ビジネス・インテリジェンス チュートリアル

レッスン 3. ソース・データのブラウズ

このレッスンでは、サンプル内の使用可能なソース・データをブラウズします。これにより、このデータをウェアハウス用のスタースキーマに変換する方法を調べます。

ソース・データは、分析に適した形で構造化されているとは限らず、より便利になるように変換することが必要な場合があります。使用するソース・データは、 DB2 ユニバーサル・データベース表とテキスト・ファイルから構成されています。その他の一般的なソース・データのタイプとして、非 DB2 リレーショナル表、MVS(TM) データ・セット、および Microsoft Excel スプレッドシートなどがあります。データをブラウズする際には、データの間の関連を探し、どの情報がユーザーにとって最も重要になる可能性があるかを検討してください。

通常、ウェアハウスの設計時には、ウェアハウスへの入力として使用する運用データと、ウェアハウス・データの要件に関する情報を収集します。運用データに関する情報は、運用データの管理に責任があるデータベース管理者から入手することができます。ウェアハウスの要件に関する情報は、ウェアハウス内のデータに基づいて業務上の判断を行うビジネス・ユーザーから入手することができます。


表データの表示

この練習では、DB2 コントロール・センターを使用して、表の最初の 200 行を表示します。

表を表示するには、以下の手順に従ってください。

  1. 「表 (Tables)」フォルダーが表示されるまで、 DWCTBC データベース内のオブジェクトを展開します。
  2. フォルダーをクリックします。右側のパネルに、データベースのすべての表が表示されます。
  3. GEOGRAPHIES 表を見付けます。それを右クリックし、「サンプル内容 (Sample Contents)」をクリックします。


    Figure db2tu033 not displayed.

    表の 200 行目までが表示されます。列名はウィンドウの最上部に表示されます。すべての列を見るために右にスクロールしたり、すべての行を見るために下にスクロールしたりすることが必要な場合があります。

  4. 「クローズ (Close)」をクリックします。

ファイル・データの表示

この練習では、Microsoft メモ帳を使用して、demographies.txt ファイルを表示します。

ファイルを表示するには、以下の手順に従ってください。

  1. 「スタート」->「プログラム」->「アクセサリ」->「メモ帳」をクリックして、Microsoft(R) メモ帳を開きます。
  2. 「ファイル」->「開く」をクリックします。
  3. 「開く」ウィンドウを使用して、ファイルを見つけます。たとえば、ファイルは、 X:\sqllib\samples\db2sampl\dwc\demographics.txt に存在する可能性があります。ここで、X は、サンプルをインストールしたドライブです。
  4. demographies.txt ファイルを選択し、 「開く」をクリックして、その内容を表示します。


    Figure db2tu034 not displayed.

    ファイルがコンマ区切りであることに注目してください。後続のレッスンで、この情報を提供することが必要になります。

  5. ウィンドウをクローズします。

このレッスンで行ったこと

このレッスンでは、データウェアハウジング・サンプルで提供される GEOGRAPHIES ソース表と demographics.txt ファイルを表示しました。次のレッスンでは、データウェアハウスセンターをオープンし、ウェアハウスの定義を開始します。


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