電子メール・アラート・イベント・リストのヘルプ


表示される情報の説明

電子メール・アラート・イベント・リスト」ページには、 アプライアンスがモニターする条件のリストが表示されます。

アプライアンスは多くの条件を検査できます。 電子メール・アラートの振る舞いの一般的な説明、 および条件が電子メール・アラート・メッセージの送信を起動するタイミングについては、 「電子メール・アラート」を 参照してください。

ファイル・システムが XX% を超過
使用可能にした場合、アプライアンスは各ローカル・ファイル・システムの サイズを調べます。 ファイル・システムが XX% を超えてフルになっている場合、この条件は真になります。 たとえば、XX を 90 に設定し、/home ファイル・システムの 容量の 90% 以上が使用中であれば、この条件は /home ファイル・システムについて真です。

各ファイル・システムごとに、新しい電子メール・アラート・メッセージを送信するかどうかが判断されます。 たとえば、/ ファイル・システムが 24 時間前から今までの間に 電子メール・アラートを起動し、その後、/home ファイル・システムが しきい値を超えた場合、新しい電子メールが送信されます。

ローカル・ファイル・システムのみが検査されます。 ローカル・ファイル・システムは、アプライアンスのハード・ディスクに 物理的に存在します。

XX は 0 から 100 までの数値でなければなりません。 たとえば、50 は受け入れられ、120 または -1 は受け入れられません。

プロセッサー負荷が XX を超過
使用可能にした場合、アプライアンスは直前の 5 分間での平均プロセッサー負荷を調べます。 負荷が XX 以上の場合、この条件は真になります。

プロセッサー負荷は CPU の使用率の測定基準です。 ほとんど使用されていないコンピューターの一般的な負荷は 0.15 です。 かなり使用されているコンピューターであれば、10 以上の負荷になることがあります。

XX は 0 または正数でなければなりません。 たとえば、0、0.5、および 5 は受け入れられますが、-3 は受け入れられません。

Web サーバーが応答しない
使用可能にした場合、アプライアンスは、各 Web サーバーからホーム Web ページを 検索しようとします。 どの Web ページも検索できない場合、この条件は真になります。

アプライアンスには、3 つの Web サーバー (ポート 80 に稼働中 Web サーバー、 ポート 8008 と 8009 に IBM HTTP Server 管理 Web サーバー、 およびポート 1959 と 1999 に Appliance System Manager Web サーバー) があります。

それぞれの Web サーバーごとに別の条件になります。 1 つサーバーに障害が発生した後に、別のサーバーに障害が発生した場合、 新しい電子メール・アラート・メッセージの送信が起動されます。

ホスト xxxx が PING に応答しない
アプライアンスは PING メッセージをホスト xxxx に送信します。 応答を受信しなかった場合、この条件は真になります。

PING とは、即時の応答メッセージを求める TCP/IP 要求です。 これは、宛先マシンが稼働しているかどうか、および宛先のネットワーク・パスがあるかどうかを 判別するために使用します。

マシンのサービスの多くが機能していない場合でも、そのマシンが PING に応答する 可能性があることに注意してください。この条件は、 ご使用のネットワーク、および宛先マシンが完全にダウンしていないかどうかを検査しますが、 宛先マシンが有効なサービスを提供しているかどうかは検査しません。

xxxx はホスト名または IP アドレスでなければなりません。 たとえば、hosta.example.com および 10.1.3.2 は受け入れられます。

メモリー使用率が XX% を超過
アプライアンスの仮想メモリーの XX% 以上が使用中の場合、 この条件は真になります。

物理メモリー・サイズにスワップ・スペースのサイズを加えたものが、 アプライアンスの合計仮想メモリーになります。

XX は 0 から 100 までの数値でなければなりません。

予期しないリブート
この条件は、アプライアンスの始動時にのみ検査されます。 アプライアンスが通常どおりシャットダウンされなかったおそれがある場合 (たとえば、アプライアンスで電源障害やオペレーティング・システムの破損が 発生したおそれがある場合) に、電子メール・アラートが送信されます。

この条件による前回のアラートから 24 時間以内にこの条件が発生した場合でも、 異常シャットダウン後にマシンを再始動すると、電子メール・アラートが生成されます。


使用可能なボタンおよびアクションの説明

サブミット このボタンをクリックして、電子メール・アラート構成を更新します。