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管理およびプログラミングの手引き


エンコード宣言

エンコード宣言は、XML 文書のエンコードを宣言するもので、XML 宣言ステートメント上に置かれます。 DB2 および XML エクステンダーはエンコード宣言値を無視しますが、 この値はクライアントのコード・ページと整合していなければなりません。

エンコード宣言のデフォルト値は UTF-8 なので、 エンコード宣言がない場合、 文書は UTF-8 であることを意味します。

文書のエンコードを、クライアントのものと確実に整合させることが大切です。 宣言内に指定されているもの以外のエンコード宣言がエンティティーに入っていると、 パーサーなどの XML ツールはエラーを生成するからです。 XML 文書には、データベース・サーバーのエンコードが使われているものと XML エクステンダーではみなされ、 構文解析時に XML 文書で宣言されているエンコードが指定変更されます。

エンコード値を宣言するには、次のようにします。

XML 文書宣言内で、クライアントのコード・ページ名を付けてエンコード宣言を指定します。 たとえば次のようにします。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>


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