ステップ・プロセッサーについて
ステップ・プロセッサーは、参加者に情報とリソースを提供し、ワークフロー内のステップを完了させるためのアプリケーションです。ワークフロー定義では、各ステップで使用するステップ・プロセッサーをオーサーが指定します。参加者が実行時にワーク・アイテムを開くと、ステップ・プロセッサーによって、必要なインストラクション、添付、現在のフィールド値、応答オプションなど、ワークを完了するために必要なリソースが表示されます。参加者は、ステップ・プロセッサーにデータを入力することもできます。
FileNet® P8 には、多数のワークフロー・アプリケーションに対応するサンプルの汎用ステップ・プロセッサーが用意されています。参加者のステップ用のステップ・プロセッサーだけでなく、ワークフローを開始するために必要なリソースが含まれている起動プロセッサーのサンプルも用意されています。
FileNet P8 提供のステップ・プロセッサーはそのまま使用することができます。または、アプリケーション開発者が、これらのステップ・プロセッサーを変更したり、特定のワークフローに使用するカスタム・ステップ・プロセッサーを作成したりすることもできます。