IBM Enterprise Records, バージョン 5.1.+              

IBM Enterprise Records インストールおよびアップグレード

IBM® Enterprise RecordsIBM FileNet® P8 製品スイートのアドオン・コンポーネントです。IBM Enterprise Records を使用すると、電子情報と物理情報の両方について正確、安全、かつ信頼性の高いレコードを作成および保守できます。

IBM Enterprise Records は、ストレージ・メディアまたはフォーマットに関係なく任意のタイプのレコードを管理するために使用できます。 IBM Enterprise Records について理解するには、レコードとは何か、およびなぜレコード管理システムを使用するのかを理解する必要があります。

IBM Enterprise Records システムをインストールおよび構成するには、以下の項目について理解している必要があります。
  • AIX®、HP-UX、HP-UXi、Linux、Solaris、Windows、または Linux on System z® オペレーティング・システム
  • WebSphere® Application ServerOracle WebLogic Server、または JBoss Application Server
  • ディレクトリー・アクセス構成
  • ユーザーおよびセキュリティー構成
  • データベース構成および索引処理
  • IBM FileNet P8 製品スイート (Application Engine またはWorkplace XT を含む)

    インストールするアプリケーション・サーバー・タイプが Application EngineWorkplace XT かを必ず確認してください。IBM Enterprise Records のインストールを開始した後で他方のアプリケーション・サーバー・タイプに切り替えるのは非常に難しく、また手間がかかります。

重要: IBM Enterprise Records バージョン 4.5.1 フィックスパック 3 以上では、FileNet P8 バージョン 4.5.1 と FileNet P8 バージョン 5.0 の両方がサポートされています。このガイドには、FileNet P8 バージョン 5.0 インフォメーション・センター内にある IBM Enterprise Records バージョン 4.5.1 のヘルプ・トピックへのリンクが記載されています。FileNet P8 システムをバージョン 5.0 にアップグレードせず、IBM Enterprise Records ヘルプ・ファイルが FileNet P8 バージョン 4.5.1 ヘルプ・サーバーに引き続き存在する場合は、同じヘルプ・トピックのパスが少し異なります。

例えば IBM Enterprise Records のヘルプ・トピックとして、FileNet P8 インフォメーション・センター・トピック「Working with documents」 > 「Records management」 > 「Creating a file plan」 > 「Set the default file plan」が表示されます。IBM Enterprise Records ヘルプ・ファイルが FileNet P8 バージョン 4.5.1 ヘルプ・サーバーに引き続き存在する場合、パスは IBM FileNet P8 ヘルプ・トピック「拡張機能製品」 > 「InfoSphere Enterprise Records」 > 「ファイル・プラン」 > 「操作方法...」 > 「デフォルトのファイル・プランの設定」になります。



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最終更新日: 2011 年 8 月


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