ロールバックの対象として指定されたデータ・フィールドの現在の値を、以前に保存されたデータ値で置き換えるポイントを指定するには、このインストラクションを使用します。RollbackCheckpoint 構成オプションは、ロールバックするデータ・フィールドと、ロールバック後にワーク・アイテムの処理を再開するポイントを決定します。
ロールバックするデータ・フィールドを決定するためのいくつかのガイドラインを以下に示します。
- エラーが発生したかどうか (または発生したエラーの性質) の判断に役立つ値のロールバックは避けます。
- 以降の処理に影響するフィールド値をロールバックします。
RollbackCheckpoint システム関数を指定するには、以下の手順を実行します。
- CheckPoint Palette から、RollbackCheckpoint ステップをワークフロー・マップ上にドラッグし、BeginCheckpoint で値が保存されたステップの後に配置します。
- 「式の処理を再開」で、ロールバックの発生後に処理を再開する場所を決定するブール式を入力します。 ステップ再開は、以下の方法で実行されます。
True 式
|
BeginCheckpoint の実行の直後のステップ。このステップが同じ RollbackCheckpoint であっても、そのステップが再実行されます。このオプションは、デフォルト・オプションです。
|
False 式
|
RollbackCheckpoint の実行の直後のステップ。
|
- ワークフローがチェックポイントに戻る前に、追加処理を行うには、その処理を含むマップを選択します。
- ユーザー定義の各データ・フィールドについて、ロールバック状況を指定します。デフォルトでは、ユーザー定義のデータ・フィールドはすべて、「ロールバック・フィールド」列にリストされます。必要に応じて矢印キーを使用して、2 つのペイン間でフィールドを移動します。 以下の表に示すように、ロールバック状況は、この RollbackCheckpoint システム関数が実行された時点で、各データ・フィールドの現在の値がどうなるかを決定します。
データ・フィールドが「ロールバック・フィールド」列内にある
|
現在の値が、BeginCheckpoint が実行された時点で保存されたデータ・フィールドの値で置き換えられます。
|
データ・フィールドが「非ロールバック・フィールド」列内にある
|
現在の値が保持されます。
|