リソースに対するアクションの実行

CICS® バージョン 4 以降のシステムに接続している場合には、CICS Explorer® を使用して、CICSPlex® SM または CICS のリソースに対してアクションを実行できます。 実行可能なアクションは、選択したリソースに依存します。

始める前に

一部のアクションは、複数のリソースに対して、すべてのリソースが使用可能な場合にのみ実行できます。 選択したリソースの一部が使用可能でない可能性があります。例えば、1500 個のトランザクション定義があり、それらをすべて選択する場合に、リソースの一部が使用可能でないことがあります。そうした場合、コンテキスト・メニューのアクションの一部が使用不可になる可能性があります。 例えば、選択をビューに表示されているリソースに制限するなど、より小さな範囲のリソースを選択する必要があります。

このタスクについて

アクションの全詳細については、CICS Transaction Server for z/OS® の資料を参照してください。 CICS Explorer を使用してアクションを実行するには、以下の操作を行います。

手順

  1. アクションを実行するリソースが入ったビューを開く、あるいは選択します。一部のアクションは、 「CICSplex Explorer」ビューでのみ使用できます。
  2. リソース選択を右クリックして、コンテキスト・メニューを表示します。シフト・キーまたは Ctrl キーを使用して、複数のリソースを選択できます。
  3. 実行するアクションを選択します。一部のアクションでは、追加のパラメーターが必要になる場合があります。 その場合は、コンテキスト・メニューに第 2 レベルがあり、そのレベルで適切なパラメーターを選択する必要があります。

タスクの結果

「操作の実行」ダイアログが表示され、選択されたアクションとリソースが表示されます。 「OK」をクリックすると、アクションが実行されます。 そのアクションが失敗した場合、「アクションの実行」ダイアログにメッセージが表示されます。

「操作の実行」ダイアログの画面取り

アクションが複数のリソースを対象としたものである場合、アクションは順番に実行され、各アクションが完了すると、「操作の実行」ダイアログに状況が表示されます。 アクションのうちいずれか 1 つが失敗すると、エラー・メッセージが表示され、失敗したオブジェクトが「操作の実行」ダイアログの中に示されます。 実行は、失敗したオブジェクトで停止します。 エラーを訂正してから、失敗した地点から操作を再開してください。

失敗したアクションを示す画面取り

アクションが正常に終了した場合、ダイアログは閉じられ、ワークベンチ・ステータス・バーにメッセージが表示されます。

特定のリソースに対するアクションの詳細については、CICS Transaction Server for z/OS の資料を参照してください。