同時に CICS® Explorer の複数のインスタンスを実行することができます。
各インスタンスには固有のワークスペースが必要であるため、ワークスペース名をデータ・パラメーターとして指定して、IBM® CICS Explorer™ の追加のインスタンスをコマンド行から開始する必要があります。
始める前に
Microsoft Windows オペレーティング・システムでは、CICS Explorer のワークスペースは、C:¥Documents and Settings¥username¥ フォルダーに保存されています。
自分で選択した任意のフォルダーに追加ワークスペースを保存することを選択できますが、以下の例ではデフォルトのフォルダーに保存した場合を想定します。
デフォルトのワークスペース名は「.cicsexplorer」です。
追加ワークスペースには任意の名前を使用できますが、以下の例では「.cicsexplorer2」という名前を使用した場合を想定します。
手順
- Microsoft Windows のコマンド・プロンプトを開きます。Linux の場合は、コマンド・シェルに移動します。
- cicsexplorer.exe プログラムがインストールされているディレクトリー (フォルダー) にパスを変更します。
- 以下のいずれかの操作を実行します。
- Microsoft Windows では、「cicsexplorer.exe -data
"C:¥Documents and Settings¥username¥.cicsexplorer2"」と入力してから、Enter を押します。
- Linux では、「cicsexplorer -data ~/.cicsexplorer2」と入力して、Enter を押します。
タスクの結果
CICS
Explorer の新しいインスタンスが開始します。
「.cicsexplorer2」という名前のワークスペースが既に存在する場合は、CICS Explorer はそのワークスペースを使用します。
ワークスペースが存在しない場合は、CICS Explorer は新規に作成します。