ドキュメント、ドキュメントのコピー、またはフォルダーを、ハイパーリンクまたは E メール添付として送信できます。Workplace XT を使用する場合、ドキュメントやフォルダーへのハイパーリンクを送信したり、ドキュメントを添付として送信することができます。Application Integration BCS によって、統合した Microsoft® Office アプリケーションからメールを送信する場合、ドキュメントへのハイパーリンクまたはドキュメントのコピーを送信できます。また、オブジェクト・ストアから、統合された Outlook で開いている E メールに 1 つ以上のドキュメントをドラッグすることもできます。これらのドキュメントはオリジナルのドキュメントのコピーであり、E メール添付またはハイパーリンクとして追加されます。ドキュメントを Microsoft アプリケーション以外のアプリケーションにドラッグすることはできますが、Application Integration BCS はそれらのドキュメントを認識しません。
ハイパーリンクを含む E メールの受信者は、リンクされたアイテムを開く前にログインする必要があります。また、そのアイテムを表示するためのアクセス権が必要になります。添付を含む E メールの受信者は、ログインせずに添付ドキュメントを開くことができます。
ヒント ドキュメントへのハイパーリンクをリスト・ビューから送信する場合、そのドキュメントが送信後に更新されている場合でも、ハイパーリンクでは、リリース済みまたは最新の バージョンでドキュメントが開きます。Workplace XT では、ドキュメントの特定のバージョンへのリンクを送信するのに「メール送信」の代わりに「ハイパーリンクの表示」を使用します。詳細については、「オブジェクトのハイパーリンクの表示」を参照してください。Application Integration BCS を使用して統合した Outlook では、特定のドキュメントのバージョン・シリーズを開き、特定のバージョン情報のコピーを E メールに添付としてドラッグすることができます。特定のバージョンを選択している場合は、一度に 1 つのドキュメントしかドラッグできません。
オブジェクトをハイパーリンクとして送信すると、ドキュメント名またはフォルダー名が、特殊文字を省いたハイパーリンクとして表示されます。例えば、ドキュメント名が MyDocument である場合、MyDocument と表示されます。
ドキュメントを E メールの添付として送信すると、ドキュメントのタイトルが E メール添付の記述として使用されます。ただし、リージョンおよび言語設定で指定したものと異なる文字セットが Workplace XT で使用されている場合に、別のタイトルが使用される場合があります。例えば、English のドキュメント・タイトルを使用するドキュメントを送信すると、ドキュメント・タイトルが E メール添付の記述として使用されます。しかし、Lotus Notes® を使用している場合に、ロケールが English に設定されているクライアントに対して日本語のドキュメント・タイトルを持つドキュメントを送信すると、WorkplaceXT1234.doc といった English 記述が E メール添付の記述として使用されます。
注
リンクまたは添付を送信するには
ハイパーリンクや添付を送信する手順は、Workplace XT で作業するか、統合した Office アプリケーションまたは Outlook で作業するかによって異なります。詳細については、該当セクションを参照してください。
Workplace XT | Application Integration BCS を使用する Office 2007 アプリケーション |
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Office アプリケーション |
Outlook |
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送信するドキュメントを右クリックし、以下のいずれかのオプションを選択します。
ドキュメントを開かれている E メールにドラッグする場合、ドキュメントは添付またはリンクとして追加できます。ドキュメントを選択し、Alt を押してドキュメントをドラッグします。 メッセージを送信する前に、必要に応じてメール・メッセージの各フィールドを入力します。
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複数のドキュメントのメール送信E メール添付として送信するドキュメントを 1 つ以上選択し、それらを E メールにドラッグします。 単一ドキュメントのメール送信送信する単一のドキュメントを右クリックし、以下のいずれかのオプションを選択します。 |