サーバー拡張機能
Java™ と JavaScript のいずれかで実装した独自のサーバー・ベースのアクション・ハンドラーによって、Content Engine 機能を拡張できます。アクション・ハンドラーは、com.filenet.api.engine パッケージ内の以下の Java インターフェースを実装することによって作成します。
- EventActionHandler。このインターフェースを実装すると、サブスクリプション付きのシステム・イベントまたはカスタム・イベントが起動されたときに、サブスクリプションの一部として実行されます。イベント・ハンドラーは、Subscription オブジェクトでの実行モードの設定に応じて、同期的にも非同期的にも実行できます。ワークフロー・サブスクリプションの場合、イベント・ハンドラーは非同期的にのみ実行できます。
- DocumentLifecycleActionHandler。このインターフェースを実装すると、ドキュメントの状態が変更されたときに、そのドキュメントまたはドキュメント・クラスに付加されたライフ・サイクル・ポリシーの一部として実行されます。ドキュメントの状態は、ユーザー定義です。ライフ・サイクル・アクション・ハンドラーは、同期的に実行されます。
- DocumentClassifier。このインターフェースを実装すると、新規のドキュメントがその MIME タイプに応じて自動的に分類されます。ドキュメント分類子は、非同期的に実行されます。
- ChangePreprocessor。このインターフェースを実装すると、クラス定義に関連付けられます。クラスのインスタンスが作成または更新されると、変更プリプロセッサーが同期的に実行されます。
- SweepActionHandler。このインターフェースを実装すると、カスタム・スイープの一部として実行され、スイープ内で取得されたインスタンスが処理されます。カスタム・スイープ・ハンドラーは、非同期的に実行されます。
- SearchFunctionHandler。このインターフェースを実装すると、カスタム SQL 関数として実行され、ポストプロセスが選択したプロパティーが検索結果に返されます。カスタム検索関数は同期的に実行されます。
アクション・ハンドラー実装のガイドラインについては、『アクション・ハンドラー』を参照してください。