IBM FileNet P8, バージョン 5.2.1            

Java ステップ・プロセッサー

実行中のワークフローのステップごとに、対象のステップを処理する各参加者のワークフローの受信トレイにワーク・アイテムが送信されます。参加者がワーク・アイテムを開くと、ステップ・プロセッサーと呼ばれるアプリケーションにより、必要なインストラクション、添付、現在のデータ・フィールド値、応答オプション、その他ステップの完了に必要なリソースが表示されます。参加者は、応答の選択や添付の確認と編集など、ステップで必要なタスクを実行します。すべてのタスクが完了すると、参加者はワーク・アイテムが完了したことを明示します。これにより、システムはワークフローの次のステップに進みます。

同様に、ワークフローの起動では起動プロセッサーと呼ばれるアプリケーションを開始します。起動プロセッサーにより、ワークフローの開始に必要なインストラクション、添付、その他のリソースが表示されます。起動ユーザーが起動ステップを完了すると、指定されたワークフローの最初のステップに作業が進みます。

重要: Java™ ベースのステップ・プロセッサーおよび起動プロセッサーは、ワークフロー・システム管理者がワークフロー・システム用に有効にした場合にのみ使用できます。デフォルトのステップ・プロセッサーと起動プロセッサーは HTML ベースです。Java プロセッサーの登録方法について詳しくは、カスタム・プロセッサーの構成を参照してください。


最終更新日: 2016 年 3 月
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