IBM FileNet P8, バージョン 5.2            

プロファイルの追加と編集

「プロファイル」サイト設定では、メッセージや予定表アイテムなどの Microsoft® Outlook アイテムが Outlook からオブジェクト・ストアに追加されるときの処理を決定します。新しいプロファイルを追加したり、既存のプロファイルを変更することができます。以下の見出しは設定項目を表します。

一般

プロファイル名」フィールドおよび「プロファイルの説明」フィールドを使用して、プロファイルにラベルをつけます。既存のプロファイルを編集する場合、各フィールドに更新後の情報を入力します。このフィールドで指定するプロファイル名は、ユーザーが Outlook から E メール・アイテムを追加するときにプロファイル・リストに表示されます。

アクセス・ロールの選択」をクリックして、作成または編集を行ったプロファイルにアクセスするユーザー・グループを指定します。

各オプションの横にある設定で、追加処理中にオプションを変更可能にするかどうかを指定します。E メール・メッセージの追加中にユーザーがプロファイルを選択すると、指定した E メール・メッセージ・オプションがプロファイルに表示されます。ユーザーが設定を変更できるかどうかは、「編集可能」、「読み取り専用」、「非表示」の 3 つのオプションで決定します。

「E メール・メッセージ」オプション

「添付」オプション

Outlook アイテムは 1 つ以上の添付ファイルを含むことがあり、添付ファイルのファイル・タイプが異なる場合もあります。追加処理では、E メール・メッセージ全体を単一のユニットとして追加することも、各添付ファイルを個別に追加することもできます。このセクションでは、添付ファイルを独立したオブジェクトとしてオブジェクト・ストアに追加するオプションについて説明します。

「レコードの宣言」オプション

このオプションは、IBM® InfoSphere® Enterprise Records 用に構成されたシステムでのみ使用できます。

はい」を選択して、「単一レコードとして宣言」オプションを使用すると、E メール・メッセージ全体とその添付ファイルを 1 つのレコードとして宣言します。宣言処理は、最後の Outlook アイテムがオブジェクト・ストアに正常に追加されたときに発生します。

注:
  • はい」および「非表示」を選択した場合、ユーザーには設定が表示されず、E メール・メッセージ全体と添付ファイルが 1 つのユニットとして宣言できることが伝わらない場合があります。
  • Outlook アイテム (.msg ファイル、.txt ファイル、添付ファイル) にエントリー・テンプレートを割り当てていてこのオプションを選択した場合、「強制宣言」を指定するエントリー・テンプレートは使用しないでください。指定すると、「単一レコードとして宣言」オプションが無効になります。メッセージが追加される場合、メッセージに対するオプションの宣言動作を備えたエントリー・テンプレートを指定する必要があります。オブジェクト・ストアに追加される最後のコンポーネントになるからです。あるいは、すべての Outlook アイテムを .msg ファイルではなく .txt ファイルとして追加する場合、テキスト・アイテムに対する宣言動作を指定します。


フィードバック

最終更新: 2013 年 3 月
sp_outlk_edit_profiles.htm

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