IBM Enterprise Records バージョン 5.1.2    

レコードの宣言の解除

「レコードの宣言の解除」アクションは、レコード・メタデータを削除し、RecordInformation プロパティーを NULL に設定します。 「レコードの宣言の解除」アクションの実行時に、レコード・メタデータを保持することもできます。 メタデータを保持するには、ファイル・プランを 正しく構成しておく必要があります。

このタスクについて

レコードの宣言を解除できるのは、レコード管理者とレコード・マネージャーです。 宣言の解除操作が正常に行われると、関連付けられている各ドキュメントまたはドキュメント・バージョンがレコードから切断され、 そのレコードを削除するアクションが実行されます。 それぞれのセキュリティー設定は、宣言前のドキュメントのセキュリティー設定に戻ります。
次に示す状態のレコードでは、宣言を解除できません。
  • 保留中のレコード、または保留中のコンテナーに存在するレコード。
  • 削除済みとしてマークされているレコード。
  • 現在、アクティブなワークフロー (廃棄ワークフローなど) に関係しているレコード。
  • 統合されたコンテンツを持つレコード。
  • 何らかの理由 (セキュリティーが欠落している場合など) で宣言を解除できないレコード。

手順

単独のレコードの宣言を解除するには、次のようにします。

  1. レコードの名前を右クリックして、「宣言の解除」を選択します。
  2. 宣言を解除するには「適用」をクリックし、レコードを保持するには「終了」をクリックします。

タスクの結果

1 つ以上のレコードの宣言を解除するには、次のようにします。
  1. ファイル・プランの階層を参照するか、またはファイル・プランを検索して、宣言を解除するレコードにアクセスします。
  2. 宣言を解除するレコードの次にあるチェック・ボックスを選択します。
  3. 「複数選択アクション」メニューの「宣言の解除」を選択します。
  4. 「宣言の解除」ウィンドウで、宣言を解除するレコードが選択されていることを 確認し、「宣言の解除」をクリックしてレコードの宣言を解除するか、「終了」をクリックしてアクションを取り消します。 「宣言の解除」をクリックすると、特に警告が表示されずにレコードの宣言が解除されます。
  5. 表示される確認メッセージで「宣言の解除」アクションが正常に完了したことを確認したら、「OK」をクリックして「参照」ページに戻ります。

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最終更新: 2013 年 11 月
undeclare_a_record.htm

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