バージョン 1.1.0 では、IBM® CICS Explorer™ の機能がさらに強化されました。 このバージョンで使用できるさらに飛躍的な新しい項目の説明を記載します。
新機能 |
新規の SM 管理パースペクティブ | SM 管理パースペクティブには、システムおよびワークロード管理の入門として役立つ基本的なビューのセットが含まれています。
デフォルトの SM 管理パースペクティブには、以下のビューが含まれます。
詳しくは、トピックSM 管理パースペクティブを参照してください。 |
ビュー内での列のソートのサポート | CICS Explorer ビューでは、列名をクリックしてデータをソートできるようになりました。
列名をクリックするたびに、データは最新表示され、ローテーションで次のソート順に表示されます。
ソート順は、以下の方法で循環します。
CICS® TS バージョン 4.2 以降のシステムに接続していて、CMCI インターフェースを使用している必要があります。 詳しくは、トピックビューのデータのソートを参照してください。 |
CICS イベント・バインディング・エディターでのシステム・イベントのサポート | システム・イベントは、CICS システムの正常性に相当の影響を及ぼすイベントです。 システム・イベントには、リソース状態の変更、しきい値の超過、または異常なシステム状態またはアクションが含まれます。 システム・イベントを使用すると、システム・リソースまたはシステム・ヘルスの状態の変化を理解するのに役立ちます。 詳しくは、システム・イベントを参照してください。 |
新規の z/OS® Unix ディレクトリーを作成する機能 | z/OS パースペクティブを使用して、z/OS Unix ファイル・システムに新規ディレクトリーを作成できるようになりました。 詳しくは、新規の z/OS Unix ディレクトリーの作成を参照してください。 |
z/OS Unix ファイルおよびディレクトリーのアクセス権限を変更する機能 | 「z/OS Unix ファイル」ビューを使用して、z/OS Unix ファイルおよびディレクトリーのアクセス権限を変更できるようになりました。 詳しくは、z/OS Unix ファイルおよびディレクトリー許可の変更を参照してください。 |
z/OS Unix ファイルの「名前を付けて保存」機能の追加 | z/OS Unix ファイルを編集するときに、新しい「名前を付けて保存」機能を使用して、別のディレクトリーに、あるいは別のファイル名で、ファイルを保存することができます。 詳しくは、z/OS Unix ファイルの編集を参照してください。 |
EPADAPTER 構成を選択する機能 | CICS イベント・バインディング・エディターで、事前定義されている EPADAPTER リソースを使用するか、それとも「アダプター」タブの「アダプター」セクションで定義されているアダプターを使用するかを選択できるようになりました。 分離 EP アダプター構成を使用すると、イベント・バインディング間で簡単にその構成を共有でき、管理するリソースは 1 つだけになります。 イベント・バインディングに組み込まれた EP アダプター構成を指定すると、CICS によってイベント・バインディングと同じ名前で EPADAPTER リソースが作成されます。 詳しくは、EP アダプターおよびディスパッチャー情報の指定を参照してください。 |
オンラインおよびオフラインの EP 検索機能の追加 | イベント処理 (EP) 検索機能を使用して、イベント・バインディングや EP アダプター構成の中から、指定されたリソースを検索できるようになりました。 インストール済みの CICS リソースを検索することもできます。 詳しくは、EP 検索機能の使用を参照してください。 |
イベント・バインディング・エディターに追加された新しい編集機能 | イベント・バインディング・エディターで、元に戻す、やり直し、コピー、および貼り付けの機能を使用できるようになりました。 |
Atom 構成ファイルを作成する機能 | CICS Explorer を使用して Atom 構成ファイルを作成すること、また新しい Atom 構成ファイル・エディターでそれらを編集することができるようになりました。 Atom 構成エディターは、単なる基本的なスターター・エディターであり、Atom 構成ファイルで使用可能なすべての属性をサポートしているわけではありません。 Atom 構成エディターに表示されていない属性を追加する場合、XML エディターまたはテキスト・エディターを使用する必要があります。 詳しくは、Atom 構成ファイルの作成を参照してください。 |
JVM サーバーを使用不可にする機能 | CICS Explorer から JVM サーバーを使用不可に設定できるようになりました。 「JVM サーバー」ビューで、1 つの JVM サーバーをクリックし、右クリックしてアクション・コンテキスト・メニューを表示します。 「使用不可」にマウスを移動し、拡張メニューからいずれかの選択項目をクリックします。 |
変更された機能 |
CICS Explorer メニュー・バーの変更点 | ワークベンチ・メニュー・バーが以下のように変更されました。
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トランザクション・トラッキングのサポートの向上 | タスクが応答しなくなった場合、トランザクション・トラッキングを使用して、問題の判別および関連タスクの識別を行うことができます。 詳しくは、トランザクション・トラッキングを参照してください。 |
System z®.OS パースペクティブの名前変更 | System z.OS パースペクティブは z/OS パースペクティブに名前変更されました。 |
CICS イベント・バインディング・エディターの変更点 | イベント・バインディング・エディターのアダプターの拡張オプションで、すべてのアダプター・タイプについて、発行モード (非同期または同期) を選択できるようになりました。 |
変更されたビュー: | タスク・ビューのフィールド名が、より分かりやすい名前に変更されました。 「アクティブ・ワークロード」ビューは「ワークロード」ビューに名前変更されました。 |
CICS Explorer SDK の変更点 |
Java OSGi アプリケーションを作成するために CICS Explorer SDK サポートが追加されました。 | CICS Explorer SDK は、JCICS クラスを使用する方法、Java プログラムを他の言語で書かれた CICS プログラムと結合する方法、および CICS バンドル・プロジェクトにプログラムを含める方法を示すサンプルを提供します。 詳細については、CICS Explorer SDK を参照してください。 |