ワークフロー・グループは、ワークフローの参加者として割り当てることができる 1 人以上のユーザーまたはグループの名前付きの集合です。
「ワークフロー・グループ」テーブルには、ワークフロー定義内のすべてのワークフロー・グループ (ベース・ワークフローから継承されたワークフロー・グループと現在のワークフロー内に作成されたワークフロー・グループ) が表示されます。
継承記号は、ベース・ワークフローから継承されたアイテムを示します。ワークフロー・グループに割り当てたユーザーを変更できますが、このワークフロー・グループを削除できません。
上書き記号は、継承され、現在のワークフロー定義で変更されたアイテムを示します。
必須ではありませんが、各ワークフローの定義で、F_Trackers ワークフロー・グループに少なくとも 1 人のユーザーを割り当てることを推奨します。
ワークフローが実行されるたびに同じユーザーがその作業を受け入れる場合は、その特定のユーザーを割り当てます。ワークフローが実行されるたびに異なるユーザーがその作業を受け入れる場合は、特定のユーザーを割り当てないでください。
ワークフロー・グループの名前を変更するか、ワークフロー・グループを削除した場合、そのワークフロー・グループをパラメーターとして使用するすべてのステップで、その変更が更新されます。ただし、ワークフロー・グループが使用される式の中には、変更は反映されません。
Active Directory を使用するシステムでは、ベース・グループが「ユーザー」と「グループ」より上に設定されていると、その「ビルトイン」グループのメンバーがユーザーおよびグループのリストで選択可能になります。これらのユーザーをワークフロー参加者として使用してはいけません。
選択可能な参加者のリストは、現在作業中の FileNet® P8 システムに定義されているユーザーとグループから構成されています。このワークフロー定義を別の FileNet P8 システムでも実行する場合、そのシステムにも、ワークフロー・グループに割り当てるユーザーとグループを含める必要があります。
ワークフロー・グループがステップを処理する場合、実行中のワークフローでステップが実行される前に、そのワークフロー・グループに実際のユーザーやグループを指定する必要があります。
選択したワークフロー・グループを使用するワークフロー内のステップを指定するには、 「フィールドの使用」をクリックし、適切なステップを選択します。 詳細については、「ステップでのフィールドの使用の指定」を参照してください。
選択したユーザーのリストでユーザー名の横に疑問符 (?) が表示される場合、そのユーザーは不明なユーザーであり、名前がユーザーのリストから削除されている可能性があります。