IBM Enterprise Records, バージョン 5.1.+            

レポートのタイトルおよび説明の変更

このトピックでは、IBM® Enterprise Records が表示する各レポートのタイトルおよび説明と、レポートに関連付けられたイメージ・ファイルを変更する方法について説明します。

IBM Enterprise Records のインストールの際、プロパティー・リソース・バンドル (PRB) ファイルは ier_install_path¥RecordsManager¥WEB-INF¥libp8RecordsManagerResources.jar ファイルにパッケージされます。 PRB ファイルは、言語のローカライズに使用され、IBM Enterprise Records に付属するすべてのレポートが含まれています。変更したいレポートが IBM Enterprise Records に付属している場合は、p8RecordsManagerResources.jar に含まれる server.strings.language.country.prb ファイルを変更する必要があります。

新規レポートを変更したい場合は、有効な XML 文字を使用して ReportDefinitions.xml ファイルを変更します。

ReportDefinitions.xml 内のレポートのタイトルおよび説明の変更:

  1. XML エディターを使用して、IBM Enterprise Records の構成フォルダーにある ReportDefinitions.xml ファイルを開きます。(デフォルトの場所は、<rm_install_path>¥config です。)
  2. <List key="reportDefinitions"> の下で、変更したいレポートの <object key="reportDefinition"> を見つけます。
  3. reportDefinition オブジェクト・キー内で、適切な値を入力して以下のタグを変更します。

    <setting key="title" localizationKey="server.report_title.n">report name</setting>。ここで report name は、IBM Enterprise Records が表示するレポートのタイトルです。

    <setting key="desc" localizationKey="server.report_desc.n">description</setting>。ここで description は、IBM Enterprise Records が表示する、レポートの目的を簡単に説明するテキストです。例えば、「このレポートは、指定された期間内に開かれた/閉じられたボリュームをリストします。」などのテキストです。

    n は、レポートの対応する配列で指定された「id」値です。新規レポートを作成している場合以外は、この値を変更しないでください。
  4. ReportDefinitions.xml を保存します。
  5. IBM Enterprise Records が実行されている Web アプリケーション・サーバーを再起動します。

PRB ファイル内のレポートのタイトルおよび説明の変更:

  1. IBM Enterprise Records がインストールされているサーバーで、ier_install_path¥RecordsManager¥WEB-INF¥lib を参照します。
  2. p8RecordsManagerResources.jar ファイルを一時フォルダーにコピーします。
  3. 一時フォルダーで、p8RecordsManagerResources.jar から、ご使用の環境の server.strings.<language>.<country>.prb ファイルを抽出します。
  4. テキスト・エディターを使用して、PRB ファイルを開きます。
  5. server.report_title.n を検索し、このレポートのタイトルを入力します。
  6. server.report_desc.n を検索し、このレポートの説明を入力します。n は、ReportDefinitions.xml ファイル内の対応するデータ・モデル配列で指定されたレポートの ID 値です。
  7. PRB ファイルを保存します。
  8. p8RecordsManagerResources.jar を、変更された PRB ファイルで更新します。。p8RecordsManagerResources.jar にパッケージされる PRB ファイルのパスは、 com¥filenet¥rm¥apps¥server¥util でなければならないことに注意してください。
    重要: p8RecordsManagerResources.jar にパッケージされる PRB ファイルは、 com¥filenet¥rm¥apps¥server¥util ディレクトリーに抽出され、p8RecordsManagerResources.jar のパス列に示されたディレクトリー・パスに 再パッケージされる必要があります。
  9. 変更した p8RecordsManagerResources.jar を、一時フォルダー から ier_install_path¥RecordsManager¥WEB-INF¥lib にコピーします。
  10. IBM Enterprise Records アプリケーションを再デプロイします。IBM Enterprise Records の再デプロイについては、「IBM Enterprise Records Installation and Upgrade Guide」を参照してください。
  11. 変更内容を有効にするには、IBM Enterprise Records が実行されている Web アプリケーション・サーバーを再起動します。

レポートに関連付けられたイメージ・ファイルの変更:

  1. 新規イメージ・ファイルを使用したい場合は、ファイルを ier_install_path¥RecordsManager¥images¥action にコピーします。イメージ・ファイルは、GIF フォーマットで、デフォルトのイメージ・ファイルと同じピクセル・サイズでなければならないことに注意してください。
  2. XML エディターを使用して、IBM Enterprise Records の構成フォルダーにある ReportDefinitions.xml ファイルを開きます。デフォルトの場所は、ier_install_path¥config です。
  3. <List key="reportDefinitions"> の下で、イメージ・ファイルを更新したいレポートの <object key="reportDefinition"> を見つけます。
  4. reportDefinition オブジェクト・キー内で、適切な値を入力して以下のタグを変更します。

    <setting key="img">relative path to image file</setting>。例えば、images¥action¥report.gif と指定します。

  5. ReportDefinitions.xml を保存します。
  6. 変更内容を有効にするには、IBM Enterprise Records が実行されている Web アプリケーション・サーバーを再起動します。


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最終更新日: 2011 年 8 月


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