CICS IA コレクター接続の構成

コレクターを操作するには、その前に IA コレクター接続を構成しておく必要があります。 CICS® IA Collector は、CICS プログラムとリソース間の対話に関する詳細情報を一群の DB2® 表に配置します。

始める前に

使用するコレクターの接続の詳細については、システム管理者にお問い合わせください。

適切な資格情報、つまりデータ収集の対象になる CICS 領域のインターフェースへの接続を認証するために使用する情報セットが必要です。 資格情報の作成方法について詳しくは、 「CICS Explorer® ユーザー・ガイド」の接続資格情報の定義を参照してください。

このタスクについて

以下の手順では、新しい CICS IA コレクター接続を構成する方法について説明します。

あるいは、中央の場所から共用接続定義を、または別のユーザーから接続定義をロードもしくはインポートすることもできます。 詳しくは、「CICS Explorer ユーザー・ガイド」の共用接続定義の使用を参照してください。

手順

  1. ワークベンチ・メニューで「ウィンドウ」 > 「接続の管理」をクリックします。ホスト接続」ビューが表示されます。
  2. 接続タイプのリストで「IA コレクター」を選択してから、「追加」をクリックします。
  3. 「IA コレクター接続の追加 (Add IA Collector Connection)」ウィンドウで、システム管理者またはデータベース管理者が指定した詳細をフィールドに入力します。
    新規接続ダイアログの画面イメージ。
    オプション 説明
    Name このデータベース接続に指定するローカル名。 他のデータベース接続と区別するためにこの名前を使用します。
    ホスト名 (Host name) データ収集の対象となる CICS 領域のインターフェース用の z/OS® ホスト・システムのホスト名または IP アドレス。
    ポート番号 データ収集の対象となる CICS 領域のインターフェースのポート番号。
    セキュア接続 (TLS/SSL) (Secure connection (TLS/SSL)) 接続で SSL セキュリティーを使用するには、このチェック・ボックスを選択します。
  4. 以下のいずれかを実行します。
    • 構成を保管してすぐに接続するには、「保存して接続する」をクリックします。 「サインオン」ウィンドウで、接続に関連付けるユーザー資格情報を選択して、「OK」をクリックします。

      新しい接続が「ホスト接続」ビューに示されます。 接続に関連付けられた資格情報は、接続名の後ろに大括弧で示されています。

      IA コレクター接続が表示されている「ホスト接続」ビューの画面取り

    • 接続しないで構成を保管するには、「保存して閉じる」をクリックします。

      オプションで、資格情報を接続に関連付けます。 接続名を右クリックしてから、「資格情報の設定」をクリックして使用可能な資格情報を表示し、 必要な資格情報をクリックします。

      コンテキスト・メニューが表示されている「ホスト接続」ビューの画面取り

      この時点で資格情報を接続に関連付けない場合、接続を開始するときに、資格情報を尋ねるプロンプトが出されます。

      後で接続を開始するには、「ホスト接続」ビューのリストから接続を選択してから、「接続」をクリックします。

次のタスク

接続をエクスポートして、バックアップを作成したり、それらを他のユーザーと共用したりすることができます。 「ホスト接続」ビューのツールバーで、 「接続をファイルにエクスポート」アイコン 「接続をファイルにエクスポート」アイコン をクリックし、必要なパス名とファイル名を入力します。 デフォルトのファイル・タイプは pref です。