Image Viewer のメニュー

Image Viewer では、ポップアップ・メニューを使用できます。右クリックだけでメニュー・カテゴリーを表示できます。各カテゴリーをポイントすると、そのオプションが表示されます。コマンド名の後ろにはショートカット・キーが括弧の中に表示されます ((F4) など)。

大部分のメニュー・アイテムは、他のトピックで説明されているボタンに対応しています。

メニュー・オプション 説明へのリンク

Image Viewer のメニューの例

「表示」メニュー

「表示」 メニューでは、現在のイメージとサムネールの表示方法を設定します。下部のツールバーを使用して表示設定を変更することもできます。

「ページを表示 (F2)」 はイメージをウィンドウに表示します。これはデフォルトの表示設定です。

「サムネールを表示 (F3)」 は、イメージ・ドキュメントの各ページのサムネールだけを表示します。

「2 ページを表示 (F4)」 は、複数ページ・ドキュメントの 2 ページを横に並べて表示します。

「サムネールを表示: 左 (F5)」は、ドキュメントのサムネールをイメージの左に表示します。

「サムネールを表示: 下 (F6)」は、ドキュメントのサムネールをイメージの下に表示します。

「サムネールを表示: 上 (F7)」は、ドキュメントのサムネールをイメージの上に表示します。

「サムネールを表示: 右 (F8)」は、ドキュメントのサムネールをイメージの右に表示します。

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「イメージ」メニュー

「イメージ」 メニュー では、現在のイメージのサイズと回転を設定します。下部のツールバーを使用してイメージ設定を変更することもできます。

「ウィンドウ幅に合わせる (F9)」 は、イメージのサイズを調整してウィンドウの幅に合わせます。

「ウィンドウの高さに合わせる (F10)」 は、イメージのサイズを調整してウィンドウの高さに合わせます。

「ウィンドウに合わせる (F11)」 は、イメージのサイズを調整してイメージ全体がウィンドウの上下左右方向にぴったり収まるようにします。

「ズームイン (+)」 は、イメージのサイズを 25% ずつ拡大します。

「ズームアウト (-)」 は、イメージのサイズを 25% ずつ縮小します。

「原寸大 (Z)」 は、イメージを実際のサイズで表示します。

「選択領域をズーム (A)」 は、イメージの一部を矩形の形で拡大します。拡大オプションのオン/オフを切り替えるには、「選択領域をズーム」 ボタンをクリックします。十字カーソルをドラッグして拡大する領域を選択します。指定した領域が拡大されてウィンドウいっぱいに表示されます。「選択領域をズーム」 をもう一度クリックすると、パン・モードに戻ります。

「拡大ウィンドウを表示 (M)」 は、長方形のカーソルがイメージの一部を拡大する拡大レンズのように表示されます。イメージ上でカーソルを移動すると、長方形の領域が拡大され、それ以外の部分は普通に表示されます。拡大ウィンドウを再選択すると、それを閉じることができます。

「時計回りに回転 (R)」 は、イメージを右 (時計方向) に回転します。

「反時計回りに回転 (R)」 は、イメージを左 (反時計方向) に回転します。

「180°回転」 は、イメージを 180 度回転します。

「ミラー」 は、イメージを垂直軸に沿って反転します。

「上下反転」 は、イメージを水平軸に沿って反転します。

「強調モードを変更 (E)」 は、5 つのアンチエイリアス・モードを切り替えます。これは白黒イメージの品質に影響します。強調モードはカラー・イメージ (グレースケールで再表示されたイメージを含む) には影響がありません。「強調モードを変更」 を繰り返し選択することで 5 つのアンチエイリアス・モードを切り替えて、イメージに適したモードを見つけます。

「色の反転 (I)」 は、イメージの色を反転するために使用します。

「グレイ・スケールで表示」 は、カラー・イメージをグレースケールで表示します。

「イメージ・プロパティー」 は、ファイル名、ファイル・タイプ、イメージ・サイズを含む現在のイメージに関する情報を表示するウィンドウを開きます。

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「調整」メニュー

「輝度 (+)」 は、カラー・イメージの輝度を高めます。

「輝度 (-)」 は、カラー・イメージの輝度を低めます。

「輝度のリセット」 は、輝度をデフォルト (中域) にリセットします。

「コントラスト (+)」 は、カラー・イメージのコントラストを強めます。

「コントラスト (-)」 は、カラー・イメージのコントラストを弱めます。

「コントラストのリセット」 は、コントラストをデフォルト (中域) にリセットします。

「明度 (+)」 は、カラー・イメージの明度を高めます。明度は、白黒イメージの強調モードに影響を与えます。例えば、強調モード 3 を使用する場合、メイン・ウィンドウのイメージにスライダーの効果を表示するには、イメージを 100% 以上の大きさで表示する必要があります。イメージを明るくすることはできますが、暗くすることはできません。別のウィンドウで拡大機能を使用すると、明度が高いイメージを見ることができます。その他の強調モードを使用すると、これとは違う結果になります。

「明度 (-)」 は、カラー・イメージの明度を落とします。明度は、白黒イメージの強調モードに影響を与えます。例えば、強調モード 3 を使用する場合、メイン・ウィンドウのイメージにスライダーの効果を表示するには、イメージを 100% 以上の大きさで表示する必要があります。イメージを明るくすることはできますが、暗くすることはできません。別のウィンドウで拡大機能を使用すると、明度が高いイメージを見ることができます。その他の強調モードを使用すると、これとは違う結果になります。

「明度のリセット」 は、明度をデフォルト (中域) にリセットします。

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「印刷」メニュー

「印刷」 メニューにはいくつかのオプションがあります。

注意:  オペレーティング・システムの印刷ダイアログではすべてのページが印刷されるように表示されることがありますが、実際には選択したページだけが印刷されます。

ドキュメントの印刷処理中は、この例で示すように印刷中のアイコンが下部のツールバーに追加されます。

下部ツールバーの「印刷中」アイコン

詳細については、「イメージの印刷を参照してください。

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「ページ」メニュー

「ページ」 メニューを使用すると、マルチページ・イメージのページ間を素早く移動できます。

「次のページ (Page Down)」 は、イメージ・ファイルの次のページを表示します。

「前のページ (Page Up)」 は、イメージ・ファイルの前のページを表示します。

「先頭ページ (Home)」 は、イメージ・ファイルの最初のページを表示します。

「最終ページ (End)」 は、イメージ・ファイルの最後のページを表示します。

「指定ページに移動 (G)」 は、特定のページ番号を入力するためのダイアログ・ボックスを表示します。ページ番号を入力し、「OK」 をクリックします。

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「選択範囲」メニュー

「選択範囲」 メニューでは、連続しないページを選択して印刷したり、選択を解除したりできます。対象のページを選択したあと、「印刷」>「選択したページの印刷」 コマンドを使用します。

印刷が終了したら選択を解除します。

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「クリップボード」メニュー (Windows のみ)

「クリップボード」 メニューを使用して、ページまたは選択領域を Windows のクリップボードにコピーします。

「選択領域をクリップボードにコピー」 をクリックすると、カーソルが十字カーソルに変わり、コピーする領域のアウトラインを指定できます。クリックしてドラッグし、領域を選択します。マウス・ボタンを放すと、その領域がコピーされます。

デフォルトでは、「終了時にクリップボードを空にする」 コマンドが有効になります。Image Viewer を終了した後でクリップボードの情報を保存するには、コマンドを選択してチェック・ボックスをオフにします。

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「設定」メニュー

「設定」 メニューでは、サムネール、色、印刷の設定を指定します。

「サムネール - 大きく」 は、サムネールをわずかに大きくします。

「サムネール - 小さく」 は、サムネールをわずかに小さくします。

「サムネール - リセット」 は、サムネールをデフォルト・サイズにリセットします。

「背景色を変更」 および 「フォアグラウンド・カラーを変更」 は、白黒イメージを表示するときの背景色と前景色を変更します。背景色を選択すると、白黒イメージの白い背景色がその背景色で置き換えられます。前景色を選択すると、白黒イメージの黒い文字色と線がその前景色で置き換えられます。これらの設定はブラウザーの設定であり、再度色を変更するまで、これ以降に Image Viewer で開く白黒イメージに適用されます。バックグラウンドおよびフォアグラウンド・カラーの設定は、カラー・イメージには影響がありません。

「カラーなし (最速) で文書を印刷」 は、すべてのイメージを白黒として印刷します。バックグラウンドおよびフォアグラウンド・カラーの設定は、印刷に影響を与えません。

「カラーつき (最低速) で文書を印刷」 は、カラー・イメージであればドキュメントをカラーで印刷します。

「オリジナル・サイズで印刷」 は、イメージの元のサイズを保持します。イメージを拡大または縮小して用紙サイズに合わせる場合、この設定をオフにしてください。

クイック・スタート機能は Image Viewer を実際に使用する前にあらかじめ起動しておきます。ファイルやメモリーのロードなどの開始プロセスを含む Image Viewer の初期化が完了しているため、イメージが表示されるまでの待ち時間が短縮します。この機能は、サイト管理者が設定する必要があります。このメニュー・アイテムを選択すると、この機能が有効になります。有効になると、クイック・スタート アイコンがシステム・トレイに表示されます。詳細については、「Image Viewer のクイック・スタートの有効化」を参照してください。

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「ヘルプ」メニュー

「ヘルプ (F1)」 メニューでは、Image Viewer のドキュメントを開いたり、Image Viewer の技術情報を表示できます。