IBM FileNet P8, バージョン 5.2.1            

添付の表示と指定

ワーク・アイテム・ページにリストされる添付は、ワークを完了するために使用する情報 (オブジェクト・ストアまたはライブラリー内のドキュメントなど) とリンクしています。

ある特定の手順での添付の使用については、ワーク・アイテム・ページ内のインストラクションを確認してください。

添付またはターゲットを表示または変更するには、以下のようにします。

添付が配列の場合は、下記の手順ではなく「添付配列の編集」の手順を使用してください。

  1. 開いたワーク・アイテムで「添付」タブをクリックして、添付リストを表示します。
  2. リストで添付名を選択します。
  3. 必要に応じて、添付ツールバーのツールを使用して、選択した添付に対して次の操作を実行します。
    選択した添付に対する操作 アクション
    添付の割り当て 選択した添付にターゲットを割り当てます。ツールバーの「添付の割り当て」をクリックして、ターゲットの場所に応じて次のいずれかの操作を実行します。
    • ターゲットがオブジェクト・ストアにある場合は、オブジェクト・ストアを開き、ターゲット (ドキュメント、フォルダー、保存済み検索など) を参照または検索して指定します。
    • ターゲットが共有ディスクまたは Web アドレスにあるファイルの場合は、「その他」をクリックし、適切なオプション (ファイルの場合は「UNC」、Web アドレスの場合は「URL」) を選択します。
      • 「UNC」の場合、「参照」をクリックしてドキュメントを指定するか、パスとファイル名を入力します。
      • 「URL」の場合、http:// で始まる URL を入力します。

    この添付のターゲットは空白のままにすることもできます。

    添付の割り当て解除 選択した添付から割り当て済みのターゲットを削除します。
  4. 必要に応じて、ツールバーのツールを使用して、添付のターゲットに対して次の操作を実行します。
    添付のターゲットに対する操作 アクション
    ドキュメントの表示 選択した添付のターゲットを表示します。ターゲットの形式がビューアー・アプリケーションで認識されない場合、ターゲットは表示されません。ターゲットへのアクセス権がビューアーに設定されていない場合は、ボタンが無効になります。
    開く コンピューターで使用できる適切なアプリケーションで、選択したアイテムを開きます。

    ターゲットがフォルダーの場合は、「参照」ページにフォルダーの内容が表示され、個別のアイテムを選択できます。また、ツールバーのツールを使用して、選択したアイテムに応じた操作を実行できます。「ワークフローのリンク付け」「ワークフローの起動」ツールバー・ボタンが表示され有効になりますが、ターゲットからワークフローをリンク付けしたり起動したりすることはできません。

    Windows 2003 環境でリモートの JPG ファイル (UNC 添付) を開くには、ファイル・プロパティーのプログラムの関連付けを変更して、JPG および BMP イメージ・ファイルがピクチャー・ビューアー・プログラムではなくペイント・プログラムで開くようにします。一方、ローカルの JPG および BMP イメージ・ファイルは、 どちらのピクチャー表示プログラムでも問題なく開くことができます。

    Windows 2008 環境でリモートの JPG ファイル (UNC 添付) を開くには、必ず Desktop Experience コンポーネントをインストールしてからその JPG ファイルを開くようにしてください。

    ドキュメントのチェックアウト ライブラリーからターゲットをチェックアウトしてローカル・システムに保存します。
    チェックアウトして開く 編集のためにターゲットをチェックアウトして開きます。
    ドキュメントのチェックイン 直前にチェックアウトしたターゲットをチェックインします。
    チェックアウトの取り消し ターゲットのチェックアウトをキャンセルします。
    バージョン・リスト ターゲットのバージョンのリストを表示します。また、チェックイン情報を参照したり、アーカイブ機能やその他のオプションにアクセスしたりできます。
    プロパティー ターゲットのプロパティーを表示します。
ヒント: 添付のターゲットが空白の場合、ターゲットが割り当てられていないか、または書き込み権限のみで読み取り権限がないため、ターゲットが非表示です。 添付に対する書き込み権限、または読み取り/書き込み権限がある場合、手順の指示に応じたターゲットを指定できます。

オブジェクト・ストアまたはライブラリー内のアイテムを選択するには

以下の操作を行うことができます。

  • オブジェクト・ストアまたはライブラリー内のさまざまなフォルダーを開くには、フォルダー名をダブルクリックします。「開く」はクリックしないでください。
  • ドキュメントをターゲットとして割り当てるには、ドキュメントを選択してから「開く」をクリックします。
  • フォルダー全体をターゲットとして割り当てるには、フォルダーを選択してから「開く」をクリックします。(ドキュメントを選択せずに 「開く」 をクリックすると、最後に選択したフォルダーが添付に割り当てられます)。


最終更新日: 2015 年 10 月
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