アップグレードを実行する前に、現在インストールされているレコード管理 Web アプリケーションと関連ツールのファイルをバックアップします。 アップグレード・プロセスを取り消す必要がある場合は、バックアップ・データを使用して前のインストール済み環境を復元できます。
このタスクについて
IBM® InfoSphere® Enterprise Records または
IBM Enterprise
Records のアップグレード時に、
IBM Enterprise
Records インストール・プログラムにより、以下のコンポーネントの既存のソース・ファイルおよび構成ファイルが削除されます。
- Web アプリケーション (管理クライアント)
- API および Bulk Declaration Services (BDS) API
- 廃棄スイープ・ツール
- 保留スイープ・ツール
- 転送ツール
- ファイル・プラン・インポート/エクスポート・ツール
手順
インストールをバックアップするには、以下のようにします。
- 既存のファイル・プラン・オブジェクト・ストアとレコード対応オブジェクト・ストアをバックアップします。
- デプロイされている Application Engine または Workplace XT アプリケーションをバックアップします。
- デプロイされているレコード管理アプリケーションをバックアップします。
- インストール・フォルダーと構成ファイル・フォルダーをバックアップします。
オプション |
説明 |
IBM InfoSphere Enterprise Records 4.5.1 |
- ier_install_path/FileNet/RM/RecordsManager
- ier_install_path/FileNet/Config/RM
- ier_install_path/FileNet/RM/RecordsManagerSweep
- ier_install_path/FileNet/RM/FilePlanImportExportTool
- ier_install_path/FileNet/RM/TransferTool
重要: アップグレード中に、actions.xml が ier_install_path/FileNet/Config/RM フォルダーに作成されます。
このファイルは actions.old ファイルに自動的にバックアップされます。
actions.xml ファイルに対して行われたカスタム変更を復元するときに、このファイルを使用します。
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IBM Enterprise
Records 5.1.0
および 5.1.1 |
- ier_install_path/RecordsManager
- ier_install_path/Config
- ier_install_path/RecordsManagerSweep
- ier_install_path/FilePlanImportExportTool
- ier_install_path/TransferTool
重要: アップグレード中に、actions.xml が ier_install_path/FileNet/Config/RM フォルダーに作成されます。
このファイルは actions.old ファイルに自動的にバックアップされます。
actions.xml ファイルに対して行われたカスタム変更を復元するときに、このファイルを使用します。
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