IBM Enterprise Records, バージョン 5.1.+              

Oracle WebLogic Server での CRConfig.xml ファイルの編集

CRConfig.xml ファイルを変更して、Content EngineOracle WebLogic Server 上で稼働する際の、Crystal Reports との Content Engine JDBC 接続を作成します。

Content EngineOracle WebLogic Server 上で稼働する際の、Crystal Reports サーバーとの Content Engine JDBC 接続を作成するには、既存の CRConfig.xml ファイルを変更する必要があります。
以下の表に示す XML エレメントのコンテンツを更新します。
表 1. Oracle WebLogic ServerContent Engine が稼働している場合の XML エレメント
XML エレメント 設定値
JavaDir
JDK のインストール・パスを設定します。次に例を示します。
<JavaDir>C:¥Program Files¥Java¥
jdk1.5.0_09¥bin</JavaDir>
クラスパス

クラスパスに以下の JAR ファイルを追加します。

  • Jace.jar
  • log4j.jar
  • wlclient.jar

クラスパスを指す絶対パスを使用して、以下の Crystal Reports JAR ファイルを追加します。

  • cecore.jar
  • celib.jar
  • ebus405.jar
  • corbaidl.jar
  • freessl201.jar
  • asn1.jar
  • certj.jar
  • jsafe.jar
  • sslj.jar

これらの JAR ファイルは通常、C:¥Program Files¥Business Objects¥common¥4.0¥java¥lib または C:¥Program Files¥Business Objects¥common¥4.0¥java¥lib¥external にあります。

JVMMaxHeap

値を 512000001 -Djava.naming.factory.initial=weblogic.jndi. WLInitialContextFactory に設定します。

  • この文字列の数値は、JVMMinHeap のサイズよりも大きい値に設定する必要があります。
  • JVMMaxheap タグ内では、Java プロパティーを 1 行のコードとして入力する必要があります。以下の例で改行されているのは、単に読みやすくするためです。
JVMMinHeap

値を 512000000 に設定します。

JDBCURL
Oracle WebLogic Server 上の Content Engine に接続するために使用する JDBC URL を次の形式で入力します。
jdbc:filenetp8:t3://CE_server:port/
FileNet/Engine?objectstores=FPOS
ここで CE_serverContent Engine サーバーの名前、portier_install_path/RecordsManager/WEB-INF/WcmAPIConfig.properties ファイルにある RemoteServerURL パラメーターで使用されているポート番号です。
JDBCClassName

値を com.filenet.api.jdbc.Driver に設定します。

JDBCUserName GCD Administrator ロールが割り当てられているユーザーの名前を入力します。
DatabaseStructure

値を tables に設定します。



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最終更新日: 2011 年 8 月


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