レコードとその関連ドキュメントのプロパティー同期を構成することができます。 この同期により、一方のプロパティー値が更新されたときに、他方でも確実に更新されるようになります。
このタスクについて
この同期化は、同一のシンボル名を使用するプロパティーで機能します。 ドキュメントからレコードへ、またはレコードからドキュメントへ同期化することができます (ただし両方向に同期化することはできません)。 レコードからドキュメントに同期化する場合は、レコードの対応するプロパティーが更新されたときにドキュメントが更新されます。
レコードからドキュメントまたはドキュメントからレコードへ (ただし両方向は不可)、複数のオブジェクト・ストアにわたって別名が付けられたプロパティーを同期化することもできます。
プロパティー同期化を構成するには、以下のようにします。
以下のタスクを実行して、プロパティー同期化を構成します。
- IBM® Administration
Console for Content Platform Engine からインポート・スクリプトを実行し、イベント・アクションを作成します。 ドキュメントからレコードへ同期化する場合は、ROS でインポート・スクリプトを実行します。 レコードからドキュメントへ同期化する場合は、FPOS でインポート・スクリプトを実行します。 インポートの完了後、オブジェクト・ストアのイベント・アクション・フォルダー内にイベント・アクションが作成され、コード・モジュール・フォルダー内にコード・モジュールが作成されます。
- IBM Enterprise
Records のインストール・メディアの場所からスクリプト RMAutoSynchronizePropertiesImport.xml を README ファイルと共にインポートできます。 この README ファイルには追加情報が含まれています。 これらのファイルは、イベント・フォルダー内にあります。
- イベント・アクションをターゲット・クラスにサブスクライブします。