使用者の手引きおよび解説書

ST_Area

ST_Area はポリゴンまたは複数ポリゴンを引き数とし、面積を戻します。

構文
db2gse.ST_Area(s db2gse.ST_Surface)
db2gse.ST_Surface
db2gse.ST_Polygon
db2gse.ST_MultiSurface
db2gse.ST_MultiPolygon

戻りタイプ

倍精度

都市計画担当者は建築面積のリストを必要としています。このリストを入手するために、 GIS 技術者は建物のフットプリントごとに建物 ID と面積を選択します。

建物のフットプリントは、以下のような CREATE TABLE ステートメントを用いて作成された BUILDINGFOOTPRINTS 表の中に収められています。

CREATE TABLE BUILDINGFOOTPRINTS (   building_id integer,
                                    lot_id      integer,
                                    footprint   db2gse.ST_MultiPolygon);

都市計画担当者の要求を満たすために、技術担当者は BUILDINGFOOTPRINTS の中から固有キー、 building_id (建物 ID)、およびそれぞれの建物のフットプリントの面積を使用します。

SELECT building_id, db2gse.ST_Area (footprint) "Area"
  FROM BUILDINGFOOTPRINTS;

SELECT ステートメントによって、以下の結果セットが戻されます。

building_id   Area
------------  ------------------------
         506    +1.40768000000000E+003
        1208    +2.55759000000000E+003
         543    +1.80786000000000E+003
         178    +2.08671000000000E+003
         .
         .
         .

図 28. 面積による建物のフットプリントの検索. 建物 ID 番号が付いた 4 つの建物のフットプリントが、隣接する道路とともに表示されています。

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注:
前に示したように、ST_Area はポリゴンまたは複数ポリゴンを入力とすることができます。そのため、入力パラメーターには以下のデータ・タイプを使用できます。


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