リダイレクト・ログオンのために IBM® Enterprise Records Web アプリケーションを構成するには、SSL を有効にして構成し、Web アプリケーションをインストールしてデプロイし、プロセス・リージョンを構成します。
リダイレクト・ログオンのために IBM Enterprise Records Web アプリケーションを構成するには、以下の手順を実行します。
- IBM Enterprise Records を実行するアプリケーション・サーバーで SSL を有効にします。 SSL の資料を参照してください。
- Application Engine または Workplace XT が SSL リダイレクトに対応して構成されていることを確認します。
Application Engine SSL セキュリティーの構成について詳しくは、「IBM FileNet® P8 Platform Installation
and Upgrade Guide」の『Set up Application EngineSSL security』のトピックを参照してください。
Workplace XT セキュリティーの構成については、「IBM FileNet Workplace XT Installation
and Upgrade Guide」の『Workplace XT の SSL セキュリティーのセットアップ (Set up SSL Security for Workplace XT)』のトピックを参照してください。
- IBM Enterprise Records のインストールの手順に従って IBM Enterprise Records Web アプリケーションをインストールします。
Application Engine または Workplace XT が 2 サーバー・リダイレクト用に構成されている場合、関連付けられている Application Engine または Workplace XT サーバーに IBM Enterprise Records Web アプリケーションをインストールする必要があります。IBM Enterprise Records Web アプリケーションをインストールしたら、IBM Enterprise Records Configuration Manager を実行して Web アプリケーションを構成します。Application Engine または Workplace XT bootstrap.properties ファイルを指定するときには、Application Engine または Workplace XT のインストールで使用されるものと同じ共有ファイルを選択してください。
- CMA の web.xml ファイルを更新します。
手順については、必要に応じた SSL サポートの追加 (SSL リダイレクトが設定されている CMA)を参照してください。
- IBM Enterprise Records の構成の作業で Configuration Manager を使用して、IBM Enterprise Records Web アプリケーションをデプロイします。
- IBM Enterprise Records Web アプリケーション・デプロイメント・プロファイルの完成に従って、Application Engine または Workplace XT の Web アプリケーションを再デプロイします。
- Application Engine または Workplace XT でのサイト設定の設定の情報を使用して、Application Engine または Workplace XT のサイト設定を更新します。
ヒント: Application Engine または Workplace XT が 2 サーバー・リダイレクト用に構成されている場合は、IBM Enterprise Records Web アプリケーションのインストールで同じサイト設定ファイルが使用されます。
- プロセス・リージョンの手順に従って、IBM Enterprise Records のプロセス・リージョンを構成します。
重要: Application Engine または Workplace XT が 2 サーバー・リダイレクト用に構成されている場合でも、この作業は 1 回のみ実行します。Application Engine または Workplace XT のインスタンス、および IBM Enterprise Records の Web アプリケーション (拡張による) は Process Engine の同じリージョンを使用します。
- Component Manager を構成して始動します。
アプリケーションが 2 サーバー・リダイレクト用に構成されている場合は、Application Engine および Workplace XT の両方のインスタンスでこの作業を行います。詳しくは、コンポーネント・キューの構成を参照してください。
以降の IBM Enterprise Records インストール手順は、非 SSL 環境の場合と同様です。