IBM FileNet P8, バージョン 5.1.+            

トレース・ロギングの有効化 (オプション)

テキスト・エディターを使用して、Workplace XT アプリケーションのインストール先のフォルダーにあるサーブレット記述子 (web.xml) ファイルを編集します。このファイルで、トレース・ロギング設定を構成します。 デフォルトを変更するには、web.xml を開き、必要な変更を加えて、ファイルを保存します。変更が完了したら、アプリケーションを再デプロイします。詳しくは、「IBM® FileNet® Workplace XT Installation and Upgrade Guide」の『Task 7a-c: Deploy IBM FileNet Workplace XT』を参照してください。

以下の行は、トレース・ロギングを構成するために web.xml に追加するテキストの例です。

<context-param>

   <param-name>traceLevel</param-name>

   <param-value>1</param-value>

</context-param>

<context-param>

   <param-name>traceDir</param-name>

   <param-value>your_path

</param-value>

</context-param>

注: 変数 your_path は、ユーザー定義の場所です。この場所のフォーマット例は以下のとおりです。

Windows: c:¥¥tempdir¥¥your_path

UNIX: c:/temp/your_path

指定するトレース・ロギング・レベルによって、収集される情報のタイプと量が決まります。指定するレベルによって、収集される情報の量が決まります。収集される情報の量とシステムに及ぼすパフォーマンスの影響には、直接的な相関があります。

以下の表で、各レベルについて概説します。

表 1. この表では、ロギング・レベルについて説明します。
レベル 説明
0 エラーは記録されません。
1 エラー・メッセージのみ記録されます。
2 警告メッセージとエラー・メッセージが記録されます。
3 警告メッセージとエラー・メッセージと共に、情報メッセージも記録されます。
4 完全トレースが実行され、関数トレースを含むすべてのメッセージが記録されます。


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最終更新: 2011 年 7 月


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