bootstrap.properties ファイルには、ブートストラップ設定とその値が含まれます。このファイルは、ブートストラップ・サイト設定が変更されるごとに自動的に更新されます。各ブートストラップ設定の詳細な説明については、『ブートストラップ設定』を参照してください。
Web ファーム環境の場合、このファイルは、環境内のすべての Application Engine または Workplace XT サーバーで使用するために、インストール中に指定された共有ロケーションにコピーされます。
デフォルトで、このファイルは、次の場所のいずれかにインストールされます。
<install_location>/FileNet/Config/WebClient
注: 製品をインストールした後で bootstrap.properties ファイルの新規ロケーションを指定するには、新規ロケーションを web.xml ファイル内の configurationDirectory パラメーターの値として入力します。例えば、以下のコード・スニペットは、新規ロケーション /opt/FileNet/Config/XT1 を指定します。
<context-param>
<param-name>configurationDirectory</param-name>
<param-value>/opt/FileNet/Config/XT1</param-value>
</context-param>
パラメーター設定 | 対応するサイト設定 |
---|---|
acceptTokens | 「ユーザー・トークンの設定」>「ユーザー・トークンを生成」 - 他のアプリケーションがユーザー・トークンを受け入れるかどうかを決定します。 |
documentationServer | 「設定」>「ドキュメント・サーバー」 - IBM FileNet P8 ドキュメント・サーバーの URL。 |
eProcess | この設定はサイト設定を通じて変更できません。 |
generateTokens | 「ユーザー・トークンの設定」> ユーザー・トークンが生成されるかどうかを決定します。デフォルトは true です。 |
installDir | アプリケーションがインストールされているロケーションへのパス。 |
israInterfaceServletURL | 「設定」>「ISRA Interface Servlet の URL」 - Image Services との統合用。ISRA Interface Servlet アプリケーションがインストールされているサーバーへの URL。形式は http://<Application_Engine_ISRA_Servlet_server_name>:<non-SSL-port>/ApplicationEngineISRAServlet/ISRA です。 |
javaHttpPort | 「セキュリティー情報」>「SSL 用の Java™ Server の HTTP ポート (Java™ Server HTTP Port for SSL)」 |
objectStoreId | 「設定」>「オブジェクト・ストアの場所」 - サイト設定ファイルが保管されているオブジェクト・ストア。 |
prefName | 「設定」>「設定 ID (Preference ID)」 - アプリケーションのこのインスタンスの設定ファイルの名前。 |
promptaddonsend | 「Application Integration」 - ユーザー用の Application Integration がインストールされている場合、ユーザーが Outlook から E メールを送信するときに、E メールをオブジェクト・ストアに追加するかどうかをユーザーに確認するプロンプトを出すかどうかを決定します。 |
setContainmentNameOnAdd | 「追加時のコンテナー名の設定 (Set Containment Name on Add)」機能を有効にするかどうかを決定します。true に設定した場合、この機能は有効になります。有効にした場合、アプリケーションは、追加操作中にドキュメントの「コンテナー名」プロパティーを明示的に設定します。(WebDAV を通じてドキュメントを追加した場合など) ドキュメント名を明示的に設定しないで追加されたドキュメントでは、ファイル名と拡張子が使用されます。この設定はサイト設定を通じて変更できません。 |
sslInfo | 「セキュリティー情報」>「SSL Host: Port」 - SSL サーバーのホスト名およびポート。 |
tokenTimeoutInterval | 「ユーザー・トークンの設定」>「トークンのタイムアウト間隔」 - タイムアウト間隔の分単位の整数値。ここで入力した時間が経過してもアプリケーション間でアクティブな接続がない場合、トークンは期限切れとなります。 |