カスタム・スイープは、ターゲット・クラスのインスタンスを取得するスイープ・オブジェクト、インスタンスを処理するアクション・ハンドラーを識別するアクション・オブジェクト、およびユーザー実装のアクション・ハンドラーから成り立っています。
スイープ・オブジェクトとスイープ・アクション・オブジェクトを作成する最も簡単な方法は、IBM® Administration Console for Content
Platform Engine を使用する方法です。しかし、Content Engine API を使用するカスタム・アプリケーションを使用して、これらのオブジェクトを作成することもできます。
カスタム・スイープを作成するには、以下のようにします。
- SweepActionHandler インターフェースを、JavaJava™ コンポーネントまたは JavaScript コンポーネントとして実装します。
スイープ・オブジェクトは、インスタンスをターゲット・クラスからスイープ・アクション・ハンドラーに SweepItem オブジェクトの配列として渡します。配列を反復処理することにより、ハンドラーは、ターゲット・クラスのインスタンスを取得し、それらを処理します。ハンドラーは、状況値を設定して、インスタンスの処理結果を示すことができます。状況値は、CmSweepResult オブジェクトの形式で永続化されます。
- CmSweepAction によって表されるアクション・オブジェクトを作成します。
- CmCustomSweepJob、CmCustomSweepPolicy、または CmCustomQueueSweep によって表されるスイープ・オブジェクトを作成します。
スイープ・オブジェクトは、指定されたクラスのすべてのインスタンスをフィルター基準に基づいて評価するバックグラウンド・サービスを表します。