IBM Enterprise Records バージョン 5.1.2    

レコードの廃棄

廃棄アクションは、カットオフ日付に到達した後、または廃棄フェーズの保存期間が経過したときに、エンティティーに対して実行するアクションです。「自動破棄」アクションの場合を除いて、新しいアクションごとに、デフォルトのワークフローを割り当てる必要があります。 システムはアクションの終了時に、権限のあるユーザーからの確認を受信すると、関連付けられたワークフローを実行します。

廃棄スケジュールを定義する際に、カットオフに設定した廃棄トリガーをアクションに割り当てます。また、廃棄スケジュールで作成する各廃棄フェーズにもアクションを割り当てます。

要確認: アクションを作成、変更、または削除できるのは、レコード管理者または (Base および DoD データ・モデルの場合は) レコード・マネージャーだけです。

アクションのタイプ

IBM® Enterprise Records では、システムで事前定義された次のタイプのアクションを作成できます。
表 1. 事前定義アクション
アクション 説明
レビュー 権限のある担当者によってレビューされたレコードを取得します。レビューでは、エンティティーの廃棄状況を確認し、廃棄可能かどうかを判別します。
エクスポート レコードを別のリポジトリーにエクスポートまたはコピーします。
転送 レコードを永久保存するために記録保管施設に転送します。
破棄 レコードを完全に削除します。
暫定転送 レコードを他の場所に一時的に転送します。
カットオフ。 カットオフに到達した時点でエンティティーを閉じます。
重要レビュー 重要エンティティーの定期的なレビューをスケジュールします。
自動廃棄 ワークフローを使用せずに、レコードを完全に削除します。レコードの削除は、保存期間の終了に到達すると即時に実行されます。


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最終更新: 2013 年 11 月
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