ストリング配列のフィールド・マージの例
次の表は、あるステップに複数のユーザーが存在する場合の、ストリング配列値をマージした結果を示しています。
- 「ワークフローのプロパティー」列は、各フィールド、その初期値、およびマージ・タイプを示します。
- 「Step_1」列は、3 人のユーザーが各フィールドに入力した内容を示します。
- 「Step_2」列は、値がマージされた後の各フィールドの内容を示します。
各マージ・タイプの説明は、「マージ・タイプ」を参照してください。
注: 参加者が 1 人だけの場合はマージは行われず、要素の初期値はその参加者が入力した値に置き換えられます。
ワークフローのプロパティー | Step_1 | Step_2 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
フィールドと初期値 | タイプ | User_A | User_B | User_C | 結果の値 | |
string_add = "X" | Add | "a" | "b" | "X" | "Xab" | 値は連結されます。User_C の入力値は破棄されます - 初期値と同じ。 単一参加者 (User_A) の場合、値は「a」です。 |
string_append_blank = "" | Append | "a" | "b" | "X" | <空白> "a" "b" "X" |
最初の要素は空白 (初期値) です。 注: 単一参加者 (User_A) の場合、Step_2 でのフィールド値は「a」です (最初の要素は空白ではありません)。 |
string_append_value = "X" | Append | "a" | "b" | "b" | "X" "a" "b" "b" | すべての入力値が示されます。 注: 単一参加者 (User_A) の場合、Step_2 でのフィールド値は「a」です。 |
string_append_nodup = "" | AppendNoDup | "a" | "b" | "b" | <空白> "a" "b" | User_C の入力値は破棄されます - User_B の入力値と同じ。 注: 単一参加者 (User_A) の場合、Step_2 でのフィールド値は「a」です (最初の要素は空白ではありません)。 |
string_default = "X" | Default | "a" | "b" | "c" | "X" | 初期値から変化しません。 注: 単一参加者 (User_A) の場合、Step_2 でのフィールド値は「a」です。 |
string_override = "X" "Y" "Z" | Override | "a" 変更なし "n" | "b" "p" "q" | "c" 変更なし 変更なし | "c" "Y" "Z" | 各入力値が配列内のすべての要素を上書きします。User_C が最後の入力です。 |
string_override_entry = "X" "Y" "Z" | OverrideEntry | "a" 変更なし "n" | "b" "p" "q" | "c" 変更なし 変更なし | "c" "p" "q" | 各入力値は変更された要素のみを上書きします。 |