スイープ・アプリケーションをアップグレードした後、IBM® Enterprise Records の廃棄スイープ・アプリケーションまたは保留スイープ・アプリケーションを実行するには、事前にこれらのアプリケーションを再構成して、新しい構成項目を追加する必要があります。
- IBM Enterprise Records のスイープ・アプリケーションをインストールしたサーバーごとに、以下の手順を実行します。
- 必要な JDK バージョンを使用できることを確認します。詳しくは、「IBM FileNet P8 のハードウェア要件およびソフトウェア要件」を参照してください。
- 廃棄スイープまたは保留スイープを再構成した後は、オブジェクト・ストア、ユーザー ID、またはパスワードなどの値を変更する場合にのみ、これらのスイープ・アプリケーションを再び構成する必要があります。
IBM Enterprise Records のスイープ・アプリケーションを再構成するには、以下の手順を実行します。
- 以下の手順の実行に必要な値については、完成した計画チェックリストを参照してください。このトピックの末尾にあるリンクを参照してください。
- バックアップ・ディレクトリー内で RMSweepConfiguration.xml ファイルおよび RMHoldSweepConfiguration.xml ファイルを見つけます。
オプション |
説明 |
FileNet® Records
Manager 4.0 および 4.5 |
RM_backup_path/FileNet/RM/RecordsManagerSweep/lib/config 詳細については、このトピックの末尾にある、前のインストール済み環境のバックアップについてのリンクを参照してください。
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IBM InfoSphere Enterprise Records 4.5.1 |
ier_backup_path/FileNet/RM/RecordsManagerSweep/lib/config 詳細については、このトピックの末尾にある、前のインストール済み環境のバックアップについてのリンクを参照してください。
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- これらのファイルを IBM Enterprise Records のスイープ・サーバー上の ier_install_path/RecordsManagerSweep/lib/config にコピーします。
- QueryPageMaxSize プロパティーを以下のように設定します。 保留スイープを構成する前に、システム管理者が QueryPageMaxSize プロパティーのシステム値を、リトリーブ・バッチのサイズとして使用する値よりも大きな値に設定しておく必要があります。
- IBM FileNet Enterprise Manager で、最上位ノードを右クリックし、「プロパティー」を選択して、FileNet P8 ドメインの「プロパティー」ページにアクセスします。
- 「プロパティー」タブを選択します。
- 「サブシステムの構成」ドロップダウン・メニューで「サーバーのキャッシュ構成」を選択します。
- 「プロパティー」タブを選択し、QueryPageMaxSize プロパティーに該当の値を設定します。 デフォルトでは、QueryPageMaxSize のプロパティー値は 1000 です。リトリーブ・バッチのサイズの値 (デフォルトは 100000) よりも大きな値を設定してください。
スイープ・ツールの構成について詳しくは、このトピックの末尾にあるリンクを参照してください。