IBM FileNet P8, バージョン 5.2.1            

Submap ステップ - シミュレーション・プロパティー

「シミュレーション」 タブでは、選択したステップが完了するまでの所要時間と、各ルートが使用される時間の割合を概算できます。

シミュレーション・プロパティーを指定するには

  1. 必要に応じて、ステップを選択します。プロパティー・ペインで、「シミュレーション」タブをクリックします。
  2. 「ルートの重み」で、各ルートの重み比率を指定します。
    • ルートが 1 つの場合、重みは 100% になります。この値は変更できません。
    • 複数のルートがある場合は、ルートの重みの合計を 100% 以下にしてください。各ルートの重みは 0% から 100% (これらの値を含む) の範囲内にする必要があります。

      場合によっては true のルートがなくなる (ワーク・アイテムが終了する) ようにワークフロー定義が設計されている場合は、ルートの重みの合計を 100% 未満にすることで、これをシミュレーションできます。例えば、ルートの重みの合計が 90% の場合、このワーク・アイテムが終了し、ワークフローが完了まで実行されない確率は 10% になります。

    • 複数のルートがあり、すべて true のルートを取れる (AND 分割) 場合は、各ルートの重みを 0% から 100% の範囲で指定できます。例えば、使用可能なルートが 3 つあるステップの場合、1 番目のルートが true になる確率を 90%、2 番目のルートが true になる確率を 65%、3 番目のルートが true になる確率を 45% に設定することができます。


最終更新日: 2016 年 3 月
bpfdh083.htm

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