CICS バンドル・プロジェクトへのプラグインの追加

CICS® バンドル・プロジェクトを作成した時点では、マニフェスト・ファイルとプロパティー・ファイルだけがプロジェクトに含まれています。 すべてを zFS に配置する前に、バンドルに含める CICS プラグインの詳細を追加する必要があります。 プラグインはバンドル・プロジェクトに含まれず、参照が作成されます。 そのため、バンドル・プロジェクトが zFS に配置されるときに、プラグインは同時にエクスポートされます。

このタスクについて

「バンドル (Bundle)」ウィザードの「OSGi プロジェクトに組み込む (Include OSGi Project)」を使用して、プラグイン・プロジェクトの詳細を追加します。ウィザードは、追加されるプラグインの詳細を含めるようバンドル・マニフェスト・ファイルを更新して、プラグインを指す .osgibundle というファイル拡張子の付いたリソース・ファイルを作成します。 このタスクでは、プラグイン・プロジェクトの詳細を CICS バンドルに追加する方法について説明します。 CICS バンドル・プロジェクトを作成していない場合は、トピックCICS バンドル・プロジェクトの作成を参照してください。

手順

  1. 「パッケージ・エクスプローラー (Package Explorer)」ビューで、プラグインを追加するバンドル・プロジェクトを見つけ、右クリックして「新規」 >「その他」をクリックし、新規ウィザードを開きます。
  2. 「CICS リソース」フォルダーを展開して、「バンドルに OSGi プロジェクトを組み込む」をクリックします。 「次へ」をクリックします。 「OSGi プロジェクトをバンドルに組み込む (Include OSGi Project in Bundle)」ウィザードが開き、ワークスペースにすべてのプラグイン・プロジェクトが表示されます。
  3. バンドルに組み込むプラグイン・プロジェクトをクリックします。 プロジェクトをクリックすると、プラグインのシンボル名とバージョンがウィザードの OSGi バンドルのディレクティブのセクションに表示されます。「JVM サーバー」フィールドで、OSGi バンドルのインストール先となる JVM サーバーの名前を入力します。 アプリケーションを JVM サーバーで実行していない場合 (例えば JVM POOL 環境で実行しているなど) は、任意の 8 文字をフィールドに入力します。
  4. オプション: オプション: 作成されたリソース・ファイルの名前は、プラグイン名から生成され、ウィザードに表示されます。ファイル名を変更する場合は、「戻る」ボタンを使用できます。
  5. オプション: オプション: OSGi バンドルの CICS バンドルにプログラム定義を定義できます。
  6. 「終了」をクリックします。

タスクの結果

プロジェクトのリソース・ファイルがバンドル・プロジェクトに追加され、マニフェスト・ファイルが更新されます。これで、バンドルを z/OS® UNIX ファイル・システムに配置できるようになりました。 詳しくは、トピック CICS バンドル・プロジェクトの配置を参照してください。 バンドルが zFS にエクスポートされるとき、バンドルで定義されている、CICS Java アプリケーションで必要とされるすべてのファイルおよび成果物がエクスポートされます。