使用者の手引きおよび解説書

ストアード・プロシージャー

この章では、地理情報エクステンダーで地形情報を構築するためのストアード・プロシージャーについて解説します。コントロール・センターから地理情報エクステンダーを使用可能にして使用する場合、これらのストアード・プロシージャーは暗黙的に呼び出します。たとえば、地理情報エクステンダーのウィンドウから「OK」をクリックすると、 DB2 はそのウィンドウに関連付けられたストアード・プロシージャー (複数の場合もある) を自動的に呼び出します。あるいは、ストアード・プロシージャーをアプリケーション・プログラムで明示的に呼び出すこともできます。そのようなプログラムにはヘッダー・ファイル db2gse.h を組み込むことをお勧めします。このファイルには、ストアード・プロシージャーのパラメーターに割り当てる定数のマクロ定義が入っています。 AIX の場合、この定義は $DB2INSTANCE/sqllib/include/ ディレクトリーに格納されています。 Windows NT では、%DB2PATH%\include\ ディレクトリーに格納されています。
重要:

ストアード・プロシージャーの入力パラメーターのための文字ストリングの定数は、すべて大文字です。これらの定数を必要とするパラメーターについては、この章の中の表に示されています。

パラメーターに割り当てるスキーマ名、表名、視点名、列名、またはレイヤー名は、すべて英大文字で指定してください。

ストアード・プロシージャーを呼び出す前に、地理情報エクステンダーがインストールされているデータベースに暗黙的または明示的に接続しておく必要があります。使用する最初のストアード・プロシージャーは db2gse.gse_enable_db です。これにより、地理情報操作用にデータベースが使用可能になります。その他のストアード・プロシージャーは、データベースを使用可能にした後でのみ使用できます。

ストアード・プロシージャーのインプリメンテーションは、地理情報エクステンダー・サーバー上の db2gse ライブラリーにアーカイブされます。

以下のリストを使って、名前別または実行されるタスク別にストアード・プロシージャーを検索できます。最初に示すのは、名前のリストです。

次のリストは、ストアード・プロシージャーが実行するタスクを示しています。

これらのタスクを実行できる順序についての詳細は、 地理情報エクステンダーについておよび地理情報エクステンダー用のアプリケーションの作成を参照してください。


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