この状況では、index.jsp ページでリンクをクリックしてもアプリケーションは開始しません。エラー・メッセージが表示されることなくページがブラウザーに残ったままで、アプリケーションがハングしているような状態です。
次のいずれかに問題がある可能性があります。
- ライブラリー・リスト
- WebFacing プロジェクトで指定した呼び出しコマンド
- i5/OS® ホスト・セットアップ自体
- 限定機能ユーザー ID の使用
- WebFacing PTF レベルが WebFacing ランタイム・レベルと同期していない可能性がある
アプリケーション・サーバー・コンソールを確認してください。Pagebuilder.jsp が呼び出されない場合、
これは、i5/OS ホスト上のプログラムが見つからないことを示しています。
まず、WebFacing アプリケーションを使用するためにユーザー ID を使用してログオンし、WebFacing プロジェクトで指定したコマンドが、5250 環境で機能するかどうかを確認してください。つまり、5250 エミュレーション・セッションを開始してください。
- WebFacing アプリケーションを実行するために WebFacing プロジェクトで使用したユーザー ID とパスワードでサインオンします。
- WebFacing プロジェクトで指定したコマンドを、5250 コマンド行の場合とまったく同じように入力します。
5250 環境でアプリケーションが開かない場合は、ライブラリー・リストまたはコマンドに問題があります。
- アプリケーションが 5250 環境で実行できることを確認します。
- 同じ設定で WebFacing アプリケーションを開始します。
WebFacing プロジェクトでユーザー ID とパスワードを変更する必要がある場合は、WebFacing プロジェクトのプロパティーを使用して、それらを変更してください。
呼び出しコマンドを変更する必要がある場合は、WebFacing プロジェクト・ウィザードを使用して、現在のエントリーを除去し、新しいエントリーを追加してください。WebFacing プロジェクト・ウィザードを使用するには、次のようにします。
- 「WebFacing プロジェクト」ビューに切り替えます。
- WebFacing プロジェクトを展開します。
- 「CL コマンド」ノードを右クリックし、「追加」を選択します。
- 「CL コマンドの指定」ページで、「CL コマンド」リストから CL コマンドを選択し、「削除」をクリックします。
- 「CL コマンド」フィールドで新しいコマンドを指定し、「追加」をクリックします。
- 「終了」をクリックします。
- サーバーを再始動し、アプリケーションを実行します。
5250 環境でコマンドが正常に機能し、問題なくアプリケーションを開始した場合は、WebFacing ジョブのジョブ・ログを確認してください。
i5/OS ジョブ・ノードの下にあるリモート・システム・エクスプローラーでこれを行うか、5250 セッションを開始して、
「活動ジョブの処理 (WRKACTJOB)」コマンドを実行します。
使用しているユーザー ID で始まる QQF を探して、ジョブ・ログを確認してください。
QQF ジョブが見つからない場合は、ジョブが終了している可能性があります。WebFacing アプリケーションで使用したユーザー ID に対して「スプール・ファイルの処理 (WRKSPLF)」コマンドを使用して、詳細情報を含む終了したジョブからのジョブ・ログが存在するかどうかを確認してください。
WebFacing PTF レベルの確認
ご使用の i5/OS ホストに最新の PTF レベルがあるかどうかを確認してください。
詳細については、「
WebFacing Tool PTF」を参照してください。不整合がある場合は、WebFacing サーバーを終了し、
PTF をロードして適用し、WebFacing サーバーを再始動してください。
- WebFacing サーバーを終了します (ENDTCPSVR *WEBFACING)
- 必要な PTF をロードして適用します
- WebFacing サーバーを開始します (STRTCPSVR *WEBFACING)
再度 WebFacing アプリケーションを実行してください。