基本チュートリアル

CICS® Transaction Gateway (CICS TG) plug-in for CICS Explorer® を操作するには、CICS Transaction Gateway に接続しておく必要があります。接続後、Gateway デーモンおよび CICS Connection® 接続の情報を表示できます。また、選択したプログラムまたはサーバーへ ECI 要求をフローさせることができるように、プログラム情報またはサーバー情報を入力することもできます。

「CICS Explorer ユーザー・ガイド」に、CICS Explorer の機能の使用方法についての説明があります。CICS TG plug-in は、CICS Explorer 機能の一部を共有します。この場合、CICS Explorer 内のヘルプ・トピックへのリンクが提供されます。「CICS Explorer ユーザー・ガイド」では、CICS Explorer で使用される Eclipse 操作について詳述しています。

  • ワークベンチ
    CICS TG plug-in ワークベンチは、多数のビューで構成される単一のパースペクティブです。
  • 接続の構成
    情報を表示するには、Gateway ロケーションの詳細および統計ポートを指定して、CICS TG plug-in と Gateway デーモン間の接続を確立しておく必要があります。認証はサポートされておらず、指定された値は無視されます。複数の接続を作成できますが、各接続に固有の名前を付ける必要があります。
  • 接続の表示
    「CICS TG Explorer」ビューの「表示」メニューを使用して、接続の表示方法を選択できます。APPLID 修飾子ごとに接続を表示する方法と、接続名ごとに接続を表示する方法があります。APPLID 修飾子ごと、または接続名ごとに接続を表示することを望まない場合は、接続を表示するための独自のグループを定義することもできます。
  • 接続のテスト
    「CICS TG Explorer」ビューと「CICS 接続」ビューで CICS 接続をテストできます。「CICS TG Explorer」ビューと「Gateway デーモン」ビューで Gateway 接続をテストできます。
  • 接続のグループ化
    Gateway 接続をグループ化できます。そのためには、接続から接続グループへのリンクを追加します。その後、Gateway 接続をインポートしたりエクスポートしたりすることも可能です。必要に応じて、接続グループの名前を変更したり接続グループを削除したりすることもできます。
  • 接続のインポート
    CICS TG Explorer のカスタム・ビュー・オプションを使用して、接続グループをインポートできます。 インポートした接続グループをエクスポートすることも可能です。「CICS TG Explorer」ビューで現在選択されているフォルダーのレベルに接続グループがインポートされます。いずれかのサブフォルダー・レベルを表示して、そのサブフォルダー・レベルに接続グループをインポートすることもできます。ルートへのインポートも可能です。
  • 接続のエクスポート
    カスタム・グループ定義とそれに関連した Gateway 接続をファイル・システムにエクスポートできます。その後、インポートすることも可能です。接続グループをエクスポートするには、CICS TG Explorer のカスタム・ビュー・オプションを使用します。エクスポートしたグループをインポートすることもできます。
  • パラメーターの設定
    選択したプログラムへ ECI 要求をフローさせることができるように、プログラム情報を入力できます。
  • 列のカスタマイズ
    「Gateway デーモン」ビューの列をカスタマイズできます。