オブジェクト・ストアを構成する前に、レコード管理のニーズに最も適合する IBM® Enterprise Records データ・モデルを選択する必要があります。
データ・モデルとは、ファイル・プラン・オブジェクト・ストアを特定のレコード管理標準に準拠させるためのテンプレートです。データ・モデルは、メタデータおよびセキュリティー機能を格納できます。新規ファイル・プラン・オブジェクト・ストアを作成するときに、データ・モデルを選択する必要があります。現在、Base、DoD、DoD 分類、および PRO という 4 つのデータ・モデルがあります。データ・モデルは、ご使用の環境に追加できるアドオンに含まれています。選択したデータ・モデルを使用するようにオブジェクト・ストアを構成できます。この構成タスクは、Configuration Manager を使用して構成タスクを実行するときに行います。このトピックの末尾にあるリンクを参照してください。FPOS にはファイル・プラン構造が含まれ、ROS にはレコードとして宣言されるドキュメントが含まれます。通常、ROS にアクセスするユーザーの多くは、FPOS のファイル・プランを構成するエンティティーにアクセスする必要がありません。1 つの FPOS に複数の ROS を関連付けることができます。