IBM FileNet P8, バージョン 5.2            

ドキュメントのバージョン管理

バージョン管理は、コンテンツ管理において非常に重要な作業です。業務で取り扱うドキュメントは、完成するまでの間に何度も変更されることが多々あります。そのため、バージョン管理情報が提供されることは、ドキュメント・コンテンツの管理の助けとなります。ドキュメントの複数のバージョンを参照すると、そのドキュメントが作成されてから、どのように変更されたかを確認できます。ドキュメントの各バージョンは、そのドキュメントをチェックインまたはチェックアウトする際に作成されます。バージョンとは、「ドキュメント」クラスまたはドキュメント・サブクラスのいずれかに属するドキュメントのことです。それは、ドキュメントが変化する過程で、特定の時点におけるドキュメントの状態を表し、個別に保存され、オブジェクト・ストア内に保持されます。1 つのドキュメントのバージョンをすべてまとめると、そのドキュメントのバージョン・シリーズになります。

次のような一部の変更は、バージョンに組み込まれません。

ドキュメントの横にあるアイコンは、ドキュメントがチェックインまたはチェックアウトされているかどうかや、チェックアウト済みのドキュメント・バージョンのステータスを示します。また、ドキュメントのメジャー・バージョン番号も表示されます (サイト管理者によって削除された場合を除く)。ドキュメントをチェックアウトするときは、常に現在のバージョンをチェックアウトします。ドキュメントの現在のバージョンは、バージョン・シリーズ内の最新バージョンです。ドキュメントの「情報」ページや「プロパティー」ページから、ドキュメントの他のバージョンを開いて表示することができます。ドキュメント・バージョンを、昇格、降格、または削除できます。



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最終更新: 2013 年 3 月
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