Image Viewer に関する作業

Workplace に格納されているイメージ・ドキュメントを表示するには Image Viewer を使用します。Image Viewer では、イメージ・ドキュメントを表示、ズーム、拡大表示、スクロール、パン、回転、および印刷したり、イメージ・ドキュメントにアノテーションを追加したりできます。Image Viewer は次のファイル形式をサポートしています。

デフォルトでは、上記のすべてのファイル形式が Image Viewer で自動的に開きますが、サイト管理者はこれらのファイル形式を別のプログラムで開くように構成できます。

注意: モノクローム (白黒) GIF ファイルのサイズが非常に大きい場合、Image Viewer で開くのに時間がかかる場合があります。イメージの読み込み時間を速くするには、可能な限り、白黒イメージの場合は TIFF 形式を使用し、カラー・イメージの場合は GIF 形式を使用してください。

サイズの大きいイメージ・ファイルを表示するために、Java™ ランタイム環境 (JRE) に割り振られるメモリーを増量する必要性も考えられます。手順については、「JRE メモリーの増量」を参照してください。

PNG サポートはデフォルトでは有効になっていませんが、Daeja ビューアーで PNG ファイルを 開いて表示できるように、管理者が構成することができます。 詳細については、このトピックの終わりにある手順を参照してください。

Image Viewer を使用して ドキュメントを表示するには、「参照」、「検索」、または「タスク・ステップ」の「添付」ページでドキュメント名をダブルクリックします。Image Services ライブラリーにドキュメントを保管する場合は、目的のライブラリーのユーザー名とパスワードを提示する必要があります。

複数のコンテンツ・エレメントで構成されるドキュメントの場合、Image Viewer では複数のページで構成される 1 つのイメージとしてドキュメントを開きます。適切なイメージ・ファイルのみが読み込まれます。例えば、BMP ファイル 3 つとワープロで作成したファイル 1 つで構成されるドキュメントがあるとします。各ファイルへの適切なアクセス権がある場合、Workplace でファイル名のリンクをクリックすると、最初のコンテンツ・エレメントをページ 1 として選択した状態で 3 つのビットマップ・ファイルがすべて開きます。詳細については、「複合ドキュメントの管理」を参照してください。

Image Viewer を最初に選択するときに、Java™ アプレットがシステムにダウンロードされる間に短い待機時間があります。1 回のセッションを許可するか、常時許可することができます。その場合、毎回プロンプトに応答する必要がなくなります。Java アプレットのダウンロードの詳細については、「Java アプレットの使用」を参照してください。

アプレットをダウンロードするよう選択すると、ドキュメントが Image Viewer で表示されます。Image Viewer はブラウザーが開いている限り使用できます。Image Viewer で別のドキュメントを開くこともできます。ブラウザーを終了すると、Image Viewer も使用できなくなります。

イメージの表示を変更するためのツールは、オペレーション (開く、保存、印刷など) のアイコンとともにウィンドウ上部のツールバーにあります。その他のツールと状況メッセージは、ウィンドウ下部に表示されます。

Image Viewer ウィンドウ

Image Viewer ウィンドウには、選択したイメージとともに、ツールバー、スクロール・バー、アノテーションが表示されます。状況メッセージがウィンドウ下部に表示されます。次の例のウィンドウには、Image Viewer ウィンドウのコントロール・エレメントが表示されます。

サンプル画面 トピック・リンク

Image Viewer ウィンドウの例 メイン・ツールバー アノテーション・ツールバー サムネール・ツールバー ページング・ツールバー メイン・ツールバー

詳細については、以下のトピックを参照してください。

ヘルプの表示

Image Viewer で「ヘルプ」アイコンをクリックするか、キーボードの F1 キーを押すと、このヘルプを表示できます。ヘルプの目次からその他のヘルプ・トピックにアクセスできます。

キーボード操作

Java™ の標準的なキー・コマンドを使用できます。例えば、矢印キーを使用して、ウィンドウよりも大きなドキュメントをスクロールできます。上矢印キーと下矢印キーを押すと、イメージを上下にスクロールします。 左矢印キーと右矢印キーを押すと、左右にスクロールします。Home キーを押すと、有効な (フォーカスのある) スクロール・バーに応じて、左端または上端に移動します。End キーを押すと、右端または下端に移動します。Insert キーを押すと、中央に移動します。

Tab キーまたは Shift + Tab キーを押すと、ツールバーまたはイメージの下にあるアイコンをそれぞれ正方向または逆方向に移動できます。Enter または Return キーを押すと、選択されているアイコンの機能が実行されます。

PNG サポート用に Image Viewer を構成する

Java Image Viewer に PNG イメージ・サポートを表示するには、まず、PNG ファイル・タイプ用に Image Viewer を構成する必要があります。 PNG サポート用に Image Viewer を構成するには以下のようにします。

  1. content_redir.properties のバックアップ・コピーを作成します。デフォルトのパスは次のとおりです。
    <AE_install_path>\FileNet\AE\Config
  2. テキスト・エディターを使用して、以下に示すように content_redir.properties を変更します。
    Workplace/WEB-INF の content_redir.properties に image/png=/WcmJavaViewer.jsp?{JSP_QUERY_STRING} を追加します。
  3. WcmJavaViewer.jsp のバックアップ・コピーを作成します。
    <AE_install_path>\FileNet\AE\Workplace\UI-INF\jsp\ui
  4. テキスト・エディターを使用して、以下に示すように WcmJavaViewer.jsp を変更します。
  5. デプロイメントに .WAR ファイルまたは .EAR ファイルを使用している場合は、その .WAR ファイル、または .WAR ファイルと .EAR ファイルの両方を 再作成してからアプリケーションを再デプロイする必要があります。これらのファイルを使用していない場合は、単にアプリケーション・サーバーを再始動してください。