このタスクについて
重要: 自動破棄アクションの廃棄スイープを複数ファイル・レコードに実行すると、スイープの対象となっているコンテナーからそのレコードがファイリング解除されます。 ただし、スイープと関連付けられていない他のコンテナーにはレコードがそのまま残ります。
このタイプのスイープを正常に完了するためには、まずレコードを自動破棄アクションでタグ付けする必要があります。 詳しくは、アクションの追加に関するトピックを参照してください。 自動破棄を使用するためには、フェーズ・プロパティーを変更して古い廃棄スケジュールを更新する必要もあります。 詳しくは、廃棄スケジュールの変更に関するトピックを参照してください。 また、複数のプロファイルがある場合に自動破棄アクションの廃棄スイープを実行するための特殊コマンドもあります。 プロファイルにより、複数の構成を保存し、これらの構成を再構成せずに使用してスイープを実行することができます。
次のタスク
ログ・ファイルの確認
廃棄スイープを実行したら、構成したアクティビティー・ログを確認します。 このログ・ファイルは、さまざまなプロセスの開始時や終了時に表示され、処理および更新されたエンティティーをリストします。
エラーがある場合、トレースが含まれます。 ただし、失敗したレコードのリストは含まれません。Content Platform Engine がその情報を提供できないためです。
デフォルトでは、
自動破棄の廃棄スイープでは、プロファイル名、「AutoDestroy」という名前、および自動破棄を実行する日時を連結したトランスクリプト・ファイルが生成されます。 自動破棄を実行するときにプロファイルが提供されていない場合、
トランスクリプト・ファイルは接頭部として「DefaultProfile」を使用します。 例えば
RecordsManagerSweep.bat
-DispositionSweep -autodelete を 12/03/2011 の 14:13:30 に実行する場合、
RecordsManagerSweep フォルダーに
DefaultProfile_AutoDestroy_2011_12_3_14_13_30.log が作成されます。
RecordsManagerSweep.bat -DispositionSweep –autodelete
–profile Profile1 を 12/03/2011 の 14:13:30 に実行する場合、
Profile1_AutoDestroy_2011_12_3_14_13_30.log が生成されます。 このログ・ファイルには、以下の情報が記録されます。
- 時刻、エンティティー・タイプ (レコードまたはコンテナー)、および ID。
- エンティティーの削除の成功/失敗と、削除が失敗した場合は失敗の理由。
-autodelete を指定して廃棄スイープを実行し、ログ・ファイルを生成する場合、パフォーマンスが低下することがあります。 自動破棄ログを使用しない場合は、ログ・ファイルを生成せずに廃棄スイープを実行する次のコマンドを実行できます。 また、複数のプロファイルがある場合に、ログ・ファイルを生成せずに廃棄スイープを実行する特殊コマンドもあります。
オペレーティング・システム |
コマンド |
AIX、HP-UX、Linux、および Solaris |
./RecordsManagerSweep.sh -DispositionSweep -autodelete -notranscript [-profile
"profile name"] |
Windows |
./RecordsManagerSweep.bat -DispositionSweep -autodelete -notranscript [-profile
"profile name"] |