IBM FileNet P8, バージョン 5.2.1            

アドオン用のインポート・データ・セットの作成

インポート・データ・セットには、アドオンによってインストールされるオブジェクトの XML 表現が含まれています。

インポート・データ・セットを参照するアドオンを作成するには、その前にインポート・データ・セットを作成する必要があります。

インポート・データ・セットを作成するには、以下のようにします。

  1. IBM® Administration Console for Content Platform Engine を使用して、オブジェクト・ストアを作成します。
  2. 作成するアドオンが既存のアドオンに依存する場合、新しいアドオンのメタデータとデータの作成先となるオブジェクト・ストアに前提条件アドオンをインストールします。
  3. アドオンを形成するクラス、オブジェクト、およびプロパティーを定義します。
  4. IBM FileNet® Deployment Manager を使用して、前のステップで作成したアドオンのメタデータを指定するエクスポート・マニフェストを作成します。
  5. ImpExpCmdTool を使用して、前のステップで作成したエクスポート・マニフェストにエクスポート操作を実行します。 この操作により、インポート・データ・セットが作成されます。インポート・データ・セットは、作成時にアドオンにインポートされます。
    注: ImpExpCmdTool は、Content Platform Engine バージョン 5.2.1 以降には付属していません。ImpExpCmdTool をシステムにインストールする方法については、パブリッシュ・スタイル・テンプレートを管理し Content Platform Engine 5.2.1 用のアドオン機能を作成するためのツールのインストール方法 (Installing tools for managing publish style templates and creating add-on features for Content Platform Engine 5.2.1)を参照してください。
アドオンには、新しいメタデータか、既存の必須メタデータに対する変更のみが含まれていなければなりません。アドオンを作成する前に、新しいアドオンの一部にすることを想定していない資産がインポート・データ・セットに含まれていないことを確認してください。必要な場合は、インポート・データ・セットを編集してください。例えば、新しいアドオンに当てはまらないプロパティー・テンプレート、クラス定義、プロパティー定義を削除してください。さらに、Creator、LastModifier、DateCreated、DateLastModified、Owner の各タグをすべてのクラス定義スタンザから削除してください。


最終更新日: 2015 年 10 月
addon_importDataset_task.htm

© Copyright IBM Corp. 2015.