ワークフローの作成者、管理者、または参加者は、ステップを処理する参加者を割り当てる場合、別の参加者にステップを再割り当てする場合、ワークグループのメンバーを指定する場合など、さまざまな場合に参加者を指定する必要があります。
参加者を指定する場合の手順は、システムのユーザー認証のタイプによって異なります。
1 つまたは複数の参加者指定するには
- 「参加者の選択」ダイアログで、表示するユーザー名のタイプ (「ユーザー」、「グループ」、または場合によっては、「ワークフロー・グループ」) を選択します。(「ワークフロー・グループ」を選択した場合は、ステップ 4 に進んでください)。
- システムに複数のユーザー・ドメインがある場合は、「選択」ボックスで、必要なユーザー名が含まれるドメインを選択します。
- 「次から開始」ボックスに、検索するユーザー名の全文字、または先頭数文字を入力します。
- 「検索」をクリックすると、入力した文字列と一致する名前が表示されます。
返されるユーザー名の最大数を制限するには、Workplace の設定で、「表示」>「一般設定」の「グループとユーザーの最大フィルター・サイズ」を設定します。表示するユーザー数が最大数を超え、警告が表示される場合は、より具体的な名前を指定して、一致する数を減らしてください。
- 名前のリストで、1 つ以上の名前を選択します。
- 「追加」をクリックして、選択した参加者を、選択された参加者のリストに追加します。
- 「OK」をクリックし、変更内容を保存し、ダイアログを閉じます。
その他のオプション
- すべて追加
- 選択された参加者のリストに、利用可能なすべての参加者を追加するには、「すべて追加」をクリックします。
- 削除
- 選択された参加者のリストから名前を削除するには、削除する名前を選択し、「削除」をクリックします。
組み込みワークフロー・グループの F_Originator は、ワークフローを起動したユーザーを表します。F_Originator は、システムによって自動的に起動されるワークフローを除き、1 つのステップに割り当てられます。ワークフローが自動的に起動される場合、次の 2 つの一般的な条件があります。
- Content Platform Engine のイベントに応答して起動されるワークフローでは、F_Originator を使用しないでください (例えば、特定のドキュメント・クラスのドキュメントのチェックイン処理など)。この場合、システムは Content Platform Engine サーバーの JAAS コンテキストの資格情報を使用します。JAAS コンテキストは、特定の Content Platform Engine 管理ユーザーに対応するため、F_Originator に割り当てられたワーク・アイテムの宛先は、その Content Platform Engine 管理者の受信トレイになります。この状況は致命的ではありませんが、予期しない結果が生じる可能性があります。
- 最初のステップが Receive システム・ステップの Web サービスを提供するワークフローでは、F_Originator を使用しないでください。この場合、ワークフロー・システムによって起動されたワークフローには関連付けられたユーザー名や受信トレイがないため、 F_Originator に割り当てられたワーク・アイテムは、Malfunction キューに入れられます。
疑問符 (?) が参加者名の横に表示される場合、その名前のユーザーはシステムで認識されていません。名前がユーザーのリストから削除されている可能性があります。ステップの参加者リストからユーザー名を削除した場合、その名前は再度追加できません。