IBM FileNet P8, バージョン 5.2.1            

プロセス構成コンソールのシンボル

プロセス構成コンソールのシンボルは、オブジェクトのタイプを示しています。

表 1. プロセス構成コンソールのシンボルと説明
シンボル 説明
ワークフロー・システム・フォルダー・アイコン ワークフロー・システム・フォルダー
ワークフロー・システム・アイコン ワークフロー・システム

ワークフロー・システムは、クライアント・アプリケーションからアクセス可能なワークフロー・システムを表します。 システム全体のオプションは、ワークフロー・システムのプロパティーで設定します。例えば、Case Analyzerルールの処理を有効にしたり、各種ランタイム・オプションを指定したりすることができます。

アイソレート・リージョン・アイコン アイソレート・リージョン

アイソレート・リージョンは、ワークフロー・システム・データベースの論理的な下位区分を表します。

ワークフロー・システムには複数のアイソレート・リージョンを設定できますが、各 Workplace XT サイトまたは各 Workplace サイトからワークフローの処理用にアクセスできるアイソレート・リージョンは 1 つだけです。

コンポーネント・キュー・アイコン コンポーネント・キュー

コンポーネント・キューには、Java™ オペレーションや Java Message Service (JMS) オペレーションなど、外部エンティティーによって処理されるワーク・アイテムが格納されます。

ワーク・キュー・アイコン ワーク・キュー

ワーク・キューは、ユーザー定義のキューです。このキューには、キューへのアクセス権を持つワークフロー参加者によって処理されるワーク・アイテム、または自動プロセスによって処理されるワーク・アイテムが格納されます。

ワークフロー・ロスター・アイコン ワークフロー・ロスター

ワークフロー・ロスターは、ワークフロー・システムとワークフロー管理者によって使用される、実行中のすべてのワークフローについての情報を保管するデータベース表です。アイソレート・リージョンを作成すると、DefaultRoster が自動的に作成されます。

ユーザー・キュー・アイコン ユーザー・キュー
  • 自分に割り当てられているワークが、受信トレイに表示されます。
  • トラッカー・キューには、トラッカー・アイテムが表示されます。
  • アイソレート・リージョンを作成すると、受信トレイとトラッカーのユーザー・キューが自動的に作成されます。
イベント・ログ・アイコン イベント・ログ

イベント・ログは、ワーク・アイテムが作成されたときなど、ワーク・アイテムの処理に関連する特定のシステム・レベル・イベントの発生が記録されるデータベース表です。アイソレート・リージョンを作成すると、DefaultEventLog が自動的に作成されます。

「アプリケーション・スペース」アイコン アプリケーション・スペース

アプリケーション・スペースは、アプリケーションで使用されるリソースを整理するためのコンテナーです。 アイソレート・リージョンを作成すると、DefaultApplication が自動的に作成されます。



最終更新日: 2015 年 10 月
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