最初のサンプル・プロジェクトは、CICS Explorer® に新しいビューを作成し、選択リスナーを使用してデータを取り込みます。
このサンプル・プロジェクトは、CICS Explorer SDK に付属しています。詳しくは、概要のトピックを参照してください。
サンプル・プラグイン com.ibm.cics.explorer.sdk.demo1 には、サンプル・クラス com.ibm.cics.explorer.sdk.demo1.views.DemoView1 が組み込まれています。 このサンプル・クラスは、ワークベンチ選択を listen するビューを org.eclipse.ui.views 拡張を使用して宣言し、CICS® 領域が選択された場合は、その属性の中から選択したものを表で示します。 この目的は、CICS Explorer のビューで選択されたオブジェクトがワークベンチ周りに伝搬される通知メカニズムを示すことです。
CICS オブジェクトのための CICS Explorer API を形成するインターフェースは、パッケージ com.ibm.cics.model に含まれています。 Demo1View クラスは、インターフェース com.ibm.cics.model.IRegion をインポートし、選択リスナーをビュー・サイトに追加します。選択イベントが発生するたびに、オブジェクトが IRegion インスタンスかどうかを検査し、そうであれば、public メソッドで属性を取得し、項目を作成してツリーに追加します。
表の最初の 3 列は、public getter メソッドで領域から取得されたデータを示しています。一方、4 番目の列は、選択された領域がそれまでのものと同じである場合に合計タスク数の変動を示す派生値です。 このビューで、ワークロード・スループットの経時調査のためのアプリケーションの始まりの部分の基礎を形成できる場合もあります。
このビューを開くには、起動構成のプラグイン・リストに com.ibm.cics.explorer.sdk.demo1 プラグインを含め、「ウィンドウ」>「ビューの表示」で「Sample Category」と「サンプル・ビュー」を選択してビューを開きます。
このデモのビデオ (少し異なる部分がいくつかあります) を、YouTube でご覧になれます (ロケーションは SDK サンプル 1 ビデオ)。