IBM® Enterprise Records をインストールして構成したら、RM_Operation コンポーネント・キューを使用してレコードを宣言するサンプル・ワークフローをインストールできます。十分なアクセス権が割り当てられていないユーザーは、このワークフローを使用して、ドキュメントの宣言を要求できます。このワークフローでは、承認のために該当の担当者に要求がルーティングされます。承認後に、ドキュメントがレコードとして宣言されます。
- レコードを宣言するユーザーには、そのドキュメントに対して少なくともプロパティーの変更権限を持っている必要があります。
- RM_Operation コンポーネント・キューによりレコードが宣言されるため、このキューを実行するユーザー・アカウントには、レコードとして宣言されるドキュメントに対するプロパティーの変更権限が割り当てられている必要があります。コンポーネント・キューが実行されるアカウントを判別するには、コンポーネント・キューについてを参照してください。
- Process Engine のワークフロー機能を完全に有効にする必要があります。詳しくは、以下を参照してください。
- IBM FileNet® P8 システムがバージョン 4.5.1 の場合: IBM FileNet P8 ヘルプ・トピックを参照してください。
- IBM FileNet P8 システムがバージョン 5.0 の場合: IBM FileNet P8 バージョン 5.0 インフォメーション・センターのトピックを参照してください。
- デフォルトでは、このサンプル・ワークフローは DoD 準拠のファイル・プランで電子レコードを宣言するためのデータを取り込みます。他のデータ・モデル (および特殊要件) をサポートするために、ワークフローの「データ・フィールドの変更」タスクで、プロパティー名と値を追加または削除できます。
- このサンプル・ワークフローは、レコードを宣言するために変更して使用する以外に、IBM Enterprise Records のワークフローのビルドについて学習するために使用することもできます。