「UDDI へのワークフローの発行」ウィンドウは、次の 2 つのタブで構成されます。
- 発行: ワークフローを UDDI レジストリーに発行して、Web サービスが UDDI レジストリーで使用できるようにします。
- 参照: ビジネス情報を発行したり、UDDI レジストリーに発行した Web サービスを管理します。
Receive システム関数を持つ、ワークフロー・データベースに転送されたワークフローは、UDDI レジストリーに発行することができます。
- プロセス構成コンソールで、次の手順を使用して、ワークフローを発行する UDDI レジストリーについて発行 URL が定義されていることを確認します。
- 発行するワークフローが含まれたアイソレート・リージョンを選択し、ツールバーの「プロパティー」をクリックします。
- 「Web サービス」タブで、「UDDI」タブを選択し、「UDDI レジストリー・リスト」タブを選択します。
- その UDDI レジストリーに対する発行 URL が存在することを確認します。「プロパティー」ウィンドウを閉じます。
- 選択したアイソレート・リージョンについて、「アクション」をクリックして「UDDI にパブリッシュ」を選択します。
- 「発行」タブで「検索」をクリックし、アイソレート・リージョンに転送された、Web サービスを持つワークフロー定義をリストで表示します。
「Web サービス・ワークフローの検索」にワークフロー定義名の最初の数文字を入力して検索すると、一覧の数を制限できます。
- 「Web サービス・ワークフローの検索結果」で、発行するワークフローを 1 つ以上選択します。
選択したアイテムを「選択済みアイテム」リストに移動するには、「選択」をクリックします。
- 「UDDI レジストリーの選択」で、ワークフローを発行する UDDI レジストリーを選択します。
ヒント: アイコンは、アクセスできないレジストリーを示します。
- 「発行」をクリックします。
UDDI レジストリー項目に対するビジネス・エンティティー情報を以前に発行していない場合、ビジネス名とビジネスの説明を指定した後に、ビジネス・エンティティーのユーザー名とパスワードを入力する必要があります。
ヒント: 一部の UDDI レジストリーでは、言語が指定されていないビジネス情報項目にはデフォルトの言語が使用されます。ビジネスの説明やその他のビジネス・エンティティー情報について言語を指定する場合は、Web サービスを発行する前に、「参照」タブのオプションを使用して UDDI レジストリーにビジネス・エンティティー情報を発行します。
このトピックの次のセクションに進むと、UDDI レジストリーに発行済みのビジネス・エンティティーおよび Web サービスを表示できます。
「UDDI にパブリッシュ」ウィンドウの「UDDI を参照」タブには、UDDI レジストリー・リストに定義されている UDDI レジストリーが表示されます。
注: このリストには、発行 URL を持つ UDDI レジストリー項目のみが含まれます。

UDDI のビジネス・レジストリー・ツリーには、次のエレメントが表示されます。
- ルート・ノード
- UDDI ビジネス・レジストリー
- UDDI レジストリー・ノード
- UDDI レジストリー・リストで指定した名前は、UDDI レジストリーとビジネス・エンティティーの組み合わせを識別します。この図では、3 つの UDDI レジストリー・ノードがあります。これらは、UDDI レジストリー・リストで定義された UDDI レジストリー項目に対応しています。このシンボルは、項目がアクセス可能ではないことを示します。

- ビジネス・エンティティー・ノード
- UDDI レジストリー項目 1 つにつき、ビジネス・エンティティーは 1 つだけです。
- ビジネス・サービス・ノード
- 各ビジネス・サービス・ノードは、そのビジネス・エンティティーに発行された Web サービスを表します。1 つのビジネス・エンティティーの下に複数の FileNet® ワークフローを Web サービスとして指定できます。
- tModel ノード
- 詳細ペインにはこの Web サービスの WSDL URL が含まれています。
現在のアイソレート・リージョンでアクセスできる UDDI レジストリーに発行されたビジネス・エンティティーおよび Web サービスを管理するには、ビジネス・エンティティーと Web サービスの発行に関する次のアクションを実行します。
表 1. ビジネス・エンティティーおよび Web サービスを発行および管理するためのプロセス。アクション |
手順 |
選択した UDDI レジストリー・ノードのビジネス・エンティティーを発行する |
発行 URL を持つ UDDI レジストリー・ノードが UDDI レジストリー・リストに存在している必要があります。この項目には、ビジネス・エンティティー名が定義されている場合と定義されていない場合があります。- 「UDDI を参照」タブで、適切な UDDI レジストリー項目を右クリックして「新規」を選択します。
重要: ビジネス・エンティティーが UDDI レジストリー項目に既に発行済みの場合、そのノードに別のビジネス・エンティティーを発行することはできません。
- ビジネス名ノードを選択します。
- 「一般」タブで、そのビジネス・エンティティーの名前を入力します。
言語を選択します。
同一のビジネス・エンティティーについて別の言語で追加の名前を入力することができます。
- オプション: 説明を入力して言語を選択します。
他の言語で追加の説明を入力することもできます。
長い説明を入力するには、ツールバーの「変更」をクリックします。
- 連絡先情報を入力するには、「連絡先」タブをクリックして、1 つ以上の連絡先とそれらのアドレス、電話番号、E メール・アドレスを追加します。
アイソレート・リージョンの UDDI リポジトリーに現在定義されている連絡先情報をインポートするには、「インポート」をクリックします。
- すべてのビジネス情報を入力したら、「発行」をクリックして、指定した UDDI レジストリーにビジネス・エンティティー情報を発行します。
プロンプトが表示されたら、レジストリーにログオンします。
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ビジネス・エンティティーに発行済みの Web サービスのリストを表示する
Web サービスの WSDL の URL を検索する
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- 「UDDI を参照」タブで、適切なレジストリー項目をクリックします。
- ビジネス・エンティティーとビジネス・サービスを開きます。
- tModel ノードをクリックして WSDL URL を表示します。
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ビジネス・エンティティー情報を更新する |
- 「UDDI を参照」タブで、適切なビジネス・エンティティーを選択します。
- ビジネスの説明と連絡先情報で、必要な変更を加えます。
重要: 一度ビジネス情報が発行されると、ビジネス・エンティティー名は変更できますが、発行ユーザー名は変更できません。
- 「発行」をクリックします。
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ビジネス・エンティティーについてのビジネス情報または発行済み Web サービスの表示を更新する |
- ビジネス・エンティティーを選択します。
- 「最新表示」をクリックして、最近発行されたビジネス情報または Web サービスを表示します。
注: このアクションは UDDI レジストリーにアクセスするため、更新できるのは一度に 1 つのビジネス・エンティティーのみです。
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