ファイル・タイプ・カテゴリー (Workplace XT)
「ファイル・タイプ・カテゴリー」サイト設定では、ファイル・タイプに基づき、表示やドキュメントの追加を制御できます。 ファイル・タイプ・カテゴリーは、Workplace XT および Application Integration BCS によって使用されます。
- Workplace XT では、ユーザーがドキュメント・ストアにドキュメントに追加したときに使用するエントリー・テンプレートを決定する場合にファイル・タイプ・カテゴリーが使用されます。 例えば、すべてのスプレッドシート MIME タイプを含むスプレッドシートのファイル・タイプ・カテゴリーを定義し、スプレッドシート専用に設計されたエントリー・テンプレートにそのカテゴリーを関連付けることができます。 ユーザーがこのエントリー・テンプレートに関連付けられたフォルダーにスプレッドシートを追加すると、そのエントリー・テンプレートが自動的に使用されます。 詳細については、「エントリー・テンプレートのフォルダーへの関連付け」を参照してください。
- Application Integration BCS では、ユーザーがドキュメントをブラウズまたは検索するときに表示されるドキュメントをフィルターリングする場合にファイル・タイプ・カテゴリーが使用されます。 いくつかの共通ファイル・タイプには、ファイル・タイプ・カテゴリーが事前に定義されています。 Application Integration BCS で使用するファイル・タイプ・カテゴリーは、「Office 統合」サイト設定で指定します。
ファイル・タイプ・カテゴリーの管理
ファイル・タイプ・カテゴリーをドキュメントのタイプに関連付けるには、MIME タイプを記述ファイル・タイプ・カテゴリー名に割り当てます。
- ファイル・タイプ・カテゴリーにはどのような名前でも割り当てることができます。
- MIME タイプによって、特定のタイプのファイルを表示するアプリケーションが決まります。 詳細については、インターネットで「MIME タイプ」を検索することで、MIME タイプのリスト、関連アプリケーションおよびファイル拡張子の情報を取得できます。
- 定義済み MIME タイプのないファイル・タイプ・カテゴリーは、コンテンツを含まないドキュメントに適用されます。 (通常、コンテンツを含まないドキュメントとは、電子的に格納できないがプロパティーの集合として表示され追跡できる外部アイテムを表します。)
- application/x-filenet-external という MIME タイプは、Web アドレスなどの外部ドキュメントに適用されます。