Process Administrator には柔軟な検索機能が備わっており、アイソレート・リージョン内で稼働するワークフローのさまざまなアイテムを検出できます。検索を設定する前に、次に示すヒントを知っておくことが重要です。
他の検索条件が設定されておらず、読み取り専用モードが選択されている場合は、実行中のワークフローと、それらのワークフローに関する限定された情報を示すリストが表示されます。ワークフローの同時実行による個々のワーク・アイテムは、表示されません。トラッカー・アイテムも表示されません。
読み取り専用モードが選択されている場合、すべてのワーク・アイテムと簡単な情報が表示されます。このオプションでは、ワークフローの同時実行による個々のワーク・アイテムは、表示されません。ワークフローのセクションにエラーがあっても、リストにはエラーが表示されない場合があります。
編集モードが選択されている場合は、ワーク・アイテムごとに選択されたフィールドがすべてリストされ、フィールド値を選択して編集できます。「カラムの表示/非表示」オプションで、フィールド (列) を指定できます。
管理者は、この手順を使用してエラー状態にあるアイテムを検出し、問題を判別できます。さらにプロセス・トラッカーや他のツールを使用して、他のユーザーにステップを再度割り当てたり、データを変更して問題を修正します。
検索基準 | 値 |
---|---|
検索 | ワークフロー |
場所 | ワークフロー・ロスター |
1 つを選択 | DefaultRoster |
検索基準 | 検索フィールド: F_StartTime(Time) > 11/25/2010 11:59 pm |
F_StartTime は、ワークフローが起動された日時です。データは、いくつかのフォーマットで入力できます。追加情報については、「ワークフロー・フィールドについて」の「有効な日付/時刻フォーマット」を参照してください。
ワークフローに素早く検索したいデータが含まれる場合は、あらかじめシステム上でデータに索引を設定します。索引の作成に関する一般的な情報については、「プロセス構成コンソールの概要」の「索引の管理」を参照してください。索引の例には、特定のお客様に関連したワークフローの検索に使用する顧客用 ID があります。ワーク・アイテムをカテゴリーにグループ化するために使用できるその他のデータ (ローン額や郵便番号など) を使用する場合もあります。
たとえば、データ・フィールド loan_amount が索引として指定されているシステムでは、以下に示す検索条件と値を使用して、ローン額が 50,000 から 150,000 の間にあるワーク・アイテムをすべて検索できます。
検索基準 | 値 |
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検索 | ワーク・アイテム |
場所 | ワークフロー・ロスター |
1 つを選択 | DefaultRoster |
検索基準 | 索引を使用: (拡張設定) loan_amount < 150000 AND > 50000 |