IBM Enterprise Records バージョン 5.1.2    

IBM Enterprise Records システム構成の設定

IBM® Enterprise Records システム構成は、IBM Enterprise Records システム全体に影響しますが、現在のファイル・プラン・オブジェクト・ストアのみに適用されます。

手順

IBM Enterprise Records システム構成を設定するには、次のようにします。

  1. IBM Enterprise Records にシステム管理者としてログオンするか、レコード・マネージャーまたはレコード管理者のアクセス・ロールを持つユーザーとしてログインします。
  2. 「構成」タブをクリックします。
  3. 「システム構成」をクリックして、「構成項目」ページを開きます。
  4. 以下の構成項目の値を入力または選択します。
    エクスポート構成
    IBM Enterprise Records が、エクスポートされたレコードの内容をエクスポート XML ファイルに埋め込むかどうかを指定します。 このフィールドのメニューには、「XML からのコンテンツの分割」および「XML に埋め込まれたコンテンツ」が含まれています。 詳しくは、レコード転送に関するヘルプ・トピックを参照してください。
    転送マッピング
    IBM Enterprise Records 転送ツールがレコードおよびレコード・フォルダーのエクスポート時に使用する転送マッピング・オブジェクトの名前を指定します。 詳しくは、転送マッピングに関するヘルプ・トピックを参照してください。
    デフォルトの分類解除の時間枠
    (DoD 分類のみで使用可能) レコードの宣言者が「分類を解除 - 日付」または「分類を解除 - イベント」の値を指定しなかった場合に IBM Enterprise Records がそのレコードの分類を解除するために使用する値を入力します。 デフォルトは 25 (年) です。 IBM Enterprise Records 管理者のみが、この値を変更できます。 他のユーザーには、値が読み取り専用として表示されます。 「デフォルトの分類解除の時間枠」の値が変更されると、IBM Enterprise Records は、ユーザーが「分類を解除」の値を指定せずに宣言した、後続のすべての分類されたレコードに、新しいデフォルト値を適用します。 また、宣言者が「分類を解除」の値を指定していない既存の分類されたレコード、または宣言者が直前の「デフォルトの分類解除の時間枠」の値と等価の「分類を解除 - 日付」を指定した既存の分類されたレコードも対象となります。 分類解除スイープの実行後に、IBM Enterprise Records は、これらの既存の分類されたレコードに新しいデフォルト値を適用します。 詳しくは、分類解除スイープに関するヘルプ・トピックを参照してください。
    分類解除要求日の更新
    (DoD 分類のみで使用可能) デフォルトでは、このフィールドは空です。 分類解除スイープを使用して、分類されたレコードの分類解除の日付を更新するには、「有効」を選択します。 「分類されたレコードのセキュリティー担当者」アクセス・ロールに割り当てられたユーザーのみが、「有効」を選択できます。 詳しくは、分類解除スイープに関するヘルプ・トピックを参照してください。
    ワークフローの最大バッチ・サイズ
    廃棄前のレビュー/承認用にバッチに格納される最大ワーク・アイテム数を指定します。 詳しくは、ワークフロー・バッチ・サイズに関するヘルプ・トピックを参照してください。
    伝搬セキュリティー・マーキング
    (PRO のみで使用可能) ファイル・プラン内のセキュリティー・マーキングの伝搬を指示します。 詳しくは、セキュリティー・マーキングに関するヘルプ・トピックを参照してください。
    スクリーニング・ワークフロー
    スクリーニング・ワークフローとしてどのワークフローを使用するかを指定します。 詳しくは、スクリーン・ワークフローに関するヘルプ・トピックを参照してください。
    ボリューム・パターン接尾部
    ボリューム名の接尾辞として機能する増分番号を入力します。 詳しくは、ボリューム名サフィックスに関するヘルプ・トピックを参照してください。
  5. 「適用」をクリックして、変更を保存します。
  6. 構成項目」ページを閉じます。


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最終更新: 2013 年 11 月
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