Atom 構成ファイルの作成

CICS Explorer® の Atom 構成ウィザードを使用して、Atom 構成ファイルを作成します。 新規ウィザードを使用して、ファイルを作成するための基本詳細を入力してから、エディターを使用して追加情報を追加します。

始める前に

z/OS® UNIX 上に XML 変換がなければなりません。 XML 変換は、データ・ソースの言語構造と Atom フィードの XML との間のマッピングを記述します。 この XML 変換は、既に存在している場合もありますし、CICS Explorer のファイルのインポート・ウィザードを使用して作成することもできます。 ファイルのインポート・ウィザードの使用について詳しくは、ファイルのインポート・ウィザードを使用する XML 変換の作成を参照してください。

手順

  1. オプション: Atom 構成ファイルのプロジェクトがまだ存在していない場合には、CICS Explorer で新規 CICS バンドル・プロジェクトを作成します。
    1. リソース・パースペクティブに切り替えるには、メインメニュー・バーで、「ウィンドウ」 > 「パースペクティブを開く」 > 「その他」をクリックします。 「パースペクティブを開く」ウィンドウで「リソース」を選択して、「OK」をクリックします。
    2. メインメニュー・バーで、「ファイル」 > 「新規ウィザード」 > 「その他」 > 「CICS リソース」 > 「CICS バンドル・プロジェクト」をクリックします。 バンドル・プロジェクト・ウィザードが開きます。
    3. プロジェクト名」フィールドに、新規プロジェクトの名前を入力します。
    4. 終了」をクリックします。
    プロジェクト・エクスプローラー・ビューに新しい CICS バンドル・プロジェクトがリストされます。
  2. リソース・パースペクティブが開いていることを確認します。
  3. プロジェクト・エクスプローラー・ビューで、新しい Atom 構成ファイルを格納するバンドル・プロジェクトをクリックします。
  4. 以下のいずれかの方法で、新規ウィザードを開きます。
    • CICS Explorer のツールバーにある新規ウィザード・アイコン 新規ウィザード・アイコン の横の下矢印をクリックして、「その他」をクリックします。 「CICS リソース」フォルダーを展開し、「Atom 構成ファイル」をクリックします。
    • 「ファイル」>「新規ウィザード」をクリックし、「その他」をクリックします。 「CICS リソース」フォルダーを展開し、「Atom 構成ファイル」をクリックします。
    • プロジェクト・エクスプローラー・ビューでプロジェクトを右クリックし、「新規」>「その他」をクリックします。 「CICS リソース」フォルダーを展開し、「Atom 構成ファイル」をクリックします。
  5. ウィザードのフィールドに入力します。次の表で、Atom 構成ウィザードのフィールドを説明します。
    フィールド 説明
    親フォルダー Atom 構成ファイルを格納するプロジェクトの名前。 このフィールドを上書きしてプロジェクトを変更することができます。
    ファイル名 作成する Atom 構成ファイルの名前。
    サービス・タイプ サービス・タイプには、コレクションとフィードの 2 種類があります。 コレクションは、Web クライアントが編集または削除できるデータを提供します。 フィードは、Web クライアントに読み取り専用データを提供します。
    フィード・タイトル Web クライアントに表示される Atom フィードのタイトル。 タイトルでは、CICS はプレーン・テキストのみをサポートします。
    エントリー・タイトル Atom エントリーのタイトル。タイトルでは、CICS はプレーン・テキストのみをサポートします。CICS リソースによって Atom エントリーのタイトルが常に提供される場合でも、エントリー・タイトルを指定する必要があります。 すべての Atom エントリーに適用できる、適切なデフォルトのタイトルを使用してください。すべての Atom エントリーにタイトルがあり、デフォルトのタイトル設定が適切でない場合は、空の要素を使用します。
    リソース・タイプ フィードで使用するリソースのタイプ。
    リソース名 フィードで使用するリソースの名前。
    デフォルト URI Atom フィードの部分 URI。 URI のスキームとホスト構成要素を省略して、パス構成要素のみを指定することもできます。 Atom フィードにおいて固有のパスを使用する必要があります。
    XML 変換名 データ・ソースに関連付けられた XML バインディングとスキーマを指す CICS 領域に含まれる既存の XMLTRANSFORM リソースの名前。
  6. 終了」をクリックします。

タスクの結果

Atom 構成ファイルが作成されます。 このファイルの属性が、Atom 構成エディターに表示されます。

次のタスク

構成ファイルを編集して、属性を変更または追加することができます。 詳しくは、Atom 構成ファイルの編集 を参照してください。これ以上編集する必要がない場合には、CICS システムへのデプロイメント用にバンドル・プロジェクトをローカル・ファイル・システムへ .zip ファイルとしてエクスポートすることもできますし、プロジェクトを直接 z/OS UNIX にエクスポートすることもできます。 詳細については、『CICS バンドル・プロジェクトのデプロイ』または以下の関連リンクを参照してください。