IBM Enterprise Records バージョン 5.1.2   

IBM Enterprise Records インストール・プログラムの実行

IBM® Enterprise Records インストール・プログラムを使用して、インストールされている IBM Enterprise Records コンポーネントをアップグレードします。

このタスクについて

カスタム・アップグレード・オプションを使用して、複数サーバーに分散している個々の IBM Enterprise Records コンポーネントをアップグレードできます。

例えば、あるアプリケーション・サーバーの IBM Enterprise Records Web アプリケーションと、別のサーバーの IBM Enterprise Records スイープ・アプリケーションをアップグレードすることができます。 IBM Enterprise Records コンポーネントの分散について詳しくは、関連リンクを参照してください。

重要: カスタム・アップグレードを使用する場合は、以前にインストールしたすべての IBM Enterprise Records コンポーネントをアップグレードすることを選択してください。
ヒント: IBM Enterprise Records Web アプリケーションをアップグレードする前に、WcmApiConfig.properties ファイルで Content Engine または Content Platform Engine のサーバー名が正しいことを確認してください。
IBM Enterprise Records インストール・プログラムにより、次のコンポーネントがアップグレードされます。
  • Web アプリケーション
  • API
    重要: システムをアップグレードすると、新しいインストールにより JAR ファイルが上書きされます。

    API コンポーネントが IBM InfoSphere® Enterprise Records V4.5.1 の下にインストールされていた場合にのみ、IBM Enterprise Records の新しいバージョンにアップグレードを行うと、古い rmapi.jar ファイルと rmresources.jar ファイルが ier_install_path/RM/RecordsManager/API/lib フォルダーから削除されます。

    新規バージョンの JAR ファイルは、ier_install_path/RM/API/RM_API ディレクトリーに配置されます。 ier_install_path/RM/RecordsManager/API/lib ディレクトリー下のその他のファイルは、変更されることも削除されることもありません。

    変更を完了すると、非推奨のメソッドがないため、プログラムは新しい JAR ファイルを処理します。

    ier_install_path/RM/RecordsManager/WEB-INF/lib ディレクトリー内の rmapi.jar ファイルまたは rmresources.jar ファイル、あるいはその両ファイルを参照するユーザー・プログラムは、その場所の更新された JAR ファイルで作業を続行します。

    カスタマイズしたプログラムを保持するには、クラスパスを変更して rmapi.jar ファイルを参照しているアプリケーションを変更します。以前の場所の ier_install_path/RM/RecordsManager/API/lib 内にある rmapi.jar ファイルまたは rmresources.jar ファイル、あるいはその両ファイルを参照するユーザー・プログラムを変更する必要があります。 これらのプログラム内の CLASSPATH を、新しい場所の ier_install_path/RM/API/RM_API 内の更新された JAR ファイルを参照するように修正する必要があります。

  • IBM Enterprise Records廃棄スイープ
  • IBM Enterprise Records保留スイープ
  • ファイル・プラン・インポート/エクスポート・ツール
  • IBM Enterprise Records の転送ツール


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最終更新: 2013 年 11 月
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