IBM FileNet P8, バージョン 5.2.1            

ステップ・プロセッサーについて

ステップ・プロセッサーは、参加者に情報とリソースを提供し、ワークフロー内のステップを完了させるためのアプリケーションです。ワークフロー定義では、各ステップで使用するステップ・プロセッサーをオーサーが指定します。参加者が実行時にワーク・アイテムを開くと、ステップ・プロセッサーによって、必要なインストラクション、添付、現在のフィールド値、応答オプションなど、ワークを完了するために必要なリソースが表示されます。参加者は、ステップ・プロセッサーにデータを入力することもできます。

FileNet® P8 には、多数のワークフロー・アプリケーションに対応するサンプルの汎用ステップ・プロセッサーが用意されています。参加者のステップ用のステップ・プロセッサーだけでなく、ワークフローを開始するために必要なリソースが含まれている起動プロセッサーのサンプルも用意されています。

FileNet P8 提供のステップ・プロセッサーはそのまま使用することができます。または、アプリケーション開発者が、これらのステップ・プロセッサーを変更したり、特定のワークフローに使用するカスタム・ステップ・プロセッサーを作成したりすることもできます。



最終更新日: 2015 年 10 月
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