WebFacing アプリケーションのテスト

WebSphere® テスト環境は、WebFacing アプリケーションをテストする便利な方法として使用することができます。これにより、ご使用のワークステーションで稼働する WebSphere Application Server (WAS) で WebFacing プロジェクトをテストすることができます。i5/OS® の WAS は、かなりのシステム・リソースを必要とするため、開発段階でテスト環境を使用したい開発者もいます。

テスト環境を設定し使用するには、以下のステップに従ってください。

  1. WebFacing プロジェクトの変換後に、「WebFacing プロジェクト」ビューをアクティブ化します。テストする WebFacing プロジェクトを右クリックして、「実行」 > 「サーバーで実行」を選択します。
  2. 「サーバーで実行」ダイアログが開きます。新規サーバーを作成することも、既存のサーバーにプロジェクトを公開するように選択することもできます。初めてテスト環境を使用する場合には、新規サーバーを作成するようにプロンプトが出されます。前にサーバーを作成している場合には、すでに作成されているサーバーから選択できます。使用可能なサーバーのタイプは、IBM® Software Development Platform のインストール中に選択したオプションによって決まります。

    このプロジェクトを常に同じサーバーに配置したい場合は、「サーバーをプロジェクトのデフォルトに設定 (変更しません) (Set server as project default (do not ask again))」チェック・ボックスを選択します。サーバーを選択したら、「終了」をクリックします。

  3. 新規サーバーを作成する場合には、サーバーが作成されて開始されます。既存のサーバーを使用する場合には、既存のサーバーが開始されます (既に実行されていない場合)。プロジェクトもテスト環境に配置されます。

    サーバーの始動が完了すると、サーバー・コンソールに「サーバーが e-business 用に開きます」のメッセージが表示され、エディター・エリアに Web ブラウザーが開き WebFacing アプリケーションの index.jsp ページが表示されます。