概説およびインストール、EEE (Windows** 版)

ワークステーション名 (nname) の規則

ワークステーション 名は、ローカル・ワークステーションに常駐するデータベース・サーバーまたはクライアントの、NetBIOS 名を指定します。この名前は、データベース・マネージャー構成ファイルに保管されます。ワークステーション名は ワークステーション nname ともいいます。ワークステーションに名前を付ける際には、 汎用命名規則を参照してください。

加えて、指定する名前には、以下の条件があります。

区分データベース・システムでは、区分データベース・システム全体を表す、ワークステーション nname が 1 つだけありますが、各ノードにはそれぞれ派生した固有な NetBIOS nname があります。

区分データベース・システムを表すワークステーション nname は、インスタンスが所有するデータベース区画サーバーのデータベース・マネージャー構成ファイルに保管されます。

各ノードの固有の nname は、ワークステーション nname およびノード番号から導出されます。

インスタンスを所有していないノードについては、 NetBIOS nname は次のように導出されます。

  1. インスタンスが所有するマシンのワークステーション nname の先頭文字が、ノードの NetBIOS nname の先頭文字として使用されます。
  2. 次の 1〜3 文字はノード番号を表します。範囲は 1〜999 です。
  3. 残りの文字は、インスタンスが所有するマシンのワークステーション nname から取られます。残りの文字の数は、インスタンスが所有するマシンのワークステーション nname の長さによって異なります。この番号の範囲は、0〜4 です。

たとえば、次のようにします。


インスタンスが所有するマシンの ワークステーション nname ノード番号 導出されるノード NetBIOS nname
GEORGE 3 G3ORGE
A 7 A7
B2 94 B942
N0076543 21 N216543
GEORGE5 1 G1RGE5


note

省略時のワークステーション nname をインストール中に変更した場合、ワークステーション nname の最後の 4 文字は、 NetBIOS nname の対立の原因が生じる可能性を最小限にするため、 NetBIOS ネットワーク全体で固有のものでなければなりません。


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