ワークフロー・サブスクリプションの定義の 3 番目のステップでは、サブスクリプション定義の プロパティーを設定します。
サブスクリプション・オブジェクトのタイプ (ドキュメントまたはフォルダー) をリストします。
拡張プロパティー (アイソレート・リージョン、イベント・アクション、トリガー・コメント、および優先度) を表示または非表示する場合にクリックします。
このワークフロー・サブスクリプションの名前を入力します。
サブスクリプションの説明を入力します。クラス、選択されたワークフロー、ワークフローを 起動するトリガーなどに関する情報を含めることができます。 この説明は、ユーザーが利用可能なサブスクリプションのリストを表示する際に表示されます。
このオプションを選択すると、選択したターゲット・クラスのすべてのサブクラスに このサブスクリプションが適用されます。
デフォルトでは、サブスクリプションは自動的に起動するように設定されます。このオプションをクリアすると、サブスクリプションは 一時的に無効になり、定義は後で使用できるように保存されます。この設定は、手動で起動するように設定されたサブスクリプションには影響しません。
「はい」を選択すると、ワークフローの手動起動が可能になります。
ワークフローを起動するイベントを選択する場合に「サブスクリプション付きイベント」をクリックします。イベントを 1 つ以上選択したことがある場合は、選択済みのイベントが右側にリストされます。
表示されるイベントは、サブスクリプションに対して選択したオブジェクトのタイプによって異なります。カスタム・イベントは、 サイトでそのイベントが有効になっている場合にリストに表示されます。このイベントにはカスタム・アプリケーションが必要です。 カスタム・イベントには、その名前の後ろにアスタリスク * が付きます。
イベント | 適用対象 | 説明 |
---|---|---|
チェックアウトの取り消しイベント | ドキュメント | ユーザーがドキュメントのチェックアウトをキャンセルした時にワークフローを起動します。 |
クラス変更イベント | ドキュメント、カスタム・オブジェクト、フォルダー | ユーザーがオブジェクトのクラスを変更した時にワークフローを起動します。例えば、ドキュメントをチェックインするときにクラスを変更できます。 |
状態変更イベント | ドキュメント | ドキュメントの状態が変化した時 (バージョンの昇格や降格時など) にワークフローを起動します。 |
チェックイン・イベント | ドキュメント | ユーザーがドキュメントをチェックインした時にワークフローを起動します。下記の『例』を参照してください。 |
チェックアウト・イベント | ドキュメント | ユーザーがドキュメントをチェックアウトした時にワークフローを起動します。下記の『例』を参照してください。 |
分類の完了イベント | ドキュメント | エントリー・テンプレートを使用して、自動分類オプションを設定してドキュメントが追加された時にワークフローを起動します。 |
作成イベント | ドキュメント、カスタム・オブジェクト、フォルダー | ユーザーがオブジェクト・ストアにアイテムを追加した時にワークフローを起動します。下記の『例』を参照してください。 |
削除イベント | ドキュメント、カスタム・オブジェクト、フォルダー | ユーザーがアイテムを削除した時にワークフローを起動します。ドキュメントを削除すると、そのドキュメントのバージョン・シリーズのアイテムごとにワークフローが起動されます。例えば、ユーザーが 10 個のバージョンを 持つドキュメントを削除した場合、10 個のワークフローが起動されます。 |
バージョンの降格 | ドキュメント | ドキュメント・バージョンが降格された時にワークフローを起動します。 |
フリーズ・イベント | ドキュメント | 管理者またはアプリケーションが特定のドキュメント・バージョンのカスタム・プロパティーをフリーズした時にワークフローを起動します。 |
ロック・イベント | ドキュメント、カスタム・オブジェクト、フォルダー | カスタム・アプリケーションによってアイテムがロックされた時にワークフローを起動します。 |
発行の完了イベント | ドキュメント | ドキュメントの発行要求が完了した時にワークフローを起動します。 |
バージョンの昇格 | ドキュメント | ドキュメント・バージョンがリリース済みバージョンに昇格された時にワークフローを起動します。ドキュメントは、初回追加時、チェックイン時、または「情報」ページから、リリース済みバージョンに昇格できます。下記の『例』を参照してください。 |
アンロック・イベント | ドキュメント、カスタム・オブジェクト、フォルダー | カスタム・アプリケーションによって使用するアイテムがアンロックされた時にワークフローを起動します。 |
更新イベント | ドキュメント、カスタム・オブジェクト、フォルダー | あるアイテムのプロパティー値またはコンテンツを更新するアクション時に 1 つ以上のワークフローを起動します。動作はオブジェクトとアクションによって異なります。 注: 更新イベントは、Workplace または Workplace XT によって新しいアイテムが作成されるたびにトリガーされます。したがって、ユーザーが新しいドキュメントを追加すると、更新トリガーを使用するように設定されたワークフローが起動されます。
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セキュリティー更新イベント | ドキュメント、カスタム・オブジェクト、フォルダー | ユーザーがオブジェクトのセキュリティーを変更した時にワークフローを起動します。ドキュメントのセキュリティーは、追加時、チェックイン時、バージョンの昇格時、または「情報」ページから変更できます。 |
ユーザーがドキュメントを追加した時に、作成イベントがトリガーされます。作成イベントを使用するサブスクリプションを作成すると、 ドキュメントが追加されるたびにワークフローが起動されます。
ユーザーがドキュメントをチェックアウトした時に、チェックアウト済みアイテムに対して予約オブジェクトが作成され、 作成イベントが再度トリガーされます。作成イベントを使用するサブスクリプションを作成すると、 ドキュメントがチェックアウトされるたびにワークフローが起動されます。
ユーザーがドキュメントをオブジェクト・ストアに追加した時に、チェックイン・イベントもトリガーされます。チェックイン・イベントを使用する サブスクリプションを作成すると、新しいドキュメントがオブジェクト・ストアに追加されるたびに、さらに、 ドキュメントが Workplace を使用してチェックインされるたびにワークフローが起動されます。
ユーザーがバージョン昇格アクションを使用してドキュメントを昇格した (つまり、ドキュメントがチェックアウトされなかった) 場合、 新しいメジャー・バージョン用の新しいオブジェクトが作成されます。作成イベントを使用するサブスクリプションを作成すると、 ドキュメントがこの方法で昇格されるたびにワークフローが起動されます。
サイトに FileNet® P8 eForms アドオンがインストールされ、有効になっている場合、エントリー・テンプレートを使用してフォーム・データを追加すると、上述の例に示されたドキュメントとまったく同様に処理されます。
「拡張プロパティーの表示」を選択した場合のみ表示されます。ワークフローが使用するアイソレート・リージョン番号を入力します。デフォルトは、1 です。
「拡張プロパティーの表示」を選択した場合のみ表示されます。イベント・アクションは常にワークフロー・イベント・アクションです。
「拡張プロパティーの表示」を選択した場合のみ表示されます。イベントによるワークフローの起動時に表示するコメントを入力します。
「拡張プロパティーの表示」を選択した場合のみ表示されます。ワークフローの内部システム処理を行う優先順位を選択します。
サブスクリプションのプロパティーを設定するには: