プロパティー設定のカスタマイズ

デフォルトのプロパティーの動作をカスタマイズするには、 PropertyConfiguration.xml ファイルに変更を加える必要があります。 以下の最初のセクションには、XML ファイルを更新するための基本ステップを示します。その次のセクションでは、カスタマイズできる動作について説明し、関連パラメーターを示します。

プロパティーの動作をカスタマイズするには

  1. テキスト・エディターを使用して、PropertyConfiguration.xml ファイルに変更を加えます。この XML ファイルは、以下のいずれかのフォルダーにあります。

    ここで、<install_location> は、Workplace XT がインストールされたパスです。

  2. 以下のパラメーター説明に従って、各パラメーターを変更します。
  3. 変更が完了したら、変更内容を保存します。
  4. アプリケーション・サーバーを再始動します。

プロパティーの選択リスト値の生成に使用するメソッドの選択

ストリングまたは整数プロパティーでの検索時に使用する選択リスト値をカスタマイズすることができます。 デフォルトでは、選択リスト内の値は検索条件で選択したクラスによって決まります。選択リストをカスタマイズする際には、プロパティーのクラス選択リストを上書きし、 代わりにプロパティー・テンプレートで指定された選択リストを使用します。プロパティー・テンプレートは、Enterprise Manager を使用して作成されます。プロパティー・テンプレートとクラスのプロパティー間の関係について詳しくは、『クラスへのプロパティーの割り当て (Assign properties to a class)』を参照してください。

カスタマイズした選択リストは、検索テンプレートと拡張検索ページで使用可能になります。

以下の表で、選択リストのカスタマイズに使用するパラメーターについて説明します。

 

パラメーター名 必須かどうか 説明
objectStoreName はい オブジェクト・ストアの DisplayName。カスタマイズしたプロパティーは、指定したオブジェクト・ストアのみに適用されます。このパラメーターは大文字小文字が区別されます。
symbolicName はい カスタマイズするストリングまたは整数プロパティーの SymbolicName。このパラメーターは大文字小文字が区別されます。
searchChoiceListLookup いいえ プロパティーの選択リストの生成に使用するメソッドを決定します。このパラメーターは大文字小文字が区別されません。
  • Class: クラスの設定に基づいて、プロパティーの選択リストを生成します。これはデフォルトの設定です。
  • PropertyTemplate: プロパティーのプロパティー・テンプレートの設定に基づいて、プロパティーの選択リストを生成します。