IBM FileNet P8, バージョン 5.2.1            

ゼロによる除算 (エラー d52d03ed)

ワークフローが例外 d52d03ed を生成します。

症状

ワークフローが「ゼロによる除算」の例外を生成します。

原因

ユーザー定義式に、除数の値がゼロの割り算演算が存在します。

問題の解決

次のいずれかの操作を実行します。
考えられる原因 推奨されるアクション

除数の値がゼロに解決された。

例えば、変数 intC の値がゼロの場合、以下の式はこの例外の原因となります。
intA = intB / intC
以下のいずれかのツールを使用して、この問題を修正してください。
  • 管理コンソール:
    1. エラー状態のワーク・アイテムを探します。詳しくは、ワーク・アイテムの検索と、エラー状態のワーク・アイテムの検索例を参照してください。
    2. 適切な値が設定されるようにデータ・フィールドを変更します。詳しくは、ワーク・アイテムの編集を参照してください。
  • プロセス・トラッカー:
    1. ユーザー定義の Malfunction マップでワーク・アイテムを選択します。(デフォルトの Malfunction マップは、マップがユーザー定義の Malfunction マップによってオーバーライドされている場合に限りプロセス・トラッカーに表示されます。)
    2. 適切な値が設定されるようにデータ・フィールドを変更します。

除数がリテラルのゼロである。

例えば、次の式は例外の原因となります。
intA = intB / 0

この問題は、実行中のワークフローでは修正できません。



最終更新日: 2016 年 3 月
bpfcg019.htm

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