ワークフローのプロパティー - Web Services
ワークフローで Web Services を呼び出したり、提供する場合、その Web Services を指定します。その他の設定はすべてオプションで、アプリケーションでの必要に応じて設定します。
IBM® FileNet® ライセンス契約によって、Process Designer に表示される機能のレベルが決まります。そのため、ここで説明したオプションの一部がシステムで利用できない場合もあります。詳細については、システム管理者にお問い合わせください。
「Web Services」タブには、ワークフロー定義内のすべてのパートナー・リンク、XML スキーマ、および XML データ・フィールド (ベース・ワークフローから継承されたアイテムと現在のワークフロー内に定義されたアイテム) が表示されます。継承されたパートナー・リンク、XML スキーマ、または XML データ・フィールドは削除できません。XML データ・フィールドの値のみ変更できます。継承されたアイテムを非表示にするには、「設定 - 表示オプション」を参照してください。
使用例は、「FileNet ワークフロー内の Web Services の使用」を参照してください。
着信 Web Services 添付フォルダー - このワークフローで添付の着信を実行する Web Services オペレーションを使用する場合、その添付ファイルを保存するオブジェクト・ストアまたはライブラリー内のフォルダーを指定します。
実行時にメッセージを確認 - Receive システム関数の着信データまたは Reply システム関数からの応答メッセージとして、XML メッセージが受信された場合に、適切なスキーマを使用して受信したメッセージの検証を実行時に行うかどうかを指定できます。
既存の Web Services オペレーションを確定 - このオプションを選択して、このワークフロー定義内の Receive および Reply 関数での既存のオペレーションの入出力パラメーターの変更を阻止します。
「パートナー・リンク」タブでは、このワークフローで使用する Web Services パートナー・リンクを指定します。パートナー・リンクは、Invoke 関数の場合は名前と WSDL URL、Receive 関数の場合は名前とポート定義で構成されます。これらは、Invoke、Receive、または Reply システム関数を使用してステップを作成する前に指定する必要があります。
Receive 関数や Reply 関数の複雑なデータでは、XML スキーマが必要になる場合があります。
パラメーター・モードではなく XML モードを使用する Web Services オペレーションをワークフローが使用する場合、メッセージ用の XML フィールドを指定できます。そのほかに使用する XML データ・フィールドも指定できます。