Image Viewer のクイック・スタートの構成
Image Viewer でクイック・スタート機能を使用するように構成すると、Image Viewer アプリケーションの起動にかかる時間を短縮できます。Image Viewer を使用して画像を開く場合、新しいブラウザー・セッションと Java アプリケーションの初期化中に若干の遅延が発生します。Image Viewer セッションを初期化し、同時に Web ブラウザー・セッションが起動するように Image Viewer を構成しておけば、ユーザーが画像を開くと Image Viewer が即時にロードされます。
Windows クライアントでクイック・スタートを有効にすると、システム・トレイ (Windows デスクトップの右下) にアイコンが表示され、「スタート」>「プログラム」>「スタートアップ」 メニューにメニュー・アイテムが追加されます。クイック・スタート機能は、ワークステーションを再起動しても引き続き有効になります。
デフォルトでは、クイック・スタート機能は無効になっています。サイトに対してクイック・スタートを手動で構成する必要があります。構成が完了したら、各エンド・ユーザーが必要に応じてクライアント上でクイック・スタートを有効または無効にすることができます。Windows クライアント上でクイック・スタート機能を有効または無効にする手順については、『Image View のクイック・スタートの有効化
』を参照してください。
サイトに対して Image Viewer クイック・スタートを構成するには
- quickstart.htm ファイルのバックアップ・コピーを作成します。デフォルトで、このファイルは、次のフォルダーにインストールされます。
<XT_install_path>\FileNet\WebClient\WorkplaceXT\FnJavaV1Files
- テキスト・エディターを使用して、以下に示すように quickstart.htm を変更します。
- 以下のエントリーを見つけます。
<script language="JavaScript">
document.write('<applet name="viewone" mayscript code="ji.applet.jiApplet.class" width="250" height="250" codebase="." archive="ji.jar">')
- 「archive」設定を以下のように変更します。
archive="ji.jar,viewer-security-dialog.jar,viewer-security-dialog-i18n.jar"
- ファイルを保存します。
- WcmJavaViewer.jsp のバックアップ・コピーを作成します。
<XT_install_path>¥FileNet¥WebClient¥WorkplaceXT¥UI-INF¥jsp¥ui
- テキスト・エディターを使用して、以下に示すように WcmJavaViewer.jsp を変更します。
- 以下のエントリーを見つけます。
write('<applet ARCHIVE="ji.jar" NAME="viewONE" ID="viewONE" '+sizeTag + '" HSPACE="0" VSPACE="0" ALIGN="middle" code="ji/applet/jiApplet" codebase="./FnJavaV1Files/">');
- 「ARCHIVE」設定を以下のように変更します。
ARCHIVE="ji.jar,viewer-security-dialog.jar,viewer-security-dialog-i18n.jar"
- 以下のエントリーを見つけ、以下のように「write(paramTag+'quickstartURL'」ストリングを追加します。
write(appletTag);
write(paramTag+'code'+operatorTag+'"ji.applet.jiApplet"'+enderTag);
write(paramTag+'code'+operatorTag+'"ji.applet.jiApplet.class"'+enderTag);
write(paramTag+'codebase'+operatorTag+'"./FnJavaV1Files/"'+enderTag);
write(paramTag+'quickstartURL'+operatorTag+'quickstart.htm'+enderTag);
- ファイルを保存します。
- アプリケーション・サーバーを停止します。
- デプロイされた Workplace XT フォルダーおよび一時ディレクトリーを削除します。
- Web アプリケーション・サーバーの説明に従って、Workplace XT アプリケーションを再デプロイします。
- アプリケーション・サーバーを再始動します。