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管理およびプログラミングの手引き

extractVarchar() および extractVarchars()

目的

要素内容または属性値を XML 文書から抽出して、データを VARCHAR タイプで戻します。

構文
スカラー関数
>>-extractVarchar----(--xmlobj--,--path--)---------------------><
 
表関数
>>-extractVarchars----(--xmlobj--,--path--)--------------------><
 

パラメーター

表 34. extractVarchar および extractVarchars 関数のパラメーター
パラメーター データ・タイプ 説明
xmlobj
XMLVARCHAR、
XMLFILE、または
XMLCLOB

列名。
path VARCHAR 要素または属性のロケーション・パス。

戻りタイプ

VARCHAR(4K)

戻り列名 (表関数)

returnedVarchar

SALES_TAB 表の列 ORDER に 1000 を超える XML 文書が保管されているデータベースで、 ExtendedPrice が 2500.00 を超える品目を注文したすべての顧客を検索したいと想定します。 以下の SQL ステートメントでは、抽出 UDF を SELECT 文節内で使用します。

SELECT extractVarchar(Order, '/Order/Customer/Name') from sales_order_view
   WHERE price > 2500.00

UDF extractVarchar() は列 ORDER を入力、 ロケーション・パス /Order/Customer/Name を選択識別子としています。 この UDF は顧客の名前を戻します。 WHERE 文節によって、抽出関数は ExtendedPrice が 2500.00 を超える注文だけを評価します。


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