表の中に完全な XML 文書を保管するには、 XML ユーザー定義タイプ (UDT) の列を含むように表を作成または更新しなければなりません。 この表を XML 表といいます。 これは XML 文書を含んでいる表です。 この表は、更新された表または新規作成のどちらでもかまいません。 表に XML タイプの列が 1 つあれば、その列を XML 用に使用可能にすることができます。
既存の表に XML タイプの列を含むように変更するには、 管理ウィザードまたは DB2 コマンド・シェルを使用します。
SALES_DB
ORDER
XMLVARCHAR
CREATE TABLE または ALTER TABLE ステートメントの列文節で、 XML タイプの列を含む表を作成または変更します。
例: これは、sales というアプリケーションで、 アプリケーション表 SALES_TAB の ORDER という列の中に、 XML 形式の行項目 order を保管する場合です。 この表には、INVOICE_NUM および SALES_PERSON という列もあります。 注文数が多くないため、XMLVARCHAR タイプを使って保管するとします。 基本キーは INVOICE_NUM です。 以下の CREATE TABLE ステートメントによって、XML タイプの列を 1 つ含んだ表を作成します。
CREATE TABLE sales_tab( invoice_num char(6) NOT NULL PRIMARY KEY, sales_person varchar(20), order XMLVarchar);