FileNet® P8 システムで、DoD 分類データ・モデルで使用するための Classified Records Security Personnel アクセス・ロールを作成できます。 このアクセス・ロールのメンバーは、IBM® Enterprise
Records で分類レコードのアップグレード、ダウングレード、分類解除の時間枠の設定、および分類解除を行うことができます。
このタスクについて
重要: Application Engine Administrators アクセス・ロールが割り当てられているユーザーは、Classified Security Personnel アクセス・ロールを含むすべての定義済みアクセス・ロールのメンバーです。 詳しくは、以下を参照してください。
制約事項: IBM Enterprise
Records アクセス・ロール・ツールを Windows オペレーティング・システムで実行し、情報をヨーロッパ言語 (英語を除く) で表示するには、ツールを実行する前にコマンド・プロンプトから以下の設定を適用する必要があります。
- フォントのプロパティーを Lucida Console に設定します。
- コード・ページを、相対する Windows ANSI コード・ページに (1250 から 1257 に) 変更します。 例えば、DOS ウィンドウでフランス語を表示する場合は、「chcp 1252」を実行してコード・ページを 1252 に変更します。
コード・ページ 1252 は、West European Latin に対する Windows ANSI コード・ページです。
コード・ページの全リストについては、『コード・ページ ID 表』を参照してください。
手順
アクセス・ロール・ツールを実行するには、以下の手順を実行します。
- 以下の手順の実行に必要な値については、完成した計画チェックリストを参照してください。
- IBM Enterprise
Records サーバーで ier_install_path に移動します。
- Classified Records Security Personnel アクセス・ロールを作成します。
- RMAccessRole.sh ファイル (AIX、HP-UX、Linux、または Solaris の場合) または RMAccessRole.bat ファイル (Windows の場合) を実行して、必要な情報を入力します。 アクセス・ロールがオブジェクト・ストアに存在する場合、スクリプトにより次のメッセージが返されます: ロール名 Classified Records Security Personnel がすでに存在しているためアクセス・ロールは作成されません。 これ以上のアクションは不要です。
- 「ロールの作成」をクリックします。
- コマンド行ウィンドウを閉じます。