変更パッケージに対する必要な変更をすべて完了したら、変更パッケージを処理できるようになります。 変更パッケージを処理して資源を移行するためには、パッケージを準備完了 状態にしておく必要があります。
変更パッケージへの資源定義の追加を完了し、それらの資源定義の編集を完了したら、変更パッケージを「準備完了」とマークできます。 ここで、変更パッケージの移行方式も選択する必要があります。
操作をすぐに処理することを選択した場合は、変更パッケージが処理されて「準備完了」とマークされます。 JCL を作成することを選択した場合は、JCL がサブミットされた時点で変更パッケージが「準備完了」とマークされます。
変更パッケージを「準備完了」とマークすると、CICS® Configuration Manager は、候補のチェックサムを計算して保管します。 後で変更パッケージを移行するときに、CICS Configuration Manager は新しいチェックサムを計算し、保管されている値と比較します。 チェックサムが 1 つでも異なれば、候補が変更されているということになるため、CICS Configuration Manager は移行を許可しません。 この検査は、予期しない変更が移行されるのを防止します。
変更パッケージが「準備完了」とマークされていても、その承認または移行を延期したい場合は、その変更パッケージを「準備未完了」とマークします。 後で変更パッケージを承認または移行するときに、再度「準備完了」とマークします。 変更パッケージが承認者役割によって承認された後に「準備未完了」とマークされ、その後変更パッケージを再度「準備完了」とマークした場合、それらの承認は除去されます。 これは、最初に「準備完了」とマークされて以来、変更パッケージ内のどの資源定義も変更されていない場合でも同じです。
操作をすぐに処理することを選択した場合は、変更パッケージが処理されて「準備未完了」とマークされます。 JCL を作成することを選択した場合は、JCL がサブミットされた時点で変更パッケージが「準備未完了」とマークされます。
変更パッケージが「準備完了」とマークされていれば、パッケージを処理して資源を移行することができます。
操作をすぐに処理することを選択した場合は、変更パッケージが処理されて資源が移行されます。 JCL を作成することを選択した場合は、JCL がサブミットされた時点で資源が移行されます。
バックアウト操作を使用して移行を元に戻すことができます。
操作をすぐに処理することを選択した場合は、変更パッケージが処理されて移行がバックアウトされます。 JCL を作成することを選択した場合は、JCL がサブミットされた時点で移行がバックアウトされます。