WebSphere アプリケーション・サーバー用の Eclipse IDE のセットアップ
このチュートリアルには、Enterprise JavaBeans (EJB) トランスポートを使用して、WebSphere® Application Server によってホストされる Content Platform Engine に接続する Java™ コードが含まれています。
学習目標
- 必要な IBM FileNet JAR を使用して、Eclipse IDE プロジェクトを作成および構成します。
- EJB トランスポートを使用する接続コードを追加します。
- プロジェクトのランタイム環境を作成します。
- コードを実行して、Content Platform Engine に接続します。
前提条件
- Eclipse IDE。http://www.eclipse.org/downloads/ からダウンロードできるオープン・ソース・ソフトウェアです。このチュートリアルでは、Eclipse のバージョン 3.5 を使用します。IDE の別のバージョンを使用する場合は、その特定の IDE バージョンに合わせて一部の命令を変更する必要がある場合があります。
- Content Engine バージョン 4.5.1 以上。サポートされる WebSphere Application
Server 上にデプロイする必要があります。
サポートされるアプリケーション・サーバーについては、『FileNet® P8 Hardware and Software Requirements』を参照してください。
FileNet P8 アプリケーションの開発に使用する Content Engine への接続をテストするには、この URL を Web ブラウザーに入力します。http://<hostname>:<portnumber>/FileNet/Engine (WebSphere アプリケーション・サーバーの場合、デフォルトのポートは 9080 です)。 接続が良好である場合、Content Engine は Content Engine 開始コンテキストを記述した HTML ページを返します。そうでない場合は、エラーのリストを返します。
- Content Engine は、ローカルとリモートのどちらの開発環境でもデプロイできます。リモート環境では、Content Engine は IDE と同じマシンではなく、リモート・サーバー上にデプロイされます。
リモート開発環境の場合、WebSphere Application Client をインストールする必要があります。WebSphere Application Client のバージョンおよびパッチ・レベルは、Content Engine をデプロイする WebSphere Application Server のものと一致しなければなりません。WebSphere Application Client は、WebSphere Application Server のインストール・メディアから入手できます。
ローカル開発環境の場合は、アプリケーション・サーバー・ライブラリーが既にローカル・マシン上に存在するため、WebSphere Application Client をインストールする必要はありません。
- Content Engine Client ソフトウェア (Jace.jar、log4j.jar、p8cel10n.jar、および JAAS 構成ファイル jaas.conf.WebSphere) をインストールする必要があります。 「必要なファイルの検索」を参照してください。