「サブフォルダー」タブを使用すると、検索を 1 つ以上のオブジェクト・ストア内の 1 つ以上のフォルダーに制限できます。
注: 検索の実行時にユーザーがフォルダーを変更できるかどうかも指定できます。このオプションは、検索テンプレートの作成時にいずれかのオブジェクト・ストアを選択した場合のみ使用できます。ユーザーが代わりのフォルダーを選択する際は、指定されたオブジェクト・ストア内のフォルダーのみを選択できます。
フォルダーを選択すると、検索はそのフォルダーに制限されます。
例えば、複数のオブジェクト・ストアを選択してから、それらのいずれかのオブジェクト・ストア内のフォルダーを選択した場合、検索は、そのオブジェクト・ストアにあるそのフォルダーのみを探します。選択したその他のオブジェクト・ストアはすべて無視されます。
複数のフォルダーを選択した場合、フォルダー間の関係は常に OR です。すなわち、選択されたフォルダーのいずれかにあるアイテムが検出されます。
ユーザーが検索を実行すると、そのユーザーがアクセス権を持たないフォルダーにあるドキュメントが返される場合があります。このように、フォルダーのセキュリティーによってドキュメントが参照できない場合、検索を使用することにより、ユーザーがそのドキュメントを見つける手段になります。
各オブジェクト・ストアで 1 つ以上のフォルダーを選択するには:
- 「サブフォルダー」タブをクリックして、フォルダーを選択します。
- 「フォルダーの選択」アイコンをクリックして、ローカル・ディスク上でフォルダーをナビゲートするように、各 (選択した) オブジェクト・ストア内のフォルダーにナビゲートします。
結果のウィンドウでは、次のように、ウィンドウ上部にあるアイコンを使用できます。
表 1. この表では、関連アイコンを示し、それぞれの機能を説明します。アイコン |
説明 |
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ディレクトリー構造の 1 つ上のフォルダーに移動します。 |
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オブジェクト・ストアのルート・レベルに戻ります。 |
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リスト・ビューに切り替えます。 |
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詳細ビューに切り替えます。 |
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新しいフォルダーを追加します。 |
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プロパティーを参照します。 |
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フォルダーのリストを最新の情報に更新します。 |
詳細ビューでは、列見出しの間をドラッグして、列のサイズを変更します。
「検索」メニューをクリックすると、完全なパスも表示されます。「検索」ボックス内で名前を選択することで、任意のレベルに戻ることができます。

- 正しいフォルダーが強調表示されたら、「選択」をクリックします。これで、前のウィンドウに戻り、選択したフォルダー名が「サブフォルダー」列に表示されます。検索をそのフォルダー・レベルのみに制限するには、「サブフォルダーを含める」列のチェック・ボックスをクリアします。ボックスのチェック・マークを付けたままにすると、選択したフォルダー内のすべてのサブフォルダーも検索することを意味します。
- 1 つのフォルダーを選択したら、別のフォルダーを選択できます。まず、次の空の行をクリックしてから、再度「フォルダーの選択」アイコンをクリックします。異なるオブジェクト・ストアに移動する場合は、「検索」ボックスで「オブジェクト・ストア」を選択してから、目的のオブジェクト・ストアを選択します。リストには、選択したオブジェクト・ストアのみが表示されます。
検索の実行時に変更できるフォルダーと変更できないフォルダーを指定するには:
- 次のいずれかの操作を実行します。
- ユーザーにフォルダーの変更を許可する場合は、選択するオブジェクト・ストアは 1 つのみにしてください。「ビュー」列で、「編集可能」を選択します。複数のオブジェクト・ストアを選択すると、「ビュー」列にはアクセスできません。
- ユーザーにフォルダーの変更を許可しない場合は、「ビュー」列で「非表示」を選択します。
選択する代わりに名前を入力するには:
フォルダー名を入力したり、コピー・アンド・ペーストすると、そのフォルダー名が検証されます。フォルダー名にオブジェクト・ストア名が含まれる場合、最初にオブジェクト・ストア名が検証され、次にフォルダー名が検証されます。
- フォルダー名の入力後、グリッド内を任意の場所をクリックすると、フォルダー名は即時に検証されます。
- フォルダー名の入力後、「検索条件」タブ、「オブジェクト・ストア」タブ、または「結果のフォーマット」タブをクリックすると、フォルダー名は即時に検証されません。「サブフォルダー」タブを再度クリックするか、検索をチェックインすると、フォルダー名は検証されます。
- 検証が済んでいないサブフォルダーは、すべてチェックイン・プロセスの前に検証されます。
注: オブジェクト・ストア名が無効だった場合は、「無効なオブジェクト・ストア名 (Invalid Object Store Name)」という警告を受け取ります。フォルダー名が無効な場合は、「無効なフォルダー名 (Invalid Folder Name)」という警告を受け取ります。フォルダー名を入力すると、無効な入力はクリアされます。フォルダー名をコピー・アンド・ペーストした場合、無効な入力は、セルにコピー・アンド・ペーストしたフォルダー名に戻ります。
- オブジェクト・ストア名に続けてコロン、その後に / または ¥、フォルダー名の順に入力します。次に例を示します。
MyObjStore:¥MyFolder
- フォルダーがサブフォルダーの場合は、次のように完全なパスを入力します。
MyObjStore:/MyTopFolder/MySubfolder
- 既存の名前を編集するには、セルをダブルクリックして、編集可能にします。
すべてのオブジェクト・ストアで同じフォルダー名を選択するには:
同じ位置に同じフォルダー名 (同じパス) があるオブジェクト・ストアが複数セットアップされている場合、オブジェクト・ストア名を入力せずに、フォルダー名 (およびパス) を入力するだけで、すべての (選択した) オブジェクト・ストアを検索できます。
- フォルダー名とそのパスの正しいスペルがわかっている場合は、グリッドの「サブフォルダー」セルをクリックし、直接入力できます (例: ¥NNF Folder¥Search Stuff)。テキストをこれらのセルにコピー・アンド・ペーストすることもできます。
- 完全なパスまたはスペルが不明な場合は、上のステップ 1 と 2 に従い、いずれかのオブジェクト・ストア内のフォルダーを選択し、次に「サブフォルダー」セルをダブルクリックし、入力からオブジェクト・ストア名を削除してください。オブジェクト・ストア名の後のコロンは削除しますが、フォルダー名の前にある ¥ 文字は残します。
- Search Designer は、フォルダー名の検証はしません (ただし、前のトピックで示したようにオブジェクト・ストア名が前にある場合は別です)。フォルダー名にミススペルがあった場合、またはフォルダーがどのオブジェクト・ストアにも存在しない場合、検索を実行しても、そのフォルダーのドキュメントは何も返されません。
リストからフォルダーを削除するには:
- フォルダー名を強調表示し、「行の削除 (Delete a Row)」アイコンをクリックして、検索するフォルダーのリストから削除します。または、「編集」メニューから「削除」を選択するか、Ctrl + D キーを押してもかまいません。
リスト上のフォルダーを置き換えるには:
フォルダー名を並べ替えるには:
- フォルダー名は特定の順序で並べる必要はありません。しかし、既存のフォルダー名の上にフォルダー名を追加する必要がある場合は、「行の挿入 (Insert a Row)」アイコンを使用して、選択したフォルダー名の上に空白行を挿入してください。
検索設計者が選択したオブジェクト・ストアとフォルダーに対するアクセス権がユーザーにない場合
保管済み検索または検索テンプレートを参照しているユーザーには、そのユーザーがアクセスできるオブジェクト・ストアとフォルダー内の検索が表示されます。そのユーザーが参照できないオブジェクト・ストアとフォルダー内を検索するよう設計された検索を実行すると、ユーザーが参照できないオブジェクト・ストアまたはフォルダー内のドキュメントであったとしても、そのユーザーがアクセスできるドキュメントは結果にすべて表示されます。