------------------------------------------------------------------------ この修正パックは、ファイルの集まりとして提供されています。この修正パックを導入 するには、以下のステップを実行してください。 (1) この修正パックを空のディレクトリー（たとえば、f:\ibmcsd）に unzip します。 PKUNZIP* を使用している場合には、-d を使用して、ファイルをディレクトリーに unzip してください。名前にブランクが含まれるディレクトリーには unzip しないで ください。 (2) 現行ディレクトリーを、service.exe が含まれているディレクトリーに変更します。 (3) 先に進む前に、少なくとも 5 MB の空きスワップ・スペースを確保してください。 (4) 次のコマンドを出します。 SERVICE この修正パックは、LAN ドライブを含めて、ユーザーのシステムからアクションできる 任意のディスクに導入できます。サービス・プログラム自体は OS/2 J2.11 またはそれ 以降のセッションで実行する必要があります。 (5) 基本導入を実行した場合、前のバージョンをバックアップするかどうか尋ねられ ます。バックアップするかどうかを選択できますが、導入ユーティリティーの Restore アクションで前のレベルを復元することは絶対にしないでください。 問題が発生した場合には、コンポーネントを削除してから再導入する必要があります。 (6) この修正パックを導入したあとで、マシンをリブートする必要があります。 この修正パックは SMARTS プロジェクトを更新します。このプロダクトを導入した ディレクトリー内の CPPINST.LOG を調べることにより、更新が正常に行われたか どうか確認できます。 この修正パックを適用する場合には、ビジュアル・ビルダーの修正パック CTV304.ZIP も適用する必要があります。このようにしないと、Project Smarts の "ビジュアル・ ビルダー・アプリケーション" が正しく機能しません。 ------------------------------------------------------------------------ 修正パックを正常に導入するには、以下の条件が満たされている必要があります。 (1) CD-ROM、ディスケット、あるいは CD-ROM またはディスケットがコピーされた サーバーから、基本導入によって IBM VisualAge C++ for OS/2 プロダクト が導入されている。この修正パックは、CD-ROM 導入イメージがコピーされた サーバーに導入することもできます。 共用導入を実行したユーザーは、この修正パックをサーバーに適用したあとで、 ご自分のワークステーションからこのプロダクトを削除してから、再導入する 必要があります。 (2) この修正パックを導入した時点では、IBM VisualAge C++ for OS/2 のツールを セッションでオープンすることはできません。サービス対象のプロダクトのコピー が LAN ドライブに入っている場合には、他の LAN ユーザーがこれらのどのファイル もオープンしていないことを確認する必要があります。 (3) この修正パックのディレクトリーには、この修正パックのファイルだけが 含まれるようにしてください。別のファイルが存在している場合には、導入 が失敗する可能性があります。修正パックの ZIP ファイルを空のディレクトリー にアンパックするのが最善の方法です。 ------------------------------------------------------------------------ この修正パックは、IBM VisualAge C++ for OS/2 プロダクトの WorkFrame/2 コンポーネントに対して修正を適用するものです。 この修正パックに含まれる修正内容のリストが、ファイル CJW302.LST に含まれています。 修正は累積的であるため、この修正パックには、CJW302.LST に記載されたすべての 修正が含まれています。 この修正パックに含まれるファイルを網羅したリストが、ファイル SERVICE.LST に 示されています。 ------------------------------------------------------------------------ WorkFrame/2 V3.0 の CSD レベル 2 に関する Readme ================================================ 導入手順: ========= WorkFrame プロジェクトまたは Project Snarts からヘルプ機能を使用した場合、 この CSD を導入する前にマシンをリブートする必要があります。この CSD を 導入したあとでも、CSD の変更内容を有効にするためにマシンをリブートする 必要があります。 現在 VisualAge for COBOL がマシンに導入されている場合には、マシンにプロダクト をどのように導入したのかに応じて、特別な手順に従わなければならないことが あります。 A. VisualAge for C++ を導入したあとで VisualAge for COBOL を導入した場合 には、WorkFrame CSD を VisualAge for C++ で有効にするために、次の方法 で CONFIG.SYS ファイルを修正する必要があります。 1. LIBPATH、PATH、DPATH、HELP、および BOOKSHELF 変数を修正して、"IBMCOBOL" を含むディレクトリー名よりも先に、"IBMCPP" を含むディレクトリー名に 移動するようにしてください。 2. マシンをリブートして変更内容を有効にしてください。 B. VisualAge for C++ を導入する前に VisualAge for COBOL を導入した場合には、 変更内容を有効にするために追加作業を行う必要はありません。 C. どちらの場合にも、"COBOL GUI Designer Master Project" を修正する必要があります。 1. VisualAge COBOL アイコンをオープン（ダブル・クリック）します。 2. Works フォルダーをオープン（ダブル・クリック）します。 3. COBOL GUI Designer Master Project をオープン（ダブル・クリック）します。 4. '表示 (View)' プルダウン・メニューをクリックします。 5. 'ツール設定 (Tools Setup)' メニュー項目をクリックします。 6. EDIT アクション・クラスを拡張（'+' をクリック）します。 7. '編集(Edit)' アクションを右マウス・ボタンでクリックします。 8. ポップアップ・メニューから '変更... (Change...)' メニュー項目を選択 します。 9. ノートブックの下部で 'サポート (Support)' タブを選択します。 10. アクション・サポート DDL (Action Support DLL) グループ・ボックス で、（ドロップダウン・リスト・ボックスで EDIT を選択して） '入口点 (Entrypoint)' を DEFAULT から EDIT に変更します。 11. 了解 (OK) を押します。 12. 必要があれば、EDIT アクション・クラスを再び拡張（'+' をクリック） します。 13. '編集 (Edit)' アクションをダブル・クリックします。 14. パラメーターフィールドに次の値が指定されていることを確認します。 /CM WF INIT %d %f %p 15. 了解 (OK) を押すとすべて完了します。 前提条件 ======== CSD CJW302 は、複数のソース・ディレクトリーをもつプロジェクトで構築 (Build) を正しく行うために、NMAKE バージョン 3.000.013 またはそれ以降を必要とします。 このバージョンの NMAKE はこの CSD パッケージで利用可能ですが、SERVICE exec の一部として導入されてはいません。このコピーを使用することも、OS/2 Developer Connection 10 CDs などのような別のソースからコピーを入手することもできます。 このコピーの NMAKE を使用する前に、既存 NMAKE の現行レベルを判別する必要が あります。コマンド行から、Make ファイルまたはオプションを指定しないで NMAKE を実行してください。NMAKE によって出力されたバージョン行を調べてください。 バージョン行が "Version 2.0..." で始まっている場合には、OS/2 J2.1 ツールキット に含まれていた NMAKE が使用されています。このバージョンの NMAKE は、バージョン 3.000.013 によって置き換えないでください。NMAKE バージョン 3.000.013 は OS/2 J2.1 ツールキットとは互換性がありません。また、上記のエラーは NMAKE バージョン 2 では発生しません。 バージョン行で、NMAKE のバージョンが 3.000.000 から 3.000.012 までの間で あることが示された場合には、NMAKE.EXE を、ここで提供された NMAKE.EXE または Developer Conection 10 CDs に含まれる NMAKE.EXE で置き換える必要があります。 NMAKE.EXE は、ユーザーのマシン内の次の 2 つのいずれかの場所に入っています。 1. TOOLKT30\BIN ディレクトリー - この場合、NMAKE は、VisualAge C++ とは 別に入手された Warp ツールキットの一部として導入されています。 2. IBMCPP\BIN ディレクトリー - この場合、NMAKE は VisualAge C++ の一部として 導入されています。 いずれの場合にも、このディレクトリー内の NMAKE.EXE を、ここで提供された NMAKE.EXE または Developer Conection 10 CDs に含まれる NMAKE.EXE で置き換えてください。 バージョン行で、現在使用中の NMAKE がバージョン 3.000.013 またはそれ以降である ことが示された場合には、なにも行う必要はありません。すでに使用されている NMAKE のバージョンは、適切なものです。 ================================================================================ 以下の情報は CSD CJW301 の Readme に含まれているもので、まだ CJW301 を 適用していないすべての VisualAge for C++ ユーザーは、これに従ってください。 CJW302 を適用してリブートしたあとで、以下の変更を行ってください。 MakeMake が CJW301 で変更され、Make ファイルが生成されると、（たとえば、 オブジェクト・ファイルのように）名前を指定して生成されたすべての中間ファイル およびターゲット・ファイルがプロジェクトの作業ディレクトリーに配置される ようになりました。CJW301 以前は、すべての中間ファイルとターゲット・ファイル が（誤って）ソース・ディレクトリーに出力されていました。ただし、この変更 が行われても、リソース・コンパイラー (Resource Compiler) アクションにまだ 問題があります。 リソース・コンパイラー (Resource Compiler) アクションのデフォルト・ オプションは、プロジェクト用にどのような作業ディレクトリーが設定されて いるかにかかわらず、ターゲット .RES ファイルをソース .RC ファイルと同じ ディレクトリーに入れます。作業ディレクトリーが、.RC ファイルを含む ソース・ディレクトリーと同じではない場合、MakeMake によって生成された Make ファイルは、作業ディレクトリーから .RES ファイルを探すときに障害 を起こします。 この問題を修正するには、リソース・コンパイラー (Resource Compiler) アクションのオプションを変更する必要があります。（\IBMCPP\MAINPRJ 内にある）デフォルト VACPP プロジェクトのリソース・コンパイラー (Resource Compiler) のオプションを変更して、VACPP から継承したすべて のプロジェクトにそれらのオプションが適用されるようにしてください。 デフォルトのリソース・コンパイラー (Resource Compiler) オプションは、 現在 "%q%n.RES" に設定されています。これを ".\%n.RES" に変更して、 正しい Make ファイルが MakeMake によって生成されるようにする必要が あります。そのためには、以下のステップに従ってください。 1) ドライブ (Drives) フォルダーを使用して、\MAINPRJ\VACPP から VACPP プロジェクトを検出します。このプロジェクトをオープンしてください。 2) デフォルト・プロジェクトのツール設定 (Tools Setup) に移ります。 2) コンパイル (Compile) アクションを拡張します。 3) リソース・コンパイラー (Resource Compiler) アイコンを右マウス・ボタン でクリックして、"ファイル・オプション->変更 (File Options->Change" 選択項目を選択します。 5) パラメーター (Parameters) フィールドで "%q" を ".\" に変更します。