ここでは、SQL ステートメントを使って、 データベースに接続したりデータを取り出したりする方法について説明します。
ここに示す例では、 入力するステートメントが示されています。 また多くの例については、そのステートメントをサンプル・データベースに対して発行した場合の結果も示します。 ステートメントはここでは大文字になっていますが、 実際に入力する場合は大文字小文字を混合させて入力できます (単一引用符 (') または二重引用符 ('') で囲まれている箇所を除く)。
DB2 ユニバーサル・データベースに含まれているサンプル・データベース (SAMPLE) は、 付録 A, サンプル・データベース表に載せられているいくつかの表で構成されています。 サンプル・データベースは、 "First Steps" インストール・ランチパッドを使用して作成します。 コマンド行からサンプル・データベースを作成することもできます。 SQL 解説書 を参照してください。
ほかにも DB2 ユニバーサル・データベースには、 データ・ウェアハウス・センターと OLAP スターター・キットの機能を 示すためのサンプル・データベースが含まれています。 このマニュアルの例では、 汎用サンプル・データベース (SAMPLE) だけを使っています。
データベースのセットアップ方法によっては、 使用する表名の前にスキーマ名とピリオドを付けて修飾する必要があるかもしれません。 このマニュアルの中では、 デフォルト・スキーマが USERID であるとしています。 その場合、表 ORG は、USERID.ORG として参照することになります。 そのような修飾が必要かどうかについては、 管理担当者にお問い合わせください。
この章の内容は、次のとおりです。