バージョン 1.0.0.5 の新機能

バージョン 1.0.0.5 では、IBM® CICS Explorer™ の機能がさらに強化されました。このバージョンで使用できるさらに飛躍的な新しい項目の説明を記載します。

注: CICS® CSD ファイルと相互作用するすべての新機能およびビューには、CICS TS V4 APAR PK90112 が必要です。

新機能
ワークロード管理サポート

CICS Explorer を使用して、以下のワークロード管理を実行できるようになりました。

  • 「アクティブ・ワークロード」ビューと同様の「CICSplex Explorer」ビューでのワークロードの表示。
  • 「CICSplex Explorer」ビューでのワークロードに関連したルーターとターゲットの領域の表示。
    「CICSplex Explorer」ビューの画面取り。CICSplex ツリーが展開され、1 つのワークロードと、1 つのルーターおよび 1 つのターゲットの領域が表示されている。
  • ターゲット領域の起動または静止。

詳しくは、ワークロードの管理を参照してください。

応答していないタスクを選択して関連タスクを検索する機能

CICSplex 内で、応答していないタスクを識別し、同じ NETUOWID または TRNGRPID を持つすべての関連タスクを検索できるようになりました。「検索」ビューに結果が表示されます。

続いて、問題の原因になっているタスクを識別し、修正アクションを行うことができます。

詳しくは、関連タスクの検索を参照してください。

ビューの変更
新規ビュー

操作ビュー

このバージョンでは新規ビューが 1 つ追加されました。ビューは以下のとおりです。
  • 「タスク関連」ビュー

    「タスク関連」(TASKASSC) ビューは、分散トランザクションを構成するタスクに関する情報を表示します。

このビューは、ツールバーの「操作」メニューからアクセスできます。

資料の変更
新しい資料トピック

このバージョンでは、次の 2 つの一般トピックが新たに追加されました。

CICS Explorer SDK API の変更点
新しいタイプ このバージョンでは、次の 7 つのタイプが新たに追加されました。
  • com.ibm.cics.model.ICMASToCMASLinkDefinition
  • com.ibm.cics.model.ICMASToCMASLink
  • com.ibm.cics.model.ICMASInCICSplexDefinition
  • com.ibm.cics.model.IPhysicalDataSet
  • com.ibm.cics.model.ITaskAssociation
  • WLMActiveAOR
  • WLMActiveTOR

詳細については、CICS Explorer SDK Javadoc を参照してください。