IBM FileNet P8
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バージョン 5.2.1
ワーク・アイテムをロールバックするためのチェックポイント
ワーク・アイテムのデータ・フィールド値および処理を前のステップにロールバックするには、チェックポイント・システム関数を使用します。
チェックポイントの配置と使用方法のガイドライン
ワークフロー定義では、チェックポイント・システム関数を
BeginCheckpoint
、
RollbackCheckpoint
、および
EndCheckpoint
の順序で配置します。
BeginCheckpoint システム関数
ワーク・アイテムのデータ・フィールドの現在の値を保存するには、このインストラクションを使用します。この値は、
EndCheckpoint
または
RollbackCheckpoint
が実行されるまで保持されます。
RollbackCheckpoint システム関数
ロールバックの対象として指定されたデータ・フィールドの現在の値を、以前に保存されたデータ値で置き換えるポイントを指定するには、このインストラクションを使用します。
RollbackCheckpoint
構成オプションは、ロールバックするデータ・フィールドと、ロールバック後にワーク・アイテムの処理を再開するポイントを決定します。
EndCheckPoint システム関数
BeginCheckpoint
で保存されたデータ値を破棄するには、このインストラクションを使用します。
待機動作
WaitForCondition
が実行されると、ワークフロー・システムは指定された条件に一致するワーク・アイテムがないか、システムを確認します。既存のワーク・アイテムの中に条件を満たすものがない場合、待機中のワーク・アイテムは Delay システム・キューに移動されます。
親トピック:
システム関数
最終更新日: 2015 年 10 月
bpfdh047.htm
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