使用者の手引きおよび解説書

システム要件

以下に、DB2 地理情報エクステンダーのソフトウェアとハードウェアの要件について説明します。

サポートされているオペレーティング・システム

地理情報エクステンダーは、AIX バージョン 4.2 (以上)、Service Pack 5 の付属する Windows NT バージョン 4.0 (以上)、そして Windows 2000 にインストールできます。

注:
ArcSDE を使用して地理情報データをレンダリングしたり表示する予定の場合、AIX バージョン 4.3.3 以上が必要です。

必要なデータベース・ソフトウェア

DB2 地理情報エクステンダーをインストールする前に、クライアントおよびサーバーで、次の DB2 ソフトウェアをインストールして構成しておく必要があります。

クライアント・ソフトウェア

DB2 地理情報エクステンダーのクライアント製品の場合:

CD-ROM から DB2 地理情報エクステンダーをインストールすると、 Fixpack 1 が付属した DB2 アドミニストレーション・クライアントがシステムへ自動的にインストールされます。

重要:
DB2 ユニバーサル・データベース・エンタープライズ・エディション・バージョン 7.1、または DB2 ユニバーサル・データベース・エンタープライズ拡張エディション・バージョン 7.1 をクライアントにインストールしている場合、DB2 地理情報エクステンダーをインストールする前に、Fixpack 1 をインストールする必要があります。

サーバー・ソフトウェア

DB2 地理情報エクステンダーのサーバー製品の場合、DB2 地理情報エクステンダーをインストールする前に、以下のサーバー製品のいずれかをシステムへインストールする必要があります。

DB2 コントロール・センターを使用する計画であれば、 DB2 管理サーバー (DAS) を作成して構成します。 DAS の作成と構成の詳細は、 IBM DB2 ユニバーサル・データベース 管理の手引き:インプリメンテーション を参照してください。

注:
DB2 地理情報エクステンダーと DB2 ユニバーサル・データベース・エンタープライズ拡張エディションは一緒に使用できますが、大量並列処理 (MPP) 環境の場合のように地理情報索引を複数のノードにまたがって分割することはできません。

ディスク・スペース要件

表 1 には、地理情報エクステンダーのディスク・スペース要件がリストされています。

表 1. ディスク・スペース要件
地理情報エクステンダー製品 ディスク・スペース

DB2 地理情報エクステンダー用のサーバー製品の場合:

  • 地理情報エクステンダー・サーバーのライブラリー・コード、サンプルのジオコーダー参照データ、および資料
  • 個別の CD-ROM 上で任意に利用できるジオコーダー参照データ (米国)

    ジオコーダー参照データの詳細は、DB2 Spatial Extender Geocoder Reference Data を参照してください。


合計で 594 MB のディスク・スペース:

  • 31 MB (地理情報エクステンダー・サーバーのライブラリー・コード、サンプル・ジオコーダー参照データ、および資料)
  • 563 MB (米国のジオコーダー参照データ)

DB2 地理情報エクステンダー用のクライアント製品 (サンプル・プログラム・データを含む)

1 MB


注:
この表で計算されたディスク・スペース要件では、 DB2 ユニバーサル・データベースと DB2 地理情報エクステンダーを一般的なインストール・タイプで Windows NT または Windows 2000 へインストールしたか、事前選択したコンポーネントとともに AIX へインストールしたものと想定しています。これから DB2 地理情報エクステンダーをインストールする場合、または別のインストール・タイプで DB2 ユニバーサル・データベースをインストールしてある場合、ディスク・スペースの計算が違ってくる可能性があります。


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