ドキュメントを宣言する際は、ドキュメントが複合ドキュメントの一部である場合に問題が発生することがあります。子ドキュメントを親ドキュメントに追加する場合、関連するドキュメントの通常の廃棄スケジュールに干渉する設定を指定することができます。ただし、ドキュメント (親または子) の削除を防止する設定により、ドキュメントの削除予定時に、ドキュメントの通常の削除スケジュールが干渉される場合があります。同様に、親ドキュメントの削除時に子ドキュメントを削除するよう指定すると、子ドキュメントの通常の廃棄プロセスが干渉される場合があります。さまざまな設定によって生じる結果については、『IBM® InfoSphere® Enterprise Records の構成 (Configuring IBM InfoSphere Enterprise Records)』を参照してください。
複合ドキュメントの親には特別なアイコンが表示されるので、容易に親を特定でき、その子やリンクを参照してから、子ドキュメントをレコードとして宣言できます。プロパティーの適切な変更権限がある場合は、レコードとして宣言した後でも、さらに子ドキュメントを親ドキュメントに追加できます。また、子ドキュメントに関連付けられた設定を変更することもできます。これを行うには、次に示す手順で「リンク情報」の代わりに「子の変更」を選択します。
ドキュメントをレコードとして宣言するには: