オプションの E メール通知変数
デフォルトでは、必須の変数情報を提供するために必要なシステム・フィールドはすべて、イベント・ログ内に開示されます。イベント・ログ内にオプション・フィールドが開示されていない場合、そのオプション変数は無視されます。
イベント・ログには、どのシステム・フィールドでも開示できます。しかし、事前定義の F_xxx システム・フィールドがイベント・ログ・レコードに誤って、あるいは意味のない状態で記録される可能性もあります。例えば、F_Response フィールドに、失効した応答の文字列が含まれる場合があります。
ユーザー定義フィールドは「F_」以外の文字で開始し、イベント・ログに開示されている必要があります。
次の表に示すように、フィールド変数の名前には「$」接頭部とフィールド名の部分があります。名前が参照するフィールドは、フィールド変数の値の取得元となるフィールドです。
フィールド変数 | ログでの開示が必要 | 説明 |
---|---|---|
$F_EMAILADDR emailAddr | セカンダリー E メール・アドレスを格納する文字列。このメール・アドレスは、メッセージの追加の受信者を指定します。複数の受信者は、セミコロン (「;」) で区切ります。この変数を追加すると、システムにより、追加しない場合には通知されないユーザーまたはユーザーのリストに通知のコピーを送信できます。 変数は、<HTML></HTML> タグ・セットの外側に配置します。例えば、2 つ目のアドレスを、$F_SUBJPREFIX 変数を格納する行の直後に配置できます。変数を <HTML></HTML> タグ・セットの内側に追加すると、追加の E メール・アドレスが通知メッセージの一部として表示されます。 |
|
$USERFIELD | はい | 開示されているユーザー定義フィールドからの情報を格納する文字列。「USERFIELD」は、ユーザー定義フィールドの名前です。変数は、<HTML></HTML> タグ・セットの内側に配置する必要があります。変数を <HTML></HTML> タグ・セットの外側に追加すると、テキストは通知メッセージの一部として表示されません。 |
開示システム・フィールドを管理または作成する方法の詳細については、イベント・ログの管理を参照してください。
以下の通知ファイル内にリストされているデフォルト以外の変数を使用できます。使用可能な変数の詳細については、特定のファイルの説明を参照してください。
期限切れステップ通知 | stp_deadline.msg |
ステップ割り当て通知 | stp_new.msg |
ステップ・メモ通知 | stp_reminder.msg |
トラッキング割り当て通知 | trk_new.msg |
期限切れステップのトラッカー通知 | trk_stp_deadline.msg |
ワークフロー例外通知 | trk_exception.msg |
ワークフロー期限切れ通知 | trk_wf_deadline.msg |
ワークフローのメモ通知 | trk_wf_reminder.msg |
ワークフローのマイルストーン通知 | org_milestone.msg |
ワークフロー・トラッカーのマイルストーン通知 | trk_milestone.msg |