バンドル依存関係の定義

CICS® バンドルの依存関係を定義するには、バンドル・マニフェスト・エディターでバンドル・マニフェスト・ファイル (cics.xml) を編集します。

このタスクについて

バンドル依存関係は、マニフェスト・ファイルにインポートとして追加します。 バンドル依存関係は、多くの場合、BUNDLE リソースを有効な状態でインストールするために CICS 領域に存在する必要のある CICS リソースです。 例えば、BUNDLE リソースを有効にする前に TCPIPSERVICE を利用可能にしておく必要があるということを指定できます。

インポートをオプションにして、依存関係が満たされていなくても常に BUNDLE リソースを有効な状態でインストールすることもできます。

手順

  1. 作業対象にするバンドルの META-INF フォルダーにナビゲートします。
  2. cics.xml マニフェスト・ファイルをダブルクリックします。 バンドル・マニフェスト・エディターが開いて、このバンドルに必要な現在のすべてのリソース (バンドルの ID やバージョンを含む) が表示されます。
  3. 「追加」をクリックします。 プロパティーのインポート・ダイアログが開きます。
  4. CICS リソース・タイプ・リストにリソース・タイプを入力します。 Ctrl + Space キーを押してコンテンツ・アシスタンスを表示することもできます。
  5. リソースの名前を入力します。
  6. BUNDLE リソースを有効にする前にインポートが必須かオプションかを選択します。 デフォルトの動作は、インポートが必須で、依存関係が満たされなければ BUNDLE リソースを有効にできないというものです。 「オプション」を選択した場合は、CICS 領域で依存関係が満たされていなくても BUNDLE リソースがインストールされます。
  7. 「OK」をクリックします。 このバンドルが必要とする、インポートされたリソースのリストに、このリソースが追加されます。
  8. 「保存」をクリックします。

タスクの結果

CICS バンドルが必要とする CICS リソースを定義しました。

次のタスク

CICS リソースをバンドル・プロジェクトに追加できます。 これらのリソースは、CICS 領域に BUNDLE リソースがインストールされた時点で、動的に作成されます。