アプリケーションを使用不可にして、プラットフォームで一時的に使用できないようにします。新しいバージョンのアプリケーションをインストールする必要がある場合、またはアプリケーションが必要なくなった場合、それを使用不可にして破棄します。
このタスクについて
アプリケーションを使用不可または破棄すると、アプリケーションの一部としてデプロイされていた CICS® バンドルも、CICS 領域内で使用不可または破棄されます。
新しいバージョンのアプリケーションをインストールする際は、アプリケーション定義を新しいバージョンのアプリケーションを指す新しいアプリケーション定義で置き換える必要もあります。
インストールしたアプリケーション定義は編集することができません。
手順
- CICS クラウド・パースペクティブを開きます。 アプリケーションの現行の状況が「クラウド・エクスプローラー」ビューに表示されます。
CICS 領域でアプリケーションの CICS バンドルの状況も確認する場合、CICS Explorer® メニュー・バーで、
をクリックして「バンドル」ビューを開きます。
- 「クラウド・エクスプローラー」ビューの「プラットフォーム」階層または「アプリケーション」階層のいずれかで、インストールされているアプリケーションを見つけます。
- アプリケーションを使用不可にするには、アプリケーション名を右クリックして「使用不可」を選択し、「OK」をクリックして確定します。 CICSPlex® SM は、CICS 領域でアプリケーションの CICS バンドルを使用不可にするため、そのアプリケーションはプラットフォームで使用できなくなります。
「クラウド・エクスプローラー」ビューを最新表示して、アプリケーションの状況を確認します。
表示されるアプリケーションの状況が「無効」以外の場合、アプリケーションの状況の確認を参照し、推奨されるアクションを確認してください。
- アプリケーションを破棄するには、ステップ 3 の説明に従ってアプリケーションをまず使用不可にする必要があります。アプリケーションを使用不可にした後、アプリケーション名を右クリックして「破棄」を選択し、「OK」をクリックして確定します。 CICSPlex SM は、CICS 領域でアプリケーションの CICS バンドルを破棄し、そのアプリケーションをプラットフォームからアンインストールします。
「クラウド・エクスプローラー」ビューを最新表示すると、アプリケーション名の代わりにアプリケーション定義 (APPLDEF リソース) の名前が表示されます。
CICSPlex SM がいずれかのバンドルを使用不可にするか破棄することができなかった場合、アプリケーションは破棄されません。
タスクの結果
アプリケーションは使用不可または破棄され、そのアプリケーションの一部であったすべての CICS バンドルが使用不可または破棄されます。
アプリケーション定義は CICSplex のデータ・リポジトリーに残ります。
次のタスク
- 新しいバージョンのアプリケーションをインストールするには、アプリケーション定義の作成およびアプリケーション定義のインストールの指示に従って、新しいバージョンのアプリケーションを指す新しいバージョンのアプリケーション定義を作成し、インストールします。
以前のバージョンのアプリケーション定義を CICSplex のデータ・リポジトリーに残すことは可能ですが、プラットフォームにインストールできるアプリケーション定義のバージョンは一度に 1 つだけです。
- アプリケーションが不要になった場合、アプリケーション定義を削除できます。さらに、zFS のプラットフォーム・ディレクトリーからアプリケーション・プロジェクトを削除することもできます。新しいバージョンのアプリケーションをインストールする際、以前のバージョンのアプリケーション定義またはアプリケーション・プロジェクトを削除する必要はありません。プラットフォームを破棄する際、アプリケーション定義を削除する必要はありません。
- アプリケーション定義を削除するには、「クラウド・エクスプローラー」ビューでアプリケーション定義を右クリックして「削除」を選択し、「OK」をクリックして確定します。
アプリケーション定義を削除するには、その前にアプリケーションを使用不可にし、破棄しておく必要があります。
- アプリケーション・プロジェクトを削除するには、CICS Explorer の z/OS® パースペクティブを使用して、アプリケーション・バンドルが含まれているフォルダーをプラットフォームのホーム・ディレクトリーから削除します。