完全な IBM® Enterprise Records インストールを用意し、IBM Enterprise Records が Content Engine と連携できるようにするために、Content Engine クライアント・ソフトウェアを対話式またはサイレントにインストールする必要があります。Content Engine クライアント・ソフトウェアのレベルと Content Engine のレベルが一致している必要があります。
Content Engine クライアントをインストールするには、
IBM Enterprise Records ソフトウェアをインストールした同じユーザーとしてログインします。
IBM Enterprise Records コンポーネントがインストールされている先のすべてのサーバーに、
Content Engine クライアント・ソフトウェアをインストールする必要があります。
- IBM Enterprise Records の Web アプリケーション・サーバー
- IBM Enterprise Records の廃棄スイープ・サーバー
- IBM Enterprise Records の保留スイープ・サーバー
- IBM Enterprise Records の転送ツール・サーバー
- IBM Enterprise Records のファイル・プラン・インポート/エクスポート・ツール・サーバー
- IBM Enterprise Records の Crystal Reports Server
重要: Content Engine クライアントのインストール・ソフトウェアのウィザードでは、クライアント・インストール・プログラムで EnterpriseRecords.war および EnterpriseRecords.ear デプロイメント・ファイルを作成するオプションがあります。クライアント・インストール・プログラムでデプロイメント・ファイルを作成しないことを選択します。この手順の後半では、IBM Enterprise Records Configuration Manager
ツールを実行し、Web アプリケーション・デプロイメント・プロファイル内のタスクを実行してデプロイメント・ファイルを作成およびデプロイします。
Content Engine クライアント・ファイルをインストールするには、以下の手順を実行します。
- IBM Enterprise Records がインストールされているマシンで、以下の権限を持つ任意のユーザーとしてログオンします。
- IBM Enterprise Records がインストールされている先のマシンにある、temp などの一時ディレクトリーに対する読み取りおよび書き込み権限。
- Content Engine クライアントのインストール・プログラムの実行権限。
- クライアント・インストールのディレクトリー・アクセス要件で説明されているディレクトリー・アクセス権。
- Content Engine クライアントのインストール・プログラムを Content Engine のインストール・プログラムの場所から一時ディレクトリーにコピーします。インストール・ソフトウェアのバージョンは、Content Engine のバージョンと一致している必要があります。
- 一時ディレクトリー内の Content Engine クライアントのインストール・プログラムを展開します。
- Content Engine クライアントのインストール・プロセスを開始します。
オプション |
説明 |
Content Engine クライアント・ファイルを対話式にインストールするには、以下の手順を実行します。 |
- IBM FileNet® Content Engine クライアントのインストール・プログラムにアクセスします。
- ご使用のバージョンの IBM FileNet Content Engine およびプラットフォームに対応するバージョンの IBM FileNet Content Engine クライアントのインストール・プログラムを実行します。
- IBM Enterprise Records インストールに対応するクライアント・インストール・プログラムの実行を選択します。
重要: 古いバージョンの Content Engine クライアントのインストール・プログラムは、新しい IBM Enterprise Records インストールを認識しない場合があります。 IBM Enterprise Records オプションが無効で、クライアント・インストール・プログラムが既存の IBM Enterprise Records インストールを検出できないことが示された場合、 IBM Enterprise Records の無効インスタンスを選択します。次のパネルで、 IBM Enterprise Records コンポーネントをインストールした先の ier_install_path を選択できます。
パスを選択した後、クライアント・インストールを完了します。 一部の古いパッチ・レベルの Content Engine クライアントのインストール・プログラムでは、IBM Enterprise Records の無効インスタンスを選択できません。この場合、インストール・オプションの「その他」を使用し、Content Engine クライアントのインストール・ソフトウェアの Readme の指示に従います。
Content Engine クライアントのインストール・プログラムが既存の IBM Enterprise Records インストールを見つけることができない場合、次の手順を使用して、インストール対象の Content Engine クライアントのファイルをユーザー指定の場所にコピーします。- config、lib、および lib2 のフォルダーを CE_client_files_path¥FileNet¥RM¥CommonFiles¥CE_API から ier_install_path¥CommonFiles¥CE_API にコピーします。
- CE_client_files_path¥FileNet¥RM¥RecordsManager¥WEB-INF¥lib フォルダーの内容を ier_install_path¥RecordsManager¥WEB-INF¥lib にコピーします。
- listener.jar ファイルを CE_client_files_path¥FileNet¥RM¥FilePlanImportExportTool¥lib から ier_install_path¥FilePlanImportExportTool¥lib ier_install_path¥RecordsManagerSweep¥lib
ier_install_path¥RecordsManager¥WEB-INF¥lib ier_install_path¥RMTransfer¥lib にコピーします。
|
Content Engine クライアント・ファイルをサイレントにインストールするには、以下の手順を実行します。 |
- 入力ファイル CEClient_silent_install.txt のバックアップ・コピーを作成します。
- サイレント入力ファイルをテキスト・エディターで開きます。サイレント入力ファイルの指示に従ってファイルを編集し、更新時の適切な応答を反映させます。
ヒント: IBM Enterprise Records インストールを更新するために、クライアント・インストール・ソフトウェアを構成します。
- Content Engine クライアントのインストール・プログラムが格納されているパスに移動し、ご使用のバージョンの IBM FileNet Content Engine およびプラットフォームに対応するバージョンの IBM FileNet Content Engine クライアントのインストール・ソフトウェアを実行します。
|