IBM® Enterprise
Records を使用する前に、Workplace XT でサイト設定を変更して、これらのアプリケーションが IBM Enterprise
Records Web アプリケーションと適切に連携できるようにする必要があります。
このタスクについて
他の設定を変更して、以下を実行できます。
重要: これらの手順は、リストされている順番に完了する必要があります。
手順
IBM Enterprise
Records 関連のサイト設定を実行するには、以下の手順を実行します。
- IBM Enterprise
Records とともにWorkplace XT がインストールされているアプリケーション・サーバーにログオンします。 ポップアップ・ウィンドウ対応の Java Web ブラウザーを使用して、Administrator アクセス特権および Records Administrator 特権を持つユーザーとしてログオンします。
重要: このタスクの間は、IBM Enterprise
Records 機能にアクセスしないでください (サイトの設定を除く) 。
IBM Enterprise
Records はまだ構成されていないため、この時点でアプリケーションを実行すると、予期しない動作が発生する可能性があります。
- 「サイト設定」メニューにアクセスします。 に移動します。
- (必須) IBM Enterprise
Records がインストール済みであることを示します。
- 「サイト設定」メニューの「一般」を選択します。
- 「一般設定」で「レコード管理がインストール済み」を「はい」に設定し、変更内容を適用します。
- (必須) 接続ポイントが設定されていることを検査します。
- 「サイト設定」メニューの「一般」を選択します。
- 「タスク」で Process Engine または Content Platform Engine 接続ポイントが選択されていることを確認し、変更内容を適用します。
- オーサリング・ページの表示を「Workplace の場合のみ (Workplace only)」に設定します。 この設定の結果、Workplace XT のドキュメント作成ウィザードの最後に「レコードとして宣言」オプションが表示されます。
- 「サイト設定」メニューから「一般」に移動します。
- 「オーサー」で、オーサリング・ページの表示を「Workplace の場合のみ (Workplace only)」に設定し、変更内容を適用します。
- (FPOS ごとに必須) ファイル・プランを含むすべてのオブジェクト・ストアを指定し、オブジェクト・ストアごとにデフォルトのファイル・プランを指定します。
ファイル・プランについて詳しくは、計画チェックリストを参照してください。
ヒント: サイトに対しデフォルトのファイル・プランを設定する前に、この手順を完了する必要があります。
- 「サイト設定」メニューから「オブジェクト・ストア」に移動し、
任意のファイル・プラン・オブジェクト・ストア (FPOS) を選択します。
- 「レコード管理」で「ファイル・プランをサポート」を「はい」に設定し、変更内容を適用します。
- 「レコード管理」で「デフォルトのファイル・プラン」リンクをクリックし、適切なファイル・プランに移動して選択し、「適用」をクリックします。
- (オプション)「編集可能なリンク・クラス」で「リンク・クラスの追加」をクリックし、使用するリンク・クラスを選択します。
- 変更を適用します。
- FPOS ごとに前の手順を繰り返します。
- (ROS ごとに必須) レコードとして宣言できるコンテンツを備えたすべてのオブジェクト・ストアを指定します。
- 「サイト設定」メニューから「オブジェクト・ストア」に移動し、
任意のレコード対応オブジェクト・ストア (ROS) を選択します。
- 「レコード管理」で「レコードの宣言をサポート」を「はい」に設定し、変更内容を適用します。
- ROS ごとに前に手順を繰り返します。
重要: FPOS と ROS が結合されたオブジェクト・ストアを使用している場合、オブジェクト・ストアに対して手順
6 と手順
7 の両方を実行します。
- (必須) IBM Enterprise
Records Web アプリケーションへのログオン時に表示するファイル・プランを指定します。
ヒント: アプリケーションに初めてアクセスするときに、Workplace XT の「サイト設定」で設定されているデフォルト・ファイル・プランが表示されます。「構成」タブを使用して、 デフォルト設定を上書きできます。
- 「サイト設定」メニューから「一般」に移動します。
- 「レコード管理」で「デフォルトのファイル・プラン」をクリックします。
- 該当するオブジェクト・ストアに移動します。
- 該当するファイル・プランを選択します。
- 「承認」をクリックします。
- 変更を適用します。
- レコード管理のベース URL を確認します。 ベース URL サイト設定により、IBM Enterprise
Records の Web サイトのアドレスが指定されます。 ユーザーが特定の情報にアクセスできるようにするために、IBM Enterprise
Records では、Workplace XT と同じホスト名を使用する必要があります。
- 「サイト設定」メニューから「一般」に移動します。
- 「レコード管理」の「ベース URL」フィールドに、以下のフォーマットで IBM Enterprise
Records の Web サイトのアドレスを入力します。
http://host name:port#/EnterpriseRecords
ヒント: SSL 環境の場合、HTTPS および適切な SSL ポート番号を使用します。
- 変更を適用します。
- (オプション) Crystal Reports がインストールされているサーバーの名前を特定します。
- 「サイト設定」メニューから「一般」に移動します。
- 「レコード管理」の「アプリケーション・サーバー・パスを報告」に Crystal Reports Server の名前 (例えば、MyReportServer) を入力します。
- 変更を適用します。
- (DoD 分類に対してのみ必須) 他のユーザーを、Classified Records Security Personnel アクセス・ロールに割り当てます。
Classified Records Security Personnel アクセス・ロールにより、どのユーザーが IBM Enterprise
Records で分類レコードをアップグレード、ダウングレード、および分類解除できるかが決まります。 このアクセス・ロールのメンバーは、IBM Enterprise
Records で「デフォルトの分類解除の時間枠」の値も設定できます。 RM アクセス・ロール・ツールで、このロールを作成します。 追加のユーザーを割り当てる手順は、以下のとおりです。
- 「サイト設定」メニューから「アクセス・ロール」に移動します。
- Classified Records Security Personnel アクセス・ロールに対してユーザーおよびグループを追加または削除します。
- 変更を適用します。
- (オプション) Application Engine または Workplace XT から IBM Enterprise
Records へのリンクを追加する。
- 「サイト設定」メニューから「ツール統合」に移動します。
- 「レコード・マネージャー」で「変更」をクリックします。
- 「アイテム URL」フィールドに、IBM Enterprise
Records Web アプリケーションの URL を入力します。 次に例を示します。
http://my_server:port#/EnterpriseRecords/
ここで、my_server は、IBM Enterprise
Records Web アプリケーションがインストールされているサーバーの完全修飾名です。
- 「承認」をクリックして、変更を適用します。
- (オプション) Workplace XT からの「レコード・フォルダーを要求」リンクを有効にします。
- 「サイト設定」メニューから「ツール統合」に移動します。
- 「要求されたレコード・フォルダー」で「変更」をクリックします。
- 「アイテム URL」フィールドに、RM ステップ・プロセッサーの URL を入力します。
http://RM_web_application_server:port#/
RM_application_name/eprocess/launchers/html/ootb
/LaunchRMCreateFolder.jsp
次に例を示します。
http://myserver:7001/EnterpriseRecords/eprocess/launchers/html
/ootb/LaunchRMCreateFolder.jsp
- 「承認」をクリックして、変更を適用します。
- 変更内容を適用し、保存します。 完了したら、「OK」をクリックします。