「レコード情報」ページで「セキュリティー分類」をクリックすると、レコードのセキュリティー分類プロパティーを確認または編集できます。 「レコード情報」ページで「適用」をクリックすると、IBM® Enterprise
Records によって変更内容が適用されます。
プロパティーの説明と、
値を変更するための指示を確認してください。
派生元
「派生元」には、次のいずれかのソースから値が取り込まれます。
- セキュリティー分類ガイド (SCG)
- ソース・ドキュメントの識別子
- 継承または派生分類
このプロパティーを編集するには、次のようにします。
- 「派生元」をクリックして、「値の選択」ページを表示します。
- 値を追加するには、「値の入力」フィールドにテキスト・ストリングを入力して、「アイテムの追加」アイコン
をクリックします。 重要: IBM Enterprise
Records では、「派生元」プロパティーがストリング値として保存されます。 SCG は、レコードを最初に宣言する場合にのみ選択できます。
- 値を削除するには、「現在の値」リストから値を選択し、「選択済みアイテムの削除」アイコン
をクリックします。 重要: 削除した SCG を「派生元」プロパティーにリストアすることはできません。
- 作業が終了したら「承認」をクリックします。
重要: 「派生元」プロパティーを変更しても、「初期の分類」、「現在の分類」、「分類の理由」および「ダウングレード・インストラクション」には影響しません。
初期の分類
初期の分類は、レコードを最初に宣言したユーザーにより指定されたセキュリティー分類です。 初期の分類を変更するには、メニューをクリックして、次のいずれかの値を選択します。
現在の分類
現在の分類には、レコードの現在のセキュリティー・マーキングが反映されます。 現在の分類には、「最高機密」、「機密」、「社外秘」または「未分類」のいずれかを設定できます。 現在の分類を変更するには、「
レコード情報」ページで、次のいずれかのアクションをクリックします。
- 分類を解除
- アップグレードの分類
- ダウングレードの分類
重要: 未分類レコードをより高い分類 (社外秘など) にアップグレードする場合、
アップグレードされたレコードには多くの必須プロパティーが欠落している可能性があります。 レコードに正しいプロパティーが割り当てられていることを確認してください。 レコードの情報ページにアクセスします。 「セキュリティー分類」をクリックします。
そのレコードの分類で欠落している「必須」プロパティーをすべて指定します。 「適用」をクリックします。
分類の理由
レコードが分類された後に、「分類の理由」を変更できます。 理由を変更するには、次のようにします。
- 「分類の理由」をクリックして、「分類の理由」を追加および削除できる「値の選択」ページを開きます。
- 「分類の理由」を追加するには、「新しい値の追加」をクリックして、「アクティブ」(新しいレコードの場合) または「非推奨」(古いレコードの場合) を選択します。
- 選択肢のリストから理由を選択し、「承認」をクリックします。
- 必要な数だけ理由を追加します
- 理由を削除するには、理由を強調表示し、「選択済みアイテムの削除」アイコン
をクリックします。
- 選択が完了したら「承認」をクリックします。
分類エージェント
レコードが分類された後に、「分類エージェント」を変更できます。 レコードの宣言者が正しくない値を入力した場合にのみ、分類エージェントを変更してください。
分類エージェントを変更する際は、CIA、State Department、Department of Defense などの正しいテキストか、適切なエージェントを入力します。
分類元
IBM Enterprise
Records では、レコードがオリジナルの分類である場合に「分類元」が入力されます。 レコードの分類後に、「分類元」プロパティー・フィールドに適切なユーザー名またはタイトルを入力してください。
「分類を解除」プロパティー
レコードが分類されると、「分類を解除」プロパティーを変更できます。 ただし、レコードに「制限データ」または「以前に制限されたデータ」補足マーキングがある場合、プロパティーは無効です。 「分類を解除」プロパティーを以下のオプションに示します。
- 「分類を解除: 日付」- カレンダー・アイコンをクリックして、分類解除の日付を変更します。 「除外」プロパティーが入力されない限り、公開日から一定の期間を超えた日付を設定することはできません。
- 「分類を解除: イベント」- 分類解除のイベントを追加または削除するには、「分類を解除: イベント」をクリックして、リストからイベントを選択します。
重要: 「分類を解除 - 日付」は必須プロパティーではありません。
このプロパティーを指定しない場合、IBM Enterprise
Records では分類解除の日付の指定に「デフォルトの分類解除の時間枠」が使用されます。 詳しくは、IBM Enterprise
Records のシステム構成を参照してください。
除外
このプロパティーを編集するには、「除外」をクリックして、例外カテゴリーを追加または削除します。
「ダウングレード」プロパティー
レコードが宣言されると、「ダウングレード」プロパティーを変更できます。 ただし、レコードに「制限データ」または「以前に制限されたデータ」補足マーキングがある場合、プロパティーは無効です。 「ダウングレード」プロパティーを以下のオプションに示します。
- 「ダウングレード: 日付」- カレンダー・アイコンをクリックして、ダウングレードの日付を選択します。
- 「ダウングレード: イベント」- ダウングレードのイベントを追加または削除するには、「ダウングレード: イベント」をクリックして、リストからイベントを選択します。
- 「ダウングレード・インストラクション」- テキスト・ボックスにダウングレードのインストラクションを入力します。