TDQ サンプルの実行

一時データ・キューのサンプルを実行すると、Java プログラムがどのように一時データと対話するかを理解できます。プログラムは、順次キューに格納される一時データの読み取りと書き込みが可能です。

始める前に

CICS 領域が JCICS のサンプルの実行の説明のとおりに構成されていることを確認します。

このタスクについて

このサンプルは、JCICS TDQ クラスの使用方法を示しています。 サンプルは、次の Java クラスとプログラムを使用します。

トランザクション プログラム Java クラス
JTD1 DFJ$JTD1 TDQ.ClassOne

手順

端末で JTD1 トランザクションを入力して、サンプルを実行します。 Task.out に次のメッセージを受け取ります。
    Entering examples.TDQ.ClassOne.main()
    Entering writeFixedData()
    Leaving writeFixedData()
    Entering writeFixedData()
    Leaving writeFixedData()
    Entering readFixedData()
    Leaving readFixedData()
    Entering readFixedDataConditional()
    Leaving readFixedDataConditional()
    Leaving examples.TDQ.ClassOne.main()
 

タスクの結果

CICS は、次の処理を実行します。

  1. トランザクションは、PROGRAM リソース DFJ$JTD1 で定義される主な Java クラスを実行します。
  2. Java プログラムは、一部のデータを一時データ・キューに書き込み、そのキューを読み取ってから削除します。