Application Integration、eForms、および Records Manager などの、Workplace XT と連動するいくつかのアプリケーションを使用するには、Workplace XT サーバー上でユーザー・トークンの生成と受け入れを有効にする必要があります。この構成は、WebDAV 接続を有効にするためにも必要です。
ユーザー・トークンおよび WebDAV 接続をサポートするように WebSphere® Application
Server を構成するには、以下のようにします。
- WebSphere Application
Server が稼働している場合は、停止します。
- (4.5.0 または 4.5.1 の Content Engine と共にインストールする場合)
以下の場所から authentication-websphere.jar ファイルをコピーします。
install_path/IBM/FileNet/WebClient/WorkplaceXT/authenticationFiles
から
WAS_home/AppServer/lib/ext
- (4.0 の Content Engine と共にインストールする場合) 以下の場所から authentication-websphere-1.1.2.jar ファイルをコピーします。
install_path/IBM/FileNet/WebClient/WorkplaceXT/authenticationFiles/1.1.2
から
WAS_home/AppServer/lib/ext
- log4j-1.2.13.jar ファイルを
以下の場所からコピーします。
install_path/IBM/FileNet/WebClient/WorkplaceXT/WEB-INF/lib
から
WAS_home/AppServer/lib/ext
- JAAS を有効にします。
- Java™ 仮想マシンにナビゲートします。
- WebSphere Application
Server 6.1
- WebSphere Application
Server 7.0
- 「汎用 JVM 引数」内に入力がある場合は、その後にスペースを追加してから、以下の入力を追加して、変更内容を適用します。
入力がない場合は、スペースを追加しないでください。
- UNIX
- -Djava.security.auth.login.config=install_path/CE_API/config/jaas.conf.WebSphere
- Windows
- -Djava.security.auth.login.config=install_path¥CE_API¥config¥jaas.conf.WebSphere
ここで install_path は、Workplace XT のインストール・パスです。
パスは、クライアントのインストール済み環境のバージョンに応じて、またはインストール用にカスタム・パスを選択したかどうかによって、多少異なる場合があります。例えば、Content Engine クライアントが 4.0 である場合の
パスは、config ディレクトリーの下に samples ディレクトリーを
含んでいる場合があります。パスを入力する前に、ファイルの場所を確認してください。
このガイドからテキストをコピー・アンド・ペーストしないでください。目に見えない書式設定により、入力時に問題が発生する場合があります。代わりに、フィールドにエントリーを入力します。
WebSphere Application
Server for Windows では、パスにスペースが含まれていてはなりません。djava 引数のインストール・パス部分には、8.3 表記を使用する必要があります。
install_path が以下のようになっているものとします。
C:¥Program Files¥IBM¥FileNet¥WebClient
この場合、以下を使用します。
C:¥Progra~1¥IBM¥FileNet¥WebClient
Windows の引数全体の例:
-Djava.security.auth.login.config=C:¥Progra~1¥IBM¥FileNet¥WebClient¥CE_API¥
config¥jaas.conf.WebSphere
UNIX の引数全体の例:
-Djava.security.auth.login.config=/opt/IBM/FileNet/WebClient/CE_API/
config/jaas.conf.WebSphere
Workplace XT が
Program Files (x86) ディレクトリーにインストールされている 64 ビット・マシンの場合、JVM 引数は以下のようになることに注意してください。
-Djava.security.auth.login.config=C:¥Progra~2¥IBM¥FileNet¥WebClient¥CE_API¥
config¥jaas.conf.WebSphere
- (SSO のみを使用するのではないコンポーネントの場合) カスタム・モジュールを作成します。
重要: SSO を使用するいずれかのコンポーネントで JAAS を有効にする場合は、カスタム・モジュールを作成しないでください。カスタム・モジュールを作成すると、SSO が使用できなくなります。
- 管理コンソールの「セキュリティー」領域内の JAAS ログイン・モジュール設定にナビゲートします。
- WebSphere Application
Server 6.1
- の順にナビゲートします。
- WebSphere Application
Server 7.0
- の順にナビゲートします。
- 「新規」をクリックして新規カスタム・ログイン・モジュールを作成します。
- 「モジュール・クラス名」設定に、スペースを含めずに以下の内容を入力します。
com.filenet.ae.authentication.
loginmodule.UserTokenWSLoginModule
- 変更を適用し、マスター構成に保存します。
- トラスト・アソシエーションを有効にして、インターセプター設定を指定します。
- 管理コンソールの「セキュリティー」領域内のトラスト・アソシエーション設定にナビゲートします。
- WebSphere Application
Server 6.1
- の順にナビゲートします。
- WebSphere Application
Server 7.0
- の順にナビゲートします。
- 「トラスト・アソシエーション」設定で、「トラスト・アソシエーションを使用可能にする」を設定します。
- 「追加プロパティー」で、「インターセプター」をクリックします。
- 新規インターセプターを追加し、「インターセプター・クラス名」に以下のように入力します。 com.filenet.ae.authentication.tai.UserTokenInterceptor
- 変更を適用し、マスター構成に保存します。
- WebSphere Application
Server を再始動します。