CICS がチャネルおよびコンテナーまたは COMMAREA をどのように処理するかを理解するために、チャネルおよび COMMAREA のサンプルを実行できます。プログラムはどちらかの方法を使用してデータを受け渡すことができますが、コンテナーは 32 KB に制限されません。
サンプルは、JCICS Program クラスを使用して、チャネルおよびコンテナーまたは COMMAREA を別のプログラムに渡す方法について示します。 COMMAREA のサンプルは、ネイティブの CICS プログラムによって使用される同等の EBCDIC 間で Java コードの ASCII 文字を変換する方法も示しています。
プログラムは、サンプルの CICS トランザクションによって開始されます。 サンプルは、次の Java クラスおよび CICS プログラムを使用します。
サンプル | トランザクション | プログラム | Java クラス |
---|---|---|---|
チャネル | JPC3 | DFJ$JPC3 | ProgramControl.ClassThree |
DFJ$JPC4 | ProgramControl.ClassFour | ||
DFH$LCCC (C 言語) | なし | ||
COMMAREA | JPC1 | DFJ$JPC1 | ProgramControl.ClassOne |
DFJ$JPC2 | ProgramControl.ClassTwo | ||
DFH$LCCA (C 言語) | なし |
DFH$LCCA および DFH$LCCC は、サポートされる高級言語のいずれかによって記述することができる標準の CICS プログラムです。C コンパイラーを持っていない場合、COBOL バージョンの DFH$LCCA および DFH$LCCC を記述して、提供される C バージョンの代わりに使用することができます。