ワーク・スケジュール
ワーク・スケジュールでは、曜日ごとの作業時間を定義します。休日などの特別な日を定義することができます。
1 リージョンに対して複数のワーク・スケジュールを定義できます。特に、UTC の偏差や夏時間調整 (DST) に対応するために、異なるロケーションに対して異なるスケジュールを定義することができます。各スケジュールには固有の名前があります。
就業日には複数のワーク間隔を指定できます。これらの間隔は日時順で、重なり合いません。
カットオフ時刻
各就業日にはカットオフ時刻があります。デフォルトでは、就業日のカットオフ時刻が明示的に指定されない場合、カットオフ時刻は最後のワーク間隔の終了時刻です。
一部の関数には、明示的に設定されたカットオフ時刻を使用するかどうかを決定するパラメーター (use_cutoff_expr) があります。このパラメーターの値が false の場合、カットオフ時刻は (実質的な) デフォルトのカットオフ時刻になります。つまり、カットオフ時刻は最後のワーク間隔の終了時刻となります。
カットオフ時刻は、(関数が開始時刻を計算の一部として使用するよりも前に) 関数に渡される開始時刻を関数が調整する方法に影響を与えます。開始時刻がカットオフ時刻よりも後の場合、開始時刻は次の就業日の最初のワーク間隔の開始時刻になるように調整されます。開始時刻がカットオフ時刻よりも前の場合、開始時刻がワーク間隔内であれば、開始時刻は調整されません。それ以外の場合、開始時刻は、開始時刻よりも後の次のワーク間隔が始まる時刻に調整されます。