トランザクションのストレージ使用量の分析

1 つ以上のトランザクション ID でのストレージ使用量を分析し、その出力を円グラフ、棒グラフ、またはタイムライン・グラフとして表示できます。

円グラフ

円グラフは「Transaction detail」ビューに表示され、単一のトランザクション ID に関する詳細情報を示します。

「Transaction detail」ビューを表示する方法については、『データの分析』トピックの円グラフセクションを参照してください。

次の画面キャプチャーは「Storage」の円グラフが選択されている「Transaction detail」ビューで、選択されたトランザクション ID の詳細なストレージ情報が示されています。 「Transaction detail」ビューは分析のタイプごとに円グラフを表示します。関係する円グラフをクリックすると、各分析を選択できます。

「Storage」のグラフが選択されている、単一のトランザクションに関する円グラフを示す画面キャプチャー

「Storage」の分析では、以下の情報を表示します。
  • グラフ・タイトル。これには、分析のタイプおよび分析されるトランザクションの名前が含まれます。
  • 2 つのセクターで構成される円グラフ。 セクターの 1 つは 16 メガバイト (MB) より大きいタスク・ストレージ使用量に対応し、もう 1 つは 16 MB より小さいタスク・ストレージ使用量に対応しています。
  • タスクのストレージ使用量、その値、全体のストレージに対するパーセンテージ、およびフィールドの明細が含まれている表。セグメントをクリックして、表の詳細を強調表示することができます。

ビューの中の 1 つ以上のチェック・ボックスを選択することにより、関係のないデータが表に表示されないようにすることもできます。

注: 表に表示される値は、CSV ファイルからの実際の値です。 データが収集されたときの丸め誤差が原因で、詳細の合計が合計値と一致しない場合があります。 また、丸め誤差が原因で、パーセンテージの合計も 100% にならない場合があります。
ストレージ・タイプのいくつかは、さらに以下の DSA に分かれます。
  • 16 MB より大きいものは、CDSA 最高水準点の平均および UDSA 最高水準点の平均に分かれます。
  • 16 MB より小さいものは、EUDSA 最高水準点の平均に分かれます。
分類の詳細は表に示されます。

棒グラフ

棒グラフは、複数のトランザクション ID の要約情報を示します。 トランザクション ID は、選択で示されている順番で表示されます。

「Storage」の棒グラフを表示する方法については、『データの分析』トピックの棒グラフセクションを参照してください。

次の画面キャプチャーは、6 つの異なるトランザクション ID を含む「Storage」の棒グラフ・ビューを示します。

6 つのトランザクション ID を含む「Storage」棒グラフを示す画面キャプチャー。

このグラフには、以下の情報が表示されています。
  • ビュー・タイトル。これには分析の名前 (この場合は「Storage」) が含まれます。
  • ビュー内の情報バー。 これには、データがある CSV ファイルの名前が含まれます。
  • 積み重ねられた部分で構成される棒。選択されたトランザクション ID ごとに対になっています。積み重ねられた棒はそれぞれ、1 つ以上のセクターから成り立っており、それぞれは別個の DSA を表しています。 セクターの上にマウスを持っていくと、各 DSA のタイプおよび平均サイズを表示できます。
  • グラフの「Legend」アイコン 「Legend」アイコン。 このアイコンをクリックすると、グラフの凡例が表示されます。

グラフのズーム・バーを使用することにより、Y 軸の時間目盛りを変更して、より詳細な情報を示すことができます。

積み重ねられた棒を選択し、右クリックして、ポップアップ・メニューから「Performance history」>「Detail breakdown」をクリックすることにより、単一のトランザクション ID の分析をさらに詳しく実行できます。新しい情報が、「Transaction detail」ビューに円グラフとして表示されます。

または、Shift キーまたは Ctrl キーを使用して複数のトランザクション ID を選択することもできます。 選択を右クリックして、ポップアップ・メニューのオプションの 1 つをクリックします。 選択したトランザクション ID だけを含む新しい棒グラフが表示されます。

タイムライン・グラフ

タイムライン・グラフは、データ・ファイル全体、またはデータの選択時に「Date」ダイアログを使用して指定した日付の範囲内の、選択したアプリケーション ID でのトランザクション ID のすべてのインスタンスを示します。 例えば、アプリケーション ID 「IYCYZC20」内の トランザクション ID 「CRTP」の単一レコードを選択した場合、 以下の画面キャプチャーに示すようにアプリケーション内のトランザクション ID の各インスタンスについての棒が表示されます。

「Storage」のタイムライン・グラフを表示する方法については、『データの分析』トピックのタイムライン・グラフセクションを参照してください。

アプリケーション ID「IYCYZC20」内のトランザクション ID「CRTP」のすべてのインスタンスの「Storage」タイムライン・グラフを示す画面キャプチャー

このグラフには、以下の情報が表示されています。
  • ビュー・タイトル。これには分析の名前 (この場合は「Storage」) が含まれます。
  • ビュー内の情報バー。 これには、データがある CSV ファイルまたはデータベース・ファイルのパスおよび名前が含まれます。
  • 積み重ねられた部分で構成される棒。アプリケーション ID 内で選択したトランザクション ID のインスタンスごとに 1 つの棒が表示されます。 積み重ねられた棒はそれぞれ、1 つ以上のセクターから成り立っており、それぞれは別個のストレージ DSA を表しています。
  • グラフの「Legend」アイコン 「Legend」アイコン。 このアイコンをクリックすると、グラフの凡例が表示されます。

グラフのズーム・バーを使用することにより、Y 軸の時間目盛りを変更して、より詳細な情報を示すことができます。

積み重ねられた棒を選択し、右クリックして、ポップアップ・メニューから「Performance history」>「Detail breakdown」をクリックすることにより、単一のトランザクション ID の分析をさらに詳しく実行できます。新しい情報が、「Transaction detail」ビューに円グラフとして表示されます。

または、Shift キーまたは Ctrl キーを使用して複数のトランザクション ID を選択することもできます。 選択を右クリックして、ポップアップ・メニューのオプションの 1 つをクリックします。 選択したトランザクション ID だけを含む新しい棒グラフが表示されます。

パフォーマンス履歴は、基本的には Statistics 表ではなく Performance Summary に基づきます。 ただし、パフォーマンス履歴レコードには「Reports」ビューや他のパースペクティブ (例えば CICS® IA) からアクセスできます。