IBM Enterprise Records, バージョン 5.1.+              

(DoD 分類のみ) Classified Records Security Personnel アクセス・ロールの作成

IBM® FileNet® P8 システムで、DoD 分類データ・モデルで使用するための Classified Records Security Personnel アクセス・ロールを作成できます。このアクセス・ロールのメンバーは、IBM Enterprise Records で分類レコードのアップグレード、ダウングレード、分類解除の時間枠の設定、および分類解除を行うことができます。

FileNet Records Manager 4.0 または 4.5 からアップグレードする場合、および Classified Records Security Personnel アクセス・ロールを既に作成している場合、このタスクはスキップできます。

重要: Application Engine Administrators アクセス・ロールが割り当てられているユーザーは、Classified Security Personnel アクセス・ロールを含むすべての定義済みアクセス・ロールのメンバーであるので注意してください。詳しくは、以下を参照してください。
  • IBM FileNet P8 システムがバージョン 4.5.1 の場合: IBM FileNet P8 のヘルプ・トピックApplication Engine > 「管理ツール (Admin Tools)」 > 「サイト設定」 > 「アクセス・ロール設定 (Access Roles preferences)」を参照してください。
  • IBM FileNet P8 システムがバージョン 5.0 の場合: IBM FileNet P8 バージョン 5.0 のインフォメーション・センターのトピック「Working with documents」 > 「Workplace でのドキュメントの作業」 > 「サイト設定」 > 「複合ドキュメントの設定」 > 「アクセス・ロール」を参照してください。
制約事項: IBM Enterprise Records アクセス・ロール・ツールを Windows オペレーティング・システムで実行する場合、情報をヨーロッパ言語 (英語を除く) で正しく表示するには、ツールを実行する前にコマンド・プロンプトから以下の設定を適用する必要があります。
  1. フォントのプロパティーを Lucida Console に設定します。
  2. コード・ページを、相対する Windows ANSI コード・ページに (1250 から 1257 に) 変更します。例えば、DOS ウィンドウでフランス語を表示する場合は、「chcp 1252」を実行してコード・ページを 1252 に変更します (コード・ページ 1252 は、West European Latin に対する Windows ANSI コード・ページです)。コード・ページの全リストについては、このトピックの末尾にある『コード・ページ ID 表』のリンクを参照してください。
アクセス・ロール・ツールを実行するには、以下の手順を実行します。
  1. 以下の手順の実行に必要な値については、完成した計画チェックリストを参照してください。このトピックの末尾にあるリンクを参照してください。
  2. IBM Enterprise Records サーバーで ier_install_path にナビゲートします。
  3. 以下の手順に従い、Classified Records Security Personnel アクセス・ロールを作成します。
    1. RMAccessRole.sh (UNIX) ファイルまたは RMAccessRole.bat (Windows) ファイルを実行し、必要な情報を入力します。 アクセス・ロールがオブジェクト・ストアに既に存在する場合、スクリプトにより次のメッセージが返されます: ロール名 Classified Records Security Personnel がすでに存在しているためアクセス・ロールは作成されません。 これ以上のアクションは不要です。
    2. ロールの作成」ボタンをクリックします。
    3. コマンド行ウィンドウを閉じます。


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最終更新日: 2011 年 8 月


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