ワークフロー・システムで使用されるフィールドのタイプは、主にワークフロー・フィールドとデータベース・フィールドの 2 つがあります。
ワークフロー・フィールド | ワークフロー・フィールドとは、単一のワークフローに関連付けられているすべてのユーザー・フィールドおよびシステム・フィールドのことです。ワークフロー・フィールドはワークフローのプロパティーです。すなわち、ワークフローの 1 つ以上のステップで使用できます。ワークフロー実行中は、あるステップで設定されたフィールド値は、同一フィールドを使用する後続のステップでも使用可能です。ワークフロー内の各フィールドの値は、ワークフローの現段階での値に限定されます。したがって、ワークフローを実行するたびに、フィールド内の値を変えることができ、ワークフローの処理時ごとに変化します。 ワークフロー・フィールドには次の 2 つのタイプがあります。
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データベース・フィールド | 対応するソース・フィールド (ワークフロー・フィールドなど) の値を保管するためのデータベース・フィールドを作成すると、これらの値は検索可能になります。データベース・フィールドは、特に、以下の目的で使用できます。
データベース・フィールドは、ロスター、キュー、イベント・ログなどのワークフロー構造の一部です。 データベース・フィールドとソース・フィールドは、同じ名前、および同じ (または類似する) データ型でなければなりません。整数データ型と浮動小数点データ型は混在しても構いません。 データベース・フィールドは、開示フィールドとも呼ばれます。フィールドを開示フィールドのリストに追加しても、フィールドは作成されません。フィールドを作成するのは、ワークフロー作成者の作業です。同様に、開示フィールドのリストからフィールドを削除してもフィールドは削除されません。フィールドが前述の用途に使用できなくなるだけです。 重要: データベース・フィールドを作成すると、以下のようにシステム・パフォーマンスに悪影響を及ぼす可能性があります。
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