このレッスンでは、サンプル内の使用可能なソース・データをブラウズします。これにより、このデータをウェアハウス用のスタースキーマに変換する方法を調べます。
ソース・データは、分析に適した形で構造化されているとは限らず、より便利になるように変換することが必要な場合があります。使用するソース・データは、 DB2 ユニバーサル・データベース表とテキスト・ファイルから構成されています。その他の一般的なソース・データのタイプとして、非 DB2 リレーショナル表、MVS(TM) データ・セット、および Microsoft Excel スプレッドシートなどがあります。データをブラウズする際には、データの間の関連を探し、どの情報がユーザーにとって最も重要になる可能性があるかを検討してください。
通常、ウェアハウスの設計時には、ウェアハウスへの入力として使用する運用データと、ウェアハウス・データの要件に関する情報を収集します。運用データに関する情報は、運用データの管理に責任があるデータベース管理者から入手することができます。ウェアハウスの要件に関する情報は、ウェアハウス内のデータに基づいて業務上の判断を行うビジネス・ユーザーから入手することができます。
この練習では、DB2 コントロール・センターを使用して、表の最初の 200 行を表示します。
表を表示するには、以下の手順に従ってください。
表の 200 行目までが表示されます。列名はウィンドウの最上部に表示されます。すべての列を見るために右にスクロールしたり、すべての行を見るために下にスクロールしたりすることが必要な場合があります。
この練習では、Microsoft メモ帳を使用して、demographies.txt ファイルを表示します。
ファイルを表示するには、以下の手順に従ってください。
ファイルがコンマ区切りであることに注目してください。後続のレッスンで、この情報を提供することが必要になります。
このレッスンでは、データウェアハウジング・サンプルで提供される GEOGRAPHIES ソース表と demographics.txt ファイルを表示しました。次のレッスンでは、データウェアハウスセンターをオープンし、ウェアハウスの定義を開始します。