システム・サービス構成のヘルプ


表示される情報の説明

「システム・サービス構成」ページを使用して、各種のシステム・サービスの 構成と制御をすることができます。このページでは、システム・コンソールに使用する デバイスの構成ができます。また、システムへの FTP および Telnet アクセスを 使用可能または使用不可にすることもできます。ページが表示されると、 現在のシステム・サービスの設定が表示されます。

システム・コンソール システム・コンソールに使用するデバイスです。この値はシステムに提供された ドロップダウン・リストからいずれかのデバイスを選択すると設定されます。有効な値は以下の通りです。

シリアル・ポート 1 最初のシリアル・ポートにシステム・コンソールとして接続された ターミナル (ワークステーション) を使用します。
シリアル・ポート 2 2 番目のシリアル・ポートにシステム・コンソールとして接続された ターミナル (ワークステーション) を使用します。
ビデオ システム・コンソールとしてシステムに接続されたモニター、キーボード、 およびマウスを使用します。
FTP サービス FTP アクセスを許可するかどうかを指定します。この値はシステムに提供された ドロップダウン・リストから、以下のいずれかを選択して指定します。

オン システムへの FTP アクセスを許可します。 Web ユーザー (たとえば webroot) は FTP 経由で ホーム・ディレクトリーとのファイルの送受信ができるようになります。 root ユーザーはセキュリティー上の理由で FTP を使用できません。
オフ FTP アクセスを許可しません。
Telnet サービス Telnet アクセスを許可するかどうかを指定します。この値はシステムに提供された ドロップダウン・リストから、以下のいずれかを選択して指定します。

オン システムへの Telnet アクセスを許可します。 root ユーザーはシステムへのアクセスに Telnet を使用できません。
オフ Telnet アクセスを許可しません。

いずれかのサービスが使用可能にされると、システムへの Telnet および FTP アクセスを制御するための、セキュリティー上の処置がシステムによって取られます。 FTP を使用してシステム上のファイルにアクセスできるのは Web ユーザー (たとえば webroot) のみです。 アクセスは各ユーザーのホーム・ディレクトリー内のファイルに制限されます。 root アカウントは、セキュリティー上の理由で、 FTP を使用してアプライアンスに接続することはできません。

root ユーザーは、Telnet を介してログインできる唯一のアカウントです。

また、どちらのサービスも TCP-wrappers (tcpd) を使用して、 サービスへのネットワーク・アクセスを制御します。(つまりこれらのサービスを使用して システムにアクセスできるリモート・ホストとワークステーションを制限します)


使用可能なボタンおよびアクションの説明

アクセス このボタンをクリックして、FTP または Telnet のネットワーク・アクセスの 設定 (tcpd の設定) を表示および更新します。
「システム・サービス構成」ページで行った変更のうち、サブミットされていないものは システムには適用されないので注意してください
サブミット このボタンをクリックして、システム・サービス設定を更新します。
最新表示 このボタンをクリックして、システム・サービス設定を表示します。