FileNet P8 Workplace XT, バージョン 1.1.5       アプリケーション・サーバー:   WebSphere Application Server     

統合リポジトリー用の Lightweight Directory Access Protocol (LDAP) の構成

複数ドメイン環境がある場合は、Workplace XTContent Engine の間の LDAP 通信が有効になるように、WebSphere® Application Server 上で統合リポジトリー用の LDAP 設定を構成します。

重要: 統合リポジトリーを使用する場合は、WebSphere 管理コンソール・ユーザーに対して、LDAP リポジトリーのユーザーと同じユーザー名または ID を指定することはできません。
統合リポジトリー用に LDAP を構成するには、以下のようにします。
  1. WebSphere 管理コンソールを開きます。
  2. セキュリティー設定ページにナビゲートします。
    オプション 説明
    WebSphere Application Server 6.1 「セキュリティー」 > 「セキュア管理、アプリケーション、およびインフラストラクチャー」にナビゲートします。
    WebSphere Application Server 7.0 「セキュリティー」 > 「グローバル・セキュリティー」にナビゲートします。
  3. 以下のセキュリティー設定を無効にします。
    • 管理セキュリティーを使用可能にする」フラグをオフにします (クリアします)。
    • アプリケーション・セキュリティーを使用可能にする」フラグをオフにします (クリアします)。
    • Java 2 セキュリティーを使用してローカル・リソースへのアプリケーション・アクセスを制限する (Use Java 2 security to restrict application access to local resources)」フラグをオフにします (クリアします)。
  4. パネルの下部の「使用可能なレルム定義」というドロップダウン・リストで、「統合リポジトリー」を選択し、「構成」をクリックします。
  5. Content Engine アプリケーション・サーバーの対応する「一般プロパティー」と正確に一致するように LDAP プロバイダーを構成します。
    ヒント: 同じパネルに対して Content EngineWebSphere 管理コンソールを開いて、すべての設定を表示し、コピーします。
    • レルム名
    • 1 次管理ユーザー名
    • 自動的に生成されたサーバー ID
    • 許可検査で大/小文字を区別しない
    • レルム内のリポジトリー
  6. これらの設定を保存します。
  7. 使用可能なレルム定義」の横で、「統合リポジトリー」がまだ選択されていることを確認し、「現行値として設定 (Set as current)」をクリックします。
  8. 以下のセキュリティー設定を再度有効にします。
    • 管理セキュリティーを使用可能にする」フラグをオンにします (選択します)。
    • アプリケーション・セキュリティーを使用可能にする」フラグをオンにします (選択します)。
    • Java 2 セキュリティーを使用してローカル・リソースへのアプリケーション・アクセスを制限する (Use Java 2 security to restrict application access to local resources)」フラグをオフにします (クリアします)。

    IBM® FileNet® P8 Platform は、LDAP ベースのセキュリティーを使用し、Java™ 2 セキュリティーはサポートしません。Java 2 セキュリティーを有効にすると、予期しない動作が発生します。

  9. 変更をマスター構成に保存します。
  10. 統合リポジトリー」ページで接続をテストします。 テストが失敗した場合は、作業を進める前にエラーを訂正します。テストに合格した場合は、「OK」をクリックして前のページに戻ります。


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最終更新日: 2013 年 3 月
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