IBM FileNet P8, バージョン 5.2.1            

読み取り、書き込み、および読み取り/書き込み特権

ステップ内のデータ・ファイル、添付、ワークフロー・グループへのアクセスに関する参加者の特権において、読み取り、書き込み、読み取り/書き込みは、次のことを意味します。

UI 要素 ユーザー特権
データ・フィールド

読み取り: ステップ・プロセッサーにフィールド名と現在の値が表示され、参加者は値を表示できますが、変更することはできません。

書き込み: ステップ・プロセッサーにフィールド名が表示されますが、値は空白です。参加者は値を入力できます。

読み取り/書き込み: ステップ・プロセッサーにフィールド名と現在の値が表示され、参加者は値を変更できます。

添付 オブジェクト・ストアまたはライブラリーに対する参加者のセキュリティー特権によって、その参加者が添付で参照されるドキュメントを開いたり、チェックアウトやチェックインを行ったりできるかどうかが決まります。

読み取り: ステップ・プロセッサーに添付の名前と割り当てられたターゲットの名前 (例えばドキュメントまたは URL) が表示され、参加者はターゲットにアクセスできます。参加者は、別のターゲットを添付に割り当てることはできません。

書き込み: ステップ・プロセッサーに添付の名前が表示されますが、その添付にターゲットが割り当てられている場合でも、ターゲットの名前は表示されません。参加者は、必要に応じて別のターゲットを割り当てることができます。

読み取り/書き込み: ステップ・プロセッサーに添付の名前と割り当てられたターゲットの名前が表示され、参加者はターゲットにアクセスできます。参加者は、必要に応じて別のターゲットを添付に割り当てることができます。

ワークフロー・グループ

読み取り: ステップ・プロセッサーにワークフロー・グループ名と現在割り当てられているユーザーが表示され、参加者はそれを参照できますが、グループのメンバーを変更することはできません。

書き込み: ステップ・プロセッサーにワークフロー・グループ名が表示されますが、現在割り当てられているユーザーは表示されません。参加者は、ワークフロー・グループに他のユーザーを割り当てることができます。

読み取り/書き込み: ステップ・プロセッサーにワークフロー・グループ名と現在割り当てられているユーザーが表示され、参加者はワークフロー・グループにどのユーザーを割り当てるかを変更できます。



最終更新日: 2016 年 3 月
bpfdh037.htm

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