IBM® Enterprise Records クラスは、オブジェクトを作成するため、およびそれらのオブジェクトの共通の一連の特性 (動作およびセキュリティーなど) を定義するためのテンプレートとして機能します。
IBM Enterprise Records オブジェクト・ストアには、すぐに使用でき、すぐに構成することもできる豊富な機能を提供する多くの組み込みクラスが取り込まれています。 組み込みクラスの例としては、ドキュメント・クラス、イベント・クラス、ルート・クラスなどがあります。
新規プロパティーをクラスに関連付けることによって、これらのクラスをカスタマイズすることができます。 さらに、既存のクラスのサブクラスを作成することができます。 この操作により、(親クラスのすべてのサブクラスとオブジェクト・インスタンスにではなく) そのサブクラスにのみ、特定のプロパティーを確実に伝搬させることができます。 例えば、RecordFolder クラスのサブクラスは、ElectronicRecordFolder、 HybridRecordFolder、PhysicalContainer、および PhysicalRecordFolder です。