IBM FileNet P8, バージョン 5.2            

権限のインタラクション

アノテーションとドキュメント権限のインタラクション

Image Viewer のアノテーション機能により、既存のドキュメントにアノテーションを追加できます。ドキュメントで定義済みのセキュリティー以外に、各アノテーション・アイテムに対してセキュリティーを定義できます。管理者は、アノテーションのデフォルト・セキュリティーをドキュメント・オブジェクトのデフォルトのセキュリティー設定から導出するかどうか、またはアプリケーションのデフォルト・セキュリティーをアノテーション・クラスのデフォルトのセキュリティー設定から導出するかどうかを指定します。また、クラスおよびクラスのデフォルトのセキュリティー設定も定義します。

次の表に示すように、アノテーションの追加、編集、または削除の機能はドキュメントのセキュリティーおよびアノテーションのセキュリティーにより決定されます。

表 1. この表は、ドキュメントおよび関連アノテーションに対して実行できる機能をリストします。
アノテーションのオペレーション 必須のドキュメントの権限 必須のアノテーションの権限 生成されるアノテーションの権限
アノテーションの表示 コンテンツの表示 コンテンツの表示 同じ
アノテーションの追加 コンテンツの変更 適用外 オーナー制御、ドキュメントから継承されたセキュリティー
アノテーションの編集 コンテンツの変更 コンテンツの変更 同じ
アノテーションの削除 コンテンツの変更 オーナー制御 適用外
アノテーションのセキュリティー設定の変更 コンテンツの変更 オーナー制御 セキュリティー設定の設定
注: アノテーション・セキュリティーにより、ユーザーが削除権限を持つドキュメントを削除できなくなる場合があります。この場合、ユーザーは、すべてのアノテーションの削除権限、および削除が許可されているドキュメントの削除権限を持っている必要があります。


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最終更新: 2013 年 3 月
WcmSecurityAccessSelect004.htm

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