外観のカスタマイズ
Workplace XT には、外観 (アプリケーションのバナーやメニュー・バーのイメージや色など) を調整する機能があります。例えば、サイトの色に合わせてアプリケーションのバナーのデフォルトの色を変更することができます。カスタマイズ可能オブジェクトは、スタイル・シートによって制御されます。Workplace XT には、外観のプロパティーを変更できるプロパティー・ファイルと、変更内容を基に新しいスタイル・シートを生成するスクリプト・ファイルがあります。
ここに、Workplace XT 内でカスタマイズできるエリアを示します。
エリア |
カスタマイズ対象 |
バナーおよびグローバル・メニュー |
ロゴ、バナー、グローバル・メニューのイメージ。グローバル・メニューには、
バナー・リンクが含まれています。また、ロゴのサイズや、バナーおよびグローバル・メニュー・バーに使用されているテキストの色を変更することもできます。 |
リスト・ビュー |
列のヘッダーおよびフォントの色。また、強調表示 (選択したドキュメント、ドキュメントのドラッグ、ツリー表示内でドキュメントが置かれているフォルダー) に使用する色を変更することもできます。 |
ログイン・ページ |
ログイン・バナーおよび背景のイメージ、背景の色、フォントの色。 |
Workplace XT の外観のカスタマイズは、次のステップで構成されます。
- プロパティー・ファイルを変更します。
- 新しいスタイル・シートを生成します。
- 新しいスタイル・シートをデプロイします。
- Workplace XT を再始動します。
注: アプリケーションの外観をカスタマイズするスクリプトを実行する前に、以下のアイテムがインストールまたは構成されていることを確認してください。
- Java™ ランタイム環境 (JRE) または Java™ Development Kit (JDK) バージョン 1.5 以降
- JRE または JDK の場所を指す JAVA_HOME 環境変数
Workplace XT の外観をカスタマイズするには
- SkinGen.properties ファイルを見つけます。デフォルトでは、
<XT_install_path>/FileNet/WebClient/Skinning フォルダーにあります。
- テキスト・エディターを使用して、プロパティー値を変更します (イメージやフォントの色を変更するなど)。詳細はプロパティー・ファイルに示されています。キーを変更することはできません。
- スクリプト・ファイルを実行して、新しいスタイル・シートを生成します。スクリプト・ファイルは、デフォルトでは
<XT_install_path>/FileNet/WebClient/Skinning フォルダーにあります。
- Windows の場合は、SkinGen.bat を実行します。
- UNIX の場合は、SkinGen.sh を実行します。
- 新しいスタイル・シートをデプロイします。
- 以下のいずれかのパスにある css フォルダー内のファイルをバックアップします。
- 展開ディレクトリーを使用したデプロイメントの場合は、
<XT_deploy_path>/WorkplaceXT/css
- WAR または EAR ファイルを使用したデプロイメントの場合は、
<XT_install_path>/FileNet/WebClient/WorkplaceXT/css
- Skinning フォルダーから、ファイルをバックアップした css フォルダーに、新しいスタイル・シートをすべてコピーします。
- アプリケーションをアンデプロイします。詳しくは、『
Workplace XT ソフトウェアのアップグレード (Upgrading the Workplace XT software)』の『バックアップ、アンデプロイ、および削除 (Back up, undeploy, and remove)』手順を参照してください。デプロイされた構成ファイルをカスタマイズした場合は、必要に応じて、同じセクションの『構成のコピー (Copy configuration)』手順も実行してください。
- Workplace XT が WAR ファイルまたは EAR ファイルとしてデプロイされている場合は、WAR ファイル、または WAR ファイルと EAR ファイルの両方を再作成する必要があります。詳しくは、『WAR および EAR ファイルの再作成 (Re-creating the WAR and EAR files)』を参照してください。
- Workplace XT アプリケーションを再デプロイします。詳しくは、『
Web アプリケーション・サーバー上での Workplace XT のデプロイ (Deploying Workplace XT on the Web application server)』を参照してください。
- Workplace XT アプリケーションを再始動します。