ワークフロー定義またはワークフロー・コレクションを保存、転送、または起動する前に、ワークフロー・システムへの転送を妨げるようなエラーがないか、検証機能を使用してワークフローを検査します。検証では、フィールド値やルートの条件に無効な式が使用されていないか (文法エラー)、ワークフロー名などの情報が欠落していないか、マップが指定されていない Submap ステップのような無効なステップがないか、AND 結合を含む無効なルートがないかなどを調べます。さらに、現在のリージョンに、指定されたカスタム・ロスターやイベント・ログがないかを検査します。詳細については、「有効なワークフロー・マップの作成」を参照してください。
注: ワークフロー定義またはワークフロー・コレクションの検証および転送は、PEP と XPDL 2.0 のどちらのフォーマットでも可能です。「アクション」メニューでワークフローを検証および転送するワークフロー定義を指定することも、「ファイル」メニューからワークフロー・コレクション全体を検証することもできます。
現在のワークフロー定義を検証するには、「アクション」メニューの「ワークフローの検証」をクリックします。
ワークフロー・コレクションを検証するには、「ファイル」メニューの「ワークフロー・コレクションの検証」をクリックします。
エラーがあれば、「検証結果」ウィンドウに表示されます。エラーの説明を表示するには、「名前」リストから各アイテム (通常はステップ) を選択します。詳細については、「検証結果」を参照してください。
ヒント: 実行中のワークフローで変更が必要になる可能性のある値は、データ・フィールドにリテラルを直接入力するのではなく、リテラル値を保持するために使用できます。stringtotime 関数の stringtotime(timestring, timemask) で、実行時に別の時刻フォーマットを使用する可能性がある場合、ワークフロー作成者はこの関数にリテラルを直接入力するのではなく、timemask をストリング・フィールドにして、このフィールドにリテラル値 ("yyyy-mm-dd hh:tt:ss am") を指定する必要があります。実行中のワークフローで問題が発生した場合、ワークフロー管理者は timemask ストリングの値を、timestring パラメーターに入力された日付と一致するように変更することができます。2 関数内に直接入力されたリテラルを、実行中のワークフローで変更することはできません。