IBM FileNet P8, バージョン 5.2.1            

メールの送信

メール・テンプレートを使用して、ワークフローから E メールを送信することができます。

メール・テンプレートには、ドル記号 ($) とトークン番号の 2 つの部分からなるトークンをオプションで設定できます。トークンの例は $3 です。ワークフロー・システムによって、個々のトークンは、templateVals パラメーターで渡された文字列値の配列の対応する要素に置換されます。メール・テンプレートには、以下の要件が適用されます。
  • メール・テンプレートはオブジェクト・ストアにチェックインされ、ワークフローで添付フィールドを使用して参照される。
  • トークンの番号付けは 1 で始まり、連続的である。
  • テンプレート内のドル記号がトークン・インジケーターとして使用されない場合は、HTML で $ として適切にエンコードされる。
  • ドル記号が templateVals パラメーター値の一部として渡される場合は、HTML で適切にエンコードされるか、「\\$」のようにエスケープされる。また、エスケープされたドル記号と番号の間には、例えば「\\$ 2」のように、少なくとも 1 つのスペースが存在する。

テンプレートの例を以下に示します。

E メール・テンプレート

メール・テンプレートを使用して E メールを送信するには、以下のようにします。

  1. Component ステップをクリックし、「プロパティー」ペインに移動します。
  2. 「一般」タブの「操作 (Operations)」領域で、「新規」 をクリックします。
  3. 「sendMailTemplateAttachment」 を選択します。
  4. 「オペレーション・パラメーター」セクションで、次の式の値を指定します。
    • from: E メールの送信元アドレス。
    • to: E メールの送信先アドレス。アドレスが複数ある場合は、コンマで区切ります。
    • subject: E メールの件名。
    • template: E メールの本文で使用するテンプレート。メール・テンプレートの添付フィールド名を指定します。
    • templateVals: テンプレートの置換値。
    • att: これらの VWAttachment の内容が E メールに添付されます。
  5. 「OK」をクリックします。


最終更新日: 2016 年 3 月
bpfwd074.htm

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