コンテンツ・ベース・リトリーブ (CBR) を、簡易検索、検索テンプレート、または条件付き保留で使用することを計画している場合、CBR 用にオブジェクト・ストアを構成する必要があります。
検索テンプレートは、コンテンツ・ベース・リトリーブ (CBR) をサポートします。
CBR を使用してオブジェクト・ストアを検索し、フルテキスト索引用に構成されているオブジェクトのコンテンツに埋め込まれた特定の単語または句を含むレコードを見つけることができます。
ユーザーが検索テンプレートを使用してコンテンツ・ベースの検索を実行できるようにするには、CBR 用に ROS および FPOS を構成します。
このタスクについて
この手順は、オブジェクト・ストアが、そのコンテンツ・ストレージ域用にデータベース・ストレージ域とファイル・ストレージ域のどちらを使用するかにより異なります。
手順
CBR 用に FPOS および ROS オブジェクト・ストアを設定するには、以下の手順を実行します。
- CBR 用に IBM Enterprise
Records オブジェクト・ストアを構成します。 詳細については、以下のいずれかのトピックを参照してください。
- IBM Administration
Console for Content Platform Engineを実行し、GCD 管理者としてログオンします。
- (オプション) CBR のロケールを入力します。
言語設定に基づき、ユニット・ロケールまたは言語固有のロケールを選択します。
- (オプション) 索引領域を作成します。 索引領域が、IBM Enterprise
Records が使用しないオブジェクト・ストア用のプラットフォームに存在している場合があります。 環境により、個別の索引を作成する場合や、IBM Enterprise
Records オブジェクト・ストアで既存の索引を使用する場合があります。
ヒント: 以下の 2 つの手順を実行して、レコードのドキュメント・コンテンツに加えて、目的のクラスおよびクラス・プロパティーを検索できるように構成します。
以下のクラスおよびプロパティーは、レコードのドキュメント・タイトルおよび選択したメタデータに対して CBR を可能にする最小セットを表しています。
- CBR を使用可能にするクラスの CBR 有効フラグをアクティブにすることで、クラス定義に対して CBR を有効にします。
- ROS: ドキュメント・クラス
- FPOS: レコード・クラス、ドキュメント・クラス
- 以下の、CBR を使用可能にするクラス・プロパティーを選択することで CBR を有効にします。
- ROS: ドキュメント・タイトル
- FPOS: ドキュメント・タイトル、およびメタデータを検索できるようにするその他のプロパティー
- IBM Enterprise
Records オブジェクト・ストアに索引を付けます。 IBM Enterprise
Records 用の CBR を構成した後、オブジェクト・ストアを使用する前に、そのオブジェクト・ストアに索引を付けます。
詳しくは、以下のいずれかのトピックを参照してください。