キャプチャー仕様は、特定のイベントをキャプチャーできる CICS® 内の位置を定義します。 イベントをキャプチャーできる位置、イベントをキャプチャーできる条件、およびキャプチャー対象データを定義するために、キャプチャー・ポイント、フィルター述部、およびキャプチャー・データを使用します。
イベント仕様は、CICS イベント・バインディング・エディターを使用して作成される 1 つ以上のキャプチャー仕様を含んでいます。各キャプチャー仕様では、以下のものが定義されます。
特定のイベントをキャプチャーできる CICS 内の位置 (例えば、EXEC CICS READ FILE コマンドが実行されるとき) を定義します。
イベント仕様内の出力済みビジネス情報項目を満たすイベントが発生した場合にキャプチャーされるデータを定義します。
各イベント仕様には、少なくとも 1 つのキャプチャー仕様を含めます。 仕様では、プログラム内のどこでイベントとそのデータがキャプチャーされるかを正確に記述します。 例えばコードの条件付き分岐のため、または複数のプログラムによって同じイベントが引き起こされるために、コード内の複数の場所で同じイベントが発生する可能性があります。 したがって、イベント仕様に複数のキャプチャー仕様を含めることができます。
キャプチャー仕様は、以下のタイプのビジネス・イベントに対するキャプチャー・ポイントをサポートしています。