ワーク・アイテム処理の制限時間
ワーク・アイテムの処理時間を制御するには、タイマーを設定して、指定した一連のステップが処理される期間を示します。処理が完了する前にタイマーが切れると、システム・ソフトウェアは、ワーク・アイテムの代替処理を提供する別のワークフロー・マップを呼び出します。
タイマーはプリエンプティブ処理方式ではありません。タイマーが切れたときにワーク・アイテムが処理されていると、タイマーは処理の完了を待ってからタイマー期限切れワークフロー・マップを呼び出します。タイマー期限切れワークフロー・マップが完了すると、期限切れマップが呼び出された状態または次の状態のいずれかから処理を再開します。
同時に複数のタイマーをアクティブにできます。同一ワークフロー・マップ内で同一名の複数のタイマーを指定すると、最後にアクティブにされたタイマーが、以前にアクティブにされた同一名のタイマーを上書きします。