ファイル・プラン・インポート/エクスポート・ツールをインストールしたら、WebSphere® Application
Server インスタンスに関連する値を使用してコマンド・ファイルを編集することで、このツールを構成する必要があります。
WebSphere Application
Server のバージョンによって、コマンド・ファイルで行う必要がある変更の内容が異なります。 コマンド・ファイルは FilePlanTool.sh です。
始める前に
ファイル・プラン・インポート/エクスポート・ツールをインストールしたサーバーに、
WebSphere Application
Server または
WebSphere Application
Server クライアントをインストールして使用可能にしておく必要があります。
手順
コマンド・ファイルを構成するには、以下の手順を実行します。
- FilePlanTool.sh ファイルをバックアップします。
デフォルトの場所は、ier_install_path/FilePlanImportExport/Tool/FilePlanTool.sh です。
- テキスト・エディターで FilePlanTool.sh ファイルを開き、次のように変更します。
- APP_SERVER= パラメーターを探し、値を WebSphere に設定します。 例: APP_SERVER=WebSphere
- WS_DIR= パラメーターを探し、値を WebSphere Application
Server または WebSphere Application
Server クライアントがインストールされているディレクトリーに設定します。 例: WS_DIR=/opt/IBM/WebSphere/AppServer
- WebSphere Server セクションで NAMING_PROVIDER_URL= パラメーターを探し、次の形式で値を Content Engine サーバーの URL に設定します。 NAMING_PROVIDER_URL=iiop://CE
Server:port#
- WebSphere Server セクションで CORBA_CONFIGURL= パラメーターを探し、値を sas.client.props ファイルの場所に設定します。
- WebSphere Application
Server 6.0 以前
CORBA_CONFIGURL=file:"$WS_DIR"/profiles/default/
properties/sas.client.props
- WebSphere クライアント
CORBA_CONFIGURL=file:"$WS_DIR"/properties/
sas.client.props
- WebSphere Application
Server 6.1 または 7.0
CORBA_CONFIGURL=file:"$WS_DIR"/profiles/AppSrv01/
properties/sas.client.props
- CORBA_CONFIGURL パラメーターで参照される sas.client.props ファイルに移動します。
ツールを実行するときに Content Engine または Content Platform Engine にログオンする必要がなくなるように、以下の変更を sas.client.props ファイルに加えます。
- com.ibm.CORBA.loginSource= パラメーターを none に設定します。 例: com.ibm.CORBA.loginSource=none
- ファイルを保存して閉じます。