WebFacing プロジェクトにおいて、WebFaced ではないページを持つアプリケーションがある場合があります。 例えば、DDS ソースを持っていない場合や、非 DDS 画面 (UIM ベース画面など) またはソースを持っていないシステム画面を表示する場合などがあります。
デフォルトでは、WebFacing によって変換されない画面はすべて、 動的データ・ストリーム変換を使用してレンダリングされます。DDS ベースの画面の場合、 それぞれのディスプレイ・ファイルがアプリケーションによって最初に開かれるときに、 そのファイルが変換済みであるかどうかを判断するために WebFacing プロジェクトが検討されます。 画面に表示するすべてのレコードが変換済みのディスプレイ・ファイルからのものであれば、 WebFaced 画面が表示されます。それ以外の場合は、その画面の 5250 データ・ストリームに対して 動的データ・ストリーム変換が実行され、結果が表示されます。
WebFacing の動的データ・ストリーム変換は、Web とポータルの両方のプロジェクトに使用できます。
未変換の DDS の動的データ・ストリーム変換を使用できるのは、 V5R4 (以降) のホスト・オペレーティング・システムの使用時のみです。それよりも前のバージョンの ホスト・オペレーティング・システムでの動的データ・ストリーム変換は、 UIM ベースのアプリケーションおよびシステム画面のみを提供します。
WebFacing に組み込まれた動的データ・ストリーム変換に加えて、 Host Access Transformation Services (HATS) プロジェクトと HATS/WebFacing プロジェクトを組み合わせることによって、 HATS を使用した未変換画面が提供されます。 詳しくは、HATS アプリケーションとの WebFacing の相互運用性および HATS/WebFacing 使用可能 Web プロジェクトの作成を参照してください。