IBM® Enterprise Records のインストール中にオプション・ツールをインストールした場合は、インストール先サーバーでこれらのツールを構成する必要があります。例えば IBM Enterprise Records の廃棄スイープ・アプリケーションまたは保留スイープ・アプリケーションを実行する前に、ご使用の環境で使用するためにこれらのアプリケーションを構成する必要があります。特に、スイープ・プロセスを実行する FPOS の名前と Content Engine サーバーを指定する必要があります。
すべての IBM Enterprise Records コンポーネント (Web アプリケーションおよびオプション・ツール) を単一のサーバーにインストールした場合は、このサーバーにログオンして各ツールを構成する必要があります。IBM Enterprise Records コンポーネントを複数のサーバーにインストールした場合は、ツールをインストールした各サーバーにログオンし、各サーバーで構成手順を実行する必要があります。
重要: - システムでスイープ・アプリケーションを実行すると、全体的なシステム・パフォーマンスに影響する場合があります。システムの使用率が低いときにスイープ・プロセスを実行するようにシステムを構成する必要があります。
詳細については、このトピックの末尾にあるリンクを参照してください。
- 必要な JDK バージョンを使用できることを確認します。詳しくは、「IBM FileNet P8 のハードウェア要件およびソフトウェア要件」を参照してください。
- オブジェクト・ストア、ユーザー ID、パスワードなどの値を変更する場合を除き、廃棄スイープまたは保留スイープを実行するたびにこれらのスイープを再構成する必要はありません。
- IBM Enterprise Records が IBM WebSphere® Application Server にデプロイされている場合、JACE EJB トランスポート・プロトコルを使用する IBM Enterprise Records ツールはすべて、同じバージョンの WebSphere Application
Server または IBM WebSphere Application クライアントに付属の JRE を使用する必要があります。IBM Enterprise Records が JBoss Application Server または WebLogic Server にデプロイされている場合、JACE EJB トランスポート・プロトコルを使用する IBM Enterprise Records ツールはすべて、同じバージョンのアプリケーション・サーバーに付属の JRE を使用することが推奨されます。
- また、ツールの BAT ファイルまたは SH ファイルの該当するアプリケーション・サーバーのセクションの JAVA_HOME 環境変数を編集して、この変数が、IBM Enterprise Records ソフトウェアがインストールされているアプリケーション・サーバーと同じ JRE バージョンを指すようにする必要があります。例えば、WebSphere Application
Server エントリーは set JAVA_HOME=%WS_DIR%/java のようになります。