ドキュメントのドラッグ (Workplace XT)

アイテムをドラッグすると、オブジェクト・ストアへの追加、ある場所から別の場所への移動、または特定の場所へのファイリングが可能です。 1 つ以上のドキュメントをある場所から選択し、異なる場所にそのドキュメントをドラッグできます。

Workplace XT では、これは、ドキュメントを移動、ファイリング、または追加するために、アクションを使用することに加えて、ツールバー、「アクション」ボタン、またはポップアップ・メニューから使用できます。 ドキュメントをドラッグしている場所は、ローカルのワークステーションまたはオブジェクト・ストア内となる場合があります。 ドキュメントのドラッグ先のフォルダーに対するアクセス権により、そのフォルダーにドキュメントをドラッグできるかどうかが決まります。

Application Integration BCS を使用して統合した Microsoft® Office 2007 アプリケーションで作業を行う場合、E メールや E メール添付を別の場所にドラッグしたり、ポップアップ・メニューを使用して移動したり、アイテムをオブジェクト・ストアにファイリングまたは追加したりすることが可能です。 また、オブジェクト・ストアから、開いている E メールにドキュメントをドラッグすることもできます。 ドキュメントはオリジナルのドキュメントのコピーであり、E メールに添付として追加されます。 「お気に入り」フォルダーからは、フォルダーまたはサブフォルダーとドキュメントを同時にドラッグすることはできません。 「チェックアウト (Checkouts)」フォルダーおよび「最近のユーザー (Recently User)」フォルダーからは、フォルダーとドキュメントを同時にドラッグすることはできません。

ヒント 複数のドキュメントを選択して移動またはファイリングする場合は、最後のドキュメントを選択した後そのままマウス・ボタンを押したままホールドします。 マウス・ボタンを放すと、選択したドキュメントをドラッグできなくなります。

ドキュメントの追加

ワークステーションまたは統合された Outlook でフォルダーに 1 つ以上のドキュメントをドラッグする場合、オブジェクト・ストアにドキュメントを追加していることになります。 バナー・リンクの下、ツールバーの右端にある Workplace XT で「ファイルを追加するにはここにドラッグ」にドキュメントをドラッグすると、追加プロセスが開始されます。 「ファイルを追加するにはここにドラッグ」が表示されるのは、自分がドキュメントを追加するためのアクセス権を持ち、サイト管理者によってドラッグが有効にされている場合に限ります。

統合された Outlook で 1 つ以上の E メールまたは E メール添付をドラッグして、オブジェクト・ストア内のフォルダーに追加できます。 アイテムはエントリー・テンプレートを使用して追加します。 複数のエントリー・テンプレートが関連付けられているフォルダーに複数の E メールまたは添付を追加する場合、使用するエントリー・テンプレートを選択できます。

ファイルのダウンロードが開始された後に処理を取り消すと、取り消しの前に処理されたドキュメントのみがオブジェクト・ストアに追加されます。

エントリー・テンプレートに関する作業

ユーザーが複数のドキュメントを一度に追加するとき、選択したドキュメントが複数のファイル・タイプ・カテゴリーに属する場合があります。 この場合、あるファイル・タイプ・カテゴリーに適用される、関連付けられたエントリー・テンプレートは、他のカテゴリーには適用されない場合があります。 追加するファイル・タイプ・カテゴリーのすべてに適用する 1 つまたは複数のエントリー・テンプレートが Workplace XT によって識別されない場合、ユーザーはドキュメントを選択し直してはじめからやり直す必要があります。

一度に複数のドキュメントを追加する場合、ワークフローを起動するエントリー・テンプレートは使用できません。 ワークフローを起動するエントリー・テンプレートをユーザーが選択すると、エラーが発生します。他のエントリー・テンプレートを選択するか、一度に 1 つのドキュメントを追加する必要があります。

ドキュメントおよびフォルダーの移動

ドキュメント、フォルダー、または検索を選択して、オブジェクト・ストア内の 1 つのフォルダーから別のフォルダーにドラッグする場合、アイテムを移動していることになります。

ドキュメントのファイリング

CTRL キーを押しながらドキュメントまたは検索を選択し、それをオブジェクト・ストア内の特定のフォルダーにドラッグする場合、ドキュメントをファイリングしていることになります。 アイテムは各フォルダー内で重複しませんが、各フォルダーは同じアイテムへの参照を格納します。

Application Integration BCS を使用して統合された Office アプリケーションまたは Outlook を使用している場合、「コピー」および「貼り付け」メニュー・オプションを使用してドキュメントをファイリングすることもできます。