IBM FileNet P8, バージョン 5.2.1            

Process Orchestration

Process Orchestration Web Service は、Process Designer から参照することも、外部クライアントから呼び出すこともできます。(外部クライアントの例として、Microsoft .NET や Java™ Web Services フレームワークなどがあります。)

WSDL レベルでは、Process Orchestration Web Service は、WSDL 操作を document/literal (non-wrapped) の SOAP バインディングとして公開します。

Process Orchestration Web Service は、他の Web サービスを呼び出すために、以下のいずれか 1 つの SOAP バインディングによる Web サービスの呼び出しをサポートしています。

注: RPC/literal はサポートされていません。

Process Orchestration Web Service の WSDL の URL は、以下のような形式になります。

(For the current workspace)
    ApplicationEngine_URL/P8BPMWSBroker/wscpCONNECTIONPOINTNAME/wc/workflowName?wsdl

(For a specific workspace)
    ApplicationEngine_URL/P8BPMWSBroker/wscpCONNECTIONPOINTNAME/wc/workflowName/workspaceID?wsdl

CCEPOWSBroker サーブレットは、ブートストラップ・ユーザー資格情報を使用して、ワーク・アイテムを処理します。別の資格情報を使用する場合は、アプリケーション・サーバーの管理ツールを使用して、サーブレットの初期化パラメーターを変更してください。これらの値は、ccepowsbroker.war ファイルの WEB-INF ディレクトリー内にある P8BPMWSBroker.properties ファイルを使用して設定することもできます。 WAR ファイルをデプロイした後は、これらの値を編集できない場合があります。

指定したユーザー資格情報は、Web サービス要求に対してワークフロー・システムにアクセスするため、および SIMULATION ドキュメントを保持するために使用されます。ユーザーが次の権限を持っていることを確認してください。

Process Designer から Process Orchestration Web Service を呼び出す手順については、ワークフロー内の Web Services を参照してください。

CCEPOWSBroker サーブレットの詳細については、『CCEPOWSBrokerServletURL ワークフロー・システム・プロパティー (CCEPOWSBrokerServletURL workflow system property)』を参照してください。

CCEPOWSBroker サーブレットの構成の詳細については、『CCEPOWSBroker サーブレットの構成 (Configuring the CCEPOWSBroker servlet)』を参照してください。



最終更新日: 2015 年 10 月
ws_pows.htm

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