Is3d は図形オブジェクトを引き数とし、そのオブジェクトに 3D 座標があれば 1 (TRUE) を戻します。そうでなければ 0 (FALSE) を戻します。
構文
db2gse.Is3d(g db2gse.ST_Geometry)
戻りタイプ
整数
例
以下の CREATE TABLE ステートメントによって THREED_TEST 表が作成されます。この表には、整数タイプの GID 列と G1 図形列の 2 つの列があります。
CREATE TABLE THREED_TEST (gid smallint, g1 db2gse.ST_Geometry)
INSERT ステートメントによって 2 つのポイントが THREED_TEST 表に挿入されます。最初のポイントには Z 座標がありませんが、2 番目のポイントにはあります。
INSERT INTO THREED_TEST VALUES(1, db2gse.ST_PointFromText('point (10 10)', db2gse.coordref()..srid(0))) INSERT INTO THREED_TEST VALUES (2, db2gse.ST_PointFromText('point z (10.92 10.12 5)', db2gse.coordref()..srid(0)))
以下の SELECT ステートメントによって、GID 列の内容が Is3d 関数の結果とともにリストされます。この関数は、Z 座標のない最初の行に対して 0 を戻し、 Z 座標のある 2 番目の行に対して 1 を戻します。
SELECT gid, db2gse.Is3d (g1) "Is it 3d?" FROM THREED_TEST
以下の結果セットが戻されます。
gid Is it 3d? ------ ---------- 1 0 2 1