IBM Enterprise Records バージョン 5.1.2   

IBM Enterprise Records ツールの構成

IBM® Enterprise Records のインストール中にオプション・ツールをインストールした場合は、インストール先サーバーでこれらのツールを構成する必要があります。 IBM Enterprise Records の廃棄スイープ・アプリケーションまたは保留スイープ・アプリケーションを実行する前に、これらのアプリケーションをご使用の環境で使用できるように構成する必要があります。

このタスクについて

スイープ・プロセスを実行する FPOS の名前と Content Engine または Content Platform Engine サーバーを複数ある中から指定してアプリケーションを構成します。

すべての IBM Enterprise Records コンポーネントを単一のサーバーにインストールした場合は、このサーバーにログオンして各ツールを構成する必要があります。 すべてのコンポーネントには、Web アプリケーションおよびオプション・ツールが含まれます。 IBM Enterprise Records コンポーネントを複数のサーバーにインストールした場合は、ツールをインストールした各サーバーにログオンし、構成手順を実行します。

重要:
  • システムでスイープ・アプリケーションを実行すると、全体的なシステム・パフォーマンスに影響する場合があります。 システムの使用率が低いときにスイープ・プロセスを実行するようにシステムを構成します。
  • 必要な JDK バージョンを使用できることを確認します。 詳しくは、「IBM FileNet P8 system requirements」および IBM Enterprise Records の詳細なシステム要件ページを参照してください。
  • オブジェクト・ストア、ユーザー ID、パスワードなどの値を変更する場合を除き、廃棄スイープまたは保留スイープを実行するたびにこれらのスイープを再構成する必要はありません。
  • IBM Enterprise RecordsIBM WebSphere® Application Server にデプロイされている場合、JACE EJB トランスポート・プロトコルを使用する IBM Enterprise Records ツールはすべて、同じバージョンの WebSphere Application Server または WebSphere Application クライアントに付属の JRE を使用します。 IBM Enterprise RecordsJBoss Application Server または WebLogic Server にデプロイされる場合、JACE EJB トランスポート・プロトコルに依存するあらゆる IBM Enterprise Records ツールは、同じバージョンのアプリケーション・サーバーに付属の JRE を使用します。
  • ツールの BAT ファイルおよび SH ファイルの該当するアプリケーション・サーバーのセクションの JAVA_HOME 環境変数を編集する必要もあります。 この編集は、この変数が IBM Enterprise Records ソフトウェアのインストールされているアプリケーション・サーバーと同じ JRE バージョンを指すようにするために行います。 例えば、WebSphere Application Server エントリーは set JAVA_HOME=%WS_DIR%/java のようになります。


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最終更新: 2013 年 11 月
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