「パス・ベースの URL を使用する」サイト設定では、アプリケーションが妥当な ID ベースのドキュメント Web アドレスをパス・ベース Web アドレスに変換するかどうかを決定します。ID ベースの Web アドレスは現在のドキュメント・バージョンを指定している場合のみ変換に妥当で、またソフトウエアが有効なパスを見つけた場合のみ変換が行われます。
この設定を「はい」に設定すると、変換が行われます。この設定を「いいえ」に設定すると (デフォルト値)、Web アドレスは入力した状態で処理されます。
Workplace ユーザーは、Web アドレスをブラウザーのアドレス・バーに直接入力して、特定のフォルダーや「バージョン管理可能なオブジェクト」を取得することができます。バージョン管理可能なオブジェクトには、ドキュメント、保管済み検索、検索テンプレート、パブリッシュ・テンプレート、エントリー・テンプレート、ワークフロー定義があります。
2 つの形式のいずれかで Web アドレスを入力することができます。
例えば、次の ID ベースの Web アドレスの場合、
http://(AE サーバー名)/ECMF/getContent?objectStoreName=(OS 名)&vsId=%7B(オブジェクト ID)%7D&objectType=document
次のパス・ベースの Web アドレスに変換されます。
http://(AE サーバー名)/ECMF/getContent/(OS 名)/(フォルダー)/(サブフォルダー)/(ドキュメント・コンテナー名)
ここで、(ドキュメント・コンテナー名) は、「情報」ページの「ファイリングされているフォルダー」ビューで表示されるドキュメントのコンテナー名を表します。例えば、mydocument.xls は Microsoft Excel ワークシートを表します。
設定方法を決定する際には、以下の事項を考慮してください。
ID ベースの Web アドレスをパス・ベースの Web アドレスに変換する場合、ソフトウェアは、セキュリティー・チェックの後、ユーザーがアクセス可能なパスのリストからフォルダー・パスを選択します。ソフトウェアにより有効なパスが見つからない場合、変換は行われません。