オブジェクトの選択

「オブジェクトの選択」ページでは、選択操作を完了する、フォルダー、ドキュメント、検索へのアクセスが提供されます。「オブジェクトの選択」ページで使用可能なアクションやビューは、ページを表示したアクションによって異なります。例えば添付の場合、フォルダーまたはドキュメントを選択できますが、公開の場合にはドキュメントのみを選択できます。

Office アプリケーションを使用中、Workplace にアクセスする際にもこのページにアクセスします。例えば、選択操作を完了することでドキュメントをチェックインしたり、指定されたオブジェクトへの URL リンクを作成したり、リンクを Office ドキュメントに挿入することができます。

オブジェクト値プロパティーに値を設定する場合、値を定義する「オブジェクトの選択」ページが表示されます。オブジェクト値プロパティーは、オブジェクト・ストア内の既存のオブジェクトをプロパティー値として使用します。どのプロパティーがオブジェクト値プロパティーとして定義されているか、またどのオブジェクト・ストア、オブジェクト・タイプ、オブジェクト・クラスが参照されているかについては、サイト管理者に問い合わせてください。オブジェクト値プロパティーに対してオブジェクトを選択する際の制約については以下で説明します。

参照

オブジェクト・ストア、フォルダー、またはドキュメントを探す場合は 「参照」 ビューをクリックします。これを使用して目的の場所に移動します。

注意: オブジェクト値プロパティーの値を設定する場合は、別のオブジェクト・ストアに移動できません。また、特定のオブジェクト・タイプのみが表示されます。例えば、プロパティー値がカスタム・オブジェクトとして定義されている場合は、カスタム・オブジェクトのみを選択できます。ドキュメントは表示されません。

検索

「選択」 をクリックして目的のオブジェクトを指定します。

ヒント: オブジェクト値プロパティーに割り当てるオブジェクトを選択する場合は、「検索」ページにアクセスすると最も簡単に適切なオブジェクトを見つけることができます。デフォルトでは、「検索」にはユーザーの別の検索条件に一致する適切なオブジェクト・ストア、オブジェクト・タイプ、およびオブジェクト・クラスに属するオブジェクトのみが検索されます。

パス

選択したオブジェクト・ストアとフォルダーが表示されます。パスに表示されている名前をクリックすると、階層の上位に移動します。

情報の取得

オブジェクト・ストアまたはフォルダーに移動した場合は、「パス」の下の 「情報の取得」 をクリックすると、オブジェクト・ストアまたはフォルダーの「情報」ページが表示されます。オブジェクトの「情報」ページを表示するには、ドキュメントまたはオブジェクトの説明の横にある 「情報の取得」 をクリックします。例えば、オブジェクトのクラスが表示されます。

選択コマンド

選択可能なオブジェクトの種類に応じて、表示される選択コマンドは異なります。表示に従って該当する選択コマンドをクリックしてください。

フォルダー名 の選択

フォルダーに移動した場合、フォルダー名 の選択」 をクリックするとフォルダーを選択できます (フォルダーが有効な選択値である場合)。例えば、フォルダーを選択してワーク・アイテムの添付として割り当てることができます。

選択

オブジェクトの説明の下に表示される 「選択」 をクリックすると、そのオブジェクトが選択されます。「選択」は、カスタム・オブジェクトや特定のバージョンのドキュメントなど、複数のバージョンを持たないオブジェクトの場合に表示されます。

現在のバージョンの選択

ドキュメントの説明の下に表示される 「現在のバージョンの選択」 をクリックすると、そのドキュメントの現在のバージョンが選択されます。「現在のバージョンの選択」は該当する場合にのみ表示されます。

リリース済みバージョンの選択

ドキュメントの説明の下に表示される 「リリース済みバージョンの選択」 をクリックすると、そのドキュメントのリリース済みバージョンが選択されます。リリース済みバージョンは、そのドキュメントのメジャー・バージョンです。そのメジャー・バージョンより新しいマイナー・バージョンがある可能性があります。「リリース済みバージョンの選択」は該当する場合にのみ表示されます。

バージョンから選択

ドキュメントの説明の下に表示される 「バージョンから選択」 をクリックすると、そのドキュメントの特定のバージョンが選択されます。ドキュメント・バージョンのリストが表示されます。使用するバージョンの下に表示される 「選択」 をクリックします。

Application Integration の開くコマンド

これらのコマンドは、Office アプリケーション内でタスクを実行しているときに表示されます。

チェックアウト

ドキュメントの説明の下に表示される「チェックアウト」をクリックすると、ドキュメントの最新バージョンがチェックアウトされ、ユーザーのローカル・ワークステーションにダウンロードされます。ドキュメントは、作成元である Office アプリケーションで開かれます。このオプションは、ドキュメントがチェックアウトされていないときにのみ表示されます。

開く

ドキュメントの説明の下に表示される 「開く」 をクリックすると、ドキュメントの最新バージョンのコピーがダウンロードされます。

リリース済みバージョンを開く

ドキュメントの説明の下に表示される 「リリース済みバージョンを開く」 をクリックすると、ドキュメントの最新のメジャー・バージョンのコピーがダウンロードされます。

バージョンから開く

ドキュメントの説明の下に表示される 「バージョンから開く」 をクリックすると、そのドキュメントの特定のバージョンが選択されます。ドキュメント・バージョンのリストが表示されます。バージョンの下の「選択」 をクリックすると、指定したバージョンのコピーが開かれ、「チェックアウト」 をクリックすると指定したバージョンがチェックアウトされます。

注意: オブジェクト値プロパティーに割り当てるオブジェクトを選択する場合は、適切なクラスのオブジェクトを選択する必要があります。エラーが発生した場合は、サイト管理者に連絡してください。正しくないクラスから派生したオブジェクトを選択した可能性があります。正しくないオブジェクトの削除方法の詳細については、「プロパティーの設定 - オブジェクトの選択」を参照してください。