外観のカスタマイズ

Workplace XT には、外観 (アプリケーションのバナーやメニュー・バーのイメージや色など) を調整する機能があります。例えば、サイトの色に合わせてアプリケーションのバナーのデフォルトの色を変更することができます。カスタマイズ可能オブジェクトは、スタイル・シートによって制御されます。Workplace XT には、外観のプロパティーを変更できるプロパティー・ファイルと、変更内容を基に新しいスタイル・シートを生成するスクリプト・ファイルがあります。

ここに、Workplace XT 内でカスタマイズできるエリアを示します。

エリア カスタマイズ対象
バナーおよびグローバル・メニュー ロゴ、バナー、グローバル・メニューのイメージ。グローバル・メニューには、 バナー・リンクが含まれています。また、ロゴのサイズや、バナーおよびグローバル・メニュー・バーに使用されているテキストの色を変更することもできます。
リスト・ビュー 列のヘッダーおよびフォントの色。また、強調表示 (選択したドキュメント、ドキュメントのドラッグ、ツリー表示内でドキュメントが置かれているフォルダー) に使用する色を変更することもできます。
ログイン・ページ ログイン・バナーおよび背景のイメージ、背景の色、フォントの色。

Workplace XT の外観のカスタマイズは、次のステップで構成されます。

注:  アプリケーションの外観をカスタマイズするスクリプトを実行する前に、以下のアイテムがインストールまたは構成されていることを確認してください。

Workplace XT の外観をカスタマイズするには

  1. SkinGen.properties ファイルを見つけます。デフォルトでは、 <XT_install_path>/FileNet/WebClient/Skinning フォルダーにあります。
  2. テキスト・エディターを使用して、プロパティー値を変更します (イメージやフォントの色を変更するなど)。詳細はプロパティー・ファイルに示されています。キーを変更することはできません。
  3. スクリプト・ファイルを実行して、新しいスタイル・シートを生成します。スクリプト・ファイルは、デフォルトでは <XT_install_path>/FileNet/WebClient/Skinning フォルダーにあります。
  4. 新しいスタイル・シートをデプロイします。
    1. 以下のいずれかのパスにある css フォルダー内のファイルをバックアップします。
      • 展開ディレクトリーを使用したデプロイメントの場合は、 <XT_deploy_path>/WorkplaceXT/css
      • WAR または EAR ファイルを使用したデプロイメントの場合は、 <XT_install_path>/FileNet/WebClient/WorkplaceXT/css
    2. Skinning フォルダーから、ファイルをバックアップした css フォルダーに、新しいスタイル・シートをすべてコピーします。
    3. アプリケーションをアンデプロイします。詳しくは、『 Workplace XT ソフトウェアのアップグレード (Upgrading the Workplace XT software)』の『バックアップ、アンデプロイ、および削除 (Back up, undeploy, and remove)』手順を参照してください。デプロイされた構成ファイルをカスタマイズした場合は、必要に応じて、同じセクションの『構成のコピー (Copy configuration)』手順も実行してください。
    4. Workplace XT が WAR ファイルまたは EAR ファイルとしてデプロイされている場合は、WAR ファイル、または WAR ファイルと EAR ファイルの両方を再作成する必要があります。詳しくは、『WAR および EAR ファイルの再作成 (Re-creating the WAR and EAR files)』を参照してください。
    5. Workplace XT アプリケーションを再デプロイします。詳しくは、『 Web アプリケーション・サーバー上での Workplace XT のデプロイ (Deploying Workplace XT on the Web application server)』を参照してください。
  5. Workplace XT アプリケーションを再始動します。