ワークフロー管理概要
システム管理者は、ワークフロー・システム・コンポーネントのインストール、構成、および保守を行います
ワークフロー・システム・コンポーネントはクライアント・マシンにはインストールされませんが、クライアントをサポートするために、必要に応じて、ワークフロー・システムの構成も行います。
ワークフロー・システムをインストールして初期構成した後、プロセス構成コンソールを使用してワークフロー・データベースと環境を構成します。この構成では、アイソレート・リージョン、キュー、ロスター、イベント・ログなどのワークフロー・データベース構造の作成と変更を行います。プロセス構成コンソールには、イベント・ロギングを構成したり、 パフォーマンス・パラメーターを設定するための管理ツールも用意されています。
ワークフロー・システムの保守と管理に関連するタスクは、ワークフロー管理とシステム管理の 2 つの大きなカテゴリーに分類されます。
- ワークフロー管理 - ワークフロー管理者は、システムで使用されるワークフローのビジネス目的を把握して適切に実現されるようサポートします。ワークフロー管理者は、ワークフローの作成者と協力して、ワークフロー・ソリューションの設計、進行中の作業の監視、ワークフロー・データベースの編成と管理、ワークフロー処理の分析、およびワークフローで発生したエラーの修正を行います。
- システム管理 - システム管理者は、FileNet® P8 システム内のワークフロー機能に関連するインストールと構成に関する問題を把握します。システム管理者は管理ツールを使用して、実行中のシステムの監視、システム・パフォーマンスの追跡、および保守タスクを実行します。