接続ポイント
接続ポイントは、以前のリリースで使用されていたルーター・プロセスを置き換え、Process Java™ API を関連するアイソレート・リージョンに接続します。接続ポイントは、Content Engine API で定義され (PEConnectionPoint クラスと IsolatedRegion クラス)、Content Platform Engine サーバーの Global Configuration Data (GCD) に保持されます。複数の接続ポイントが同じアイソレート・リージョンを参照できます。定義されている接続ポイントのセットは、Content Platform Engine Domain.PEConnectionPoints プロパティーに反映されます。接続ポイントを作成および管理するには、Administration Console for Content Platform Engine を使用します。
ワークフロー・システム・セッションを確立またはログオンするには、接続ポイントを指定する必要があり、また Content Platform Engine ホストにアクセス可能でなければなりません。
Content Platform Engine URI の設定
セッションを作成またはログオンする前に、Content Platform Engine ホスト URI を設定する必要があります (VWSession コンストラクターまたはログオン・メソッドを呼び出して)。
Content Platform Engine URI は、次のいずれかの方法で指定できます。
- VWSession.setBootstrapCEURI を呼び出して、文字列として URI を指定します。
- システム・プロパティー filenet.pe.bootstrap.ceuri の値を指定します。
例えば、次の例に示すように、-D JVM パラメーターを指定してアプリケーションを開始できます。
-Dfilenet.pe.bootstrap.ceuri=t3://hqruby:7001/FileNet/Engine
- VWSession.setBootstrapConfiguration を呼び出して、InputStream として URI を指定します。
- アプリケーションのクラスパスにある WCMApiConfig.properties という名前のファイルで、「RemoteServerUrl」プロパティーの値を指定します。このプロパティーの形式は次のとおりです。
RemoteServerUrl=cemp:ContentPlatformEngineURI
ここで、ContentPlatformEngineURI は Content Platform Engine の URI です (例えば、t3://server:7001/FileNet/Engine)。