IBM FileNet P8, バージョン 5.2.1            

接続ポイント

接続ポイントは、以前のリリースで使用されていたルーター・プロセスを置き換え、Process Java™ API を関連するアイソレート・リージョンに接続します。接続ポイントは、Content Engine API で定義され (PEConnectionPoint クラスと IsolatedRegion クラス)、Content Platform Engine サーバーの Global Configuration Data (GCD) に保持されます。複数の接続ポイントが同じアイソレート・リージョンを参照できます。定義されている接続ポイントのセットは、Content Platform Engine Domain.PEConnectionPoints プロパティーに反映されます。接続ポイントを作成および管理するには、Administration Console for Content Platform Engine を使用します。

ワークフロー・システム・セッションを確立またはログオンするには、接続ポイントを指定する必要があり、また Content Platform Engine ホストにアクセス可能でなければなりません。

Content Platform Engine URI の設定

セッションを作成またはログオンする前に、Content Platform Engine ホスト URI を設定する必要があります (VWSession コンストラクターまたはログオン・メソッドを呼び出して)。

注: Content Platform Engine URI は Process Engine Web サービス接続には不要です。 Process Engine Web Service は、Content Platform Engine Enterprise JavaBeans (EJB) の .EAR ファイルにデプロイされます。

Content Platform Engine URI は、次のいずれかの方法で指定できます。

  • VWSession.setBootstrapCEURI を呼び出して、文字列として URI を指定します。
  • システム・プロパティー filenet.pe.bootstrap.ceuri の値を指定します。 例えば、次の例に示すように、-D JVM パラメーターを指定してアプリケーションを開始できます。
       -Dfilenet.pe.bootstrap.ceuri=t3://hqruby:7001/FileNet/Engine
  • VWSession.setBootstrapConfiguration を呼び出して、InputStream として URI を指定します。
  • アプリケーションのクラスパスにある WCMApiConfig.properties という名前のファイルで、「RemoteServerUrl」プロパティーの値を指定します。このプロパティーの形式は次のとおりです。
     RemoteServerUrl=cemp:ContentPlatformEngineURI

    ここで、ContentPlatformEngineURIContent Platform Engine の URI です (例えば、t3://server:7001/FileNet/Engine)。



最終更新日: 2016 年 3 月
pe_connection_points.htm

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