IBM FileNet P8, バージョン 5.2.1            


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Visual Studio IDE のセットアップ

このチュートリアルには、Content Engine Web サービス (CEWS) トランスポートを使用して Content Platform Engine に接続する C# のコードが含まれています。

学習目標

  • Microsoft Visual Studio プロジェクトを作成し、必要な FileNet DLL を使用してプロジェクトを構成します。
  • 接続コードを追加します。
  • コードを実行して、Content Platform Engine に接続します。

所要時間

約 30 分。

前提条件

  • Visual Studio 2005 以降。このチュートリアルは、2005 バージョンの Visual Studio IDE に基づいています。別のバージョンを使用している場合は、一部の手順をその特定のバージョンに合わせて変更することが必要になる場合があります。
  • Content Engine バージョン 4.5.1 以上。サポートされるいずれかのアプリケーション・サーバーにデプロイする必要があります。サポートされるアプリケーション・サーバーについては、『FileNet® P8 Hardware and Software Requirements』を参照してください。

    FileNet P8 アプリケーションの開発に使用する Content Platform Engine への接続をテストするには、この URL を Web ブラウザーに入力します。http://<hostname>:<portnumber>/FileNet/Engine (デフォルト・ポートは、WebSphere® の場合は 9080、JBoss の場合は 8080、WebLogic の場合は 7001 です。) 正常に接続される場合、Content Platform EngineContent Platform Engine 開始コンテキストを記述した HTML ページを返します。そうでない場合は、エラーのリストを返します。

  • .NET Framework バージョン 3.0 以上を開発マシンにインストールしておく必要があります。.NET Framework は Microsoft からダウンロードできます。

    Microsoft .NET 3.0 以上のフレームワークには Windows Communication Foundation (WCF) が含まれていて、これを使用するにはセキュアな HTTPS 接続が必要です。WCF を使用して Content Platform Engine に接続するには、SSL 証明書を Content Platform Engine サーバーからクライアント・ワークステーションにインポートする必要があります。サーバー証明書をダウンロードし、「証明書」MMC スナップインを使用してサーバー証明書を証明書ストアにインポートします。例えば、証明書を「信頼されたユーザー」証明書ストアにインポートできます。

    代わりの方法として、保護されていない HTTP 接続を使用するには、.NET フレームワークとともに、Microsoft Web Service Extensions (WSE) 3.0 もインストールする必要があります。

  • FileNet.Api.dll が開発マシン上になければなりません。 Visual Studio プロジェクトでは、この DLL を参照します。リモート開発環境の場合、クライアント・アプリケーションの開発に使用する Content Platform Engine インストール済み環境のルート・ディレクトリーからこの DLL をコピーできます。

    デフォルトでは、Windows 版の Content EngineC:¥Program Files (x86)¥IBM¥FileNet¥ContentEngine にインストールされ、Windows 版以外の場合は /opt/IBM/FileNet/ContentEngine にインストールされます。

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最終更新日: 2015 年 10 月

ss_vs_all001.htm



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