このストアード・プロシージャーは、地理情報操作で使用可能になったデータベースに SDE 転送ファイルをインポートするために使用します。このストアード・プロシージャーは、次の 2 つの方法のいずれかで操作できます。
SDE 転送ファイルで指定された地理情報参照システムは、地理情報エクステンダーに登録された地理情報参照システムと比較されます。指定されたシステムが登録済みシステムと一致する場合、転送データ内の負の数および小数の値はロード時に、登録済みシステムで規定された方法で変更されます。指定されたシステムが登録済みシステムのいずれとも一致しない場合、地理情報エクステンダーは新規地理情報参照システムを作成して変更を規定します。
既存表にデータをインポートする場合、このストアード・プロシージャーを呼び出す場合に使用するユーザー ID は、以下のいずれかの権限または特権を持っている必要があります。
データをインポートしたい表を作成しなければならない場合、このストアード・プロシージャーを呼び出す場合に使用するユーザー ID は、以下のいずれかの権限または特権を持っている必要があります。
入力パラメーター
表 20. db2gse.gse_import_sde ストアード・プロシージャーの入力パラメーター。
名前 | データ・タイプ | 説明 |
---|---|---|
layerSchema | VARCHAR(30) | layerTable パラメーターで指定された表または視点が属するスキーマの名前。
このパラメーターはヌル可能です。
これは 30 文字以下でなければなりません。
注釈: layerSchema パラメーターの値を指定しない場合、 db2gse.gse_import_sde ストアード・プロシージャーを呼び出すために使用するユーザー ID がデフォルト設定されます。 |
layerTable | VARCHAR(128) | SDE 転送データのロード先となる表の名前。
このパラメーターはヌルにはできません。 |
layerColumn | VARCHAR(30) | SDE 転送ファイルの地理情報データのロード先となるレイヤーとして登録されている列の名前。
このパラメーターはヌルにはできません。
これは 30 文字以下でなければなりません。 |
fileName | VARCHAR(128) | インポートされる SDE 転送ファイルの名前。
このパラメーターはヌルにはできません。 |
commitScope | INTEGER | チェックポイント当たりのレコード数。
このパラメーターはヌル可能です。 |
出力パラメーター
表 21. db2gse.gse_import_sde ストアード・プロシージャーの出力パラメーター。
名前 | データ・タイプ | 説明 |
---|---|---|
msgCode | INTEGER | このストアード・プロシージャーの呼び出し元が戻せるメッセージに関連したコード。 |
msgText | VARCHAR(1024) | 完全なエラー・メッセージ (地理情報エクステンダー・サーバーで構成される)。 |