エクステンダー・サービスを使用するアプリケーションを停止しても、サーバーは、明示的に停止されるか、サーバー・マシンがリサイクルされるまで、活動状態のままです。 すべてのエクステンダー・サービスを停止するには、サーバー・マシンからオペレーティング・システムのコマンド行に DMBSTOP コマンドを入力します。
クライアントからエクステンダー・サービスの停止と再始動を行うには、それぞれ、db2ext コマンド行から STOP SERVER と START SERVER コマンドを実行します。 これらのコマンドによって、現行データベースに対するエクステンダー・サービスの停止と開始が行われます。
EEE のみ: 区分データベース環境では、インスタンス用に定義されているすべてのデータベース区画サーバー、または単一のデータベース区画サーバーだけを開始するために、DMBSTART を使用することができます。 パラメーターを指定せずに DMBSTART を実行すると、すべてのデータベース区画サーバーが開始します。 1 つのデータベース区画サーバーだけを開始したい場合は、開始したいノードを次のようにコマンドに指定します。
dmbstart nodenum 2
すでに特定のノードでサーバーを開始している場合には、そのサーバーをデータベースに再接続しなければなりません。 次のようにエクステンダーの RECONNECT SERVER コマンドを使用します。
reconnect server at nodenum 2
EEE のみ: 区分データベース環境で DB2 エクステンダーを使用している場合、パラメーターを指定せずに DMBSTOP コマンドを実行すると、インスタンスに定義されているすべてのデータベース区画サーバーが停止します。 1 つのデータベース区画サーバーだけを停止したい場合は、まずデータベースからそのサーバーを切断します。 次のようにエクステンダーの DISCONNECT SERVER コマンドを使用します。
disconnect server at nodenum 2
次いで、停止したいノードを指定して DMBSTOP コマンドを実行することができます。 下の例は、ノード番号 2 でエクステンダー・サービスを停止する場合に、サーバーのコマンド行に入力するコマンドを示しています。
dmbstop nodenum 2
EEE のみ: データベースを保守モードで実行していない場合には、特定のノードで DMBSTOP を実行しないでください。 また、ノードをオフにしている間に、そのノードでエクステンダー活動が起動されることのないようにしてください。 さもないと、予期しない動作が引き起こされる結果になりかねません。