キャッシュをクリアして JRE の問題を解決する
Java アプレットに関する問題が発生した場合は、ユーザーがブラウザー・キャッシュと Java キャッシュのクリアを試すことができます。
- ブラウザー・キャッシュに現在格納されている一時ファイルをすべて削除します。
必要に応じて、ブラウザーの資料の説明を参照してください。
- Java キャッシュをクリアします。
- コントロール・パネルで「Java」アイコンをダブルクリックします。
ヒント: このアイコンが表示されない場合、カテゴリー・ビューからクラシック・ビューに切り替える必要があります。
- 「基本」タブの「インターネット一時ファイル」セクションで、「設定」をクリックします。「ファイルの削除」をクリックして、キャッシュをクリアします。
Mozilla Firefox の使用時に適切な JRE バージョンをインストールする
JRE を必要とするアプレットを開く際の Firefox 2 の動作が原因で、システムが非サポート・バージョンの JRE を使用して Java アプレットを実行しようとする場合があります。これが発生する状況は、以下のいずれかになります。
- JRE が現在インストールされていない場合は、Firefox 2 により、使用可能な最新の JRE をダウンロードするようユーザーに求めるプロンプトが出されます。この場合、そのバージョンがアプリケーションでサポートされているバージョンよりも新しいことがあります。
- JRE が既にインストールされている場合は、それより新しいバージョンをインストールするようユーザーに求めるプロンプトは出されません。この場合、現在の JRE がアプリケーションでサポートされているバージョンよりも古いことがあります。
どちらの場合も、アプリケーションに付属の JRE バージョンをユーザーが手動でダウンロードすることで、問題を回避できます。ただし、ダウンロードを行う前に、アプリケーションに付属の適切な JRE バージョンを確認してから、ユーザーに適切な指示を与えるようにしてください。
JRE のバージョンを確認するには:
- アプリケーション・サーバー上で、アプリケーションのダウンロード・フォルダーにナビゲートします。
デフォルトの場所は c:¥Program Files¥FileNet¥WebClient¥WorkplaceXT¥download です。
- ダウンロード・フォルダーで、jre で始まる実行可能ファイルを見つけます。例えば、Windows アプリケーション・サーバーでは、jre-1_5_0_12-windows-i586-p.exe や jre-1_5_0_09-windows-i586-p.exe などを見つけます。
- 最新の JRE バージョンのファイルのファイル名をメモします。上記の例では、
jre-1_5_0_12-windows-i586-p.exe を選択します。
付属の JRE を手動でダウンロードする手順
上記の JRE バージョン情報を使用して、ユーザーに指示を与える前に、以下の手順をご使用のサイトに合わせて調整することができます。
注: より新しいバージョンの JRE をユーザーが既にインストールしている場合は、先に進む前に、このバージョンのアンインストールが必要になることがあります。
- クライアント上で、アプリケーションにログインします。
- Firefox のアドレス・バーに、以下のアドレスを入力します。
http://<server_name:port>/<application_name>/download/<jre_executable>
各表記の意味は次のとおりです。
- <server_name:port> は、ご使用のサーバーの名前とポート番号です。
- <application_name> は、ご使用のアプリケーションの名前 (例: WorkplaceXT) です。
- <jre_executable> は、(上記の手順で確認した) 最新の JRE バージョンのファイル名です。
ヒント: ログインすると、アプリケーションの
<server_name:port>/<application_name> がアドレス・バーに既に表示されています。表示されているアドレスの残りの部分を
/download/<jre-executable> に置き換えるだけで済みます。
- プロンプトが出されたら、JRE インストール・プログラムを実行するか、それをローカル・ハード・ディスクに保存することができます。保存を選択した場合は、保存先フォルダーにナビゲートし、保存したファイルをダブルクリックして、インストール・プログラムを開始します。
- JRE のインストールが完了したら、Firefox を再始動します。