プロセス・システム内で、さまざまなユーザーが各種のアクティビティーを実行します。
複数のステップから構成されるビジネス・プロセスの中心となるのが、ドキュメントと情報の体系的なルーティングです。各ステップは適切な参加者または自動化プログラムによって完了されます。個々のワークフローが、具体的なビジネス・プロセスに応じて、特定のタイプのドキュメントまたはドキュメント・セットのルーティングと処理を自動化します。
プロセス・システムのユーザーと、それらのユーザーが実行する可能性がある標準アクティビティーのサンプルを、次の表に示します。
ユーザー | アクティビティー |
---|---|
参加者 | ワークフローに参加します。割り当てられた作業を検索して完了するほか、ワークフローの状況をトラッキングすることもできます。ワークフローを起動します。ワークフロー定義で指定されたプロセスが開始されます。 |
ワークフロー管理者 | 進行中の作業を管理します。実行中のワークフローの状況をトラッキングするほか、実行中のワークフローを変更する場合もあります。 |
ワークフロー作成者 | ワークフローを設計します。ワークフロー内の各ステップ (アクティビティー) の定義、ステップの実行順序の決定、各ステップの参加者の指定、ステップの完了に必要な情報の指定などを行います。 |
システム管理者 | Process Engine システムの構成と保守を行います。すべてのシステム・コンポーネント (サーバー、データベース、およびソフトウェア) のインストール、構成、保守などを行います。 |
開発者 | カスタム・アプリケーションを開発します。ワークフロー・プロセスを作成、利用、または管理するアプリケーションを開発します。 |