DB2 Everyplace の JSP サポートは、以下の 2 つのコンポーネントから構成されます。
ミニ HTTP Web サーバーは、Web ブラウザーから要求を受け取り、Web ブラウザーに応答を返します (要求および応答にはプロトコルとして HTTP 1.1 を 使用します)。 JSP プロセッサーは、JSP ファイルを解析し、対応する Java ソース・コードを 生成し、そのソース・コードをコンパイルします。 Java ソース・コードには、JSP ページが要求されるときに 動的コンテンツを生成する JavaBeans が含まれる場合があります。JSP ページが要求されるときに、 ミニ HTTP Web サーバーは対応する Java コードを実行し、 要求に対する応答として、Web ブラウザーに出力を返します。
Web ブラウザーで http://localhost/request.jsp (request.jsp はユーザーが要求している JSP ページ) のような URL を入力すると、Web ブラウザーはミニ HTTP Web サーバーに要求を送信します。以下の条件のうちいずれかが当てはまる場合に、この要求は JSP プロセッサーに 転送されます。
要求が JSP プロセッサーに転送されて JSP ファイルの構文が有効であれば、ミニ HTTP Web サーバーは Web ブラウザーに出力を送信して JSP ページが有効であることを示します。出力内の request.jsp リンクをクリックして JSP ページを見てください。
要求が JSP プロセッサーに転送されて JSP ファイル構文が無効な場合、ミニ HTTP Web サーバーは、Web ブラウザーに 診断情報を送信します。
要求を JSP プロセッサーに転送する必要がない場合、ミニ HTTP Web サーバーは、JSP ページに対応する .class ファイルを実行し、Web ブラウザーに出力を送信します。
JSP アプリケーション開発は Windows ワークステーション上で行ってください。開発中は 常に JSP ページをテストすることが重要です。JSP プロセッサーが JSP ページ内の 構文エラーをキャッチします。 エラーが修正されてから、Web ブラウザーの 「更新」ボタンをクリックして、JSP ページを再度テストします。JSP ページに加えた変更が反映される前に、Web ブラウザーのインターネット一時ファイルのフォルダーかキャッシュに存在するファイルを削除することが必要になる場合があります。アプリケーションが完成したなら、アプリケーションをデバイスに転送し、そのデバイス上で実行することができます。
関連したタスク
関連した概念