WebFacing は、5250 アプリケーションが Web で使用可能な時に、5250 アプリケーションからの既存の双方向 (または bi-di) サポートを保持する能力を提供します。
コンピューター・システムは、テキストおよびユーザー・インターフェース・エレメントを左から右 (英語の場合のように) または右から左に処理することができます。これらの言語の処理をサポートするソフトウェアは、bi-di サポートありと言われています。
既存の 5250 アプリケーションですでに bi-di が使用可能な場合があるので、WebFacing プロセスが入力画面の方向を正しく解釈していることをこれらのアプリケーションの変換で確認するには特殊なステップが必要です。
HTML および XHTML のような Web テクノロジーは、共通ベースの方向属性 dir (ltr (左から右) または rtl (右から左) の値とすることができる) をもつ bi-di をサポートします。この属性は、異なるタグの数値に適用することができ、この影響はウィジェットのタイプによって異なります。子エレメントは、親エレメントから継承されます。例えば、HTML 文書全体の基本方向を右から左に設定するには、 この属性を次のように <html> タグに適用することになります。<html dir="rtl">
タブ移動が可能なウィジェット (フィールドやハイパーリンクなどのタブ・キーを使用してアクセス可能なエレメント) は、タブ・インデックスに割り当てることができます。ほとんどのブラウザーでは、すべてのタブ移動が可能なウィジェットを通して、左から右および上から下に進行するデフォルトのタブ・インデックス順序が前提となっています。
CHECK(RLTB) キーワードが使用されている 5250 画面では、 WebFacing は tabindex を割り当て、左から右の HTML ページ内で右から左のタブ順序を正しく実装します。 これらの tabindex は、DDS の行と列の位置に基づいて割り当てられます。最大でも 27 行、132 列までに制限される DDS 位置を越えてフィールドを移動できるように、 WebFacing は 132 行、250 列を持つグリッドを使用します。(tabindex 属性の最大値は 32767 です。)
Web 設定を通して追加されたタブ移動可能な新規ウィジェットの場合、置換変数 &{TABINDEX} を使用することができます。これによって、変換時にウィジェットの正しいタブ・インデックス順序が計算されます。
\ { } [ ]したがって、タブ・インデックス置換変数はアラビア語の 420 コード・ページを使用したメンバーではサポートされず、これらの文字に依存する配列のような他の Javascript 構成もサポートされません。
また、アラビア語は、 可視形式のメンバーに論理形式で保管されるため、非成形になります。