このキャプチャー仕様によって出力済みビジネス情報が取得される場所を定義するには、「情報源」タブを使用します。
このタブは、「イベント・バインディング」タブで定義したビジネス情報項目の表で構成されています。 出力済みビジネス情報の項目ごとに、情報源を入力する必要があります。
このタブは、イベント仕様に関連したビジネス情報項目を、当該キャプチャー・ポイントの使用可能なデータ項目にマップする場合に使用します。 項目をマップするには、その項目をダブルクリックします。そうすると、「情報源の編集」ウィンドウが開きます。
「情報源」表のフィールドは、「情報源の編集」パネルで編集できるオプションをまとめたものです。
言語構造をインポートする場合は、 ボタンをクリックします。
次に、言語構造からキャプチャーするフィールドを選択できます。
この方式を使用する場合、「タイプ」、「オフセット」、および「長さ」の各フィールドには、自動的に値が入力されます。
あるいは、「タイプ」、「オフセット」、および「長さ」の値を自分で指定することも可能です。
「キャプチャー・ポイント」タブの「システムのキャプチャー・ポイント」ペインで選択するオプションに基づいて、「情報源の編集」パネルでは以下のオプションが有効になります。
オプション | 説明 |
---|---|
DB2ID | グループ接続を使用していない場合、このオプションは、CICS DB2 接続の接続先である DB2 サブシステムの名前を返します。 または、CICS DB2 接続が接続されていない場合、CICS の接続先に指定した DB2 サブシステムの名前を返します。 詳しくは、INQUIRE DB2CONN の DB2ID を参照してください。 |
DB2GROUPID | グループ接続を使用している場合、このオプションは、指定した DB2 サブシステムのデータ共有グループまたはサブグループの名前を返します。 詳しくは、INQUIRE DB2CONN の DB2GROUPID を参照してください。 |
DB2RELEASE | CICS の接続先である DB2 サブシステムのバージョンとリリース・レベルを示す 4 文字の値を返します。 詳しくは、INQUIRE DB2CONN の DB2RELEASE を参照してください。 |
FROM_CONNECTST | CICS DB2 接続の状況を表す文字ストリング。
可能な値には以下のものがあります。
詳しくは、INQUIRE DB2CONN の CONNECTST を参照してください。 |
TO_CONNECTST | CICS DB2 接続の状況を表す文字ストリング。
可能な値には以下のものがあります。
詳しくは、INQUIRE DB2CONN の CONNECTST を参照してください。 |
オプション | 説明 |
---|---|
FILE | 問い合わせるファイルの 8 文字の名前を指定します。 詳しくは、INQUIRE FILE の FILE を参照してください。 |
DSNAME | FILE 定義と関連付けられた BDAM データ・セットまたは VSAM オブジェクトの 44 文字の名前を戻します。 詳しくは、INQUIRE FILE の DSNAME を参照してください。 |
FROM_ENABLESTATUS | アプリケーション・プログラムがファイルにアクセスできるかどうかを識別する文字ストリング。
可能な値には以下のものがあります。
詳しくは、INQUIRE FILE の ENABLESTATUS を参照してください。 |
TO_ENABLESTATUS | アプリケーション・プログラムがファイルにアクセスできるかどうかを識別する文字ストリング。
可能な値には以下のものがあります。
詳しくは、INQUIRE FILE の ENABLESTATUS を参照してください。 |
OPENSTATUS | ファイルが開いているか、閉じているか、または遷移状態にあるかを識別する文字ストリング。
可能な値には以下のものがあります。
詳しくは、INQUIRE FILE の OPENSTATUS を参照してください。 |
オプション | 説明 |
---|---|
FILE | 問い合わせるファイルの 8 文字の名前を指定します。 詳しくは、INQUIRE FILE の FILE を参照してください。 |
DSNAME | FILE 定義と関連付けられた BDAM データ・セットまたは VSAM オブジェクトの 44 文字の名前を戻します。 詳しくは、INQUIRE FILE の DSNAME を参照してください。 |
FROM_OPENSTATUS | ファイルが開いているか、閉じているか、または遷移状態にあるかを識別する文字ストリング。
可能な値には以下のものがあります。
詳しくは、INQUIRE FILE の OPENSTATUS を参照してください。 |
TO_OPENSTATUS | ファイルが開いているか、閉じているか、または遷移状態にあるかを識別する文字ストリング。
可能な値には以下のものがあります。
詳しくは、INQUIRE FILE の OPENSTATUS を参照してください。 |
ENABLESTATUS | アプリケーション・プログラムがファイルにアクセスできるかどうかを識別する文字ストリング。
可能な値には以下のものがあります。
詳しくは、INQUIRE FILE の ENABLESTATUS を参照してください。 |
オプション | 説明 |
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FROM_TASKS | イベントの前の接続済みタスクの数を指定します。 |
TO_TASKS | イベントの後の接続済みタスクの数を指定します。 |
MAXTASKS | この CICS において、任意の一時点でディスパッチの資格があるタスクの最大数を返します。 詳しくは、INQUIRE SYSTEM の MAXTASKS を参照してください。 |
PERCENT_MAXTASKS | 超過したしきい値を最大タスク数のパーセンテージで指定します。 |
オプション | 説明 |
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TRANCLASS | 問い合わせるトランザクション・クラスの 8 文字の名前を指定します。 クラスが CICS の初期リリースで使用されていた番号付きクラスのいずれかである場合、クラスの名前は DFHTCLnn となります。 ここで、nn は 2 桁のクラス番号です。 詳しくは、INQUIRE TRANCLASS の TRANCLASS を参照してください。 |
FROM_ACTIVE | イベントの前の、トランザクション・クラス内のアクティブ・タスクの数を返します。 |
TO_ACTIVE | イベント後の、トランザクション・クラス内のアクティブ・タスクの数を返します。 |
MAXACTIVE | トランザクション・クラス内で並行して実行できるタスクの最大数を返します。 詳しくは、INQUIRE TRANCLASS の MAXACTIVE を参照してください。 |
PERCENT_MAXACTIVE | 超過したしきい値を最大アクティブ・タスク数のパーセンテージで指定します。 |
オプション | 説明 |
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TRANSACTION | 未処理のトランザクションの異常終了を発行したトランザクション ID を指定します。 |
ABCODE | 4 文字のトランザクション・ダンプの異常終了コードを指定します。 |
詳しくは、キャプチャー仕様の追加を参照してください。