このストアード・プロシージャーは、特定の座標系の負の数および小数を正の整数に変換し、地理情報エクステンダーで格納できるようにする方法を指定する場合に使用します。ここで指定した内容を集合的に地理情報参照システム といいます。このストアード・プロシージャーが処理されるとき、地理情報参照システムについての情報は DB2GSE.SPATIAL_REF_SYS カタログ視点に追加されます。この視点についての詳細は、DB2GSE.SPATIAL_REF_SYSを参照してください。
このストアード・プロシージャーを呼び出す場合のコードの例については、サンプル・プログラムの C 関数 gseEnableSref を参照してください。このプログラムについての詳細は、地理情報エクステンダー用のアプリケーションの作成を参照してください。
許可
不要です。
入力パラメーター
表 16. db2gse.gse_enable_sref ストアード・プロシージャーの入力パラメーター。
名前 | データ・タイプ | 説明 |
---|---|---|
srId | INTEGER | 地理情報参照システムの数値 ID。
このパラメーターはヌルにはできません。
注釈:この ID は、地理情報対応データベース内で固有でなければなりません。 |
srName | VARCHAR(64) | 地理情報参照システムの短い説明。
このパラメーターはヌルにはできません。
注釈:この記述は、地理情報対応データベース内で固有でなければなりません。 |
falsex | DOUBLE | 負の X 座標値から減算された場合に、負の数以外の数値 (すなわち、正の数またはゼロ) として残す数値。
このパラメーターはヌルにはできません。 |
falsey | DOUBLE | 負の Y 座標値から減算された場合に、負の数以外の数値 (すなわち、正の数またはゼロ) として残す数値。
このパラメーターはヌルにはできません。 |
xyunits | DOUBLE | 小数の X 座標または小数の Y 座標で乗算されたときに、
32 ビット・データ項目として格納できる整数を生み出す数値。
このパラメーターはヌルにはできません。 |
falsez | DOUBLE | 負の Z 座標値から減算された場合に、負の数以外の数値 (すなわち、正の数またはゼロ) として残す数値。
このパラメーターはヌルにはできません。 |
zunits | DOUBLE | 小数の Z 座標で乗算されたときに、32 ビット・データ項目として格納できる整数を生み出す数値。
このパラメーターはヌルにはできません。 |
falsem | DOUBLE | 負の測定値から減算された場合に、負の数以外の数値 (すなわち、正の数またはゼロ) として残す数値。
このパラメーターはヌルにはできません。 |
munits | DOUBLE | 小数の測定値で乗算されたときに、32 ビット・データ項目として格納できる整数を生み出す数値。
このパラメーターはヌルにはできません。 |
scId | INTEGER | 地理情報参照システムの導出元となっている座標系の数値 ID。座標系の数値 ID について知りたい場合は、
DB2GSE.COORD_REF_SYS カタログ視点 DB2GSE.COORD_REF_SYS を参照してください。
このパラメーターはヌルにはできません。 |
出力パラメーター
表 17. db2gse.gse_enable_sref ストアード・プロシージャーの出力パラメーター。
名前 | データ・タイプ | 説明 |
---|---|---|
msgCode | INTEGER | このストアード・プロシージャーの呼び出し元が戻せるメッセージに関連したコード。 |
msgText | VARCHAR(1024) | 完全なエラー・メッセージ (地理情報エクステンダー・サーバーで構成される)。 |