FileNet P8 Workplace XT, バージョン 1.1.5       アプリケーション・サーバー:   WebSphere Application Server     

WebSphere Application Server 7.0 での Workplace XT のデプロイ

Workplace XT は、WebSphere® 管理コンソールで アプリケーションとしてデプロイします。アプリケーションをデプロイするときに、アプリケーション の URL のコンテキスト・ルートを指定できます。

Workplace XT をデプロイするには、次の手順を実行します。
  1. WebSphere 管理コンソールにログオンします。
  2. 「アプリケーション」 > 「WebSphere エンタープライズ・アプリケーション」 > 「新規エンタープライズ・アプリケーション (New Enterprise Applications)」 > 「インストール」の順にナビゲートします。
  3. デプロイするファイルを選択します。
    • (管理コンソールをローカル環境で実行している場合)「ローカル・ファイル・システム」を選択し、 インストール・プログラムによって作成された web_client.war ファイル または web_client.ear ファイルの場所を入力するか 参照して指定します。例えば、install_path/deploy/web_client.war、または install_path/deploy/web_client.ear などです。 マシン名は入力しないでください。
    • (管理コンソールがリモート側にある場合)「リモート・ファイル・システム」を 選択し、web_client.war ファイル または web_client.ear ファイルの 完全修飾パス名を入力します。例えば、install_path/deploy/web_client.war、または install_path/deploy/web_client.ear などです。 マシン名は入力しないでください。
  4. ファスト・パス」をクリックして 「次へ」をクリックします。以下の設定を使用して、新規アプリケーションをインストールするための各ダイアログに入力します。
    • インストール・オプションの選択」ページで、 「アプリケーション名」として 「Workplace XT」と入力するか、 アプリケーションに付けた任意の名前を入力します。
    • モジュールをサーバーにマップ」ページで、 「クラスターおよびサーバー」に 使用するサーバーを指定します。アプリケーション名が 選択されており、(該当する場合は) 正しいサーバーおよびノードに 関連付けられていることを確認してください。
    • Web モジュール用の仮想ホストをマップ」ページで、 「仮想ホスト」として default_host を選択します。
    • (WAR ファイル・デプロイメントのみ)「Web モジュールの コンテキスト・ルートをマップ」ページで、「コンテキスト・ルート」として 「WorkplaceXT」を指定するか、 アプリケーションに付けた任意の名前を指定します。
      ヒント: コンテキスト・ルートとは、Web インターフェースを使用してログインするアプリケーションの名前を指します。WorkplaceXT と入力すると、 アプリケーション URL が http://server_name:port#/WorkplaceXT になります。
  5. 構成を保存します。
  6. 「アプリケーション」 > 「エンタープライズ・アプリケーション」 > 「Workplace XT」 > 「クラス・ロードおよび更新の検出」の順にナビゲートします。
  7. 更新されたファイルのポーリング間隔を、 ご環境の環境に適した数値 (3 秒など) に設定します。
  8. クラス・ローダー順序」を 「最初にローカル・クラス・ローダーをロードしたクラス (親は最後)」に 変更します。
  9. 適用」をクリックします。
  10. 「Workplace XT」 > 「モジュールの管理」をクリックします。
  11. モジュール」列で、「Workplace XT」をクリックします。
  12. クラス・ローダー順序」を 「最初にローカル・クラス・ローダーをロードしたクラス (親は最後)」に 変更します。
    重要: これは、特定の Web アプリケーションに対してのみ実行してください。アプリケーション・サーバー全体について 同様の設定を変更するのではありません。
  13. 「エンタープライズ・アプリケーション」 > 「Workplace XT」 > 「ユーザー/グループ・マッピングへのセキュリティー・ロール」の順にナビゲートします。
  14. 認証済みすべて」ロールを選択し、 「特別な対象のマップ」をクリックします。
  15. 認証済みすべて」ロールを 「アプリケーション内の認証済みすべて (All Authenticated in Applications)」レルムとマップします。
  16. 全員」ロールを選択し、 「特別な対象のマップ」をクリックします。
  17. 全員」ロールを 「全員」にマップします。
  18. すべての変更をマスター構成に保存します。
  19. WebSphere Application Server を停止し、再始動します。
  20. (Windows のみ) Windows サービス・コンソールから、Process Workplace XT Services Manager サービスを再開します。
  21. Process Task Manager および Component Manager を再開します。
  22. Process Task Manager アプリケーションを終了します。
  23. 管理コンソールから Workplace XT を開始します。
  24. アプリケーション・サーバー管理ツールを 使用して、Workplace XT アプリケーションが 稼働していることを確認します。
    1. Web ブラウザーを開き、Workplace XT アプリケーションの URL を 入力します。
      • ロード・バランサーまたはプロキシー・サーバーを 使用している場合の URL の形式は以下のとおりです。
        Workplace XT
        http://virtual_name:port_number/WorkplaceXT
      • 個々のクラスター・ノードに接続している場合の URL の形式は以下のとおりです。
        Workplace XT
        http://clustered_server_name:port_number/WorkplaceXT/
      仮想名を使用して サインインし、ベース Workplace XT URL を 適切に設定します。正しく設定されていない場合は、 「サイト設定」で変更する必要があります。
    2. サインイン・ページが表示されることを確認し、 ユーザーとしてログインします。
    3. いずれかのノードに障害を発生させます。
    4. サインイン・ページを再ロードして 同じユーザーとしてログインできることを確認します。
  25. デプロイメントの問題を解決する場合は、以下のログを確認します。

    WAS_install_path/AppServer/profiles/profile_name/logs/server_name/SystemOut.log

Workplace XT を使用するには、クライアント・オペレーティング・システムに Java™ ランタイム環境 (JRE) がダウンロードおよびインストールされている必要があります。JRE がインストールされていない場合、最初にログインしたときに、JRE のインストールを指示するプロンプトが出されます。



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最終更新日: 2013 年 3 月
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