「リンクされたプロジェクトの作成 (Create Linked Project)」ウィザードを使用して、HATS/WebFacing 使用可能プロジェクトと HATS プロジェクトをリンクできます。
HATS/WebFacing 使用可能プロジェクトと HATS プロジェクトをリンクすることで、
アプリケーションと、変換済みソースと未変換ソースを結合できます。このシームレスな相互運用性によって、
WebFacing と HATS の両方の利点を活用できます。
画面が Web ブラウザーに表示される前に、
リンクされたプロジェクトに変換済みソース・ファイルがあるかどうかスキャンされます。
それらのファイルが存在する場合、WebFaced ページが表示されます。それ以外の場合、HATS データ・ストリーム変換が表示されます。
リンク HATS/WebFacing プロジェクトがない場合には、
WebFacing プロジェクトの内部的な動的データ・スト
リーム変換を使用して、未変換ソースを処理できます。
詳しくは、『動的データ・ストリーム変換を使用した、非 WebFaced i5/OS アプリケーションの処理』を参照してください。
HATS/WebFacing 使用可能プロジェクトと HATS プロジェクトをリンクするには、以下のようにします。
- WebFacing プロジェクト・ビューで、HATS/WebFacing 使用可能プロジェクトを右クリックします。
- ポップアップ・メニューから、「リンク先」->「HATS プロジェクト」を選択します。
「リンク・プロジェクトの作成」ウィザードが開きます。
WebFacing プロジェクト名がデフォルトで指定されており、
選択する HATS プロジェクトのリストが表示されます。このリストには、接続タイプ 5250 または 5250W の
HATS Web プロジェクトのみが表示されます。
注: 5250 接続タイプの HATS プロジェクトを選択しても、
リンク HATS/WebFacing プロジェクトの接続タイプは 5250W のままです。
「接続プロパティー」ページで、ホスト名、ポート、コード・ページ、および画面サイズを指定できます。
WebFacing プロジェクトの右クリックによってウィザードを開始したため、
デフォルトで WebFacing プロジェクトの接続設定が選択されます。デフォルト接続設定を受け入れて
「終了」をクリックすると、リンク HATS/WebFacing プロジェクトが作成されます。
ヒント: WebFacing プロジェクトの接続情報が HATS プロジェクトと異なる場合は、
いずれかのプロジェクトに入力した値からホスト名とポートを選択できます。(HATS プロジェクトの右クリックによってウィザードに入った場合、
デフォルトで HATS プロジェクトの値がホスト名とポートとして選択されます。)また、ホスト名とポートに新規の値を指定することもできます。
コード・ページと画面サイズのリストには、有効なすべてのオプションが含まれますが、
HATS プロジェクトの設定に事前に設定されます。このウィザード・ページの設定の詳細情報については、
ページが表示されている間に F1 を押してください。