イメージ、オーディオ、およびビデオ・エクステンダー 管理およびプログラミングの手引き

トリガー

トリガーは、表の変更によって活動化されるアクション群を定義するためのものです。 トリガーは、入力データの妥当性を検査したり、新たに挿入された行の値を自動的に生成したり、相互参照のために他の表を読み込んだり、監査の目的で他の表に書き込んだりするために使用することができます。 トリガーは、保全性を検査したり、業務上の規則を適用するためにしばしば使用されます。

トリガーを作成するには、SQL CREATE TRIGGER ステートメントを使用します。 次のステートメントでは、部品目録に関する業務処理を行うためのトリガーが作成されます。 このトリガーは、在庫数が在庫可能な最大数の 10 パーセントより少なくなると、部品を再注文します。

CREATE TRIGGER reorder
       AFTER UPDATE OF on_hand, max_stocked ON parts
       REFERENCING NEW AS n_row
       FOR EACH ROW MODE DB2SQL
 
       WHEN (n_row.on_hand < 0.10 * n_row.max_stocked)
       BEGIN ATOMIC
              VALUES(issue_ship_request(n_row.max_stocked -
                                   n_row.on_hand,
                                   n_row.partno));
       END

DB2 エクステンダーは管理サポート表を作成し、保守して、データベース内に保管されている画像、音声、ビデオのデータに関する情報を記録します。 (これらの表の詳細については、管理サポート表を参照してください。) 画像、音声、ビデオのデータがデータベースに挿入されたり、更新されたり、削除されたりすると、エクステンダーはトリガーを使ってこれらの表を更新します。


[ ページのトップ | 前ページ | 次ページ | 目次 | 索引 ]