CICS® event binding editorは、以下の規則を使用して、COBOL のデータ構造をインポートします。
COBOL のフィールド名は、以下の規則に従って表示されます。
- 重複名は、1 つ以上の数字を追加して、固有の名前に変更されます。
例えば、「year」が 2 インスタンス存在した場合には、「year」と「year1」になります。
- ハイフンは下線文字で置き換えられます。
連続ハイフンのストリングは、連続下線で置き換えられます。
例えば、「current-user--id」は「current_user__id」になります。
- 大文字のみが含まれた、ハイフンで区切られた名前のセグメントは、小文字に変換されます。
例えば、「CA-REQUEST-ID」は「ca_request_id」になります。
- 数字で始まる名前には、先行する下線文字が追加されます。
例えば、「9A-REQUEST-ID」は「_9a_request_id」になります。
また、以下の制限が適用されます。
- レベル番号が 66 および 77 のデータ記述項目はサポートされません。
レベル番号が 88 のデータ記述項目は無視されます。
- データ記述項目の以下の節はサポートされません。
- OCCURS DEPENDING ON
- OCCURS INDEXED BY
- REDEFINES
- RENAMES (レベル 66)
- DATE FORMAT
- データ記述項目の以下の節は無視されます。
- BLANK WHEN ZERO
- JUSTIFIED
- VALUE
- USAGE 節の以下の句はサポートされません。
- OBJECT REFERENCE
- POINTER
- FUNCTION-POINTER
- PROCEDURE-POINTER
- DISPLAY および COMPUTATIONAL-5 データ記述項目でサポートされる PICTURE 文字は、9、S、および Z のみです。
- PACKED-DECIMAL データ記述項目でサポートされる PICTURE 文字は、9、S、V、および Z です。
- 編集数値データ記述項目でサポートされる PICTURE 文字は、9 および Z のみです。