1 台のアプリケーション・サーバー上に Workplace XT のインスタンスが複数ある環境で Workplace XT をアップグレードする場合は、Workplace XT ソフトウェアのアップグレード の手順に以下の変更を加えて実行します。
- 「J2EE アプリケーション・サーバーから Workplace XT Web アプリケーションをバックアップし、アンデプロイして削除する」ステップで、以下のようにします。
- Workplace XT のすべてのデプロイ済みインスタンスのバックアップ・コピーを作成します。
- Workplace XT のデプロイ済みインスタンスをすべてアンインストールします。
- Workplace XT のすべてのインスタンスの一時ディレクトリーを削除します。
- 既存の構成ファイルのコピーのステップで、Workplace XT のデプロイ済みインスタンスごとに web.xml ファイルをコピーし、そのコピーに記述名 (例: web.xml.2) を付けます。
- アップグレード・プロセスを開始するステップの後、以下のことを実行します。
- install_path/FileNet/Config/WebClient2 およびその他すべてのインスタンスで既存の構成ファイルをバックアップします。
- インスタンスごとに、install_path/FileNet/Config/WebClient にある更新済みの構成ファイルを install_path/FileNet/Config/WebClient2 および追加の WebClient インスタンスにコピーし、以前の構成ファイルから新しい更新済みファイルにカスタム変更を追加します。
- ご使用のアプリケーション・サーバーのタイプに適した「IBM® FileNet® Workplace XTのデプロイ」トピックに従って Workplace XT を再デプロイする際には、前述で変更した web.xml ファイルを使用して、Workplace XT の追加インスタンス用に WAR/EAR ファイルを再パッケージする必要があります。詳細については、複数の Workplace XT インスタンスのデプロイを参照してください。