ビジネス・インテリジェンス チュートリアル

レッスン 21. 次元表の結合および編集

スタースキーマは、ファクト表と、モデル内の他の次元との間の関連を表現します。このレッスンでは、次元表とファクト表との結合によりスタースキーマの構造が定義される方法を説明します。さらに、次元表の列がモデル内の次元のメンバーとして表示されないように、列を隠す方法を学習します。

「Fact Table Joins」ページの左側には、モデル内のすべての次元がリストされます。右側には、次元表とファクト表の間で結合されている列が表示されます (結合が存在する場合)。 「Dimension List」フィールドでは、次元の横の X は、次元がファクト表と結合されていることを意味します。すべての次元がファクト表に結合されていることを確認してください。

  1. この練習では、どの列でファクト表が Time 次元に結合されるかを示します。 「Dimension List」フィールドで、 「Time」 次元を選択します。
    「Fact Table Joins」ページ

    TIME_ID 列で、ファクト表が Time 次元に結合されていることを確認してください。

  2. 「Next」をクリックすると、「Dimensional Table Joins」ページが表示されます。このページを使用すると、「Select Relational Tables」ページで追加した基本次元表と追加の次元表の間の結合を作成することができます。このチュートリアルでは、追加のリレーショナル表を選択しなかったため、何もリストされていません。
  3. 「Next」をクリックすると、「Edit Tables」ページが表示されます。


次元表の編集

この練習では、Product 次元にある列を隠して、モデルに表示されないようにします。

  1. 「Dimension List」フィールドで、 「Product」 次元を選択します。
  2. 「Column Detail」フィールドで、 CAFFEINATED を探します。 CAFFEINATED の横の 「Hidden」見出しの下にあるチェック・ボックスをクリックします。ウィンドウは次のようになります。
    「Edit Tables」ページ

    また、ソース・データ内の列名を変更することなく、より記述的な名前を列に付けることもできます。このような名前は、Essbase 生成名 と呼ばれ、最終的な OLAP アプリケーション内で列を識別します。 Essbase 生成名を割り当てない場合、デフォルトで列名がそのまま使用されます。このときは、生成名を割り当てないでください。

  3. 「Next」をクリックすると、「Define Hierarchies」ページが表示されます。

このレッスンで行ったこと

このレッスンでは、次元表とファクト表との結合によりスタースキーマの構造が定義される方法を学習しました。さらに、次元表の列がモデル内の次元のメンバーとして表示されないように、列を隠す方法を学習しました。


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