イメージ、オーディオ、およびビデオ・エクステンダー 管理およびプログラミングの手引き

フィーチャーを QBIC カタログに追加する場合

フィーチャーを QBIC カタログに追加するには、QbAddFeature API または ADD QBIC FEATURE コマンドを使用します。

少なくとも 1 つのフィーチャーを QBIC カタログに追加しないと、画像をそこにカタログすることはできません。 また QBIC カタログが更新用にオープンされていないと、フィーチャーを追加することはできません。

フィーチャーをカタログに追加する際には、追加するフィーチャーの名前を指定します (フィーチャー名のリストを次の表 に示します)。

表 7. QBIC のフィーチャー名
フィーチャー名 説明
QbColorFeatureClass 平均色
QbColorHistogramFeatureClass ヒストグラム色
QbDrawFeatureClass 位置色
QbTextureFeatureClass テクスチャー

画像を再カタログする必要があるかもしれません: ユーザーがフィーチャーを QBIC カタログに追加する際、イメージ・エクステンダーは、自動カタログがオンにセットされていても、すでにカタログされている画像に対して新しいフィーチャーに関するデータを自動的には保管しません。

API の使用: QbAddFeature API を使用する場合には、フィーチャー名の他に、QBIC カタログのハンドルを指定する必要があります。 フィーチャー名の長さに対し、定数 qbiMaxFeatureName が使用されていることに注意してください。 この定数は、QBIC のインクルード (ヘッダー) ファイル dmbqbapi.h に値 50 で定義されています。

次の例では、QbAddFeature API を使って、ヒストグラム色というフィーチャーを QBIC カタログに追加します。

char  featureName[qbiMaxFeatureName];
 
QbCatalogHandle   CatHdl;
 
strcpy(featureName,"QbColorHistogramFeatureClass");
 
rc=QbAddFeature(
                CatHdl,                              /* catalog handle */
                featureName);                        /* feature name */

コマンド行の使用: ADD QBIC FEATURE コマンドは、現在オープンされているカタログに対して作用します。 次の例では、このコマンドを使って、位置色というフィーチャーを現在オープンされているカタログに追加します。

ADD QBIC FEATURE QbDrawFeatureClass


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