Visual Warehouse 製品により提供される機能は、 DB2 ユニバーサル・データベースに統合されます。この機能は、データウェアハウスセンターを介して DB2 ユニバーサル・データベースでアクセスできます。
DB2 ユニバーサル・データベースを Windows にインストールすると、システムにある旧バージョンの Visual Warehouse 構成要素はすべてアンインストールされます。インストール後も継続して作業環境を確実なものとするには、ご使用の環境で相互処理するウェアハウス構成要素すべてが、バージョン 7 のレベルになければなりません。これには、以下のものを含みます。
Visual Warehouse を部分的に移行することは許可されていません。
注: | 移行プロセス中に、 Visual Warehouse でカスタマイズした設定はすべて失われます。たとえば、AIX または Solaris 実行環境ウェアハウス・エージェントの IWH.environment ファイルをカスタマイズした可能性があります。インストール・プロセスを開始する前に、カスタマイズした Visual Warehouse 設定のバックアップ・コピーをとってください。 |
インストール・プロセスでは、 Visual Warehouse サーバーおよびアクティブはウェアハウス・コントロール・データベース (一番最後に使用されたデータベース) が一緒に移行されます。 DB2 ユニバーサル・データベースをインストールした後は、データウェアハウスセンターで使用し続けたいその他のウェアハウス・コントロール・データベースについては、手動で移行しなければなりません。
以下については、データウェアハウスセンター 管理の手引き を参照してください。
ウェアハウス・サーバーがインストールされると、デフォルトのウェアハウス・エージェントもインストールされます。ただし、インストールが完了した後でも使用し続けたいリモート・ウェアハウス・エージェントは移行しなければなりません。ウェアハウス・エージェントは、DB2 ウェアハウス・マネージャー製品から使用できます。
ウェアハウス・エージェントを移行するには、以下のことを実行します。
Visual Warehouse エージェントの削除およびインストールについての詳細は、 DB2 データ・ウェアハウス・マネージャー インストールの手引き を参照してください。
ウェアハウス・トランスフォーマーは、DB2 ウェアハウス・マネージャー製品から使用できます。ウェアハウス・エージェント・システムにウェアハウス・トランスフォーマーをインストールした後、ウェアハウス・トランスフォーマーが新しいウェアハウス・ターゲットでも使用できるようにこれを使用可能にしなければなりません。これは、データウェアハウスセンターを使用して実行できます。
ウェアハウス・トランスフォーマーを使用可能にすることについての詳細は、 DB2 ウェアハウス・マネージャー インストールの手引き を参照してください。
注: | DataGuide は、DB2 ユニバーサル・データベース バージョン 7 では、情報カタログ・マネージャーとして知られています。これは、DB2 ウェアハウス・マネージャー製品で使用できます。 |
DB2 ユニバーサル・データベース バージョン 7 をインストールすると、システムにある DataGuide 構成要素はすべてアンインストールされます。 DB2 ウェアハウス・マネージャーの構成要素の 1 つとして情報カタログ・マネージャーをインストールすると、新しい情報カタログ・マネージャーがインストールされて、 DataGuide 情報カタログ・データベースをアップグレードできます。 DataGuide 情報カタログ・データベースの詳細については、 情報カタログ・マネージャー 管理の手引き を参照してください。
注: | このときに情報カタログ・マネージャーをアップグレードしないと、インストール後にデータウェアハウスセンターで DataGuide を使用することはできなくなります。 DataGuide 情報カタログ・データベースが DB2 データ・ウェアハウス・マネージャーのインストールで更新されていない場合、他のシステムにある DataGuide 構成要素は引き続き DataGuide 情報カタログ・データベースを処理します。 |