アクションは、廃棄の一環としてエンティティーに対し何らかの操作を実行するワークフロー (破棄ワークフローなど) とともに使用します。アクションを追加するには、アクション・タイプとワークフローを選択します。アクションを作成できるのは、システム管理者とレコード・マネージャーだけです。
アクションを追加するには、次のようにします。
- 「構成」タブを選択します。
- 「アクション」をクリックします。
- 「アクションの追加」をクリックします。
- アクションの名前 (20 文字まで) と説明を入力します。
- 「アクション・タイプ」メニューから、「レビュー」、「エクスポート」、「転送」、「破棄」、「暫定転送」、「カットオフ」、「重要レビュー」、または「自動破棄」を選択します。 「自動破棄」アクションには関連付けられたワークフローはありません。「自動破棄」を選択したら、「終了」をクリックします。「自動破棄」アクションを作成したら、「フェーズ」プロパティーを変更し、「自動破棄」を使用するように古い廃棄スケジュールを更新します。「フェーズ」プロパティーの更新の詳細については、廃棄スケジュールの変更を参照してください。
- 「自動破棄」アクションを選択した場合は、「保留中でない自動破棄コンテニー (Auto Destroy Containees not on hold)」チェック・ボックスが表示されます。「自動破棄」を使用すると、コンテナーに入っている保留中でないエンティティーがすべて自動的に破棄されます。このオプションを選択すると、保留中でないすべてのコンテニーに対して自動破棄が実行されますが、保留中のコンテニーは保持されます。
- このオプションを選択しない場合、保留中のエンティティーを持つコンテナー内のエンティティーはどれも破棄されません。
- このチェック・ボックスが選択されていて、さらにレコード構造が許す場合は、sweep
-autodelete により、スイープ・ツールがハイパフォーマンス処理モードに切り替わります。
なお、「自動破棄」アクションに対してハイパフォーマンス処理をトリガーするために、オブジェクト・ストア内に複数フィールドのレコードを含めることはできません。
パフォーマンス・チューニングや、その他のベスト・プラクティスの詳細については、『IBM FileNet® P8 Performance Tuning
Guide』の「IBM® Enterprise
Records」セクションを参照してください。
- 「関連付けられたワークフロー」をクリックして、アクションとともに開始するワークフローを選択します。 IBM Enterprise
Records では次のワークフローが
用意されています。ただし、管理者によって他のワークフローが追加されている場合があります。
- カットオフ・ワークフロー
- 破棄ワークフロー
- エクスポート
- マッピングを使用したエクスポート・ワークフロー
- 暫定転送ワークフロー
- マッピングを使用した暫定転送ワークフロー
- 廃棄レビュー・ワークフロー
- スクリーニング・ワークフロー
- 2 段階転送ワークフロー
- マッピングを使用した 2 段階転送ワークフロー
- 重要レコード・レビュー。
- ワークフロー名の下の「バージョンから選択」をクリックします。
- 該当するバージョンの下の「選択」をクリックします。
- 「終了」をクリックします。