IBM FileNet P8, バージョン 5.1.+            

リンクについて

リンクを作成することで、オブジェクト同士が関連付けられます。ワークフローや検索を含むフォルダー、カスタム・オブジェクト、ドキュメントを、互いにリンクさせることができます。リンクされたオブジェクトに参照されるバージョンは静的です。オブジェクト同士をリンクすると、リンクの作成時にリンクされたオブジェクトのバージョンが指定されます。オブジェクトをチェックアウトして、このオブジェクトのいずれかの新しいバージョンをチェックインすると、リンクは新しいバージョンを参照するよう動的に更新されません。この場合、リンクは置換済みのバージョンを参照します。

注: 複合ドキュメントで親ドキュメントと子ドキュメントを関連付ける場合もリンクを使用します。複合ドキュメントのリンクは、ドキュメント間の関係を示すドキュメントの階層構造を定義する点で他のリンクと異なります。複合ドキュメントに関するすべての説明については複合ドキュメントの管理を参照してください。

セキュリティー

リンクは独立したオブジェクトで、個別にアクセス権限があります。セキュリティーの設定に関する詳細については、「セキュリティーに関する作業」を参照してください。

リンクの管理

サイト管理者は、サイト設定を介してリンクに関するさまざまな要素を制御します。管理者は次のようなサイト設定を行うことができます。

リンクの作成

リンクを作成し、オブジェクトをリンクする手順には次があります。

リンクの変更と削除

作成されたリンクは、サイト設定に応じて、変更および作成することが可能です。この変更処理によって、リンクに割り当てられたプロパティーの変更も行われます。リンクを削除することはドキュメントを削除することに似た行為です。オブジェクト同士を関連付けるリンクは完全に削除されます。



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最終更新: 2011 年 7 月


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