ポリシーにカスタム異常終了コードを指定するには、ポリシー・テキスト・エディターでポリシーを編集します。
このタスクについて
ウィザードを使用して CICS® バンドル・プロジェクト内にポリシーを作成するときに、アクションのタイプとして異常終了を指定した場合、ウィザードで生成できるのはデフォルトの異常終了コードである AMPB だけです。
ポリシー・ルールにカスタム異常終了コードを指定するには、ポリシー・テキスト・エディターを使用してポリシー内の該当する行を上書きします。
手順
- xxxx.policy ファイルをデフォルトのテキスト・エディターで開きます。
- 更新するポリシー・ルールを検索して、<abend abendCode="AMPB"/> ステートメントを見つけます。
例えば、次のようになります。
<rule type="filerequest">
<name>gt_5k_filereads_abend_rule</name>
<description></description>
<storageUsedCondition item="read" operator="GT" unit="K" value="5"/>
<action>
<abend abendCode="AMPB"/>
</action>
</rule>
- AMPB を上書きして、必要な異常終了コードを入力します。
下の例は前の例と同じルールを示していますが、カスタム異常終了コードとして XX99 が設定されています。
<rule type="filerequest">
<name>gt_5k_filereads_abend_rule</name>
<description></description>
<storageUsedCondition item="read" operator="GT" unit="K" value="5"/>
<action>
<abend abendCode="XX99"/>
</action>
</rule>
- ステップ 2 から 3 を繰り返して、必要に応じてルールの異常終了コードを更新します。
- をクリックして、結果を保管します。
保管の時点で XML が検証され、エラーが赤い十字で示されます。
エラーをすべて修正して、保管します。
タスクの結果
カスタム異常終了コードを設定した異常終了アクションを組み込んで、ポリシーを作成しました。
次のタスク
ポリシーが含まれる CICS バンドル・プロジェクトを zFS にエクスポートします。
その後、プラットフォームまたはアプリケーション・プロジェクトにポリシーを追加してデプロイメント用にパッケージ化するか、あるいは CICS CSD または CICSPlex® SM データ・リポジトリーで BUNDLE リソースを定義し、バンドルを任意の CICS 領域にインストールします。