オブジェクトには、セキュリティー・マーキングを継承させることも、セキュリティー・マーキングをオブジェクトに直接割り当てることもできます (社外秘セキュリティー・カテゴリーなど)。セキュリティー・マーキングにより、Records Manager または Records Administrator ロールが割り当てられているユーザーは、任意のレコード・カテゴリーのセキュリティーを定義できます。定義されたセキュリティーは、そのカテゴリーに関連付けられているすべてのフォルダーとレコードに自動的に設定されます。
作成するマーキング・セットは、FileNet P8 ドメイン全体に適用できます。したがって、FileNet P8 ドメインのマーキング・セットを作成後は、そのドメイン内のすべてのオブジェクト・ストアに対してこのマーキング・セットが使用可能になります。必要なマーキング・セットの作成方法については、関連リンクを参照してください。
マーキング・セット名 | 内容 | これを使用するデータ・モデル |
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セキュリティー・カテゴリー DoD 分類 |
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DoD 分類 |
セキュリティー・カテゴリー |
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PRO |
RM エンティティー削除の防止 | Records Administrators ロールまたは Records Manager ロールが割り当てられていないユーザーが、レコード・カテゴリー、レコード・フォルダー、またはレコードを削除する操作を防ぐためのマーキング。 | DoD、DoD 分類、および Base |
RM エンティティー削除の防止 PRO | Records Administrators ロールが割り当てられていないユーザーが、レコード・カテゴリー、レコード・フォルダー、またはレコードを削除する操作を防ぐためのマーキング。 | PRO |
補足的マーキング | (PRO および DoD) マーキングは含まれていません。 このセットには、アプリケーション固有の要件を満たすマーキングを作成できます。 (DoD 分類) 以下のマーキングを事前に設定します。
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DoD、DoD 分類、および PRO |