IBM® FileNet® P8 Platform に
組み込まれている Component Integrator 機能を使用することで、
ワークフローの中のステップからドキュメントやフォルダーなど、
オブジェクト・ストア内のオブジェクトのプロパティーに
アクセスすることができます。この機能を使用するには、Workplace XT サーバーと Process Engine サーバーの
両方での構成が必要です。
インストール後の作業として、既製の Component
Integrator 機能を使用するための Content Engine 操作を
組み込むワークフローを定義する必要があります。このようなワークフローの定義について
詳しくは、IBM FileNet P8 ヘルプのトピック
を
参照してください。
ソフトウェアがインストールされた後、
ユーザーは、既製の Component Integrator 機能を拡張して、ワークフロー・ステップが
外部エンティティー (Java™ オブジェクトや Java
Messaging Service (JMS) メッセージング・システムなど) と
対話できるようにすることができます。詳細については、IBM FileNet P8 ヘルプのトピック
を
参照してください。
Workplace XT サーバー上の Java アダプターの
ユーザー名およびパスワードを指定するために、以下を行います。
- Workplace XT にサインインします。
Process Task Manager の
「セキュリティー」タブで Process Engine 構成グループを
定義した場合は、以下の手順を実行するために、
そのグループまたは Process Engine 管理者グループの
いずれかのメンバーとしてサインインする必要があります。
- Workplace XT で
「管理者」をクリックし、
「プロセス構成コンソール」をクリックします。
ご使用のコンピューターに
適切な Java ランタイム環境 (JRE) が
インストールされていない場合は、この時点で JRE をダウンロードするように促すプロンプトが出されます。
プロンプトに従ってダウンロードを完了してください。インストール処理中に
「ブラウザー」タブをクリックして Internet
Explorer オプションをクリアします。
JRE のダウンロードについて詳しくは、プロセス構成コンソールの
「ヘルプ」をクリックし、
ヘルプ・ページのツールバーにある「プロセス参照 (Process Reference)」を
クリックした後、IBM FileNet P8 ヘルプのトピック
を
参照してください。
- 初期化したアイソレート・リージョンに対応する
アイソレート・リージョン・アイコンを選択します。
- 「CE_Operations」コンポーネント・キューを右クリックして
「プロパティー」を選択します。
- 表示されるダイアログ・ボックスの
「アダプター」タブで、Process Engine および
潜在的にアクセスする可能性のあるすべての外部システムの両方で
識別と許可に使用されるユーザー名およびパスワードを入力します。デフォルトでは、
ユーザー名およびパスワードはそれぞれ Administrator および <no password> に
設定されています。別のユーザー名およびパスワードを使用する場合は、
既にディレクトリー・サービスに存在している必要があります。
「アダプター」タブのフィールドについて詳しくは、
「ヘルプ」ボタンをクリックしてください。既製の機能を使用するために必要な作業は、
ユーザー名およびパスワード・フィールドの変更のみです。
- 「OK」をクリックして
変更をコミットします。