親オブジェクトが子オブジェクトからセキュリティー・マーキング設定を継承することができる PRO データ・モデルでは、システム管理者がセキュリティー・マーキングの伝搬を構成できます。
この構成は、ファイル・プラン・レベルで設定されます。
このタスクについて
セキュリティー・マーキング機能の伝搬を使用するには、SecurityPropagation イベントを有効にする必要があります。 詳しくは、「IBM® Enterprise
Records インストールおよびアップグレードのガイド」の『イベントの有効化とイベントへのサブスクライブ (Enabling and subscribing to events)』を参照してください。
手順
セキュリティー・マーキング伝搬を構成するには、次のようにします。
- IBM Enterprise
Records アプリケーションにレコード管理者としてログオンします。
- 「構成」タブを選択します。
- 「システム構成」をクリックします。
- 「構成項目」ページが表示されます。
「伝搬セキュリティー・マーキング」の値を選択します。選択項目は以下のとおりです。
- 「伝搬なし」。親から子、または子から親への伝搬を無効にします。 このオプションはデフォルト・オプションです。
- 「フォルダーからレコードへ」。子エンティティーは親エンティティーからセキュリティー・マーキングを継承します。
- 「レコードからフォルダーへ」。子エンティティーに指定されているセキュリティー・マーキングの方が安全である場合、親エンティティーは子からセキュリティー・マーキングを継承します。
- 「両方」。両方向で継承が機能します。
- 「適用」をクリックして、変更を保存します。
- キャンセルしたり、「構成項目」ページを閉じたりする場合は、「終了」をクリックします。