使用者の手引きおよび解説書

db2gse.gse_unregist_layer

このストアード・プロシージャーは、レイヤーを抹消するために使用します。ストアード・プロシージャーは、次のようにして抹消を実行します。

表の行のアドレス・データがジオコーディングされる場合、結果の地理情報データは同じ行に入れられます。したがって、行が削除されると、アドレス・データおよび地理情報データは同時に削除されます。トリガーは地理情報データを削除しません。

このストアード・プロシージャーが処理されるとき、レイヤーについての情報は DB2GSE.GEOMETRY_COLUMNS カタログ視点から除去されます。この視点についての詳細は、DB2GSE.GEOMETRY_COLUMNS を参照してください。

許可

このストアード・プロシージャーを呼び出す場合に使用するユーザー ID は、以下のいずれかの権限または特権を持っている必要があります。

入力パラメーター

表 32. db2gse.gse_unregist_layer ストアード・プロシージャーの入力パラメーター。
名前 データ・タイプ 説明
layerSchema VARCHAR(30) layerTable パラメーターで指定された表が属するスキーマの名前。

このパラメーターはヌル可能です。

注釈: layerSchema パラメーターの値を指定しない場合、 db2gse.gse_unregister_layer ストアード・プロシージャーを呼び出すために使用するユーザー ID がデフォルト設定されます。

パラメーターに割り当てるスキーマ名、表名、視点名、列名、またはレイヤー名は、すべて英大文字で指定してください。

layerTable VARCHAR(128) layerColumn パラメーターに指定された列を含んだ表の名前。

このパラメーターはヌルにはできません。

layerColumn VARCHAR(128) 抹消したいレイヤーとして定義されている地理情報列の名前。

このパラメーターはヌルにはできません。

注釈: layerColumn パラメーターに指定できるレイヤーは 1 つだけです。したがって、表または視点で複数のレイヤーを登録解除する場合、このストアード・プロシージャーを各レイヤーごとに個別に実行することが必要です。

出力パラメーター

表 33. db2gse.gse_unregist_layer ストアード・プロシージャーの出力パラメーター。
名前 データ・タイプ 説明
msgCode INTEGER このストアード・プロシージャーの呼び出し元が戻せるメッセージに関連したコード。
msgText VARCHAR(1024) 完全なエラー・メッセージ (地理情報エクステンダー・サーバーで構成される)。

制約事項

視点レイヤーとして定義されている視点列が、表レイヤーとして定義されている表列に基づいている場合、視点レイヤーを抹消するまでこの表レイヤーを抹消することはできません。


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