IBM Enterprise Records, バージョン 5.1.+            

破棄ワークフロー

破棄ワークフローの目的は、破棄ワークフローが関連付けられているフェーズの保存期間の終わりにエンティティーを破棄することです。破棄ワークフローの起動後、エンティティーは論理的に削除される (IBM® Enterprise Records アプリケーションからはアクセスできなくなるが、オブジェクト・ストアには存在する) か、またはオブジェクト・ストアから永久に削除されます。これは、メタデータの保持に関するファイル・プランの構成によって決まります。

破棄ワークフローは、廃棄を開始するときに開始します。承認ステップでは、廃棄の承認が必要なエンティティーが表示されます。

廃棄ステップの承認

このワークフローの完了方法に関する全般的な情報については、廃棄ワークフローの使用 を参照してください。 エンティティーの破棄を承認または拒否するには、以下の判断ポイントを検討してください。
  • 電子エンティティーの場合、レビュー判断とその判断に関連するコメントを入力します。
  • 物理エンティティーの場合、表示されている各物理エンティティーの破棄方法を入力します。

破棄の詳細を指定し、このワークフローが完了すると、承認されたエンティティーが破棄され、新しいトランスクリプト・ワーク・アイテムにトランスクリプト・ファイルが生成および参照されます。XML トランスクリプト・ファイルにアクセスするには、ワーク・アイテムを開き、「添付アイテムの展開」ボタンをクリックして、トランスクリプト・ファイルの名前をクリックします。このファイルには、各エンティティーの破棄の成功または失敗などの詳細が表示されます。



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最終更新日: 2011 年 8 月


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