ルール・リスナーの構成と管理
ルール・リスナーを管理するために、いくつかのツールを使用します。
Process Task Manager を使用して、ルール・リスナーを 管理するには、ルール・リスナーと Process Task Manager を同じシステムに インストールする必要があります。
- Process Task Manager を使用したルール・リスナーの構成と管理
この手順では、ルール・リスナーと Process Task Manager が同じシステムにインストールされていることを前提としています。Process Task Manager に一般プロパティーを設定してルール・リスナーを管理するには、Process Task Manager の「一般」タブを開いて次の手順を実行します。
- 「ルール・リスナー」フォルダーを選択して、該当するフィールドを編集します。
表 1. ルール・リスナーの設定 名前 説明 ポート ルール・リスナーが使用する Java™ Remote Method Invocation (RMI) ポート。デフォルトのポートは 32774 です。ここで入力するポートは、「他のサーバー接続の構成」で指定するルール・リスナー・ポートと一致している必要があります。 プロパティー・ファイル ベンダー固有のルール・リスナー・プロパティー・ファイルの場所。 クラスパス ルール・リスナーの開始時にルール・リスナーに渡される Java クラスパス。 JRE パラメーター ルール・リスナーの開始時にルール・リスナーに渡される Java Runtime Environment (JRE) パラメーター。これを使用して、現在の環境用に JRE をカスタマイズします。 - ルール・リスナーの再始動時にこのプロセスを自動的に開始するには、「自動的に開始する」(Windows の場合) チェック・ボックス、または「コマンド行からの自動起動を許可する」(UNIX の場合) チェック・ボックスを選択します。
- 最後に「適用」をクリックします。
- 「ルール・リスナー」フォルダーを選択して、該当するフィールドを編集します。
- Process Task Manager を使用しないルール・リスナーの構成と管理
Process Task Manager がルール・リスナーと同じシステムにインストールされていない場合は、サンプル・スクリプトを使用してリスナーを管理することができます。サンプル・スクリプトは製品のインストール・ディレクトリーにあり、その名前は rundaemon.bat (Windows の場合) または rundaemon.sh (UNIX の場合) です。このスクリプトを使用して、ルール・リスナーの始動と停止を行うことができます。また、必要に応じてこのスクリプトを変更して、ルール・リスナーを管理することもできます。
- Content Platform Engine サーバーからルール・リスナーへの接続の構成 Content Platform Engine は、ルール・リスナーを使用してルール・エンジンと対話します。Content Platform Engine からルール・リスナーへの接続を構成する必要があります。 ルール・リスナーの構成を参照してください。以下の表に情報を示します。
表 2. ルール・リスナーの接続 編集可能フィールド 説明 ホスト ルール・リスナーが実行されるサーバーのホスト名。 ポート ルール・リスナーが実行されるポート。デフォルトは 32774 です。ここで入力するポートは、ルール・リスナーの「一般」プロパティーで指定するポートと一致している必要があります。 - 管理コンソールで、以下のようにしてリモート・サーバーの構成にアクセスします。
- ドメインのナビゲーション・ペインで、オブジェクト・ストアを選択します。
- オブジェクト・ストアのナビゲーション・ペインで、「管理」 > 「ワークフロー・システム」をクリックします。
- 詳細ペインで、「リモート・サーバー」タブをクリックします。
- 「リモート・サーバー」タブで、「ルール・リスナーを有効にする」チェック・ボックスを選択します。
親トピック: ビジネス・ルールの組み込み
最終更新日: 2016 年 3 月
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