タスクに関する作業

「タスク」ページから、表示または作業の権限を持っているワークフローワーク・アイテムにアクセスすることができます。ワークフローを手動または自動で開始すると、ワーク・アイテムはキューにルーティングされて、部署内または社内の担当者によって処理されます。ワーク・アイテムのルーティング先とタイミングは、ワークフロー定義によって決定されます。適切なアクセス権限を持っている場合は、Workplace の「オーサー ‐ 拡張ツール」ページにある「Process Designer」を使用して、ワークフローを作成できます。

注意: ユーザーの受信トレイ・タスクは、統合 Office アプリケーションからでもアクセスできます。

タスク・ビュー

マイ受信トレイ」ビューには、そのユーザーに直接割り当てられたキューとワーク・アイテムが表示されます。各ユーザーには受信トレイ・キューがあります。管理者は個人用の受信トレイを別個に作成することができます。ユーザーは自分の受信トレイ内のワーク・アイテムを選択し、そのプロパティーを表示したり、「ステップ・プロセッサー」でワーク・アイテムを開いて完了したりできます。また、他のユーザーにワーク・アイテムを再割り当てしたり、ワーク・アイテムの添付、データ・フィールド、マイルストーン、履歴などを表示したりすることもできます。

パブリック受信トレイ」ビューには、グループに割り当てられた受信トレイとワーク・アイテムが表示されます。グループ・メンバーのユーザーであれば、作業するワーク・アイテムをパブリック受信トレイから選択することができます。また、ワーク・アイテムをパブリック受信トレイから自分の受信トレイに移動して処理することもできます。受信トレイ、ワーク・アイテム、またはワークフローへのアクセス権は、ワークフロー作成者によって決定されます。したがって、特定のパブリック受信トレイまたはワーク・アイテムを表示できないことがあります。

注意: サイト管理者は、フィルター基準設定、列フィールド、および「ユーザーの受信トレイ」ビューと「パブリック受信トレイ」ビューに表示される列ラベルを構成できます。ユーザーは、フィルター基準に基づいて受信トレイのアイテムをフィルター処理できます。表示されるアイテムがフィルターにより制限されるので、受信トレイのアイテムを短時間で効率的に検索できます。この機能の詳細については、サイト管理者にお問い合わせください。

マイ・アクティブ・ワークフロー」ビューには、起動したワークフローがすべて表示されます。マイルストーンを持つ起動済みワークフローを選択した場合は、マイルストーンのリストを表示できます。 また、ワークフローの状況を追跡し、ワークフローの現在のステップを表示することもできます。トラッカーが割り当てられている場合、「マイ・アクティブ・ワークフロー」の情報ページでトラッカー・リンクが使用可能になります。

「ステップ名」列には、特定のワークフローに複数のステップが含まれることを示す省略符号が表示されます。複数のステップを含むワークフローの「情報」ページを表示すると、「情報」ページ上でステップの名前を参照できます。特定のワークフローのステップの名前を参照するには、適切なアクセス権が必要です。ただし、ワーク・アイテムのトラッカーとして割り当てられている場合にも、「情報」ページからワークフロー詳細を参照できます。

タスク・トラッカー」には、すべてのステップを完了する責任はなくても、ステップをモニターリングする責任を指定されているワーク・アイテムが表示されます。ワーク・アイテム名をクリックして、プロセス・トラッカー・アプリケーションでワーク・アイテムを開くことができます。

起動プロセッサーとステップ・プロセッサー

ワークフローをはじめて開始するときに、ワーク・アイテムが「起動ステップ」プロセッサーで開きます。「起動」ステップの完了後、後続のステップでワーク・アイテムが「ステップ・プロセッサー」に移動します。Workplace は、標準の起動プロセッサー、ステップ・プロセッサー、および (オプションの FileNet P8 eForms をインストールしている場合は) HTML フォーム・プロセッサーをサポートしています。カスタム・アプリケーションでは、カスタム・ステップ・プロセッサーを使用できます。

ステップ・プロセッサーには、次のタスクを実行するリンクとボタンがあります。

ステップ・プロセッサーから、「タスク」、「マイルストーン」、「履歴」の各ビューにアクセスすることもできます。

注意: サイトに FileNet P8 eForms がインストールされている場合は、タスクのアクションにアクセスできるボタンのある入力用フォームとしてワーク・アイテムを表示することができます。フォーム・ワーク・アイテムに関する作業の詳細については、FileNet P8 eForms ヘルプの「ワークフロー・ベースのフォーム・オペレーション」を参照してください。