WaitForCondition が実行されると、ワークフロー・システムは指定された条件に一致するワーク・アイテムがないか、システムを確認します。既存のワーク・アイテムの中に条件を満たすものがない場合、待機中のワーク・アイテムは Delay システム・キューに移動されます。
新規作成されるワーク・アイテム |
新規作成される各ワーク・アイテムについて条件が確認されます。 |
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キューに入れられるワーク・アイテム |
ワーク・アイテムがキューに入れられるたびに条件が確認されます。そのため、WaitForCondition の実行時に一致基準を満たさなかったワーク・アイテムが、処理中に変更され、後で一致基準を満たす可能性があります。 |
終了するワーク・アイテム |
終了したすべてのワーク・アイテムについて、条件が確認されます。これらのアイテムには、正常終了したアイテムと手動で終了したアイテムの両方が含まれます。アイテムは、管理コンソールその他のツールで、手動で終了される場合があります。 手動で削除したアイテムについては、条件は確認されません。 |
一致が検出されるか、指定のタイムアウト期限が切れるまで、確認は続行されます。複数のワーク・アイテムが一致基準に合う場合、最も古い日付/タイム・スタンプを持つワーク・アイテムが待機条件を満たします。単一のワーク・アイテムが複数の待機条件を満たす可能性もあります。ワーク・アイテムは待機対象になっていても、それを認識しません。
これらのアクションの実行後、両方 (待機中と待機対象) のワーク・アイテムは、ワークフロー・マップの指定にしたがって処理を続行します。