イメージ、オーディオ、およびビデオ・エクステンダー 管理およびプログラミングの手引き

シーンの変化の検出と使用

一連のビデオ・エクステンダーのアプリケーション・プログラミング・インターフェースを使えば、ビデオ・クリップのショットやフレームを検出することができます。 ショットやフレームを検出したら、そのデータにアクセスすることができます。たとえば、そのショットの始めと終わりのフレーム番号や、フレームのピクセル内容です。 次にこの情報をプログラムに渡して、さらに処理を行うことができます。 たとえば、フレームの内容をプログラムに渡すことによって、それを表示することができます。

さらに、ビデオ・エクステンダーには、ショット・カタログにショット・データを保管するための API があります。 ショット・カタログはデータベース内にあっても、ファイルにあってもかまいません。 ファイル内のショット・カタログにアクセスすることも、データベース内のショット・カタログの読み取り専用視点にアクセスすることもできます。

ショット・カタログ・ファイルには以下のデータに関するフィールドが含まれます。

データベース内のショット・カタログの視点には、以下のデータの列が含まれています。

ショット・カタログがデータベースにある場合、ショット・カタログ・ファイルのデータにアクセスしたり、データを照会したりすることができます。 代表フレーム情報は、ストーリーボードを表示する場合に特に便利です。 さらに、ショット・カタログがデータベースにある場合には、ショット・データと他の表の関連データを結合することができます。 たとえば、ビデオ・スタジオのスタッフは、ショット・カタログをデータベース内に作成することができます。 そうすると、そのカタログ・データと、ビデオ・クリップとクリップに関する情報をもつ表とを結合します。 このようにすれば、1 つの照会によって、そのクリップに関するクリップ情報と業務情報を取り出せるだけでなく、そのクリップ内のショットを識別することもできます。


[ ページのトップ | 前ページ | 次ページ | 目次 | 索引 ]