IBM FileNet P8, バージョン 5.2            

「値」列

値の入力

プロパティーに値が事前に割り当てられている場合、「値」列のドロップダウン・リストから値を選択できます。多くの場合、このフィールドには値をタイプ入力する必要があります。 ポップアップ・カレンダーから日付プロパティーを選択し、ポップアップ・ダイアログ・ボックスからユーザーを選択します。

ワイルドカード文字の使用

値をタイプ入力する際、ワイルドカード文字を使用できます。ただし、次のルールに従う必要があります。

次に、ワイルドカードのフォーマットをさらにいくつか示します。

mchan_ では、 mchan1、mchant が見つかりますが、mchan は見つかりません。m_han_ では、 mohan1、m2hand、mchan% では、mchan、mchant、mchanged、%mchan では、tmchan、lotmchan、dogmchan、m%han% では、 mhan、m45han、m1handled、merchant、%chan_ では、storechan1、chant、%c_an_ では、c1and、foxcdan1 などが見つかります。

テキストの貼り付け

「値」列には、テキストを貼り付けられます。貼り付けるテキストの複写元は、別のテキスト・フィールドやオペレーティング・システムのクリップボードです。テキスト・フィールドのデータは、Search Designer からコピーして他のアプリケーションに貼り付けることができます。

行全体をテキスト・フィールドやオペレーティング・システムのクリップボードにコピー・アンド・ペーストすることはできませんが、検索条件内では、別の行に行単位で貼り付けることができます。

注: 日付と時間には各国のフォーマットが多数あるため、「値」フィールドへの日時の貼り付けはサポートされません。

ユーザーと日付

「値」列で日付またはユーザーを選択する場合、「値」列内のセルをクリックする必要があります。「値」列に「省略符号」アイコンが表示され、「カレンダー」ダイアログ・ボックスまたは「検索条件 - ユーザーの選択」ダイアログ・ボックスを表示できるようになります。各ダイアログ・ボックスには、検索条件に組み込む必要がある日付またはユーザーをカスタマイズするオプションがさらに表示されます。

ユーザーを指定するには

「検索条件 - ユーザーの選択」ダイアログ・ボックスを使用して「値」列のユーザーを指定します。このダイアログ・ボックスを使用して、簡単にユーザーを見つけるための検索条件を指定できます。これにより、ユーザーを追加する際、多くの名前をスクロールするという時間のかかるプロセスを排除できます。「省略符号」アイコンをクリックして、このダイアログ・ボックスを表示します。

  1. 選択」の横で、ユーザーが属するドメインを選択するか、デフォルトのドメインをそのまま選択します。
  2. 次で始まる」の横で、特定の名前、名前の一部、または文字を入力して、特定のユーザーに検索を制限します。名前を入力すると、「検索」アイコンが有効になります。
  3. 検索」アイコンをクリックします。 検索条件に一致するユーザーの最初のセットが、「ユーザーの表示 (Show Users)」ボックスに表示されます。デフォルトでは、最大 500 件の名前が表示されます。 この最大数は「サイト設定」で変更できます。
  4. 指定するユーザーを強調表示し、「OK」をクリックして、そのユーザーを検索条件の「値」フィールドに追加します。「キャンセル」をクリックして、ユーザーを「値」列に追加せずに「検索条件 - ユーザーの選択」ダイアログ・ボックスを閉じることもできます。

日付を指定するには

日付プロパティーを使用する場合、ポップアップ・カレンダーから日付を選択する必要があります。 「値」列の「省略符号」アイコンをクリックして、カレンダーを表示します。現在日付が設定されたカレンダーが開きます。時間は選択されていません。

注: キー・コマンドを使用して、ポップアップ・カレンダーにアクセスすることもできます。矢印キーを使用して、表の「値」列内の「省略符号」アイコンがあるセルに移動します。スペース・バーを押してそこを選択し、Ctrl + Tab キーを押してから、再度スペース・バーを押すと、カレンダーが表示されます。キー・コマンドを使用してカレンダー内をナビゲートする方法に関する詳細については、『ポップアップ・カレンダーの操作』を参照してください。
  1. カレンダーの上部にある右向きの三角形と左向きの三角形をクリックして、月を変更します。
  2. 日付 (カレンダー内の) をクリックして、選択します。
  3. 開始 (現在の) 時間を入力するには、時間フィールドの両側にある三角形のいずれかをクリックします。
  4. 時間のいずれかの部分 (時、分、または秒) を変更するには、その部分をクリックしてから、三角形をクリックして、時間を進めたり戻したりします。
  5. OK」をクリックします。

すべてクリア (Clear All)」をクリックすると、最初からやり直すことができます (または、単に前の日時を削除することができます)。日付をクリアした後、日付フィールドの横にある上向きまたは下向きの三角形をクリックすると、現在日付が設定されます。

注: 入力できる 日付の上限は、9999 年 12 月 30 日です。

複数値プロパティー

選択したプロパティーが複数の値を保持できる場合に、それらの値の複数を検索対象にするには、値ごとに新しいプロパティー条件を入力します。

時間と等号演算子

特定の日に作成または変更されたドキュメントを検索する場合、時間フィールドは空白のままにします。時間を入力すると (等号演算子を使用している場合)、検索は、選択された日付のその時間に作成または変更されたドキュメントのみを返します。

時間の入力

時間の入力は、現在サポートされていません。 検索テンプレートの値フィールドに時間が設定されていても、ユーザーは変更できません。そのようなテンプレートを使用すると、Workplace XT は、日付を使用してドキュメントを検索し、時間は無視します。

保管済み検索に時間と日付を使用すると、その時間と日付に基づいたドキュメントしか検索されません。

キー・コマンドを使用したポップアップ・カレンダーの操作

各種フィールド間を順方向に循環して移動するには Tab を押します。逆方向に循環して移動するには、Shift + Tab を押します。

カレンダーを開くと、カーソルは時刻フィールドにあります。Tab を押すと、日付の日のフィールドに移動します。そこから、左矢印および右矢印キーを使用して、他の日付フィールドに移動できます。次に、上矢印または下矢印を押して、値を変更します。例えば、日のフィールドで上矢印キーを押すと、次の日に変わります。年のフィールドで下矢印キーを押すと、前年に変わります。

日付の入力後に Tab を押すと、ウィンドウの下部にあるボタンに移動します。Tab で移動してスペース・バーを押すことにより、ボタンを選択します。あるいは、Alt を押し下げたまま、「OK」の場合は「o」、「キャンセル」の場合は「c」、「すべてクリア (Clear All)」の場合は「a」を入力して、ボタンを選択します。クリアした後に、上矢印または下矢印を押して、当日の日付を新しい開始日として設定します。



フィードバック

最終更新: 2013 年 3 月
s_value_column.htm

© Copyright IBM Corp. 2013.
このインフォメーション・センターでは Eclipse テクノロジーが採用されています。詳しくは、http://www.eclipse.org を参照してください。