ステップ・プロセッサーを開く
ユーザー (ワークフロー参加者またはトラッカー) がステップ割り当てを開くと、ステップ・プロセッサー UI を含むポップアップ・ウィンドウが開きます。
ここでは、以下の項目について説明します。
- 正しいステップ・プロセッサーを選択して表示する方法
- ステップ・プロセッサー UI の URL を Web アプリケーションに提供する方法
ステップ・プロセッサーを開く前に、ステップ・プロセッサーの登録、ワークフローへの追加、およびデプロイを行う必要があります。詳細については、「カスタム・プロセッサーのワークフローへの追加」および「Java™ アプリケーションのデプロイ」、または「HTML アプリケーションのデプロイ」を参照してください。
注: アルゴリズムと URL で使用される情報は、VWAttributeInfo クラスで提供されます。
ステップ・プロセッサーを開くために使用されるアルゴリズム
ステップ・プロセッサーを開くために使用されるアルゴリズムは次のとおりです。
- 現在の Web アプリケーション (アプレットまたは HTML ページで定義される) を使用して、ステップ・プロセッサーの場所と URL テンプレートの取得を試みます。『ステップ・プロセッサーの URL の提供』セクションを参照してください。結果が NULL の場合、次のステップに進みます。
- 現在の Web アプリケーション設定を使用して、場所、URL テンプレート、および Web サーバー・ベース URL 情報の取得を (ユーザー設定、アイソレート・リージョン、グローバル設定の順で) 試みます。適切なデータ・セットが見つからない場合、次のステップに進みます。
- 残りの登録済み Web アプリケーションについて、場所、URL テンプレート、および Web サーバー・ベース URL 情報の最初に利用可能なセットの検索を繰り返します。リージョン設定はグローバル設定に優先します。適切なセットが見つからない場合、次のステップに進みます。
- アプレットからステップ・プロセッサーを開く場合は、提供された Java ステップ・プロセッサーを使用します。それ以外の場合、アプリケーションには Web ページを開くための十分な情報がありません。Java Step プロセッサーは、Application Engine ホストの filenet_installation_directory¥Workplace¥eprocess¥stepprocs¥java¥ootb にあります。
HTML ページからステップ・プロセッサーを開く場合は、アイソレート・リージョンのデフォルトのステップ・プロセッサーが使用されます。
ステップ・プロセッサーの URL の提供
ステップ・プロセッサーを起動すると、(デフォルトの URL テンプレートまたは独自 URL テンプレートを使用して) 対応する URL が構成されます。この構成は、以下に示すように (順序に従って) 行われます。
注: 登録された設定に基づき、同じ Web アプリケーションで以下の項目が一致します。
- Web サーバー URL
- ステップ・プロセッサー JavaServer Pages (JSP) の場所
- URL テンプレート
- Web サーバー URL。同じ Web アプリケーションの場合、現在の Web サーバー URL。異なる Web アプリケーションの場合は、登録済みの設定が使用されます。
- ロケーション。同じ Web アプリケーションの場合、現在の場所。異なる Web アプリケーションの場合は、ステップ・プロセッサー情報の値が使用されます。
- キュー名 (渡された)。
- ワーク・オブジェクト番号 (渡された)。
- ステップ名 (渡された)。
完成した URL の例は次のとおりです。
http://your _server/Workplace/eprocess/stepprocs/java/mystep/step_main.jsp?queueName=Inbox&wobId=FA3454543AD231FDD3453&stepName=Test
ここで、Workplace は Web アプリケーション、mystep は親ディレクトリー、step_main.jsp はステップ・プロセッサーの (ビュー) JSP ページです。