バージョン 1.0.0.7 の新機能

バージョン 1.0.0.7 では、IBM® CICS Explorer™ の機能がさらに強化されました。このバージョンで使用できるさらに飛躍的な新しい項目の説明を記載します。

注:
  • 新しい JVM サーバー 「使用不可」 アクションである PHASEOUTPURGEFORCEPURGE、および KILL を使用するには、CICS® TS V4 APAR PM08661 が必要です。
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新機能
「設定」ビューの新しい「接続資格情報 (Connection Credentials)」ページ

バージョン 1.0.0.7 では、ユーザー ID とパスワードは「資格情報」として保存しなければなりません。 資格情報の定義は、「設定」の「資格情報」ページを使用して行います。

「設定」の「資格情報」ページの画面取り

資格情報を定義すると、その資格情報を共有するシステムで使用することができ、詳細を毎回入力する必要がありません。システムに接続できるようにするには、少なくとも 1 つの資格情報を設定する必要があります。

詳しくは、接続資格情報の定義を参照してください。

ソフトウェア更新用にインターネットに接続するためプロキシー・サーバーを使用する機能

CICS Explorer の更新サービスは、インターネット上の事前構成されたダウンロード・サイトで使用可能です。組織によっては、インターネットへの接続はプロキシー・サーバーを介して行うように求めているかもしれません。「設定」ビューの新しい「ネットワーク接続」ダイアログを使用して、プロキシー・サーバーを構成できるようになりました。

「ネットワーク接続」ページの画面取り

詳しくは、プロキシー・サーバーの構成を参照してください。

JVM サーバーを使用不可にする機能

JVM サーバーを使用不可にするための新しいカスケード・メニューが使用可能です。このメニューには、「JVM サーバー」ビューでサーバーを右クリックして「使用不可にする」の上にマウス・カーソルを移動してアクセスします。 「PHASEOUT」「PURGE」「FORCEPURGE」、および 「KILL」が選択可能です。

詳しくは、リソースに対するアクションの実行を参照してください。

変更された機能
「設定」の「接続」ページの変更点

このトピックの前の部分で説明したように、ユーザー ID やパスワードは「設定」の「資格情報」ページで「資格情報」として保存されるようになりました。「設定」の「接続」ページでは、ユーザー ID とパスワードの代わりに資格情報名を入力するようになりました。

「設定」の「接続」ページの画面取り

詳しくは、プリファレンス・ビューからのシステムへの接続を参照してください。

ビューの変更
新規ビュー

操作ビュー

このバージョンには新規「操作」ビューが 2 つ追加されました。以下のとおりです。
  • 「CICSplex」ビュー:

    「CICSplex (CICSPLEX)」ビューは、ある CICSplex に関連したすべての CMAS に関する情報を、ローカル CMAS がその CICSplex のメンテナンス・ポイントであるかどうかに関わらず表示します。

  • 「CMAS 詳細」ビュー:

    「CMAS 詳細」(CMAS) ビューには、WUI サーバーが接続されている CICSplex のメンテナンス・ポイント CMAS に関する情報が表示されます。

これらのビューは、ツールバーの「操作」メニューからアクセスできます。

管理ビュー

このバージョンには新規「管理」ビューが 3 つ追加されました。以下のとおりです。
  • 「CICSplex 定義」ビュー:

    「CICSplex 定義 (CPLEXDEF)」ビューは、ローカル CMAS に関連した CICSplex に関する情報を表示します。

  • 「システム定義」ビュー:

    「システム定義 (CSYSDEF)」ビューは、CICSPlex の一部として管理されている CICS システムに関する情報を表示します。

  • 「システム・グループ定義」ビュー:

    「システム・グループ定義 (CSYSGRP)」ビューは CICS システム・グループに関する情報を表示しますが、これは CICSplex にスコープを設定するために使用されます。

これらのビューは、ツールバーの「管理」メニューからアクセスできます。