CICS Explorer システム接続の構成

何らかの情報を表示する前に、システム接続、その場所、および認証要件に関する詳細を入力することにより、CICS Explorer™ と CICS® システムの間の接続を確立する必要があります。デフォルトでは、CICS Explorer は、SSL プロトコルを使用して接続を試行します。 SSL 接続に成功しなかった場合には、接続は SSL を使用せずに再試行されます。

始める前に

少なくとも 1 つの接続資格情報を定義してからでなければ、システム接続を構成できません。詳しくは、トピック接続資格情報の定義を参照してください。

先に進む前に、システム接続のすべての詳細があり、ご使用のシステムに接続するための適切な許可レベルがあり、さらに企業のネットワークに接続していることを確認してください。 CICS バージョン 4 システムに接続していて、更新機能が必要な場合、CICS 管理クライアント・インターフェース (CMCI) を使用するように CICS システムがセットアップされている必要があります。これを行う方法については、CICS Transaction Server for z/OS® バージョン 4 のインフォメーション・センターにあるCICS 管理クライアント・インターフェースのセットアップのトピックを参照してください。

システム管理者が CICS Explorer を事前構成した場合には、「接続プリファレンス」ビューで詳細を表示できます。

CICS Explorer が構成されていない場合、または追加の接続を追加する場合には、以下のステップを行います。

手順

  1. ワークベンチのメニュー・バーで「ウィンドウ」>「設定」をクリックし、「設定」ビューで「CICS Explorer」を展開します。「接続」をクリックします。「接続プリファレンス」ビューが表示されます。 接続が事前構成されている場合には、以下の例のように、接続の詳細が表示されます。 事前構成されていない場合には、フィールドはブランクになります。
    「接続プリファレンス」ビュー
  2. 新規」をクリックします。
  3. システム管理者により提供された詳細をフィールドに記入します。 以下の表では、フィールドの説明を記載します。
    オプション 説明
    タイプ 接続のタイプ。選択可能な値は次のとおりです。
    • CICS バージョン 3 またはバージョン 4 の CICSPlex® SM WUI サーバーへの読み取り専用接続用の「CICSPlex SM データ・インターフェース」
    • 更新機能がある、CICS バージョン 4 の CICSPlex SM WUI サーバーまたは単一の CICS 領域への接続用の「CICS 管理インターフェース」
    名前 この接続を識別するためのローカル名。 名前は自由に選択でき、異なる接続を区別するための助けとしてのみ使用されます。
    ホスト名 CICSPlex SM WUI サーバーまたはスタンドアロン CICS 領域の TCP/IP ホスト名。WUI サーバーの場合には、これは、初期化パラメーター TCPIPHOSTNAME で指定された値です。
    ポート番号 サーバーへのアクセスに使用されるポート。WUI サーバーの場合には、これは、CICS 管理インターフェースの構成時に作成された TCPIPSERVICE 定義の TCPIPPORT 属性で指定された値です。
    資格情報 このシステム用のユーザーの資格情報。メニューの三角アイコンをクリックすればすべての定義済み資格情報が表示されます。
  4. 構成を保存する場合には「適用」をクリックします。処理を取り消して、新規接続を保存せずにプリファレンス・ビューを閉じる場合には「取り消し」をクリックします。
  5. 接続」をクリックします。

次のタスク

接続」をクリックすると、CICS Explorer は、構成したシステムへの接続を試行します。 「サインオン」ダイアログが表示されます。CICS Explorer が CICSplex に接続する前にパスワードを入力する必要があります。

接続に成功した場合、ワークベンチ・ウィンドウの右下隅の接続ステータス・バーにある緑色のアイコン (非 SSL 接続を示す) またはパッドロック (SSL 接続を示す) の隣に、接続名が表示されます。

接続に成功しなかった場合には、ワークベンチ・ウィンドウの右下隅にある接続ステータス・バーの接続名の隣に、赤色のアイコンが表示されます。 「接続プリファレンス」ビューの上部に、失敗の理由を示すエラー・メッセージが表示されます。 フィールドの値を確認し、エラーを修正してから、「接続」をクリックして修正内容をテストします。

接続に成功した場合には、「OK」または「取り消し」をクリックして、プリファレンス・ビューを閉じます。