アドオンのインストール
Global Configuration Database (GCD) に登録済みのアドオンは、Content Engine の API によってオブジェクト・ストアにインストールできます。
アドオンをインストールするには、ドメイン・レベルの書き込み権限が必要です。さらに、アドオン上のデータ・セットをインポートし、インポート前またはインポート後のスクリプトで操作を実行するには、その操作で必要とされる追加のアクセス権限が必要です。
オブジェクト・ストアにアドオンをインストールするには、ObjectStore.installAddOn メソッドを呼び出します。メソッドへの入力は、インストールする AddOn オブジェクトまたは UpgradeAddOn オブジェクトです。installAddOn メソッドを介してインストールされるオブジェクトには、デフォルトのインスタンス権限が付与されます。これは権限が XML インポート・データ・セット内に定義されていても変わりません。データ・セットにオブジェクトの権限が存在していても、それらは無視されます。インストールが正常に完了したら、アドオン・オブジェクトにアクセスしようとする前に、任意の手段によってオブジェクトのセキュリティーを変更してください。
installAddOn メソッドを呼び出すと、InstallAddOn オブジェクトが作成されます。ObjectStore オブジェクトを保存すると、AddOnInstallationRecord オブジェクトが作成されます。AddOnInstallationRecord オブジェクトを取得すると、アドオンのインストール状況 (Installed または InstallationFailure)、インストールが失敗した場合のインストール・レポート、アドオンをインストールしたユーザーの ID などの、アドオンのインストール関連情報を入手できます。正常にインストールされた場合は、AddOn オブジェクトも取得できます。
- アプリケーション・サーバーではトランザクションのタイムアウト制限があるため、大規模なアドオンは複数アドオンに分割することが必要な場合があります。
- エラーがあるアドオン、例えば正しくないデータが含まれるアドオンをインストールすると、そのインストール済みアドオンを削除できず、修正済みのバージョンをインストールし直すこともできません。ただし、アドオンの修正済みバージョンによってインストール済みアドオンをアップグレードすることはできます。
- インストールしたアドオンを削除したりアンインストールしたりすることはできません。