IBM FileNet 個人用受信トレイ Web パーツには、ユーザーに割り当てられた IBM FileNet P8 ワーク・アイテムが表示されます。ワークフローを手動または自動で開始すると、ワーク・アイテムはキューにルーティングされて、部署内または社内の担当者によって処理されます。ワーク・アイテムのルーティング先とタイミングは、ワークフロー定義によって決定されます。
ユーザーは自分の受信トレイ内のワーク・アイテムを選択し、関連したステップ・プロセッサーでワーク・アイテムを開いて完了することができます。また、他のユーザーにワーク・アイテムを再割り当てしたり、ワーク・アイテムの添付、データ・フィールド、マイルストーン、履歴などを表示することができます。(カスタム・ステップ・プロセッサーの場合は、機能が制限されることがあります。)
注意: 個人用受信トレイ Web パーツに表示されるワークフローおよびワーク・アイテムに対するユーザー・アクセスのレベルは、FileNet P8 ユーザー・アカウントに対して構成されたアクセス権に基づきます。SharePoint サイトの個人用受信トレイ Web パーツを表示してアクセスするためには適切な SharePoint 権限が必要ですが、個人用受信トレイ Web パーツに表示されるワークフローおよびワーク・アイテムを使用して作業する場合にユーザーができることを決定するのは、FileNet P8 ユーザー・アカウントに関連したアクセス権です。
ワークフローをはじめて開始するときに、ワーク・アイテムが起動プロセッサーで開きます。起動ステップの完了後、ワーク・アイテムはステップ・プロセッサーに移動し後続のステップが続きます。IBM FileNet Connector for SharePoint Web Parts は、標準およびカスタムの起動プロセッサーおよびステップ・プロセッサーをサポートし、オプションの IBM FileNet P8 eForms をインストールしている場合は HTML フォーム・プロセッサーもサポートします。
標準のステップ・プロセッサーには、次のタスクを実行するリンクとボタンがあります。