特定のレコード対応オブジェクト・ストア内のドキュメントをファイル・プラン・オブジェクト・ストアに対して宣言するには、まず IBM® Content
Navigator でレコード対応オブジェクト・ストアとファイル・プラン・オブジェクト・ストアを有効にする必要があります。
このタスクについて
ユーザーがレコードを宣言できるようにする IBM Content
Navigator デスクトップでは、レコード対応オブジェクト・ストアとファイル・プラン・オブジェクト・ストアは同じデスクトップに存在している必要があります。
例えば、ROS1 内のドキュメントを FPOS1 に宣言する場合、両方のリポジトリーが同じデスクトップに存在していなければなりません。
手順
IBM Content
Navigator 用のレコード対応オブジェクト・ストアとファイル・プラン・オブジェクト・ストアを有効にするには、以下の手順を実行します。
- IBM Content
Navigator 管理構成クライアントにアクセスします。
- リポジトリーをデスクトップに追加します。 リポジトリーをデスクトップに追加したら、ユーザーがレコードを宣言できるファイル・プラン・オブジェクト・ストアを制御することができます。この決定は、ユーザーのデスクトップに応じて異なります。この制御により、管理者は、部門やグループの宣言機能を合理化したり、制限したりすることができます。
特定の部門やグループが、特定のファイル・プラン・オブジェクト・ストアに対して宣言することが許可されます。
- プラグインの構成エリアで、ファイル・プラン・オブジェクト・ストアがレコードを宣言できるようにします。
- IBM Content
Navigator 管理構成クライアントにアクセスします。
- 「プラグイン」を参照して、登録してロードした IBM Enterprise
Records 管理クライアント・プラグインをクリックします。
- 構成パネルで、IBM Content
Navigator の内部に登録されたすべての FileNet® P8 リポジトリーを確認します。
- ファイル・プラン・オブジェクト・ストアであるすべてのリポジトリーを見つけ、必要に応じてそれらのリポジトリーに接続します。
- 「宣言に表示しますか?」オプションを選択します。
- システム内のすべてのファイル・プラン・リポジトリーについてこのステップを繰り返し、「保存」をクリックします。
ユーザーがドキュメントを宣言しているコンテンツ・リポジトリー (ROS) の宣言ダイアログの「ファイル・プラン・リポジトリー」メニューに、正しいファイル・プラン・リポジトリー (FPOS) が表示されます。これらのリポジトリーは、以下の前提条件が満たされている場合にのみ表示されます。
- ファイル・プラン・リポジトリーは、IBM Enterprise
Records のプラグイン構成パネルの「宣言に表示?」オプションで有効になります。
- ファイル・プラン・リポジトリーがコンテンツ・リポジトリーと同じデスクトップにある。
宣言アクションを表示するには、アクションを追加する必要があります。このアクションは、どのメニューにも追加できます。ただし、最も一般的なメニューは、コンテンツ・リスト・ツールバーとドキュメント・メニューです。
デフォルトでは、IBM Enterprise
Records 管理クライアント・プラグインは、デフォルトのコンテンツ・リスト・ツールバーおよびドキュメント・メニューに対して、カスタム・メニューをコピーして自動作成することを試みます。IBM Enterprise
Records はこれらの新規メニューを自動的にデフォルトのデスクトップに割り当て、IBM Content
Navigator デフォルト・メニューが使用されている場合にのみ既存のメニューを置き換えます。メニューについて詳しくは、IBM Content
Navigator の資料でカスタム・メニューおよびアクションについて参照してください。
- オプション: 宣言アクションを別のカスタム・メニューに追加するか、または追加デスクトップに設定します。
- IBM Content
Navigator 管理構成クライアントにアクセスします。
- 「メニュー」に移動して、宣言アクションを追加するメニューを右クリックします。
- 「コピー」を選択します。
- 新規カスタム・メニューの名前を指定します。
- 使用可能なアクションから宣言アクションを見つけ、選択済みアクションに移動します。
- 宣言アクションを必要な場所に移動して、「保存」をクリックします。
- 「デスクトップ」に移動して、宣言アクションを表示するデスクトップを選択します。
- 「メニュー」タブに移動して、ステップ b でコピーしたメニューを見つけます。
- メニューにアクセスし、カスタム・メニューに新規メニューとして宣言アクションを設定します。
- デスクトップを保存します。
- ブラウザーを最新表示して、新規カスタム・メニューにある宣言アクションを確認します。
IBM Content
Navigator におけるアクションとメニューのカスタマイズについて詳しくは、IBM Content
Navigator の資料を参照してください。