IBM Enterprise Records バージョン 5.1.2   

セキュリティー・マーキングの伝搬

IBM® Enterprise Records をインストールする前に、オブジェクトに設定するセキュリティー・マーキング伝搬オプションを選択します。デフォルトでは、システムには「伝搬なし」が設定されます。

一般に、子オブジェクトは親オブジェクトのセキュリティー・マーキングを継承します。

以下に示すセキュリティー・マーキング伝搬のオプションが使用できます。
伝搬なし
親から子への伝搬または子から親への伝搬を無効にします。 これのファイルはデフォルト・オプションです。
フォルダーからレコードへ
子オブジェクトは親オブジェクトからセキュリティー・マーキングを継承します。
レコードからフォルダーへ
子のセキュリティー・マーキングの方が安全性が高い場合に、親オブジェクトが子オブジェクトのセキュリティー・マーキングを継承します。

ただし PRO データ・モデルでは、子のセキュリティー・マーキングの方が安全性が高い場合、親オブジェクトが子オブジェクトの設定を継承することができます。 親セキュリティー・マーキングに更新内容を伝搬するには、Content Engine または Content Platform Engine イベントが使用されます。



フィードバック

最終更新: 2013 年 11 月
frmpp047.htm

© Copyright IBM Corp. 2013