IBM FileNet P8, バージョン 5.2.1            

Web サービスを使用したルールの組み込み

ビジネス・ルール管理システムは、ビジネス・ルールを呼び出す際の通信メカニズムとして、業界標準の Web サービスを活用します。

ワークフロー・システムを使用して、ワークフロー内から Web サービスを構成および起動することができます。そのようなことから、 ビジネス・ルールをワークフロー内から呼び出す際の通信メカニズムとして、Web サービスを 活用できます。

ビジネス・ルールをワークフローに組み込むには、最初にルールを作成し、それを ビジネス・ルール管理システムにデプロイする必要があります。デプロイメントの一環として、 ビジネス・ルールを呼び出す際のインターフェースを記述した Web サービス記述言語 (WSDL) を生成するよう、ビジネス・ルール管理システムに 指示しなければなりません。その後、WSDL をワークフロー・システムにインポートします。これで、ビジネス・ルールをワークフロー内で 使用できるようになります。最終ステップは、ワークフローの一部としてビジネス・ルールを実行する ルール・エンジンへの呼び出しの構成です。

以下の図は、 ルール管理システムで Web サービスを使用し、ビジネス・プロセス管理システムと対話してルールを組み込む方法をグラフィカルに表したものです。

図の説明は、前のテキストに含まれています。

Web サービスの管理方法の詳細については、Process Engine Web Service を参照してください。

Web サービスを使用するルールの構成および呼び出し方法の詳細については、Web Services の使用法を参照してください。



最終更新日: 2015 年 10 月
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