プロセス・トラッカーを使用して、データ・フィールド値の変更、添付へのドキュメントなどのファイルの割り当て、ワークフロー・グループやトラッカーの指定を行えます。ワークフロー定義そのものは変更できません。
一度に、1 つのステップに関連付けられたワーク・アイテムしか変更できません。変更を行う前に、プロセス・トラッカーは、変更するワーク・アイテムをロックする必要があります。他のユーザーが現在ロックしているワーク・アイテムは変更できません。ワーク・アイテムの変更終了後、変更内容を保存する必要があります。
ステップの状態 | 変更できる内容 |
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アクセスしたステップ: このステップの 1 つ以上のワーク・アイテムはすでに完了しています。 | アクセスしたステップの情報は変更できません。 |
アクセス権のあるアクティブなステップ: ワーク・アイテムは現在このステップにあり、ユーザーは関連付けられたキューへのアクセス権を持っています。 | 他のユーザーがロックしていないアクティブなステップを変更できます。 |
アクセス権のないアクティブなステップ: ワーク・アイテムは現在このステップにありますが、ユーザーは関連付けられたキューへのアクセス権を持っていません。 | アクセス権がないため、この情報は変更できません。ログオンが各種タスクを完了する権限にどのように影響するかについては、『ワークフローのセキュリティー』を参照してください。 |
アクセスしていないステップ: 関連付けられたキューにワーク・アイテムが含まれていません。 | アクセスしていないステップのプロパティーは変更できません。 |
ステップは複数の状態の組み合わせになることもあります。複数の参加者がいるステップは、アクティブ状態と完了状態の組み合わせになる場合があります。1 つのステップへのアクセスが複数回発生することもあるため、1 つのステップが 1 つ以上の完了状態と 1 つのアクティブ状態を取ることもあります。