イベント仕様をイベント・バインディングに追加することで、ビジネス・イベントとそのイベントでキャプチャーする情報を記述します。
このタスクについて
インターセプトするイベントが明確な場合は、
CICS® イベント・バインディング・エディターを使用してイベントを CICS に指定します。
手順
- CICS イベント・バインディング・エディターで「イベント・バインディング」タブをクリックします。
- 「追加」をクリックします。 「イベント仕様の追加」ウィンドウが開きます。
- イベント仕様の名前を入力します。 許容文字は、A から Z、a から z、0 から 9、および _ です。
先行ブランクおよび埋め込みブランク文字は使用できません。
ストリングは 0 から 9、または _ で開始することはできません。また、大文字、小文字、大/小文字混合を問わず「xml」(例えば、「Xml」や「xMl」など) で開始することもできません。
- オプション: イベント仕様の記述を入力します。
- 「OK」をクリックします。 「イベント仕様」セクションに、新規イベント仕様がリストされます。
- 「イベント仕様」セクションの新規イベント仕様をダブルクリックするか、「詳細の編集」をクリックします。 「仕様」タブが開いて、新規イベント仕様の詳細が表示されます。
- 当該イベントでキャプチャーするデータを指定します。
データのキャプチャーは必須ではありません。名前があってデータのないイベントを出力することもできます。
データをキャプチャーする場合には、「仕様」タブの「出力されるビジネス情報」セクションを表示します。
このセクションには、イベントでキャプチャーする情報の表が含まれています。
キャプチャーするビジネス情報の項目ごとに、以下のステップを完了します。
- 「追加」をクリックします。 「イベント情報」ウィンドウが表示されます。
- ビジネス情報項目の名前を入力します。 許容文字は、A から Z、a から z、0 から 9、および _ です。
先行ブランクおよび埋め込みブランク文字は使用できません。
ストリングは 0 から 9、または _ で開始することはできません。また、大文字、小文字、大/小文字混合を問わず「xml」(例えば、「Xml」や「xMl」など) で開始することもできません。
- ビジネス情報項目のタイプ、長さ、および説明を指定します。
数値のビジネス情報項目の精度も指定できます。
出力されるビジネス情報項目を追加した後で、項目を選択して「上へ移動」ボタンと「下へ移動」ボタンを使用することで、項目が出力される順序を変更できます。
タスクの結果
これで、キャプチャー仕様を作成して、イベント仕様を CICS に記述できます。
これは、
「キャプチャー仕様の追加」をクリックすることで行います。また、SIGNAL EVENT コマンドをプログラムに追加している場合は、
「自動キャプチャー仕様」をクリックすることで、そのキャプチャー・ポイントを生成できます。