WaitForCondition システム関数を使用すると、ワーク・アイテムは指定条件を満たす別のワーク・アイテムを待機します。
WaitForCondition システム関数を定義する前に、待ち受けるワーク・アイテムの定義がワークフロー・データベースに既に存在している必要があります。さらに、このワークフロー定義には、条件識別子を含める必要があります。
以下のように WaitForCondition システム関数を指定します。
複数の条件を定義できます。指定した条件に合致する最初のワークフローが、待ち条件を満たすことになります。
マルチサーバー環境では、待機中のワーク・アイテムと待機対象のワーク・アイテムは同じ Process Engine 上に存在する必要があります。
例えば、待機の開始後、45 分間の制限時間を指定するには、次の式を入力します。
例えば、期限を 2001 年 1 月 1 日 12:00:00 に指定するには、以下のいずれかを入力します。
convert("01/01/2001 12:00:00",time) または
stringtotime("01/01/2001 12:00:00","mm/dd/yyyy hh:mm:ss")
特定の時刻を入力すると、ワークフロー定義の再利用が制限される可能性があるので、一般には推奨されません。指定された時刻を過ぎた後に、このシステム関数が実行されると、タイムアウトは発生しません。
WaitForCondition 処理の最後に、指定したデータ・フィールドまたは配列要素に、下記に該当する値が保持されます。
ほとんどの場合、後続のステップでこのデータ・フィールドの結果をテストして、次に行うアクションを判断する必要があります。