このストアード・プロシージャーは、ジオコーダーをバッチ・モードで実行するために使用します。このタスクについての詳細は、ジオコーダーをバッチ・モードで実行するを参照してください。
このストアード・プロシージャーを呼び出す場合のコードの例については、サンプル・プログラムの C 関数 gseRunGC を参照してください。このプログラムについての詳細は、地理情報エクステンダー用のアプリケーションの作成を参照してください。
このストアード・プロシージャーを呼び出す場合に使用するユーザー ID は、以下のいずれかの権限または特権を持っている必要があります。
入力パラメーター
表 28. db2gse.gse_run_gc ストアード・プロシージャーの入力パラメーター。
名前 | データ・タイプ | 説明 |
---|---|---|
layerSchema | VARCHAR(30) | layerTable パラメーターで指定された表または視点が属するスキーマの名前。
このパラメーターはヌル可能です。
注釈: layerSchema パラメーターの値を指定しない場合、 db2gse.gse_run_gc を呼び出すために使用するユーザー ID がデフォルト設定されます。 |
layerTable | VARCHAR(128) | ジオコーディングされたデータの挿入先となる列を含んだ表の名前。
このパラメーターはヌルにはできません。 |
layerColumn | VARCHAR(128) | ジオコーディングされたデータの挿入先となる列の名前。
このパラメーターはヌルにはできません。 |
gcId | INTEGER | 実行したいジオコーダーの ID。
このパラメーターはヌル可能です。
登録されたジオコーダーの ID を調べるには、 DB2GSE.SPATIAL_GEOCODER カタログ視点を参照してください。 |
precisionLevel | INTEGER | ジオコーダーがソース・データを正常に処理するために、ソース・データを対応する参照データと一致させる度合い。
このパラメーターはヌル可能です。
注釈: 精度レベルは、1 〜 100 % の範囲内で指定できます。 |
vendorSpecific | VARCHAR(256) | ベンダーによって提供される技術情報。たとえば、ベンダーがパラメーターの設定に使用するファイルのパスと名前。
このパラメーターはヌル可能です。 |
whereClause | VARCHAR(256) | WHERE 文節の本体。ここでは、ジオコーディングされるレコード・セットに対する制限を定義します。その文節は、ジオコーダーが操作する表の任意の属性列を参照できます。
このパラメーターはヌル可能です。 |
commitScope | INTEGER | チェックポイント当たりのレコード数。
このパラメーターはヌル可能です。 |
出力パラメーター
表 29. db2gse.gse_run_gc ストアード・プロシージャーの出力パラメーター。
名前 | データ・タイプ | 説明 |
---|---|---|
msgCode | INTEGER | このストアード・プロシージャーの呼び出し元が戻せるメッセージに関連したコード。 |
msgText | VARCHAR(1024) | 完全なエラー・メッセージ (地理情報エクステンダー・サーバーで構成される)。 |