ワークフローの進行状況のトラッキングを容易にするために、ワークフロー内で主要なポイント (マイルストーン) を定義できます。実行中のワークフローがマイルストーンに到達すると、指定されたメッセージがログ・ファイルに書き込まれます。また、割り当てられたレベル (1 から 99) に該当するワークフローの参加者、トラッカー、およびワークフローを起動したユーザーに対してマイルストーンの表示が有効になります。
各マイルストーンは 1 つ以上のステップで使用できます。マイルストーンは、Activity ステップの前後、または Launch ステップの後に配置できます。状況メッセージは、特定のテキストにするか、1 つ以上のデータ・フィールドの値を含めることができます。
「マイルストーン」テーブルには、ワークフロー定義内のすべてのマイルストーン (ベース・ワークフローから継承されたマイルストーンと現在のワークフロー内に作成されたマイルストーン) が表示されます。継承されたマイルストーンは削除できません。変更できるのは、そのレベルとメッセージのみです。継承されたアイテムを非表示にするには、「設定 - ワークフロー」を参照してください。
IBM® FileNet® ライセンス契約によって、Process Designer に表示される機能のレベルが決まります。そのため、ここで説明したオプションの一部がシステムで利用できない場合もあります。詳細については、システム管理者にお問い合わせください。
マイルストーンを定義するには
"Pending final approval"
"Credited to account #: "+ convert(acct_num, string)
注: 2 番目の例に示したような式は、実行時の 250 文字の表示制限が計算される前に、解決されます。
メッセージ式を入力する際に、式フィールドの右側の「編集」をクリックして、「式ビルダー」ダイアログ・ボックスにアクセスすると便利です。
選択したマイルストーンを使用するワークフロー内のステップを表示するには
「マイルストーンの使用」をクリックし、該当するステップを選択します。詳細については、「マイルストーンの使用」を参照してください。
ヒント:
マイルストーンを使用するその他の方法