Global Configuration Database テーブル・スキーマ
- Content Engine データベース・テーブル・スキーマは、情報提供の目的でのみ用意されています。Content Engine データベースの内容を直接書き換えないでください。 このような操作は、システムを破損する可能性があるため、サポートされていません。データベースのトリガー、関数、他のランタイム・プロシージャー・コードの使用も同様に、Content Engine テーブルではサポートされていません。
- データベース・テーブル・スキーマは、予告なしに変更される場合があります。
- 複数の項目の複合として記述される列 (Annotation.component_types など) の場合、情報は意図的に制限されています。
以下のグローバル構成データベース (GCD) テーブルのスキーマについて説明しています。GCD データベースのスキーマ情報を Content Engine API から取得することはできません。
スキーマは、Content Engine サーバーの 5.2.1 バージョンに基づいており、アドオンはインストールされていません。一部の列名は、ドメインの初期化時に作成されたシステム・プロパティーと対応しています。以下の表では、DB2® データベース・システムの場合の列サイズを示しています。列サイズはバイト数で表現されます。ただし、STRING 型は例外で、文字サイズで表現されます。DB2 の場合、STRING のバイト・サイズは文字サイズの 2 倍です。他のデータベース・システムの列サイズについては、ベンダーによる列サイズの違いを参照してください。
FNGCD テーブル
GCD の最新の 100 個のバージョンを格納するために使用されます。
ColumnName | DataType | DB2 の列サイズ | AllowsNull | 説明 |
---|---|---|---|---|
epoch_id | INTEGER | 4 | false | この行に格納されている GCD バージョンのエポックを格納します。 |
gcd_blob | BLOB | 1G | false | GCD である XML データを格納します。 |
modify_date | DATE | 10 | false | GCD の最終変更日付を格納します (この行の挿入日付)。 |
last_epoch_id | INTEGER | 4 | true | 使用する最後のエポックを判別するために、ゼロ行目のサーバーによって使用されます (競合状態を管理するため)。 |
FNGCD_ADDON テーブル
FileNet P8 ドメイン内のアドオンに関連付けられているデータを格納するために使用されます。
ColumnName | DataType | DB2 の列サイズ | AllowsNull | 説明 |
---|---|---|---|---|
object_id | OBJECT | 16 | false | 次のプロパティーによって使用されます: アドオンの Id。 |
creator | STRING | 80 | true | Creator プロパティーで使用されます。 |
create_date | DATE | 10 | true | DateCreated プロパティーで使用されます。 |
modify_user | STRING | 80 | true | LastModifier プロパティーで使用されます。 |
modify_date | DATE | 10 | true | DateLastModified プロパティーで使用されます。 |
xml_manifest | CLOB | 512 M | true | アドオンの XML マニフェスト・ファイル (インポート・スクリプト) を格納します。 |
pre_import_script | CLOB | 512 M | true | アドオンのインポート前のスクリプトを格納します。 |
post_import_script | CLOB | 512 M | true | アドオンのインポート後のスクリプトを格納します。 |
FNGCD_CESERVERS テーブル
バックグラウンド・タスクの com.filenet.engine.cbr.CBRDispatcher.FailOver により、FNGCD_OSCBROWNERS テーブルと併用されます。このバックグラウンド・タスクにより、オブジェクト・ストアがコンテンツ・ベース・リトリーブ (CBR) ディスパッチャーに割り当てられます。これにより、1 つの Content Engine サーバーだけが、オブジェクト・ストアの IBM® Legacy Content Search Engine コレクションを更新します。この表には、FileNet P8 ドメイン内の Content Engine サーバーのリストが格納されます。IBM Legacy Content Search Engine が FileNet P8 ドメイン内で構成されていない場合でも、この表は変更されます。
ColumnName | DataType | DB2 の列サイズ | AllowsNull | 説明 |
---|---|---|---|---|
server_instance_id | GUID | 16 | false | Content Engine サーバーの Id プロパティーで使用されます。 |
site_id | GUID | 16 | true | Content Engine サーバーの FileNet P8 サイトの Id プロパティーで使用されます。 |
last_alive_time | DATE | 10 | true | FailOver タスクが Content Engine サーバー上で最後に実行された時刻を格納します。 |
dbg_time | STRING | 250 | true | FileNet P8 サイト名、オペレーティング・システムのホスト名、FileNet P8 サーバー・インスタンス名 (249 文字に切り捨て) を連結して生成される固有名を格納します。 |
FNGCD_OSCBROWNERS テーブル
バックグラウンド・タスクの com.filenet.engine.cbr.CBRDispatcher.FailOver により、FNGCD_CESERVERS テーブルと併用されます。このバックグラウンド・タスクにより、オブジェクト・ストアが CBR ディスパッチャーに割り当てられます。これにより、1 つの Content Engine サーバーだけが、オブジェクト・ストアの IBM Legacy Content Search Engine コレクションを更新します。 この表には、IBM Legacy Content Search Engine ディスパッチャー・タスクに対するオブジェクト・ストアの割り当てが格納されます。 IBM Legacy Content Search Engine が FileNet P8 ドメイン内で構成されていない場合でも、この表は変更されます。
ColumnName | DataType | DB2 の列サイズ | AllowsNull | 説明 |
---|---|---|---|---|
object_store_id | GUID | 16 | false | Content Engine サーバーに割り当てられたオブジェクト・ストアの Id プロパティーで使用されます。 |
site_id | GUID | 16 | true | オブジェクト・ストアの FileNet P8 サイトの Id プロパティーで使用されます。 |
server_instance_id | GUID | 16 | true | オブジェクト・ストアが割り当てられている Content Engine サーバーの Id プロパティーで使用されます。 |
dbg_time | STRING | 250 | true | FileNet P8 サイト名、オペレーティング・システムのホスト名、FileNet P8 サーバー・インスタンス名 (249 文字に切り捨て) を連結して生成される固有名を格納します。 |
ベンダーによる列サイズの違い
列サイズはバイト数で表現されます。ただし、STRING 型は例外で、文字サイズで表現されます。列サイズの詳細と、データベースのラージ・オブジェクト (LOB) の格納方法については、データベース・エンジンによる差異を参照してください。
DataType | DB2 サーバーでのサイズ | SQL Server でのサイズ | Oracle でのサイズ |
---|---|---|---|
BINARY | 不定 | 不定 | 不定 |
BLOB | 1 G | BLOB 列は IMAGE データ型として保管されます。列サイズについては、SQL Server の資料を参照してください。 | BLOB 列は BLOB データ型を使用して保管されます。 列サイズについては、Oracle の資料を参照してください。 |
BOOLEAN | 2 | 1 | 不定 |
CLOB | 512 M | CLOB 列は NTEXT データ型として保管されます。列サイズについては、SQL Server の資料を参照してください。 | CLOB 列は CLOB データ型を使用して保管されます。 列サイズについては、Oracle の資料を参照してください。 |
DATE | 10 | 8 | 6 |
DOUBLE | 8 | 8 | 8 |
GUID | 16 | 16 | 16 |
INTEGER | 4 | 4 | 不定 |
INTEGER64 | 8 | 8 | 不定 |
OBJECT | 16 | 16 | 16 |
STRING | バイト・サイズは文字数の 2 倍です。 | バイト・サイズは文字数の 2 倍です。 | バイト・サイズは文字数の 3 倍です。 Oracle の STRING 型は 1333 文字 (3999 バイト) までに制限されます。 |