IBM DB2 クエリー・パトローラー 使用者の手引き

QueryMonitor の使用

この項では、QueryMonitor に関連した最も一般的な作業を完了する方法を説明します。 実行する作業を説明している項を参照してください。

ジョブ・リストの表示

QueryMonitor を開始すると、QueryMonitor の開始と停止に示されているように、 QueryMonitor のメイン・ウィンドウが開きます。 デフォルトでは、QueryMonitor のメイン・ウィンドウには、 ジョブは表示されていません。

それぞれのユーザー・アカウントで実行依頼したジョブのリストを表示するには、 「ジョブのリスト (List Jobs)」をクリックします。 「QueryMonitor」ウィンドウに、 QueryMonitor へログオンするときに使用したユーザー・アカウントで実行依頼したすべてのジョブがリストされます。 たとえば、次のようになります。




システムへユーザーとしてログオンしたときのジョブのリスト

管理者またはオペレーター権限を持つユーザーが「ジョブのリスト (List Jobs)」をクリックすると、 すべてのユーザーによって実行依頼されたジョブのリストが戻されます。 たとえば、次のようになります。
システムへ管理者としてログオンしたときのジョブのリスト

どのジョブを表示するかの指定

「以下のフィールドのフィルター (Filter on these fields)」ボックスのフィルター基準を使い、 QueryMonitor のメイン・ウィンドウに示されているジョブをフィルターすることができます。 たとえば、終了 (Done) 状況のジョブだけを表示したり、 特定のノードにあるジョブだけを表示したり、 両方の条件を組み合わせてジョブを表示したりすることができます。

管理者またはオペレーター権限を持つユーザーとして QueryMonitor へログオンしているのでない限り、 自分のユーザー・アカウントに一致するジョブ以外は、表示することができません。 これらの権限のいずれかを持つユーザーとしてログオンしているのであれば、 その他のフィルター基準としてユーザー名も指定できます。

QueryMonitor のメイン・ウィンドウに表示するジョブを指定するには、 フィルター基準を定義し、 「ジョブのリスト (List Jobs)」をクリックするか、 Enter キーを押す必要があります。 リストされているジョブは、 「以下のフィールドのフィルター (Filter on these fields)」ボックスで定義した基準に一致するジョブだけです。
注:「ジョブの状況 (Job Status)」フィールドを変更すると、 ジョブ・リストが自動的に更新されます。 「ジョブのリスト (List Jobs)」をクリックしたり、 Enter キーを押したりすることによって、 QueryMonitor のメイン・ウィンドウを更新する必要はありません。

以下の基準を任意に組み合わせて、 QueryMonitor のメイン・ウィンドウに表示されるジョブのリストをフィルターすることができます。

ユーザー名
QueryMonitor のメイン・ウィンドウにリストする照会を持つユーザーのユーザー名を入力します。 このフィールドのデフォルトは、 QueryMonitor へログオンするときに使用したユーザー・アカウントになります。 管理者またはオペレーター権限を持つユーザーとして QueryMonitor へログオンしていない場合、 このフィールドに値を指定することはできません。

ノード名 (Node Name)
リストする照会が実行依頼されたときの、 データベース区画サーバーのノード名を入力します。 DB2 エンタープライズ拡張エディションの環境では、 データベース区画サーバーのホスト名を入力します。 DB2 エンタープライズ・エディションの環境では、このフィールドは、 それぞれのワークステーションのホスト名でなければなりません

ジョブの状況 (Job Status)
「ジョブの状況 (Job Status)」ドロップダウン・ボックスをクリックし、 QueryMonitor のメイン・ウィンドウにリストするジョブの状況を選択します。 たとえば、「取り消し済み (Cancelled)」オプションを選ぶと、 取り消されたすべてのジョブをリストすることができます。

QueryMonitor のメイン・ウィンドウをリセットするには、 「フィルターのクリア (Clear Filter)」をクリックします。 このオプションを選ぶと、 「ユーザー名 (User Name)」および「ノード名 (Node Name)」フィールドがクリアされ、 「ジョブの状況 (Job Status)」「すべて (ALL)」に設定されます。

列の選択

「QueryMonitor」ウィンドウに示される列をカスタマイズして、 特定の情報を追跡することができます。 各ジョブを記述する特性のデフォルトのリストは、 QueryMonitor を開始するたびに表示されます。 選択するカスタマイズ列は、現行セッションの期間だけ追加されます。 QueryMonitor をクローズして再開すると、表示される列は、 デフォルトのリストに戻ります。

QueryMonitor に示される列をカスタマイズするには、 「列の選択 (Choose Columns)」をクリックします。 「表示する列の選択 (Select Columns for Display)」ウィンドウが開きます。




「表示する列の選択 (Select Columns for Display)」ウィンドウ

「選択可能な列 (Available Columns)」ボックスに示されている任意の列を、 QueryMonitor のメイン・ウィンドウに追加したり、そこから削除することができます。

列を追加する場合、以下のステップを実行します。

ステップ 1.

「選択可能な列 (Available Columns)」ボックスから、 追加する列を選択します。

ステップ 2.

「追加>> (Add>>)」をクリックします。 選択した列は、 「選択済みの列 (Selected Columns)」ボックスの下部に移動します。

ステップ 3.

「選択済みの列 (Selected Columns)」ボックスから追加したばかりの列を選択し、 「上へ (Up)」または「下へ (Down)」をクリックして、 列の順序を変更します。
注:QueryMonitor のメイン・ウィンドウで列をドラッグ・アンド・ドロップすれば、 表示されている列の順序をいつでも変更することができます。

ステップ 4.

「適用 (Apply)」をクリックします。 QueryMonitor のメイン・ウィンドウが更新されます。 これらの変更を有効にしないのであれば、 「取り消し (Cancel)」をクリックします。

列を削除する場合、以下のステップを実行します。

ステップ 1.

「選択済みの列 (Selected Columns)」ボックスから、 削除する列を選択します。

ステップ 2.

「削除 << (Remove <<)」をクリックします。 選択した列は、 「選択可能な列 (Available Columns)」ボックスの下部に移動します。

ステップ 3.

「適用 (Apply)」をクリックします。 QueryMonitor のメイン・ウィンドウが更新されます。 これらの変更を有効にしないのであれば、 「取り消し (Cancel)」をクリックします。

列ごとのジョブ・リストの並べ替え

列の見出しをクリックすることにより、 任意の列を昇順または降順で並べ替えることができます。 列の並びが変更されるのは、現行セッションの期間だけです。 QueryMonitor をクローズして再開すると、すべての列がデフォルトの順序に戻ります。

列の見出しを 1 回クリックすると、列の順序は降順に変更されます。 同じ列の見出しをもう 1 回クリックすると、列は昇順に並べ替わります。

列のサイズ変更

QueryMonitor のメイン・ウィンドウに示される任意の列のサイズを変更できます。 列の幅が変更されるのは、現行セッションの期間だけです。 QueryMonitor をクローズして再開すると、列の幅はデフォルトのサイズに戻ります。

列のサイズを変更する場合、以下のステップを実行します。

ステップ 1.

サイズを変更する列の右辺にマウス・ポインターを合わせます。 マウス・ポインターが 2 重矢印の形に変わります。 たとえば、次のようになります。
列の幅を変更するときの 2 重矢印マウス・ポインター

ステップ 2.

辺の上でマウス・ボタンをクリックして押さえたまま、列を変更します。 列のサイズを望む幅に変更したら、マウス・ボタンを離します。

QueryMonitor のメイン・ウィンドウの最新表示

DB2 クエリー・パトローラー・サーバーから最新の情報を取り出すには、 QueryMonitor のメイン・ウィンドウを最新表示する必要があります。 ただし、ジョブの状況のフィルター基準の変更や、 新しいジョブの実行依頼といった操作を実行すると、 このウィンドウが自動的に最新表示されます。

QueryMonitor のメイン・ウィンドウを手動で最新表示するには、 「ジョブのリスト (List Jobs)」をクリックします。

ジョブの詳細情報の表示

QueryMonitor のメイン・ウィンドウでジョブを選択し、 そのジョブの詳細情報を掘り下げて表示することができます。 ジョブに関して特定の詳細を表示するには、 以下のステップを実行します。

ステップ 1.

詳細を表示するジョブを選択します。 Ctrl キーを押し続けると、複数のジョブを選択できます。

ステップ 2.

「ジョブの操作 (Job Operations)」をクリックします。

ステップ 3.

ポップアップ・メニューから、 「ジョブの詳細 (Job Detail)」オプションを選択します。

「ジョブの詳細情報 (Detailed Information for Job)」ウィンドウが開きます。 たとえば、次のようになります。
「ジョブの詳細情報 (Detailed Information for Job)」ウィンドウ
複数のジョブを選択した場合、選択したジョブごとに、 「ジョブの詳細情報 (Detailed Information for Job)」ウィンドウが開きます。
注:ジョブをダブルクリックしても、 ジョブの詳細情報を表示することができます。

「ジョブの詳細情報 (Detailed Information for Job)」ウィンドウを最新の情報で更新するには、 アクション・メニュー・バーから、 「ファイル (File)」->「最新表示 (Refresh)」の順に選択します。

「ジョブの詳細情報 (Detailed Information for Job)」ウィンドウをクローズするには、 アクション・メニュー・バーから、 「ファイル (File)」->「クローズ (Close)」の順に選択します。

「ジョブの詳細情報 (Detailed Information for Job)」ウィンドウのタブ・セクションの上にあるフィールド

表 4 は、 「ジョブの詳細情報 (Detailed Information for Job)」ウィンドウの上部にある各フィールドの説明をまとめたものです。


表 4. 「ジョブの詳細情報 (Detailed Information for Job)」ウィンドウのタブの上にあるフィールド
フィールド 説明
ジョブ ID (Job ID) 実行依頼されたジョブの ID が示されます。
ユーザー名 (User Name) ジョブを実行依頼したユーザーのユーザー名が示されます。
ジョブの状況 (Job Status) ジョブの状況が示されます。
ジョブ・クラス (Job Class) ジョブの種別が示されます。 「データベース (Database)」ジョブと分類されるジョブもあれば、 OS (オペレーティング・システム) ジョブと分類されるものもあります。
結果の状況 (Result Status) ジョブの結果状況が示されます。 結果状況は、以下のように分類されます。
  • 打ち切りのため除去 (Purged due to abort)
  • 切り捨て (Truncated)
  • 存在しない (Not existing)
  • 存在する (Exists)
  • 削除 (Dropped)
取り消しの状況 (Cancel Status)

このジョブについて要求された取り消しの状況が示されます。 取り消し状況は、以下のように分類されます。

  • 取り消しなし (No Cancellation) - 取り消しは要求されていません。
  • 取り消し要求 (Cancellation Requested) - 取り消しが要求されましたが、 まだ受諾されていません。
  • 取り消し受諾 (Cancellation Accepted) - 取り消しが DB2 クエリー・パトローラー・サーバーによって受諾されました。

結果情報の表示

結果情報を表示するには、 「ジョブの詳細情報 (Detailed Information for Job)」ウィンドウの「結果情報 (Result Information)」タブを選択します。 「結果情報 (Result Information)」ページには、選択したジョブについての、 結果関連の情報が表示されます。 「結果情報 (Result Information)」ページが表示されます (下の図)。




「ジョブの詳細情報 (Detailed Information for Job)」ウィンドウで「結果情報 (Result Information)」ページを表示したところ

表 5 は、 「結果情報 (Result Information)」ページの各フィールドの説明をまとめたものです。


表 5. 「結果情報 (Result Information)」ページのフィールド
フィールド 説明
コマンド (Command) ジョブと関連したコマンドまたは照会が示されます。
エラーの説明 (Error Description) ジョブが「保留 (Held)」または「打ち切り (Aborted)」状態の場合、 このフィールドには、受け取ったエラーの説明が示されます。 ジョブが「待ち行列 (Queued)」状態の場合、 このフィールドには理由が示されます。
推定コスト (Estimated Cost) ジョブにかかったデータベース・コストの推定値が表示されます。
限界コスト (Threshold Cost) ユーザーのジョブにかかった限界コストが示されます。
結果行 (Result Rows) ジョブの結果セットの行数が示されます。
最大結果行 (Maximum Result Rows) このジョブに許可されている結果セットの最大行数に関するユーザーの限界値が示されます。
結果表名 (Result Table Name) 結果表の名前が示されます。
結果宛先 (Result Destination) 結果の代替宛先の名前が示されます (定義されている場合)。
結果表の所有者 (Result Table Owner) 結果表の所有者のユーザー名が示されます。
クエリーのソース (Query Source) ジョブを作成したアプリケーションが示されます。
データ・ソース (Data Source) クエリーの実行先のデータベースが示されます。

時刻情報の表示

時刻情報を表示するには、 「ジョブの詳細情報 (Detailed Information for Job)」ウィンドウの「時刻情報 (Time Information)」タブを選択します。 「時刻情報 (Time Information)」ページには、選択したジョブについての、 結果関連の情報が表示されます。 「時刻情報 (Time Information)」ページが表示されます (下の図)。
QueryMonitor のメイン・ウィンドウの「時刻情報 (Time Information)」ページ

表 6 は、 「時刻情報 (Time Information)」ページの各フィールドの説明をまとめたものです。


表 6. 「時刻情報 (Time Information)」ページのフィールド
フィールド 説明
作成日時 (Created) ジョブが作成された日時が示されます。
更新日時 (Updated) ジョブが更新されると、このフィールドには、 ジョブが更新された日時が示されます。
開始日時 (Started) ジョブが開始された場合に、その日時が示されます。
完了日時 (Completed) ジョブが完了した場合に、その日時が示されます。
通知日時 (Notified) 通知完了のユーザー通知が送信された場合に、その日時が示されます。
実行可能日時 (Start After) ここに示される日時以降に、 ジョブの実行スケジュールを設定できます。
経過時間 (Elapsed Time) ジョブの実行にかかった秒数が表示されます。
最大経過時間 (Maximum Elapsed Time) ジョブの実行時間として許容される最大秒数が示されます。
システム時間 (System Time) このジョブの実行に使われたシステムの CPU 時間が秒単位で示されます。
ユーザー時間 (User Time) このジョブの実行に使われたユーザーの CPU 時間が秒単位で示されます。

全般情報の表示

全般的な情報を表示するには、 「ジョブの詳細情報 (Detailed Information for Job)」ウィンドウの「全般 (General)」タブを選択します。 「全般 (General)」ページには、選択したジョブについての、 全般情報が表示されます。 「全般 (General)」ページが表示されます (下の図)。




QueryMonitor のメイン・ウィンドウの「全般 (General)」ページ

表 7 の表は、 「全般 (General)」ページの各フィールドの説明をまとめたものです。


表 7. 「全般 (General)」ページのフィールド
フィールド 説明
実行依頼元のノード (Submitting Node) ジョブが実行依頼されたデータベース区分サーバーのホスト名を示します。 区分データベース環境以外の環境では、これは常に、 クエリーが実行依頼されたワークステーションのホスト名になります。
実行依頼者 ID (Submitter ID) ジョブを実行依頼したユーザーのユーザー名が示されます。
説明 ID (Explain ID) Explain キャッシュにあるジョブの ID が示されます。
優先順位 (Priority) ジョブの優先順位レベルが表示されます。
待ち行列 ID (Queue ID) ジョブの待ち行列 ID が示されます。
直前ジョブ (Predecessor) このジョブの実行がスケジュールされる前に、 正常に完了しなければならないジョブが示されます。
ユーザー通知 (User Notified) ジョブ完了がユーザーに通知されたかどうかが示されます。
プロセス ID (Process ID) 実行コンポーネントのプロセス ID が示されます。
ノード ID (Node ID) ジョブが実行されたデータベース区分サーバーのホスト名を示します。 区分データベース環境以外の環境では、これは常に、 DB2 クエリー・パトローラー・サーバーのホスト名になります。
テキスト・ハッシュ (Text Hash) 特定の SQL ステートメントを検索するためにスキャンする行数を限定するためのハッシュ値が示されます。
セキュリティー・ハッシュ (Security Hash) ジョブ・データの修正を防ぐためのハッシュ値が示されます。
ジョブの再試行 (Job Retires) タイムアウトになる場合に、DB2 クエリー・パトローラーがジョブを再試行する回数。

新しいジョブの実行依頼

クエリーを実行依頼するときには、 アプリケーションを使用するのが普通です。 クエリーは、QueryEnabler によってトラップされ、 DB2 クエリー・パトローラー・サーバーへ渡されます。 DB2 クエリー・パトローラー・サーバーへ直接経路指定される簡単なクエリーは、 QueryMonitor を使用して実行依頼することができます。 この方法により、QueryEnabler がバイパスされるので、 クエリーの結果セットを表示せずに済みます。 ただし、結果セットは DB2 クエリー・パトローラー・サーバーのデータベース内で更新されます。

QueryMonitor から新しいジョブを実行依頼するには、以下のステップを実行します。

ステップ 1.

「ジョブの操作 (Job Operations)」をクリックします。

ステップ 2.

ポップアップ・メニューから、 「新しいジョブ (New Job)」を選択します。

「ジョブの操作 (Job Operations)」ウィンドウが開きます。


新しいクエリーを QueryMonitor へ入力できるようにする「ジョブの操作 (Job Operations)」ウィンドウ

ステップ 3.

「新規クエリーの入力 (Enter New Query)」ボックスをクリックし、 クエリーを入力します。 たとえば、次のようなクエリーを入力します。

   select * from paulz.department

ステップ 4.

「OK」をクリックします。 ジョブ・リストが自動的に最新表示され、新しいジョブが表示されます。

ジョブの再実行依頼

QueryMonitor を使用して、すでに完了したジョブを再実行依頼することができます。 ジョブを再実行依頼するには、以下のステップを実行します。

ステップ 1.

再実行依頼するジョブを選択します。 終了 (Done) という状況になっているジョブを選択する必要があります。 Ctrl キーを押し続けると、再実行依頼する複数のジョブを選択できます。

ステップ 2.

「ジョブの操作 (Job Operations)」をクリックします。

ステップ 3.

ポップアップ・メニューから、 「ジョブの再実行依頼 (Resubmit Job)」を選択します。 ポップアップ・ウィンドウが開き、 選択したジョブを再実行依頼することを確認してきます。

ステップ 4.

ジョブを再実行依頼するのであれば「はい (Yes)」をクリックし、 再実行依頼要求を取り消すのであれば、 「いいえ (No)」をクリックします。

ジョブの状況の変更

QueryMonitor を使用して、ジョブの状況を変更できます。 管理者またはオペレーター権限を持つユーザーとして QueryEnabler にログオンしていない場合、 ジョブを取り消すことだけが可能です。

ジョブの状況を変更するには、以下のステップを実行します。

ステップ 1.

変更するジョブを選択します。 選択したジョブの状況は、「評価中 (Estimating)」「保留 (Hold)」「待ち行列 (Queued)」「スケジュール設定 (Scheduled)」のいずれかでなければなりません。 Ctrl キーを押し続けると、複数のジョブの状況を選択できます。

ステップ 2.

「ジョブの操作 (Job Operations)」をクリックします。

ステップ 3.

ポップアップ・メニューから、 「状況の変更 (Modify Status)」を選択します。 「ジョブの操作 (Job Operation)」ウィンドウが開きます。 たとえば、次のようになります。




既存のジョブの状況を変更できるようにする「ジョブの操作 (Job Operations)」ウィンドウ

ステップ 4.

ドロップダウン・ボックスをクリックし、 「取り消し (Cancel)」「待ち行列 (Queue)」、 または「スケジュール設定 (Scheduled)」のいずれかを選択します。

ステップ 5.

ジョブの状況を変えるのであれば「はい (Yes)」をクリックします。 取り消すのであれば「いいえ (No)」をクリックします。 QueryMonitor のメイン・ウィンドウは、自動的に最新表示されます。

結果セットの削除

結果セットの表示が終わったら、 結果セットを削除して、データベース内のスペースを解放することができます。 結果セットを削除するには、以下のステップを実行します。

ステップ 1.

結果セットを削除するジョブを選択します。 終了 (Done) という状況になっているジョブを選択する必要があります。 Ctrl キーを押し続けると、複数のジョブの結果セットを削除できます。

ステップ 2.

「ジョブの操作 (Job Operations)」をクリックします。

ステップ 3.

ポップアップ・メニューから、 「結果セットの削除 (Drop Result Set)」を選択します。 ポップアップ・ウィンドウが開き、 削除すると選択した結果セットについて確認してきます。

ステップ 4.

選択した結果セットを削除するのであれば「はい (Yes)」をクリックし、 削除要求を取り消すのであれば、「いいえ (No)」をクリックします。


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