この融資申込みプロセス例では、申込者の雇用主による給与情報の確認が必要とします。CreditApp ワークフローの一部として WaitForCondition システム関数は処理を停止し、別のワークフロー SalayInfo を待ちます。SalaryInfo には、申請者の雇用主からの給与の確認が含まれます。
この 2 つのワークフローに定義されたデータ・フィールドは次のとおりです。
待機側 (CreditApp) | 待機対象 (SalaryInfo) |
---|---|
SalaryInfo ワークフロー定義では、SSN というデータ・フィールドが ConditionIdentifier として指定されます。CreditApp ワークフローは、CreditApp の SocSecNum データ・フィールドの値に一致する SSN フィールドの値を持つ SalaryInfo ワークフローを待機します。
CreditApp ワークフロー定義で、WaitForCondition は次のように定義されます。
待機対象のワークフロー | 待機対象の ConditionIdentifier | 演算子 | ConditionIdentifier 式 | |
---|---|---|---|---|
#1 | SalaryInfo | SSN | = | SocSecNum |
この待機条件が満たされた場合、CreditApp ワークフローの Salary フィールドの値は、SalaryInfo (待機対象) ワークフロー内の BaseSalary の値で更新されます。
割り当てられるフィールド | 式 |
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Salary | BaseSalary |
CreditApp の WaitForCondition には、7 日間の制限時間が指定されます。また、待機結果を ConditionResult というフィールドに保存するように指定されます。この例では、Condition テーブルに待機条件を満たす条件が 1 つだけ含まれるので、ConditionResult の値は 0 か 1 のいずれかです。
WaitForCondition の処理の完了後、CreditApp ワークフローの CkResult ステップによって ConditionResult が確認され、次のアクションが決定します。