このレッスンでは、レッスン 2 で作成した自動車ローン申請ワークフローを起動します。
自動車ローン申請のワークフローを起動するには
- Process Designer で、CarLoanApplication が開いていない場合は、を選択し、CarLoanApplication.pep を指定します。
- を選択します。
実動システムでは一般に、ユーザーのアクション (ローン申請ドキュメントのチェックインなど) によってワークフローが起動されます。ワークフロー定義をテストする際には、Process Designer から起動すると便利です。
- 「起動」ページの指示を読み、次の手順を行います。
- 必要な情報を入力します。
- ApplicantName - 申請者名を表すテキストを入力します。
- TaxID - 納税者 ID 番号を表す任意の数字を入力します。
- LoanAmount - 自動車ローンの金額を表す整数 (例: 28500) を入力します。
- DownPayment - 頭金の金額を表す数字 (例: 3000) を入力します (1000 未満の場合、申請者のクレジット・スコアが高くてもプロセスは VerifyIncome ステップに送られます)。
- IncomeAmount - 年収を表す数字 (例: 55000) を入力します。
- IncomeSource - テキスト (例: ABC Corp.) を入力します。
- 「F_Trackers」をクリックし、自分 (自分のユーザー名) をこのワークフローのこのインスタンスのトラッカーとして指定します。
「ワークフローのプロパティー」では、このワークフローが実行されるごとに自動的にトラッカーになるユーザーを指定できます。このレッスンでは、起動時にトラッカーを指定します。これにより、ワークフローが起動されるごとに異なるトラッカーを指定できます。
- 「起動」をクリックして、ワークフローを開始します。 最初のステップは CheckCredit です。
- 実行中のワークフローの各ステップに Process Designer からアクセスするには、を選択します。
実動システムでは、ユーザーは Workplace または Workplace XT を使用して、各自の受信トレイやアクセス権のあるワーク・キューでタスクにアクセスします。新しいワークフロー定義をテストする際には、Process Designer でこのショートカットを使用すると便利です。
PWM に、自分の受信トレイ (自分のユーザー名) と、アクセス許可されているワーク・キューがある場合はそれらが表示されます。
- 「ワーク・キュー」フォルダーと「Credit」フォルダーをダブルクリックして開き、Credit キュー内のワーク・アイテムにアクセスします。
- このワークを処理できるクレジット担当者の 1 人として、CheckCredit ステップを開きます。
「CreditScore」フィールドに、申請者のクレジット・スコアとして 400 から 900 の範囲内の数値を入力します。「完了」 をクリックし、ステップを完了します。
- このワークフローのトラッカーとして自分自身が指定されています。PWM で、「トラッカー」 フォルダーを開き、CarLoanApp ワークフローを開いて進行状況をチェックします。
完了したステップと現在処理待ちのステップがマップに表示されます。完了したステップをどれでもクリックすると、そのステップのデータ・フィールド値が表示されます。トラッカーとして、現在のステップをロックして値を変更する、現在のステップを完了するなど、このワークフローを管理するアクションを実行できます。
- 続いて、ワークフロー・システム・サーバーによって処理される DownPayment ステップに進みます。次に、頭金の金額に応じて SetRate ステップまたは VerifyIncome ステップに進みます。
CreditScore 値が 650 を超え、DownPayment の金額が 1000 を超えている場合は、受信トレイを開き、SetRate ステップを開きます。ワークフローが終了してしまうので、「完了」はクリックしないでください。
そうでない場合は、Credit ワーク・キューを開き、ContactEmployer ステップを開きます。フィールド値を確認し、「完了」 をクリックします。
SetRate ステップまたは DenyApp ステップを開いてフィールド値を確認できますが、ステップを完了しないでください。どちらの最終ステップを完了した場合も、ワークフローが終了し、(レッスン 4 で) ワーク・アイテムを表示できなくなります。