バージョン 5.1 では、IBM® CICS Explorer® の機能がさらに強化されました。 このバージョンで使用できるさらに飛躍的な新しい項目の説明を記載します。
新機能 | 説明 |
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プラグインの複合更新サイト | 新しいバージョンの CICS Explorer に関する最新の情報を入手し、新しいツールおよびプラグインを CICS Explorer 環境に追加するための簡単な方法を提供します。詳しくは、複合更新サイトの使用法を参照してください |
システム接続を管理するための新しいインフラストラクチャー | CICS Explorer に、新しい方法でシステム接続を管理する機能が加わりました。 「ホスト接続」ビューを使用すると、すべてのシステム接続の管理や、中央に配置した共用ファイルによる接続のロードまたはインポートを行うことができます。 詳しくは、CICS システム接続の構成を参照してください。 |
システム・ダンプを実行する機能 | CICS Explorer に、システム・ダンプを実行する機能が加わりました。 「領域」ビューで CICS 領域を右クリックし、アクション・リストから「スナップ・ダンプ」を選択できるようになりました。 詳しくは、リソースに対するアクションの実行を参照してください。 |
既存の定義から新規リソースを作成する機能 | CICS Explorer に、既存のリソースの属性をコピーして、同じ属性で新規リソースを作成したり、既存のリソースの新しいバージョンを作成したりする機能が加わりました。 詳しくは、既存の定義からの新規リソースの作成を参照してください。 |
CICS VSE のサポート | CICS Explorer に、CICS VSE システムに接続する機能が加わりました。 |
z/OS® Management Facility (z/OSMF) のサポート | CICS Explorer に、z/OSMF 製品に接続する機能が加わりました。 z/OSMF 製品を使用すると、アクティブ・ジョブの出力の表示や、ジョブの取り消しまたは削除を行うことができます。 詳しくは、IBM z/OS Management Facility の使用を参照してください。 |
リソース・データをコピーしてスプレッドシートに貼り付ける機能 | CICS Explorer に、ビュー内のリソース・データを選択してスプレッドシートに貼り付けたり、データをコンマ区切り値 (CSV) ファイルとして保存したりする機能が加わりました。 詳しくは、リソース・データのコピーとスプレッドシートへの貼り付けを参照してください。 |
z/OS UNIX ファイルを作成する機能 | CICS Explorer に、CICS Explorer z/OS パースペクティブを使用して、z/OS UNIX ファイル・システムのディレクトリーに新規ファイルを作成する機能が加わりました。 詳しくは、新規 z/OS UNIX ファイルの作成を参照してください。 |
ファイルまたはフォルダーを z/OS UNIX ファイル・システムにエクスポートする機能 | CICS Explorer に、ファイル、または 1 つ以上のファイルを含むフォルダーを z/OS UNIX ファイル・システムにエクスポートする機能が加わりました。 詳しくは、z/OS UNIX ファイル・システムへのファイルまたはフォルダーのエクスポートを参照してください。 |
新規データ・セットを作成する機能 | CICS Explorer に、CICS Explorer z/OS パースペクティブを使用して、新しい区分データ・セット (PDS)、拡張区分データ・セット (PDSE またはライブラリー・データ・セット)、または順次データ・セットを作成する機能が加わりました。 詳しくは、新規データ・セットの作成を参照してください。 |
アプリケーション定義を作成する機能 | CICS Explorer に、デプロイメントのために CICS アプリケーションを定義し、パッケージ化する機能が加わりました。 詳しくは、CICS アプリケーション・プロジェクトの作成を参照してください。 |
プラットフォーム定義を作成する機能 | CICS Explorer に、デプロイメントのために CICS プラットフォームを定義し、パッケージ化する機能が加わりました。 詳しくは、CICS プラットフォーム・プロジェクトの作成を参照してください。 |
ポリシー定義を作成する機能 | CICS Explorer に、デプロイメントのために CICS ポリシーを定義し、パッケージ化する機能が加わりました。 詳しくは、CICS バンドル・プロジェクト内でのポリシーの作成を参照してください。 |
特定のスコープ内でデプロイされたポリシー・ルールを照会する機能 | CICS Explorer に、デプロイされたポリシー・ルールを特定のスコープ内で照会する機能が加わりました。 詳しくは、ポリシーの照会を参照してください。 |
CICS バンドル・プロジェクトで依存関係を定義する機能 | CICS Explorer に、マニフェスト・ファイルに依存関係を追加して編集するためのエディターが加わりました。 BUNDLE リソースをインストールするときに、これらの依存関係が検査されます。選択するオプションによっては、依存関係が満たされない場合に BUNDLE リソースのインストールに失敗する可能性があります。 |
CICS バンドル・プロジェクトでリソースを定義および編集する機能 | CICS バンドル・プロジェクトに、PROGRAM、TRANSACTION、LIBRARY、および URIMAP のリソース定義を含められるようになりました。 BUNDLE リソースは、デプロイおよびインストールすると、動的に PROGRAM、TRANSACTION、LIBRARY、および URIMAP の各リソースを作成します。 ウィザードを使用してリソースを定義できます。また、リソース・エディターを使用してリソース定義の属性を編集できます。 詳しくは、CICS バンドル・プロジェクトへのリソースの追加およびCICS バンドル・プロジェクトで定義されたリソースの編集を参照してください。 |
CICS バンドルをプラットフォームに追加する機能 | CICS Explorer に、CICS バンドルをインストールされたプラットフォームに追加する機能が加わりました。 CICS プラットフォームへのバンドルの追加を参照してください。 |
CICS バンドルをプラットフォームから削除する機能 | CICS Explorer に、CICS バンドルをインストールされたプラットフォームから削除する機能が加わりました。 プラットフォームからの CICS バンドルの削除を参照してください。 |
イベントを定義するときに静的データを定義する機能 | アプリケーション・イベントおよびシステム・イベントは、キャプチャー仕様を定義するときに静的データを送出できるようになりました。 情報源イベントを定義するときに、特定の項目の静的データを選択できるようになりました。 詳しくは、「情報源」タブを参照してください。 |
イベント・バインディング・エディターの新しいシステム・イベント | システム・イベントは、MESSAGE キャプチャー・ポイントをサポートするようになりました。また、最大 10 個のメッセージを挿入するためのオプション・フィルターを定義できます。システムが DFHxxnnnn メッセージまたは EYUxxnnnn メッセージを発行した場合にイベントをキャプチャーおよび発行できるようになりました。 詳しくは、システム・イベントを参照してください。 |
イベント・バインディング・エディターの新しいキャプチャー・ポイント | アプリケーション・イベントは、WRITE OPERATOR キャプチャー・ポイントをサポートするようになりました。 アプリケーション・プログラムが EXEC CICS WRITE OPERATOR コマンドを発行するときに、イベントをキャプチャーおよび発行できるようになりました。 詳しくは、アプリケーション・イベントを参照してください。 |
CICS 領域に対して Secure Sockets Layer (SSL) を再構築する機能 | SSL の再構築を実行する新規アクションがCICS 領域コンテキスト・メニューに追加されました。 このアクションは、CICS TS バージョン 5.1 以降を実行するシステムに対してのみ使用できます。 また、「領域」ビューの CICS 領域を右クリックすることによってアクセスできます。 詳しくは、リソースに対するアクションの実行を参照してください。 |
接続で Secure Sockets Layer (SSL) を使用 | CICS Explorer と CICS サーバーの間の接続で、 セキュリティー向上のために、Secure Sockets Layer (SSL) を使用できるようになりました。 以下の注を参照してください |
Explorer の場合、
IZE0106E Connect failed with error "javax.net.ssl.SSLHandshakeException: Received fatal alert: handshake_failure (SYSA CMCI SECURE)"
ジョブ・ログにおいて、
DFHSO0123 09/19/2012 10:13:22 IYCYZC2K Return code 402 received from function 'gsk_secure_socket_init' of System SSL.
Reason: No common ciphers negotiated.
Peer: 9.20.210.250, TCPIPSERVICE: XFHWUTCP.
パースペクティブ | 説明 |
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クラウド・パースペクティブ | このバージョンでは、以下の新規パースペクティブが 1 つ追加されました。
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ビュー・タイプ | 説明 |
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操作ビュー | このバージョンでは、以下の新しい「操作」ビューが 7 つ追加されました。
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「定義 (Definition)」ビュー | このバージョンでは、以下の新しい「定義」ビューが 2 つ追加されました。
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ビュー名 | 説明 |
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「タスク」ビュー | 新しいフィールドが「タスク」ビューに追加されました。 「MRO/LU6.2 セッション割り振り待ち時間」フィールドは、このタスクがセッションの割り振りを待機するために費やした時間を示します。 |
「完了済みタスク」ビュー | 新しいフィールドが「完了済みタスク」ビューに追加されました。 「IS 割り振り待ち時間」フィールドは、このタスクが IPIC セッションの割り振りを待機するために費やした時間を示します。 |
新機能 | 説明 |
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CICS TS 5.1 JCICS のサポート | CICS Explorer は、CICS TS バージョン 5.1 JCICS をサポートするようになりました。 |
変更されたビュー: | タスク・ビューのフィールド名が、より分かりやすい名前に変更されました。 「アクティブ・ワークロード」ビューは「ワークロード」ビューに名前変更されました。 |
新機能 | 説明 |
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Java 7 のサポート | CICS Explorer SDK が更新され、CICS TS が必要とする Java 7 をサポートするようになりました。 詳細については、CICS Explorer SDK を参照してください。 |