IBM FileNet P8, バージョン 5.1.+            

Image Viewer のクイック・スタートの構成

注: クイック・スタート機能は、JRE バージョン 1.6.0_10 より前のバージョンに対してのみサポートされます。クイック・スタート機能は、JRE バージョン 1.6.0_10 以降のバージョンではサポートされません。

Image Viewer でクイック・スタート機能を使用するように構成すると、Image Viewer アプリケーションの起動にかかる時間を短縮できます。Image Viewer を使用して画像を開く場合、新しいブラウザー・セッションと Java アプリケーションの初期化中に若干の遅延が発生します。Image Viewer セッションを初期化し、同時に Web ブラウザー・セッションが起動するように Image Viewer を構成しておけば、ユーザーが画像を開くと Image Viewer が即時にロードされます。

Windows クライアントでクイック・スタートを有効にすると、システム・トレイ (Windows デスクトップの右下) にアイコンが表示され、「スタート」 > 「プログラム」 > 「スタートアップ」 メニューにメニュー・アイテムが追加されます。クイック・スタート機能は、ワークステーションを再起動しても引き続き有効になります。

デフォルトでは、クイック・スタート機能は無効になっています。サイトに対してクイック・スタートを手動で構成する必要があります。構成が完了したら、各エンド・ユーザーが必要に応じてクライアント上でクイック・スタートを有効または無効にすることができます。Windows クライアント上でクイック・スタート機能を有効または無効にする手順については、Image Viewer のクイック・スタートの有効化を参照してください。

サイトに対して Image Viewer クイック・スタートを構成するには

  1. quickstart.htm ファイルのバックアップ・コピーを作成します。デフォルトで、このファイルは、次のフォルダーにインストールされます。

    <XT_install_path>¥FileNet¥WebClient¥WorkplaceXT¥FnJavaV1Files

  2. テキスト・エディターを使用して、以下に示すように quickstart.htm を変更します。
    1. 以下のエントリーを見つけます。
      <script language="JavaScript">
      document.write('<applet name="viewone" mayscript code="ji.applet.jiApplet.class" width="250" height="250" codebase="." archive="ji.jar">')
    2. 「archive」設定を以下のように変更します。
      archive="ji.jar,viewer-security-dialog.jar,viewer-security-dialog-i18n.jar"
    3. ファイルを保存します。
  3. WcmJavaViewer.jsp のバックアップ・コピーを作成します。

    <XT_install_path>¥FileNet¥WebClient¥WorkplaceXT¥UI-INF¥jsp¥ui

  4. テキスト・エディターを使用して、以下に示すように WcmJavaViewer.jsp を変更します。
    1. 以下のエントリーを見つけます。
      write('<applet ARCHIVE="ji.jar" NAME="viewONE" ID="viewONE" '+sizeTag + '" HSPACE="0" VSPACE="0" ALIGN="middle" code="ji/applet/jiApplet" codebase="./FnJavaV1Files/">');
    2. 「ARCHIVE」設定を以下のように変更します。
      ARCHIVE="ji.jar,viewer-security-dialog.jar,viewer-security-dialog-i18n.jar"
    3. 以下のエントリーを見つけ、以下のように「write(paramTag+'quickstartURL'」文字列を追加します。
      write(appletTag);
      write(paramTag+'code'+operatorTag+'"ji.applet.jiApplet"'+enderTag);
      write(paramTag+'code'+operatorTag+'"ji.applet.jiApplet.class"'+enderTag);
      write(paramTag+'codebase'+operatorTag+'"./FnJavaV1Files/"'+enderTag);
      write(paramTag+'quickstartURL'+operatorTag+'quickstart.htm'+enderTag);
    4. ファイルを保存します。
  5. アプリケーション・サーバーを停止します。
  6. デプロイされた Workplace XT フォルダーおよび一時ディレクトリーを削除します。
  7. Web アプリケーション・サーバーの説明に従って、Workplace XT アプリケーションを再デプロイします。
  8. アプリケーション・サーバーを再始動します。


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最終更新: 2011 年 7 月


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