ビジネス・インテリジェンス チュートリアル

レッスン 13. ユーザーに対するウェアハウス・データベースの使用許可

このレッスンでは、ユーザーにウェアハウス・データベースの使用を許可する特権を定義します。ウェアハウス・データベースのセキュリティーは、DB2 ユニバーサル・データベース内で管理されます。そのセキュリティーは、データウェアハウスセンターのセキュリティーから独立しています。

DB2 ユニバーサル・データベース内でのアクセスは、データベース・マネージャー内の管理権限とユーザー特権によって管理されます。権限は、通常、データベース・レベルで授与され、特権は、通常、データベース内のオブジェクト (たとえば、表) に対して授与されます。

特権は、SYSADM または DBADM 権限を持つユーザーによって、あるいはオブジェクトの作成者によって制御されます。あなたは TUTWHS データベースの作成者であるため、それに対する特権をユーザーに授与することができます。


特権の授与

TUTWHS データベースに対する特権を授与するには、以下の手順に従ってください。

  1. DB2 コントロール・センターから、 「表 (Tables)」フォルダーが表示されるまで、 TUTWHS データベース内のオブジェクトを展開します。
  2. 「表 (Tables)」フォルダーをクリックします。右側のパネルに、データベースのすべての表が表示されます。
  3. LOOKUP_MARKET 表を右クリックし、 「特権 (Privileges)」をクリックします。

    「表の特権 (Table Privileges)」ウィンドウがオープンします。

  4. 「ユーザーの追加 (Add User)」をクリックします。

    「ユーザーの追加 (Add User)」ウィンドウがオープンします。

  5. ユーザーを選択するか、または名前を入力します。 「適用 (Apply)」をクリックします。そのユーザーが「ユーザー (User)」ページに追加されます。
  6. 「了解 (OK)」をクリックして、「表の特権 (Table Privileges)」ウィンドウに戻ります。
  7. 1 人または複数のユーザーを選択します。選択したユーザーにすべての特権を授与するには、 「すべて授与 (Grant All)」をクリックします。個別に特権を授与するには、「特権 (Privileges)」リスト・ボックスを使用します。
  8. 「適用 (Apply)」をクリックして、要求を処理します。

このレッスンで行ったこと

このレッスンでは、ユーザーに LOOKUP_MARKET 表の使用を許可しました。次のレッスンでは、このレッスンで許可を受けたユーザーが必要なデータをより簡単に見付けることができるように、データウェアハウスセンターで定義したメタデータをカタログ化します。


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