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管理およびプログラミングの手引き

XML 列を使用不可にする

XML 列用の DAD ファイルを更新する必要がある場合や、 XML 列または列を含む表を削除したい場合に、列を使用不可にします。 列が使用不可になったら、更新された DAD ファイルを含む列を再び使用可能にし、 列またはその他のタスクを削除することができます。 列を使用不可にするには、 XML エクステンダー管理ウィザードまたは DB2 コマンド・シェルを使用することができます。

XML エクステンダーが XML 列を使用可能にすると、XML エクステンダーは以下の操作を行います。

重要: 最初に列を使用不可にしないで XML 列を含む表を除去する場合、 XML エクステンダーは XML 列と関連したいかなるサイド表も除去できず、予期しない結果が生じることがあります。

作業を始める前に

使用不可にする XML 列が現行の DB2 データベース内に存在することを確認してください。

管理ウィザードの使用

XML 列を使用不可にするには、以下のステップに従います。

  1. 管理ウィザードをセットアップして開始します。 詳しくは 管理ウィザードの開始を参照してください。
  2. 「ランチパッド (LaunchPad)」ウィンドウから 「XML 列を処理する (Working with XML Columns)」をクリックし、 XML エクステンダーの列関連タスクを表示します。 「タスクの選択 (Select a Task)」ウィンドウが開きます。
  3. 「列を使用不可にする (Disable a Column)」をクリックしてから、 「次へ (Next)」をクリックし、 データベース内の既存の表列を使用不可にします。
  4. 「表名 (Table name)」フィールドから、 XML 列を含む表を選択します。
  5. 「列名 (Column name)」フィールドから、 使用不可にする列を選択します。
  6. 「終了 (Finish)」をクリックします。

DB2 コマンド・シェルから

XML 列を使用不可にするには、以下のコマンドを入力します。

構文:
dxxadm disable_column
>>-dxxadm---disable_column---dbName---tbName---colName---------><
 

パラメーター:

dbName
データベースの名前。

tbName
使用不可にする列を含む表の名前。

colName
使用不可にする XML 列の名前。

例: 以下の例では、 DB2 コマンド・シェルを使用して列を使用不可にします。 この DAD ファイルおよび XML 文書は、付録 B, サンプルに出ています。

dxxadm disable_column SALES_DB sales_tab order

この例では、列 ORDER が表 SALES_DB.SALES_TAB 内で使用不可になります。

列が使用不可になると、サイド表が除去されます。


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