基礎チュートリアル
チュートリアルでは、
CICS Explorer™
を紹介して、基本機能の概要を説明することで、 使用開始できるようにします。追加情報については、このヘルプの「タスク」セクションを参照してください。
CICS Explorer を初めて起動する
初めて
CICS Explorer
を始動すると、ワークベンチが開いて、「ようこそ」ビューが表示されます。
ワークベンチ
ワークベンチは、いくつかの
ビュー
および
パースペクティブ
からなる 1 つのウィンドウです。
接続資格情報の定義
CICS Explorer
はシステム接続を確立しようとする場合、認証のために資格情報の詳細 (ユーザー ID およびパスワードまたはパスフレーズ) をシステムに送信する必要があります。 資格情報を定義すると、その資格情報を共有するシステムで使用することができ、詳細を毎回入力する必要がありません。システムに接続できるようにするには、少なくとも 1 つの資格情報を設定する必要があります。
CICS システム接続の構成
何らかの情報を表示する前に、システム接続、その場所、および認証要件に関する詳細を入力することにより、
CICS Explorer
と CICS® システムの間の接続を確立する必要があります。デフォルトでは、
CICS Explorer
は、SSL プロトコルを使用して接続を試行します。 SSL 接続に成功しなかった場合には、接続は SSL を使用せずに再試行されます。
FTP システム接続の構成
z/OS パースペクティブのビューを使用するには、FTP 接続が必要です。 デフォルトでは、接続はセキュアな形式のプロトコル、FTP over TLS を使用します。セキュア接続に成功しなかった場合には、セキュリティーなしで接続が再試行されます。
パースペクティブ
パースペクティブとは、ワークベンチ内の 1 つ以上のビューのレイアウトです。 CICS Explorer のビューのレイアウト方法を決定して、そのレイアウトを新規パースペクティブとして保存できます。 CICS Explorer は、CICS SM、リソース、SM 管理、および z/OS の 4 つのデフォルトのパースペクティブを備えています。 ここの作業ではパースペクティブについて説明し、ユーザーの操作要件に合わせたパースペクティブの操作方法について説明します。
ビュー
ビューはワークベンチのビジュアル・コンポーネントです。
CICS Explorer
では、ビューにリソース情報が表示されます。 ビューのサイズと位置、およびビューに表示する情報を決定できます。 ここの作業で、ユーザーの操作要件に合わせたビューの操作方法について説明します。
エディター
ワークベンチのビジュアルなコンポーネントであるエディターを使用すると、CICSPlex® SM または CICS のリソースあるいはリソース定義を編集または表示できます。エディターには他のビューと同じ機能が多数ありますが、以下のトピックで示すような制限事項もあります。
ヘルプの入手
システム文書を表示、検索、および印刷するには、オンライン・ヘルプ・システムを使用します。 このヘルプ・システムでは、作業対象リソースの概要が示されるコンテキスト・ヘルプと、必要な情報をキーワードで検索するテキスト検索機能も提供されています。
検索スコープを拡大して、それに外部の情報源が含まれるようにすることもできます
。このヘルプは、ワークベンチの「ヘルプ」ビュー内の別個の「ヘルプ目次」ウィンドウに、または外部ブラウザーのウィンドウに表示されます。
親トピック:
入門