IBM® WebFacing Tool および HATS Toolkit は、両方とも Web 用のコア・ビジネス・アプリケーションを使用可能にする方法を提供します。IBM WebFacing Tool は、元の DDS ソース・ファイルを変換して、ご使用の 5250 ホスト・アプリケーション用 Web ベース・ユーザー・インターフェースを提供します。 HATS Toolkit は、5250 データ・ストリームを HTML に動的に変換して、元のソース・コードに対するアク セスや変換を行うことなく、アプリケーションを Web にマイグレーショ ンすることができます。
HATS と WebFacing のインターオペラビリティ ー機能を使用して、変換済み DDS ソースおよび未変換の DDS ソースを使用したアプ リケーションを結合するによって、 WebFacing および HATS の両方の利点を活用することができます。 このテクノロジーによって、WebFacing および HATS を使用して、素早く簡単にアプリケーションを最新のものにすることができます。
さらにアプリケーションを発展させ、新規の Web アプリケーションを繰り返し追加して最新の Web テクノロジーの利点を活用したい場合があります。 WebFacing のアプリケーション・ブリッジによって、新規アプリケーション (例えば、EGL で記述されたもの) を既存の WebFacing および/または HATS アプリケーションとシームレスに相互運用することができます。
これにより、WebFacing と EGL など他の Web アプリケーションとの間で、制御およびデータを転送し、HATS、HATS、WebFacing および EGL アプリケーションを単一のアプリケーションとして結合することができます。これは、直接データベース・アクセスを使用して、または Web サービスでバッチ・プログラムを呼び出すことで、Web アプリケーション内の i5/OS® からデータを取得することに勝る機能です。新規の Web アプリケーションを対話式の i5/OS WebFacing および HATS アプリケーションとリンクさせ、データを共有することができます。
WebFacing アプリケーション・ブリッジをインプリメントする方法について詳しくは、チュートリアルの『WebFacing および EGL アプリケーション間のアプリケーション・ブリッジの作成 (Creating an Application Bridge between WebFacing and an EGL application)』を参照してください。