IBM Enterprise Records バージョン 5.1.2   

アップグレード用オブジェクト・ストア構成プロファイルの作成

前のバージョンの IBM® Enterprise Records からオブジェクト・ストアをアップグレードするには、IBM Enterprise Records アップグレード用オブジェクト・ストア構成プロファイルを作成する必要があります。このプロファイルに関連付けられているタスクにより、オブジェクト・ストアをバージョン 4.5.1 以降からアップグレードします。 その他のバージョンはサポートされません。

このタスクについて

以下のタスクを完了する必要があります。 Configuration Manager を実行して IBM Enterprise Records アドオンをアップグレードする際には、Records Administrator 特権を持っている必要があります。さらに、オブジェクト・ストア作成時のオブジェクト・ストア管理者の権限も持っている必要があります。

手順

アップグレード用オブジェクト・ストア構成プロファイルを作成するには、以下の手順を実行します。

  1. Content Engine または Content Platform Engine サーバーが稼働していることを確認してください。
  2. IBM Enterprise Records Configuration Manager が稼働していない場合は、IBM Enterprise Records Configuration Manager を始動します。
  3. 「ファイル」 > 「新規インストール用プロファイル (New Installation Profile)」を選択して「新規インストール用プロファイルの作成 (Create New Installation Profile)」ウィザードを開始します。
  4. 各値を順番に使用して、ウィザード画面に入力します。
    • プロファイル・タイプとして「オブジェクト・ストア・アップグレード・プロファイル (Object store upgrade profile)」を選択します。
    • 既存のファイル・プランをアップグレードする前に、「アップグレード・アドオンの作成」タスクを完了する必要があります。
    • アップグレード済みのワークフローを転送する前に、「ファイル・プラン・オブジェクト・ストアのアップグレード」タスクを完了する必要があります。
    • レコード対応オブジェクト・ストアとファイル・プラン・オブジェクト・ストアの組み合わせをアップグレードする場合、 レコード対応オブジェクト・ストアをアップグレードする前に、 「ファイル・プラン・オブジェクト・ストアのアップグレード」タスクを完了する必要があります。
  5. 「Content Engine 接続のプロパティーの設定 (Set Properties for Content Engine Connection)」画面で、「接続のテスト」をクリックします。このアクションにより、Configuration Manager と Content Engine または Content Platform Engine サーバーの間の接続がテストされます。 テストが失敗する場合は、Content Engine または Content Platform Engine サーバーが稼働していることを確認します。 また、入力した Content Engine または Content Platform Engine サーバーのプロパティー値が、Content Engine または Content Platform Engine サーバーで定義されている値と一致していることも確認してください。
  6. ファイル・プラン・オブジェクト・ストアのアップグレード、またはアップグレードされたワークフローの転送を計画している場合、 「管理者ユーザー名 (Administrator user name)」フィールドにレコード管理者のユーザー ID を入力します。 レコード・オブジェクト・ストアのアップグレードを計画している場合、オブジェクト・ストアの管理者ユーザー ID を入力します。 各タスクを実行する前に、このパネルに戻って管理者ユーザーを変更することができます。
  7. 作成したプロファイルが、タスクおよびアイコンとともに、プロファイル・ペインにアイコンとして表示されます。


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最終更新: 2013 年 11 月
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