前のバージョンの IBM® Enterprise
Records からオブジェクト・ストアをアップグレードするには、IBM Enterprise
Records アップグレード用オブジェクト・ストア構成プロファイルを作成する必要があります。このプロファイルに関連付けられているタスクにより、オブジェクト・ストアをバージョン 4.5.1 以降からアップグレードします。
その他のバージョンはサポートされません。
このタスクについて
以下のタスクを完了する必要があります。
- アップグレード・アドオンの作成
- ファイル・プラン・オブジェクト・ストアのアップグレード
- レコード対応オブジェクト・ストアのアップグレード
- アップグレード済みワークフローの転送
Configuration Manager を実行して
IBM Enterprise
Records アドオンをアップグレードする際には、Records Administrator 特権を持っている必要があります。さらに、オブジェクト・ストア作成時のオブジェクト・ストア管理者の権限も持っている必要があります。
手順
アップグレード用オブジェクト・ストア構成プロファイルを作成するには、以下の手順を実行します。
- Content Engine または Content Platform Engine サーバーが稼働していることを確認してください。
- IBM Enterprise
Records Configuration
Manager が稼働していない場合は、IBM Enterprise
Records Configuration Manager を始動します。
- を選択して「新規インストール用プロファイルの作成 (Create New Installation Profile)」ウィザードを開始します。
- 各値を順番に使用して、ウィザード画面に入力します。
- プロファイル・タイプとして「オブジェクト・ストア・アップグレード・プロファイル (Object store upgrade profile)」を選択します。
- 既存のファイル・プランをアップグレードする前に、「アップグレード・アドオンの作成」タスクを完了する必要があります。
- アップグレード済みのワークフローを転送する前に、「ファイル・プラン・オブジェクト・ストアのアップグレード」タスクを完了する必要があります。
- レコード対応オブジェクト・ストアとファイル・プラン・オブジェクト・ストアの組み合わせをアップグレードする場合、
レコード対応オブジェクト・ストアをアップグレードする前に、
「ファイル・プラン・オブジェクト・ストアのアップグレード」タスクを完了する必要があります。
- 「Content Engine 接続のプロパティーの設定 (Set Properties for Content Engine Connection)」画面で、「接続のテスト」をクリックします。このアクションにより、Configuration Manager と Content Engine または Content Platform Engine サーバーの間の接続がテストされます。 テストが失敗する場合は、Content Engine または Content Platform Engine サーバーが稼働していることを確認します。
また、入力した Content Engine または Content Platform Engine サーバーのプロパティー値が、Content Engine または Content Platform Engine サーバーで定義されている値と一致していることも確認してください。
- ファイル・プラン・オブジェクト・ストアのアップグレード、またはアップグレードされたワークフローの転送を計画している場合、
「管理者ユーザー名 (Administrator user name)」フィールドにレコード管理者のユーザー ID を入力します。 レコード・オブジェクト・ストアのアップグレードを計画している場合、オブジェクト・ストアの管理者ユーザー ID を入力します。
各タスクを実行する前に、このパネルに戻って管理者ユーザーを変更することができます。
- 作成したプロファイルが、タスクおよびアイコンとともに、プロファイル・ペインにアイコンとして表示されます。