IBM Enterprise Records バージョン 5.1.2   

IBM Enterprise Records セキュリティーの計画

IBM® Enterprise Records 環境をインストールして構成する前に、レコード管理に関するサイトのセキュリティー要件を確認してください。セキュリティー管理者は、特定のレコード管理機能、フォルダー、およびファイルに対するアクセス権を割り当てるユーザーおよびグループを決定する必要があります。

レコードの格納、アクセス、および廃棄に安全で信頼性の高い環境を提供するために、IBM Enterprise Records は、FileNet® P8 のセキュリティー機能を使用し、FileNet P8 は、IBM Enterprise Records によって提供されるセキュリティー・ロール、デフォルトのインスタンス・セキュリティー、セキュリティーの継承、およびセキュリティー・マーキングを使用します。FileNet P8 は、セキュリティー・ロールに応じて設定されます。

通常は、以下のタスクを計画して実装する必要があります。 一般に、セキュリティー設定は個々のユーザーではなくグループに割り当てます。 ユーザーをグループ化して、そのグループにセキュリティー設定を割り当てることで管理がより簡単になります。 入社や退職時に、個人をグループに追加またはグループから削除することがより簡単になります。
重要: IBM Enterprise Records 環境を使用する前に、IBM Enterprise Records セキュリティーを割り当てます。 割り当ては、そ及的ではないため、システムが使用中になった後にデフォルトのセキュリティー設定を調節するのは複雑な作業です。以前に作成した各アイテムに移動して、そのアクセス・セキュリティーを個別に変更する必要があります。


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最終更新: 2013 年 11 月
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