ビジネス・インテリジェンス チュートリアル

レッスン 19. OLAP モデルの開始

このレッスンでは、DB2 OLAP Integration Server デスクトップを開始し、 OLAP カタログ になる DB2 データベースにログオンします。カタログには、モデルとメタアウトラインを定義するメタデータが入ります。また、OLAP Model Assistant も開始します。


OLAP Integration Server デスクトップの開始

DB2 OLAP Integration Server デスクトップ・インターフェースを開始します。 「スタート」-->「プログラム」-->「IBM DB2」-->「DB2 OLAP」--> 「Desktop」をクリックします。「Login」ウィンドウが表示されます。
OLAP の「Login」ウィンドウ


OLAP カタログへの接続

「Login」パネルで、OLAP カタログが入る DB2 データベースにログインします。

  1. 以下の値を入力します。

    Server
    DB2 OLAP スターター・キット・サーバーがインストールされているサーバー・マシンの名前。この情報を入手するには、データベース管理者に連絡してください。

    Catalog
    OLAP モデルのメタデータを保管する DB2 データベースの名前。このチュートリアルでは、 TBC_MD と呼ばれる DB2 ユニバーサル・データベースに付属するサンプル・カタログを使用します。

    User Name
    DB2 UDB にアクセスするのに使用するユーザー ID。このチュートリアルの例では、ユーザー ID は tbc です。

    Password
    「User Name」で入力したユーザー ID のパスワード。
  2. 「Set Login Defaults」をクリックすると、ここで入力したサーバー、カタログ、およびユーザー ID を将来の使用に向けてデフォルトとして保管することができます。セキュリティー上の理由から、パスワードは保管されません。このレッスンでは、デフォルトを保管しないでください。
  3. 「OK」をクリックします。 DB2 OLAP Integration Server デスクトップの「Welcome」ウィンドウが表示されます。


    OLAP の「Welcome」ウィンドウ


Model Assistant の開始

OLAP モデルを作成するための最初のステップは、フル機能を提供する OLAP Model インターフェースと、よりシンプルな、ガイド方式のアプローチを提供する Model Assistant のどちらを使用するかを決定することです。このレッスンでは、OLAP Model Assistant を使用します。

  1. 「Model Assistant」アイコンをクリックします。
  2. TBC データベース (ソース・データを含む) にログオンするためのプロンプトが出されます。「Data Source」ウィンドウが表示されます。



    「Data Source」画面

    以下の値を入力します。

    Data Source
    ビジネス・データが保管されている DB2 データベースの名前。このチュートリアルでは、 TBC と呼ばれる、DB2 ユニバーサル・データベースに付属するサンプル・データベースの 1 つを使用します。

    User Name
    DB2 UDB にアクセスするのに使用するユーザー ID。このチュートリアルの例では、ユーザー ID は tbc です。

    Password
    「User Name」で入力したユーザー ID のパスワード。
    「OK」をクリックすると、 Model Assistant の「Select Fact Table」ページが表示されます。

このレッスンで行ったこと

このレッスンでは、Integration Server デスクトップ・インターフェースを開始し、 OLAP カタログにあるメタデータに接続しました。また、OLAP Model Assistant も開始し、データ・ソースを保持する DB2 データベースに接続しました。


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