IBM FileNet P8, バージョン 5.2.1            

アダプターのプロパティー

主なアダプターのプロパティーは、コンポーネント・キューの「アダプター」タブの「アダプターのプロパティー」セクションにリストされています。

これらのプロパティーについて次の表で説明します。

バッチ・サイズ

実行時に照会する、バッチあたりのステップ・エレメントの数。 推奨される最小値は 10 です。

ポーリング・レート

ワークの有無について、関連するコンポーネント・キューをポーリングする間隔 (ミリ秒単位)。値に 1000 を指定すると、ポーリングが 1 秒に 1 回行われます。空のことが多いキューを頻繁にポーリングすると、システム・パフォーマンスに良くない影響が出る可能性があります。

例外サブマップ

このコンポーネントがワーク・アイテムを処理しているときに例外が発生した場合に使用されるサブマップ。デフォルトのサブマップは Malfunction です。このサブマップでは、ワーク・アイテムを Conductor キューにルーティングします。サブマップについて詳しくは、『システム・マップ』を参照してください。

ワーク・アイテムを開いて、例外テキストの要約を確認できます。

処理タイムアウト

コンポーネント・メソッド内の各ステップを処理するための最大時間 (ミリ秒単位)。

自動リカバリー・タイムアウト

コンポーネント・キュー内でロックされたワーク・オブジェクトが例外サブマップにディスパッチされるまでの時間。このリカバリー動作では、サーバーの異常終了または正常に機能しないアダプター・クラスが原因でロックされたワーク・オブジェクトが処理されます。

ディスパッチャー・タスクの数

コンポーネント・キューを処理するワーカー・スレッドの最大数。

サーバーでキューの処理を有効にする

コンポーネント・キューのワーク・アイテムの処理を有効にするかどうか。



最終更新日: 2015 年 10 月
bpfc113.htm

© Copyright IBM Corp. 2015.