IBM FileNet P8, バージョン 5.2.1            

ワークフローの起動

ワークフローを起動すると、保存されているワークフロー定義で指定されたプロセスが開始されます。

一般に、ワークフローは、オブジェクト・ストア内の特定のドキュメントまたはその他のアイテムを処理するように設計されているので、ドキュメントから手動または自動のいずれかで適切なワークフローを起動できます。また、ワークフロー定義を直接起動することもできます。

ドキュメントから起動するには、起動元のドキュメント (またはそのドキュメントが属するドキュメント・クラス) がそのタイプのドキュメントの処理を目的とする 1 つ以上のワークフロー定義に関連付けられている必要があります。

Workplace または Workplace XT では、関連付けのことをワークフロー・サブスクリプションと呼びます。

ワークフローを手動で起動するには

オブジェクト・ストアでドキュメントまたはワークフロー定義ファイルを選択し、クライアント・インターフェースに適した「起動」コマンドを選択します。

自動起動の設定

管理ユーザーが、特定のワークフローの起動をトリガーする条件を指定します。ワークフローの自動起動をトリガーする最も一般的なイベントは、特定のドキュメント・クラスのドキュメントの追加またはチェックインです。例えば、オブジェクト・ストアに経費報告書が追加されたときに、経費承認プロセスを自動的に起動できます。ドキュメントのプロパティーの特定の値など、追加オプションの設定も可能です。



最終更新日: 2016 年 3 月
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