変更パッケージの選択および表示

変更パッケージは、まとめて処理される資源定義やコマンドの集合です。

このタスクについて

変更パッケージでは、まとめて処理される資源定義の集合を識別するか、まとめて処理されるコマンドの集合を含むことができます (その両方も可能です)。変更パッケージを使用して、資源定義の追加、除去、削除、インストール、またはバックアウトを行うことができます。

変更パッケージは、資源定義を含んでいません。 それは、CSD ファイルまたは CICSPlex SM コンテキストに保管されている資源定義を参照する選択キーを含んでいます。 選択キーは資源定義を、名前、グループ、タイプ、および CICS 構成で識別します。 「CICS®CM for z/OS® ユーザーズ・ガイド」の『変更パッケージ』を参照してください。

CM プラグインには、変更パッケージを管理するための新しいビューが含まれています。 このビューはデフォルトのパースペクティブに含まれています。 あるいは、「ウィンドウ」>「ビューの表示」>「その他」をクリックして、メニューから開くことができます。

フィルター・テキスト・フィールドに名前または名前の一部を入力することにより、変更パッケージのリストをフィルタリングできます。フィルター・テキスト・フィールドで入力を開始すると直ちに、リストは変更されます。フィルターは、現在アクセス可能な ANY 属性のサブストリングと一致します。ワイルドカードはサポートされていません。

列ヘッダーのいずれか 1 つをクリックして、変更パッケージをソートできます。同じ列ヘッダーを再度クリックすると、リストの順序は逆になります。ソートは他の列に依存しません。例えば、前のソートはそれぞれ新しいソートでは無視されます。ソートは以下で使用可能です。
  • 「変更パッケージ」ビューのツリー
  • 「変更パッケージ」エディターの「資源」ページの表
  • 「変更パッケージ」エディターの「履歴」ページの表

変更パッケージの 1 つで作業するには、名前をダブルクリックします。 変更パッケージ・エディターが開きます。

資源がリストされている「変更パッケージ」エディターの画面イメージ。

エディター・ウィンドウの下部にあるタブをクリックして、変更パッケージ内に含まれている「資源」「コマンド」 または 「履歴」を表示することができます。

パッケージに含まれているコマンドを示す「変更パッケージ」エディターの画面イメージ
パッケージの履歴を示す「変更パッケージ」エディターの画面イメージ

ドロップダウンからマイグレーション・スキームを選択して、資源のスコープを宣言できます。 リスト内の項目を展開して、ファイル定義や資源の説明を表示できます。 エラーがあれば、資源リストの真上に表示されます。 これらのエラーはプレーン・テキストで書き込まれます。 理由コードも示されるので、IBM サポートへの問題報告書にそれを含めるか、IBM サポート・ポータル内で既知の問題を検索したりする際に含めることができます。