ファイルのインポート・ウィザードを使用する XML 変換の作成

ファイルのインポート・ウィザードを使用して、ソース言語ファイルを CICS® バンドル・プロジェクトにインポートし、Atom フィード用の XML バインディングと関連スキーマを作成します。 その後、このバンドル・プロジェクトは、XML 変換として CICS システムにデプロイできます。

始める前に

XML 変換に関連付けるソース言語ファイルがなければなりません。

このタスクについて

ウィザードでは、COBOL、C/C++、または PL/I の言語構造を使用して、XML バインディングおよび関連スキーマを生成できます。 このウィザードは、XML バインディングおよびスキーマをバンドル・プロジェクトにインポートします。 CICS システムへのデプロイメント用にバンドル・プロジェクトをローカル・ファイル・システムへ .zip ファイルとしてエクスポートすることもできますし、プロジェクトを直接 z/OS® UNIX にエクスポートすることもできます。 エクスポート済みバンドル・プロジェクトは、Atom フィードで使用できる XML 変換になります。

手順

  1. オプション: XML 変換インポート用のプロジェクトがまだない場合は、CICS Explorer® で新規 CICS バンドル・プロジェクトを作成します。
    1. リソース・パースペクティブに切り替えるには、メインメニュー・バーで、「ウィンドウ」 > 「パースペクティブを開く」 > 「その他」をクリックします。 「パースペクティブを開く」ウィンドウで「リソース」を選択して、「OK」をクリックします。
    2. メインメニュー・バーで、「ファイル」 > 「新規ウィザード」 > 「その他」 > 「CICS リソース」 > 「CICS バンドル・プロジェクト」をクリックします。 バンドル・プロジェクト・ウィザードが開きます。
    3. 「プロジェクト名」フィールドに、新規プロジェクトの名前を入力します。
    4. 「終了」をクリックします。
    プロジェクト・エクスプローラー・ビューに新しい CICS バンドル・プロジェクトがリストされます。
  2. リソース・パースペクティブのプロジェクト・エクスプローラー・ビューでバンドル・プロジェクトを右クリックし、「インポート」をクリックします。
  3. 「一般」フォルダーを展開し、「XML 変換ソースのインポート」をクリックします。 ファイルのインポート・ウィザードが開きます。
  4. 「参照」をクリックして、XML 変換に関連付けるソース言語ファイルを見つけます。 使用するファイルまでナビゲートします。 このファイルは、以下のいずれかのファイル・タイプになります。
    ファイル・タイプ プログラミング言語
    .c C/C++ ソース・コード・ファイル
    .cpp C/C++ ソース・コード・ファイル
    .h C/C++ ヘッダー・ファイル
    .cbl COBOL ソース・コード
    .cob COBOL ソース・コード
    .cpy COBOL コピーブック・データ・ファイル
    .pli PL/I データ記述ファイル
  5. 「親フォルダーを入力または選択」フィールドで、XML バインディングおよびスキーマのインポート先バンドル・プロジェクトの名前を上書きするか、リストからバンドル・プロジェクトを選択します。
  6. XML バインディングと関連スキーマの名前を、「バンドル内の XML 変換ソース名」フィールドで指定します。 このフィールドには以前に指定したソース言語ファイルの名前が取り込まれていますが、このフィールドを上書きして別の名前にすることができます。ただし、ファイル拡張子は変更しないでください。
  7. マッピング・レベルを設定します。 マッピング・レベルは、ソース言語ファイルと XML スキーマの間で変換を行う情報量を定義します。 現時点で最も高度なマッピングを活用するため、マッピング・レベルを最新レベルに設定してください。 マッピング・レベルについて詳しくは、「CICS TS 5.1 インフォメーション・センター」の『CICS 支援機能用のマッピング・レベル』を参照してください。
  8. 「終了」をクリックして XML バインディング (.xsdbind) およびスキーマ (.xsd) を作成し、それらをバンドル・プロジェクトにインポートします。 これらのファイルは、バンドル・プロジェクトの xsdbind フォルダーにインポートされます。 ソース言語ファイルのコピーも参照用にバンドル・プロジェクトにインポートされ、META-INF フォルダーにあるマニフェスト・ファイル (cics.xml) が新しい XML 変換定義で更新されます。

タスクの結果

XML バインディングとスキーマがバンドル・プロジェクトにインポートされます。

次のタスク

CICS システムへのデプロイメント用にバンドル・プロジェクトをローカル・ファイル・システムへ .zip ファイルとしてエクスポートすることもできますし、プロジェクトを直接 z/OS UNIX にエクスポートすることもできます。 詳しくは、CICS バンドルのデプロイ を参照してください。