CICS® イベント・バインディング・エディターは、以下の規則を使用して、C および C++ のデータ構造をインポートします。
C および C++ のフィールド名は、以下の規則に従って表示されます。
- XML エレメント名で無効な文字は、「X」で置き換えられます。
例えば、「monthly-total」は「monthlyXtotal」になります。
- 重複名は、1 つ以上の数字を追加して、固有の名前に変更されます。
例えば、「year」が 2 インスタンス存在した場合には、「year」と「year1」になります。
また、以下の制限が適用されます。
- ヘッダー・ファイルには、最上位の struct インスタンスが含まれている必要があります。
- 自身をメンバーとして含んでいる構造化タイプを宣言できません。
- 以下の C と C++ のデータ型はサポートされていません。
- decimal
- long double
- wchar_t (C++ のみ)
- 以下の文字は、ヘッダー・ファイルに含まれている場合、無視されます。
- ストレージ・クラス指定子:
- auto
- register
- static
- extern
- mutable
- 修飾子
- const
- volatile
- _Export (C++ のみ)
- 関数指定子
- inline (C++ のみ)
- virtual (C++ のみ)
- 初期値
- ヘッダー・ファイルには以下の項目を含めることはできません。
- 共用体
- クラス宣言
- 列挙型データ型
- ポインター型変数
- テンプレート宣言
- 事前定義マクロ (2 つの下線文字「__」で開始して終了する名前のマクロ)
- 行継続シーケンス (「¥」記号の直後に改行文字)
- プロトタイプ関数宣言子
- プリプロセッサー・ディレクティブ
- ビット・フィールド
- __cdecl (または _cdecl) キーワード (C++ のみ)
- 以下の C++ 予約キーワードはサポートされていません。
- explicit
- using
- namespace
- typename
- typeid