「ワークの完了」ウィンドウでは、ステップ・プロセッサーを開かずに、他のユーザーのワーク・アイテムを完了できます。また、「ワークの完了」ウィンドウでは、同じステップの複数のワーク・アイテムを同時に完了することもできます。
通常のワーク・アイテムの処理において、ワーク・アイテムはロックされ、次に変更され、最後に次のステップに送られます。この作業フローは、通常はシステム管理者による処理は必要ありません。詳細については、「ワークフロー管理について」を参照してください。
ヒント: 複数のワーク・アイテムを処理する必要がある場合には、このオプションを使用してワークを完了します。1 つのワーク・アイテムのみを処理する場合は、代わりにツールバーの 「ステップ・プロセッサーを開く」 または 「トラッカーを開く」 オプションを使用できます。
場合によって、別の参加者に代わってワークを完了しなければならないことがあります。ワークを完了するには、ワークフローのステップを完了するにあたり必要なアクション (必要なデータ値の入力、または添付ファイルやワークフロー・グループ参加者の指定など) を手動で実行する必要があります。
ワークに応答が必要な場合は、使用可能な応答の 1 つを選択する必要があります。
ヒント: エラーが発生し、ワーク・アイテムが Conductor キューに入った場合に、データ値を変更したり (例えば、ゼロ除算の問題を修正するなど)、欠落している参加者をステップに指定することで、問題を修正できることがあります。変更を保存した後に、「ワークの完了」 をクリックしてレビュー・ステップを完了し、処理を続行します。
重要: Delay および InstructionSheetInterpreter システム・キュー内のワーク・アイテムを変更すると、予想外の結果を招くおそれがあります。サポート担当員に指示を受けた場合に限り、これを実行してください。また、CE_Operations コンポーネント・キュー内のフィールドは編集できません。ワーク・アイテムが子ワーク・アイテムの親である場合は、Delay システム・キュー内のワーク・アイテムを完了できません。この場合は、ワーク・アイテムを終了または削除することができます。
表 1. ワークの完了の使用法のまとめと値使用法のまとめ |
「検索」 に、次を入力します。 |
ワーク・アイテム |
検索モードの設定 |
編集 |
複数行を選択するか? |
はい。(選択した行に応答が必要な場合、それらの行は同じワークフローの同じステップのものでなければなりません。) |
事前ロックは必要か? |
いいえ |
完了時にロック状況を保持するか? |
いいえ (常にアンロック) |
ワークを完了するには、次の操作を行います。