Process Orchestration
Process Orchestration Web Service は、Process Designer から参照することも、外部クライアントから呼び出すこともできます。(外部クライアントの例として、Microsoft .NET や Java™ Web Services フレームワークなどがあります。)
WSDL レベルでは、Process Orchestration Web Service は、WSDL 操作を document/literal (non-wrapped) の SOAP バインディングとして公開します。
Process Orchestration Web Service は、他の Web サービスを呼び出すために、以下のいずれか 1 つの SOAP バインディングによる Web サービスの呼び出しをサポートしています。
- document/literal (non-wrapped)
- RPC/encoded
Process Orchestration Web Service の WSDL の URL は、以下のような形式になります。
(For the current workspace)
ApplicationEngine_URL/P8BPMWSBroker/wscpCONNECTIONPOINTNAME/wc/workflowName?wsdl
(For a specific workspace)
ApplicationEngine_URL/P8BPMWSBroker/wscpCONNECTIONPOINTNAME/wc/workflowName/workspaceID?wsdl
CCEPOWSBroker サーブレットは、ブートストラップ・ユーザー資格情報を使用して、ワーク・アイテムを処理します。別の資格情報を使用する場合は、アプリケーション・サーバーの管理ツールを使用して、サーブレットの初期化パラメーターを変更してください。これらの値は、ccepowsbroker.war ファイルの WEB-INF ディレクトリー内にある P8BPMWSBroker.properties ファイルを使用して設定することもできます。 WAR ファイルをデプロイした後は、これらの値を編集できない場合があります。
指定したユーザー資格情報は、Web サービス要求に対してワークフロー・システムにアクセスするため、および SIMULATION ドキュメントを保持するために使用されます。ユーザーが次の権限を持っていることを確認してください。
- ワークフロー・システム内でワークフローを開始し、ワークフロー定義を取得し、XSD ファイルを取得する権限。
- Invoke ワークフローまたは Receive ワークフロー用の Web Services 添付フォルダー (永続添付用) として指定されている任意のフォルダーにアクセスする権限。
- シミュレーション・シナリオを格納するシミュレーション・フォルダーへの読み取り権限および書き込み権限。
Process Designer から Process Orchestration Web Service を呼び出す手順については、ワークフロー内の Web Services を参照してください。
CCEPOWSBroker サーブレットの詳細については、『CCEPOWSBrokerServletURL ワークフロー・システム・プロパティー (CCEPOWSBrokerServletURL workflow system property)』を参照してください。
CCEPOWSBroker サーブレットの構成の詳細については、『CCEPOWSBroker サーブレットの構成 (Configuring the CCEPOWSBroker servlet)』を参照してください。