イメージ、オーディオ、およびビデオ・エクステンダー 管理およびプログラミングの手引き

エクステンダー環境の設定

エクステンダー・サービスを開始するには、サーバーのオペレーティング・システムのコマンド行から DMBSTART コマンドを入力します。

dmbstart

DMBSTART コマンドは、エクステンダー・データを収容できるようになっているすべてのデータベースで、エクステンダー・サービスを開始します。 このコマンドは、DB2 が稼働していなければ、それも開始します。 このコマンドを実行するには、SYSADM、 SYSCTRL、SYSMAINT の権限のどれかが必要です。 AIX の場合は、エクステンダー・インスタンスの所有者としてログオンされていなければなりません。

この時点でご使用の C 言語のアプリケーションは、データベースとの接続を確立していれば、API を通してエクステンダー・サービスにアクセスすることができます。 同様に、db2ext コマンド行を使用する場合にも、使用するデータベースに接続しなければなりません。 db2ext コマンド行を使用する場合には、DB2 コマンド行によって使用するものとは別の接続が必要です。

クライアントで db2ext コマンド行プロセッサーをオープンし、DB2 エクステンダーの CONNECT コマンドを実行してください。 次の例では、このコマンドによって、PERSONNL データベースに接続します。 さらに、パスワード ANPASS を使って、修飾子が ANITAS の表をアクセスします。

connect to personnl user anitas using anpass

EEE のみ: 区分データベース環境で DB2 エクステンダーを使用している場合、DMBSTART コマンドはインスタンスに定義されているすべてのデータベース区画サーバーでエクステンダーを開始します。 エクステンダー・サービスを 1 つのデータベース区画サーバーだけで開始したい場合は、開始したいノードをコマンドに指定します。 下の例は、ノード番号 2 でエクステンダー・サービスを開始する場合を示しています。

dmbstart nodenum 2

EEE のみ: データベース区画サーバーを 1 つだけ開始する場合は、その前にそのノードで DB2 を開始しなければなりません。

これで、クライアント側の管理コマンドにあるその他の DB2 エクステンダー・コマンドを実行することができます。


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