イメージ、オーディオ、およびビデオ・エクステンダー 管理およびプログラミングの手引き

OS/2 サーバーおよびクライアントでの環境変数の設定

OS/2 の場合、環境変数はインストール時に CONFIG.SYS ファイルに追加され、自動設定されます。

OS/2 サーバーに DB2 エクステンダーをインストールする場合、サーバー環境変数は次のように設定されます。

SET DB2MMPATH=install-dir\SAMPLES;temp-file-dir
SET DB2MMSTORE=temp-file-dir
SET DB2MMEXPORT=temp-file-dir
SET DB2MMTEMP=temp-file-dir

install-dir はインストール・ディレクトリー、temp-file-dir は一時ファイル・ディレクトリーです。 省略時のインストール・ディレクトリーは C:\DMB、省略時の一時ファイル・ディレクトリーは C:\DMB\TMP です。 どちらのディレクトリーもインストール時に位置を変更できます。 一時ファイル・ディレクトリーの位置を正しく指定することが重要です。

サーバーの環境変数は、DB2 エクステンダー付属のサンプル・プログラムで使用するメディア・ファイルへのアクセスを可能にする値に初期設定されます。 (サンプル・プログラムとメディア・ファイルの詳細については、付録 B, サンプル・プログラムとメディア・ファイル を参照してください。)

OS/2 クライアントに DB2 エクステンダーをインストールする場合、クライアント環境変数は次のように設定されます。

SET DB2MMPATH=temp-file-dir
SET DB2MMTEMP=temp-file-dir

環境変数を再設定するには、SET コマンドを使用します。 PATH で終わる環境変数には、複数のディレクトリーを区切り文字で区切って指定することができます。 STORE、EXPORT、および TEMP で終わる環境変数に設定できるディレクトリーは、1 つだけです。

SET コマンドを使用して、適切な画像表示、オーディオ・プレーヤー、およびビデオ・プレーヤー・プログラムを、それぞれ DB2IMAGEBROWSER、DB2AUDIOPLAYER、および DB2VIDEOPLAYER に指定してください。

SET コマンドは次のように指定します。

SET env-var=directory

次はその例です。

SET DB2MMPATH=C:\DMB\SAMPLES;\D:\MEDIA
SET DB2IMAGEPATH=C:\EMPLOYEE\PICTURES;D:\IMAGES
SET DB2AUDIOSTORE=C:\EMPLOYEE\SOUNDS
SET DB2IMAGEBROWSER=ib.exe %s


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