DB2 エクステンダーは DB2MMDATAPATH 環境変数を使用して、区分データベース環境における各種操作のためのロケーションを解決します。 たとえば、DB2 イメージ・エクステンダーは DB2MMDATAPATH の値を使用して、区分データベース環境で QBIC データを保管します。
DB2MMDATAPATH を設定するのは、DB2 エクステンダー・インスタンスの作成時です。 これについて、 DMBICRTおよび次のインストール "readme" ファイルに説明があります。
DB2MMDATAPATH を使用する例として、QBIC フィーチャーおよび索引データを保管する場合があります。 UNIX では、DB2 イメージ・エクステンダーはこの QBIC データを次のディレクトリーに保管します。
db2mmdatapath /NODEnode_num/QBIC/database_name
db2mmdatapath は DB2MMDATAPATH 環境変数の値で、node_num はノード番号、database_name はデータベース名です。
次の AIX の例を考慮してください。 DB2MMDATAPATH が /localfs/dmbdata に設定されているとします。 また、sample というデータベースが、ノード 0、2、および 5 に区画化されているとします。 QBIC データは、次のディレクトリーにあるサンプル (sample) データベース用に保管されます。
ノード 0: /localfs/dmbdata/NODE0000/QBIC/sample
ノード 2: /localfs/dmbdata/NODE0002/QBIC/sample
ノード 5: /localfs/dmbdata/NODE0005/QBIC/sample