このセクションでは、パーソナル・ワーク・マネージャーについて概説します。
次の図は、ワークフロー参加者に対してパーソナル・ワーク・マネージャーがどのように表示されるかを示したものです。

ワークフロー・フォルダー (ナビゲーション・ペイン内) は、次の 2 つのカテゴリーで構成されます。
- <自分のユーザー ID> には、ユーザーにルーティングされたワークのリストが含まれます。
- 「受信トレイ」には、ユーザーが参加者として割り当てられたワークが含まれます。ワークを処理するには、ワーク・アイテムを開きます。
- 「トラッカー」には、ユーザーが進捗状況を追跡するワークフローのアイテムが含まれます。そのワークフローの現在の状態を表示するには、トラッカー・アイテムを開きます。
- 「マイルストーン・トラッキング」には、ユーザーが起動したアクティブ・ワークフローのうち、レベル 1 のマイルストーンを含むワークフローのリストが表示されます。既に到達したレベル 1 のマイルストーンを表示するには、ワーク・アイテムを開きます。
- 「ワーク・キュー」には、特定のユーザーまたはグループではなくワーク・キューに割り当てられたワーク・アイテムが保持されます。一般に、ワーク・キューは、ワーク・キューへのアクセス権限を持つ多数のユーザーのうちの 1 人によって完了できるワーク・アイテムを保持します。ワーク・キューは、ユーザーではなく自動プロセスによって完了されるワーク・アイテムを保持することもあります。このシナリオでは、通常の場合、自動プロセスのみがキューへのアクセス権限を持ちます。
選択したフォルダー内のワーク・アイテムが詳細ペインに表示されます。「受信トレイ」またはワーク・キュー内のアイテムは、「受信トレイ」またはワーク・キューに入った順序で表示されます。ワーク・キューから「受信トレイ」に移動されたアイテムは、リストの末尾に表示されます。「トラッカー」内のアイテムは、作成された順序で表示されます。「マイルストーン・トラッキング」内のリスト・アイテムは、マイルストーンに到達した順序で表示されます。
フィルターを適用することにより、受信トレイ、トラッカー・キュー、およびワーク・キューに表示されるアイテムを制限できます。