WEA5.0 用 KDDI BBP サポート・パッケージ
バージョン 1.0
インストールと構成に関する README
目次
この README は、IBM WebSphere Everyplace Access (WEA) version 5.0 のオフライン・ブラウジング機能および
オフライン・フォーム機能を KDDI BREW Business Profile (BBP) 端末から利用できるようにするための追加パッケージの
インストールと構成方法について説明しています。
WebSphere Application Server (WAS) および WebSphere Portal (WP) の基本的な使い方については理解されていることを前提とします。
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本 README 中では以下の用語を使用します。
- WAS
- WebSphere Application Server
- WP
- WebSphere Portal
- WEA
- WebSphere Everyplace Access
- BBP
- BREW Business Profile
本パッケージの内容物は以下のとおりです。
doc/readme_ja.html | README |
agg_bbp50_PortalServer.zip | BBP 用 JSP テンプレート その1 |
agg_bbp50_wps.war.zip | BBP 用 JSP テンプレート その2 |
webcache_bbp.ear | オフライン・ブラウジング用サーブレット |
db/dbBBP.bat | Windows用オフライン・フォーム用データベースの管理のための簡易ユーティリティー |
db/setupOfflineBBP.cmd |
db/listOfflineBBP.cmd |
db/deleteOfflineBBP.cmd |
db/createTablesBBP.ddl |
db/dropTablesBBP.ddl |
db/dbBBPTool.tar | AIX用オフライン・フォーム用データベースの管理のための簡易ユーティリティー |
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導入および構成手順:
オフライン・ブラウジングの機能をインストールする。
WEA のコンソールに管理者でログインして、「オフライン・ブラウズの管理ポートレット」が表示されているか確認してください。
表示されていない場合は、オフライン・ブラウジングの機能はインストールされていません。
基本インストールでWEAをインストールした場合には、オフライン・ブラウジングの機能はインストールされていません。
以下の手順でオフライン・ブラウジングの機能をインストールください。
以下のディレクトリにある、「EASInstallConfig.properties」が導入する環境に合っていることを確認する。
- Windows
C:\Program Files\WebSphere\EAS\config
- AIX
/usr/WebSphere/EAS/config
WAS/WPSが起動されていることを確認する。
コマンドラインより、
- Windows
EASWASconfig.bat eas-basic-config
- AIX
./EASWASconfig.sh eas-basic-config
を実行し、オフライン・ブラウジングの機能をインストールする。
WAS/WPS/WEAを再起動する。
BBP 用 JSP テンプレートをインストールする。
(後述の「BBP 用 JSP テンプレートのインストール手順」をご参照ください。)
オフライン・ブラウジング用サーブレットをインストールする。
(後述の「オフライン・ブラウジング用サーブレットのインストール手順」をご参照ください。)
オフライン・フォーム用データベースをインストールする。
(後述の「オフライン・フォーム用データベースのインストール手順」をご参照ください。)
WEA が起動されていることを確認し、もし起動されていなければ起動する。
WEA のコンソールに管理者としてログインする。
BBP 用マークアップ設定を追加する。
「マイ・ポータル」から「管理」を選択する。
「ポータルの設定」の「サポートされるマークアップ」を選択する。
「新規マークアップの追加」を選択し、以下のように設定する。
-
- マークアップ名:
- brew
- MIMEタイプ:
- text/html
- デフォルト文字セット:
- UTF-8
「OK」をクリックする。
「選択されたマークアップの編集」をクリックする。
「ロケール固有設定値の設定」をクリックする。
「日本語」を選択し、「選択された言語に関する設定値の編集」クリックし、以下のように設定する。
-
- 文字セット:
- Shift_JIS
「OK」をクリックする。
「OK」をクリックする。
アクティブにする。
BBP 用クライアント設定を追加する。
「マイ・ポータル」から「管理」を選択する。
「ポータルの設定」の「サポートされるクライアント」を選択する。
「新規クライアントの追加」を選択し、以下のように設定する。
-
- ユーザー・エージェント:
- .*brew.*
- マークアップ:
- brew
- マークアップ・バージョン:
- <空白>
- 位置:
- 次の後 .*offline.*
「OK」ボタンをクリックする。
再度、「新規クライアントの追加」を選択し、以下のように設定する。
-
- ユーザー・エージェント:
- .*brew.*offline.*
- マークアップ:
- brew
- マークアップ・バージョン:
- offline
- 位置:
- 先頭
「OK」ボタンをクリックする。
「オフライン・ブラウジング」ポートレットの設定する。
「マイ・ポータル」から「管理」を選択する。
「WebSphere EveryPlace」を選択し、「オフライン・ブラウズ」を選択する。
「オフライン・ブラウズ」ポートレットにおいて以下のように設定する。
オフラインで使用するポートレットの「オフライン表示の使用可能化 」をチェックする。
ページ右上の「構成」アイコン(スパナのアイコン)をクリックし、以下のように設定する。
-
- URL:
- http://<HostName>/wps/myportal
- リンクをたどるデフォルトの深さ:
- 5
-
「保管」をクリックする。
「OK」をクリックする。
WEA コンソールからログオフする。
PNG イメージを使用可能にするための設定をする。
WAS の管理コンソールを起動する。
ナビゲーション・ツリーで「環境」を選択する。
ナビゲーション・ツリーで「仮想ホスト」を選択する。
「default_host」を選択する。
「MIME_TYPE」を選択する。
「新規」ボタンを押す。
以下のように設定する。
-
- MIMEタイプ:
- image/png
- 拡張子:
- PNG png
「適用」ボタンをを押す。
「OK」ボタンをを押す。
「保管」をクリックする。
「保管」ボタンを押す。
WAS を再起動する。
マイポータルからポートレットを配置するページまで、すべてbrewのマークアップをEnableする
「マイ・ポータル」から「管理」を選択する。
「ポータル・ユーザーインターフェース」を選択する。
「ページの管理」を選択する。
「マイ・ポータル」を選択する。
「ページ・プロパティの編集」アイコンをクリックして拡張オプションを展開する。
brewのチェックボックスをチェックする
ポートレットを配置するページまで、5,6の手順を繰り返す。
この後、必要に応じて以下の作業を行なう。
- サインアップ機能を使用してユーザーを作成する。日本での使用の場合、その際に「希望する言語」を日本語にする。
ユーザー毎のオフラインポートレットの管理
- オフラインで使用するポートレットの登録
- マイポータルから、(右矢印ボタンをクリックし)「モバイル・セットアップ」タブを選択し、一段下で「オフラインブラウズ」タブを選択する。
- 「オフライン・ブラウズ・ユーザー・ポートレット」で、オフラインで使用するポートレットを選択して、OKを押す。
- オフラインで使用するポートレットの選択
- オフラインで使用可能なポートレットがあるページを表示する。
- 画面右上のツールアイコン(「管理」と「プロファイルの編集の」間のスパナのアイコン)をクリック。
- オフラインで使用可能なポートレットの右上にPDAアイコンが表示される。
- オフライン・ブラウジングで使用するポートレットのPDAアイコンをクリックする。
- オフラインで使用可能になったことを確認してOKを押す
- もう一度PDAアイコンをクリックするとオフライン・ブラウジングの対象から外れる。
- PDAアイコンにマウスカーソルを当てると、オフライン・ブラウジングの対象かどうかポップアップで表示される。
- ツールアイコンを再度クリックして編集モードを抜ける。
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使用するモジュール:
- agg_bbp50_PortalServer.zip
- agg_bbp50_wps.war.zip
インストール:
agg_bbp50_PortalServer.zip を 以下のディレクトリから展開する。
- Windows
C:\Program Files\WebSphere
agg_bbp50_wps.zip を以下のディレクトリから展開する。
- Windows
C:\Program files\WebSphere\AppServer\installedApps\[host name]\wps.ear
- AIX
/usr/WebSphere/AppServer/installedApps/[host name]/wps.ear
WAS を再起動する。
アンインストール:
以下のファイルを削除する。
- Windows
C:\Program Files\WebSphere\PortalServer\shared\app\nls\brew.properties
C:\Program Files\WebSphere\PortalServer\shared\app\nls\brew_ja.properties
- AIX
/usr/WebSphere/PortalServer/shared/app/nls/brew.properties
/usr/WebSphere/PortalServer/shared/app/nls/brew_ja.properties
以下のディレクトリを削除する。
- Windows
C:\Program Files\WebSphere\AppServer\installedApps\[host name]\wps.ear\wps.war\screens\brew
C:\Program Files\WebSphere\AppServer\installedApps\[host name]\wps.ear\wps.war\themes\brew
C:\Program Files\WebSphere\AppServer\installedApps\[host name]\wps.ear\wps.war\skins\brew
- AIX
/usr/WebSphere/AppServer/installedApps/[host name]/wps.ear/wps.war/screens/brew
/usr/WebSphere/AppServer/installedApps/[host name]/wps.ear/wps.war/themes/brew
/usr/WebSphere/AppServer/installedApps/[host name]/wps.ear/wps.war/skins/brew
WAS を再起動する。
使用するモジュール:
- webcache_bbp.ear
インストール:
WEA Server を停止する。
WAS の管理コンソールを起動する。
ナビゲーション・ツリーからアプリケーションを展開する。
新規アプリケーションのインストールを選択する。
ローカルパスからwebcache_bbp.earを指定
「ステップ4 モジュールをアプリケーション・サーバーにマップ 」パネルが表示されるまで「次へ」ボタンをクリックしながら先へ進む。
「ステップ4 モジュールをアプリケーション・サーバーにマップ 」パネルにおいて、WebCacheBBPをチェックし、リストからWEA_Server を選択し 「適用」ボタンを押す。
「ステップ6 要約」パネルが表示されるまで「次へ」ボタンをクリックしながら先へ進む。
「ステップ6 要約」パネルにおいて、「終了」ボタンを押す。
「インストール中..」パネルにおいて、「マスター構成に保管」をクリックする。
「保管」パネルにおいて、「保管」ボタンをクリックする。
WEA Server を起動する。
ナビゲーション・ツリーで 環境 を展開し「Web サーバー・プラグインの更新」を選択、「OK」ボタンをクリックする。
WAS を再起動する。
アンインストール:
WEA Server を停止する。
ナビゲーション・ツリーからアプリケーションを展開する。
「エンタープライズ・アプリケーション」を選択する。
webcache_bbp.war をチェックし、「アンインストール」ボタンを押す。
保管 をクリックする。
「保管」パネルにおいて、「保管」ボタンをクリックする。
WEA Server を起動する。
使用するモジュール:
- Windows:
- db/dbBBP.bat
- db/setupOfflineBBP.cmd
- db/listOfflineBBP.cmd
- db/deleteOfflineBBP.cmd
- db/createTablesBBP.ddl
- db/dropTablesBBP.ddl
- AIX:
- db/dbBBPTool.tar
インストール:
アンインストール:
- Windows
コマンド・プロンプトで以下のコマンドを入力する。
dbBBP <AdminUserID> <AdminPassword> drop
- AIX
db2instance 環境が設定されたターミナルで、以下のコマンドを入力する。(AdminUserID と AdminPassword はそれぞれデータベースの管理者のユーザー ID とパスワード)
cd dbBBPTool
./dbBBP.sh <AdminUserID> <AdminPassword> drop
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オフライン・ブラウジング機能あるいはオフライン・フォーム機能を利用するには、BBP 端末から以下のサーバー URL にアクセスする必要があります。
BBP 端末に接続先として別の URL が設定・保存されている場合は、BBP 端末側で設定変更が必要です。
http://<HostName>/WebCacheBBP/WebCacheBBP
オフライン・フォーム用データベースには、BBP 端末から送信されたフォーム提出内容やサーバーによるフォーム処理結果等が格納されています。
このデータベースの内容は自動的には削除されませんので適当なタイミングごとにメンテナンスが必要になります。
このパッケージには、データベースの内容を参照・削除するための簡易コマンドライン・スクリプト (dbBBP) が用意されています。
使い方の詳細は、(Windows)dbBBP.bat/(AIX)dbBBP.sh をコマンド・プロンプトからパラメーターなしで起動した際に表示されるヘルプをご覧ください。
オフライン・ブラウジング用サーブレットには、動作時の振る舞いを設定するためのいくつかの構成パラメーターが用意されています。
すべてのパラメーターは以下のファイルに記述されており、パラメーター変更後 WEA Server を再起動することにより変更が有効となります。
それぞれのパラメーターの詳細はファイル内の記述をご覧ください。
- Windows
C:\Program Files\WebSphere\AppServer\installedApps\<host name>\webcache_bbp.war.ear\webcache_bbp.war\WEB-INF\classes\com\ibm\pvc\webcachebbpOfflineFormsBBP.properties
- AIX
/usr/WebSphere/AppServer/installedApps/<host name>/webcache_bbp.war.ear/webcache_bbp.war/WEB-INF/classes/com/ibm/pvc/webcachebbpOfflineFormsBBP.properties
AIX コンピューター上の WebSphere Application Server と DB2 の間には、共用メモリーの問題があります。 この問題によって、オフライン機能にアクセスが集中した場合、
"データベースに接続できませんでした: [IBM][CLI Driver] SQL1224N。データベース・エージェントが、要求に対してサービスを提供するよう開始されない、または、データベース・システムのシャットダウンあるいは強制コマンドの結果、終了されました。"
というExceptionが発生する場合があります。以下はWEA 5.0のInfoCenterからの引用です。
AIX で WEA 用に DB2 を構成するには、以下の手順に従い、EXTSHMを使用して共用メモリー・セグメントの数を増やす必要があります。 コマンドを入力する前に、WebSphere Portal データベースを含むユーザー・インスタンスに切り替える必要があります。
- WebSphere Portal データベースを含むユーザー・インスタンスに切り替えます。
user_name変数は、WEA データベースをインストールするために使用するユーザー名 (db2inst1 など) を表します。
su - user_name
- /home/user_name ディレクトリーに移動し、.profile ファイルを開きます。
- 次の記述を .profile に追加します。
export EXTSHM=ON
- 変更を保存します。
- 次のコマンドを実行します。
db2set DB2ENVLIST=EXTSHM
- DB2 を停止します。
db2stop
- DB2 を始動します。
db2start
注: WebSphere Application Serverを始動する前に DB2 プロファイルを実行する必要があります。
また、技術情報SQL1224N - Shared Memory Segmentsも参照してください。
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- WEA のコンソールに管理者としてログインする。
- 「マイ・ポータル」から「管理」を選択する。
- 「ポートレット」を選択し、「ポートレットの管理」を選択する。
- タイトルを変更したいポートレットをリストから選択する。
- 「パラメーターの変更」をクリックする。
- ロケールとタイトルを選択し、「選択されたロケールのタイトルの設定」をクリックする。
- タイトルを変更し、「OK」をクリックする。
- 「保管」をクリックする。
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- IBM
- WebSphere
- Everyplace
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