IBM FileNet P8, バージョン 5.2            

プロパティー条件の設定

この一連の設定は、Workplace XT のセカンダリー・ページでのみ使用されます。

各プロパティーでは、AND 演算子と OR 演算子を使用して検索式を作成できます。AND 演算子を使用すると、すべての値が一致したアイテムのみが返されます。OR 演算子を使用すると、1 つ以上のプロパティー値が一致したアイテムが返されます。

1 つのプロパティーから複数の値を検索する場合、プロパティーは値の数だけ複数回、並べる必要があります。例えば、Breeds という名前のプロパティーに値が複数あるとします。Collie または Poodle を検索する場合は、次のように検索条件を選択します。

Breeds = Collie    OR Breeds = Poodle

この検索では、リストされている順序で 1 行ずつプロパティー値を評価します。値のないプロパティーはスキップされます。3 つ以上のプロパティーを指定した場合、AND 演算するプロパティーは、すべてグループとして最初に評価されます。AND 演算する 2 つのプロパティー・グループ間で OR を使用する場合は、最初に AND 演算したプロパティー・グループの結果が、2 番目に AND 演算するプロパティー・グループに追加されます。例えば、プロパティー A とプロパティー B、またはプロパティー C とプロパティー D で構成される検索の場合、最初にプロパティー A とプロパティー B の結果を取得し、次にプロパティー C とプロパティー D の評価結果を追加して評価を行います。

次の例では、それぞれ結果が異なります。

表 1. この表は、プロパティー条件の設定の評価例を示します。
Property 1 = Report    OR Property 2 =           OR Property 3 =           AND Property 4 not = cat
評価結果: Property 1 = Report OR Property 4 not= cat
Property 1 = Report    AND Property 2 =           AND Property 3 =           AND Property 4 not = cat
評価結果: Property 1 = Report AND Property 4 not= cat

プロパティー値の評価が終了すると、検索オプションとコンテンツ値がチェックされます。プロパティーとコンテンツを AND で検索するか OR で検索するかを指定します。

プロパティー値のワイルドカードと検索演算子

次から開始」、「次で終了」、および「次を含む」演算子を使用する場合、文字列型のプロパティー値にワイルドカード文字を使用できます。



フィードバック

最終更新: 2013 年 3 月
wpxt_prefs_SelectItemPage006.htm

© Copyright IBM Corp. 2013.
このインフォメーション・センターでは Eclipse テクノロジーが採用されています。詳しくは、http://www.eclipse.org を参照してください。