「オブジェクト・ストアの構成」インターフェースでは、どのオブジェクト・ストアが IBM® Enterprise
Records 用に構成されているか、または FileNet® Records
Manager の前のバージョンからアップグレードされているかを確認できます。
手順
IBM Enterprise
Records のオブジェクト・ストアを構成するには、以下の手順を実行します。
- 構成するオブジェクト・ストアの Records Administrator として IBM Enterprise
Records にログインします。 IBM Enterprise
Records をアップグレードした後に初めてログインする場合には、アプリケーションが自動的に、初期構成タスクを行うための「オブジェクト・ストアの構成」インターフェースを表示します。 5 にスキップしてください。
- 「構成」タブを選択します。
- スクロールダウンして「オブジェクト・ストアの構成」をクリックします。
「オブジェクト・ストアの構成」画面に、IBM Enterprise
Records 用に構成されているか、または FileNet Records
Manager の前のバージョンからアップグレードされたオブジェクト・ストアがすべて表示されます。
- IBM Enterprise
Records 用のオブジェクト・ストアを構成するには、「オブジェクト・ストアの構成」をクリックして、まだ構成されていないオブジェクト・ストアにアクセスします。 「オブジェクト・ストアの選択」画面が開き、IBM Enterprise
Records 用にまだ構成されていないか、または FileNet Records
Manager の前のバージョンからまだアップグレードされていない、選択可能なすべてのオブジェクト・ストアがリストされます。
ヒント: アップグレードが必要なすべてのオブジェクト・ストアの「アップグレードが必要?」列には、「はい」の値が設定されます。
- 選択可能なオブジェクト・ストアのなかから、構成またはアップグレードするオブジェクト・ストアをクリックします。
- このリスト内では、アップグレード対象のオブジェクト・ストアが FPOS または ROS タイプで識別されます。 IBM Enterprise
Records は、FPOS と ROS が結合されたオブジェクト・ストアを自動的に識別しません。 選択した FPOS オブジェクト・ストアが ROS を兼ねているかどうかは、次のステップで手動で示します。
- オブジェクト・ストアのタイプに応じて、多数の選択項目が追加で表示されます。 これらの項目は、後日設定できます。 後日設定する予定の場合は、各リストで「いいえ」を選択して構成を延期します。
- FPOS オブジェクト・ストアを構成します。
- 「これも ROS オブジェクト・ストアですか?」リストで、「はい」または「いいえ」を選択します。 構成している FPOS オブジェクト・ストアが ROS オブジェクト・ストアを兼ねている場合には、「はい」を選択します。
制約事項: 構成中の FPOS が ROS を兼ねている場合、FPOS ウィザードで「分類されたドキュメントのプロパティーを含める」オプションが選択可能になりません。 これらのプロパティーは、手動でオブジェクト・ストアに追加する必要があります。
- 「NARA プロパティーを含めますか?」リストで、「はい」または「いいえ」を選択します。 NARA (米国国立公文書館) クラスおよびプロパティーをオブジェクト・ストアに追加する場合は、「はい」を選択します。
- 「終了」をクリックして、オブジェクト・ストアを構成します。
構成が正常に完了すると、確認画面が表示されます。重要: アップグレードしたオブジェクト・ストアであっても、オブジェクト・ストアの使用を開始する前にセキュリティーを設定する必要があります。 セキュリティーの設定は、この時点で行うことも、後日行うこともできます。