複数ドメイン環境がある場合は、Workplace XT と Content Engine の間の LDAP 通信が有効になるように、WebSphere® Application
Server 上で統合リポジトリー用の LDAP 設定を構成します。
重要: 統合リポジトリーを使用する場合は、WebSphere 管理コンソール・ユーザーに対して、LDAP リポジトリーのユーザーと同じユーザー名または ID を指定することはできません。
統合リポジトリー用に LDAP を構成するには、以下のようにします。
- WebSphere 管理コンソールを開きます。
- セキュリティー設定ページにナビゲートします。
オプション |
説明 |
WebSphere Application
Server 6.1 |
にナビゲートします。 |
WebSphere Application
Server 7.0 |
にナビゲートします。 |
- 以下のセキュリティー設定を無効にします。
- 「管理セキュリティーを使用可能にする」フラグをオフにします (クリアします)。
- 「アプリケーション・セキュリティーを使用可能にする」フラグをオフにします (クリアします)。
- 「Java 2 セキュリティーを使用してローカル・リソースへのアプリケーション・アクセスを制限する (Use Java 2 security to restrict application access to local resources)」フラグをオフにします (クリアします)。
- パネルの下部の「使用可能なレルム定義」というドロップダウン・リストで、「統合リポジトリー」を選択し、「構成」をクリックします。
- Content Engine アプリケーション・サーバーの対応する「一般プロパティー」と正確に一致するように LDAP プロバイダーを構成します。
ヒント: 同じパネルに対して Content Engine の WebSphere 管理コンソールを開いて、すべての設定を表示し、コピーします。
- レルム名
- 1 次管理ユーザー名
- 自動的に生成されたサーバー ID
- 許可検査で大/小文字を区別しない
- レルム内のリポジトリー
- これらの設定を保存します。
- 「使用可能なレルム定義」の横で、「統合リポジトリー」がまだ選択されていることを確認し、「現行値として設定 (Set as current)」をクリックします。
- 以下のセキュリティー設定を再度有効にします。
- 「管理セキュリティーを使用可能にする」フラグをオンにします (選択します)。
- 「アプリケーション・セキュリティーを使用可能にする」フラグをオンにします (選択します)。
- 「Java 2 セキュリティーを使用してローカル・リソースへのアプリケーション・アクセスを制限する (Use Java 2 security to restrict application access to local resources)」フラグをオフにします (クリアします)。
IBM® FileNet® P8 Platform は、LDAP ベースのセキュリティーを使用し、Java™ 2 セキュリティーはサポートしません。Java 2 セキュリティーを有効にすると、予期しない動作が発生します。
- 変更をマスター構成に保存します。
- 「統合リポジトリー」ページで接続をテストします。
テストが失敗した場合は、作業を進める前にエラーを訂正します。テストに合格した場合は、「OK」をクリックして前のページに戻ります。