ユーザー受信トレイの開発
この手順の前提事項として、以下が必要です。
- プロセス・アプリケーションに関する基本的な理解 (プロセス・アプリケーションの概要を参照)。
- Process Java™ API について習熟している (Process API クラスの呼び出しシーケンスを参照)。
- FileNet® P8 Platform のインストールを完了している。
- プロセス開発環境を構成している。
- Web アプリケーション・サービスを設定する。
- 開発のアイソレート・リージョンを作成し、初期化している。詳細については、アイソレート・リージョンの初期化を参照してください。
- ワークフロー定義を (Process Designer を使用して) 作成している。
ワークフロー・キューについては、ワークフロー・キューの構成を参照してください。
プランニングと設計のチェックポイント
- 以下の項目を決定してください。
- ユーザー・インターフェースに対するアプローチ
- 関連するビジネス・プロセス
- ワークフロー定義にどのように適合するか
- このステップで実行されるオペレーション
- ユーザー受信トレイを HTML ページまたは Java アプリケーション/アプレットとして作成するかどうかを決定します (「カスタム Java プロセッサーの開発 - アプリケーションとアプレットの比較」を参照)。
ユーザー受信トレイの作成
カスタム・ユーザー受信トレイを開発するには:
- ユーザー受信トレイ・クラスを作成します。
- ログインし、ワークフロー・システム・セッションを確立します。
- ユーザー・キューまたはワーク・キューでキュー・エレメントを照会します。
- 取得済みのオブジェクトをロックします。
- キューのリストを表示します。
- ワーク・アイテムを開きます。
ユーザー受信トレイの完了
カスタム・ユーザー受信トレイの開発を完了するには:
- ユーザー受信トレイ・クラスをコンパイルします。
- カスタマイズされたユーザー受信トレイを含む Java Archive (JAR) ファイルを作成し署名します。
- JAR ファイルを Application Engine サーバーにデプロイします。デプロイしたら、JavaServer Pages (JSP) イベント・ページを作成して、ユーザー受信トレイを Content Platform Engine サーバーで利用できるようにします。 さらに、JSP ビュー (UI) ページを作成する必要があります。「Java アプリケーションのデプロイ」を参照してください。
- アプリケーションが以下の項目のいずれかを対象とする場合、Process Designer を使用して、アプリケーションをワークフローに追加します。
- ステップ
- 起動ステップ
- ワークフローのサブマップ (ステップ・プロセッサーなど)
- アプリケーションを実行します。