ローカル JCL ファイルの作成

リソース・パースペクティブから、ローカル・ワークスペースで JCL ファイルを作成および編集できます。 JCL ファイルが作成されたら、ジョブを実行依頼したり、ファイルを区分データ・セットにコピーしたりすることができます (ローカル・プロシージャーを使用)。

始める前に

まだリソース・パースペクティブに切り替えていない場合は、切り替えてください。 JCL ファイルを作成するためにホスト・システム上の FTP または z/OSMF サーバーに接続する必要はありませんが、ジョブを実行依頼するにはアクティブ接続が必要です。 詳しくは、このトピックの後の部分に出てくる関連リンクを参照してください。

このタスクについて

このタスクでは、ローカル・ワークスペースで新規ジョブ実行依頼プロジェクトを作成してから新規 JCL ファイルを作成します。 ワークスペースに既に「ジョブ実行依頼」プロジェクトがある場合は、以下の手順のステップ 3 に進むことができます。

手順

  1. 「プロジェクト・エクスプローラー」ビュー内の任意の場所を右クリックし、「新規」>「プロジェクト」をクリックします。 「新規プロジェクト」ウィザードが開きます。 z/OS フォルダーを展開し、「新規ジョブ実行依頼プロジェクト」をクリックします。 「次へ」をクリックします。
  2. 「ジョブ実行依頼プロジェクトの作成」ウィザードで、プロジェクトに付ける名前を入力し、「完了」をクリックします。 「プロジェクト・エクスプローラー」ビューにプロジェクトが表示されます。
  3. プロジェクトを右クリックし、「新規」>「ファイル」をクリックして、「新規ファイル」ウィザードを開きます。 選択していた親プロジェクトが選択されていますが、必要に応じて別のプロジェクトを選択することもできます。
  4. 「ファイル名」フィールドに、作成する JCL ファイルの名前を入力します。 ファイル名には接尾部「.jcl」が必要です (例えば、terminal.jcl)。 「完了」をクリックします。

次のタスク

プロジェクト内に JCL ファイルが作成され、JCL エディターで開きます。 JCL エディターは、提供されているデータ・セット・エディターと似ていますが、JCL 内のさまざまなテキスト・エレメントを区別するための色付けができます。 エディターの設定ページで色を変更するには、JCL エディター内の任意の場所を右クリックし、「設定」をクリックします。 JCL エディターの「設定」ページが表示されます。 エレメントを選択し、色とテキスト・スタイルを変更できます。

JCL エディターの「設定」ページの画面取り。各種エレメントがさまざまな色に設定された JCL ファイルのサンプルが表示されています。