「フォルダー・フィルター」サイト設定では、Workplace XT セカンダリー・ページでフォルダーが参照される際に Content Engine から取得して表示するドキュメントまたはカスタム・オブジェクトの数を制限します。
「フォルダーのフィルタリングを常に表示」設定は、フォルダー・フィルター設定と関連しています。この設定を「いいえ」に設定すると、フィルタリング設定前にフォルダーが最大数を超えるオブジェクトを含んでいる場合のみフォルダー・フィルタリング条件が表示されます。設定を「はい」に設定すると、フォルダー・フィルタリング設定が常に表示されます。
フォルダー・フィルタリング設定では、アプリケーションでオブジェクト・ストアから戻して表示するドキュメントまたはカスタム・オブジェクトの最大数を指定します。フォルダーに最大数を超えるアイテムが含まれる場合、そのアイテムは表示されません。最大数を超えるアイテムが存在することを示す警告メッセージが表示されます。
例えば、フォルダーに 3000 個のアイテムがあり、フォルダー・フィルター設定でドキュメントの表示を 100 個に制限している場合、最初の 100 個のドキュメントのみが Content Engine から取得されます。101 個目以降のアイテムは表示されません。フォルダー内のアイテムを容易に検索するため、特定のユーザーが追加したタイトルまたはアイテムの単語などのフィルタリングの条件を入力できます。
フィルタリング条件は、ドキュメントまたはカスタム・オブジェクトに適用できます。次の図に、ドキュメントの簡単な条件フィルタリング・コントロールを示します。
「フィルタリング前のドキュメントの最大数」設定では、すべてのドキュメントが表示されていない場合に警告を表示し、フォルダー・フィルタリングが有効でない場合に有効にする制限値を設定します。デフォルトは 100 ドキュメントです。50 から 5000 の値を入力できます。
Workplace XT アプリケーションおよび Search Designer は、この設定を参照します。
これらのアプリケーションでは、このフィルターは検索テンプレートのみに適用されます。保管済み検索には適用されません。保管済み検索はフォルダーとして認識され、フィルタリングの対象となりません。
Search Designer では、検索テンプレートと保管済み検索の両方がフィルタリングされます。したがって、返されたドキュメント数がこの設定で定義された値を超えると、アプリケーションに表示されるフィルタリング結果が Search Designer に表示される値と異なる場合があります。
これらのデザイナー・ツールは、チェックイン、チェックアウト、追加、保存の操作の際に共通したダイアログ・ボックスを表示します。この共通ダイアログ・ボックスは、ここでの設定を参照します。設定に制限値を入力しない場合、デフォルトは 100 ドキュメントです。フォルダー内のドキュメント数がこの設定で定義された値以上の場合、共通ダイアログ・ボックスはドキュメントをフィルタリングします。