照会エディター

照会エディターを使用して、リソースを検索する照会を作成できます。 任意の組み合わせで任意のリソースを照会することができます。 照会にフィルターを追加して結果を調整したり、表示される結果の構造を定義したりすることができます。

照会エディターは次の目的で使用できます。
照会エディターを使用して、以下のタイプの照会を扱うことができます。 照会を実行して、その結果を「リソースの表示」ビューに表示するには、「照会」ビューを使用します。

表示する内容および構造

照会するリソースのタイプを選択した後、 照会実行時に「リソースの表示」ビューのツリー構造に表示される情報を選択できます。

リソースまたは列を表示するには、 「表示」パネルで「新規」アイコン 新規列のアイコン をクリックしてから、 必要なリソースまたは列の名前をクリックします。 選択した項目が「表示」パネルのツリー構造に表示されます。 リストで選択可能となるリソースや列は、作成する照会のタイプによって異なります。 複数の項目を選択して表示できます。

CICS 照会では、コレクション ID を選択した場合、CICS IA plug-inで特定のコレクション ID が現在のスコープとして設定されていれば、「リソースの表示」ビューでこのスコープが照会結果と共に表示されます。

リソースや列を削除するには、それをツリー構造で選択してから、 「削除」アイコン 列の削除アイコン をクリックします。

リソースや列の構造内での位置を変更するには、項目を選択してから、 必要に応じて「上へ移動」 上へ移動アイコン アイコンおよび「下へ移動」 下へ移動アイコン アイコンを使用します。

CICS 照会のために表示できるリソースと列のリストが示された「照会の作成」ウィンドウ

含める対話

選択したリソースや列に対する照会をさらに調整するには、「フィルタリング結果」パネルを使用します。 項目ごとに該当するフィルター候補が示されるので、適切な値を設定します。 複数の式フィルターを作成できます。

フィルターを追加するには、「フィルタリング結果」パネルで「新規」アイコン 新規の式のアイコン をクリックしてから、必要なリソースまたは列をクリックします。 表示される新しいパネルに式と値を設定します。 このパネル内のコントロールは、該当するフィルター候補によって異なります。

例えば、必要なリソースと他の 1 つ以上のリソースとの間に名前の関係がある場合 (つまり同じ名前を持つ場合)、 名前の関係があるリソースを選択するか、または入力する値を選択するかを指定するためのラジオ・ボタンが表示されます。

「フィルタリング結果」パネルの画面取り。
リソース名と名前の関係があり、値 L* を使用するように設定された、プログラム・フィルター・リソースを示しています。

名前の関係が複数の列に対するものである場合、 「列を選択してください」アイコン 列の選択のアイコン をクリックしてから、結果メニューにある必要なリソースをクリックできます。

「フィルタリング結果」パネルの画面取り。
プログラム、トランザクション、および領域アプリケーション ID と名前の関係があるリソース名フィルター・リソースを示しています。

フィルターを削除するには、「フィルタリング結果」パネルで必要な式を選択してから、 「削除」アイコン 式の削除のアイコン をクリックします。

以下の例は、プラットフォーム、リソース・タイプ、リソース名、プログラム、およびトランザクションの情報を (その順序で構造化して) 示すように設定された、「CICS Resources by Platform」という名前の CICS 照会を示しています。 L で始まるプログラムと SS で始まるトランザクションの情報だけが照会結果に示されるように、フィルターが設定されています。

「照会の編集」ウィンドウ。
「表示」パネルにリソース構造が示され、「フィルタリング結果」パネルにフィルターが設定されています。

照会が完了したら、「OK」をクリックします。 照会が保管されて、「照会」ビューにリストされます。

次の例は、「リソースの表示」ビューで「CICS Resources by Platform」照会を実行した結果を示しています。

「リソースの表示」ビューの画面取り。「CICS Resources by Platform」照会の結果が示されています。

コマンド・フロー照会の TCB CPU 時間のフィルター処理

コマンド・フロー照会を作成するとき、 「コマンド前の TCB CPU 時間 (TCB CPU time before command)」列および「コマンド後の TCB CPU 時間 (TCB CPU time after command)」列をフィルターに掛けることができます。 これらの値はミリ秒単位で、小数点以下 7 桁に切り上げられ、データベースの時刻 (TOD) 形式を使用します。 正確な TOD 形式が分からない場合が多いので、これらのフィルターで「次の値より小さい」式や「次の値より大きい」式を使用することをお勧めします。 TOD 形式と一致しない値を入力した場合、フィルターはそれより小さい直近の値に設定されます。 例えば、0.0006 ミリ秒を入力した場合、フィルターは 0.000599853515625 に設定されます。「コマンド・フロー照会の編集」ウィンドウの画面取り。
「コマンド後の TCB CPU 時間 (TCB CPU time after command)」列が示されています。