このレッスンでは、ユーザーにウェアハウス・データベースの使用を許可する特権を定義します。ウェアハウス・データベースのセキュリティーは、DB2 ユニバーサル・データベース内で管理されます。そのセキュリティーは、データウェアハウスセンターのセキュリティーから独立しています。
DB2 ユニバーサル・データベース内でのアクセスは、データベース・マネージャー内の管理権限とユーザー特権によって管理されます。権限は、通常、データベース・レベルで授与され、特権は、通常、データベース内のオブジェクト (たとえば、表) に対して授与されます。
特権は、SYSADM または DBADM 権限を持つユーザーによって、あるいはオブジェクトの作成者によって制御されます。あなたは TUTWHS データベースの作成者であるため、それに対する特権をユーザーに授与することができます。
TUTWHS データベースに対する特権を授与するには、以下の手順に従ってください。
「表の特権 (Table Privileges)」ウィンドウがオープンします。
「ユーザーの追加 (Add User)」ウィンドウがオープンします。
このレッスンでは、ユーザーに LOOKUP_MARKET 表の使用を許可しました。次のレッスンでは、このレッスンで許可を受けたユーザーが必要なデータをより簡単に見付けることができるように、データウェアハウスセンターで定義したメタデータをカタログ化します。