システム接続の作業
以下のサンプル・タスクは、システム接続を構成および変更する方法を示しています。
z/OS FTP システム接続の構成
z/OS パースペクティブのビューを使用するには、FTP または z/OSMF 接続が必要です。
プロキシー・サーバーの構成
z/OS Explorer
の更新サービスは、インターネット上の事前構成されたダウンロード・サイトから入手できます。 組織によっては、インターネットへの接続はプロキシー・サーバーを介して行うように求めているかもしれません。 「設定」ダイアログを使用してプロキシー・サーバーを定義できます。
z/OSMF システム接続の構成
z/OS Management Facility (z/OSMF) は、z/OS 用の最新の Web ベース管理コンソールのサポートを提供し、
z/OS Explorer
の機能を拡張する、z/OS 向けの製品です。 z/OSMF の機能を使用するには、z/OSMF 接続が必要です。 z/OSMF システムを定義すると、
z/OS Explorer
は FTP 接続の作成を同時に試行します。 その後、
z/OS Explorer
は実行中のタスクに最適な接続を選択します。
既に定義されているシステムへの接続
システム接続を定義している場合、多くの方法を使用して、システムへの接続をアクティブ化できます。
接続資格情報の定義
システムに接続したら、認証のためにシステムへ資格情報 (ユーザー ID とパスワードまたはパスフレーズ) が送信されます。 資格情報を定義したら、資格情報を共有するすべてのシステムでその資格情報を使用でき、詳細を毎回再入力する手間を省くことができます。 システムに接続できるようにするには、少なくとも 1 つの資格情報を設定する必要があります。
システム接続の削除
いずれかのシステム接続が必要でなくなった場合には、永久的に
z/OS Explorer
から削除することができます。 削除できるのは、自分で作成した接続か
z/OS Explorer
にインポートした接続だけです。共用接続定義ファイルからロードした接続は削除できません。
システムからの切断
現行システム接続から
z/OS Explorer
を切断するには、接続ステータス・バーまたはワークベンチ・メニューを使用します。
接続定義のエクスポート
接続定義のセットをエクスポートして、他のユーザーと共用できます。エクスポート・ファイルのファイル・タイプは
.pref
である必要がありますが、名前は任意の名前を使用することができます (例えば、
connections.pref
)。共用ディスクに定義ファイルを保存すると、他のユーザーがそれぞれの
z/OS Explorer
にその接続の詳細をロードできます。中央定義ファイルに加えた変更は、次にユーザーが
z/OS Explorer
を開始したときに取得されます。
システム接続の更新
システム接続のいずれかの設定が変更された場合は、その変更が反映されるように「ホスト接続」ビューで接続の詳細を更新する必要があります。
共用接続定義の使用
接続定義は独自に定義することもできますが、中央に保管されている定義のセットを共有することもできます。
z/OS Explorer
のコピーに共用接続定義をロードまたはインポートできます。接続を共有すると、接続定義を中央で管理でき、定義ファイルに対して変更を行った場合は
z/OS Explorer
の次回始動時に取得されます。
親トピック:
タスク