関係データベース では、 データが表 の形で保管されます。 表は、行 と列 の集まりです。 表の例については、図 1 を参照してください。 その図では、列 (縦) と行 (横) が図示されています。 列や表を指定したり、 それらの間のさまざまな関係を指定したりすることによってデータを取り出したり更新したりするには、 構造化照会言語 (SQL) を使います。
SQL は、 関係データベースに含まれているデータを定義したり操作したりするために使う標準化された言語です。 SQL のステートメントは、 データベース・マネージャー によって実行されます。 データベース・マネージャーは、データを管理するためのコンピューター・プログラムです。
区分 関係データベースは、 データを複数の区分 (ノード ともいう) に分けて管理する関係データベースです。 それぞれの区分を物理的なコンピューターだと考えれば、 分かりやすいかもしれません。 このマニュアルでは、主として単一区分データベースを取り上げます。
サンプル・データベースにアクセスしたり、 このマニュアルに含まれている例を試したりするために、 コマンド行プロセッサー (CLP) やコマンド・センター (CC) のようなインターフェースによる対話式 SQL を使う方法もあります。