「アダプター」タブ

「アダプター」タブは、当該イベント・バインディングのイベントを出力する EP アダプターを選択する場合に使用します。

「アダプター」タブのイメージ。

また、CICS® に EP アダプターの実行方法を指示する拡張情報も指定できます。このタブは 3 つのセクションから成ります。

アダプター
このセクションでは、EP アダプターのタイプを選択して、選択した EP アダプターで必要な情報を指定します。
TS キュー
指定された CICS TS キューに、イベントを出力します。正しいイベントが正しいデータでキャプチャーされていることを検証し、 TS キューから読み取りを行う任意のコンシューマーにイベントを出力する場合は、この EP アダプターを使用します。
トランザクション開始
指定された CICS トランザクションにイベントを出力します。 データは、コンテナー・ベースのイベントの形式でトランザクションに渡されます。 トランザクションを実行する CICS システムを指定できます。 イベント・データが必要でない場合には、既存のトランザクションが使用できます。
カスタム (ユーザー作成)
必要な形式でイベントを出力します。 カスタム EP アダプターは、CICS 提供の EP アダプターでサポートされていないイベントの形式設定とルーティングの組み合わせを指定するためにユーザーが作成する CICS プログラムです。 カスタム EP アダプターは、イベントのコンシュームなど、その他の処理を実行してはなりません。
WMQ キュー
イベントを WebSphere® メッセージ・キューに XML 形式 (WebSphere Business Events が コンシュームする場合) または Common Base Event (CBE) 形式 (WebSphere Business Monitor の場合)、 または XML 以外の形式で出力します。
変更の始まりHTTP変更の終わり
変更の始まりWebSphere Business EventsWebSphere Business Monitor などの 製品がコンシュームできるように XML 形式で HTTP POST によって HTTP 1.1 対応サーバーにイベントを出力します。変更の終わり
拡張
このセクションでの情報の指定は、イベント・バインディングを完成させるために必須ではありません。 CICS が EP アダプターを実行する方法を制御する必要がある場合は、優先順位、トランザクション、 ユーザー ID、トランザクション ID、および CICS システム ID を変更できます。 すべてのオプションがすべての EP アダプター・タイプに対して使用できるわけではありません。 このセクションには、指定した EP アダプターとメッセージ形式に対して正しいオプション・セットが表示されます。
選択可能な拡張の設定について詳しくは、『EP アダプターおよびディスパッチャー情報の指定』を参照してください。