Hello World のサンプルの実行

HelloWorld と HelloCICSWorld の 2 つの「Hello World」のサンプルを実行できます。HelloWorld のサンプルは、Java サービスのみを使用し、JCICS の TerminalPrincipalFacility クラスの使用法を示します。

始める前に

CICS 領域が JCICS のサンプルの実行の説明のとおりに構成されていることを確認します。

このタスクについて

プログラムは、サンプルの CICS トランザクションによって開始されます。 サンプルは、次の Java クラスおよび CICS プログラムを使用します。
サンプル トランザクション プログラム Java クラス
HelloWorld JHE1 DFJ$JHE1 HelloWorld
DFH$JSAM (C プログラム) なし
HelloCICSWorld JHE2 DFJ$JHE2 HelloCICSWorld

DFH$JSAM は、CICS がサポートされる言語のいずれかで記述されている可能性がある標準の CICS プログラムです。 例えば、C コンパイラーを持っていない場合、COBOL バージョンの DFH$JSAM を記述して、提供される C バージョンの代わりに使用することができます。 また、プログラム DFJ$JHE1 を実行するよう JHE1 TRANSACTION 定義を変更することによって、DFH$JSAM を完全にバイパスすることができます。ただし、定義を変更する場合、Java プログラムは端末に何も書き込みません。このため、アプリケーションが正常に実行したことの唯一の指標は、stdout ファイルのメッセージです。

手順

タスクの結果

Hello World のサンプルが正常に実行されました。

次のタスク

他のサンプルを実行して、CICS の Java プログラムで利用できる他のさまざまなサービスを試すことができます。