ゲスト情報

ゲスト情報のサイト設定では、ゲスト・ユーザーに Workplace へのログインを許可するかどうかを指定し、ゲストのアカウント情報を定義します。ゲスト・アカウントは製品説明などの一般的な情報にセキュリティーなしでのアクセスを許可する、インターネット用アプリケーションで有用です。「サインイン」ページの 「ゲスト」リンクは、Workplace がアプリケーション管理対象環境にデプロイされる場合に限り使用可能です。

ゲストとしてログインすると、Workplace では「オーサー」ページに「タスク」リンク、「管理」リンク、「拡張ツール」リンクは表示されません。また、「ユーザー設定」リンクも表示されません。ゲストは、ゲスト・アカウントのアクセス権に従い、その他すべての操作を実行できます。

警告:  拡張製品または別のカスタム・アプリケーションをインストール後にこれらのユーザー設定を変更した場合、カスタム・アプリケーションによる bootstrap.properties ファイルへのアクセスで使用される場所に、更新された bootstrap.properties ファイルをコピーする必要があります。

ゲストを許可

名前

ゲストに使用するユーザー・アカウント名を入力します。名前は有効なドメイン・アカウントでなければなりません。

警告:  ゲスト・アカウントには管理者権限を持つユーザー名を使用しないでください。ゲスト・アカウントに管理者権限を持つユーザー名を使用すると、管理者が管理機能を実行できなくなる可能性があります。

パスワード

パスワード」をクリックして、「パスワードの設定」ページにアクセスします。

ゲストのログインを許可するには

  1. ゲスト・ユーザーの FileNet P8 ドメイン・アカウントを作成します。
  2. ゲストを許可」の設定を「はい」に設定します。
  3. 名前」に、ゲストに使用するユーザー名を指定します。
  4. パスワード」をクリックして、「パスワードの設定」ページにアクセスし、ゲスト・アカウントのパスワードを指定します。「パスワードの確認」フィールドにもう一度入力してパスワードを確認します。設定を行う際は、認証プロセスは発生しません。認証プロセスが発生するのは、ゲストがログインしたときのみです。
  5. 変更内容を保存して、終了します。

ユーザー・トークンおよびゲスト・アカウント

2 つの Workplace サイト間でユーザー・トークンを有効にする場合、両方のサイトのゲスト・アカウントで同じユーザー・アカウントが使用されていることを確認する必要があります。異なるアカウントを使用すると、ゲスト・ユーザーに Workplace のすべての機能へのフル・アクセス権が付与されます。