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開発者環境のコンポーネント・キューをマイグレーションする

開発者環境内の既存の Component Manager で作成されたコンポーネント・キューを現在のバージョンの Component Manager にマイグレーションします。

以下の手順は、プロセス構成コンソールを使用して開発者環境内のコンポーネント・キューをマイグレーションする方法を示しています。 この手順は、『テスト環境のコンポーネント・キューをマイグレーションする』の手順を開始する前に実行する必要があります。
  1. 以下のようにしてカスタム・コードを更新します。
    1. オプション: 3.5.x Content Java™ API 用の Compatibility Layer への参照を、Content Engine Java API への参照に置き換えます。
    2. Workplace または IBM® FileNet® Workplace XT サーバー上のローカル・ファイルへの参照を置き換えます。 新規 Component Manager は、Content Platform Engine 上で実行されるため、Workplace および IBM FileNet Workplace XT サーバー上のファイルへのアクセス権限がありません。
  2. 次のコンポーネント・タイプのいずれか 1 つを使用するようにキュー・アダプターを再構成します。
    オプション 説明

    Java コンポーネント

    Java コンポーネント・アダプターの構成

    JMS コンポーネント

    Java Message Service コンポーネント・アダプターの構成.

    非推奨のコンポーネント・タイプは表にはリストされていません。非推奨のタイプは、マイグレーション対象ではないキュー用です。

  3. 以下のようにして、プロセス構成コンソールでコンポーネント・キュー定義を更新します。
    1. 必要な JAR ファイルを使用してコード・モジュールを作成します。 FileNet P8 で提供されている JAR ファイルは、すでに Content Platform Engine EAR ファイルに含まれているため、含めないでください。
    2. CELogin 以外のログイン・コンテキストを使用している場合、各コンポーネント・アダプターに対して以下のステップを実行してください。
      • プロセス構成コンソールで JAAS 認証情報を更新します。 詳しくは、JAAS 認証情報を参照してください。
      • JAAS 認証情報を Content Platform Engine アプリケーション・サーバーに追加します。

        既存の Component Manager では、認証情報は taskman.login.config ファイルに追加されました。

    3. バッチ・サイズやポーリング・レートなどの他の設定を更新して、適切なスループットになるようにします。詳しくは、アダプターのプロパティーを参照してください。
    4. 「完了」をクリックして、変更内容を保存します。
  4. 変更内容を保存します。 「サーバーでキュー処理を有効にする」アダプター設定が選択されている場合、これらの変更内容は、プロセス構成コンソールの変更内容がコミットされると即座にアクティブになります。
  5. 更新をテストして、コンポーネントが正常に機能していることを確認します。 新規 Component Manager は始動時に、既存の Component Manager で処理されるためにキューに入れられたワーク・アイテムをすべて自動的に処理します。
  6. 更新をテスト環境に移動するためのエクスポート・パッケージを作成します。パッケージには以下のアイテムを含めます。
    • 開発オブジェクト・ストアから新規 JAR ファイルを組み込むコード・モジュール。
    • リージョン定義。
  7. 更新されたコンポーネント・キュー定義をエクスポートするには、「オペレーション」セクションで「インポート」をクリックして、キューに追加する各オペレーションをインポートします。


最終更新日: 2015 年 10 月
bpfc115.htm

© Copyright IBM Corp. 2015.
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