フィーチャーを QBIC カタログに追加するには、QbAddFeature API または ADD QBIC FEATURE コマンドを使用します。
少なくとも 1 つのフィーチャーを QBIC カタログに追加しないと、画像をそこにカタログすることはできません。 また QBIC カタログが更新用にオープンされていないと、フィーチャーを追加することはできません。
フィーチャーをカタログに追加する際には、追加するフィーチャーの名前を指定します (フィーチャー名のリストを次の表 に示します)。
フィーチャー名 | 説明 |
---|---|
QbColorFeatureClass | 平均色 |
QbColorHistogramFeatureClass | ヒストグラム色 |
QbDrawFeatureClass | 位置色 |
QbTextureFeatureClass | テクスチャー |
画像を再カタログする必要があるかもしれません: ユーザーがフィーチャーを QBIC カタログに追加する際、イメージ・エクステンダーは、自動カタログがオンにセットされていても、すでにカタログされている画像に対して新しいフィーチャーに関するデータを自動的には保管しません。
API の使用: QbAddFeature API を使用する場合には、フィーチャー名の他に、QBIC カタログのハンドルを指定する必要があります。 フィーチャー名の長さに対し、定数 qbiMaxFeatureName が使用されていることに注意してください。 この定数は、QBIC のインクルード (ヘッダー) ファイル dmbqbapi.h に値 50 で定義されています。
次の例では、QbAddFeature API を使って、ヒストグラム色というフィーチャーを QBIC カタログに追加します。
char featureName[qbiMaxFeatureName]; QbCatalogHandle CatHdl; strcpy(featureName,"QbColorHistogramFeatureClass"); rc=QbAddFeature( CatHdl, /* catalog handle */ featureName); /* feature name */
コマンド行の使用: ADD QBIC FEATURE コマンドは、現在オープンされているカタログに対して作用します。 次の例では、このコマンドを使って、位置色というフィーチャーを現在オープンされているカタログに追加します。
ADD QBIC FEATURE QbDrawFeatureClass