保留スイープの実行

保留スイープは daemon プロセスです。システムのパフォーマンスへの影響を制限するには、システム使用率が低いときにプロセスが実行されるようにスケジュールします。保留スイープを実行する際には、このプロセスを実行するコンピューターに、JRE 1.4 以上の Java™ Virtual Machine (JVM) をインストールしておきます。

注:  保留スイープを実行する前に、管理者は QueryPageMaxSize プロパティーの値を 150,000 に、最大照会時間の制限値を 0 に設定する必要があります。「保留スイープの構成」を参照してください。

保留スイープを実行するには

保留スイープ・コンポーネントをインストールしたコンピューターで、RecordsManagerSweep フォルダーから保留スイープを実行します。次のメソッドのいずれかを使用して保留スイープ・プロセスを実行します。

または、..¥FileNet¥RecordsManagerSweep¥lib フォルダーに移動して以下の通り入力することによって、コマンド・プロンプトから保留スイープ・プロセスを実行できます。

java -jar rmHoldSweep.jar

RecordsManagerSweep フォルダーで作成されたエラー・ログ・ファイルを表示して、保留スイープが正常に実行されたかどうかを確認できます。エラー・ログ・ファイルが空の場合、保留スイープ・プロセスは正常に実行されています。プロセスが正常に実行されなかった場合、このファイルにはエラーが含まれ、これを使用して問題のトラブルシューティングを行うことができます。

保留スイープを停止するには

保留スイープを停止するには、次に示すように -stop パラメーターを追加します。

保留スイープ・プロセスが停止すると、メッセージが表示されます。