IBM FileNet P8, バージョン 5.2.1            

XML データ・フィールドの編集

ワークフローで XML データ・フィールドを使用する場合は、XML 値を指定するか、他で設定された値を調べることができます。

Process Designer の「ワークフローのプロパティー」 > 「Web サービス」 > 「XML データ・フィールド」から XML 値にアクセスします。スキーマとエレメントが指定されていない場合、「XML 値」には任意の妥当な XML を入力できます。スキーマが定義されている場合は、スキーマのテンプレート・バージョンが表示されます。

プロセス・トラッカーで、XML データ・フィールドが指定されるステップを選択し、「フィールド」タブをクリックして XML データ・フィールドを探します。XML データを表示または編集するには、「値」フィールドをダブルクリックします。
ヒント: 「XML データ・フィールドの編集」ダイアログ・ボックスで、「検証」をクリックして XML データを整形します。

ステップ・プロセッサーで、ステップに XML データ・フィールドが指定されている場合、参加者はデータを表示したり編集したりできます。XML データ・フィールドの値は妥当な XML でなければなりません。妥当でない場合、変更は破棄されます。

例えば、VehicleDataSchema が指定されると、次のようなテンプレートが表示され、データ・フィールドを指定できます。
<VehicleReg xmlns=""http://www.filenet.com/ns/fnpe/2004/06/po/schema/Data"">
   <Owner>Joe</Owner>
      <Vehicle>
         <VIN>1234</VIN>
         <Value>12345.67</Value>
      </Vehicle>
</VehicleReg>
ヒント: このフィールドは文字列フィールドとして処理されます。したがって、XML メッセージ全体を二重引用符で囲む必要があります。名前空間 URL など、XML メッセージの中で二重引用符が使われている場合は、それらの二重引用符も二重引用符で囲む必要があります。


最終更新日: 2015 年 10 月
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