IBM® Enterprise
Records は、命名パターンに基づいたエンティティーのデフォルト名の自動生成をサポートしています。 また、ボリューム名の接尾辞として連番号を使用するように構成することができます。
命名パターン
命名パターンにより、新規のエンティティーがファイル・プランへ追加された場合に自動生成される名前のルールが指定されます。
- レコード・カテゴリーおよびレコード・フォルダーに対するパターンは、ファイル・プランの特定レベルで指定することができます。
- レコードに対しては、その親コンテナーの中でパターンを指定できます。
- 命名パターンをファイル・プランに関連付けると、新規のカテゴリー、フォルダー、およびレコードには自動的に名前が指定されます。 この名前は、ファイル・プランにおけるエンティティーのタイプおよびレベルに対して次に使用できる名前です。
ただし、従来の IBM Enterprise
Records ユーザー・インターフェースでは、エンティティーを作成するユーザーは、「追加」処理の間またはその後に、デフォルト名を変更することができます。
- IBM Content
Navigator 機能: IBM Content
Navigator ユーザー・インターフェースでは、「追加」処理の後でのみ、そのデフォルト名を変更できます。
レコードの情報ページに移動すると、名前を変更できます。
ボリューム名サフィックス
ボリューム名サフィックスとは、ボリューム名の中で接尾辞としての役割を果たす連番号のことです。
- ボリュームの名前は、自動的に生成されます。
- ボリューム名は、レコード・フォルダー名、ハイフン (-)、ボリューム・パターン接尾部をこの順に並べて構成されます。 例えば、レコード・フォルダーの名前が RFLegal、ボリューム・パターン接尾部が 00 の場合、最初のボリューム名は RFLegal-01 となります。 増分値が 2 の場合、次の新しいボリュームの名前は、RFLegal-03 になります。
- デフォルトでは、サフィックスの値は「00000」、増分値は 1 です。