Web パーツ構成のカスタマイズ

Connector Services の web.config ファイルを編集して、IBM FileNet Connector for SharePoint Web Parts アプリケーションの構成をカスタマイズできます。web.config ファイルは、Web サイトの構成ファイルです。このファイルは、以下に示す Connector Services のルート・インストール・ロケーションにあります。

<SharePoint_install_drive>\Inetpub\wwwroot\wss\VirtualDirectories\.

web.config ファイルは UTF-8 エンコード・ファイルです。このファイルを編集する場合は、UTF-8 として保存してエンコードを保持する必要があります。

以下の表に、web.config ファイルでカスタマイズできるキーの一部を示します。

キー 定義
FileNetMetaDataCacheTimeoutValue <add key="FileNetMetaDataCacheTimeoutValue" value="14400000" />

このキーは、Content Engine サーバーから取得したクラス定義メタデータをクライアント・キャッシュで保持する最大時間 (ミリ秒単位) を指定するために使用します。このキーに値を設定しない場合は、Content Engine API によって設定されたデフォルトが Connector Services で使用されます。このデフォルトは、Content Engine V4.0 サーバーの場合は 5 分、Content Engine V4.5 サーバーの場合は 10 時間です。

このキーは、web.config ファイルの appSettings セクションにあります。

FileNetEventLogThrottle

<add key="FileNetEventLogThrottle" value="Information"/>

このキーは、Windows アプリケーション・イベント・ログに書き込まれるイベントのレベルを指定するために使用します。このキーには、以下のいずれかの値を指定できます。

  • None: 情報、警告、エラーのいずれのメッセージもログに記録されません。
  • Information: 情報、警告、およびエラー・メッセージがログに記録されます。
  • Warning: 警告およびエラー・メッセージがログに記録されます。
  • Error: エラー・メッセージのみがログに記録されます。

このキーを設定しない場合は、エラー・メッセージのみがログに記録されます。

このキーは、web.config ファイルの appSettings セクションにあります。

FileNetTraceLogThrottle

<add key="FileNetTraceLogThrottle" value="Information"/>

このキーは、SharePoint 統合ログ・サービス (ULS) のログに書き込まれるイベントのレベルを指定するために使用します。このキーには、以下のいずれかの値を指定できます。

  • None: 情報、警告、エラーのいずれのメッセージもログに記録されません。
  • Information: 情報、警告、およびエラー・メッセージがログに記録されます。
  • Warning: 警告およびエラー・メッセージがログに記録されます。
  • Error: エラー・メッセージのみがログに記録されます。

このキーを設定しない場合は、エラー・メッセージのみがログに記録されます。

このキーは、web.config ファイルの appSettings セクションにあります。