IBM® FileNet® P8 の高可用性環境に IBM Enterprise Records を インストールできます。
高可用性環境に IBM Enterprise Records をインストールするには、以下の手順を実行します。
サーバー | インストラクション |
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WebSphere® Application Server |
IBM WebSphere Application Server の「Web アプリケーション・デプロイメント」プロファイル設定で、アプリケーション・サーバー・ホスト、SOAP ポート、およびセルをご使用のアプリケーション・サーバーに合った正しい値に変更します。 「Web アプリケーションのデプロイ」タスクの設定で、IBM Enterprise Records Configuration Manager がデプロイを行う適切なサーバー・ノードを選択します。 管理コンソールを使用してクラスターとロード・バランサー・インスタンスを作成したら、IBM Enterprise Records Web アプリケーションを IBM WebSphere Application Server 6.x または 7.x にデプロイします。 これらのステップを使用すると、クラスターおよびプロキシーのサーバー・インスタンスに IBM Enterprise Records をデプロイできます。 |
WebLogic Server |
WebLogic Server の Web アプリケーション・デプロイメント・プロファイル設定で、アプリケーション・サーバー・ホストと SOAP ポートを正しいアプリケーション・サーバーに変更します。 IBM Enterprise Records Configuration Manager がデプロイを行う適切なターゲットの名前を選択します。 WebLogic ドメイン、管理サーバー、およびクラスターを作成したら、WebLogic Server 9.x または 10.x をデプロイします。 このステップを使用してクラスターに IBM Enterprise Records をデプロイします。 |
JBoss Application Server |
JBoss Application Server では、独立したアプリケーション・サーバー・インスタンスのグループで IBM Enterprise Records Web アプリケーションを構成してデプロイします。 この構成では中央管理サーバーがないため、すべてのサーバーが個別のサーバー・インスタンスとして動作します。このため、各サーバーを別個に構成する必要があります。 |
環境内の 1 つの IBM Enterprise Records インストール済み環境のみで RMAccessRole ツールを実行することにより、 高可用性 IBM Enterprise Records に Classified Records Security Personnel アクセス・ロールを設定します。
「FileNet P8 ドメインへのマーキング・セットおよびアドオンの追加」タスクまたは「(DoD 分類のみ) Classified Records Security Personnel アクセス・ロールの作成」タスクの手順に従ってください。
アプリケーションがアプリケーション・サーバー・グループにデプロイされ、このグループに対してロード・バランサーが構成される場合、Application Engine の URL は http://proxy_url:proxyport/Workplace などになります。
IBM Enterprise Records URL の例として、http://proxy_url:proxyport/EnterpriseRecords があります。 IBM Enterprise Records のインストール・ステップを実行するときに、この URL を使用してください。