「表示」サイト設定 (ユーザー設定) では、全ユーザー共通の一般的な表示設定を定義します。各ユーザーは個別に「ユーザー設定」を設定することが可能で、このサイト設定よりも優先されます。
ドキュメントのリストをリスト・ビューと呼びます。「デフォルトのリスト・ビュー」サイト設定では、リスト・ビューを「マガジン」スタイルか「詳細」スタイルに設定します。ユーザーは、別のスタイルを設定して、リストを参照しながらリスト・スタイルを動的に切り替えることができます。
「確認ページの可視性」サイト設定では、ドキュメントや他のオブジェクトを追加またはチェックインした後にウィザードの最後で確認ページを表示するかを決定します。デフォルトは「表示」です。この設定を「非表示」に設定すると、確認ページが表示されなくなります。各ユーザーはそれぞれに設定を行うことが可能で、管理者がサイト設定で設定した内容よりも優先されます。
「システム・プロパティー・ビューを展開して表示」サイト設定では、「情報」ページの「プロパティー」ビューなどプロパティーを表示するページを初めて開いたときに、システム・プロパティーの初期状態を省略された状態 (非表示) にするか展開した状態 (表示) にするか決定します。この設定を有効にすると、プロパティーは展開して表示され、折りたたむにはユーザーは「システム・プロパティーを非表示にする」をクリックします。デフォルトでは、この設定は無効になっています。
ユーザーは、ユーザー設定で個別に設定することが可能で、サイト設定よりも優先されます。
「日付フォーマット」サイト設定では、日付がどのように表示されるかを決定します。実際の表示は、選択したフォーマットと、アプリケーションにアクセスするコンピューターのロケール設定の両者によって決まります。例えば、Windows コンピューターは英語 (米国) やフランス語 (カナダ) を使用するように設定でき、日付は選択したロケールと整合性のあるフォーマットに設定されます。
次のフォーマットから選択することができます。
ユーザーがアプリケーションで日付の年数を 2 桁で入力する場合、その日付は現在の日付の 80 年前から 20 年後までの間のものと解釈されます。例えば、現在の年が 2007 だとします。特定の日付プロパティー値としてユーザーが 2027 年 7 月 9 日を 7/9/27 と意図的に入力した場合、アプリケーションではこの日付は 1927 年 7 月 9 日と解釈されます。通常のアプリケーションの運用においてユーザーが現在の日付の 80 年前から 20 年後の範囲に収まらない年数を入力する必要がある場合は、他のフォーマットを選択しなくてはなりません。
デフォルト設定は「短い形式 (MM/d/yy)」です。
「時刻フォーマット」サイト設定では、アプリケーションで時刻がどのように表示されるかを決定します。実際の表示は、選択したフォーマットと、アプリケーションにアクセスするコンピューターのロケール設定の両者によって決まります。例えば、Windows コンピューターは英語 (米国) やフランス語 (カナダ) を使用するように設定でき、時刻フォーマットの表示は選択したロケールに合わせて調整されます。
次のフォーマットから選択することができます。
「タイム・ゾーン」サイト設定では、アプリケーションの日付と時間を表示するのに使用するタイム・ゾーンを指定します。次のいずれかのオプションを選択できます。
最適な結果を得るには、各クライアントが特定の GMT タイム・ゾーンを設定します。アプリケーション・サーバーがクライアントのブラウザーによって使用されているタイム・ゾーンを判別できない場合、以下の条件が使用されます。
「フォルダーのフィルタリングを常に表示」サイト設定では、ユーザーがフォルダーを参照するときにフォルダーのフィルタリング条件を適用して表示するかを決定します。「フォルダーのフィルタリングを常に表示」を有効にすると、「参照」ページにコントロールが追加されます。このコントロールは、プロパティー条件に適合するドキュメントまたはカスタム・オブジェクトをユーザーが検索するために使用します。デフォルトでは、この設定は有効になっています。
「フォルダーのフィルタリングを常に表示」設定は、「フォルダー・フィルター」設定と連動しており、Content Engine から返されるアイテムの数を制限してアプリケーションで表示することができます。フォルダーに含まれるオブジェクトが表示制限設定で指定した条件よりも少ない場合、フィルタリング条件コントロールはユーザーに対し表示されません。
「フォルダーのフィルタリングを常に表示」のユーザー設定は、サイト設定より優先されます。
「デフォルトの検索ビュー」サイト設定では、ユーザーがセッションで初めて「検索」ページを選択したときに、どの検索ビューを表示するかを決定します。デフォルト設定として選択できる検索ビューには、「単純な検索」と「検索テンプレート」の 2 つのビューがあります。
ユーザーは、ユーザー設定で異なるデフォルト検索ビューを選択することが可能で、サイト設定よりも優先されます。