ワークフロー定義ドキュメントは、IBM® FileNet® リポジトリー (オブジェクト・ストアまたはライブラリー) またはローカル・ファイル・システムに保存できます。
オブジェクト・ストアまたはライブラリーにワークフロー定義ドキュメントを初めて保存する場合は、以下の手順を実行します。
- 「ファイル」メニューからをクリックします。
- 「参照」をクリックし、適切なオブジェクト・ストアとフォルダーを開きます。
- ドキュメントのタイトルを入力します。 ドキュメント・タイトルを空白にすると、ドキュメント・タイトルは非常に長い番号として表示されます。
- オプション: 他のユーザーのセキュリティー・アクセス権を指定します。
- 「完了」をクリックします。 これにより、ドキュメントの最初のバージョンがオブジェクト・ストアに作成され、その直後にドキュメントが再度チェックアウトされます。このため、ドキュメントの作業を続けることができます。この時点でドキュメントを閉じるには、 をクリックします。
チェックアウトした既存のワークフロー定義に変更を保存するには、次の手順を実行します。
「ファイル」メニューの「FileNet」をクリックし、次のいずれかを実行します。
- 変更をチェックインしてファイルをアンロックするには、「FileNet チェックイン」を使用します。ワークフロー定義のバージョンが増分されます。Process Designer はチェックイン後、ワークフロー定義を閉じます。
- 変更を一時保存して開いているワークフロー定義で作業を続けるには、「FileNet 保存」を使用します。「FileNet 保存」では、オブジェクト・ストア内のバージョンは増分されません。
ヒント: Process Designer を終了 (を選択) するか、別のワークフロー定義を開くと、ファイルをチェックイン (変更を保存) するか、チェックアウトをキャンセル (すべての変更を破棄して最後のチェックイン時の状態まで戻す) するかのプロンプトが表示されます。
開いたワークフロー定義ドキュメントをローカル・ファイル・システムに保存するには、以下の手順を実行します。
- 「ファイル」メニューから「保存」をクリックします。
- ファイルを保管する場所を参照します。
- ファイル名を入力します。
ワークフロー定義ドキュメントに含まれるワークフロー定義が 1 つの場合、デフォルトのファイル形式は PEP です。複数のワークフロー定義または 1 つ以上のシナリオがワークフロー定義ドキュメントに含まれている場合、ファイル形式は XPDL 2.0 です。PEP は、Process Designer 専用のファイル形式です。他のワークフロー定義エディターとの互換性を保持するために、ワークフロー・コレクションが以前に XPDL 形式で保存された場合、ワークフロー・コレクションは常にその形式で保存されます。コレクションに含まれているものがワークフロー定義だけの場合でも、この規則が適用されます。ただし、を選択することにより、個別のワークフローを PEP 形式で保存することができます。XPDL 2.0 について詳しくは、Process Designer での XPDL 2.0 ドキュメントのオープンを参照してください。
通常のドキュメント追加手順を使用して、ローカルに保存したワークフロー定義をオブジェクト・ストアまたはライブラリーに追加できます。ワークフロー定義を Process Designer でアクセス可能にするには、ワークフローの .pep または XPDL ファイルを Workflow Definition ドキュメント・クラスに割り当て、メジャー・バージョンとして追加します。
ヒント: を選択して Process アプリケーション (Process Designer など) を閉じると、アプリケーションが終了する前に、保存されていない変更内容を保存するためのプロンプトが表示されます。しかし、ウィンドウ右上の「閉じる」ボタンをクリックすると、次のいずれかのアクションが発生します。
- プログラムがアプリケーションとして実行されている場合は、変更の保存を求めるプロンプトが表示されます。
- プログラムがブラウザー・ウィンドウ内でアプレットとして実行されている場合は、プログラムは直ちに終了し、保存されていない変更は失われます。(タイトル・バーにブラウザー名が表示されます。)