イベント・バインディングに含まれる 1 つ以上のイベント仕様の記述をスキーマまたはコピーブックとしてエクスポートして、別の場所で使用することができます。
WebSphere® MQ EP アダプターと Common Base Event 形式または WebSphere Business Events (XML) 形式を使用している場合、エクスポートされるファイルは XML スキーマ定義 .xsd ファイルになります。
選択した EP アダプターまたは選択した EP アダプター・セット内の EP アダプターおよびデータ形式が、イベントを非 XML 文字形式でシステムに出力する場合、エクスポートされるファイルは COBOL コピーブック .cpy ファイルになります。 CICS® フラット化イベント形式を使用する TSQ EP アダプターおよび WebSphere MQ EP アダプターは、イベントを非 XML 文字形式で出力します。
イベント・スキーマまたはコピーブックをエクスポートするには、以下のステップを実行します。
選択した各イベント仕様の指定したディレクトリーに、ファイルが作成されます。
例えば、WebSphere MQ EP アダプターと Common Base Event 形式を指定して、example1 と example2 という名前の 2 つのイベント仕様を選択した場合には、2 つの XML スキーマ・ファイル (example1.xsd と example2.xsd) が作成されます。 このスキーマ・ファイルは、IBM® Business Monitor にインポートして、インバウンド・イベントの定義に役立てることができます。
WebSphere MQ EP アダプターと WebSphere Business Events (XML) 形式を指定して、example1 という名前のイベント仕様を選択した場合には、example1.xsd という名前の XML スキーマ・ファイルが作成されます。 このスキーマ・ファイルを WebSphere Business Events Design Data ツールで使用して、イベントを定義できます。
TS キュー・アダプターを指定して、example1 と example2 という名前の 2 つのイベント仕様を選択した場合には、2 つの COBOL コピーブック (example1.cpy と example2.cpy) が作成されます。 このコピーブックを使用して、ユーザー作成のイベント・コンシューマー・プログラムでデータを処理できます。
イベント仕様をエクスポートしてから、同じイベント仕様を同じディレクトリーに再度エクスポートすると、既存のファイルを上書きするか、エクスポート操作を取り消すかを尋ねるプロンプトが CICS イベント・バインディング・エディターから出ます。