WebFacing Tool を使用すると、 古いワークスペースを開くか、古いプロジェクトをインポートすることによって、 これまでの WebFacing プロジェクトを現行レベルのワークスペースに導入することができます。プロジェクトは、プロジェクト交換を使用してインポートする必要があります。 これを行うには、「ファイル」>「インポート...」に進みます。 結果の「インポート」ダイアログで、「その他」を展開し、 「プロジェクト交換」を選択します。
マイグレーションされていないプロジェクトと最新のプロジェクトを見分けるために、マイグレーションされていないプロジェクトは「WebFacing プロジェクト」ビューにおいて、固有のアイコンで識別されています。古いプロジェクトのマイグレーションを完了しなければ、それらのプロジェクトを変更することはできません。 例えば、DDS ソースの変換またはプロジェクトのプロパティーの変更はできません。ただし、マイグレーションされていないプロジェクトを現行のままで実行することは可能です。
プロジェクトをバージョン 7.1 に更新するには、「WebFacing マイグレーション」アクションを使用する必要があります。 DDS ファイルの再変換によるプロジェクトのマイグレーションは、現在はできません。以下のステップに従ってプロジェクトを V7.1 にマイグレーションしてください。
マイグレーションした WebFacing プロジェクトをデプロイするには、 新規の WebFacing プロジェクトの場合と同様に HATS ライセンスが必要です。既に HATS ライセンスを適用してあれば、 マイグレーションしたプロジェクトにもこのライセンス設定が含まれます。 詳細については、「ライセンスの使用可能化」を参照してください。
V5.1.2 で作成されたプロジェクトには WebSphere® Application Server V5.0 への参照が含まれている場合がありますが、 その製品は現在はサポートされていないため、ビルド・エラーが発生します。これらのプロジェクトのターゲット・ランタイム環境を、 WebSphere Application Server V5.1 またはそれ以降のバージョンに変更しなければなりません。ターゲット・ランタイム環境を変更するには、『ターゲット・サーバー設定時の問題と考慮事項』を参照してください。
J2EE 1.2 レベルのプロジェクトの場合は、WebFacing マイグレーションを続行する前に J2EE マイグレーション・ウィザードを使用して J2EE 1.3 レベルにマイグレーションする必要があります。 オンライン・ヘルプの『J2EE プロジェクトの仕様レベルのマイグレーション』セクションを参照してください (「ヘルプ」>「ヘルプ目次」で、「Rational Developer 製品資料」>「インストール、構成、およびマイグレーション」ブックにナビゲートします)。