IBM Enterprise Records バージョン 5.1.2    

マッピングを使用したエクスポート・ワークフロー

マッピングを使用したエクスポート・ワークフローは転送マッピング・オブジェクトを使用して、フェーズの保存期間の終了時にエンティティーを指定された場所にコピーします。 エクスポートされたエンティティーがカスタム・プロパティーを含んでいて、DoD V3 スキーマを使用している組織にエクスポートする場合に、マッピングを使用したエクスポート・ワークフローを使用します。 D0D V3 スキーマは、米国国立公文書館 (NARA) のような組織で使用されます。 物理エンティティーまたはハイブリッド・エンティティーをエクスポートする場合、エンティティーのメタデータだけがエクスポートされます。 電子エンティティーの場合、エンティティーのメタデータと内容の両方がエクスポートされます。

転送マッピング・オブジェクトの詳細については、転送マッピングに関するトピックを参照してください。 「エクスポート」ワークフローは、エンティティーの廃棄を開始するときに実行します。 「承認」ステップでは、エクスポート期日を迎えたエンティティーが表示されます。

エクスポートの承認ステップ

このワークフローの完了方法に関する全般的な情報については、廃棄ワークフローに関するトピックを参照してください。

エンティティーのエクスポートを承認または拒否するには、次のようにします。

  1. 「転送マッピング」フィールドで、メニューから転送マッピング・オブジェクトを選択します。
  2. レビュー判断とその判断に関連するコメントを入力します。
  3. 「エクスポート先」フィールドに、データのエクスポート先となる場所のパスを入力します。
  4. 物理レコードの場合、承認前に、場所を指定し、アイテムが新しい場所に物理的に移動されたことを確認する必要があります。

エクスポートの詳細を指定してワークフローを完了すると、データが指定した場所に転送されます。 新しい「トランスクリプト」ワーク・アイテムにトランスクリプト・ファイルが生成および参照されます。 XML トランスクリプト・ファイルにアクセスするには、ワーク・アイテムを開き、「添付アイテムの展開」アイコンをクリックして、トランスクリプト・ファイルの名前をクリックします。



フィードバック

最終更新: 2013 年 11 月
export_workflow_mapping.htm

© Copyright IBM Corp. 2013