IBM FileNet P8, バージョン 5.2.1            

ワークフローのプロパティー - 拡張設定

「ワークフローのプロパティー」の「拡張設定」タブでは、以下の高度な機能に関するアイテムを指定します。

ロスター

イベント・ログ

注: ロスターとイベント・ログの両方について、以下の点に注意してください。
  • 通常、ワークフロー定義に指定するロスターとイベント・ログの決定は、ワークフローのシステム管理者と相談して行います。複数のロスターを使用することで、ワークフロー管理者は、関心のあるワーク・アイテムをより迅速に見つけられるようになります。また、複数のイベント・ログを使用することで、複数のログにデータが分散され、ワークフロー管理者はログ情報をより迅速に見つけられるようになります。
  • ワークフロー定義をワークフロー・データベースに転送した後は、ワークフローに他のロスターやイベント・ログを指定できなくなります。最初に指定されたロスターやイベント・ログが、そのワークフロー定義のすべてのバージョンで有効になります。
  • 以前に定義された (ベース) ワークフローに基づいたワークフロー定義では、ベース・ワークフローで指定されたイベント・ログとロスターを継承します。

条件識別子

期限

オプションとして、ワークフローが完了するまでの制限時間を「期限」フィールドで指定可能です。時間の単位 (分、時間、日、週) を選択し、制限時間を入力してください。メモを設定する場合は、期限切れになる前の時間を指定します。

期限は、ワークフローが起動された時刻からの相対時間を示します。メモが設定されている場合、このワークフローに割り当てられたトラッカーは、その期限に関するメモを受け取ります。

ヒント: ワークフローの参加者は、ワークフローの期限の通知を受け取りません。E メール通知が有効になっている場合は、トラッカーに対して通知が送信されます。ワークフローの参加者に期限に関する通知を送信するには、期限とメモを個々のステップに対して指定します。

E メール通知を有効にする

ワークフロー・コレクションが移行される場合に含める

「ワークフロー・コレクションが移行される場合に含める」が有効になっている場合は、「ファイル」 > 「ワークフロー・コレクションを転送」をクリックすると、現在のワークフロー定義が転送されます。このワークフロー定義をワークフロー・コレクションと共に転送しない場合は、このオプションをクリアします(文書化の目的でワークフロー定義を使用することもあります)。このワークフロー定義を個別に転送するには、「アクション」 > 「ワークフローの転送」をクリックします。

ワークフロー・コレクションの検証時に含める

「ワークフロー・コレクションの検証時に含める」が有効になっている場合は、「ファイル」 > 「ワークフロー・コレクションの検証」をクリックすると、現在のワークフロー定義が検証されます。このワークフロー定義を検証から除外するには、チェック・ボックスをクリアします。このワークフロー定義を個別に検証するには、「アクション」 > 「ワークフローの検証」をクリックします。

ルール

ヒント: ステップのプロパティーで、ルール・セットを選択し、実行順序を変更することができます。選択したステップのプロパティーでルールを指定する方法については、「Activity ステップ - ルール」(または、その他の Submap ステップ、System ステップ、Component ステップの該当するトピック) を参照してください。


最終更新日: 2015 年 10 月
bpfdh170.htm

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