サイト設定
サイト設定では、FileNet P8 Platform クライアント・アプリケーションの表示、動作、接続を構成します。サイト設定を使用して制御できる機能には、以下のようなものがあります。
- 設定ファイルを保存するオブジェクト・ストアの指定。
- ドキュメント・サーバーの指定。
- Workplace XT Application Integration ユーザーからのセキュアなログインに対応した SSL ホストの指定。
- リモート Java™ サーバーの指定。
- 管理アプリケーションおよびセキュリティー情報へのアクセスの制限。
- デザイナー・アプリケーションへのアクセスの制限。
- ドキュメント・リストの表示内容の変更。
- フォルダーに表示されるアイテム数、または検索で返されるアイテム数の制限。
- さまざまなビューで表示するプロパティーの選択。
- 外部参照サービス (IS ライブラリーなど) への接続の構成。
- フォーム・データの処理および取得を可能にするための、FileNet P8 eForms の有効化。
- 便利なリンクへの追加 (www.ibm.com へのリンクの追加など)。
- 複合ドキュメントの有効化。
「ユーザー設定」ボタンをクリックすると、独自の設定を行うことができます。ユーザー設定には、次のものがあります。
- 表示のユーザー設定。ユーザーによる設定内容は、対応するサイト設定よりも優先されます。
- お気に入り、検索およびタスクの設定。これらの設定内容には、
対応するサイト設定がありません。
サイト設定を行うには
- Application Engine アドミニストレーター グループのメンバーとして、アプリケーションにログインします。
- 「ツール」>「管理」をクリックします。
- 「サイト設定」をクリックします。
- 設定を選択します。
- 必要に応じて、各設定の内容を変更します。プロパティー名のリストで、アスタリスク (*) はシステム・プロパティーを表します。プロパティーの右側にある、括弧で囲まれた名前は、オリジナル・ラベルの代わりにインターフェースに表示されるカスタマイズ・ラベルを表します。
- 変更を保存します。 サイドバーの「鉛筆」アイコンは、保存されていない変更内容があることを表します。
- 必要な設定に応じて手順を繰り返した後、設定を終了します。
注
- サイトが同じサイト設定ファイルを使用する複数のアプリケーション・サーバーで構成されている場合、1 つのシステム上でサイト設定が変更されたとき、その変更内容がその他のアプリケーション・サーバーに伝搬されるまで 20 分程度かかることがあります。複数のアプリケーション・サーバーで同じサイト設定ファイルを共有している場合、サイト設定ファイルは 20 分おきに自動更新されます。
- IBM InfoSphere Enterprise Records には、これらのサイト設定は適用されません。詳細については、
「IBM InfoSphere Enterprise Records Configuration」を参照してください。
ヒント: 特定のサイト設定に関する情報を参照するには、FileNet P8 のドキュメントの検索機能を使用して、引用符で囲まれた用語を検索してください。