ワークフローのプロパティー - 添付
添付は、参加者がステップを完了するために使用するドキュメントや URL などの情報へのリンクです。ワークフロー定義の一部として添付を定義し、各ステップで使用する添付を指定します。
「ワークフローのプロパティー」の「添付」テーブルには、ワークフロー定義内のすべての添付 (ベース・ワークフローから継承された添付と現在のワークフロー内に作成された添付) が表示されます。
継承記号は、ベース・ワークフローから継承されたアイテムを示します。継承された添付の値を変更できますが、その添付を削除できません。
上書き記号は、継承され、現在のワークフロー定義で変更されたアイテムを示します。継承されたアイテムを非表示にするには、「設定 - ワークフロー」を参照してください。
参加者がステップで添付にドキュメントを追加する場合は、ステップ内の添付を配列として指定し、読み取りおよび書き込み権限を与えます。
ワークフローが実行されるたびに同じドキュメントが使用される場合は、その特定のドキュメントを割り当てます。ワークフローが実行されるたびに異なるドキュメントが使用される場合は、特定のドキュメントを割り当てないでください。
新しい添付を定義するには
- 「ワークフローのプロパティー」が開いていない場合、「アクション」メニューを選択し、ワークフローのプロパティー」を選択し、「添付」タブを表示します。
- 新しい添付の名前を入力します。
- 添付がドキュメントのコレクションを示している場合は、「配列」チェック・ボックスを選択します。
- 「値」フィールドで、次の操作のいずれかを行います。
- ターゲットを指定します。ターゲットがオブジェクト・ストアまたはライブラリー内のファイルかフォルダーの場合、「値」をダブルクリックし、該当するオブジェクト・ストアまたはライブラリーを参照し、ファイルまたはフォルダーを指定します。見つけたドキュメントまたはフォルダーを選択し、「選択」をクリックします。
ネットワーク・ドライブ上のファイルまたはインターネットの URL を指定する場合、「値」の中をダブルクリックし、「その他」をクリックして、ネットワーク・ドライブを参照するか、URL を入力します。このオブジェクト・ストア、ライブラリー、ネットワーク・ドライブ、または URL を、このワークフローの実行中に参加者が使用できる必要があります。
- 添付のターゲットのファイル名に、パイプ記号 (|) を含めないでください。この記号は、添付オブジェクトの区切り文字として使用されます。
- 添付のターゲット ID を保持するデータベース・フィールドの長さは 256 文字です。URL または UNC が 256 文字より長い場合、ID データは切り捨てられます。
- 「値」フィールドを空のままにします。これにより、処理中に起動ユーザーまたは参加者が実際のターゲットを割り当てることができます。
- ターゲットを指定します。ターゲットがオブジェクト・ストアまたはライブラリー内のファイルかフォルダーの場合、「値」をダブルクリックし、該当するオブジェクト・ストアまたはライブラリーを参照し、ファイルまたはフォルダーを指定します。見つけたドキュメントまたはフォルダーを選択し、「選択」をクリックします。
- 選択した添付をワークフローの開始に使用するドキュメントとして指定するには、「添付」タブの上部で「開始添付」をクリックします。
注
- 1 つのワークフロー定義には、開始添付を 1 つだけ指定できます。
- 配列を添付として指定することはできません。
- 開始添付は、読み取り/書き込みパラメーターとして Launch ステップに自動的に追加されます。
- 後で、添付から開始添付の指定を削除しても、Launch ステップからその添付パラメーターは削除されません。
- 「説明」フィールドに、オプションとして、後で参照するためのオーサリング関連情報を入力できます。
選択した添付を使用するワークフロー内のステップを指定するには
- 「添付の使用」をクリックし、該当するステップを選択します。詳細については、「ステップでのフィールドの使用の指定」を参照してください。
添付を変更または削除するには
- 選択した添付の名前を変更するには、添付の名前を選択して、編集します。
- 選択した添付をコピーするには、「コピー」をクリックします。
- 選択した添付を削除するには、「削除」をクリックします。
注
- 添付を削除するか、または名前を変更した場合、パラメーターとして添付を使用するすべてのステップで変更が反映されます。ただし、添付が使用される式の中には、変更は反映されません。
- 継承された添付の名前の変更や削除はできません。