IBM FileNet P8, バージョン 5.2.1            

Return システム関数

Return システム関数を使用すると、呼び出されたワークフロー・マップ (すなわち、サブマップ) をすぐに終了して、呼び出し側のマップに戻ることができます。

Return システム関数を指定するには

  1. General System Palette から Return ステップを、マップ上で呼び出し側のマップに制御を戻す場所にドラッグします。
  2. 「式を返す」には、呼び出し側のマップに戻った時点での動作を決定する有効なブール式を入力します。
    • true - 呼び出し側のマップに戻り、このサブマップを呼び出したアクションを繰り返します。
    • false - 呼び出し側のマップに戻り、このサブマップを呼び出したアクションをスキップし、その次の状態から処理を再開します。

      true」または「false」(小文字、引用符で囲まない) という語を入力できます。複合式を入力する場合、その式ではオペレーション内のデータ・フィールドを参照できません。

それぞれのサブマップの最後には、呼び出し側のマップへの暗黙の戻りがあります。サブマップの完了前に呼び出し側のマップへ戻りたい場合や、戻る動作を制御したい場合以外は、サブマップに Return システム関数を含むステップを配置する必要はありません。



最終更新日: 2016 年 3 月
bpfdh111.htm

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