IBM Enterprise Records バージョン 5.1.2   

システム・アーキテクチャー

FileNet® P8 環境の IBM® Enterprise Records コンポーネントの標準的なアーキテクチャーは、使用している FileNet P8 のバージョンに応じて異なります。

FileNet P8 V5.1 またはそれ以前を使用している場合、標準的なアーキテクチャーには、Process Engine サーバー、Content Engine サーバー、Application Engine または Workplace XT Web アプリケーション・サーバーが含まれます。 このアーキテクチャーには、他にも Crystal Reports Server、データベース・サーバー、ディレクトリー・サーバー、Content Engine 管理クライアント、およびブラウザー・クライアントが含まれます。

FileNet P8 V5.2 を使用している場合、標準的なアーキテクチャーには、Content Platform Engine サーバー、IBM Content Navigator が含まれます。このアーキテクチャーには、他にも Crystal Reports Server、データベース・サーバー、ディレクトリー・サーバー、IBM Administration Console for Content Platform Engine、およびブラウザー・クライアントが含まれます。

すべてのコンポーネントを 1 つのサーバーに配置できますが、それはデモンストレーションまたは開発の場合に限定されます。 以下の図に、標準的な分散アーキテクチャーを示します。

図 1. 標準的な分散 FileNet P8 環境での IBM Enterprise Records
標準的な分散 FileNet P8 環境での IBM Enterprise
Records

分散アーキテクチャーは、Application Engine または Workplace XT for FileNet P8 V5.1 およびそれ以前、または IBM Content Navigator for FileNet P8 V5.2 をホストしています。ただし、パフォーマンスとシステム・リソースを最適化するため、一部の IBM Enterprise Records コンポーネントを複数サーバーに分散できます。



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最終更新: 2013 年 11 月
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