サーバー照会タイムアウトの動作
特定の状況においてクライアントからサーバーへの照会の RPC でタイムアウトが起こると、Content Engine によって検出された結果の一部がすべて最初にクライアントに返されるとともに、タイムアウトが起こったことを示す内部インジケーターが継続文字列に示されます。その後、クライアントが後続のページを要求すると、サーバーは要求の受信時に即時に例外をスローします。
ページングされていない検索でも、Content Engine によって検出された結果の一部がすべて最初に返されます。 クライアントが部分的な結果セットの最終レコードを超えて反復処理し、サーバーが次のレコードの要求を受信するまで、タイムアウト・エラーはスローされません。
結果の一部が返される可能性がある状況として、CBR 中にタイムアウトする検索、セキュリティー・フィルタリングが原因で多数の行を処理する検索、大規模な行セットのために多数の行をフェッチする検索、および結果のカウントを要求する検索で最初のページの先頭をカウントしているときが挙げられます。
タイムアウト・エラーをスローする前に結果の一部を返すサーバーの動作は、以下の場合には適用されません (タイムアウト・エラーは即時にスローされます)。
- ページで検出された行がゼロである場合
- データベース照会実行中にタイムアウトになった場合
- SQL Server データベースでのフェッチ操作中