SQL 概説

式による値の計算

は、 ステートメントに含める計算または関数です。 次のステートメントでは、 部署 38 の従業員がそれぞれ $500 のボーナスを受け取った場合に、 その給与が合計でいくらになるかを計算しています。

  
     SELECT DEPT, NAME, SALARY + 500
        FROM STAFF
        WHERE DEPT = 38
        ORDER BY 3

結果は、次のとおりです。

     DEPT   NAME      3               
     ------ --------- ----------------
         38 Abrahams          12509.75
         38 Naughton          13454.75
         38 Quigley           17308.30
         38 Marenghi          18006.75
         38 O'Brien           18506.00

第 3 列の列名が番号になっていることに注意してください。 これは、SALARY+500 は列名を指定するものではないためシステムが生成した番号です。 後で ORDER BY 文節において、 第 3 列を参照するのにこの番号を使っています。 式に意味のある名前を付ける方法については、 式に名前を付けるを参照してください。

算術式は、加算 (+)、減算 (−)、乗算 (*)、 および除算 (/) の基本的な演算子を使って構成できます。

演算子の被演算数値としては、 さまざまなタイプのオペランドが可能です。たとえば、


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