ワークフロー・キューには、処理待ちのワーク・アイテムが格納されます。プロセス構成コンソールを使用してキューを管理できます。
プロセス構成コンソールを使用して、次のタイプのキューを管理します。
- ユーザー・キュー
- 各ユーザーは、自分に割り当てられたワーク・アイテムを保持する受信トレイを持ちます。またトラッカー・アイテムのキューを持つ場合もあります。受信トレイおよびトラッカー・キューは、アイソレート・リージョンの初期設定中に自動的に作成されます。
プロセス構成コンソールを使用すると、ユーザー・キューのプロパティーを変更できます。例えば、キューの説明の変更、システム・フィールドおよびデータ・フィールドの追加または削除、索引の作成、キューにアクセスするユーザーの権限の構成が可能です。
- ワーク・キュー
- ワーク・キューは、特定の参加者ではなく、複数ユーザーの中の 1 人によって完了可能なワーク・アイテム、または自動プロセスで完了可能なワーク・アイテムを保持します。ワークフロー定義で、ワークフローの作成者は特定のワーク・キューにステップを割り当てることができます。
プロセス構成コンソールを使用して、ワーク・キューのプロパティーを指定することによりキューを作成および構成します。
- コンポーネント・キュー
- Java™ オブジェクトなど、外部エンティティーを使用してワークフロー・ステップを処理するには、プロセス構成コンソールを使用してコンポーネント・キューを構成します。
- Java や Java Message Service (JMS) コンポーネントなど、カスタム・エンティティーを使用してワークフローのステップを処理するには、プロセス構成コンソールを使用してコンポーネント・キューを構成します。
重要: システム・キュー (Conductor、Delay、および InstructionSheetInterpreter) のプロパティーは変更できないため、プロセス構成コンソールにこれらのキューは表示されません。