IBM Enterprise Records, バージョン 5.1.+              

IBM Enterprise Records システムのアーキテクチャー

FileNet® P8 環境の IBM® Enterprise Records コンポーネントの標準的なアーキテクチャーには、Process Engine サーバー、Content Engine サーバー、Application Engine または Workplace XT Web アプリケーション・サーバー、Crystal Reports Server、データベース・サーバー、ディレクトリー・サーバー、Enterprise Manager 管理クライアント、およびブラウザー・クライアントが含まれます。

すべてのコンポーネントを 1 つのサーバーに配置することもできますが、これはデモ・シナリオなどのケースです。以下の図に、最も標準的なアーキテクチャーを示します。

図 1. 標準的な分散 IBM FileNet P8 環境での IBM Enterprise Records
標準的な分散 IBM FileNet P8 環境での IBM Enterprise Records
IBM Enterprise Records は複数のコンポーネントで構成されています。各コンポーネントは、特定のタスク・セットを実行します。 例えば、IBM Enterprise Records の Web アプリケーション・コンポーネントは、IBM Enterprise Records エンティティーおよびその他の関連オブジェクトの作成および管理に使用されます。

また、一部のコンポーネントまたはサブコンポーネントは、使用前に構成しておく必要があります。

インストール手順では、Application Engine または Workplace XT もホストする 1 つのサーバーにすべての IBM Enterprise Records コンポーネントをインストールして構成する方法を説明します。ただし、パフォーマンスとシステム・リソースを最適化するため、一部の IBM Enterprise Records コンポーネントを複数サーバーに分散できます。



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最終更新日: 2011 年 8 月


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