IBM FileNet P8, バージョン 5.2.1            

ユーザー設定の設定

「ユーザー設定」ページで設定を指定することで、E メール以外の設定を設定すること、およびさまざまなプロセス・イベントの E メール通知の受信を選択することができます。

E メール・アドレスを入力し、通知を受け取るイベントのタイプを指定することにより、さまざまなプロセス・イベントの E メール通知の受信を選択することができます。割り当てられたワークの E メール通知を受け取る場合は、E メール・メッセージとプロセス受信トレイの両方からワーク・アイテムを開くことができます。

E メール以外の設定を変更することもできます。例えば、受信トレイ、トラッカー・キュー、およびワーク・キューで一度に表示できるワーク・アイテム数を設定することができます。ユーザーが外出する時間帯およびその時間帯にユーザーのワークを代行する担当者を指定します。

ワーク・アイテムを完了するか、それを別の参加者に再割り当てすると、ワーク・アイテムはプロセス受信トレイから自動的に削除されます。ただし、E メール・メッセージは、手動で削除するまで E メール受信トレイに保管されています。完了したワーク・アイテムを E メールから開こうとすると、アイテムが見つからないことを示すシステム・メッセージが表示されます。

トラッカー・アイテムおよび到達したマイルストーンを、それに対応するキュー (トラッカー、マイルストーン・トラッキング) から削除した場合は、そのトラッカー・アイテムおよび到達したマイルストーンに関連する E メール・メッセージも手動で削除する必要があります。

パーソナル・ワーク・マネージャーのツールバーで「ユーザー設定」をクリックし、「一般」「通知」、および「不在設定」タブで目的のオプションを設定します。

「一般」タブ

E メール・アドレス: 「通知」で選択したイベントを通知するメッセージがこのアドレスに送信されます。

セットごとに返される最大行数: プロセス受信トレイ、トラッカー・キュー、またはワーク・キューで一度に表示できるワーク・アイテムの最大数を指定します。デフォルト値は 50 です。キュー内の次のアイテム・セットを表示するには、「パーソナル・ワーク・マネージャー」ツールバーで「次へ」ボタンを使用します。

デフォルトの Web アプリケーション: E メール通知からアクセスする Web アプリケーションを選択します。これにより、E メール通知を開いたときに表示されるステップ・プロセッサー、マイルストーン表示、およびプロセス・トラッカーのアプリケーションが定義されます。

「一般」タブ

E メール・アドレス: 「通知」で選択したイベントを通知するメッセージがこのアドレスに送信されます。

セットごとに返される最大行数: プロセス受信トレイ、トラッカー・キュー、またはワーク・キューで一度に表示できるワーク・アイテムの最大数を指定します。デフォルト値は 50 です。キュー内の次のアイテム・セットを表示するには、「パーソナル・ワーク・マネージャー」ツールバーで「次へ」ボタンを使用します。

デフォルトの Web アプリケーション: E メール通知からアクセスする Web アプリケーションを選択します。これにより、E メール通知を開いたときに表示されるステップ・プロセッサー、マイルストーン表示、およびプロセス・トラッカーのアプリケーションが定義されます。

  • <システム定義>: システム管理者が指定した Web アプリケーションを使用します。
    • IBM FileNet® Workplace: Workplace インターフェースを使用します。
    • IBM FileNet Web WorkFlo: IBM® FileNet Web WorkFlo インターフェースを使用します。
    • IBM FileNet Open Client: IBM FileNet Open Client インターフェースを使用します。
    • IBM FileNet Collaboration: IBM FileNet Collaboration インターフェースを使用します。
    • IBM FileNet Web Content Manager: IBM FileNet Web Content Manager インターフェースを使用します。
    • IBM Enterprise Records: IBM Enterprise Records インターフェースを使用します。
    • IBM FileNet Workplace XT: FileNet Workplace XT インターフェースを使用します。
    • IBM Lotus® Mashups: IBM Lotus Mashup インターフェースを使用します。
    • Business Space: Business Space インターフェースを使用します。
    • IBM Content Navigator: IBM Content Navigator インターフェースを使用します。
    • IBM Case Manager: IBM Case Manager インターフェースを使用します。
  • <カスタム・アプリケーション>: 指定したカスタム Web アプリケーションを使用します。有効な項目は 100 から 999 です。
PWM、Java™ ステップ・プロセッサー、プロセス・トラッカー、および Process Administrator には、ステップ応答、キュー名、フィールド名などのユーザーが作成した名前が、ブラウザーのロケールに従って表示されます。

「通知」タブ

「ステップ」、「オリジネーター」、および「トラッカー」セクションで、E メール・メッセージをトリガーさせたいイベントを次のように指定します。

ステップ: E メール・メッセージをトリガーさせたいステップ関連イベントを選択します。
  • 新規割り当て: 新規ワーク・アイテムがプロセス受信トレイに追加された。
  • メモ: メモが、受信トレイ内の有効期限付きのワーク・アイテムに対してアクティブになった。
  • ステップの有効期限切れ: 受信トレイ内のワーク・アイテムを完了する有効期限が過ぎた。
  • オリジネーター: ユーザーが開始したワークフローでレベル 1 のマイルストーンに到達した。
  • トラッカー: ユーザーがトラッキングしているワークフローで E メール・メッセージをトリガーさせたいイベントを選択します。
  • 新しいトラッカーの割り当て: ワークフローが開始され、ユーザーはそのワークフローのトラッカーとして割り当てられた。
  • ワークフローの有効期限メモ: メモが、ユーザーがトラッキングしている有効期限付きのワークフローに対してアクティブになった。
  • ワークフローの有効期限切れ: ユーザーがトラッキングしているワークフローの有効期限が過ぎたが、そのワークフローは完了していない。
  • ワークフロー例外: ユーザーがトラッキングしているワークフローでエラーが発生した。
  • ステップの有効期限切れ: ユーザーがトラッキングしているワークフロー内のステップを完了する有効期限が過ぎたが、そのステップは完了していない。
  • マイルストーンに到達: ユーザーがトラッキングしているワークフローでマイルストーン (任意のレベル) に到達した。

「不在設定」タブ

ユーザーが外出する時間帯およびその外出中にユーザーのワークを代行する担当者を指定します。割り当てられた担当者も外出中である場合は、その担当者にワークを割り当てるかどうかを確認するメッセージがユーザーに通知されます。

ユーザーが外出から戻ったら、担当するワークを再開できるようにこの設定をクリアする必要があります。設定をクリアするまでは、指名された担当者がワークを代行します。


最終更新日: 2016 年 3 月
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