挿入の手順

Integration for Microsoft Office を使用して Microsoft® Office アプリケーションおよび Outlook を統合している場合、選択した FileNet P8 ドキュメントへのハイパーリンクを、開いているドキュメントに挿入できます。Application Integration を使用して Office アプリケーションを統合した場合、ハイパーリンク、オブジェクト・ストアのアイテム、およびプロパティー値を挿入できます。

Integration for Microsoft Office

開いているドキュメントに、特定の FileNet P8 ドキュメントへのハイパーリンクを挿入できます。ハイパーリンクを挿入するドキュメントを開き、「参照」ペインでリンクする FileNet P8 ドキュメントを右クリックします。ポップアップ・メニューから「ドキュメントへのリンクの挿入 (Insert link to document)」を選択します。

Application Integration

Office アプリケーション

Office アプリケーションで Application Integration を使用して次の操作を実行できます。

現在チェックアウトしている Office ドキュメントにクラスおよびシステム・プロパティー値を挿入するには、「プロパティーの選択」ページを使用します。このページでは、プロパティーの名前と値が表示され、挿入する値を選択できます。1 度に追加できるプロパティー名と値は 1 つだけです。ドキュメントに挿入する値は更新することもできます。

挿入するプロパティーの情報は、現在のリリースではなく予約に関連付けられます。このため、次の点に留意してください。

Outlook

Outlook アイテム (E メール・メッセージ、仕事、ミーティングの連絡など) には、次のアイテムや情報を挿入することができます。

すべてのオブジェクト・ストアのアイテムを Outlook アイテムに挿入できるわけではありません。例えば、フォルダーやカスタム・オブジェクトは挿入できません。挿入可能なアイテムはサイト管理者が定義します。また、ファイル・タイプが MIME タイプで定義可能なドキュメントはサポートされますが、その他のオブジェクト・タイプ (検索テンプレートや公開テンプレートなど) の挿入はサポートされていません。

オブジェクト・ストアのアイテムを Office や Outlook のハイパーリンクとして挿入するには

  1. アイテムを挿入するドキュメントまたは Outlook アイテムを開きます。
  2. アイテムを挿入する場所にカーソルを移動します。

    注意:  Excel スプレッドシートのセルにハイパーリンクを挿入する場合は、セルをダブルクリックしないでください。セルをダブルクリックすると、カーソルが点滅表示になり、ハイパーリンクを挿入できなくなります。これは、Microsoft の制限事項です。代わりに、特定のセルを 1 回クリックして選択し、ハイパーリンクを挿入します。

  3. 挿入」または「アドイン」メニューの「FileNet P8」または「IBM FileNet Workplace XT」を選択して、「ハイパーリンクの挿入」をポイントします。挿入するアイテムを指定します。

    注意:  http://example:8080/Workplace/getContent?objectStoreName=Exam2.__.DS.__.Ora&objectType=document&id=current&vsId=%7B468CDD9D-2644-4760-857C-99A0951F98D0%7D などの完全修飾 URL がハイパーリンクの挿入時に表示されます。あるいは、このタスクの完了時に、ハイパーリンクの挿入先ドキュメントに割り当てられている「ドキュメント名」が表示されます。

Office の手順 

挿入したハイパーリンクからアイテムにアクセスするには

  1. アイテムへのハイパーリンクが挿入されているドキュメントを開きます。

  2. リンクをクリックします。アイテムにアクセスする前に、システムにログオンしてOffice アプリケーションと統合する必要が ある場合もあります。

    注意:  PowerPoint ドキュメントからアイテムにアクセスする場合は、次のいずれかの手順を実行します。

プロパティーを挿入するには

  1. チェックアウトしたドキュメントを開きます。

  2. プロパティー値を挿入する位置にカーソルを移動します。

    注意:  Excel ドキュメントにプロパティー値を挿入する場合、プロパティー値を挿入するセルは空でなければなりません。セルに既存の情報があると、そのセルに挿入するプロパティー値は表示されなくなります。

  3. 挿入」または「アドイン」メニューの「FileNet P8」または「IBM FileNet Workplace XT」を選択して、「プロパティーの挿入」をポイントします。「プロパティーの選択」ページが表示されます。このページで、ドキュメントに挿入するプロパティーを選択します。

プロパティーを変更するには

  1. チェックアウトしたドキュメントを開きます。

  2. 挿入」または「アドイン」メニューの「FileNet P8」または「IBM FileNet Workplace XT」を選択して、「プロパティーの更新」をポイントします。「挿入されたプロパティー」ページが表示されます。このページで、更新や削除を行うプロパティーを選択します。複数のプロパティーを選択できます。

 

Outlook の手順

オブジェクト・ストアのアイテムを挿入するには

  1. アイテムを挿入する Outlook アイテムを開き、Outlook アイテム内のアイテムを挿入する場所にカーソルを移動します。

  2. 挿入」または「アドイン」メニューの「FileNet P8」または「IBM FileNet Workplace XT」を選択して、「アイテムの挿入」をポイントします。「アイテムの選択」ページが表示されます。このページで、メッセージに挿入するアイテムを選択します。

挿入したハイパーリンクからオブジェクト・ストアのアイテムにアクセスするには

プロパティー・ページを挿入するには

  1. ドキュメントのプロパティー情報を挿入する Outlook アイテムを開きます。

  2. 挿入」または「アドイン」メニューの「FileNet P8」または「IBM FileNet Workplace XT」を選択して、「プロパティー・ページの挿入」をポイントします。「アイテムの選択」ページが表示されます。このページで、プロパティー情報の挿入元となるアイテムを選択します。プロパティー情報は、HTML ドキュメントとして添付され、オブジェクトのプロパティー情報に関するプリンター対応の要約が記載されます。