IBM FileNet P8, バージョン 5.2            

Workplace XT セキュリティーについて

Workplace XT のセキュリティーには、ユーザー認証情報の保護と Secure Sockets Layer (SSL) の構成オプションが含まれます。

ユーザー認証情報のセキュリティー

Workplace XT は、他のアプリケーション (Application Integration) との間で暗号化されたユーザー認証情報を送受信することができます。 暗号化された認証情報は、アプリケーション間でユーザー・トークンの形式で渡されます。

ユーザー・トークンの使用は、暗号鍵ファイルの有無によって決まります。Workplace XT のインストール時に、管理者はこの暗号鍵ファイルに作成される鍵の数と、鍵の強度を制限付き (128 ビット) にするか最大 (448 ビット) にするかを指定できます。

Workplace XT のインストール時に、ユーザー・トークンの受け入れと生成を行うように構成することができます。

SSL セキュリティー

環境内で SSL を構成するには、以下の 2 つの方法があります。
  • 単一の Workplace XT サーバーで、すべてのソフトウェアを SSL で稼働させる。
  • 2 つの Workplace XT サーバーで、一方を SSL 対応にし、もう一方はユーザーを SSL 対応の Workplace XT サーバーにリダイレクトして、ログオンやサイト設定を行う。

Workplace XT のセットアップ時に SSL セキュリティーを構成します。この手順については、 Workplace XT の SSL セキュリティーの設定 (Setting up SSL security for Workplace XT) を参照してください。

注: セキュリティーに関する詳しいバックグラウンドについては、IBM® FileNet® P8 のセキュリティー (IBM FileNet P8 security) を参照してください。


フィードバック

最終更新: 2013 年 3 月
wpxt_about_security.htm

© Copyright IBM Corp. 2013.
このインフォメーション・センターでは Eclipse テクノロジーが採用されています。詳しくは、http://www.eclipse.org を参照してください。