トランザクション・ファイル使用法の分析

1 つ以上のトランザクション ID のファイル使用法を分析し、その出力を円グラフ、棒グラフ、またはタイムライン・グラフとして表示できます。

円グラフ

円グラフは「Transaction detail」ビューに表示され、単一のトランザクション ID に関する詳細情報を示します。

「Transaction detail」ビューを表示する方法については、『データの分析』トピックの円グラフセクションを参照してください。

次の画面キャプチャーは「File usage」の円グラフが選択されている「Transaction detail」ビューで、選択されたトランザクション ID の詳細なファイル要求情報が示されています。

「File usage」のグラフが選択されている、単一のトランザクションに関する円グラフを示す画面キャプチャー

ファイルの分析の円グラフには、以下の情報が表示されます。
  • セクション・タイトル。これには、分析のタイプおよび分析されるトランザクションの名前が含まれます。
  • 複数のセクターによって構成される円グラフ。セクターは、ファイル要求のタイプごとに 1 つずつです。
  • ファイル要求合計カウントの平均および要求の明細を含む表。 円グラフでセクターをクリックすると、表の中の関係する項目が強調表示されます。

ビューの中の 1 つ以上のチェック・ボックスを選択することにより、関係のないデータが表に表示されないようにすることもできます。

注: 表に表示される値は、CSV ファイルからの実際の値です。 データが収集されたときの丸め誤差が原因で、詳細の合計が合計値と一致しない場合があります。 また、丸め誤差が原因で、パーセンテージの合計も 100% にならない場合があります。

棒グラフ

棒グラフは、複数のトランザクション ID の要約情報を示します。 トランザクション ID は、選択で示されている順番で表示されます。

「File usage」の棒グラフを表示する方法については、『データの分析』トピックの棒グラフセクションを参照してください。

次の画面キャプチャーは、6 つの異なるトランザクション ID を含む「File usage」の棒グラフ・ビューを示します。

6 つのトランザクション ID を含む「File usage」の棒グラフを示す画面キャプチャー。

このグラフには、以下の情報が表示されています。
  • ビュー・タイトル。これには分析の名前 (この場合は「File usage」) が含まれます。
  • ビュー内の情報バー。 これには、データがあるソース・ファイルの名前が含まれます。
  • 選択された各トランザクション ID の積み重ねられた部分で構成される棒。積み重ねられた棒はそれぞれ、1 つ以上のセクターから成り立っており、それぞれは別個のファイル要求を表しています。 セクターの上にマウスを持っていくと、各ファイル要求のタイプとカウント平均を表示できます。
  • グラフの「Legend」アイコン 「Legend」アイコン。 このアイコンをクリックすると、グラフの凡例が表示されます。

グラフのズーム・バーを使用することにより、Y 軸の時間目盛りを変更して、より詳細な情報を示すことができます。

積み重ねられた棒を選択し、右クリックして、ポップアップ・メニューから「Performance history」>「Detail breakdown」をクリックすることにより、単一のトランザクション ID の分析をさらに行えます。新しい情報が、「Transaction detail」ビューに円グラフとして表示されます。

または、Shift キーまたは Ctrl キーを使用して複数のトランザクション ID を選択することもできます。 選択を右クリックして、ポップアップ・メニューのオプションの 1 つをクリックします。

タイムライン・グラフ

タイムライン・グラフは、データ・ファイル全体、またはデータの選択時に「Date」ダイアログを使用して指定した日付の範囲内の、選択したアプリケーション ID でのトランザクション ID のすべてのインスタンスを示します。

「File usage」のタイムライン・グラフを表示する方法については、『データの分析』トピックのタイムライン・グラフセクションを参照してください。

このグラフには、以下の情報が表示されています。
  • ビュー・タイトル。これには分析の名前 (この場合は「File usage」) が含まれます。
  • ビュー内の情報バー。 これには、データがある CSV ファイルまたはデータベース・ファイルのパスおよび名前が含まれます。
  • 選択された各トランザクション ID の積み重ねられた部分で構成される棒。積み重ねられた棒はそれぞれ、1 つ以上のセクターから成り立っており、それぞれは別個のファイル要求を表しています。 セクターの上にマウスを持っていくと、各ファイル要求のタイプとカウント平均を表示できます。
  • グラフの「Legend」アイコン 「Legend」アイコン。 このアイコンをクリックすると、グラフの凡例が表示されます。

グラフのズーム・バーを使用することにより、Y 軸の時間目盛りを変更して、より詳細な情報を示すことができます。

積み重ねられた棒を選択し、右クリックして、ポップアップ・メニューから「Performance history」>「Detail breakdown」をクリックすることにより、単一のトランザクション ID の分析をさらに行えます。新しい情報が、「Transaction detail」ビューに円グラフとして表示されます。

または、Shift キーまたは Ctrl キーを使用して複数のトランザクション ID を選択することもできます。 選択を右クリックして、ポップアップ・メニューのオプションの 1 つをクリックします。

パフォーマンス履歴は、基本的には Statistics 表ではなく Performance Summary に基づきます。 ただし、パフォーマンス履歴レコードには「Reports」ビューや他のパースペクティブ (例えば CICS® IA) からアクセスできます。