エラー・ロギングの構成

WebDAV クライアントと FileNet P8 WebDAV Servlet 間で問題が発生した場合に、管理者が調査しやすくするために、log4j を使用してサーバー側のロギングを有効にすることができます。log4j は、Workplace XT 環境で重要なメッセージのロギングを記録するものです。

WebDAV Servlet では、次の種類の情報がログに記録されます。

タイプ 情報
要求 WebDAV クライアントが WebDAV サーブレットに要求を発行すると、ヘッダーおよび要求の本文中のすべての内容がログに記録されます。
応答 WebDAV クライアントの要求に対して応答をディスパッチすると、すべての応答ヘッダーおよび応答の本文中のすべての内容がログに記録されます。
例外 エラーが検出され、クライアントに送信される応答コードの情報が不十分な場合に、P8 特有の情報がログに記録されます。
警告条件 警告と見なされるが、クライアントに送信されるエラー・コードでは明示されないエラーが検出された場合に、警告が説明文付きでログに記録されます。

エラー・ロギングを構成するには

  1. Workplace XT サーバーに管理者としてログインしていない場合は、そのようにログインしてください。
  2. log4j.properties ファイルの、Windows または UNIX でのデフォルトの場所を参照します。例えば、Windows での場所は、C:\Program Files\IBM\FileNet\WebClient\log4j.properties、UNIX での場所は、/opt/IBM/FileNet/WebClient/log4j.properties となります。
  3. 次のいずれかを行います。
  4. サーバーの起動スクリプトを保存し、閉じます。