それぞれの DB2 エクステンダー API 呼び出しは、コードを戻します。 戻りコード 0 は、API 呼び出しが正常に処理されたことを示します。 0 以外の戻りコードは、API 呼び出しが正常に処理されたものの警告条件が検出されたか、またはエラー状態が原因で正常に処理できなかったことを示します。
アプリケーション・プログラミング・インターフェースに、DB2 エクステンダー API の記号値のリストと、DB2 エクステンダー API が戻す可能性のあるそれぞれのコードの説明を記載します。
API が検出するエラーについては、追加情報を取り出すことができます。 この追加情報を取り出すには、DBxGetError API を使用します。 ここで、x はオーディオ・エクステンダーでは a、イメージ・エクステンダーでは i、そしてビデオ・エクステンダーでは v です。 DBxGetError API は、エラーを検出した最後の DB2 エクステンダー API の SQL エラー・コードと関連メッセージを戻します。 SQL エラー・コードの詳細については、 DB2 メッセージ解説書 を参照してください。 DBxGetError API が戻す可能性のあるそれぞれのメッセージの詳細については、メッセージ を参照してください。
たとえば、C アプリケーション・プログラムの次のステートメントによって、ある表がオーディオ・エクステンダーについて使用可能になり、続いてエラー検査が行われます。
rc=DBaEnableTable((char *)NULL, "employee"); rc=DBaGetError(&errCode, &errMsg);