IBM Enterprise Records バージョン 5.1.2    

IBM Enterprise Records 転送ツール

IBM® Enterprise Records 転送ツールは、レコード・フォルダーおよびレコードを外部システムに転送できる、スタンドアロンのユーティリティーです。 外部システムの例として、米国国立公文書館 (NARA) があります。 このツールにより、米国国防総省バージョン 3 (DoD V3) の XML スキーマ・フォーマットを使用する任意のシステムにエンティティーを転送できます。

このタスクについて

エクスポート・モードでは、IBM Enterprise Records 転送ツールは XML ファイル、DTD ファイルおよびスキーマ XSD ファイルを作成します。 XML ファイルのフォーマットは次のとおりです。

'R' | 'F'_prefix_{guid}_suffix.xml

例: R_ABC_{2c94752B-4A3B-B0AC-9F72-71FBE8A2EE2D}.xml

ツールにより DTD ファイルが生成され、次のフォーマットで指定された出力ディレクトリーに配置されます。FNRMUserDefined_exportMappingName.dtd

exportMappingName は、IBM Enterprise Records 転送ツールの構成時に選択されるマッピング・オブジェクトの名前です。

インポート処理の間、XSD ファイルが参照用として使用されます。

IBM Enterprise Records 転送ツールを構成するには、転送ツールの構成に関するトピックを参照してください。

ツールを構成した後、 それをエクスポート・モードで実行して XML ファイル、DTD ファイルおよび XSD ファイルを作成します。 その後、インポート・モードでツールを実行し、外部システムへのレコード・フォルダーおよびレコードの転送を完了します。 詳しくは、インポートに関するトピックを参照してください。

重要: IBM Enterprise Records 転送ツールは、ワークフローの結果である転送アクションとは異なります。 ワークフローでの転送アクションについて詳しくは、2 段階転送ワークフローに関するトピックを参照してください。


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最終更新: 2013 年 11 月
rm_transfer_tool.htm

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