IBM FileNet 参照 Web パーツおよび IBM FileNet チェックアウト・リスト Web パーツを使用することにより、SharePoint サイトから IBM FileNet P8 オブジェクト・ストアにあるコンテンツを表示して、そのコンテンツに関する作業を行うことができます。参照 Web パーツは、特定のオブジェクト・ストアに格納されているドキュメントおよびフォルダーにアクセスするために使用します。チェックアウト・リスト Web パーツは、IBM FileNet Content Engine ドメイン内のすべてのオブジェクト・ストアからチェックアウトしたドキュメントにアクセスするために使用します。
また、コンテンツを検索することもできます。詳しくは、『ドキュメントの検索』を参照してください。
FileNet P8 システムでは、ドキュメントは 1 つまたは複数のオブジェクト・ストアにあるフォルダーに保管されます。オブジェクト・ストアは SharePoint ドキュメント・ライブラリーと同様のものです。Web パーツを追加したユーザーは、参照の起点となるオブジェクト・ストアおよび開始フォルダーを指定し、各ページに表示されるアイテムの最大数を指定します。表示対象となるアイテムの数がページごとの最大数を超える場合、リストの上部にあるページ・ナビゲーションを使用すると、前のグループや次のグループを表示したり特定のページにジャンプすることができます。
オブジェクト・ストアにあるドキュメントおよびフォルダーに対してさまざまなアクションを実行することができます。実行可能なアクションの詳細については、「ドキュメントおよびフォルダーの操作」を参照してください。
フォルダーおよびドキュメントに対するユーザー・アクセスのレベルは、FileNet P8 ユーザー・アカウントに対して構成された権限に基づきます。 SharePoint サイトの参照 Web パーツを表示してアクセスするためには 適切な SharePoint 権限が必要ですが、参照 Web パーツに表示されるフォルダーおよび ドキュメントを使用して作業する場合にユーザーができることを決定するのは、 FileNet P8 ユーザー・アカウントに関連したアクセス権です。
特別なカテゴリーのドキュメントには、保管済み検索および検索テンプレートと呼ばれる事前定義の検索が含まれています。これらの検索を使用して、オブジェクト・ストア内のコンテンツを見つけることができます。これらの事前定義の検索の使用について詳しくは、『保管済み検索および検索テンプレートに関する作業』を参照してください。