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管理およびプログラミングの手引き


抽出関数

抽出関数は、XML 文書から要素内容または属性値を抽出して、 要求された SQL データ・タイプを戻します。 XML エクステンダーには、種々の SQL データ・タイプ用の抽出関数のセットが備わっています。 抽出関数には、2 つの入力パラメーターがあります。 1 番目のパラメーターは XML エクステンダー UDT で、それには XML UDT の 1 つを指定できます。 2 番目のパラメーターは、XML 要素または属性を指定するロケーション・パスです。 それぞれの抽出関数は、ロケーション・パスによって指定される値または内容を戻します。

要素または属性値には複数出現するものもあるので、 抽出関数はスカラー値または表値を戻します。その表値は、表関数と呼ばれます。

XML エクステンダーには、以下の抽出関数が備わっています。

以下の節に示す例では、各コマンドの先頭に "DB2" とタイプする必要のない、 DB2 コマンド・シェルを使用していると仮定します。


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