IBM FileNet P8, バージョン 5.2.1            

Logger

このクラスは、他のサンプル・クラスにログ関数を実装するためのヘルパー・クラスです。

詳細については、サンプル・ソースのコメントを参照してください。サンプルは、IBM® FileNet® P8 Platform 資料ライブラリーの『Developer samples』セクションにあります。

API サンプルの実行」も参照してください。

メソッド

Logger メソッドの一般的な説明を以下に示します。

Logger()

呼び出し元プログラムは、Logger コンストラクターを呼び出すときに、開くログ・ファイルの名前を渡します。コンストラクターは、PrintWriter オブジェクトのインスタンスを作成し、出力ファイルの名前を表示して終了します。

displayStepElementInfo() および displayWorkObjectInfo()

ロガー・オブジェクトは、Logger.displayStepElementInfo(object) または Logger.displayWorkElementInfo(object) を使用して、Step Element オブジェクトまたは Work Object オブジェクトの説明情報を表示します。各メソッドで、ロガーは、ステップ要素については VWStepElement.getParameterNamesVWStepElement.getParameterValue を、ワーク・オブジェクトについては VWWorkObject.getFieldNamesVWWorkObject.getFieldValue を使用して表示行を組み立てます。

log(Exception ex)

スタック・トレースをログ・ファイルに出力します。

log(String text, Object arg1)

Object 引数に応じた方法で、指定された文字列をログ・ファイルに書き込みます。

  • Object 引数が NULL の場合、Logger.log(String text) が呼び出されます。
  • Object 引数が文字列の場合、2 つの文字列引数が連結され、連結された文字列を引数として Logger.log(String text) が呼び出されます。
  • Object 引数がオブジェクトまたはオブジェクトの配列の場合、以下のメソッドが呼び出されます。すなわち、オブジェクトを文字列に変換するために StringBuffer() が呼び出され、その結果の文字列を引数として Logger.log(String text) が呼び出されます。

log(String text) および logAndDisplay(String text)

Logger.log(String text) は、指定された文字列をログ・ファイルに書き込みます。Logger.logAndDisplay(String text) は、文字列をログ・ファイルと標準出力の両方に書き込みます。



最終更新日: 2015 年 10 月
logger.htm

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