MDTOFF

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画面ビルド
追加情報
MDTOFF は部分的にのみサポートされます。これがサポートされるのは、CHANGE キーワード応答標識のトリガーとならないように、変更データ・タグをオフに設定するために使用された場合です。例えば、レコード RECORD1 が画面に書き込まれることを想像してください。次に、ユーザーが RECORD1 のフィールドを変更し、したがって、そのフィールドの変更データ・タグはオンに設定されます。RECORD1 が読み取られた時に、そのレコードに CHANGE キーワードが指定されていると、CHANGE 応答標識はオンになります。その後、MDTOFF を指定した別のレコード RECORD2 が書き込まれた場合には、RECORD1 のフィールドに対する変更データ・タグは消去されることになり、RECORD1 が 2 回目に読み取られた時には、そのレコードの CHANGE 応答標識はもはやオンにはなりません。

しかし、現在のところ、MDTOFF が妥当性検査などの表示中の動作に影響を及ぼすことはサポートされていません。例えば、レコード RECORDA に VALUES と DSPATR(MDT) の両方が指定されたフィールド FIELDA があったとします。RECORDA が画面に書き込まれる前に、FIELDA には、その VALUES キーワードに指定されていない値が与えられます。次に、RECORDA が画面に書き込まれて、ユーザーは、FIELDA 値をその VALUES キーワードに指定された値に変更することが必要です。さもないと、「Enter (実行)」キーまたはコマンド・ファンクション・キーを押した場合に、妥当性検査は失敗することになります。しかし、MDTOFF を指定したレコード RECORDB が画面に書き込まれた場合には、それが FIELDA で設定されている変更データ・タグを消去するので、ユーザーが「Enter (実行)」キーまたはコマンド・ファンクション・キーを押した場合には、妥当性検査はう回されることになります。WebFacing では、現在のところ、MDTOFF のこのようなタイプの表示中の動作の結果はサポートされません。