Logger
このクラスは、他のサンプル・クラスにログ関数を実装するためのヘルパー・クラスです。
詳細については、サンプル・ソースのコメントを参照してください。サンプルは、IBM® FileNet® P8 Platform 資料ライブラリーの『Developer samples』セクションにあります。
「API サンプルの実行」も参照してください。
メソッド
Logger メソッドの一般的な説明を以下に示します。
Logger()
呼び出し元プログラムは、Logger コンストラクターを呼び出すときに、開くログ・ファイルの名前を渡します。コンストラクターは、PrintWriter オブジェクトのインスタンスを作成し、出力ファイルの名前を表示して終了します。
displayStepElementInfo() および displayWorkObjectInfo()
ロガー・オブジェクトは、Logger.displayStepElementInfo(object) または Logger.displayWorkElementInfo(object) を使用して、Step Element オブジェクトまたは Work Object オブジェクトの説明情報を表示します。各メソッドで、ロガーは、ステップ要素については VWStepElement.getParameterNames と VWStepElement.getParameterValue を、ワーク・オブジェクトについては VWWorkObject.getFieldNames と VWWorkObject.getFieldValue を使用して表示行を組み立てます。
log(Exception ex)
スタック・トレースをログ・ファイルに出力します。
log(String text, Object arg1)
Object 引数に応じた方法で、指定された文字列をログ・ファイルに書き込みます。
- Object 引数が NULL の場合、Logger.log(String text) が呼び出されます。
- Object 引数が文字列の場合、2 つの文字列引数が連結され、連結された文字列を引数として Logger.log(String text) が呼び出されます。
- Object 引数がオブジェクトまたはオブジェクトの配列の場合、以下のメソッドが呼び出されます。すなわち、オブジェクトを文字列に変換するために StringBuffer() が呼び出され、その結果の文字列を引数として Logger.log(String text) が呼び出されます。
log(String text) および logAndDisplay(String text)
Logger.log(String text) は、指定された文字列をログ・ファイルに書き込みます。Logger.logAndDisplay(String text) は、文字列をログ・ファイルと標準出力の両方に書き込みます。