IBM Enterprise Records バージョン 5.1.2   

IBM Enterprise Records REST Services のトラブルシューティング

IBM® Enterprise Records REST Services で作業する際に利用できる、いくつかの有用な情報があります。

表 1. IBM Enterprise Records REST Services のトラブルシューティングの問題
問題 対処
適用可能なログ・ファイルの場所
  • WebSphere: アプリケーション・サーバー・ログは以下の場所にあります。

    was_install_location¥profiles¥profile name¥logs¥server name

    SystemErrlog ファイルと SystemOut.log ファイルの両方に、問題の診断に役立つ例外スタック情報が含まれています。

  • WebLogic: アプリケーション・サーバー・ログは以下の場所にあります。

    WebLogic_install_location¥user_projects¥ domains¥domain name¥servers¥server name¥logs

    server name.log ファイルと domain name.log ファイルの両方に、問題の診断に役立つ例外スタック情報が含まれています。

最初の検査ステップに失敗しました。 この失敗は、IBM Enterprise Records REST Services アプリケーションが正しく JEE アプリケーション・サーバーにデプロイされていないことを示します。 以下の項目を確認してください。
  • fnrm のデフォルト値からさまざまなコンテキスト・ルートによるデプロイを行った場合、必ず妥当性検査 URL 文字列: http://<server>:9080/<context-root> で新しい値を使用してください。
  • IBM Enterprise Records REST Services アプリケーションが、そのホスティング JEE アプリケーション・サーバー内で開始されていることを確認してください。
  • 必要に応じて、再構成および再デプロイを行います。
最初の検査ステップは成功しましたが、2 番目の検査ステップには失敗しました。 この失敗は、必要な IBM FileNet® Content Manager ドメインとサービスが通信できないことを示します。 この失敗は、IBM Enterprise Records REST Services アプリケーションが正常にデプロイされて実行している場合であっても発生します。 以下の項目を確認してください。
  • 使用されたログイン資格情報が IBM FileNet Content Manager ドメインに対して有効なものであることを確認します。 これらは、Application Engine または Workplace XT Web アプリケーションを使用して検査できます。
  • 構成済みの IBM FileNet Content Manager ドメインの URL 文字列が Application Engine または Workplace XT アプリケーションから正しくコピーされていることを確認します。 この値は、Application Engine または Workplace XT アプリケーションを使用して検査できます。
  • WAR ファイルおよび EAR ファイルを作成する前に、IBM Enterprise Records REST Services の WEB-INF/lib ディレクトリーに、正しい Jace.jar ファイルと log4j.jar ファイルが入っていることを確認します。 これらの JAR ファイルは、Application Engine または Workplace XT アプリケーションを使用して検査できます。


フィードバック

最終更新: 2013 年 11 月
frmti001.htm

© Copyright IBM Corp. 2013