インストール管理者ユーザーには、将来のアップグレードおよびフィックスパックをインストールできるようにするための読み取り/書き込みアクセス権が必要です。また、インストール・プログラムが、現在インストールされているバージョンの IBM® Enterprise Records のインストール・データベースにアクセスできる必要があります。インストールされているデータベースにユーザーがアクセスできることを確認してください。
オペレーティング・システムに応じて、現在インストールされているソフトウェアのインストール・パスが異なります。
UNIX
将来のアップグレードまたはフィックスパックをインストールするときには、
IBM Enterprise Records を最初にインストールしたユーザーとしてインストールを実行する必要があります。インストール・ソフトウェア・データベースは、インストール・ユーザーのホーム・ディレクトリーにあります。
制約事項: 異なるユーザーを使用するかデータベースを削除すると、インストール・プログラムがサーバー上の既存のソフトウェアを検出できず、アップグレードまたはフィックスパックのインストールが失敗します。
このソフトウェア XML ファイルのデフォルトの場所は、以下のいずれかです。
- root としてログオンしている場合 - /var/com.zerog.registry.xml
- ユーザーとしてログオンしている場合 - User_home/com.zerog.registry.xml
Windows
IBM Enterprise Records のインストール・データベースを
InstallAnywhere ディレクトリーから削除しないようにしてください。
制約事項: データベースを削除すると、インストール・プログラムがサーバー上の既存のソフトウェアを検出できず、アップグレードまたはフィックスパックのインストールが失敗します。
このソフトウェア XML ファイルのデフォルトの場所は次のとおりです。
C:¥Program Files¥Zero G Registry¥com.zerog.registry.xml