MilestoneHelper
このヘルパー・クラスは、再利用可能なマイルストーン関連のメソッドを提供します。
詳細については、サンプル・ソースのコメントを参照してください。サンプルは、IBM® FileNet® P8 Platform 資料ライブラリーの『Developer samples』セクションにあります。
「API サンプルの実行」も参照してください。
メソッド
MilestoneHelper メソッドの一般的な説明を以下に示します。
MilestoneHelper()
MileStoneHelper コンストラクターは、その VWSession および sample Logger class の Object 引数を指すようにローカル変数を初期化します。
getMilestoneDefinitions()
マイルストーン定義は、ワーク・オブジェクトのプロセス情報の一部です。キュー・エレメントは、キュー内のワークフロー・オブジェクトを表します。このキュー・エレメントにより、ワーク・オブジェクトを取得する手間なしに、キュー内のフィールドにアクセスできます。しかし、プロセス情報を取得するには、API が元のワーク・オブジェクトを使用する必要があります。
このメソッドは、VWQueueElement.fetchWorkObject を使用してキュー・エレメント引数のワーク・オブジェクトを取得し、VWWorkObject.fetchProcess を使用してそのワーク・オブジェクトからプロセス情報を取得します。次に、VWProcess.getMilestoneDefinitions が、VWMilestoneDefinition オブジェクトの配列としてマイルストーン定義情報を取得します。このオブジェクト配列は、このメソッドの戻り値です。
printMilestoneInfo()
ローカルの getMilestoneDefinitions メソッドを通じて取得されるマイルストーン定義 (VWMilestoneDefinition オブジェクト) には、マイルストーン名文字列、メッセージ文字列、およびレベル (整数) としてマイルストーン記述が格納されています。このメソッドは、VWMileStoneDefinition 配列を反復処理し、サンプルの Logger.log を使用してこれらの値を表示します。