IBM Enterprise Records, バージョン 5.1.+              

ローカル・サーバーへのインストール・ファイルのコピー

IBM® Enterprise Records のインストール・ソフトウェアには、IBM Enterprise Records のインストール、アップグレードに必要なファイル、またはオブジェクト・ストアの構成に必要なファイルが含まれています。再インストールが必要になった一方で、元のメディアが見つからない場合に備えて、これらのファイルを指定サーバーのローカル・ディレクトリーにコピーし、その場所から移動または削除しないようにすることをお勧めします。アップグレードの一部として、これは必要です。

インストール・ファイルをコピーには、以下の手順を実行します。

  1. ファイルを格納するフォルダーをローカル・マシンに作成します。このフォルダーは後で参照するため、場所をメモに記録します。

    例えば、UNIX の場合、このディレクトリーとして opt/IBM/EnterpriseRecords を作成し、Windows の場合、このディレクトリーとして C:¥Program Files¥IBM¥EnterpriseRecords を作成します。

  2. インストール・メディアにアクセスし、ローカル・マシンに作成したフォルダーにすべてのファイルをコピーします。
  3. このフォルダーから以下のファイルを指定サーバーに抽出します。
    ソフトウェア・パッケージのファイル コピー先
    解凍済みのすべてのインストール・プログラム・ファイル。

    すべてのインストールに必要。

    Application Engine または Workplace XT のインストール先のアプリケーション・サーバー。
    Events ディレクトリー。

    イベントを使用する場合に必要。

    IBM FileNet® Enterprise Manager のインストール先のサーバーで、イベントを構成するために使用されるサーバー。

    UNIX オペレーティング・システムの場合、Events ディレクトリーは TAR ファイルとしてパッケージ化されています。TAR ファイルをシステムにコピーし、内容を解凍します。

    LocalizationAddOns ディレクトリー内にある、ご使用のロケールに対応する言語フォルダー。

    ローカライズを使用する場合に必要。

    CE_install_path/FileNet/ContentEngine/resources にある IBM FileNet Content Engine サーバー
    Reports ディレクトリー。

    レポートを使用する場合に必要。

    Crystal Reports のインストール先のアプリケーション・サーバー。
    Samples/Workflow ディレクトリー Application Engine または Workplace XT Web アプリケーションにログインしてサンプル・ワークフローをインストールする際の、ログイン元となるサーバー。


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最終更新日: 2011 年 8 月


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