Web 設定のマイグレーション時の問題と考慮事項

WebFacing プロジェクトでは、入力フィールド .value は初期値として扱われ、引用符で囲まれていません。 これは config¥conversion.rules で指定されます。

<WebSetting>
<ValueMigration option="INITIALVALUE"></ValueMigration>
<INITIALVALUETransform type="unquoted"></INITIALVALUETransform>
</WebSetting>

これらの設定を変更して再変換すると、別の結果が得られます。

V5.1.2.2 のプロジェクトが V7.1 にマイグレーションされると、config¥conversion.rules では以下の値が指定されるようになります。

<WebSetting>
<ValueMigration option="CURRENTVALUE"></ValueMigration>
<INITIALVALUETransform type="quoted"></INITIALVALUETransform>
</WebSetting>

マイグレーション済みの V5.1.2.2 プロジェクトでは、元の V5.1.2.2 プロジェクトと同様に、入力フィールドの .value は現行値となり、初期値は引用符で囲まれます。

V5.1.2.1 からマイグレーションされたプロジェクトは、V7.1 プロジェクトと同じ設定になります。 これはマイグレーション前の V5.1.2.1 およびそれ以前のプロジェクトと同様に、入力フィールドの .value が初期値となり、引用符で囲まれないことを意味します。

V6.0.1 以前のバージョンからのシステム画面のマイグレーション

6.0.1 より前のバージョンからマイグレーションされた WebFacing プロジェクトにはすべて、 動的データ・ストリーム変換をサポートするためのファイルが追加されています。これには、 WebSphere® Development Studio Client Standard Edition または Advanced Edition のいずれかで作成されたプロジェクトが該当します。