CICS バンドル・プロジェクトへのリソースの追加

リソース定義を CICS® バンドル・プロジェクトに追加する場合、CICS 領域にバンドルをデプロイおよびインストールするときに、CICS はリソースを動的に作成します。

始める前に

リソースを CICS バンドル・プロジェクトに追加するためには、その前にそのバンドル・プロジェクトを作成しておく必要があります。 詳しくは、CICS バンドル・プロジェクトの作成を参照してください。

このタスクについて

CICS リソースは、CICSバンドルで定義され、バンドル・デプロイメントの一部として動的に作成されるため、その一部の特性が変更されます。 この方法で作成される CICS リソースのライフサイクルは、BUNDLE リソースから独立して管理することはできません。 それらは CICS バンドルを介して管理する必要があります。 バンドルとリソース・ライフサイクルは相互に依存しているため、アプリケーション・アーキテクトは、アプリケーションのどのリソースのセットのライフサイクルを CICS バンドルのライフサイクルに結び付けるかを注意深く考慮する必要があります。 CICS バンドルでリソースを定義することの潜在的な影響についてより深く理解するには、バンドル・リソースの特性 を参照してください。

CICS バンドル・プロジェクトでリソースを定義するには、以下の手順に従ってください。

手順

  1. 「プロジェクト・エクスプローラー」ビューで、CICS バンドル・プロジェクトを右クリックし、「新規」をクリックします。
  2. 追加するリソース (プログラム、ライブラリー、トランザクション、URI マップ定義など) をメニューから選択します。
    ヒント: CICS で大/小文字混合の名前がサポートされる場合、 CICS バンドルのリソースにも大/小文字混合の名前を使用できます。ただし、ご使用のファイル・システムによっては、大/小文字が異なる同じ名前のファイルが、同じ CICS バンドル・プロジェクトに存在できない場合もあります。 大/小文字が異なる同じリソース名を使用する必要がある場合は、それらのリソースを別個の CICS バンドル・プロジェクトに定義してください。
  3. リソースを作成した直後にそのリソースの属性を表示および編集する場合、「エディターを開く」チェック・ボックスを選択して、ウィザードを終了するときにリソース・エディターが開くようにします。 この作業を後で実行する場合は、「プロジェクト・エクスプローラー」ビューからリソース・エディターを開くことができます。
  4. ウィザードで必須フィールドに入力します。 CICS リソースのサブセットを扱う場合、リソースがアプリケーションへのエントリー・ポイントであるなら、アプリケーション操作を追加できます。
  5. 「終了」をクリックします。

タスクの結果

リソース定義が CICS バンドル・プロジェクトに作成され、バンドル・マニフェストが更新されます。

次のタスク

リソース・エディターでリソースを編集するには、CICS バンドル・プロジェクトで定義されたリソースの編集の指示に従ってください。

リソース定義を完了すると、CICS バンドル・プロジェクトを zFS にデプロイしたり、アプリケーション・バンドルまたはプラットフォーム・バンドルとともに、デプロイメント用にバンドルをパッケージ化したりできます。 詳しくは、CICS バンドルのデプロイを参照してください。