1 つ以上のトランザクション ID の CPU 時間を分析し、その出力を円グラフ、棒グラフ、またはタイムライン・グラフとして表示できます。
円グラフ
円グラフは「Transaction detail」ビューに表示され、単一のトランザクション ID に関する詳細情報を示します。
「Transaction detail」ビューを表示する方法については、『データの分析』トピックの円グラフセクションを参照してください。
次の画面キャプチャーは「CPU time」の円グラフが選択されている「Transaction detail」ビューで、選択されたトランザクション ID の詳細な CPU 時間情報が示されています。

「CPU time」の分析では、以下の情報が表示されます。
- 選択した時間枠内のトランザクション ID の要約
例の画面キャプチャーの場合、要約に以下の情報が示されています。
- 選択した時間枠内にトランザクション CEDA に対して 2 つのトランザクションが発生しました。
- 選択した時間枠内のトランザクションすべての平均 CPU 時間は 1.029462 秒でした。
- 表には、以下の情報が含まれています。
- 「Sheet」ビュー内の時間フィールドのリスト。
- 時間フィールドの値。
- 各時間フィールドの合計 CPU 時間の割合。
- 直接の親と対比した各時間フィールドの割合。
円グラフでセクターをクリックすると、表の中の関係する項目が強調表示されます。
- 最大 4 つのセクターで構成される円グラフ。各セクターはそれぞれ CPU 時間フィールドに対応します (「Miscellaneous TCB CPU time」、「CICS® Key 9 TCB CPU time」、「CICS Key 8 TCB CPU time」、および「QR TCB CPU time」)。
値が「0」の時間フィールドは、円グラフに表示されません。円グラフには、上位の時間フィールドだけが表示されます。詳細は、表に表示されます。
ビューの中の 1 つ以上のチェック・ボックスを選択することにより、関係のないデータが表に表示されないようにすることもできます。
注: 表に表示される値は、CSV ファイルからの実際の値です。
データが収集されたときの丸め誤差が原因で、詳細の合計が合計値と一致しない場合があります。
また、丸め誤差が原因で、パーセンテージの合計も 100% にならない場合があります。
CPU 時間フィールドのいくつかは、さらに以下のフィールドに分かれます。
- 「Miscellaneous TCB CPU time」は「RO CPU time」に分かれます。
- 「CICS Key 9 TCB CPU time」は「J9」、「S9」、「L9」、および「X9 CPU time」に分かれます。
これらのフィールドは「Key 9」セクター内で別々のセグメントとして表示されます。
- 「CICS Key 8 TCB CPU time」は「J8」、「S8」、「L8」、および「X8 CPU time」に分かれます。
- 「QR TCB CPU time」はこれ以上分かれません。
棒グラフ
棒グラフは、複数のトランザクション ID の要約情報を示します。
トランザクション ID は、選択で示されている順番で表示されます。
「CPU time」の棒グラフを表示する方法については、『データの分析』トピックの棒グラフセクションを参照してください。
次の画面キャプチャーは、6 つの異なるトランザクション ID を含む「CPU time」の棒グラフ・ビューを示します。

このグラフには、以下の情報が表示されています。
- ビュー・タイトル。これには分析の名前 (この場合は「CPU time」) が含まれます。
- ビュー内の情報バー。
これには、データがある CSV ファイルまたはデータベース・ファイルのパスおよび名前が含まれます。
- 積み重ねられた部分で構成される棒。
選択されたトランザクション ID ごとに 1 つです。
積み重ねられた棒はそれぞれ、1 つ以上のセクターから成り立っており、それぞれは別個の時間フィールドを表しています。
セクターの上にマウスを持っていくと、その CPU 時間フィールドの平均時間値を表示できます。
- グラフの「Legend」アイコン
。
このアイコンをクリックすると、グラフの凡例が表示されます。
グラフのズーム・バーを使用することにより、垂直方向の Y 軸の時間目盛りを変更して、より詳細な情報を示すことができます。
積み重ねられた棒を選択し、右クリックして、ポップアップ・メニューから「Performance history」>「Detail breakdown」をクリックすることにより、単一のトランザクション ID の分析をさらに行えます。
新しい情報が、「Transaction detail」ビューに円グラフとして表示されます。
または、Shift キーまたは Ctrl キーを使用して複数のトランザクション ID を選択することもできます。
選択を右クリックして、ポップアップ・メニューのオプションの 1 つをクリックします。
選択したトランザクション ID だけを含む新しい棒グラフが表示されます。
タイムライン・グラフ
タイムライン・グラフは、データ・ファイル全体、またはデータの選択時に「Date」ダイアログを使用して指定した日付の範囲内の、選択したアプリケーション ID でのトランザクション ID のすべてのインスタンスを示します。
例えば、アプリケーション ID 「IYCYZC20」内の
トランザクション ID 「CRTP」の単一レコードを選択した場合、
以下の画面キャプチャーに示すようにアプリケーション内のトランザクション ID の各インスタンスについての棒が表示されます。
「CPU time」のタイムライン・グラフを表示する方法については、『データの分析』トピックのタイムライン・グラフセクションを参照してください。

このグラフには、以下の情報が表示されています。
- ビュー・タイトル。これには分析の名前 (この場合は「CPU time」) が含まれます。
- ビュー内の情報バー。
これには、データがある CSV ファイルまたはデータベース・ファイルのパスおよび名前が含まれます。
- 積み重ねられた部分で構成される棒。アプリケーション ID 内で選択したトランザクション ID のインスタンスごとに 1 つの棒が表示されます。
積み重ねられた棒はそれぞれ、1 つ以上のセクターから成り立っており、それぞれは別個の時間フィールドを表しています。
セクターの上にマウスを持っていくと、その CPU 時間フィールドの平均時間値を表示できます。
- グラフの「Legend」アイコン
。
このアイコンをクリックすると、グラフの凡例が表示されます。
グラフのズーム・バーを使用することにより、Y 軸の時間目盛りを変更して、より詳細な情報を示すことができます。
積み重ねられた棒を選択し、右クリックして、ポップアップ・メニューから「Performance history」>「Detail breakdown」をクリックすることにより、単一のトランザクション ID の分析をさらに行えます。
新しい情報が、「Transaction detail」ビューに円グラフとして表示されます。
または、Shift キーまたは Ctrl キーを使用して複数のトランザクション ID を選択することもできます。
選択を右クリックして、ポップアップ・メニューのオプションの 1 つをクリックします。
選択したトランザクション ID だけを含む新しい棒グラフが表示されます。