IBM FileNet P8, バージョン 5.1.+            

マイ Workplace に関する作業

「マイ Workplace」ページは、一度に複数の Workplace ページを表示するポータル画面となっており、企業の Web サイトなど、外部の Web サイトのポートレットを含めることもできます。標準的な Workplace XT ページでは、例えば、「オーサー」ページなど、一度に 1 ページしか表示されません。「マイ Workplace」ポータルでは、1 つのページで複数の Workplace ツールを表示できます。したがって、「受信トレイ」にあるアイテムの表示、オブジェクト・ストアの参照、検索結果の確認、起動した有効なワークフローのリストの確認、特定のパブリック受信トレイにあるワーク・アイテムのリストの確認、オーサー・ツールの表示など、これらの操作をすべて同時に素早く実行できます。

次の図は、「参照」ポートレットと「受信トレイ」ポートレットを含む「マイ Workplace」ページの例を示しています。この例では、「参照」ポートレットは「マイ・ブラウズ」、「受信トレイ」ポートレットは「マイ受信トレイ」という名前が付けられています。

「マイ Workplace」ページの例

「マイ Workplace」のページのコンテンツと表示はサイトの構成に基づきます。サイト管理者が指定するポートレットを「マイ Workplace」ページに追加できます。サイト管理者は、特定のグループがアクセスする「マイ Workplace」ページをサイト全体で作成できます。次の表は、個人用ページとグループがアクセス可能な「マイ Workplace」ページの相違点のリストです。

表 1. 個人用 Workplace ページとグループ用 Workplace ページの相違点
個人用「マイ Workplace」ページ グループ用「マイ Workplace」ページ
  • 特定のユーザー・アカウントのみに対してアクセス可能
  • ユーザーによる定義および編集
  • ポートレット・ツールバーに「編集」アイコンを追加
  • ページの左サイドバーの任意のサイト定義ページの前にリスト
  • 特定のグループのメンバーがアクセス可能
  • サイト管理者による定義および編集
  • ページの左サイドバーのユーザー定義ページの前にリスト

「マイ Workplace」で、複数の個人用ページまたはサイト・ページにアクセスすることができます。アクセス可能なすべてのページが左側のナビゲーション・ペインにリストされます。

個人用「マイ Workplace」ページの作成または既存のページ・レイアウトの変更に関する詳細については、「個人用ページの作成」を参照してください。



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最終更新: 2011 年 7 月


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