プロセス構成コンソールで構成変更を行うと、ほとんどの場合、変更は保留中の変更リストに追加されます。保留中の変更は、変更のコミットが選択されるまでメモリー内にのみ存在します。
プロセス構成コンソールの「保留中の変更」ペインには、変更されたワークフロー・データベース・オブジェクトがそれぞれリストされます。それらのオブジェクトをコミットすると、変更内容がデータベースに保存されます。
重要: 変更をコミットすると、ワークフロー・データベース構造が変更されます。ワークフロー・データベースに現在データがある場合は、コミットする前に、ワークフロー・システム内のすべてのサーバーをバックアップしてください。
「変更のコミット」アクションは、コンテキストに依存します。コミットされるトランザクションは、スコープ・ペイン内の現在のフォーカス、または選択によって異なります。
- 「ワークフロー・システム」フォルダーがフォーカスされている場合は、保留中の変更内容がすべてコミットされます。
- いずれかのワークフロー・システム・フォルダーがフォーカスされている場合は、選択されたワークフロー・システムに適用される変更内容だけがコミットされます。
- アイソレート・リージョン内のいずれかの場所がフォーカスされている場合は、選択されたアイソレート・リージョンに適用される変更内容だけがコミットされます。
変更をコミットするには
- スコープ・ペインで適切なノードを選択していることを確認します。選択したノードによって、「変更のコミット」アクションのスコープが決まります。
- ツールバーの「変更のコミット」をクリックします。
- 「はい」をクリックします。コミットされる変更の数によっては、このアクションは完了するのに数分かかる場合があります。
重要: コミット処理が終了するまで、アイソレート・リージョン内の他のすべてのデータベース・トランザクションが中断されます。すべての変更をまとめて同時にコミットするか、アイソレート・リージョンが低負荷のときに変更をコミットしてください。変更のたびに変更をコミットすることは、可能な限り避けてください。
アイソレート・リージョンから切断したとき、または終了したときに保留中の変更があると、プロセス構成コンソールで変更をコミットまたは破棄するようプロンプトが表示されます。
ヒント: を選択してワークフロー・アプリケーション (Process Administrator、プロセス構成コンソール、Process Designer、またはプロセス・トラッカー) を閉じると、アプリケーションが終了する前に、保存されていない変更内容を保存するためのプロンプトが表示されます。しかし、ウィンドウの右上隅にある「閉じる」をクリックすると、以下のアクションのいずれかが発生します。
- プログラムがアプリケーションとして実行されている場合は、変更の保存を確認するメッセージが表示されます。
- プログラムがブラウザー・ウィンドウ内でアプレットとして実行されている場合 (ブラウザーの名前がタイトル・バーに表示されている場合) は、プログラムは直ちに終了し、保存されていない変更は失われます。