Java 関連の CICS タスクごとに、CICS は標準出力および標準エラー・ストリームとして使用可能な 2 つの Java PrintWriters クラスを自動的に作成します。 標準出力および標準エラー・ストリームは、out および err という Task クラス内のパブリック・フィールドです。
CICS タスクが端末から開始されている場合 (この場合、端末は基本機能と呼ばれます)、CICS は標準出力と標準エラー・ストリームをタスクの端末にマップします。
タスクが基本機能として端末を持たない場合、標準出力と標準エラー・ストリームは System.out と System.err に送られます。System.out と System.err は、それぞれ CICS 一時データ・キューの CESO と CESE にマップされます。 CICS システム・プログラマーは、これらのキュー、および CICS メッセージに対して使用されるその他のキューを CICS のインストール中に作成します。DFH$TDWT サンプル・プログラムなどのユーティリティー・プログラムを使用して、これらのメッセージ・キューにアクセスし、印刷または表示を行うことができます。DFH$TDWT は CICSTS51.CICS.SDFHLOAD 内にあります。