IBM FileNet P8, バージョン 5.2.1            

ワーク・アイテム処理の条件付き延期

ワーク・アイテムに、指定条件を満たす別のワーク・アイテムを待機させることができます。この機能は、メイン・プロセスの外部からの情報を必要とするワークフローで役立ちます。申請者の雇用状況の確認に依存する貸付承認プロセスがその一例です。一方のワーク・アイテムが貸付申請を表し、もう一方のワーク・アイテムが雇用状況確認を表します。

ステップに WaitForCondition システム関数を含める場合は、ワーク・アイテムの待機条件を指定します。待機条件にはワークフロー定義名と、識別番号 (例えば、申請者の社会保障番号) が含まれます。実行時に WaitForCondition の条件を満たすワーク・アイテムは 1 つだけですが、待機対象のワーク・アイテムが、いくつかの異なるワーク・アイテムの 1 つである場合は、複数の待機条件を入力できます。



最終更新日: 2016 年 3 月
bpfdh049.htm

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