IBM Enterprise Records バージョン 5.1.2    

保持されているメタデータのエクスポート

ファイル・プランに関してメタデータを保持するオプションが構成されている場合、論理的に削除されたエンティティーはオブジェクト・ストア内に残ります。 それらのエンティティーは、完全に削除されるまでオブジェクト・ストア内に残ります。 これらのエンティティーを削除する前に、アーカイブする目的でそれらを XML ファイルにエクスポートすることができます。

手順

論理的に削除されたエンティティーに対して保持されているメタデータをエクスポートするには、次のようにします。

  1. IBM® Administration Console for Content Platform Engine に管理者としてログオンします。
  2. ファイル・プラン・オブジェクト・ストアのノードを展開します。
  3. 「検索結果」ノードを右クリックし、メニューから「新規検索 (New Search)」を選択して、Query Builder を開きます。
  4. 「テーブルから選択 (Select from Table)」リスト・ボックスから、エクスポートしたいエンティティー・クラスを選択します。 例えば、レコードのみをエクスポートしたい場合は「RecordInfo」を選択します。 Query Builder は、選択されたテーブルで定義されたすべての列を「列の選択 (Select Columns)」リスト・ボックスに表示します。
  5. 検索条件については、「列」に「IsDeleted」、「条件」に「Equal To」を選択します。 「値」には「True」を選択します。
  6. 「OK」をクリックして検索を開始します。 「照会状況 (Query Status)」が表示されたら、「OK」をクリックします。
  7. 詳細ペインに、論理的に削除されたエンティティーが表示されます。 エンティティーをすべて選択し、次に右クリックして、「エクスポート・マニフェストに追加 (Add to Export Manifest)」を選択します。
  8. 「インクルード・オプション (Include Options)」画面が表示されます。 「関連付けられたすべてのオブジェクトを含める (Include all associated objects)」を選択します。 それぞれの「インクルード・オプション (Include Options)」画面で「OK」をクリックして、エンティティーをエクスポート・マニフェストに追加します。
  9. 「エクスポート・マニフェスト (Export Manifest)」フォルダーで右クリックし、「すべてのオブジェクトをエクスポート (Export All Objects)」を選択します。
  10. 「OK」をクリックして、エクスポートを実行します。
  11. エクスポートが終了したら、「OK」をクリックします。

タスクの結果

エクスポートしたエンティティーを完全に削除する場合は、削除操作を実行するまで、別の照会を実行したり IBM Administration Console for Content Platform Engine をシャットダウンしたりしないでください。 削除操作は、エクスポート操作用に生成したものと同じ検索結果セットに対して実行する必要があります。

エクスポート後に永久にエンティティーを削除するには、次のようにします。

  1. 「検索結果」をクリックします。 詳細ペインに、元の検索からの結果セットが表示されます。 エンティティーをすべて選択し、次に右クリックして、「操作の複数選択 (Multiselect Operations)」を選択します。
  2. 「一括操作 (Bulk Operations)」で「オブジェクトの削除」チェック・ボックスを選択し、「OK」をクリックします。 「はい」をクリックして、削除することを確認します。
  3. 「一括操作の状況 (Bulk Operations Status)」画面で「OK」をクリックします。


フィードバック

最終更新: 2013 年 11 月
export_minimum_metadata.htm

© Copyright IBM Corp. 2013