このストアード・プロシージャーは、地理情報列と関連属性列 (複数可) の同期を保つトリガーを除去したり、一時的に使用不可にする場合に使用します。たとえば、属性列 (複数可) の値をバッチ・モードでジオコーディングするときにはトリガーを使用不可にすることをお勧めします。この点についての詳細は、ジオコーディングについてを参照してください。
このストアード・プロシージャーを呼び出す場合のコードの例については、サンプル・プログラムの C 関数 gseDisableAutoGc を参照してください。このプログラムについての詳細は、地理情報エクステンダー用のアプリケーションの作成を参照してください。
許可
このストアード・プロシージャーが呼び出されるユーザー ID には、権限、特権、または特権のセットの形で権限が与えられていなければなりません。具体的には以下の権限が必要です。
入力パラメーター
表 6. db2gse.gse_disable_autogc ストアード・プロシージャーの入力パラメーター。
名前 | データ・タイプ | 説明 |
---|---|---|
operMode | SMALLINT | トリガーを除去するか、または一時的に使用不可にするかを指定する。
除去されたトリガーは、SQL ステートメントに影響しません。
一時的に使用不可にされたトリガーは、以前に設定されたパラメーターを指定しなくても再作成できます。
このパラメーターはヌルにはできません。
注釈: トリガーを除去するには、GSE_AUTOGC_DROP マクロを使用します。 トリガーを一時的に使用不可にするには、GSE_AUTOGC_INVALIDATE マクロを使用します。これらのマクロに関連した値を調べるには、db2gse.h ファイルを参照してください。 AIX の場合、このファイルは $DB2INSTANCE/sqllib/include/ ディレクトリーに格納されています。 Windows NT では、%DB2PATH%\include\ ディレクトリーに格納されています。 |
layerSchema | VARCHAR(30) | layerTable パラメーターで指定された表または視点が属するスキーマの名前。
このパラメーターはヌル可能です。
注釈: layerSchema パラメーターの値を指定しない場合、 db2gse.gse_disable_autogc ストアード・プロシージャーを呼び出すために使用するユーザー ID がデフォルト設定されます。 |
layerTable | VARCHAR(128) | 除去または一時的に使用不可にするトリガーが定義されている表の名前。
このパラメーターはヌルにはできません。 |
layerColumn | VARCHAR(128) | 除去または一時的に使用不可にしたいトリガーによって保守される地理情報使用可能列の名前。
このパラメーターはヌルにはできません。 |
出力パラメーター
表 7. db2gse.gse_disable_autogc ストアード・プロシージャーの出力パラメーター。
名前 | データ・タイプ | 説明 |
---|---|---|
msgCode | INTEGER | このストアード・プロシージャーの呼び出し元が戻せるメッセージに関連したコード。 |
msgText | VARCHAR(1024) | 完全なエラー・メッセージ (地理情報エクステンダー・サーバーで構成される)。 |