインと環境設定のセットで構成されます。 CICS は、アプリケーションを構築できる CICS の各レベル用のすべてのプラグインを含むランタイム・プラットフォーム・テンプレートを提供します。 CICS TS Feature Pack for Dynamic Scripting ターゲット・プラットフォームの名前は「CICS TS V5.1 Runtime with PHP」です。

手順

  1. ワークベンチ・メニュー・バーから、「ウィンドウ」>「設定」をクリックして、「設定」ダイアログを開きます。「プラグイン開発」を展開し、「ターゲット・プラットフォーム」をクリックします。 「ターゲット・プラットフォーム」ペインに、Eclipse 環境に存在するターゲット定義が表示されます。 「CICS TS V5.1 Runtime with PHP」がリストにある場合、ターゲット・プラットフォームは既にアプリケーションから使用可能です。それで、「キャンセル」をクリックし、この手順の以下のステップは無視してください。
  2. 「追加」をクリックして、新しいターゲット定義を追加します。 「新規ターゲット (New Target)」ウィザードが開きます。
  3. 「テンプレート」をクリックし、「テンプレート」リストから「CICS TS 5.1 Runtime with PHP」を選択してから、「次へ」をクリックします。 ターゲット定義エディターが表示されます。エディターを使用すると、ターゲット定義のプロパティーの変更、CICS ランタイムにインストールされる他のライブラリー・バンドルの追加、Java™ のレベルの変更、他のプロパティーの変更を行うことができます。 ほとんどの場合でデフォルトのプロパティーが適切ですが、個別の必要に合わせて変更できます。 エディターのタブの詳しいヘルプを参照するには、F1 キー (Linux では Ctrl+F1) を押します。
  4. 「完了」をクリックしてから、「OK」をクリックします。

タスクの結果

「CICS TS V5.1 Runtime with PHP」ターゲット・プラットフォームが動的スクリプト・アプリケーションに使用可能になりました。