接続定義は独自に定義することもできますが、中央に保管されている定義のセットを共有することもできます。 CICS Explorer のコピーに共有接続定義をロードまたはインポートできます。接続を共有すると、接続定義を中央で管理でき、定義ファイルに対して変更を行なった場合は CICS Explorer の次回始動時に取得されます。
共有接続定義は、通常は、CICS Explorer を使用して、システム管理者によって定義され、ほかのユーザーがアクセスすることができる中央の保管場所にエクスポートされます。エクスポート・ファイルのファイル・タイプは .pref である必要があります。 例えば、 connections.pref。 そのファイル・ロケーションにアクセスできるユーザーはだれでも CICS Explorer のコピーでその定義をロードしたり、インポートしたりすることができます。
接続をロードしたら、外部接続定義ファイルへのリンクが作成され、「ホスト接続」ビューにそれらの接続が表示されます。定義は表示できますが、変更することはできません。共有接続ファイルに対して行なわれた変更は、CICS Explorer の次回始動時に反映されます。接続ファイルが削除または移動された場合は、CICS Explorer から接続が失われます。
接続をインポートすると、その詳細がローカル・ワークスペースにコピーされます。詳細が変更された場合は手動で更新する必要があります。z/OS Explorer に既に存在しており、資格情報に関連付けられている接続定義をインポートすると、既存の接続定義の詳細のみが更新されます。資格情報は変更されません。
ロードまたはインポートされた接続が使用可能になり、ホスト・システムへ接続できるようになります。資格情報が定義されていないと、接続できません。資格情報をまだ定義していない場合は、接続試行時に作成するように求められます。詳細については、関連リンクを参照してください。