「キープ・アライブ間隔」サイト設定では、Java™ アプレットまたはアプリケーション・サーバーへのフォーム・ワークフローから送信される HTTP キープ・アライブ信号の間隔を決定します。プロセス・トラッカー、デザイナー・アプリケーション、フォーム・ワークフロー (FileNet® P8 eForms がインストールされて有効になっている場合のみ利用可能) は Java アプレットです。アプレットで作業している間は、定期的な間隔で信号がサーバーに送信されセッション接続を維持するので、アプリケーションに再びログインする必要はありません。
間隔を変更するには、「キープ・アライブ間隔」フィールドに分数 (1 から 60) を入力します。デフォルトは 5 分間です。
この間隔は、アプリケーション・サーバーのセッション・タイムアウト間隔より小さく設定して、アプレットがアライブ状態で接続を維持するようにする必要があります。例えば、間隔を 10 分間に設定した場合、10 分ごとにアプレットはキープ・アライブ信号を送信し、Java Server Pages (JSP) セッションをアライブ状態に保ちます。アプレットは、ユーザーがアプレットを終了するまでアライブ状態で接続を維持します。
アプリケーションのセッション・タイムアウト値は、「サーブレット」記述子 (web.xml) ファイルの session-config 要素で構成します。
<session-config>
<session-timeout>minutes</session-timeout>
<session-config>
アプリケーション・サーバーは、Web アプリケーションの開始時にこの値を読み取ります。デフォルト値はアプリケーション・サーバーによって異なりますが、通常は 30 から 60 分の間です。アプリケーション・サーバーによっては、デフォルト値として特別な値を使用する可能性があり、別の構成ファイルに構成された別のタイムアウト値を使用するようアプリケーションに命じる場合があります。
処理量の多いサイトでは、セッションのタイムアウト時間を調整してアプリケーションを最適化することができます。ブラウザー・クライアントがセッションを終了できるようにしつつ、ユーザーがセッションを破棄した場合にサーバーの接続を維持しないように設定できます。他にも以下の理由によって、<session-timeout> のデフォルト値を変更する場合があります。
JSP セッション・タイムアウト間隔の詳細については、アプリケーション・サーバーのドキュメントを参照してください。