IBM FileNet P8, バージョン 5.2.1            

addtimeunit

これらの関数は、指定された数の時間単位を時刻に加算した時刻を返します。

構文は以下のとおりです。
  • addseconds(time_value, time_units)
  • addminutes(time_value, time_units)
  • addhours(time_value, time_units)
  • adddays(time_value, time_units)
  • addmonths(time_value, time_units)
  • addyears(time_value, time_units)
time_value
時間型の式です。
time_units

time_value に追加する時間量を表す時間単位の数。例えば addseconds 関数の場合、このパラメーターは追加する秒数です。time_value を基準として過去の時刻を計算するには、このパラメーターに負数を渡します。

このパラメーターに 5.4 や 27.9 などの浮動小数点値を入力した場合は、数値の整数部のみが使用されます。例えば、5.4 は 5 になります。

以下の関数呼び出しの例は、entry_time よりも指定された時間数だけ後の時刻を返します。
addhours(Entry_time, num_hours)

addmonths および addyears の評価

addmonths 関数と addyears 関数のアルゴリズムは、各種開発環境における同じような計算の方法と異なることがあります。

addmonths 関数で、指定された月数を加算すると、新しい月の末日を超える日付が最初に生成されることがあります。このケースでは、関数は翌月の 1 日を返します。例えば、次の式を指定すると、03/01/1997 が返されます。
addmonths(convert("01/31/1997 12:00:00", time), 1)
addyears 関数の評価も同様です。例えば、次の式を指定すると、03/01/2001 が返されます。
addyears(convert("02/29/2000 12:00:00", time), 1)
入力する時刻フォーマット (このケースでは完全な日付と時刻) は、ワークフロー・システム上の日付/時刻マスクと一致している必要があります。詳しくは、日付時間マスクを参照してください。


最終更新日: 2015 年 10 月
bpfe022.htm

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