NULL 関数
NULL は、ワークフロー・システムでサポートされるデータ型の特殊な値です。
次に、NULL 値に使用できる関数について簡単に説明します。
関数 | 動作 |
---|---|
null() | NULL の時間値を返します。 |
is_null() | 式が NULL 値に評価される場合、ブール値 true を返します。 |
NULL_INT_VALUE_TEMPLATE | 整数値 -1543210987 を返します。 |
NULL_STRING_VALUE_TEMPLATE | 文字列値 <<null>> を返します。 |
null()
この時間関数は NULL の時間値を返します。null() を使用して NULL 変数で実行できる有効な演算は、時間データ型の代入および同等比較のみです。
使用する構文は次のとおりです。
null(time)
ここで、time はデータ型です。時間データ型は、この関数でサポートされる唯一のデータ型です。is_null()
このブール関数は、入力式が NULL 値に評価される場合は true、それ以外の場合は false を返します。is_null() を使用して NULL 変数で実行できる有効な演算は、時間データ型の代入および同等比較のみです。
使用する構文は次のとおりです。
is_null(time_expr)
ここで、time_expr は時間型の式です。ヒント: 式が NULL に評価される可能性がある場合、NULL 値のほとんどの演算は無効なので、必ず is_null 関数を使用してテストしてください。