インストールを開始する前に、次に示す各項目と情報を確認してください。
![]() | 一貫しているとみなすためには、区分データベース・システムに参加しているすべてのマシンの GMT (グリニッジ標準時) 時刻の差が 1 時間以内でなければなりません。 max_time_diff 構成パラメーターを使えば、この制限を変更することが可能です。詳細については、管理の手引き を参照してください。 |
すでに使用されている TCP/IP ポートを調べるには、 x:\winnt\system32\drivers\etc ディレクトリー (x: は Windows をインストールしたドライブ) に入っている services ファイルをオープンしてください。
このポート範囲をここに記入しておきます: ______ 〜 ______.
![]() | 区分データベース・システムに参加するいずれかのマシンで複数論理ノード (MLN) を実行する計画がある場合は、一番多くの MLN を実行するマシンの MLN の数と同じ数のポートを含んだポート範囲を指定する必要があります。
たとえば、データベース区画サーバーで 6 つのデータベース・マネージャーを実行する場合 (1 つのデータベース区画サーバーをインストールしてから 5 つの論理ノードを追加した場合) は、インストール時にポート範囲として 6 つの連続したポートを指定しなければなりません。詳細については、管理の手引き を参照してください。 |
マシン上ですでに使用されている TCP/IP ポートを調べるには、 x:\winnt\system32\drivers\etc ディレクトリー (x: は Windows をインストールしたドライブ) に入っている services ファイルをオープンしてください。
このポートをここに記入しておきます: ______.
ステップ 1) | この区分データベース・システムに参加するマシンで、次のコマンドを入力します。 hostname このコマンドによって、このマシンのホスト名 が返されます。 |
ステップ 2) | この区分データベース・システムに参加する別のマシンで、次のコマンドを入力します。 ping hostname 次のような出力を受け取ります。 Pinging myserver.com [9.21.27.230] with 32 bytes of data: Reply from 9.21.27.230: bytes=32 time<10ms TTL=128 Reply from 9.21.27.230: bytes=32 time<10ms TTL=128 この出力が表示されれば、両方のマシンが相互に通信できていることになります。
|
![]() | 複数のネットワーク・アダプターを使用する予定であれば、 db2nchg コマンドを使って db2nodes.cfg ファイルの netname フィールドに TCP/IP アドレスを指定しなければなりません。詳細については、管理の手引き、または データベース区画サーバー構成の変更を参照してください。 |
このユーザー・アカウントには、「オペレーティング・システムの一部として機能する」 拡張ユーザー権利も設定する必要があります。拡張ユーザー権利の付与について詳しくは、 Windows 上での高度なユーザー権利の付与を参照してください。
デフォルトでは、db2admin というユーザー名と、ユーザー指定のパスワードとを持つユーザー・アカウントをセットアップ・プログラムが作成します。このデフォルトのユーザー・アカウントをそのまま使うことも、そのデフォルトの値を変更して独自のユーザー・アカウントにすることも、さらには独自のユーザー・アカウントを最初から作成することもできます。このアカウントがすでにシステム上に存在している場合は、そのユーザー・アカウントに以前に設定したパスワードを使用しなければなりません。独自のユーザー・アカウントを最初から作成する場合は、その名前が DB2 の命名規則に従っていることを必ず確認してください。詳しくは、付録 C, 命名規則を参照してください。
デフォルトでは、アカウントが定義されたローカル・マシン上にある、 ローカル管理者 グループに属するローカル・ユーザー・アカウントには、そのインスタンスに対する SYSADM 権限があります。詳細については、システム管理グループの処理を参照してください。有効な DB2 ユーザー名の詳細については、付録 C, 命名規則を参照してください。
ディレクトリー・スキーマを拡張するには、インストール CD から db2schex.exe プログラムをスキーマ管理権限で実行します。以下の方法を使えば、いったんログオフしてからログオンしなくても、このプログラムをスキーマ管理権限で実行できます。
runas /user:MyDomain\Administrator x:\db2\common\db2schex.exe
x: は CD-ROM ドライブ名です。 db2schex.exe の完了後はそのままインストールを続行できます。