履歴ビュー

「情報」ページの「履歴」ビューは、フォルダー、ドキュメントまたはカスタム・オブジェクトに関連付けられたイベントの履歴についての情報を提供します。追跡する特定のイベントを選択したり、日付ごと、ユーザーごと、またはイベントの成功または失敗ごとに指定のイベントを検索することができます。最初に、「履歴」ビューにアクセスしたとき、検索基準を設定してから、オブジェクトのイベントを表示するために、履歴イベントの検索を開始します。

注: システム管理者は、履歴イベントが追跡できるように、特定のクラスに対して監査ロギングを有効にしておく必要があります。ロギングが有効になっていないか、またはそのオブジェクトについてのイベントが存在しない場合は、履歴検索基準と結果のかわりに、「履歴イベントは利用できません。」というメッセージが表示されます。

オブジェクトのタイプと名前
オブジェクト・タイプとアイテム名がページの先頭に表示されます。オブジェクトがドキュメントの場合、アイコンによりオブジェクト・タイプとバージョン状況が区別できます。また、ドキュメント・バージョン情報がドキュメント名の後に表示されます。ドキュメント名リンクをクリックするとドキュメントを開くことができます。
履歴イベント
基準を設定した後で 「検索」 をクリックすると、オブジェクトのイベントが表示されます。
基準の表示 / 非表示
履歴結果のみを表示するには、「基準を非表示」 をクリックします。もう一度、検索基準を表示するには 「基準を表示」 をクリックします。また、「履歴」ビューに最初にアクセスしたとき、常に検索基準が表示または非表示されるように、検索と履歴の基準のユーザー設定を設定できます。
Printable view
印刷用にフォーマットされたページで結果を表示するには、「印刷可能なビュー」 をクリックします。
イベント
検索対象として利用できるイベントのリストです。リストにあるすべてのイベントを選択するには、左側のチェック・ボックスを選択します。表示する特定のイベントを選択します。リストされるイベントは、選択されているオブジェクトのタイプと、そのクラスに依存します。各イベント・タイプの説明については、「履歴イベントの説明」を参照してください。

注意: 「情報」ページの「プロパティーの変更」ビューは、「情報」ページの「履歴」ビューで更新イベントの「情報の取得」をクリックすると表示されます。

履歴イベントの検索条件
履歴の結果を絞り込むには、検索基準を入力します。例えば、2004 年 5 月 7 日 12:01 AM から 2004 年 5 月 10 日 12:01 PM の間に発生し、ユーザー「djones」により開始されたイベントを検索する場合です。
イベントの開始日時  
イベントの開始日時を入力します。「カレンダー」 を使用して日付と時刻を選択するか、またはフィールドに日付と時刻を入力します。「クリア」 をクリックするとフィールドの値をクリアできます。
イベントの終了日時  
イベントの終了日時を入力します。「カレンダー」 を使用して日付と時刻を選択するか、またはフィールドに日付と時刻を入力します。「クリア」 をクリックするとフィールドの値をクリアできます。
AND / OR  
日付およびユーザー条件について AND または OR を選択します。日付と選択したユーザーが一致するときのみ結果を返す場合は、AND を選択します。日付と選択したユーザーのどちらか一方が一致するときのみ結果を返す場合は、OR を選択します。
開始側 
イベントの検索結果を絞り込むには、特定のユーザーを選択します。指定されたユーザーによって開始されたイベントだけが返されます。目的のユーザーを選択するには、「ユーザーの選択」 をクリックします。ユーザー名をクリアするには、「ユーザーをクリア」 をクリックします。
AND / OR  
ユーザー条件および状況について AND または OR を選択します。日付とユーザーの組み合わせと、選択した状況が一致するときのみ結果を返す場合は、AND を選択します。日付とユーザーの組み合わせ、または選択したユーザーのどちらか一方が一致するときのみ結果を返す場合は、OR を選択します。
イベントのステータス 
イベントを返す条件として状況のタイプを指定します。すべてのイベントを選択するには、選択を空欄にします。成功したイベントのみを返す場合は、「成功」 を選択します。失敗したイベントのみを返す場合は、「失敗」 を選択します。
すべての参照オブジェクトを含める
オブジェクト値プロパティー内のオブジェクトについてのイベント (例えば、リンクされたドキュメントについてのイベント) を返すようにするには、「すべての参照オブジェクトを含める」 を「はい」に設定します。
すべてのバージョンを含める
ドキュメントのすべてのバージョンでイベントを返すようにするには、「すべてのバージョンを含める」を「はい」に設定します。ドキュメントのバージョンについての削除イベントの結果は、このオプションを「はい」に設定したときにのみ表示されます。ただし、(ドキュメントの特定のバージョンではなく) ドキュメントが完全に削除された場合、アプリケーションからその履歴イベントを完全に表示できなくなります。
最大結果数
返される結果の個数の最大値を入力します。デフォルトは 25 です。それ以上の結果がある場合、超過分のイベントを表示するには、設定を変更してから 「検索」 を再度クリックする必要があります。