IBM Enterprise Records, バージョン 5.1.+            

FileNet P8 セキュリティー

IBM® Enterprise Records では、IBM FileNet® P8 のセキュリティー・モデルを使用して、レコードの格納、アクセス、廃棄を安全に行う環境を提供します。具体的には、IBM Enterprise Records では、デフォルト・インスタンスのセキュリティー、セキュリティーの継承、セキュリティー・マーキング、およびセキュリティー・プロキシーを使用します。

また、IBM Enterprise Records ではセキュリティー・ロールを使用して、特定のロールのユーザーが実行できる IBM Enterprise Records タスクを定義します。

重要: IBM Enterprise Records は、「セキュリティー・プロキシー・タイプ (Security Proxy Type)」プロパティーが「FULL」(デフォルト設定) に設定されているレコード・オブジェクト・ストアで定義されている「RecordInformation」プロパティーを使用するように設計されています。

IBM Enterprise Records では、レコード・カテゴリー、廃棄スケジュール、ファイル・プランなど、さまざまな IBM Enterprise Records オブジェクトへのユーザーのアクセスをセキュリティー設定で制御します。システム管理者またはレコード管理者は、ユーザーおよびグループの全般的なセキュリティー権限を定義します。ユーザーは、割り当てられたアクセス権に応じて、オブジェクトの作成やオブジェクトの「情報」ページの表示に関するセキュリティー設定を定義できます。

重要: セキュリティー・プロキシーは、IBM Enterprise Records と競合が発生する場合があります。ドキュメントをレコードとして宣言する前に、既に有効になっているセキュリティー・プロキシーをすべて削除してください。詳細については、システム管理者に問い合わせてください。


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最終更新日: 2011 年 8 月


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