オブジェクト・タイプの選択

Search Designer は、ドキュメント、フォルダー、またはカスタム・オブジェクトを検索できます。 異なるタイプのオブジェクトを同時に検索することもできます。これらのオブジェクト・タイプの検索を設計する場合、通常、ヘルプで「ドキュメント」と記述される箇所は、大部分のケースで「フォルダー」または「カスタム・オブジェクト」という用語に置き換えて読むことができます。

ドキュメント以外のものを検索する場合、または特定タイプのドキュメントを検索する場合、「オブジェクト・タイプ」タブを使用します。ドキュメントには多くのタイプがあるため、ドキュメント・カテゴリー内で特定のサブクラスを選択できます。検索ごとにプライマリー・オブジェクト・タイプ (ドキュメント、フォルダー、またはカスタム・オブジェクト) を 1 つのみ選択することも、複数のオブジェクト・タイプを選択することもできます。

1 つのオブジェクト・タイプまたは複数のオブジェクト・タイプを指定するには

  1. オブジェクト・タイプ」の横で、次のドキュメント・タイプ「 ドキュメント」、「 フォルダー」、「 カスタム・オブジェクト」のいずれかを選択します。これらのオブジェクト・タイプにはそれぞれサブクラスがあり、オブジェクト・タイプを指定すると、下のグリッドにそれらが表示されます。少なくとも 1 つのオブジェクト・タイプを選択する必要があります。デフォルトでは、「ドキュメント」オブジェクト・タイプが選択されます。

    カスタム・オブジェクトは、デフォルトでは無効なため、「オブジェクト・タイプ」オプションとして表示されない場合があります。このオプションを表示するには、「サイト設定」の「一般設定」を変更する必要があります。

    注: 複数のオブジェクト・タイプを選択すると、各オブジェクト・タイプの関連のサブクラスがリスト形式で表示されます。オブジェクト・サブクラスの横に表示される「ドキュメント」、「フォルダー」、および「カスタム・オブジェクト」の各アイコンに注意してください。

  2. サブクラス・リストの更新 (Update Subclass List)」をクリックすると、選択したオブジェクトに応じてサブクラスが同期化されます。

    注: メインのオブジェクト・タイプの選択を変更した後で、サブクラスを選択して検索対象を制限するには、まず、「サブクラス・リストの更新 (Update Subclass List)」をクリックして、下のグリッドに表示されるサブクラス・リストを更新する必要があります。

オブジェクト・サブクラスを選択するには

  1. ビュー」メニューから、「編集可能」、「読み取り専用」、または「非表示」を選択できます。 ユーザーには、「編集可能」と「読み取り専用」の検索条件のみが表示されます。

    注: ユーザーは、すべてのサブクラスを選択解除した場合、システムが何もフィルタリングしないことを理解しておく必要があります。このため、オブジェクト・タイプのすべてのサブクラスが検索結果に含まれます。いずれかのサブクラスを非表示のままにすると、このようなことは起きません。例えば、「ドキュメント」サブクラスを非表示のままにしますが、それ以外のすべてのドキュメント・サブクラス (検索、エントリー、公開テンプレートなど) は公開します。表示されるすべてのサブクラスをユーザーが選択解除しても、検索は、非表示の「ドキュメント」サブクラスを以外はすべてフィルタリングし、除外します。

  2. 「オブジェクト・サブクラス」列で、ドロップダウン・メニューからサブクラスの 1 つを選択します。検索条件にサブクラスをさらに追加するには、次の行をクリックし、メニューから別のアイテムを選択します。選択するサブクラスによって、プロパティー条件を入力する際に表示されるプロパティーのリストが決まります。複数行間の関係は、常に OR です。
  3. 行をクリックしてから「行の削除 (Delete a Row)」アイコンをクリックすると、行を削除できます。
  4. 行をコピー・アンド・ペーストしたり、「行の挿入 (Insert a Row)」アイコンをクリックして空白行を追加したり、「行を上に移動 (Move Row Up)」アイコンまたは「行を下に移動 (Move Row Down)」アイコンをクリックして行を移動することはできますが、行は特定の順序で並べる必要はありません。

コンテンツ検索の結果に検索が返される理由

検索は、ドキュメントのタイプの 1 つです。デフォルトで、検索結果にはすべてのドキュメント・タイプが含まれます。作成する検索には、「単語/語句 (Words/phrases)」フィールドに入力したすべてのテキストが保管されます。このため、その検索は、同じテキストを含んでいる他のドキュメント・タイプと一緒に必ず検出されます。

結果に検索を表示しないようにするには、オブジェクト・タイプの適切なサブクラスを必ず選択してください。標準的なドキュメント (ワード・プロセッサー・プログラムで作成されたドキュメントなど) のみが返されるようにするには、「ドキュメント」サブクラスのみを選択します。