プロパティー検索条件では、選択したプロパティーに適しているかどうかに応じて、以下の演算子のうちの任意のものが使用されます。
- In は、複数値プロパティー (リストとして設定されている) を含むドキュメントを、入力した値がそのリスト内にある場合に取得します。
- Is Defined は、別のオブジェクトを指すオブジェクト値プロパティーの値を含むドキュメントを取得します。この演算子で値を入力することはできません。オブジェクト値プロパティーの場合、これは、オブジェクトが NULL ではないことを意味します。
- Is Not Defined は、定義されていないオブジェクト値プロパティーの値を含むドキュメントを取得します。この演算子で値を入力することはできません。オブジェクト値プロパティーの場合、これは、オブジェクトが NULL であることを意味します。
- Is Equal to は、「値」列で入力した内容に一致するプロパティー値を含むドキュメントを返します。オブジェクト値プロパティーの場合、この演算子は、2 つのオブジェクトがオブジェクト・ストア内で同じ GUID を持つことを意味します。エクスポートおよびインポート・タスクを実行することにより、オブジェクト・ストア間で同じ GUID を持つ 2 つのオブジェクトを追加できます。
- Is Not Equal to は、プロパティー値が「値」列に入力した値とは一致しないドキュメントを取得します。この演算子は、プロパティー値が空白 (または NULL) であるドキュメントは検出しません。このようなドキュメントを検出するには、Is Null 演算子を使用します。
ヒント: Is Not Equal to 演算子は、すべての項目に順次アクセスする必要があるため、時間がかかります。最良の結果を得るためには、
検索場所をフォルダー名に制限します。
- Is Greater Than は、「値」列に入力した値よりもプロパティーの値が大きくなければならない (日付プロパティーの場合は後でなければならない) ことを指定します。比較対象の値に一致するプロパティー値を持つドキュメントは除外します。
例えば、次のような条件を入力します。
name greater than Brown
この場合、アルファベット順 (ASCII 順) で Brown の後になるすべての値が取得されますが、Brown という値は取得されません。
- Is Less Than は、「値」列に入力した値よりもプロパティーの値が小さくなければならない (日付プロパティーの場合は前でなければならない) ことを指定します。比較対象の値に一致するプロパティー値を持つドキュメントは除外します。
例えば、次のような条件を入力します。
name less than Brown
この場合、アルファベット順 (ASCII 順) で Brown の前になるすべての値が取得されますが、Brown という値は取得されません。
- Is Null は、オブジェクト・ストアにこのプロパティーの値がないことを指定します。
- Is Not Null は、プロパティーが値を持つことを指定します。
- Is Greater than or Equal to は、プロパティーの値が、「値」列に入力したものと同じであるか、それよりも大きいか、または後でなければならないことを指定します。
例えば、次のような条件を入力します。
name greater than or equal to Brown
この場合、Brown という名前と、アルファベット順 (ASCII 順) で Brown の後になるすべての名前が取得されます。
- Is Less Than or Equal to は、プロパティーの値が、「値」列に入力したものと同じであるか、それよりも小さいか、または前でなければならないことを指定します。
例えば、次のような条件を入力します。
name less than or equal to Brown
この場合、Brown という名前と、アルファベット順 (ASCII 順) で Brown の前になるすべての名前が取得されます。
- Is Like LIKE 演算子を使用すると、検索条件でワイルドカード文字を使用してテキスト・プロパティーをテストすることができます。
- Is Not Like NOT LIKE 演算子を使用すると、検索条件でワイルドカード文字を使用してテキスト・プロパティーをテストすることができます。テストで複数のワイルドカードを使用できます。