オブジェクトのプロパティーの設定
「プロパティーの設定」ステップでは、作成するオブジェクトのタイプに基づいてクラスが事前選択され、関連したプロパティーが表示されます。
新しいオブジェクトの事前設定プロパティー値を定義するには
- (オプション) 新しいクラスを選択します。
必要なアクセス権があるクラスのみを選択できます。選択したクラスによって、追加するオブジェクトに関連付けられるプロパティーが決まります。エントリー・テンプレートのユーザーがこのクラスを変更することはできません。
- (オプション) 「クラスのプロパティーの順序 (Order Class Properties)」をクリックして、エントリー・テンプレート内でプロパティーを表示する順序を変更します。
- ユーザーがプロパティーの値を入力しなければならない場合、プロパティーの横にある「必須」チェック・ボックスを選択します。
- 「デフォルト値」フィールドで、事前設定値を入力します。
- 各プロパティーの「アクセス・レベル」を選択します。
アクセス・レベルによって、オブジェクトの追加時にエンド・ユーザーが実行できる、そのプロパティーに関する作業が決まります。
- 編集可能: プロパティー値の編集をユーザーに許可します。
- 読み取り専用: プロパティーと値は表示されますが、値は変更できません。
- 非表示: プロパティーは表示されません。
- 非表示/編集可能 (Hide/Editable): プロパティーは表示されませんが、値はプログラマチックに変更できます。
- オブジェクトを複合ドキュメントとして追加するかどうかを指定します。
- オブジェクトをメジャー・バージョンとして追加するかどうかを指定します。
- オブジェクトのコンテンツを分析することで、プロパティー値を自動的に判断するかどうかを指定します。自動ドキュメント分類は、Content Engine で構成できます。詳細については、「Understanding automatic document classification」を参照してください。
- 同じファイル名を持つドキュメントの追加をユーザーに許可するかどうかを指定します。
- 新しいオブジェクトの追加時、ユーザーにプロパティーを表示するかどうかを指定します。
- 事前設定プロパティー値をユーザーに表示したり、それらの変更をユーザーに許可する場合は、「プロパティーの設定ステップの表示 (Show Set Properties step)」を選択します。デフォルトでは、このオプションが選択されています。
- すべてのプロパティー名と値を非表示にする場合は、
「プロパティーの設定ステップの非表示 (Hide Set Properties step)」を選択します。必須のマークを付けたプロパティーにデフォルト値を設定しなかった場合、このオプションは選択しないでください。
- 以降のチェックインにエントリー・テンプレートを使用するかどうかを選択します。エントリー・テンプレートを使用する場合は、「はい、チェックインにエントリー・テンプレートを使用します (Yes, use entry template for checkin)」チェック・ボックスを選択します。以降のチェックインでは、常に最新バージョンのエントリー・テンプレートが使用されます。
エントリー・テンプレートが削除された場合は、基本のチェックイン・ウィザードが使用されます。
注:
- オブジェクトが最初に追加された後、エントリー・テンプレートが指定するクラスが変更された場合、ユーザーには、オブジェクトの追加時に使用されたプロパティーでなく、更新されたクラスに関連付けられているプロパティーが表示されます。
- 「レコードの宣言の設定 (Set Declare Records)」ステップで「常に宣言する (Always Declare)」オプションを選択した場合、以降のチェックインでは、常にレコードとして宣言されます。 ドキュメントのメジャー・バージョンとマイナー・バージョンを使用する場合、ユーザーは、マイナー・バージョンがレコードとして宣言されることを望まない可能性があります。したがって、そのような場合は「常に宣言する (Always declare)」より「必要に応じて宣言する (Optionally declare)」を選択することをお勧めします。後者では、ユーザーが、チェックインするバージョンを宣言するかどうかを選択できます。