物理エンティティーをチャージアウトまたは予約する前には、エンティティーの現在の状況を確認して、別のユーザーがそのエンティティーを既にチャージアウトしているかどうかを調べることができます。その際、物理レコードまたはコンテナーがプロパティーの 1 つとしてバーコードを持っている必要があります。また、このオプションを使用して、物理的なアイテムが特定の場所にあるかどうかを調べることもできます。ただし、その場所がバーコードまたは説明のどちらかを持つものとします。バーコードは、エンティティーのバーコード・プロパティーに含まれる任意のテキスト・ストリングです。特定のバーコード形式である必要はありません。
他のユーザーがエンティティーを予約しており、キューに含まれている場合があります。そのエンティティーが、現在チャージアウトされているコンテナーである場合、そのバーコードを入力できます。結果にコンテナーが表示されたら、そのコンテナーを開いてワークフローのリストを表示します。適切な権限を持っている場合、このリストからワーク・アイテムを参照できます。
物理レコードの場所がわかっている場合、その場所のバーコードまたは説明を入力できます。エンティティーのリストから、レコードの名前をクリックすると、関連するワーク・アイテムのリストが表示されます。表示される情報は、ユーザーのセキュリティー権限とキューに設定されたセキュリティーによって異なります。
エンティティーのワークフローを起動すると、そのワークフローの添付として、ワークフローのステップが実行されます。そのため、「物理アイテムのスキャン」機能を使用する場合、Process Engine のプロセス構成コンソールを使用して「添付のトラッキング」機能を有効にします。この機能を有効化または無効化できるのは、レコードの管理者のみです。デフォルトでは、この機能は有効になっています。設定を変更するには、プロセス構成コンソールでルーターを右クリックして、「プロパティー」 を選択します。「リージョン構成」 タブをクリックして、「添付のトラッキングを有効にする」 チェック・ボックスをオンまたはオフにします。詳細については、Process Engine のヘルプを参照してください。
物理アイテムをスキャンするには
注: Crystal Reports によりバーコードを作成してラベルにプリントした後、そのラベルをアイテムに追加し、キーボード・ウェッジ・スキャナーを使用してバーコードをスキャンできます。