IBM® Enterprise Records をインストールする前に、IBM FileNet® P8 製品スイートのコア・コンポーネント (Content Engine、Process Engine、および Application Engine または Workplace XT) をインストールしておく必要があります。
IBM Enterprise Records ソフトウェアと同じサーバーに
Application Engine または
Workplace XT をインストールしておき、
IBM Enterprise Records ソフトウェアが稼働するサーバーに接続するサーバーに
Content Engine および
Process Engine をインストールしておく必要があります。
重要: まず Application Engine または Workplace XT のインストール (アプリケーション・サーバーの構成と、サーバーへの最新の Content Engine および Process Engine クライアント・ファイルのインストールを含む) を実行する必要があります。
この作業を完了できない場合、IBM Enterprise Records Configuration Manager プログラムが正常に完了しない可能性があります。
コア・コンポーネントをインストールまたは作動可能にするには、以下の手順を実行します。
- Content Engine を、IBM Enterprise Records と互換性がある最新のパッチ・レベルに更新します。 「IBM FileNet P8 Compatibility Matrix」を参照して、コア・コンポーネントの最新の互換性があるフィックスパック・レベルを確認してください。
環境が、「IBM FileNet P8 のハードウェア要件およびソフトウェア要件」にリストされている該当の要件すべてを満たしている必要があります。
- Process Engine を最新のパッチ・レベルに更新します。
- Application Engine または Workplace XT を最新のパッチ・レベルに更新します。
制約事項: 同じサーバー上に Application Engine と Workplace XT の両方のシステムを配置して構成された、単一の IBM Enterprise Records インストールを実行する操作はサポートされません。
- サイトで IBM Enterprise Records に用意されているレポートを使用する場合、Crystal Reports をインストールするサーバーに Content Engine Java クライアント・ファイルおよび Enterprise Manager (オプション) をインストールします。 Java クライアント・ファイルをインストールできるように、FileNet P8
Platform インストール・メディアが利用可能であることを確認してください。関連リンクおよび Crystal Reports 資料を参照してください。