「パートナー・リンク」タブでは、このワークフローで使用する Web Services パートナー・リンクを指定します。パートナー・リンクは、Invoke 関数の場合は名前と WSDL URL、Receive 関数の場合は名前とポート定義で構成されます。これらは、Invoke、Receive、または Reply システム関数を使用してステップを作成する前に指定する必要があります。使用例は、「FileNet® ワークフロー内の Web Services の使用」を参照してください。
- 「パートナー・リンク」タブが開いていない場合、「ワークフローのプロパティー」を選択し、「Web Services」>>「パートナー・リンク」タブを選択します。
- パートナー・リンクの「名前」フィールドで、このワークフロー定義で特定の Web Service を識別する名前を指定します。名前は、文字、数字、アンダースコアーの最大 15 文字 (スペースを含まない) です。
- このパートナー・リンクを使用する方法に応じて、「実行」か「受信/応答」またはその両方を選択します。
- このパートナー・リンクで Web サービスを要求する場合は、「実行」を使用します。
- このパートナー・リンクで Web サービスを提供する場合は、「受信/応答」を使用します。
- 「実行」の場合、次の手順を完了します。
- 「Web Services Explorer」をクリックするか、フィールドに URL またはパスの全体を入力し、WSDL URL (このパートナー・リンクの WSDL のロケーション) を指定します。
「Web Services Explorer」ダイアログ・ボックスでは、プロセス構成コンソールで以前に指定した WSRR レジストリーまたは UDDI レジストリーを参照するか、Web Service を提供する FileNet ワークフロー (Receive システム関数を含むワークフロー) を参照することができます。詳細については、「Web Services Explorer」を参照してください。
ローカル WSDL ファイルのパスを入力する場合は、次のフォーマットを使用します。"file:////c:¥¥temp¥¥helloelb.wsdl". (パス区切り文字の前に、対応するエスケープ文字 / と ¥ を使用してください。)
アイソレート・リージョン・プロパティーで許可されている場合のみ、このフィールドに WSDL URL を直接入力できることに注意してください。
- 「ポート・タイプ」をクリックして、WSDL から返される適切なポート・タイプを選択します。
「受信/応答」の場合、「プロセス・ポート・タイプ」にこのサービスのポート名を入力します。
注
- P8 では、次の WSDL メッセージ・フォーマットをサポートしています。
- document/literal
- RPC/encoding
- P8 では、次の WSDL メッセージ・フォーマットはサポートしていません。
- RPC/literal
- 無効な WSDL を指定している既存のパートナー・リンクを選択すると、数分遅れてエラー・メッセージが表示される場合があります。このタイムアウトの時間を Java™ ランタイム環境 (JRE) システム変数として、次のように構成できます。