エレメントの削除やデフォルト基準の設定により、検索ページの表示内容を変更できます。
設定した値は、設定者のユーザー名にのみ影響します。 アイテムを非表示にして検索ページを簡素化した 場合は、「ユーザー設定構成」ページに戻ることで、非表示にしたアイテムを再び追加できます。
検索デフォルトを設定するには、次のようにします。
一般設定
設定 | 説明 |
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フィルター・クラス | 「検索」ページでこのオプションを表示するには 「表示」、削除するには 「非表示」 を選択します。 |
デフォルトのフィルター・クラス | ほとんど常に使用するクラス名を設定するには、「クラスの選択」 をクリックして、リストからクラスを選択します。 デフォルトのフィルター・クラスでは、このクラスを使用するエンティティーのみに検索結果が制限されます。 「サブクラスを含める」チェック・ボックスをオンにして、選択したクラスのサブクラスのいずれかにエンティティーを含めることができます。 選択したクラスを削除するには、「クリア」 をクリックします。 |
最大結果数 | 50 から 5000 までの値を入力して、検索結果に表示するエンティティーの数を定義します。 検索モードが「静的」の場合、ユーザーは検索の実行時にこの値を変更できます。 「最大結果数」フィールドは、検索モードが「動的」の場合は使用できません。 検索モードについて詳しくは、『検索モード』セクションを参照してください。 |
複数値プロパティー | 複数値プロパティーの値をすべて検索結果に表示する場合は、「複数値プロパティーを値として表示」を選択します。 複数値プロパティーの値を示すページへのリンクを検索結果に表示する場合は、「複数値プロパティーをリンクとして表示」を選択します。 「複数値プロパティーをリンクとして表示」オプションは、「複数値プロパティーを値として表示」オプションよりもパフォーマンスが高くなります。 例えば、E メール・レコードには CC: 複数値プロパティーを含めることができます。 検索結果に CC: 値をすべて表示するには、「複数値プロパティーを値として表示」を選択します。 この場合、 検索結果には address1、address2、および address3 を表示する「CC:」列が含まれます。 「複数値プロパティーをリンクとして表示」を選択した場合、検索結果の「CC:」列には、 address1、address2、および address3 の CC: プロパティー値を表示するページへのハイパーリンクが含まれます。 |
検索モード | 検索結果のエンティティー数が 5000 を超え、結果のソートが必要になる場合は、「動的」を選択します。 「動的」検索モードの場合は「最大結果数」の値が無視され、5000 件のエンティティー上限の影響を受けなくなります。 ただし、「動的」検索モードを選択するとパフォーマンスが低下します。 検索結果のエンティティー数が 5000 未満で、なおかつシステム・パフォーマンスが重要な考慮事項の場合は、「静的」を選択してください。 検索モードでは、 検索結果の表示動作をカスタマイズできます。 例えば、「名前」列をクリックしてアルファベット順または逆アルファベット順にソートすると、この動作を確認できます。 選択する検索モードに応じて、検索結果の表示およびソート操作の動作が異なります。 この動作の例としては、「名前」列をクリックして、アルファベット順または逆アルファベット順でソートする場合があります。 「動的」検索モードは検索結果のエンティティーが 5000 を超える場合に便利です。 IBM Enterprise Records は最初に検索結果をアルファベット順に表示します。 「動的」検索モードで「名前」列をクリックすると、 検索がリフレッシュされます。 検索結果が逆アルファベット順にソートされ、文字 Z で始まるエンティティー名が最初に表示されます。一方「静的」検索モードでは、「名前」列をクリックしても検索は動的にリフレッシュされません。 このモードでは、アルファベット順で 5000 (または最大値) のエンティティー上限が発生した場所から先のエンティティー名が最初に表示されます。 「動的」検索モードで実行されるプロパティー・ベースの検索またはコンテンツ・ベースの検索で返される結果の数には制限がないため、これらの結果をプログラマチックに比較して重複を排除することはできません。 この例としては、プロパティー・ベースの検索を、OR 節を使用して CBR 検索に結合する場合があります。 検索画面のある部分には、 プロパティーの条件 (例: ドキュメント・タイトル like > software) が表示されます。 画面の次の部分には「AND/OR」選択項目が表示され、その後に「Metadata/Contents)」で CBR 条件として「コンテンツの内容 database」節が表示されます。database という単語を含み、「ドキュメント・タイトル」が All database software であるドキュメントは、2 回リストされます。 1 回目は「ドキュメント・タイトル」条件に一致しているために示され、2 回目は CBR 条件に一致しているために示されます。 このような検索結果の重複は、静的検索モードを使用して検索を実行するときには問題にはなりません。 「最大値」設定によって検索の内容が限定されるため、検索で返される項目の数は判明しています。 |
コンテンツの内容 (レコードのみ) | コンテンツ検索を使用しない場合、コンテンツの内容セレクターを削除して、検索ページを簡素化できます。 検索ページから削除するには、「非表示」 を選択します。 |
プロパティー基準の設定
「プロパティー基準の設定」では、検索時で指定するデフォルト検索条件を決定します。 IBM Enterprise Records の標準検索では、プロパティー基準を 7 つまで選択できます。
効率性を高めるには、検索で最もよく使用するプロパティー基準を選択します。 通常使用するよりも多くの基準を選択し、現在の検索に必要なプロパティーの値のみを指定することができます。 値が入力されていないプロパティー基準は、検索エンジンによって無視されます。
設定 | 説明 |
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プロパティー名 | メニューからプロパティーを選択します。 アスタリスクでマークされたアイテムは、FileNet P8 システム・プロパティーです。 プロパティーを削除するには、メニュー先頭の空白エリアを選択します。 |
ソート | 結果をソートする際に使用するプロパティーを 1 つ選択できます。 そのプロパティーの行にあるラジオ・ボタンをクリックします。 |
演算子 | 各プロパティー・タイプについて、適切な演算子を選択します。 この演算子は検索ページで変更できます。 |