アノテーションをイメージ・ドキュメントに追加して、グラフィックの領域に注意を喚起し、承認スタンプを押し、テキスト・メモを追加できます。Image Viewer を開く前にドキュメントをチェックアウトしなかった場合でも、アノテーションをドキュメントに追加できます。
制約事項: Image Viewer によって Workplace XT に作成されたアノテーションを取得する目的で CBR を使用することはできません。このようなアノテーションの内容はエンコードされているため、索引付けできません。
下のサンプル・グラフィックでは、アノテーションがいくつかある白黒イメージが表示され、アノテーション・ツールバーが左側に表示されています。
Content Federation Services for Image Services (CFS-IS) から統合された画像にアノテーションを付加するには、管理者がまず CFS-IS 用に Image Viewer を構成します。デフォルトでは統合された画像のアノテーション・テキストは削除されます。詳細については、「CFS-IS 用の Image Viewer の構成」を参照してください。
Content Engine から検索されるイメージにはバージョンを設定できます。イメージに追加するアノテーションはドキュメントの 1 つの特定のバージョンのみに適用されます。チェックイン中、またはドキュメントの昇格によりドキュメントの新バージョンが作成されるときは、その新バージョンにはアノテーションがありません。アノテーションを各バージョンで維持するには、バージョンごとに手動でアノテーションを再作成する必要があります。
Image Services のライブラリーに保管されているイメージはバージョン設定ができません。
複数のコンテンツ・エレメントで構成されるドキュメントの場合、Image Viewer では複数のページで構成される 1 つのイメージとしてドキュメントを開きます。各ファイルに対する適切なアクセス権があれば、各イメージにアノテーションを追加できます。詳細については、「複数コンテンツ・ドキュメントの管理」を参照してください。
アノテーションにはアノテーション自体のセキュリティー・アクセス権限が指定できます。このアクセス権限はイメージ・ドキュメントのセキュリティーとは別に指定できます。イメージを開くと、ユーザーにアクセス権があるアノテーションのみが表示されます。詳細については、アノテーション・セキュリティーの設定を参照してください。
「アノテーション」 ツールバーのトグル・アイコンは、アノテーション・ツールバーの表示と非表示の切り替えに使用します。Image Viewer ウィンドウの下部にある 「アノテーション」 ボタンでアノテーション表示の有効/無効を切り替えられます。
注意: アノテーションを非表示にするには、少なくともアノテーションの変更権限がなければなりません。アクセス権の詳細については、「セキュリティーの管理」を参照してください。
Image Viewer では、あるユーザーがイメージ・ドキュメントを開いてアノテーションを追加できると同時に、別のユーザーが異なるブラウザー・セッションから同じイメージを開くことができます。次のガイドラインは、複数のユーザーが同時に同じアノテーションにアクセスするときに適用されます。