アプリケーション定義の作成

アプリケーションをデプロイするには、アプリケーション定義を CICSPlex® SM データ・リポジトリー内に作成します。 アプリケーション定義は、デプロイするアプリケーションの zFS 内での位置を指定し、アプリケーションのターゲット・プラットフォームを指定する、APPLDEF リソースです。

始める前に

アプリケーションに関するアプリケーション・バンドル、アプリケーション・バインディング、および CICS® バンドルの各プロジェクトが、zFS 上のプラットフォームのホーム・ディレクトリー内に存在する必要があります。

手順

  1. CICS クラウド・パースペクティブを開きます。「クラウド・エクスプローラー」ビューで右クリックし、 「新規」 > 「アプリケーション定義」を選択して「新しいアプリケーション定義 (Application Definition)」ウィザードを開きます。 このウィザードには、CICS SM パースペクティブからもアクセスできます。 操作対象にする CICSplex を右クリックして、「新規」>「その他」をクリックします。 「CICS 定義」フォルダーを展開して、「アプリケーション定義」をクリックします。
  2. 「次へ」をクリックします。 「CICSplex」フィールドには、操作対象の CICSPlex の名前が自動的に入力されます。
  3. 「名前」フィールドに、アプリケーション定義の名前を入力します。これは、データ・リポジトリー内の APPLDEF リソースの名前になります。
  4. 「プラットフォーム定義」フィールドで、アプリケーションをインストールするプラットフォームの名前を選択します。
  5. アプリケーションについての説明を入力し、アプリケーション・プロジェクトに指定したバージョン番号に合致するバージョン番号を提供します。例えば、オリジナルのバージョンであれば 1.0.0 などとなります。
  6. オプション: 「FTP 接続」フィールドで、アクティブな FTP 接続を選択します。 zFS に接続していない場合、ステップ 78 で使用する「参照」ボタンが使用不可になります。
  7. 「アプリケーション・ディレクトリー」フィールドの「参照」をクリックし、zFS 上でのプラットフォームのホーム・ディレクトリーを見つけます。そこに、アプリケーション・プロジェクトがエクスポートされます。
  8. 「バインディング・ディレクトリー」フィールドの「参照」をクリックして、zFS 上でのプラットフォームのホーム・ディレクトリー内にある、アプリケーション・バインディングの名前を持つサブディレクトリーを位置指定します。
  9. 「終了」をクリックして、アプリケーション定義を作成します。 アプリケーション定義が作成されました。 ビューを最新表示すると、アプリケーション定義名が表示されます。

タスクの結果

CMAS のデータ・リポジトリー内にアプリケーション定義が作成されます。 アプリケーション定義は、インストールする前には編集できますが、インストールした後には編集できません。 「クラウド・エクスプローラー」ビューでアプリケーション定義をダブルクリックすると、それを編集できます。

次のタスク

アプリケーション定義をインストールして、そのアプリケーションを使用可能にすることにより、ターゲット・プラットフォームで稼働するアプリケーションを作成します。