本書および本書で紹介する製品をご使用になる前に、特記事項に記載されている情報をお読みください。
本書は、IBM WebSphere Studio Asset Analyzer for Multiplatforms バージョン 4 リリース 1 (製品番号 5655-M22) に適用されます。
また、本書は、新しい版やテクニカル・ニュースレターで明記されていない限り、以降のすべてのリリースおよびモディフィケーションに適用されます。
本マニュアルに関するご意見やご感想は、次の URL からお送りください。今後の参考にさせていただきます。
http://www.ibm.com/jp/manuals/main/mail.html
なお、日本 IBM 発行のマニュアルはインターネット経由でもご購入いただけます。詳しくは
http://www.ibm.com/jp/manuals/ の「ご注文について」をご覧ください。
(URL は、変更になる場合があります)
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第1刷 2005.3
このガイドは、プログラムのインストールと保守を担当するシステム・プログラマーを対象としたものです。本書には、WebSphere Studio Asset Analyzer for Multiplatforms の構成に関連する手順、および前のリリースからの移行に関する情報があります。本書では、DB2 データベースの作成、構成、およびロードの方法に関する詳細な手順を説明します。また、WebSphere Studio Asset Analyzer 用に HTTP Server および WebSphere Application Server を具体的に構成する手順についても説明します。
本書には、データベースが確実に正しくロードされるようにするためのサンプルのインストール検査手順と、サンプル・アプリケーションのセットアップ方法の説明が含まれます。
WebSphere Studio Asset Analyzer を構成するには、ホストの ISPF とワークステーションの Internet Explorer という、 2 つのインターフェースを使用します。そのため、ワークステーションには Microsoft Internet Explorer 5.5 以降がインストールされている必要があります。
WebSphere Studio Asset Analyzer の各ユーザーには、MVS システムの TSO ユーザー ID が必要です。そして、そのユーザー ID には、データベース表に対して行の INSERT、 UPDATE、DELETE、および SELECT を実行するために、製品データベースに接続する権限が必要です。 WebSphere Studio Asset Analyzer が Windows からアクセスされる場合は、データベースに接続するユーザー ID にはリモート接続を作成する権限が必要です。
管理 WebSphere Studio Asset Analyzer 要求には、データベースにアクセスするジョブを作成するものもあります。そのため、そうしたジョブを直接サブミットしない場合でも、管理権限を持つユーザー ID にはバッチ・ジョブから DB2 にアクセスする権限も必要です。
WebSphere Studio Asset Analyzer は、次のいずれかの構成でインストールが可能です。
以下の表は、これらの構成ごとに、関連ソフトウェアと WebSphere Studio Asset Analyzer のコンポーネントのインストール場所を示しています。
WebSphere Studio Asset Analyzer のこのリリースで必要な上記の関連ソフトウェアのバージョンとリリースについては、「WebSphere Studio Asset Analyzer プログラム・ディレクトリー」を参照してください。「プログラム・ディレクトリー」は、製品の「Library」Web ページにあります。
WebSphere Studio Asset Analyzer と、それをサポートする製品の構成のために実行するタスクは、次の 2 つの条件によって異なります。
この構成手順の節やステップには、2 つの構成の 1 つのみに適用されるものや、 WebSphere Studio Asset Analyzer の分散資産サポートをユーザーが使用する場合にのみ適用されるものが含まれます。構成タスクは、このガイドで示された順序で、ご使用の状態に適用されない節やステップをスキップして実行してください。
本書では、WebSphere Studio Asset Analyzer for Multiplatforms を WebSphere Studio Asset Analyzer、z/OS または OS/390 システムを MVS と記述します。
日本向けフィーチャー FMID J2A1411 がオーダーに含まれる場合は、 WebSphere Studio Asset Analyzer を構成する前にそのフィーチャーのインストールを必ず完了してください。データ・セット yourHLQ.SDMHDATA のメンバー DMHVERSN は、「バージョン 4.1.0 ENU」ではなく「バージョン 4.1.0 JPN」と示される必要があります。
以下の資料では、WebSphere Studio Asset Analyzer の構成と正常なインストールの検査に必要な情報を示します。こうしたタスクを開始する前に、関連の各製品が正しく動作していることと、他の製品との関連でも正しく動作することを確認してください。たとえば、HTTP Server の検証と IVP (インストール検査プログラム) 処理が正常に完了したこと、 DB2 にアクセスするように JDBC が適切に構成されていること、および JDBC を使用した DB2 アクセスをサポートするように WebSphere Application Server (WAS) が構成されていることを確認してください。 これを行わないと、WebSphere Studio Asset Analyzer と DB2 のやりとりで問題が発生し、問題の原因が明確に分からなくなる可能性があります。
WebSphere Studio Asset Analyzer を構成する前に、WebSphere Studio Asset Analyzer と動作するように IBM HTTP Server および WebSphere Application Server (WAS) を更新する必要があります。こうした関連製品を更新したら、 WebSphere Studio Asset Analyzer ISPF パネルとブラウザー・ベースのユーザー・インターフェースの両方を使用して、 WebSphere Studio Asset Analyzer のインストール検査プログラム (IVP) を実行します。
WAS V4 と V5 の対比: WAS 5 で使用するために WebSphere Studio Asset Analyzer を構成する場合は、 ear ファイルの固有の配置を使用します。これに対して、WebSphere Studio Asset Analyzer にアクセスするために WebSphere Application Server (WAS) バージョン 4 を構成する場合は、プラグイン・メソッドを使用します。このプラグイン・メソッドは、WAS V4 で代替構成オプションとして知られています。
先に進む前に:
WebSphere Studio Asset Analyzer を構成するには、以下のタスクを示された順序で実行してください。
IBM HTTP Server は前提条件製品であり、システムにインストールされ、構成されている必要があります。先に進む前に、HTTP Server が正しく動作し、他の必須製品と正しく動作していることを確認してください。 WebSphere Studio Asset Analyzer を使用するにはその前に、WebSphere Studio Asset Analyzer の HTML ファイルにアクセスしてブラウザー・ウィンドウで表示できるように、IBM HTTP Server に追加の構成変更を行う必要があります。
IBM HTTP Server を構成するには、サーバー構成ファイルを次のように編集します。
EDIT /etc/httpd.conf Columns 00001 00072 # ServerInit /usr/lpp/WebSphere/WebServerPlugIn/bin/was400plugin.so:init_exit /usr/lpp/WebSphere/etc/was400.conf |
各ユーザーが自分のユーザー ID でログオンすることがサイトのガイドラインで要求されている場合、ディレクティブ UserId %%CLIENT%% を使用します。これにより、要求者がローカルの MVS ユーザー ID およびパスワードを持つことを、サーバーが要求するようになります。
EDIT /etc/httpd.conf # # Default: %%CLIENT%% # Syntax: UserId (user name) # Example: # UserId PUBLIC UserId %%CLIENT%% # UserId %%CERTIF%% # UserId %%SERVER%% # UserId %%CLIENT%% |
すべてのユーザーが単一のユーザー ID (UserId PUBLIC など) でアクセスを共用するようにサイトのガイドラインで指示されている場合、 WebSphere Studio Asset Analyzer アプリケーションに対して追加の保護方式ディレクティブを設定する必要があります。こうした追加の保護方式ディレクティブは、構成ファイルに WebSphere Studio Asset Analyzer Web アドレスを参照する Service ディレクティブがあれば、その前に追加してください。
EDIT /etc/httpd.conf
# ===============================================================
# Protection scheme for access to WebSphere Studio Asset Analyzer
# ===============================================================
Protection DMH_Prot {
UserId %%CLIENT%%
ServerId "WebSphere Studio Asset Analyzer"
AuthType Basic
PasswdFile %%SAF%%
Mask All
}
# If you are using WAS 4, add the following line:
Protect /dmh* DMH_Prot
# If you are using WAS 5, add the following line:
Protect /dmh-cgi* DMH_Prot |
# Exec /dmh-cgi/* /usr/lpp/dmh/bin/* # |
EDIT /etc/httpd.conf Columns 00001 00072 # Service /dmh /usr/lpp/WebSphere/WebServerPlugIn/bin/was400plugin.so:service_exit Service /dmh/* /usr/lpp/WebSphere/WebServerPlugIn/bin/was400plugin.so:service_exit Service /dmh2/* /usr/lpp/WebSphere/WebServerPlugIn/bin/was400plugin.so:service_exit # |
EDIT /etc/httpd.conf Columns 00001 00072 # AddType .svg image/svg ebcdic 1.0 # |
この節は、インストール構成に WAS for MVS が含まれる場合にのみ適用してください。 WAS for Windows は、Windows の WebSphere Studio Asset Analyzer インストール・プログラムにより構成されます。
WAS は前提条件製品であり、システムにインストールされ、構成されている必要があります。先に進む前に、WAS が正しく動作し、他の必須製品と正しく動作していることを確認してください。 WebSphere Studio Asset Analyzer を使用するにはその前に、データベースのデータにアクセスできるように、WAS に追加の構成変更を行う必要があります。 WAS 構成ファイルを編集するには、適切な権限が必要です。
権限: WAS ユーザー ID に、/usr/lpp/dmh/log ディレクトリーの作成および書き込みや /usr/lpp/dmh/config/Common.cfg ファイルへの書き込みの権限がない場合があります。
WAS ジョブが実行される際のユーザー ID には、/usr/lpp/dmh/log ディレクトリーと /usr/lpp/dmh/config/Common.cfg ファイルへの書き込みアクセス権限が必要です。最も簡単な解決策としては、以下のコマンドを使用して、そのディレクトリーとファイルの所有者をその WAS ユーザー ID に変更します。
chown WAS userid /usr/lpp/dmh/log chown WAS userid /usr/lpp/dmh/config/Common.cfg.
/usr/lpp/dmh/log ディレクトリーが存在しなければ、その作成が必要となる場合があります。
WAS V4 を構成するには、以下のようにして、構成ファイル (デフォルトでは /usr/lpp/WebSphere/was.conf) を編集します。
jdbcconnpool.dmh_jdbcpool.datasourcename プロパティーは、 製品デフォルトの定義 にある ISPF パネルの「JDBC DATASOURCE 名」フィールドのデータ・ソース名に必ず一致させてください。 datasourcename プロパティーの値の形式は jdbc/your-datasource-name にしてください。以下では、jdbc/DMHDB というデフォルトの datasourcename が示されています。
EDIT /usr/lpp/WebSphere/was.conf Columns 00001 00072 ################################################################ # Define the WSAA connection pool and datasource ################################################################ jdbcconnpool.dmh_jdbcpool.jdbcdriver=ibm.sql.DB2Driver jdbcconnpool.dmh_jdbcpool.connectionidentity=thread # # Change DB_LOC_NAME to the DB2 location name for the database jdbcconnpool.dmh_jdbcpool.databaseurl=jdbc:db2os390:DB_LOC_NAME # # "JDBC DATASOURCE Name" from the "Set up" option of "DMHINSTL" # If you specified DMH in the "Set up" option, the value for # the datasource property should be jdbc/DMHDB. jdbcconnpool.dmh_jdbcpool.datasourcename=jdbc/DMHDB |
WAS 5.1 以降が必要です。
制限: アプリケーション・サーバーでは Java 2 セキュリティーが使用不可になっていなければなりません。
WAS V5 を構成するには、WAS 管理コンソールから以下のステップを実行します。
関連製品の構成で説明されているように IBM HTTP Server および WebSphere Application Server で必要な構成の更新が完了したら、次のタスクを実行する必要があります。
WebSphere Studio Asset Analyzer の構成とデータベースのセットアップには、WebSphere Studio Asset Analyzer インストール構成ユーティリティーを使用します。すべての製品 ISPF パネルについて、包括的な F1 ヘルプを利用できます。インストール構成に WAS for MVS または WAS for Windows が含まれるかどうかに関わらず、セットアップ・オプション 0 のステップを実行する必要があります。 MVS の構成に対して、Windows 製品をインストールする際に、適切な値を入力します。
以下のステップを行ってユーティリティーを開始します。
EX 'yourHLQ.SDMHREXX(DMHINSTL)'
以下に例を示します。ここでは DMH.STUDIO が yourHLQ であることを想定しています。
EX 'DMH.STUDIO.SDMHREXX(DMHINSTL)'
WebSphere Studio Asset Analyzer をセットアップし、DB2 データベースを作成して構成するには、次のタスクをこの順序で実行します。
先に進む前に DB2 が開始済みであることを確認してください。
サイトのデフォルトを定義するには、WebSphere Studio Asset Analyzer ISPF インターフェースの「セットアップ」パネルを使用します。「インストール」パネルでオプション 0 (セットアップ) を選択します。「セットアップ」パネルで、サイトに合わせて各フィールドの値を入力します。
ヘルプ: 各フィールドに固有のヘルプを表示するには、フィールドにカーソルを合わせて F1 を押します。
WebSphere Studio Asset Analyzer は、使用する ISPF データ・セット名について限定的なカスタマイズをサポートします。「セットアップ」パネルを使用しているときに、これらの ISPF データ・セットの高位修飾子を指定できます。デフォルトでは、データ・セットの名前は以下のとおりです。
ここで、&hlqispf は ISPF データ・セットの高位修飾子です。
ISPF データ・セット名のその他のカスタマイズには、ソース・ファイルの更新が必要です。 ISPF データ・セットの他のセットを使用するには、以下のファイルを編集します。
&hlq.SDMHCNTL(DMHPRCQU)
このファイルで、ISPMLIB、ISPSLIB、ISPPLIB、および ISPTLIB の DD 定義を含むステートメントを探し、データ・セット名を適切に変更してください。
以下のヘルプ・パネルでは、入力されたフィールドが示されています。
------------------- WebSphere Studio Asset Analyzer -------------
セットアップ: ヘルプ続く: +
ユーザー DSN の高位修飾子 . . . . . . . . : USERTMP
これは WebSphere Studio Asset Analyzer の全ユーザーが CREATE アクセスを持つ必要がある修飾子です。この修飾子の下に、一時ファイルが作成されます。
ISPF の高位修飾子 . . . . . . . . . . . . : ISP
HFS ベース・ディレクトリー . . . . . . . . : /usr/lpp/dmh
これは UNIX システム・サービス上のディレクトリーで WebSphere Studio
Asset Analyzer ファイルが保管されているところです。すべてのユーザーはこのディレクトリーおよびサブディレクトリーへの READ アクセスを持つ必要があります。アクセス許可はインストール中に SMPE によって作成されます。
HFS 一時ディレクトリー . . . . . . . . .: /usr/lpp/dmh
これは WebSphere Studio Asset Analyzer のログと一時ファイルが保管される UNIX システム・サービス上のディレクトリーです。すべてのユーザーはこのディレクトリーおよびサブディレクトリーへの
READ/WRITE アクセスを持つ必要があります。ディレクトリーが存在しない場合には作成されます。値が指定されない場合は、HFS ベース・ディレクトリーが使用されます。
DB2 ランタイム・ライブラリー . . . . . . . : DSN710.SDSNLOAD
LE ランタイム・ライブラリー . . . . . . . : CEE.SCEERUN
HLASM ライブラリー . . . . . . . . . . . . :
アセンブラー・ソースがスキャンされる場合のみ必要です。 |
--------------サーバー設定-------------------
WebSphere サーバー・ホスト名. . . . . . . . . . . : ipname
その下で WebSphere Studio Asset Analyzer が実行する HTTP サーバーの名前または IP アドレス。
WebSphere サーバー・ポート . . . . . . . . . . . . : 80
その下で WebSphere Studio Asset Analyzer が実行する HTTP サーバーのポート番号。
WebSphere サーバーはセキュア・サーバーか N
その下で WebSphere Studio Asset Analyzer が実行している HTTP
サーバーが SSL (Secure Socket Layer) を使用しているかどうか。
JDBC DATASOURCE 名. . . . . . . . : DMHDB
その下でデータが JDBC を通じてアクセスされる名前です。この値は WebSphere
Application Server 構成ファイルで以下のステートメントで定義される値と一致する必要があります。
jdbcconnpool.default_jdbcpool datasourcename=jdbc/DMHDB
アドミニストレーター USERID . . . . . . . :
定義の削除などの、管理機能を実行する権限を与えれた TSO
ユーザー ID。すべてのユーザーに、これらの機能のアクセス権を許可するには * を指定してください。
--------CGI 設定------------------------
CGI ホスト名 . . . . . . . : ipname
CGI が稼働するサーバーの名前または IP アドレス
CGI ポート. . . : 80
CGI が稼働するサーバーのポート番号
CGI サーバーはセキュア・サーバーか N
CGI サーバーが SSL (Secure Socket Layer) を使用しているかどうか
サーバー CGI エイリアス名 . . . . . . . : dmh-cgi
CGI ファイルに関連するエイリアス名で (通常は "DMH-CGI")
HTTP サーバー構成ファイルに定義されています。たとえば、httpd.conf ファイルに次のエントリーが含まれる場合
Exec /dmh-cgi/* /usr/lpp/dmh/bin/*
値を次のストリングに設定する必要があります。
dmh-cgi
--------分散データ設定-----------
分散資産のスキャンか . . . . : Y
このマシン以外のマシンにある「分散資産」のスキャンを計画している場合は、値は ("Y") です。
分散スキャナー・ホスト名 . . . . . . . . . . : NTservIP
分散資産がスキャンされる場所のサーバーの IP アドレスまたは名前です。これが空白で残されている場合は、WebSphere Studio Asset Analyzer 内から分散資産のソース・ファイルを表示することはできません。
分散スキャナー・ポート . . . . . . . . . . . : 80
分散資産がスキャンされる際の、サーバーのポート番号です。
分散サーバーはセキュア・サーバーか N
分散資産がスキャンされる場所のサーバーが、SSL (Secure Socket Layer) を使用しているかどうか。 |
cobolOptions = DTR,PGMN(LU),NOADV,ARITH(EXTEND)Common.cfg のフィールドを使用してオプションを指定する場合は、 ISPF パネルのフィールドではオプションを何も指定しないでください。指定すると、パネルで指定したオプションのみが使用されてしまいます。
データベース名 . . . . . . . . . . . . . . . : DMHDB WebSphere Studio Asset Analyzer に関連するデータベース名。 バッファー・プール: データベース索引、表スペースおよび一時データベースで使用されるバッファー・プールです。索引 . . . . . . . . . . . . . . . . . : BP1 表スペース . . . . . . . . . . . . . . : BP2 データベースおよび一時データベース . . . : BP7 LOB 表スペース . . . . . . . . . . . : BP8 DB2 表スペース接頭部 . . . . . . . . . . . . : DMHTS WebSphere Studio Asset Analyzer で作成される表スペースの接頭部として使用されます。この接頭部の値に、3 文字の接尾部が付加されます。 表用の高位修飾子 . . . . . . . . . . . . . . : DMH 表用の修飾子として使用されます。 DB2 サブシステム名 . . . . . . . . . . . . . : DSN1 データベースが常駐するところの DB2 サブシステムの名前。 DB2 ロケーション名 . . . . . . . . . . . . . : STLEC1 ホスト・マシン上の DB2 データベース・サブシステムの位置。 DB2 プラン接頭部 . . . . . . . . . . . . . . : DMH DB2 プランの接頭部。 グローバル一時データベースを作成するか . . . . . . : Y グローバル一時データベースを作成する必要がある ("Y") か、またはすでにこのタイプのデータベースが存在する ("N") かを指定します。一時データベースは DB2 サブシステムに 1 つだけ作成することができますが、WebSphere Studio Asset Analyzer を正しく構成するにはそれが存在している必要があります。グローバル一時データベースが存在しない場合は、このフラグを "Y" に設定してください。 グローバル一時データベース名 . . . . . . . : DMHTMPDB 一時データベースの名前 (作成する必要がある場合には、その新規名。すでにある場合は、既存名。) が入ります。この値は、上記のフラグが "Y" に設定されている場合、または新しい一時表スペースを作成する必要がある場合には必須指定となります。 グローバル一時表スペースを作成するか. . . . . . : Y グローバル一時表スペースを新規に作成する必要がある ("Y") か、またはすでに存在する ("N") かを指定します。既存の一時データベースに、既存の一時表スペースがある場合、このフラグを "N" に設定できます。既存の表スペースがない場合、"Y" に設定して WebSphere Studio Asset Analyzer が一時表スペースを作成できるようにします。 グローバル一時表スペースを作成するか . . . . . . . : DMHTMPTS 一時表スペースを新規に作成する必要がある場合、その名前が入ります。上記フラグが "Y" に設定された場合、このフィールドは必須指定となります。 |
F3 を押すと、設定を処理して保存します。
データベースを作成する前に、JDBC 環境変数が適切に設定されている必要があります。使用するユーザー ID のデフォルト・セットアップが、コマンド行から JDBC にアクセスするように設定されていない場合は、以下のステップを行って、環境変数を設定します。
以下は、ファイル内の完成した export コマンドの例です。
export STEPLIB=DSN710.SDSNLOD2:DSN710.SDSNLOAD:WAS401.SBBOLOAD export LIBPATH=/usr/lpp/db2/db2710/lib export CLASSPATH=/usr/lpp/db2/db2710/classes/db2j2classes.zip export DB2SQLJPROPERTIES=/etc/db2sqljjdbc.properties
DB2 ユーザー ID およびパスワードは、ISPF のセットアップ・パネルでは取り込まれません。この情報は、構成ファイルで手動で更新する必要があります。この更新を行うには、以下のステップを行います。
username = DBUSER password = DBPW
username = adminid password = adminpassword
ヒント: ユーザー ID は、 WebSphere Studio Asset Analyzer の表に対する SELECT、UPDATE、DELETE、および INSERT の権限を持ち、 SYSIBM.SYSTABLES や SYSIBM.SYSSYNONYMS などのさまざまなカタログ表に対する SELECT 権限を持つものを使用します。DB2 パスワードはファイルを保管する際にエンコードされます。
ヒント: Web サーバーが始動すると、 Common.cfg ファイルに保管されたパスワードを WebSphere Studio Asset Analyzer サーブレットが暗号化します。そのため、Web サーバーのユーザー ID には、 Common.cfg を更新するための適切な権限が必要です。Web サーバーがファイルに書き込めるようにするために、 chmod コマンドまたはその他の方法を使用してファイルの許可を変更してください。
この節の手順には、既存の WebSphere Studio Asset Analyzer データベースがない場合にのみ従ってください。既存のデータベースがある場合は、次にリストした章の説明に従って、 それをアップグレードする必要があります。
先に進む前に、必ず HTTP Server を停止してください。データベースを作成するには、以下のステップに従ってください。
エディターに JCL ストリームが表示されます。この JCL は、プログラム DMHTEP2 を使用して、関連するすべての表スペース、表、インデックスを含むデータベースを作成する DDL をサブミットします。入力ストリームには、一定の間隔でデータベースの COMMIT ステートメントがあります。入力ストリームの次の項目をいくつか変更する必要がある場合があります。
したがって、DB2 が FREEPAGE 設定を使用するのは、データベースが REORG された場合のみです。結果として、CREATE INDEX . . . FREEPAGE の値は全く使用されない可能性があります。しかしながら、一定の間隔ですべての DB2 表を REORG する方針があって、 DASD スペースが非常に限られている場合には、DBA でこの値を 0 または 20 に変更することが必要になる可能性があります。さらに、メモリーが制約された環境では、 DBA で SECQTY を基本量の 20 パーセントに設定することが必要になる場合があります。
DSNUGBAC - UTILITY EXECUTION COMPLETE, HIGHEST RETURN CODE=0
***INPUT STATEMENT: CREATE DATABASE DMHDB DMHSTOGR SYSDEFLT
BUFFER POOL BP0;
RESULT OF SQL STATEMENT:
DSNT400I SQLCODE = 000, SUCCESSFUL EXECUTION
CREATE SUCCESSFUL
DB2 パッケージおよびプランをバインドするジョブをカスタマイズしてサブミットするには、以下のステップを行います。
編集前 | 編集後 |
---|---|
BIND PLAN(DMHP0700) QUALIFIER(DMH) - PKLIST(*.DMH.DMHDCOM - *.DMH.DMHDROL - *.DMH.DMHD233 - . . . |
BIND PLAN(DMHP0700) - QUALIFIER(DMH) - PKLIST(DMH.DMHDCOM - DMH.DMHDROL - DMH.DMHD233 - . . . |
DB2 データベースを作成したとき、それにアクセスできるのは自分だけです。他のユーザーがアクセスできるようにするには、その表、パッケージ、およびプランにアクセスする特権を他のユーザーに付与する必要があります。このタスクでサブミットするジョブでは、一定のユーザーにアクセスを制限するようにジョブを変更しない限り、すべてのユーザーにデータベースへの PUBLIC のアクセス権を付与します。 DB2 はアクセス権の記録を独自に保持するため、付与した許可は、あとでデータベースを除去や再作成しても残ります。そのため、このジョブの再サブミットが必要になるのは、特権を変更する必要が生じた場合のみです。
DB2 特権を付与するジョブをカスタマイズしてサブミットするには、以下のステップを行います。
***INPUT STATEMENT: GRANT ALL ON PACKAGE DMH.DMHDCOM TO PUBLIC;
SQLWARNING ON GRANT COMMAND, EXECUTE FUNCTION
RESULT OF SQL STATEMENT:
DSNT404I SQLCODE = 562, WARNING: A GRANT OF A PRIVILEGE
WAS IGNORED BECAUSE THE GRANTEE ALREADY HAS THE PRIVILEGE FROM
THE GRANTOR
DSNT418I SQLSTATE = 01560 SQLSTATE RETURN CODE
この状態は無視できます。
ソース構成管理 (SCM) 製品は、ソフトウェア・アプリケーションの作成に使用されるコンポーネントの全ライフ・サイクルを管理します。 WebSphere Studio Asset Analyzer は次の SCM をサポートします。
SCM の下にあるソースのインベントリーをユーザーが取得できるようにしたい場合は、まず、WebSphere Studio Asset Analyzer ISPF インターフェースを使用して SCM を構成する必要があります。構成する各 SCM は、(ブラウザー・インターフェースから) インベントリー・ウィザードでスキャン・タイプとして示されます。構成しないことにした SCM はスキャン・タイプの選択項目として示されず、ユーザーがそれらの SCM のソースをスキャンすることはできません。 SCM をシステムに対して適切に構成するには、次のステップを行います。
SERENA.CMNZMF.V5R3M3.LOAD
SERENA.SERCOMC.V5R4M7.LOAD
制限: WebSphere Studio Asset Analyzer は現在、 XML インターフェースではなく、RPC ChangeMan インターフェースのみをサポートします。
戻りコード | 意味 |
---|---|
0 | ジョブはエラーなしで実行されました。 |
8 | SQL コードを検査します。SQL コードが -803 の場合、SCM はすでに構成されていました。 |
Computer Associates International Inc. (CA) は、AllFusion CA-Panvalet for z/OS and OS/390 (Panvalet(R)) を提供します。 Panvalet は、ソフトウェア変更および構成管理ソリューションです。 Panvalet でソース資産を管理する場合、インストール・パラメーターとユーザー提供アクセス・ルーチンの組み合わせによって、Panvalet ライブラリーと相互作用するように WebSphere Studio Asset Analyzer を構成することができます。
WebSphere Studio Asset Analyzer を Panvalet ライブラリーと円滑に相互作用させるためにユーザーが提供するアクセス・ルーチンは、以下の機能を備えている必要があります。
これらのルーチンは、以下の節で記述する仕様を満たすように構成する必要があります。これらの仕様から逸脱すると、インターフェースで問題が発生する可能性があります。
ファイル・リストを取得するアクセス・ルーチンは、EXIT-1 と呼ばれ、指定された Panvalet ライブラリーに存在するファイルのリストを取得するために使用されます。これは、以下の仕様に従わなければなりません。
以下の例は、EXIT-1 の起動に WebSphere Studio Asset Analyzer が使用する REXX 呼び出しを示しています。
memberCount = DMHPANX1('USER.PANLIB, DMH.USER.T074720.M092256.D0125')
表示用にファイル内のソースを取得するアクセス・ルーチンは、EXIT-2 と呼ばれ、指定された Panvalet ライブラリー内の単一ファイルからソース・レコードを取得するために使用されます。これは、以下の仕様に従わなければなりません。
以下の例は、EXIT-2 の起動に WebSphere Studio Asset Analyzer が使用する REXX 呼び出しを示しています。
recordCount = DMHPANX2('USER.PANLIB, MEMB01, DMH.USER.T085310.M150403.D0125')
分析用にファイルのソースとインクルード・ファイルのソースを取得するアクセス・ルーチンは、ネイティブ・ライブラリー・アクセスと呼ばれ、1 つ以上の Panvalet ライブラリーにある 1 つ以上のファイルの内容を直接読み取るために使用されます。これは、ファイルのソースとインクルード・ファイルのソースに効率的にアクセスするために、WebSphere Studio Asset Analyzer アナライザーによって呼び出されます。これが呼び出されるのは、最初のファイルに関するメタデータが収集されるときです。
WebSphere Studio Asset Analyzer アナライザーは、ソース資産に関するメタデータを収集中に、 Panvalet ライブラリーに対して以下の機能を定期的に実行する必要があります。このアクセス・ルーチンは、これらの機能を実行するロジックを実装します。
このアクセス・ルーチンは、以下の仕様に従わなければなりません。
以下の COBOL の例は、このアクセス・ルーチンの呼び出しに WebSphere Studio Asset Analyzer が使用する典型的な動的 CALL 呼び出しを示しています。
01 DMHPAN PIC X(06) VALUE "DMHPAN". 01 PARM-DATA. 05 PARM-LENGTH PIC S9(04) COMP. 05 PARM-IN-FUNCTION PIC X(01). 05 PARM-IN-DDNAME PIC X(08). 05 PARM-IN-FILE PIC X(10). 05 PARM-OUT-RECORD PIC X(80). MOVE SPACE TO PARM-DATA MOVE "O" TO PARM-IN-FUNCTION MOVE "PANDD1" TO PARM-IN-DDNAME MOVE"MEMB01" TO PARM-IN-FILE CALL DMHPAN USING PARM-DATA
連結セットが自動的に生成される場合、または WebSphere Studio Asset Analyzer ユーザー・インターフェースを使用してそれらを構成する場合、Panvalet ++INCLUDE ステートメントがインベントリー・スキャン中に自動的に処理されます。ただし、MVS で &UHLQ.INCL2 ライブラリーのメンバーを編集して連結セットを手動で構成する場合には、それ以外ではオプションである、2 つのスペース区切りのパラメーターを連結セット・レコードに追加する必要があります。その 2 つのパラメーターとは RM= と RMDD= で、リソース・マネージャーとリソース DD 名をそれぞれ指定します。 WebSphere Studio Asset Analyzer の MVS インストールには、以下のパラメーター値が有効です。
以下の例は、有効な連結セットの内容を示しています。これは、検索される最初と 3 番目のライブラリーは PDS ライブラリーで、 2 番目と 4 番目のライブラリーは PAN ライブラリーであることを示しています。
DMH.APPL.COPYLIB1 DMH.APPL.PANLIB1 RM=PAN RMDD=PANINCL1 DMH.APPL.COPYLIB2 RM=PDS DMH.APPL.PANLIB2 RM=PAN RMDD=PANINCL2
これらの要件を満たし、Panvalet をインベントリー・スキャン用に選択すると、ユーザーは PDS ライブラリーと同じように Panvalet ライブラリーを処理するようになります。
ChangeMan または SCLM の構成を完了するには、以下に示すようにメンバー &hlq.SDMHCNTL(DMHPRCQU) を編集し、該当の DD ステートメントからコメント文字を除去する必要があります。 JCL のコメントをガイドとして使用してください。TEMPLC は ChangeMan と SCLM の両方に使用されます。その他の DD ステートメントは、JCL のコメントに示されたように、いずれかの SCM にのみ適用されます。
//*-----------------------------------------------------------------* //* Uncomment the following DD for ChangeMan and/or SCLM support //*-----------------------------------------------------------------* //*TEMPLC DD DSN=&&TEMPLC,DISP=(MOD,PASS), //* SPACE=(133,(5000,10000)),UNIT=SYSDA, //* DCB=(DSORG=PS,RECFM=FB,LRECL=133) //*-----------------------------------------------------------------* //* Uncomment the following DD for ChangeMan support //*-----------------------------------------------------------------* //*RPCTRACE DD DUMMY //*-----------------------------------------------------------------* //* Uncomment the following DDs for SCLM support //*-----------------------------------------------------------------* //*ISPCTL1 DD DISP=NEW, //* SPACE=(CYL,(1,1)),UNIT=SYSDA, //* DCB=(LRECL=80,BLKSIZE=800,RECFM=FB) //*ISPLOG DD SYSOUT=*, //* DCB=(LRECL=120,BLKSIZE=2400,DSORG=PS,RECFM=FB) //*ISPMLIB DD DSN=&DMHISHLQ..SISPMENU,DISP=SHR //*ISPSLIB DD DSN=&DMHISHLQ..SISPSENU,DISP=SHR //*ISPPLIB DD DSN=&DMHISHLQ..SISPPENU,DISP=SHR //*ISPPROF DD DSN=&&TEMPLIB3,DISP=(NEW,PASS), //* SPACE=(CYL,(1,1,5)),UNIT=SYSDA, //* DCB=(LRECL=80,BLKSIZE=19040,DSORG=PO,RECFM=FB) //*ISPTLIB DD DSN=&&TEMPLIB1,DISP=(NEW,PASS), //* SPACE=(CYL,(1,1,5)),UNIT=SYSDA, //* DCB=(LRECL=80,BLKSIZE=19040,DSORG=PO,RECFM=FB) //* DD DSN=&DMHISHLQ..SISPTENU,DISP=SHR //*-----------------------------------------------------------------*
ご自分のショップで、WebSphere Studio Asset Analyzer が資産のスキャンおよび分析に使用するアナライザーのデフォルトの構成を変更する必要がある場合があります。この節の指示を使用して、示されているアナライザーの設定を更新することができます。
デフォルトで、JCL 分析は関連した連結セットにあるライブラリーを使用して、 INCLUDE と PROC ステートメント参照を解決します。アナライザーは JES と同じ方法で JCLLIB ORDER=(library1 [ [ ,library2 ] ... ] ) ステートメントをハンドルします。つまり、リストされているライブラリーは、連結セット・リストの前に付加されており、結果リストは参照を解決するために使用されます。
ただし、JCLLIB メンバーに対してユーザー・アクセスを拒否するセキュリティー要件がある場合、 JCL アナライザーは失敗します。この問題に対処するには、ユーザーが JCLLIB ORDER ステートメントを分析することはできるが、ライブラリー・リストは無視する、というように、JCL アナライザーを構成する必要があります。これにより、関連する連結セットで指定されている内容のみを使用して、組み込まれているステートメントを解決します。
検出されたライブラリーを無視するように JCL アナライザー (DMH4000) を構成するには、以下のステップに従って JCLLIB 無視のパラメーター (-i) を設定します。
この変更はすべての JCL スキャンに影響します。
WebSphere Studio Asset Analyzer により実行されるすべてのソース・スキャンは、ブラウザーで作成され、 HTTP サーバーによりサブミットされるバッチ・ジョブとして処理されます。ブラウザー・クライアントに提供されるデフォルトのジョブ・カードは、ファイル yourHLQ.SDMHREXX(DMHPARMS) にあります。このファイルを編集して、DMHJBDF1 から DMHJBDF4 までの行を適切なパラメーターと設定で更新してください。以下のジョブ・カードは初期デフォルトです。
/***** Job Cards for building JCL ***/ DMHJBDF1 = "00000000,'WEBSPHERE STUDIO AA'," DMHJBDF2 = "// CLASS=A,MSGCLASS=H,MSGLEVEL=(1,0)," DMHJBDF3 = "// REGION=4M" DMHJBDF4 = "//* DEFAULT JOB CARD"
ジョブ・カードを編集し、行った変更を保存するには、以下のステップを行います。
//FOO1 JOB ,MSGLEVEL=(1,1),CLASS=K,DMHJBDF1 に次を使用します。
DMHJBDF1 = ",MSGLEVEL=(1,1),CLASS=K,"ジョブ名と JOB キーワードは暗黙指定されます。
DMHPARMS が存在しない場合には、構成ステップは正しい順序で行われていません。 WebSphere Studio Asset Analyzer の構成では、セットアップ・オプション 0 が最初のステップでなければなりません。
次のタスクを実行する前に、HTTP Server を再始動します。 WAS が正しく始動していて、WAS と HTTP のログに WebSphere Studio Asset Analyzer の例外がないことを確認します。
この節は、以前のバージョンの WebSphere Studio Asset Analyzer がインストールされているマシンに、WebSphere Studio Asset Analyzer をインストールする場合にのみ使用します。
バージョン 4.1 より、WebSphere Studio Asset Analyzer は Net.data を使用しなくなりました。4.1 より前のバージョンをバージョン 4.1 以降に置き換える場合は、次のステップに従って、古い WebSphere Studio Asset Analyzer Net.data マクロを除去する必要があります。
この節は、何らかのバージョンの分散スキャナー、または WebSphere Studio Asset Analyzer ランタイムを以前にインストールしている場合にのみ使用してください。
Windows または AIX で何らかのバージョンの分散スキャナー、または WebSphere Studio Asset Analyzer ランタイムを以前にインストールしている場合、再インストールまたは新しいバージョンのインストール前に、そのバージョンのアンインストールが必要です。以前にインストールしたコンポーネントのみをアンインストールしてください。
Windows サーバー・コンポーネントをアンインストールするには、 WebSphere Studio Asset Analyzer Windows アンインストール・プログラムを実行します。
AIX サーバー・コンポーネントをアンインストールするには、以下のステップを実行します。ここで、install_location は WebSphere Studio Asset Analyzer をインストールした場所 (通常、/usr/lp/dmh) を指します。
この節は、ユーザーが分散資産を扱う場合、またはインストール構成に WAS for Windows が含まれる場合にのみ適用してください。
Windows NT: WAS for Windows V5.1 についてはここの注と指示に従ってください。
WebSphere Studio Asset Analyzer の分散資産サポートを使用可能にする場合、またはご使用の構成が Windows 上の WAS の場合は、以下のタスクを実行して、Windows サーバー・コンポーネントのダウンロード、インストール、および構成を行う必要があります。
Windows からホストのデータベースにアクセスするには、リモート・データベースの別名を定義する必要があります。別名を定義するには、以下のステップを行います。
別名を定義したら、以下のステップを行って、データベースに接続できることを確認します。
制限: DB2 UDB Runtime Client V8.1 for Windows を使用している場合、 WAS との通信の問題を回避するために、フィックスパック 6 をインストールしてください。
インストール構成に WAS for MVS が含まれる場合にのみ、この時点で WebSphere Studio Asset Analyzer にアクセスできます。インストール構成に WAS for Windows が含まれる場合、ブラウザー・インターフェースを使用する前に、WebSphere Studio Asset Analyzer の Windows コンポーネントのインストールが必要です。
WebSphere Studio Asset Analyzer にアクセスするには、次のステップを行います。
http://<hostname>/dmh ここで <hostname> は www.ibm.com または www.ibm.com:9080 のような、サーバー名です。システム・ログオンを求められます。
入力を 2 回求められる場合があります。
WebSphere Studio Asset Analyzer インターフェースがホーム・ページでオープンします。このページの右下隅に Wednesday, August 13, 2003 5:30:28 PM PDT などのようなタイム・スタンプがあることを確認します。タイム・スタンプが表示されない場合、WebSphere Studio Asset Analyzer はデータベースに正しくアクセスしておらず、他の WebSphere Studio Asset Analyzer 操作が失敗します。この問題の原因で最も可能性が高いのは JDBC に関連することです。問題の原因を判別するには、 WAS と HTTP Server の始動時に生成されたログをチェックしてください。特に、そうしたログで DB2 接続エラー (JDBC がマウントされない、 JDBC が正しく構成されない、JDBC が DB2 と正しく通信していないことを示すメッセージなど) を探します。エラーがあれば、先に進む前に訂正してください。
Windows サーバー・コンポーネントのインストール・コードをダウンロードするには、以下のステップを行います。分散資産に対してスキャナーを実行する予定の WAS を使用します。
インストール・プログラムのダウンロード先の Windows マシンは、スキャンする分散ソース・コードへのアクセス権を持つものでなければなりません。
InstallShield 実行可能ファイルをダウンロードしたら、以下のステップを行ってコンポーネントをインストールします。
ヒント: インストール・パスには、 c:¥Program Files¥dmh のように名前にブランクを含めることができません。
Windows サーバー・コンポーネントを構成するには、assetloc/config サブディレクトリーの Admin.cfg 構成ファイルを編集する必要があります。この構成ファイルをエディターでオープンする前に、バックアップ・コピーを作成しておくことを強くお勧めします。 Admin.cfg に関する詳細な構成情報については、「スケジュールおよびスキャン・ルートの設定」というヘルプ・トピックを参照してください。このヘルプ・トピックにアクセスするには、 「インベントリーの取得」->「分散資産のインベントリーの取得」 ->「スキャナーのインベントリー取得のセットアップ」->「スケジュールおよびスキャン・ルートの設定」をクリックします。
Windows サーバー・コンポーネントの新しいバージョンをインストールした場合、以前のバージョンで行ったように、構成ファイルの新しいバージョンをカスタマイズする必要があります。新しいバージョンを古いバージョンで上書きしないでください。このカスタマイズ処理で誤りがあると、既存の作成物、つまり以前にスキャンされたものが削除される可能性があるため、注意してください。
WebSphere Studio Asset Analyzer は、Java 仮想マシンが使用する最大ヒープ・サイズを 500MB に初期設定します。Windows 仮想メモリーのページ・サイズが 500MB 未満の値に設定されていると、分散資産のスキャン中にメモリー不足エラーが発生する可能性があります。 Java 仮想マシンは、ページ・サイズを超えて割り振ろうとすると、プログラムの異常終了を示す C++ エラーを戻します。これを解決するには、Windows 仮想メモリーのページ・サイズを 500MB より大きい値に設定します。推奨サイズは、システムの RAM の 1.5 倍に相当する量です。 Windows 仮想メモリーのページ・サイズを変更するには、以下のステップを行います。この手順を実行するには、管理者として Windows にログオンしていなければなりません。
WebSphere Studio Asset Analyzer 分散ファイル・システム・スキャナーは、AIX のディレクトリーを Windows NT ドライブにマップする SAMBA など、任意のネットワーク・ディレクトリー・マッピング・テクノロジーを使用した AIX ファイル・システムのスキャンをサポートします。
AIX ファイル・システムでは、ディレクトリーに他のディレクトリーへのソフト・リンクを定義できます。 WebSphere Studio Asset Analyzer は、マップされたディレクトリーを他のディレクトリーと同じようにスキャンします。 AIX ファイル・システムに循環ソフト・リンクが含まれると、ファイル・システム・スキャナーは、同一のコードを (最大 1000 レベルまで) 何度も繰り返してスキャンします。たとえば、ディレクトリー A にディレクトリー B へのソフト・リンクがあり、B に A へのソフト・リンクがある場合、ファイル・システム・スキャナーは、A、次に A/B、次に A/B/A、次に A/B/A/B、などのようにスキャンします。
AIX のスキャン時には、ソフト・リンクに循環参照がないことを確認してください。
この節は、ユーザーが分散資産を扱う場合、またはインストール構成に WAS for AIX が含まれる場合にのみ適用してください。
前提条件:
AIX 構成に提供されているファイルは、以下のインストール・ファイルです。
後続の副節のステップを完了したら、以下のステップを行って WebSphere Studio Asset Analyzer 分散スキャナーを実行できます。
以下のステップを行って DB2 から MVS に接続し、MVS 上の製品データベースへの適切なアクセス権があることを確認します。
DB2 CATALOG TCPIP NODE name REMOTE host SERVER 446 OSTYPE MVSたとえば、次のようにします。
db2 catalog tcpip node v33ec104 remote v33ec104.svl.ibm.com server 446 ostype mvs
DB2 CATALOG DB name [AS alias] AT NODE node_name AUTHENTICATION SERVERたとえば、次のようにします。
db2 catalog db STLEC1 as STLEC4 at node v33ec104 authentication server
以下のステップを行って、提供されたファイルをコピーしてインストールします。
以下のステップを行って、適切な JVM プロパティーを WAS にインストールします。
以下のステップを行って、JDBC プロバイダーをインストールします。
ご使用のシステムに適した一連のステップを行って、WebSphere Studio Asset Analyzer Web アプリケーションを WAS にインストールします。
スキャナーのみをインストールしている場合、以下のステップを行います。
ランタイムをインストールしている場合、以下のステップを行います。
製品のオンライン・ヘルプをインストールするには、以下のステップを行います。
分散スキャナーを開始するには、以下のステップを行います。
alrun.sh
ヒント: 分散スキャナーの実行に使用するシェルは、 DB2 アクセスに必要な環境設定を含む必要があります。これらの設定は、DB2 user home-directory/sqllib の db2profile スクリプトにあります。デフォルトの DB2 ユーザー (通常、db2inst1 と呼ばれる) は、そのプロファイルにこの設定があります。このユーザーに移動するには、コマンド su - db2inst1 を使用するか、または db2inst1 ユーザー・シェルの設定を自分自身のシェルにインポートします。
WebSphere Studio Asset Analyzer Web サービスを使用するには、WAS 5.1 以降が必要です。それより古いバージョンの WAS はサポートされません。
WebSphere Studio Asset Analyzer インベントリーへの外部プログラマチック・クライアント・アクセスが必要な場合、 WebSphere Studio Asset Analyzer Web サービスを利用可能にする必要があります。これらのサービスを利用可能にするには、以下のステップを行って、WebSphere Studio Asset Analyzer で提供される追加のエンタープライズ・アプリケーションをインストールします。
WAS on Windows の場合: EAR ファイルをローカル・ワークステーションにダウンロードしたか、サーバーにダウンロードしたかに応じて、それぞれローカルまたはサーバー・パスを設定します。
WebSphere Studio Asset Analyzer が正常にインストールされて構成されたことを確認するには、サンプルの PDS ライブラリーとサンプルの CICS 領域 (両者とも製品で提供) を使ったインストール検査プログラム (IVP) を実行します。
まず、WebSphere Studio Asset Analyzer ISPF パネルで論理 CICS 領域をロードします。 Windows サーバー・コンポーネントをインストールした場合、クローラーを使って EAR ファイルをロードしてください。その後、ワークステーションのブラウザーから WebSphere Studio Asset Analyzer にアクセスして IVP を完了します。検査中に次のステップを完了してください。
WebSphere Studio Asset Analyzer が CICS 領域を認識し、データベース・インベントリーに関連トランザクションを含むことを確認するのに役立つように、WebSphere Studio Asset Analyzer は論理 CICS 領域を提供しています。 TSO コマンド EX '&hlq.SDMHREXX(DMHINIT) を実行することにより、DMHINIT ユーティリティーを使用して、論理システムをデータベースにロードします。
メイン・オプション・パネルにアクセスして論理 CICS 領域をロードするには、以下のステップを行います。
EX 'yourHLQ.SDMHREXX(DMHINIT)'
コンポーネント・カウントを確認する の節を完了すると、CICS コンポーネントが正常にロードされたことが確認されます。
PDS メンバーのインベントリーを取得するには、WebSphere Studio Asset Analyzer ブラウザー・インターフェースとサンプルの PDS ライブラリーを使用します。
WebSphere Studio Asset Analyzer にアクセスするには、次のステップを行います。
http://<hostname>/dmh ここで <hostname> は www.ibm.com または www.ibm.com:9080 のような、サーバー名です。
システム・ログオンを求められます。
入力を 2 回求められる場合があります。
「インベントリー」メニューが表示されない場合、使用したユーザー ID に管理者権限がありません。
インベントリーの取得を完了するには、以下のステップを行います。
IVP のために、WebSphere Studio Asset Analyzer ではサンプル・ライブラリー yourHLQ.SDMHSSRC が提供されています。これには、COBOL、アセンブラー、PL/I、および JCL メンバーが含まれます。インベントリー・フェーズの中で、WebSphere Studio Asset Analyzer は以下の操作を実行します。
ライブラリー yourHLQ.SDMHSSRC のインベントリーを取得するには、「インベントリー」ページから次のステップを実行します。
インベントリーのスキャンの完了には、数分かかります。
スキャンの進行状況を検査するには、「データベース状況」をクリックします。「データベース状況 - 情報」ページが開きます。このページには、スキャンされてインベントリー・データベースに入った資産の状況が含まれます。
「進行中のインベントリー収集要求」というラベルの強調表示された行に、インベントリー・データベースにこれからスキャンされるメンバーの数が示されます。このウィンドウを最新表示すると、この行の値が変わります。
このジョブの状況を監視し、MVS で戻りコードの値を検査すると、 RC=0 で完了しているはずです。ただし、一般に、サブミットして 0 を超える戻りコードの値を生成したジョブでは、問題が発生しています。エラーを調査して訂正してください。
IVP でスキャンした資産を表示するには、 「検索」->「MVS 資産」をクリックします。
確認サンプルのインベントリーの取得時には、サンプル CICS 領域と PDS メンバーに関する情報が製品 DB2 データベースにロードされます。このデータベースの情報が正しいことを確認するには、サンプル・コンポーネントのカウントを確認する必要があります。
ヒント: 前の節で説明したことのほかにスキャンを実行した場合、カウントはここに示されるものと異なります。たとえば、分散資産をスキャンした場合、カウントはここに示されているカウントと同じにはなりません。
カウントを検査するには、以下のステップを行います。
共通資産 | 合計 |
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ランタイム | 合計 | プログラム | 合計 | データ | 合計 |
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Windows サーバー・コンポーネントをインストールした場合、 Windows 管理者に次の指示を出してください。
確認サンプルのインベントリーの取得時には、サンプル・コンポーネントに関する情報が製品 DB2 データベースにロードされます。このデータベースのサンプル情報が正しいことを確認するには、サンプル・コンポーネントのカウントを確認する必要があります。確認サンプルのスキャン終了後にさらにカウントを検査するには、以下のステップを行います。
共通資産 | 合計 |
---|---|
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コンテナー | 合計 | Java | 合計 | Web | 合計 |
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その他 | 合計 | WebSphere | 合計 |
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検査の中でスキャンされてデータベースに入った情報は、意図的にそのままになっています。 IVP を正常に完了したら、データベースを最初のインストール状態にリセットする必要があります。これを行わないと、WebSphere Studio Asset Analyzer が実動で使用されるときに、サンプル・ライブラリーに関する情報が結果に含まれてしまいます。
データベースを初期状態にリセットするには、データベース・クリーン・ユーティリティー (プログラム DSNTEP2 を実行する DB2 バッチ・ジョブ) を使用して、データベース表内に IVP で生成されたすべての行に対して、動的 SQL DELETE ステートメントを処理します。 以下のステップを行ってください。
***INPUT STATEMENT: DELETE FROM DMH.DMH_CMPNT_NUM_ATTR; SQLWARNING ON DELETE COMMAND, PREPARE FUNCTION RESULT OF SQL STATEMENT: DSNT404I SQLCODE = 100, NOT FOUND: ROW NOT FOUND FOR FETCH, UPDATE, OR DELETE, OR THE RESULT OF A QUERY IS AN EMPTY TABLE DSNT418I SQLSTATE = 02000 SQLSTATE RETURN CODE DSNT415I SQLERRP = DSNXRSTD SQL PROCEDURE DETECTING ERROR DSNT416I SQLERRD = -160 0 -1 -1 0 0 SQL DIAGNOSTIC INFORMATION DSNT416I SQLERRD = X'FFFFFF60' X'00000000' X'FFFFFFFF' X'FFFFFFFF' X'00000000' X'00000000' SQL DIAGNOSTIC
この状態は無視できます。
WebSphere Studio Asset Analyzer のデフォルト構成では、すべてのユーザーがすべての機能にアクセスできます。管理タスク (コンポーネントの削除、他ユーザーのプロジェクトの削除、インベントリーの取得など) を実行できるユーザーを制限したい場合は、「セットアップ」パネルの「アドミニストレーター USERID」フィールドにそのユーザーの TSO ユーザー ID を指定します。
変更を保存した後、変更を有効にするには WebSphere の再始動が必要です。
これで、WebSphere Studio Asset Analyzer の構成とインストール検査は終わりです。 WebSphere Studio Asset Analyzer の初期リリースからの移行に関する情報については、次の章を参照してください。製品の使用方法についてさらに詳しくは、ソフトコピー・マニュアルとオンライン・ヘルプを参照してください。
この「構成および移行ガイド」の、Web から入手できるバージョンは、 WebSphere Studio Asset Analyzer のオンライン・ヘルプ・システムの一部としてインストールされているものよりも、さらに新しくなっています。適切な権限がある場合、オンライン・ヘルプのコピーを Web からのコピーに置き換えることができます。説明については、製品の README ファイルを参照してください。
この節は、WebSphere Studio Asset Analyzer での作業中に、起こる可能性のある問題を解決する場合に使用します。多くの問題は、前提条件製品のインストールや構成が正しくないか、不完全であることに起因する可能性があります。以下のヒントを使用して、共通する問題の原因が除去されていることを確認してください。
ヒント:
下記の説明では、太字で、下線の付いたテキストで、問題の一般的な領域が識別されます。
WebSphere Studio Asset Analyzer のインストールを実行しようとしているマシン上に、互換性のある JVM が見つかりませんでした。
以下のステップを行って、WebSphere Studio Asset Analyzer をインストールするマシンに、互換性のある JVM の 1 つをインストールする必要があります。
DB2 UDB V8.1 for Windows が WAS と通信できません。
DB2 UDB V8.1 for Windows フィックスパック 6 をインストールしてください。
JVM システム・プロパティー wsaaHome が設定されていません。
コンピューターをリブートしてください。リブートにより問題が解決しない場合は、以下のステップを行ってください。
Java 仮想マシンは、ページ・サイズを超えて割り振ろうとすると、エラーを戻します。
Windows 仮想メモリーのページ・サイズが 500MB 未満の値に設定されていますか。詳細については、Windows 仮想メモリーのページ・サイズの増加とオンライン・ヘルプを参照してください。
WebSphere Studio Asset Analyzer 管理者と識別されないユーザー ID を使用しています。
識別は dmhAdministrators プロパティーを通じて行われます。これは WebSphere Studio Asset Analyzer Windows のインストール中に、MVS 上の &hlq.SDMHREXX(DMHINSTL) ステップを通じて構成されます。
WAS を構成する場合は、80 以外の HTTP ポートを指定してください。そのポート番号を、ブラウザーで使用するアドレスに必ず組み込んでください。
AIX ファイル・システムに循環ソフト・リンクが含まれます。
AIX ファイル・システム上の分散資産の Windows からのスキャンにある循環ソフト・リンクの説明を参照してください。
考えられる問題の 1 つとして、Web サーバー・プラグインが HTTP Server に登録されていないことがあります。 WebSphere Studio Asset Analyzer に次のアドレスによって (80 以外のポートを使用して) アクセスできる場合が、これにあたります。
http://hostname:9080/dmh/DmhPageServlet?pagetype=searchall
.
以下のステップを行ってください。
「スタート」->「プログラム」->「IBM WebSphere Studio」->「Asset Analyzer」->「分散スキャナー」をクリックしたときに、何も起こりません。 (一瞬、コマンド・ウィンドウが表示される場合があります。) システムの Java パスにおそらく問題があります。
この問題を検証するには、コマンド・ウィンドウで以下のいずれかのステップを行ってください。
上記のようなメッセージ、または「VM の初期化中にエラーが発生しました。java/lang/NoClassDefFoundError: java/lang/Object」というようなメッセージが表示された場合、Java がシステムに正しくインストールされていません。
この問題を訂正するには、以下のいずれかのステップを行ってください。
java -jar ..¥lib¥wsaaconfigmgr.jar createBatchEnvFile -searchPath ..¥config -configFile Common.cfg -batchPathname CommonEnv.bat
を次のように変更します。
JDK_installdir/jre/bin/java -jar ..¥lib¥wsaaconfigmgr.jar createBatchEnvFile -searchPath ..¥config -configFile Common.cfg -batchPathname CommonEnv.bat
ここで、JDK_installdir は、たとえば WAS_INSTALL_DIR/java などになります。
WebSphere Studio Asset Analyzer バージョン 4.1.0 をインストールするときに、 バージョン 2 でロードされた製品データベースがある場合、新しいデータベースをインスタンス化して、既存のインベントリーを新しいデータベースに再スキャンする必要があります。
既存の WebSphere Studio Asset Analyzer データベースを除去する前に、特定の領域のデータの検討を考慮する必要があります。この検討はオプションです。 WebSphere Studio Asset Analyzer データベースのデータのボリュームを考慮する必要があります。しかし、検討によって、今後の再スキャンや基本的なセットアップのための有効な情報を提供できます。
以下のインベントリー・コンポーネントの検討をお勧めします。
画面印刷とスプレッドシートを使用して、データベースを再ロードするために情報を取り込むことができます。 Microsoft Excel をインストールしていて、それが使用可能な場合、以下のステップを行って、結果表データをスプレッドシートに取り込むことができます。
スプレッドシートは、新しい WebSphere Studio Asset Analyzer 4.1.0 データベースに対して、コンテナー (初期のリリースの WebSphere Studio Asset Analyzer では「ライブラリー」と呼んでいたもの) のインベントリー候補のチェックリストを提供します。
この移行処理は、製品データベースの設計におけるスキーマ変更のために必要なものです。新しいスキーマは、以下の新機能と機能強化を含む、重要な利点を提供します。
さらに、バージョン 4 に移行する場合、以下の新しい機能拡張による利点を得ることができます。
このように、バージョン 4 に移行することにより、パフォーマンスが向上し、分散資産、新機能に対するより適切なサポート、および既存の機能への改良が得られます。
移行が完了したあと、データベースの作成に戻り、指示に従ってください。バージョン 4 データベースを作成する前に、バージョン 2 データベースを除去する DROP DATABASE ステートメントが活動化されていることを確認してください。
WebSphere Studio Asset Analyzer バージョン 4.1.0 をインストールするときに、すでにバージョン 3.1.0 がインストールされている場合は、バージョン 4.1 マイグレーション・ユーティリティーを使用する必要があります。(バージョン 2 から移行している場合は、ユーティリティーを使用する前に、WebSphere Studio Asset Analyzer バージョン 2 からの移行にある指示に従ってください。)
ユーティリティーおよび関連文書をダウンロードするには、次のようにします。
これらの移行ステップを完了した後に、いくつかの構成ステップを行う必要があります。 インベントリー・アナライザーの構成以降の節の手順に従って、 WebSphere Studio Asset Analyzer の構成を完了してください。
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