IBM Enterprise Records, バージョン 5.1.+            

クラスへのプロパティーの追加

プロパティーは、オブジェクトを記述する個々の値です。 新規プロパティーを作成するには、Enterprise Manager を使用して新規プロパティー・テンプレートを追加します。プロパティー・テンプレートは、クラスに割り当てる「アウトライン」プロパティーです。作成処理中に、データ型、単一値であるかリストであるか、およびその他のオプション属性などの、プロパティーの属性を指定します。

新しいプロパティー・テンプレートを作成するには、次のようにします。

  1. システム管理者として Enterprise Manager にログオンします。
  2. プロパティーを変更する必要のあるオブジェクト・ストアを選択し、「プロパティー・テンプレート」ノードをクリックします。
  3. アクション」メニューから「新規プロパティー・テンプレート (New Property Template)」を選択し、Content Engine プロパティー・テンプレート・ウィザードの手順に従います。

作成処理中に、Content Engine プロパティー・テンプレート・ウィザードは、プロパティーの「カテゴリー」フィールドに値を入力するように要求します。「カテゴリー」フィールドによって、特に結果ペインで、プロパティー・テンプレートを視覚的にグループ化することができます。「カテゴリー」フィールドに「Foundation Extensions-Records Manager」と入力し、このプロパティーを IBM® Enterprise Records プロパティーとして分類します。

ウィザードの手順を完了してから「プロパティー・テンプレート」ノードを展開すると、ツリーに新規プロパティーが追加されています。これで、プロパティーを関連クラスと関連付けることができます。プロパティーは、クラスに関連付けられると、そのクラスのサブクラスに伝搬します。プロパティーをサブクラスに直接関連付けることもできます。

データ・モデル内のどの既存のクラスにも、新規プロパティーを追加するか関連付けることができます。

クラスまたはサブクラスとプロパティーを関連付けるには、次のようにします。

  1. Enterprise Manager にシステム管理者としてログオンして、該当するオブジェクト・ストアを選択します。
  2. プロパティーを関連付けるクラスまたはサブクラスを選択します。
  3. アクション」メニューから「新規プロパティー (New Properties)」、「クラスへ (to Class)」を選択し、 Content Engine のクラスへのプロパティーの追加ウィザードの手順に従います。
  4. 以下を実行することによって、キャッシュを更新します。
    • 管理者として Application Engine または Workplace XT にサインインします。
    • 「アドミニストレーター」 > 「サイト設定」の順に移動します。
    • 左側の「最新の情報に更新」をクリックします。
    • クラス記述キャッシュを更新 (Refresh class description cache)」をクリックします。
    制約事項: Content Engine のメタデータ・キャッシュは、指定時刻に更新されます。必要な時間待機しなければ、新規プロパティーは表示されません。

「説明」パラメーターおよび「非表示」パラメーターに応じて、プロパティーは IBM Enterprise Records ユーザー・インターフェースで表示されます。



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最終更新日: 2011 年 8 月


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