セキュリティーは、コンテナー以外の IBM® Enterprise
Records エンティティーの作成時に自動的に設定されます。
カスタム・オブジェクトのセキュリティーは、そのセキュリティー情報ページで変更できます。 また、カテゴリーやフォルダーに対しても、作成時にセキュリティーを設定することができます。
このタスクについて
オブジェクトのセキュリティー・ページには、そのオブジェクトにアクセスできるユーザーおよびグループと、それらユーザーおよびグループの権限レベルのリストが表示されています。 権限を変更できる場合、ユーザーの追加と削除、および既存のユーザーの権限レベルの変更を行うことができます。
オブジェクトにアクセスできるユーザーのリストを変更するには、ユーザーおよびグループの追加に関するトピックを参照してください。
ユーザーの権限レベルを変更するには、セキュリティー設定の指定に関するトピックを参照してください。
レコードには、「ポリシーの割り当て」リンクを使用して、あらかじめ定義されたセキュリティー・ポリシーを割り当てることができます。
詳しくは、セキュリティー・ポリシーに関するトピックを参照してください。
手順
セキュリティーを設定するには、次のようにします。
- コンテナーを追加する場合は、コンテナーの「追加」ウィザードの「セキュリティーの設定」ステップで初期セキュリティーを設定します。
- 既存のエンティティーにセキュリティーを設定するには
- 該当するエンティティーの「情報の取得」アイコン
をクリックします。
- 「セキュリティー」ページを選択します。
- グループまたはユーザーの設定を変更するには、該当するグループまたはユーザーのタイトルをクリックして、「セキュリティー - 設定」ページを表示します。
権限を継承したユーザーまたはグループが「セキュリティー - 設定」ページに表示された場合、権限を表示することはできますが、変更することはできません。
- エンティティーがコンテナーとドキュメントの両方を含むコンテナーの場合、「フォルダー」または「ドキュメント」オプションを選択します。
フォルダーおよびドキュメントの異なる権限のセットが表示されます。
- 例えば、フォルダーの設定が完了したら、ドキュメントに切り替えてそれらの権限を設定します。
- 追加のアクセスを許可するか、既存のアクセスを拒否するかについて、チェック・ボックスを選択します。 最も高いアクセス (オーナー制御) を選択した場合、これより低い権限もドキュメントに対して選択されます。各権限の意味と、1 つの権限選択がその他の権限に与える影響について詳しくは、セキュリティー設定の指定に関するトピックを参照してください。
- 「承認」をクリックして、「セキュリティー」ページに戻ります。
タスクの結果
新しいユーザーまたはグループを追加するには、次のようにします。
- 「新規追加」をクリックします。 「セキュリティー - ユーザー/グループの追加」ページが表示されます。
- コンテナー・エンティティーについて、いずれかのオプションを選択し、権限がどのように適用されるのかを指定します。 権限は、該当フォルダーのみに適用することも、該当フォルダーとその下層に適用することもできます。1 つのレベルの場合、ドキュメントは含まれませんが、すべてのレベルの場合はドキュメントも含まれます。
- コンテナー・エンティティーについて、「ユーザー/グループの選択」をクリックします。
「セキュリティー - ユーザー/グループの選択」ページが表示されます。
- 「選択」メニューから適切なドメインを選択します。
- 「ユーザー」または「グループ」を選択します。
- 「次で始まる」テキスト・ボックスに、追加したい名前の最初の数文字を入力し、「検索」をクリックします。
- 検索結果から名前を選択し、「承認」をクリックします。
- 以前に設定したセキュリティー手順を使用して、新しいユーザーまたはグループのセキュリティーを設定します。
既存のユーザーまたはグループをリストから削除するには、そのユーザーまたはグループの「削除」チェック・ボックスを選択します。 「適用」または「終了」をクリックすると、該当するユーザーまたはグループが削除されます。
ここで指定するセキュリティー設定は、エンティティーに対して設定されたセキュリティー・マーキングによって上書きされる場合があります。 詳細については、「セキュリティー」を参照してください。