WebFacing へようこそ!
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Host
Access Transformation Services (HATS) toolkit
の IBM WebFacing Tool をご使用になれば、i5/OS ビジネス・アプリケーションのユーザー・インターフェースを
Web ユーザー・インターフェースに変換することができます。 変換した i5/OS DDS
ディスプレイ・ファイルのソース・メンバーは、ブラウザーからアクセスされたときに
元のプログラム・ロジックと連絡する Web アプリケーションとしてデプロイされます。 ご使用の
DDS アプリケーションの開発時の変換により、アプリケーション・インターフェースをさらに開発および
カスタマイズして、新しい Web テクノロジーと統合することができます。
WebFacing を手早く開始するには、以下のすべてのステップに従うことを強くお勧めします。
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以下に配列されているトピックを展開し、関連リンクをクリックして
WebFacing についての学習を進めてください。
最初の WebFacing プロジェクトの作成
プロジェクトの作成は、WebFacing による開発でのファースト・ステップです。
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ここをクリックすると、「WebFacing Web プロジェクト」ウィザードが起動されます。 このオプションは、WebFacing カテゴリー下の「新規プロジェクト」ウィザードからも使用可能です。
このウィザードでは、プロジェクトの名前を入力し、
スタイルを選択し、変換するソース・メンバーを選択し、CL
コマンドを指定し、「終了」をクリックします。 ウィザードの内側にあるフィールドについてのヘルプが必要な場合は、F1
を押してください。 プロジェクトの作成が済むと、WebFacing パースペクティブに戻ります。 「WebFacing
プロジェクト」ビューには、ご使用の WebFacing プロジェクトとその成果物がリストされます。 WebFacing プロジェクトのテストを行う前に、
ソース・メンバーの変換を完了しておく必要があります。 「WebFacing Web プロジェクト」ウィザードの
最終ページでデフォルトの設定値を受け入れた場合、変換を行わずにプロジェクトの作成のみを行うには、
プロジェクトを右クリックし、「変換」を選択します。
- WebFacing プロジェクトをテストします。
プロジェクトを右クリックし、「デバッグ」->「サーバーでデバッグ」
(
)
と選択するか、または「実行」->「サーバーで実行」
(
)
と選択します。
開始するサーバーを指定することが必要な場合があります。
この組み込みテスト環境では、プロジェクトが実行されるので、プロジェクトをデプロイする前に、そのプレビューおよびテストを行うことができます。
- バージョン 7.1 から、WebFacing のインストールは、Host Access Transformation Services (HATS)
製品の一部として行われるようになりました。 HATS ライセンスを既にご購入済みの場合は、ここをクリックすると、「ライセンス設定」ダイアログが起動されます。 詳しくは、ランタイム使用可能化のためのライセンス設定を参照してください。
おめでとうございます!
これで、最初のプロジェクトの作成とプレビューが完了しました。
WebFacing プロジェクト・リソースの処理
「WebFacing プロジェクト」ビューは、デフォルトで WebFacing パースペクティブの左上隅に配置されています。 このビューにはすべての
WebFacing プロジェクトが含まれています。 各プロジェクト下の
フォルダーは、ユーザーが作成ウィザードで行った選択内容に対応しています。
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CL コマンド: 右クリックして、さらに CL コマンドを追加できます。
- DDS および UIM ヘルプ: 右クリックすると、さらに多くの DDS または UIM
ソースを追加したり、ソースを変換したりできます。
- スタイル: 展開すると、プロジェクトの現行のスタイルが表示されます。
フォルダーやオブジェクトには、ユーザーによる編集が可能なプロパティーを持つものがあります。
オブジェクトに特定のプロパティーが定義されている場合、それらのプロパティーは、「WebFacing
プロジェクト」ペインの下の「プロパティー」ペインに表示されます。 ご使用のプロジェクトのプロパティーを編集するには、プロジェクトのアイコンを右クリックして、「プロパティー」を選択します。
プロジェクトのファイル・システム表示を見るには、「ナビゲーター」タブをクリックします。
WebFacing アプリケーションのカスタマイズ
変換した WebFacing
アプリケーションのルック・アンド・フィールをいくつかの方法でカスタマイズすることができます。以下の方法があります。
その他のカスタマイズ・オプションについては、
WebFacing
アプリケーションのカスタマイズを参照してください。
システム画面およびダイナミック・データ・ストリーム変換の使用
お手持ちの WebFacing
プロジェクトは、変換されていない画面に
アクセスした場合でも、Web ブラウザーで引き続き機能します。 これには、
システム画面および非 DDS 画面のほか、他のアプリケーションからの、
変換済みでない DDS 画面も含まれます。 非 DDS 画面と、変換済みでない DDS
画面は、ダイナミック・データ・ストリーム変換を使用して表示されます。 プロジェクトにおいて、WebFacing
対応システム画面またはダイナミック・データ・ストリーム変換を選択して使用可能にすることができます。
事前に変換済みの WebFacing アプリケーションと、動的にレンダリングされるアプリケーションには、
いくらか相違があります。 相違点のリストについては、
WebFacing と動的データ・ストリーム変換を参照してください。
WebFacing ポータル・サポートについての学習
WebFacing
Portal サポートにより、WebFacing アプリケーションを、WebSphere Portal
Server など、Portal Server や Portal Container
で実行できるようになります。 ポータルは、ユーザーが単一の
Web ページから複数の他の Web アプリケーションへアクセスできるようにするフレームワークを持つ
Web アプリケーションです。 ポータルのユーザーは、ニュース・ヘッドライン、E メール、
株価などをすべて、1 つの一貫性のある外観のページから表示することができます。 これらの Web アプリケーションのそれぞれを、ポートレットと呼ばれる
特定のインターフェース内にラッパーする必要があります。
WebFacing ツールを使用して、WebFacing
ポートレットを作成し、そのテストを行うことができます。 これを行う方法についての説明は、
以下に示すとおりです。 WebFacing Portal
サポートのインストールは、オプションであり、独自の前提条件があることにご注意ください。 この詳細については、
HATS
インストール・ガイドを参照してください。
WebFacing ポータル・サポートを既にインストールしてある場合は、
ここをクリックすると、「WebFacing ポートレット・プロジェクト」ウィザードが起動されます。 このウィザード・ページを使用して、ご使用のプロジェクトの名前を入力し、ターゲット・ランタイムを選択し、Web
スタイルを選択し、変換する DDS および
UIM のソース・メンバーを選択し、アプリケーションを起動するための CL
コマンドを指定します。 このウィザードの最終ページでは、変換を進行させるためのオプションを選択し、
「終了」をクリックしてプロジェクトを作成します。
WebFacing Portlet プロジェクトをテストします。
プロジェクトを右クリックし、「デバッグ」->「サーバーでデバッグ」
(

)
と選択するか、または「実行」->「サーバーで実行」
(

) と選択します。
サーバー・タイプとして「WebSphere Portal サーバー」を指定する必要があります。
この
組み込みテスト環境ではプロジェクトが実行されるので、
プロジェクトをデプロイする前に、そのプレビューとテストを行うことができます。
詳細については、
WebFacing
ポートレットと Web プロジェクトの相違を参照してください。
HATS およびその他の Web アプリケーションでの相互運用性
WebFacing アプリケーションとの HATS の
相互運用性により、開発時の
5250 DDS 変換を実行できるだけでなく、WebFacing
サーバーへの単一の接続を使用する同じ Web エンタープライズ・アプリケーション内でランタイム
4250 データ・ストリーム変換を実行できます。 この機能は、DDS
ソースをベースとするアプリケーションを、WebFacing を使用してビルドしたユーザーで、
HATS を使用して変換されたデータ・ストリームであるホスト・アプリケーションと対話する必要のある方に特に有用です。
HATS についての詳細情報を入手するには、
ここを
クリックして HATS パースペクティブにアクセスするか、または
HATS
インフォメーション・センターを表示します。
バージョン 7.1 で導入された
WebFacing アプリケーション・ブリッジ のフィーチャーを使用すると、WebFacing アプリケーションおよび HATS アプリケーションが、他の Web アプリケーション (例えば、EGL で作成されたアプリケーションなど) とデータを交換できます。これによって、ご使用の i5/OS アプリケーションでさらに最新機能を活用できるようになります。
詳細については、
HATS およびその他の Web アプリケーションでの WebFacing 相互運用性
を参照してください。
WebFacing の基本機能を超える機能の検討
このツールでは、WebFacing の基本機能のほかに、以下の追加機能もサポートされています。
WebFacing プロジェクトのマイグレーション
マイグレーションが必要となる機会がよく発生するのは、基礎のテクノロジーに、あるリリースから別のリリースへ
の更新が発生した場合です。 たとえば、Web アプリケーション・ディレクトリー構造の標準が新しくなった場合、
ご使用のプロジェクトの再編成が必要となることがあります。 一般に、マイグレーションは簡単に行えます。
マイグレーションが済んでいない
ご使用の WebFacing プロジェクトを右クリックし、「マイグレーション」->「WebFacing
プロジェクト」と選択して、「WebFacing
マイグレーション」ウィザードを起動します。 この処理が完了したら、新規バージョンの
WebFacing で、更新されたプロジェクトの処理を続行することができます。 カスタマイズに関連する特別なケースには、補足的に人手によるステップの実行が必要になる場合もあります。
この情報は、
WebFacing マイグレーション・ガイドの一部として文書化されています。
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