IBM Developer Workbench Version 9.1.0.2 - リリース・ノート
目次
1.0 このリリースについて
2.0 インストール情報
3.0 特記事項および商標
1.0 このリリースについて
Developer Workbench バージョン 9.1.0.2 には、バージョン 9.1 リリースに対する機能拡張と修正が含まれています。
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1.1 このリリースの新機能
Developer Workbench バージョン 9.1.0.2 には、以下の新機能があります。
- DB2 for z/OS バージョン 9 をサポート:
- データベース・エクスプローラーで、DB2 for z/OS バージョン 9 への JDBC 接続を作成することができます。
- ワークベンチを使用して、データ開発プロジェクト内の DB2 for z/OS バージョン 9 をターゲットとする以下のタイプのルーチンを作成、テスト、およびデプロイすることができます。
- SQL ネイティブ・ストアード・プロシージャー (複数のバージョンのネイティブ・ストアード・プロシージャーを含む)
- SQL 外部ストアード・プロシージャー
- Java (JDBC および SQLJ) ストアード・プロシージャー
- SQL スカラー・ユーザー定義関数
- ワークベンチを使用して、ストアード・プロシージャーがデプロイされている JAR ファイル以外の JAR ファイルのクラスに依存する、DB2 for z/OSバージョン 9 をターゲットとする Java ストアード・プロシージャーを開発することができます。このタイプの Java ストアード・プロシージャーをローカルでコンパイルしてパッケージできるように、JAR ファイルをデータ開発プロジェクトにインポートすることができます。また、ワークベンチを使用して、データベース・サーバーから JAR ファイルをデプロイまたはドロップすることや、デプロイされた JAR ファイルのプロパティーをデータベース・エクスプローラーで表示することができます。
- ワークベンチに組み込まれているストアード・プロシージャー・デバッガーを使用して、DB2 for z/OS バージョン 9 をターゲットとするストアード・プロシージャーのデバッグを行うことができます。
- OLE DB および XML UDF の翻訳された文書とユーザー・インターフェース・テキスト。OLE DB または XML UDF を作成する前に完了しておく必要のある前提条件の手順については、これらのリリース・ノートの文書の訂正セクションを参照してください。
- SQL ステートメントとスクリプトを含むファイルで、拡張子 .db2 をサポート。拡張子が .sql および .ddl のファイルに加えて、拡張子が .db2 の SQL ファイルを編集およびインポートできます。
- SQLJ ストアード・プロシージャーの単一パッケージの作成をサポート。単一パッケージを作成するには、「ルーチンのデプロイ」ウィザードの「バインド・オプション」フィールドで、分離レベルを指定します。
- エラーを含むルーチンの保存をサポート。エラーを含むルーチンをルーチン・エディターで保存するときに、ソース・コードにエラーがあることを示すメッセージが表示されますが、ソース・コードをエラーと一緒に保存できるため、作業を無駄にしません。
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1.2 製品の修正履歴
バージョン 9.1 または 9.1.0.1 で認識されていた以下の問題が修正されました。
- プロジェクトを削除する前に、そのプロジェクトに属するオープン・ルーチンおよび SQL エディターを閉じてください。オープン・ルーチンと SQL エディターを閉じない場合、プロジェクトとその内容は削除されますが、エラー・メッセージが表示されます。
- 2 つ目の Java ストアード・プロシージャーを呼び出す Java ストアード・プロシージャーをデバッグする場合、その 2 つ目のストアード・プロシージャーはデバッグできません。ネストされたストアード・プロシージャー
内にステップイントゥすることはできず、ネストされたストアード・プロシージャーに設定したブレークポイントは無視されます。これは、DB2 UDB for Linux, UNIX, and Windows の制限です。
1.3 既知の制限と問題
このリリースにおいて、以下の制限と問題が確認されています。
- 一般
-
- Red Hat Enterprise Linux 3 上で Developer Workbench を起動するには、
export MOZILLA_FIVE_HOME=<location of mozilla>
を /opt/IBM/DWB/V9.1/dwb_prod/shortcut_dwb
に追加してください。
- XML データを格納する表を定義する際に基本キーを含めなかった場合、表エディターで XML 列を更新しようとすると失敗します。XML データを格納する表には、基本キーまたはユニーク索引を追加する必要があります。
- XQuery ビルダーを使用した XQuery 開発は、DB2 for Linux, UNIX, and Windows バージョン 9 接続に関連付けられているデータ開発プロジェクトでのみサポートされます。
- データベース・エクスプローラーでフェデレーテッド・サーバーを作成した後、新しく作成されたサーバーが「定義済みサーバー (Defined Server)」フォルダーに自動的に表示されません。新しいサーバーを表示するには、フォルダーを最新表示にする必要があります。
- Linux の場合、JDK 1.4.1 をシステムのデフォルト JDK として使用すると、Developer Workbench の終了時に DWB のプロセスが閉じない場合があります。この問題を回避するには、DWB が
/opt/IBM/DWB/V9.1/dwb_prod/eclipse/jdk/bin
で提供している JDK を使用してください。
- ルーチンの開発
-
- ルーチンのパラメーターとしてユーザー定義型 (UDT) はサポートされません。
- Visual Explain は、DB2 for z/OS データベースをターゲットとするユーザー定義関数には使用できません。z/OS ユーザー定義関数の場合、ワークベンチは式のみをサポートし、ステートメントはサポートしません。
- データ開発プロジェクトでルーチンを最初に作成するときに、Visual Explain のオプションが「新規ストアード・プロシージャー」ウィザード、「新規ユーザー定義関数」ウィザード、またはルーチン・エディターで使用できない場合があります。この問題の回避策として、ワークスペースを一度閉じてから再度開くと、Visual Explain オプションが使用可能になります。
- Ant デプロイメント機能を使ってストアード・プロシージャーまたはユーザー定義関数をデプロイするとき、クラスパス内に tools.jar ファイルが存在しなければ、
Unable to locate tools.jar. Expected to find it in F:¥jre¥1.4.2¥lib¥tools.jar
というメッセージが表示される可能性があります。このメッセージは無視してください。tools.jar は Ant デプロイメント機能ではなく、Java ランタイム環境 (JRE) に含まれています。
- Ant デプロイを使用してファイル・システムから DB2 UDB for iSeries をターゲットにする
Java ストアード・プロシージャーをデプロイするには、システム・クラスパスに jt400.jar があることを
確認する必要があります。
- Java ストアード・プロシージャーを作成してメソッド名を変更するとき、エディター内を右クリックして「保管」をクリックする操作が機能しません。更新済みのストアード・プロシージャーを保管するには、「ファイル」>「保管」をクリックしてください。
- DeployInstructions.txt の説明に従ってエクスポート済みストアード・プロシージャーをデプロイしようとすると、
...[createsp] Could not connect to the target database. [createsp] com.ibm.db2.jcc.DB2Driver...
というエラー・メッセージが表示される場合があります。この問題を回避するには、db2jcc.jar および適切なライセンス・ファイルがシステム・クラスパスに存在することを確認してください。
- データ開発プロジェクトを削除する前に、そのプロジェクトに属するオープン・ルーチンおよび SQL エディターを閉じてください。オープン・ルーチンと SQL エディターを閉じない場合、プロジェクトとその内容は削除されますが、エラー・メッセージが表示されます。
- Java ストアード・プロシージャーのデプロイ時または実行時に、
cannot load class
というエラーが表示されることがあります。これは、RAD v7 と DB2 サーバーの間で JDK バージョンが一致せず、DB2 サーバーが下位レベルの JDK を使用している場合に発生します。このエラーを防ぐには、JDK 1.4 レベルを使用するサーバー (例えば DB2 Universal Database for Linux, UNIX, and Windows V8.2 サーバー) に対して Java ストアード・プロシージャーをデプロイするときに、「ルーチンのデプロイ」ウィザードの「コンパイル・オプション」フィールドに "-source 1.4" オプションを指定する必要があります。 一般的に、データベース・サーバー上の JDK レベルに一致させるには、適切なコンパイル・オプション "-source JDK level" を使用します。
- 異種のサーバーの間 (例えば DB2 UDB for Linux, UNIX, and Windows サーバーから DB2 UDB for z/OS サーバー) でストアード・プロシージャーまたは UDF をドラッグ・アンド・ドロップすると、2 つのサーバー間の非互換性に関する警告がドラッグ・アンド・ドロップ操作中に表示されます。操作を続行してストアード・プロシージャーまたは UDF を開こうとすると、エラーが発生する可能性があります。
- DB2 UDB (Linux、UNIX、Windows) V8.2 サーバーで SQL プロファイル作成を実行する際、
JCC ドライバーがエラー・メッセージ・テキストを取り出すのに必要な前提条件ストアード・プロシージャー
(SYSIBM.SQLCAMESSAGECCSID) がサーバーにないと、NULL ポインター例外が発生する場合があります。この問題を回避するには、retrieveMessagesFromServerOnGetMessage=true を設定せずにサーバー接続を作成することができます。
- SQL プロシージャーの実行のモニター中には、プロシージャー内で発行される INSERT、SELECT、DELETE、UPDATE などの DML ステートメントに関するプロファイル作成イベントが生成されます。ただし、変数割り当てや制御構造 (WHILE、IF など) を扱うプロシージャー・ステートメントに対しては、イベントが決定論的には生成されません。したがって、このようなプロシージャー・ステートメントに関するチューニング・データはキャプチャーされません。
- ストアード・プロシージャー・デバッガー
-
- UNIX DB2 サーバーに接続しているときに、デバッグ・モードでブレークポイントを追加したり、
実行したりする場合、タイムアウト例外が発生することがあります。
- 名前に英語および中国語文字の両方が含まれているストアード・プロシージャーにはデバッガーを
実行することはできません。
- 監視式は、動的 Java ストアード・プロシージャーでのみサポートされます。SQL および SQLJ
ストアード・プロシージャーではサポートされません。
- デバッガーは、ブレークポイントが SET などの実行可能ステートメントの最初のトークンにない場合、
ブレークポイントでは停止しません。さらに、DECLARE CONTINUE、CLOSE CURSOR、または ROLLBACK でも停止しません。
- Java ストアード・プロシージャーのデバッグ時に強制終了アクションを選択した場合、デバッグ・セッションが完全に終了するまでに数分かかる場合があります。この時に開始した新規デバッグ・セッション
の動作は不安定になる場合があります。
- 別の SQL または Java ストアード・プロシージャーから呼び出される Java ストアード・プロシージャーをデバッグする場合、「ステップ・リターン (Step Return)」ボタンが使用できません。この問題を回避するために、呼び出し元のストアード・プロシージャーの次の行にブレークポイントを追加して、「再開」をクリックすると、呼び出し元のストアード・プロシージャーに戻ることができます。
- Java ストアード・プロシージャーが別のストアード・プロシージャーを呼び出す場合、Java ストアード・プロシージャーに戻ろうとすると、中間状態の Javaコードで停止する場合があります。この問題の回避策として、「ステップ・リターン (Step Return)」ボタンを使用すると Java ストアード・プロシージャーのスタック・フレームに戻ることができます。
- Java ストアード・プロシージャーのデバッグ中に「
パケットの待機中にタイムアウトが発生しました
」というエラーが発生する場合は、Java タイムアウト設定値を増やしてみてください。Java タイムアウト設定値を増やすには、ワークベンチのメニュー・バーから「ウィンドウ」>「設定」をクリックします。「Java」ノードを展開して、「デバッグ」をクリックします。「デバッグの設定」ページで、「通信タイムアウト」セクションの「デバッガー・タイムアウト (ミリ秒)」値を増やします。デフォルト値の 2 倍以上にすることをお勧めします。
- Java ストアード・プロシージャーのデバッグ時に、「値の変更」アクションを使用して空ストリング値を含む変数を変更した場合、編集ダイアログの「OK」ボタンが使用可能にならないことがあります。ボタンを使用可能にするには、「評価の入力」ラジオ・ボタンを選択し、空ではない文字列の値 (例えば 'a') を設定して、「リテラル・テキストの入力」ラジオ・ボタンを選択します。そうすれば、「OK」ボタンが使用可能になります。
- Java ストアード・プロシージャーのデバッグ中にローカル変数が表示されない場合、
コンパイラー・オプションの -g が指定されずにストアード・プロシージャーがデプロイされている可能性があります。
Java ストアード・プロシージャーをデプロイする場合は、コンパイラー・オプションの -g が指定されていることを
確認してください。
- 「変数」ビューに「スタック・フレームが無効です。」というメッセージが表示される場合、
「デバッグ」ビューに進み、スタック・フレームの上のスレッド・オブジェクトをクリックしてから、
スタック・フレームをクリックします。これで「変数」ビューが最新表示され、エラーが表示されなくなります。
- DB2 UDB for iSeries V5 R4 上で実行している SQLJ ストアード・プロシージャーをデバッグする際、
Java ソースの代わりに SQLJ ソースに対応するようライン・マップを更新するための iSeries PTF が適用されていないと、
実行中の現在行は「デバッグ」ビューに表示される指定した SQLJ ソース行に対応しません。
- セッション・マネージャー・タイムアウトに関するデバッガー設定は、認識されません。このような設定は、「ウィンドウ」>「設定」をクリックし、「実行/デバッグ」ノードを展開して、「DB2 ストアード・プロシージャー・デバッガー (DB2 Stored Procedure Debugger)」をクリックすることによって設定されます。「セッション・マネージャーのタイムアウト」フィールドを変更してください。
- DB2 for Linux, UNIX, and Windows ではデバッガーは多数の変数を持つストアード・プロシージャーを処理できません。変数は最大 200 個です。
- デバッグ・セッションでのカーソル移動: 1 つのプロシージャー内に複数の変数宣言がある場合、次の行に移動するために「ステップイン」または「ステップオーバー」を何度かクリックしなければならないことがあります。例えば、「DECLARE v_dept, v_actdept CHAR(3)」という行では 2 回、「DECLARE v_bonus, v_deptbonus, v_newbonus DECIMAL(9,2)」という行では 3 回クリックする必要があります (変数宣言の数だけクリックする必要があります)。
- Java ストアード・プロシージャーでデバッグ・セッションを開始してブレークポイントを追加してから、
ブレークポイントを使用不可に設定しても、ブレークポイントが使用可能のままになります。この問題を回避するには、新規デバッグ・セッションを開始するときに、まず古いブレークポイントをすべて削除してから新規ブレークポイントを追加する必要があります。
- 複数のデータ開発プロジェクトを操作する場合、ストアード・プロシージャーをデバッグしようとすると、「Unable to locate stored procedure PROCNAME. Procedure may have been deleted from workspace.」あるいは「ソースが見つかりませんでした」というエラーが発生することがあります。
- Java ストアード・プロシージャーのデバッグ・セッションを終了した直後に SQL ストアード・プロシージャーをデバッグした場合、デバッガーが「User defined function ... has been interrupted by the user.」と表示することがあります。この問題を回避するには、SQL ストアード・プロシージャーのデバッグを再試行してください。
1.4 文書の訂正
- 『ルーチン用の Visual Explain の使用』トピックの Visual Explain でサポートされる
サーバーに関する記述に誤りがあります。Visual Explain は、次のオペレーティング・システムおよびサーバー
でサポートされます。
-
Visual Explain は Windows(R) プラットフォームで使用可能です。次のサーバーがサポートされています。
- DB2 UDB for Linux、UNIX、Windows バージョン 8.2
- DB2 バージョン 9 for Linux、UNIX、Windows
- DB2 UDB for z/OS バージョン 7 およびバージョン 8
- OLE DB UDF を Developer Workbench で作成するには、以下の前提条件を満たしている必要があります。
-
- DB2 UDB for Linux, UNIX, and Windows バージョン 8 以降。
- OLE DB 2.0 以降。これは Microsoft (http://www.microsoft.com) から入手できます。先に OLE DB をインストールせずに OLE DB 表関数を呼び出そうとすると、DB2(R) が SQLCODE -465、SQLSTATE 58032、理由コード 35 を出します。システム要件、およびご使用のデータ・ソースに使用できる OLE DB プロバイダーについては、データ・ソースの資料を参照してください。OLE DB 仕様については、「Microsoft OLE DB 2.0 Programmer's Reference and Data Access SDK」(Microsoft Press, 1998) を参照してください。
- db2olefn.dll をコンピューターに登録する必要があります。この DLL ファイルを登録するには、コマンド行で regsvr32 DB2installdir¥sqllib¥function¥db2olefn.dll と入力します。ここで、DB2installdir は、DB2 のインストール場所のルート・ディレクトリーを指します。
- XML UDF を Developer Workbench で作成するには、以下の前提条件を満たしている必要があります。
-
- DB2 UDB for Linux, UNIX, and Windows バージョン 8 以降。
- 処理前に XML 文書上で XSL トランスフォーメーションを実行する場合は、ターゲット・データベースで DB2 XML Extender が有効になっている必要があります。
DB2 XML Extender を有効にすると、XSL トランスフォーメーションを実行するためにデータベース・エンジンによって提供されている XSLTransform UDF をターゲット・データベース上で使用できるようになります。ローカル・データベースの場合は、DB2 XML Extender は自動的に有効化されます。リモート・データベースで XML Extender を使用できるようにするには、
DB2installdir¥sqllib¥bin
ディレクトリーからコマンド行で dxxadm enable_db sample
を入力します。ここで、sample はターゲット・データベース、DB2installdir は DB2 をインストールしたディレクトリーを指します。
- データベース・エクスプローラーで、オフライン接続で作業する場合、以下のアクションは実行できません。これは、『データベース・エクスプローラーでのオフライン接続の制限 (Limitations for offline connections in the Database Explorer)』のトピックに含まれていなかった情報です。
- ルーチンを実行する前または後に実行される SQL ステートメントの指定、および「実行設定」メニュー・アクションからの入力または入出力パラメーターの設定
- 現行サーバーに対するストアード・プロシージャーのデバッグ
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2.0 インストール情報
2.1 ハードウェア要件およびソフトウェア要件
ハードウェア要件
- ディスク・スペース: 50 MB
- メモリー: 512 MB (1 GB を強く推奨)
ソフトウェア要件
-
- Microsoft Windows 2000 Server および Professional、Microsoft Windows Server 2003、および Microsoft Windows XP Professional
- Red Hat Enterprise Linux 3 および SUSE Linux Enterprise Server 9
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このセクションでは、Developer Workbench Product Updater を使用した IBM Developer Workbench バージョン 9.1.0.2 のインストール方法を説明します。このフィックスパックは、更新の 1 つとして提供されています。このフィックスパックは、IBM 更新サーバーから直接ダウンロードしてください。ただし、このフィックスパックを含む ZIP ファイルをダウンロードして、ローカルでインストールすることもできます。以下のセクションでは、このフィックスパックのインストール方法を説明します。
- 更新マネージャーで「ヘルプ」>「ソフトウェア更新」>「構成の管理」をクリックするか、または feature.xml ファイルを修正して何らかの製品機能を使用不可に設定している場合、このフィックスパックをインストールする前にそれらの機能を再び使用可能に設定する必要があります。
IBM Developer Workbench をインストールした時と同じユーザー・アカウントでフィックスパックをインストールしてください。
制限事項:
- IBM Developer Workbench を開いたままでこのフィックスパックをインストールすることはできません。
- Windows(R) オペレーティング・システムでは、管理者特権を持つアカウントを使用する必要があります。Linux(R) オペレーティング・システムでは、root ユーザー・アカウントを使用する必要があります。
フィックスパックをインストールするには、以下の手順を完了してください。
- Developer Workbench Product Updater を始動します。
- Windows オペレーティング・システムの場合、「スタート」>「プログラム」>「IBM DB2 Developer Workbench」>「DWB Product Updater」をクリックします。
- Red Hat Enterprise Linux 3.0 (GNOME デスクトップ環境) の場合、メインメニューを開いて「プログラミング (Programming)」>「DWB Product Updater」をクリックします。
- SuSE Linux Enterprise Server 9.0 (K デスクトップ環境) の場合、メインメニューを開いて「IBM DB2 Developer Workbench」>「DWB Product Updater」をクリックします。
注: Red Hat Enterprise Linux 3.0 および SuSE Linux Enterprise Server 9.0 では、デフォルト以外のデスクトップ環境を使用すると、デフォルトのロケーションに製品のショートカットが表示されない場合があります。
- 「更新の検索」 をクリックします。
- デフォルトでは、有効な更新すべてが選択されます。IBM Developer Workbench Version 9.1.0.2 を必ず選択してください。
ヒント: この更新の説明を表示するには、更新をクリックします。説明が「詳細情報」ペインに表示されます。
- 「更新のインストール」 をクリックします。
- 使用許諾契約書に同意し、インストールを続行するには、「OK」をクリックします。
ご使用のコンピューターのプロセッサー速度および RAM の量、およびインターネット接続の速度によっては、更新のダウンロードとインストールに長い時間がかかる場合があります。
インストールが完了すると、Developer Workbench Product Updater によって、インストールされた更新が「インストール済み製品」ページに一覧表示されます。
- Developer Workbench Product Updater を閉じます。
- 変更が適用されるように、Developer Workbench を
-clean
オプションで再始動します。例: eclipse -clean
フィックスパックは、IBM 更新サーバーから直接インストールしてください。ただし、ダウンロードすることも可能です。以下の状況では、フィックスパックをダウンロードしてからインストールすることができます。
- インターネット接続が遅い、または不安定なため、ダウンロードの再開が可能なダウンロード・マネージャーを使用したい場合。
- ファイアウォールがあるために、IBM 更新サーバーにアクセスするのが困難な場合。
- フィックスパックをダウンロードしておき、後でインストールしたい場合。
フィックスパックをダウンロードしてからインストールするには、以下の手順を完了してください。
- ftp://ftp.software.ibm.com/software/data/db2/udb/developerworkbench/91/zips/dwb_9102.zip からフィックスパックをダウンロードします。
- フィックスパックを C:¥temp などの一時ディレクトリーに解凍します。
- インストールの手順については、C:¥temp¥dwbfp2¥ にナビゲートして install_local_9102.html を開いてください。
製品ニュース、イベント、サポート、およびその他の情報は、以下の DB2 ホーム・ページを参照してください。
http://www-306.ibm.com/software/data/db2/9/ (英語)
http://www-06.ibm.com/jp/software/data/db2/v9/ (日本語)
3.0 特記事項および商標
3.1 特記事項
本書は米国 IBM が提供する製品およびサービスについて作成したものであり、
本書に記載の製品、サービス、または機能が日本においては提供されていない場合があります。
日本で利用可能な製品、サービス、および機能については、日本 IBM の営業担当員にお尋ねください。
本書で IBM 製品、プログラム、またはサービスに言及していても、その IBM 製品、プログラム、または
サービスのみが使用可能であることを意味するものではありません。これらに代えて、IBM の知的所有権を侵害することのない、機能的に同等の
製品、プログラム、またはサービスを使用することができます。
ただし、IBM 以外の製品とプログラムの操作またはサービスの
評価および検証は、お客様の責任で行っていただきます。
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IBM およびその直接または間接の子会社は、本書を特定物として現存するままの状態で提供し、
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U.S.A.
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ができますが、有償の場合もあります。
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IBM 以外の製品に関する情報は、その製品の供給者、出版物、
もしくはその他の公に利用可能なソースから入手したものです。IBM は、それらの製品のテストは行っておりません。したがって、
他社製品に関する実行性、互換性、またはその他の要求については確証できません。
IBM 以外の製品の性能に関する質問は、それらの製品の供給者にお願いします。
IBM の将来の方向または意向に関する記述については、
予告なしに変更または撤回される場合があり、単に目標を示しているものです。
本書には、日常の業務処理で用いられるデータや報告書の例が含まれています。
より具体性を与えるために、それらの例には、個人、企業、ブランド、
あるいは製品などの名前が含まれている場合があります。
これらの名称はすべて架空のものであり、
名称や住所が類似する企業が実在しているとしても、それは偶然にすぎません。
3.2 商標
IBM、Derby、Rational、DB2 Universal Database、および zSeries は、IBM Corporation の商標です。
Java およびすべての Java 関連の商標およびロゴは、Sun Microsystems, Inc. の米国およびその他の国における商標です。
Linux は、Linus Torvalds の米国およびその他の国における
商標です。
Microsoft、Windows 2000、Windows 2003、および Windows XP は、Microsoft
Corporation の米国およびその他の国における商標です。
他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標です。
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