AFP Viewer プラグインと Java™ 行データ・ビューアーを使用すると、ユーザーが AFP ドキュメントと行データ・ドキュメントをそれぞれ IBM® Content Manager OnDemand™ から表示できるようになります。ユーザーは AFP ドキュメントと行データ・ドキュメントを Workplace XT から直接ダウンロードできないことに注意してください。 また、MIME タイプをカスタマイズすると、ユーザーが各種のドキュメントを異なるビューアーで表示できるようになります。
Content Manager OnDemand Java API で使用されるトレース・ロギング設定を構成することができます。アプリケーションのアクティビティーの分析や、問題の診断と解決を行うには、これらのロギング・レベルを使用します。
Workplace XT サーバーにビューアーをインストールするには
<listener>
<listener-class>com.filenet.ae.cmodviewer.ViewerServlet</listener-class>
</listener>
<servlet>
<servlet-name>cmodViewer</servlet-name>
<servlet-class>com.filenet.ae.cmodviewer.ViewerServlet</servlet-class>
</servlet>
<servlet>
<servlet-name>cmodViewerCallback</servlet-name>
<servlet-class>com.filenet.ae.cmodviewer.ViewerCallbackServlet</servlet-class>
</servlet>
<servlet-mapping>
<servlet-name>cmodViewer</servlet-name>
<url-pattern>/cmodViewer/*</url-pattern>
</servlet-mapping>
<servlet-mapping>
<servlet-name>cmodViewerCallback</servlet-name>
<url-pattern>/cmodViewerCallback/*</url-pattern>
</servlet-mapping>
Workplace XT で、AFP Web Viewer を使用するには
ユーザーが AFP ドキュメントや行データ・ドキュメントを Content Manager OnDemand サーバーから表示するには、事前に IBM Content Manager OnDemand のサイト設定で、サーバーでの認証に使用するユーザー・アカウントの名前とパスワードを指定しておく必要があります。詳細については、「IBM Content Manager OnDemand の一般設定」を参照してください。
注: IBM Content Manager OnDemand のサイト設定で定義したユーザー名とパスワードは、鍵ストアに格納されます。 この鍵ストアのデフォルト・パスは <XT_install_path>\WorkplaceXT\WEB-INF\cmodKeyStore にあります。サーブレット記述子 (web.xml) ファイルにある keyStorePath コンテキスト・パラメーターを使用すると、鍵ストアの場所を変更できます。
ユーザーが AFP ドキュメントを表示するには、事前にユーザーが各自のローカル・マシンに AFP Viewer プラグインをインストールしておく必要があります。AFP Viewer プラグインのインストール・プログラム名は afpplgin.exe です。このプログラムは、ODWEK のインストール先の plugins サブフォルダーにあります。 AFP Viewer プラグインのインストールについて詳しくは、IBM Content Manager OnDemand インフォメーション・センターで『インストール (Installation)』を参照してください。
OnDemand Web Enablement Kit を使用すると、MIMEタイプをマップできます。各 MIME タイプは、ユーザーが表示するドキュメント・タイプに対応します。MIME タイプを変更したら、それを cmodMimeMappings.properties ファイルに追加します。このファイルは、Workplace XT アプリケーションのインストール時に定義された構成フォルダーにあります。
新しい MIME タイプを cmodMimeMappings.properties ファイルに追加する場合は、アプリケーション・サーバーを再始動する必要があります。
テキスト・エディターを使用して、Workplace XT アプリケーションのインストール先のフォルダーにあるサーブレット記述子 (web.xml) ファイルを編集します。このファイルで、トレース・ロギング設定を構成します。 デフォルトを変更するには、web.xml を開き、必要な変更を加えて、ファイルを保存します。変更が完了したら、アプリケーションを再デプロイします。詳しくは、「IBM FileNet Workplace XT Installation and Upgrade Guide」の『Task 7a-c: Deploy IBM FileNet Workplace XT』を参照してください。
以下の行は、トレース・ロギングを構成するために web.xml に追加するテキストの例です。
<context-param>
<param-name>traceLevel</param-name>
<param-value>1</param-value>
</context-param>
<context-param>
<param-name>traceDir</param-name>
<param-value>your_path</param-value>
</context-param>
注: 変数 your_path は、ユーザー定義の場所です。この場所のフォーマット例は以下のとおりです。
Windows: c:\\tempdir\\your_path
UNIX: c:/temp/your_path
指定するトレース・ロギング・レベルによって、収集される情報のタイプと量が決まります。指定するレベルによって、収集される情報の量が決まります。収集される情報の量とシステムに及ぼすパフォーマンスの影響には、直接的な相関があります。
以下の表で、各レベルについて概説します。
レベル | 説明 |
---|---|
0 |
エラーは記録されません。 |
1 |
エラー・メッセージのみ記録されます。 |
2 |
警告メッセージとエラー・メッセージが記録されます。 |
3 |
警告メッセージとエラー・メッセージと共に、情報メッセージも記録されます。 |
4 |
完全トレースが実行され、関数トレースを含むすべてのメッセージが記録されます。 |