ワーク・アイテム・ページの基本機能
受信トレイまたはワーク・キューでワーク・アイテムを選択して開きます。ワーク・アイテムを開くと、ワークフローの特定のステップを完了するために必要なインストラクションやその他の情報 (データ・フィールド、添付、応答オプション、その他のコントロール) がページに表示されます。ワークフローの作成者は、適切なステップ・プロセッサーを指定してワーク・アイテム・ページの表示内容を決定します。ワーク・キュー内のアイテムの場合、対象のキューへのアクセス権が、ワーク・アイテム・ページの表示にも反映されます。
ワーク・アイテム・ページの表示項目:
- インストラクション: オーサーの指定内容に応じて、対象のステップを実行するための情報がインストラクション・ボックスに表示されます。
- 「一般」タブ: この領域には、ワーク・アイテムに関する一般的な情報が表示されます。
対象のステップに期限を指定した場合、期限切れの日付と時刻が表示されます。期限が過ぎた場合は、期限切れの状況が表示されます。
応答オプションがある場合は、リストから目的の応答オプションを選択します。通常、ここで選択した内容によって、ワークの完了後にワークフローがどのように進行するかが決まります (例えば、次に実行するステップなど)。「応答の選択」を参照してください。
「コメント」領域には、任意でコメントを入力できます。コメントは、対象のワークフローのトラッカーで表示できます。後続のステップで参加者がワークフローの状況を表示できるようにした場合、参加者はコメントも表示できます。
- 添付、データ・フィールド、ワークフロー・グループ: 添付、 データ・フィールド、またはワークフロー・グループを表示する場合、作業を完了するためのこれらのアイテムの使用方法に関する情報のインストラクションが表示されます。「添付へのファイルまたはドキュメントの割り当て」、「フィールド値の指定」、および「ワークフロー・グループへのユーザーの割り当て」を参照してください。注: 添付、データ・フィールド、ワークフロー・グループ、および応答は、対象のワーク・アイテムで使用する場合にのみワーク・アイテム・ページに表示されます。例えば、ワーク・アイテムに添付を含めていない場合、「添付」領域は表示されません。
- マイルストーン: このタブには、レベル 1 に到達したマイルストーン、およびそのメッセージがリストされます。表示されるマイルストーン・メッセージの文字数は最大 250 文字 (半角) です。レベル 1 に到達したマイルストーンがワークフローにない場合、このタブは使用できません。
ワーク・アイテム・ページのコマンド・ボタン:
- 「完了」変更内容を保存し、ワークをワークフローの次のステップにルーティングします。
- 「保存」進行中のワークを保存します。このオプションでは、ワークを後で続行したり、ワーク・キューから受信トレイにワークを移動したりできます。ただし、ワークは次のステップにルーティングされません。
- 「キャンセル」変更内容を保存せずにステップ・プロセッサーを閉じます。
- 「再割り当て」ワーク・アイテムを別の参加者に割り当てます。
- 「戻り」受信トレイ内のワークを前の所有者 (下記参照) に戻します。
- ワークを再割り当てした参加者
- ワークの移動元のワーク・キュー
- 「状況」ワーク・アイテム・ページから別のブラウザー・ウィンドウでプロセス・トラッカー・アプリケーションを起動します。プロセス・トラッカーでは、ワークフロー・マップ、および到達したマイルストーン、完了したステップ、進行中のステップなどの状況情報が表示されます。このオプションは、ワークフロー定義で指定した場合にのみ使用できます。
ユーザー自身をワークフローのトラッカーとして割り当てると、ユーザーが表示および変更できるフィールドの値、添付、およびワークフロー・グループが「プロパティー」タブに表示されます。
注: プロセス・トラッカーでワーク・アイテムを変更した場合、この変更内容はワーク・アイテム・ページに戻っても反映されません。 - 「ヘルプ」:現在のワーク・アイテム・ページのヘルプ情報を表示します。