ワークフロー・バッチ・サイズの構成

この構成設定では、レビュー/廃棄関連のワークフローのワークフロー・バッチに格納する最大ワーク・アイテム数を指定します。デフォルトでは、この値は 10 です。

スクリーニング・ワークフローを除き、アプリケーションでは、レビューアー、アクション・タイプ、およびアクションを基準に、すべてのレビュー関連および廃棄関連のワークフローをバッチにグループ化します (スクリーニング・ワークフローのバッチ処理はレビューアーのみが行います)。たとえば、レビューアーに 100 個のエンティティーがあり、その廃棄スケジュールで実行する廃棄フェーズのアクション・タイプとアクションが同じであり、ワークフロー・バッチ・サイズが 20 に設定されているとします。この場合、各ワークフローにつきレビュー対象のアイテムが 20 個あり、5 つのワークフローが個別に起動されます。

エンティティーが重要レビュー・ワークフローに含まれている場合は、アプリケーションでエンティティーの重要レビュー・アクションのメタデータがチェックされ、アクションが同じかどうかが判定されます。その他のワークフローの場合は、アプリケーションでエンティティーの現在のフェーズ・アクションのメタデータがチェックされます。

簡単な例を次に示します。

Workflow 1: reviewer = Bob, action type = Destroy, action = MyDestroyAction1

Workflow 2: reviewer = Bob, action type = Destroy, action = MyDestroyAction1

Workflow 3: reviewer = Bob, action type = Destroy, action = MyDestroyAction2

Workflow1 と Workflow2 は同じバッチで処理されます。一方、Workflow3 は別個に起動されます。

ワークフロー・バッチ・サイズの値を変更するには

  1. IBM InfoSphere Enterprise Records アプリケーションにシステム管理者としてログインします。
  2. 構成」タブを選択します。
  3. システム構成」をクリックします。
  4. 「構成項目」ページが表示されます。ワークフロー・バッチ・サイズの値を設定します。
  5. 適用」をクリックして変更を保存します。
  6. キャンセルしたり、「構成項目」ページを閉じたりする場合は、「終了」をクリックします。