プロセス構成コンソールを使用して UDDI レジストリーを指定して、現行アイソレート・リージョンでワークフロー作成者が UDDI レジストリーを使用できるようにします。
以下の項目を指定することで、限定されたレジストリーのリストが作成され、ワークフロー作成者が Web サービスを検索して呼び出すことができます。また、ワークフローを Web サービスとして発行することのできるレジストリーも定義されます。
UDDI レジストリー・リストで項目を指定するには
- アイソレート・リージョンを選択し、ツールバーの 「プロパティー」 をクリックします。
- 「Web サービス」タブで、「UDDI」タブを選択し、「UDDI レジストリー・リスト」タブを選択します。
- 新規項目を指定するには、ツールバーの 「追加」 をクリックし、次のアイテムを入力します。
表 1. UDDI レジストリーのパラメーターの説明列 |
パラメーターの説明 |
名前 |
レジストリーの名前を入力します。この名前は、ワークフロー作成者がパートナー・リンクで使用可能な UDDI レジストリーのリストを使用した場合、および管理者が Web サービスの発行に使用可能な UDDI レジストリーを検索した場合に表示されます。名前はこのリージョンで固有でなければなりません。 ヒント: この項目に発行 URL を含めて、ビジネス・エンティティーをこのレジストリーに発行すると、UDDI レジストリーとビジネス・エンティティーを組み合わせた名前になります。同じ UDDI レジストリー (同じ発行 URL) に対し複数のビジネス・エンティティー (それぞれ複数の Web サービスを含む) を定義できますが、各エンティティーはリストで別の項目となります。
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URL の照会 |
レジストリーに、照会する URL を指定します。 |
(チェック・ボックス) |
「発行」チェック・ボックスを選択すると、「URL のパブリッシュ」で指定された UDDI レジストリーに発行できます。 ヒント: このオプションを有効にすると、ワークフロー (Web サービス) のビジネス情報を既存のビジネス・エンティティーに発行する際に、以前に発行した情報を上書きできます。選択したビジネス・エンティティーの発行済みの既存 Web サービスを保護するために、この「発行」オプションを無効にできます。(これは、現行アイソレート・リージョンのみに適用されます。)
「アクション」メニューの 「UDDI にパブリッシュ」 を使用して、ビジネス・エンティティー情報およびワークフロー (Web サービス) をレジストリーに発行します。
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URL のパブリッシュ |
このレジストリーへの発行を有効にした場合は、レジストリーに発行する URL を指定します。 |
ビジネス名 |
Web サービスを UDDI レジストリーに発行するために、オプションでこの項目のビジネス・エンティティーを識別する名前を指定できます。発行時にこのフィールドが空白になっている場合は、その時点でビジネス名および説明を入力します。 |
- ビジネスの説明を入力するには、「拡張設定」 をクリックします。
ヒント: 複数の言語で説明を入力したり、住所、電話番号、E メール・アドレスなどの連絡先情報を入力することもできます。
- 「検証」 をクリックして、照会 URL および発行 URL に、正しい構文の URL のフォーマットが使用されることを検証します。
実際に URL が有効なものであるかどうかは、ワークフロー作成者がパートナー・リンクを指定して Web サービスを呼び出したとき、または UDDI レジストリーへの発行を試みたときに確認されます。
- 項目指定の完了後に 「OK」 をクリックし、「アイソレート・リージョンのプロパティー」ウィンドウを閉じます。
- ツールバーで 「コミット」 をクリックし、変更をアイソレート・リージョンに適用します。
- ビジネス・エンティティー情報を指定した UDDI レジストリーに発行できますが、ビジネス・エンティティー情報とそれに関連した 1 つ以上の Web サービスの両方を発行する準備ができるまで待つこともできます。
重要: オプション 「Process Designer で、Web サービスを参照せずに WSDL リンクを入力できるようにする」 は、WSRR と UDDI の両方に適用されます。
- 有効にした場合
- ワークフロー作成者は、Process Designer でワークフロー・プロパティー「パートナー・リンク」に任意の WSDL URL を入力できます。
- 無効にした場合
- ワークフロー作成者は、このアイソレート・リージョンに指定した UDDI レジストリーまたは WSRR レジストリーのリストで Web サービスを検索することのみ可能です。