ランタイム構成の作成
IDE で接続コードを実行するコンテキストを定義します。
ランタイム構成では、Java™ 仮想マシン (VM) に渡される引数を指定します。このレッスンでは、VM 変数を定義し、VM 引数を設定し、さらに WebSphere® の IBM Secure Association Service (SAS) に関するセキュリティー関連のプロパティーを設定します。
SAS クライアント・プロパティーの設定
WebSphere Application
Server のグローバル・セキュリティーが有効な場合、IBM® Secure Association Service (SAS) によって、クライアントと、サーバー上で稼働する Enterprise Java Beans の間の通信用のセキュリティー・コンテキストが提供されます。SAS の動作は、sas_client_props ファイルによって制御され、このファイルは変更が必要です。sas_client_props のデフォルトの場所は、以下の表に指定されているとおりです。
開発環境 | Windows | Windows 以外 |
---|---|---|
リモート | C:¥Program Files¥IBM¥WebSphere¥AppClient¥properties | /opt/IBM/WebSphere/AppClient/properties |
ローカル | C:¥Program Files¥IBM¥WebSphere¥AppServer¥profiles¥AppSrv01¥properties | /opt/IBM/WebSphere/AppServer/profiles/AppSrv01/properties |
推奨される変更を SAS クライアント・プロパティーに加えるには、以下のようにします。
VM 変数の定義
Java 仮想マシン (VM) に渡される引数には、リモート開発の場合は WebSphere Application Client へのパス、ローカル開発の場合は WebSphere Application
Server へのパスが含まれます。
パスの入力を簡単にするため、パス文字列に変数を割り当てることができます。