IBM Enterprise Records, バージョン 5.1.+            

アクションの追加

アクションは、廃棄の一環としてエンティティーに対し何らかの操作を実行するワークフロー (破棄ワークフローなど) とともに使用します。アクションを追加するには、アクション・タイプとワークフローを選択します。アクションを作成できるのは、システム管理者とレコード・マネージャーだけです。

アクションを追加するには、次のようにします。

  1. 構成」タブを選択します。
  2. アクション」をクリックします。
  3. アクションの追加」をクリックします。
  4. アクションの名前 (20 文字まで) と説明を入力します。
  5. アクション・タイプ」メニューから、「レビュー」、「エクスポート」、「転送」、「破棄」、「暫定転送」、「カットオフ」、「重要レビュー」、または「自動破棄」を選択します。自動破棄」アクションには関連付けられたワークフローはありません。「自動破棄」を選択したら、「終了」をクリックします。「自動破棄」アクションを作成したら、「フェーズ」プロパティーを変更し、「自動破棄」を使用するように古い廃棄スケジュールを更新します。「フェーズ」プロパティーの更新の詳細については、廃棄スケジュールの変更を参照してください。
    • 自動破棄」アクションを選択した場合は、「保留中でない自動破棄コンテニー (Auto Destroy Containees not on hold)」チェック・ボックスが表示されます。「自動破棄」を使用すると、コンテナーに入っている保留中でないエンティティーがすべて自動的に破棄されます。このオプションを選択すると、保留中でないすべてのコンテニーに対して自動破棄が実行されますが、保留中のコンテニーは保持されます。
    • このオプションを選択しない場合、保留中のエンティティーを持つコンテナー内のエンティティーはどれも破棄されません。
    • このチェック・ボックスが選択されていて、さらにレコード構造が許す場合は、sweep -autodelete により、スイープ・ツールがハイパフォーマンス処理モードに切り替わります。 なお、「自動破棄」アクションに対してハイパフォーマンス処理をトリガーするために、オブジェクト・ストア内に複数フィールドのレコードを含めることはできません。
    パフォーマンス・チューニングや、その他のベスト・プラクティスの詳細については、『IBM FileNet® P8 Performance Tuning Guide』の「IBM® Enterprise Records」セクションを参照してください。
  6. 関連付けられたワークフロー」をクリックして、アクションとともに開始するワークフローを選択します。 IBM Enterprise Records では次のワークフローが 用意されています。ただし、管理者によって他のワークフローが追加されている場合があります。
    • カットオフ・ワークフロー
    • 破棄ワークフロー
    • エクスポート
    • マッピングを使用したエクスポート・ワークフロー
    • 暫定転送ワークフロー
    • マッピングを使用した暫定転送ワークフロー
    • 廃棄レビュー・ワークフロー
    • スクリーニング・ワークフロー
    • 2 段階転送ワークフロー
    • マッピングを使用した 2 段階転送ワークフロー
    • 重要レコード・レビュー。
  7. ワークフロー名の下の「バージョンから選択」をクリックします。
  8. 該当するバージョンの下の「選択」をクリックします。
  9. 「終了」をクリックします。


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最終更新日: 2011 年 8 月


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