IBM Enterprise Records, バージョン 5.1.+              

IBM Enterprise Records Web アプリケーション・デプロイメント・プロファイルの作成および Web アプリケーション・デプロイメント・タスクの実行

IBM® Enterprise Records Web アプリケーションと Application Engine または Workplace XT Web アプリケーションを構成およびデプロイするために、アプリケーション・サーバー・ドメイン用の IBM Enterprise Records Web アプリケーション・デプロイメント・プロファイルを作成する必要があります。

プロファイルの情報は、関連する構成およびデプロイメントのタスクでの処理を記述した、プロパティーと値の形式で XML ファイルに収集されます。ご使用のサイトのそれぞれの構成に固有な、プロファイル・プロパティーの値 (アプリケーション・サーバー名など) を指定する必要があります。XML ファイルは、指定されたプロファイルについて固有のディレクトリーに格納されます。プロファイル名はディレクトリー名および構成プロファイルのファイル名に使用されるため、プロファイル名には、ご使用のオペレーティング・システムで有効なディレクトリー名を指定する必要があります。デフォルトの場合、プロファイルは ier_install_path/configure/profiles ディレクトリーに格納されます。ier_install_path は、IBM Enterprise Records のインストール先です。以下のタスクを完了する必要があります。

Web アプリケーション・デプロイメント・プロファイルを作成するには、以下の手順を実行します。

  1. WebSphere® および WebLogic の場合は、アプリケーション・サーバーが稼働していることを確認してください。
    JBoss の場合は、JBoss Application Server が稼働していないことを確認してください。
  2. 稼働していない場合は、IBM Enterprise Records Configuration Manager を始動します。
  3. 「ファイル」 > 「新規インストール用プロファイル (New Installation Profile)」を選択して「新規インストール用プロファイルの作成 (Create New Installation Profile)」ウィザードを開始します。
  4. ウィザードの各パネルに、順番に情報を入力します。
    重要: WebSphere Application Server および Oracle WebLogic Server: 高可用性クラスター環境用のプロファイルを作成する場合、WebSphere Application Server デプロイメント・マネージャーの情報、または Oracle WebLogic Server 管理サーバーのドメインを指定します。
    • プロファイル・タイプとして「Web アプリケーション・デプロイメント (Web application deployment)」を選択します。
    • IBM Enterprise Records Web アプリケーションをデプロイする前に、「Web アプリケーションの構成」タスクを完了する必要があります。
  5. オプション: WebSphere Application Server および Oracle WebLogic Server のみ。「アプリケーション・サーバーのプロパティーの設定 (Set Properties for Application Server)」画面で、「接続のテスト」をクリックします。この操作により、入力した情報を使用して、Configuration Manager とアプリケーション・サーバーの間の接続がテストされます。 テストは任意です。テストに失敗する場合でも ウィザードを続行できます。テストが失敗した場合は、アプリケーション・サーバーが稼働していること、および入力したアプリケーション・サーバーのプロパティー値が、アプリケーション・サーバーで定義されている値と一致していることを確認してください。

    作成したプロファイルが、タスクおよびアイコンとともに、左側のプロファイル・ペインにアイコンとして表示されます。

  6. Web アプリケーションの構成」タスクを完了します。Web アプリケーションの構成」タスクにより、IBM Enterprise Records および Application Engine または Workplace XT Web アプリケーションが、各アプリケーションのインターフェース・ファイルを使用して構成されます。これには、適切な IBM Enterprise Records JAR ファイルの Application Engineまたは Workplace XT WEB-INF/lib フォルダーへのコピーが含まれます。

    このタスク中、Configuration Manager は、Application Engine または Workplace XT アプリケーション・サーバーの認証方式を検出し、次のメッセージに類似した情報メッセージを表示します。この Web アプリケーションは、アプリケーション管理の認証用として構成されています。(This web application was configured for application managed authentication.)



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最終更新日: 2011 年 8 月


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