何度も実行する必要のある SQL ステートメントについては、SQL ステートメントを 1 度作成し、実行時に入力値を置換するパラメーター・マーカーを使用して照会プランを再利用するのが有利です。
DB2 Everyplace では、パラメーター・マーカーは「?」文字で表されており、SQL ステートメント内の置換するアプリケーション変数の位置を示します。パラメーター・マーカーは番号で参照され、1 から始まり左から右に順に番号が付けられます。SQL ステートメントの実行前に、アプリケーションでは SQL ステートメント内に指定した各パラメーター・マーカーに変数ストレージ域をバインドする必要があります。また、バインドされた変数は有効なストレージ域であるとともに、準備されたステートメントがデータベースに対して実行される時点で入力データ値が入っている必要があります。
次の例は、2 つのパラメーター・マーカーを有する SQL ステートメントを示しています。
SELECT * FROM customers WHERE custid = ? AND lastname = ?
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