DBA は音声の列を従業員表に追加し、それをオーディオ・エクステンダーから使用できるようにします。
DBA が行うこと: DBA は db2ext コマンド行プロセッサーを使って、人事データベースがオーディオ・エクステンダーから使用できるようにします。
ENABLE DATABASE FOR DB2AUDIO
それから、DBA は次の SQL ステートメントを発行して、従業員表を変更します。 DBA は、DB2 コマンド行プロセッサーを使ってこの SQL ステートメントを発行します。
ALTER TABLE employee /*name of the table*/ ADD voice DB2AUDIO /*employee audio recording*/
DBA は、db2ext コマンド行プロセッサーを使って、従業員表と音声列がオーディオ・エクステンダーから使用できるようにします。
ENABLE TABLE employee FOR DB2AUDIO ENABLE COLUMN employee voice FOR DB2AUDIO
その結果: ENABLE DATABASE コマンドへの応答として、オーディオ・エクステンダーは次のことを行います。
UDF 名 | 説明 |
---|---|
AlignValue | 音声のサンプルごとのバイト数の値を入手する。 |
BitsPerSample | 音声を表すのに使用されるビット数を入手する。 |
BytesPerSec | 1 秒あたりの音声に対する平均バイト数を入手する。 |
Comment | ユーザーの注釈を入手または更新する。 |
Content | 音声の内容を入手または更新する。 |
DB2Audio | 音声の内容を保管する。 |
Duration | 音声の再生時間を入手する。 |
Filename | 音声が入っているファイルの名前を入手する。 |
FindInstrument | 特定の楽器が録音されている音声トラックの番号を入手する。 |
FindTrackName | 音声録音における指定のトラックのトラック番号を入手する。 |
Format | 音声形式を入手する。 |
GetInstruments | 音声に録音されている楽器の名前を入手する。 |
GetTrackNames | 音声のトラック名を入手する。 |
Importer | 音声をインポートした人のユーザー ID を入手する。 |
ImportTime | 音声がインポートされたときのタイム・スタンプを入手する。 |
NumAudioTracks | 音声の録音されているトラックの数を入手する。 |
NumChannels | 音声チャネルの数を入手する。 |
Replace | 音声録音の内容とユーザー注釈を更新する。 |
SamplingRate | 音声のサンプリング率を入手する。 |
Size | 音声のサイズをバイト単位で入手する。 |
TicksPerQNote | 音声の録音で使用された、四分音符あたりのクロック・ティックの数を入手する。 |
TicksPerSec | 音声の録音で使用された、秒あたりのクロック・ティックの数を入手する。 |
Updater | 音声を更新した人のユーザー ID を入手する。 |
UpdateTime | 音声が更新されたときのタイム・スタンプを入手する。 |
ENABLE TABLE コマンドへの応答として、オーディオ・エクステンダーは次のことを行います。
ENABLE COLUMN コマンドへの応答として、オーディオ・エクステンダーは次のことを行います。