z/OS® Explorer でのソフトウェアのインストール、アップグレード、およびアンインストールの実行時には、構成スナップショットが履歴に保持されます。
インストール、アップグレード、またはアンインストールが正常に行われなかった場合は、前の構成に戻すことにより、その結果をバックアウトできます。
また、z/OS Explorer を前のバージョンに戻すこともできます。
ただし、z/OS Explorer 製品をアップグレードするときには、以前のバージョンが保存されないため、更新サイトへアクセスできる必要があります。
始める前に
更新サイトをダウンロードするには、以下の手順に従います。
- 「製品グループ」として「WebSphere」を選択し、製品として「z/OS Explorer」を選択します。
「レベル (Level)」フィールドおよび「作動プラットフォーム (Operating Platform)」フィールドで、「すべて (All)」 を選択し、「次へ進む」をクリックします。
- 「フィックスの参照 (Browse for fixes)」を選択し、「次へ進む」をクリックします。
- 元に戻すレベルの更新サイトを選択し、「次へ進む」をクリックします。
- ワークステーションに更新サイトをダウンロードします。
ファイルは解凍しないでください。
z/OS Explorer には圧縮ファイルが必要です。
- 「ヘルプ」>「ソフトウェア更新 (Software Updates)」メニューを使用して、z/OS Explorer に更新サイトを追加します。
更新サイトの追加の詳細については、『新規ソフトウェア更新サイトの追加』を参照してください。
これで、z/OS Explorer を必要なレベルに戻せるようになりました。
このタスクについて
次のサンプル・タスクでは、z/OS Explorer を前の構成に戻す方法を示します。
手順
- メニュー・バーでをクリックします。 「インストール」ウィンドウが開きます。
- 「既にインストールされている項目の確認」リンクをクリックします。
「インストール詳細 (Installation Details)」ウィンドウが開きます。
「インストール履歴 (Installation History)」タブに、前の構成のリストが表示されます。
- 復元する構成を選択します。
構成を選択すると、その構成の内容がもう 1 つのペインに表示されます。
注意:
以前の構成のリストの中で最も古い項目は、z/OS Explorer の初期状態のインストール済み環境を表しています。
この構成には何も含まれていません。
この構成は復元しないでください。
これを復元すると、z/OS Explorer で障害が発生し、完全に再インストールしなければならなくなります。
- 「復元 (Revert)」をクリックします。
「ソフトウェア構成の復元」確認ダイアログが表示されます。
- 変更を有効にするためにワークベンチを終了して再始動するように求められたら、「はい」をクリックして確定します。
タスクの結果
z/OS Explorer が、選択した構成に戻され、再始動されます。