バンドルを z/OS®UNIX System Services (z/OS UNIX) ファイル・システムに直接エクスポートすることで、イベント・バインディング・ファイルを
CICS® システムに配置することができます。
このタスクについて
注: バンドルを z/OS UNIX ファイル・システムに直接エクスポートできるのは、ご使用のネットワークがインターネット・プロトコル、バージョン 4 (IPv4) を使用している場合のみです。この手順は、IPv6 ネットワークでは動作しません。
ポートを保護して、SSL トラフィックを受け入れるようにすることができます。
このようにした場合、CICS Explorer がこれを検出して SSL モードに切り替え、データがクリアな状態で流れないようにします。SSL 接続を確立できない場合は、基本認証が使用されます。
手順
- Project Explorer ビューで CICS バンドル・プロジェクトを右クリックし、「z/OS UNIX ファイル・システムへのエクスポート」を選択します。 「z/OS UNIX ファイル・システムへのエクスポート」ウィンドウが開きます。 「バンドル・プロジェクト」フィールドに、使用するバンドル・プロジェクトの名前が入ります。
その代わりに、使用するバンドル・プロジェクトの名前をこのフィールドに入力するか、「参照 (Browse)」をクリックすることもできます。
- 「接続」フィールドで、三角のアイコンをクリックして FTP ポートへの既存の接続を選択するか、
または接続テキスト・ハイパーリンクをクリックして System z - FTP のタイプの新しい接続を定義します。
- 「ディレクトリー」フィールドで、転送に使用する z/OS UNIX ファイル・システムのディレクトリー名を指定します。ディレクトリー・フォルダーの名前を入力すると、ディレクトリー・ツリーが最新表示され、このフォルダーがルートとして表示されます。フォルダーはダブルクリックできます。このフォルダーはツリーのルートとなり、これは多数のフォルダーをナビゲートする場合に役立ちます。フォルダーと上矢印が表示されたアイコンを使用すると、フォルダー構造の上のフォルダーに戻ることができます。ただし、親フォルダーが存在しない場合を除きます。 その代わりに、ツリーから選択して直接ナビゲートすることもできます。選択したディレクトリーは、エクスポート先ディレクトリーとしてテキスト・フィールドに表示されます。
- オプション: 「既存の z/OS UNIX ファイル・システムのバンドル・フォルダーの削除」チェック・ボックスをクリックして、ファイル転送の前に、指定したフォルダーと、ターゲット z/OS UNIX ファイル・システム・ディレクトリー内のすべての子フォルダーおよびファイルを除去します。このチェック・ボックスをクリックしなかった場合、またはその名前のフォルダーが既に存在している場合は、エクスポートは実行されません。
- 「終了」をクリックします。
タスクの結果
z/OS UNIX ファイル・システムにバンドルがエクスポートされました。バンドル・プロジェクト内にある構造は、指定したフォルダーにミラーリングされました。これで、CICS システムにバンドル・リソース定義を定義してインストールできます。
CICS Explorer™ エクスポート・ウィザードは、バンドル・プロジェクトをエクスポートするフォルダーの名前と接続設定を保管し、ユーザーがバンドルをエクスポートするたびにそれらを思い出さなくてもよいようにします。
注: イベント・バインディング・ファイルは、
接尾部が .evbind である XML ファイルとして保存され、その形式は UTF-8 ASCII (Unicode) です。このファイルは、z/OS テキスト・エディターでは正しく表示されません。