Application Integration を使用すると、Microsoft® Office アプリケーションや Outlook から Workplace にアクセスできるようになります。Office アプリケーションの中から、ドキュメントの追加、チェックイン/チェックアウト、作業内容のコピーの保存などをすばやく実行できます。Outlook からも、ワークフローやワーク・アイテムにアクセスすることのみならず、ドキュメントやフォルダーを追加することもできます。
また、FileNet P8 eForms デザイナーから Workplace にアクセスして Workplace で入力可能なフォームを設計できます。詳細については、「FileNet P8 eForms デザイナー・ヘルプ」を参照してください。
既に Application Integration や Workplace 用 FileTracker の以前のバージョンがインストールされている場合、以下の「Application Integration および File Tracker のアップグレード」セクションを参照してください。
単一ワークステーション上に Workplace 用 Application Integration と Workplace XT を同時にインストールすることはできません。 Workplace XT と Office アプリケーションや Outlook とを統合したいがそれらが既に Workplace と統合されている場合は、まず Application Integration をアンインストールして、Workplace XT 用の Application Integration を改めてインストールしてください。
また、Office 2003 またはそれ以前のバージョンを使用している場合は、Application Integration で Workplace との統合を行う必要があります。ただし、Office 2007 を使用している場合は、Office 2007 アプリケーションから FileNet P8 ドキュメントにアクセスするために Integration for Microsoft Office を使用する必要があります。詳細については、『Download Application Integration BCS』を参照してください。
注意: Application Integration を使用するには、「Application Integration ツールキット・コンポーネント」オプションが必要です。
キーボード・ヒント: 矢印キーを使用すると、アプリケーションのリストを上下に移動できます。スペース・キーを使用すると、どのアプリケーションのポップアップ・メニューにもアクセスできます。それから、矢印キーを使用して機能を選択し、Enter キーを押します。
注意: Microsoft Office および Outlook 用とツールキット・コンポーネント用の 2 つのデフォルトのインストール・パスがあります。ツールキット・コンポーネント用のパスは、Application Integration をインストール中のシステムにツールキット・コンポーネントが既にインストールされている場合にのみ表示されます。ツールキット・コンポーネント用のパスは変更できません。
完全な SSL を使用して Workplace との通信をすべて暗号化する場合、「サーバーはセキュア接続 (SSL) を使用します。」を選択します。ログイン中に SSL リダイレクトを使用する場合、このオプションは選択できません。
注意: 上記のフィールドを空にして、Workplace にログオンするたびに、情報を入力することができます。(オプション)
最新バージョンの Workplace Application Integration または File Tracker をアップグレードすることには、既存の Workplace アプリケーションに加えて、新しいバージョンをインストールすることが含まれます。アップグレード・インストール・プログラムにより、旧バージョンが検出され、アップグレードを続行する前に通知されます。
アップグレード・プロセス中、Workplace と統合されていた Microsoft のアプリケーションがインストール・プログラムにより検出され、その構成が保持されます。
アップグレード・プロセス時にインストールしたコンポーネントは変更できません。Microsoft のアプリケーションは、「プログラムの追加と削除」を使用してアップグレード後に追加したり、Application Integration から削除したりできます。
Workplace Application Integration および File Tracker のアップグレード手順は、クライアント・ワークステーションに現在インストールされているバージョンによって異なります。以下の表を使用すると、アプリケーションのアップグレード時に考慮する必要のある事項を理解することができます。
注意: Workplace Application Integration バージョン 3.5.1-002 またはそれ以前のバージョンからアップグレードする場合は、E メールを追加するエントリー・テンプレートの動作が変わります。バージョン 3.5.1-003 以降の E メールを追加するエントリー・テンプレートは、E メール・クラスまたはサブクラスの使用に関する制限がなくなりました。
アップグレード元 | アップグレード先 | 手順 |
---|---|---|
Workplace Application Integration バージョン 3.5.1-001 またそれ以前 |
Application Integration 4.0.x は File Tracker をインストールします。 |
「Application Integration のダウンロード」の「Application Integration をアップグレードするには」を参照してください。 |
Workplace Application Integration バージョン 3.5.1-002 またはそれ以降 |
Application Integration しかインストールされていない場合 (File Tracker なし)、Application Integration 4.0.x は File Tracker をインストールします。 |
「Application Integration のダウンロード」の「Application Integration をアップグレードするには」を参照してください。 |
Workplace File Tracker 3.5.1 またはそれ以降 (Application Integration なし) |
Workplace File Tracker 4.0.x |
「File Tracker のみをアップグレードするには」の手順を実行してください。 |
Workplace Application Integration と File Tracker の両方とも、これらをインストールした順番によってアップグレード方法が変わります。 Application Integration をインストールする前に、File Tracker 3.5.1-002 またはそれ以降をインストールした場合 |
Application Integration および File Tracker 4.0.x 最初に File Tracker をアップグレードしてから、Application Integration をアップグレードする必要があります。 |
「File Tracker のみをアップグレードするには」の手順を実行し、「Application Integration のダウンロード」の「Application Integration をアップグレードするには」の手順を参照してください。 |
Workplace Application Integration と File Tracker の両方とも、これらをインストールした順番によってアップグレード方法が変わります。 Application Integration 3.5.1-002 またはそれ以降をインストールし、そのあとに File Tracker を使用した場合 |
Application Integration および File Tracker 4.0.x Application Integration をアップグレードするだけです。 |
「Application Integration をアップグレードするには」の手順を参照してください。 |
Application Integration をアップグレードするには