使用者の手引きおよび解説書
ここでは、コントロール・センターの「表 (Tables)」フォルダーを使用して、形状ファイルまたは ESRI_SDE 転送ファイルを既存の表にインポートするためのステップを概説します。その概説に続いて、各ステップを完了する方法を詳しく説明します。
形状データのインポートに必要な許可を調べるには、
許可を参照してください。
ESRI_SDE データのインポートに必要な許可を調べるには、
許可を参照してください。
既存の表にデータをインポートするステップの概説:
- 「地理情報データのインポート (Import Spatial Data)」ウィンドウをオープンする。
- インポートされるデータが入ったファイルのパスと名前を指定する。
- 各コミットの前にインポートするレコード数を指定する。
- インポートする地理情報データが含められる列を指定する。
- このデータに関連付けられる地理情報参照システムを指定する。
- インポートに失敗したレコードを収集するファイルを指定する。
- 地理情報エクステンダーにデータのインポートを命令し、まだ作成されていない列を指定した場合は、その列を作成してレイヤーとして登録するよう命令を与える。
既存の表にデータをインポートするステップの詳細:
- 「地理情報データのインポート (Import Spatial Data)」ウィンドウをオープンする。
- 「コントロール・センター (Control Center)」ウィンドウからオブジェクト・ツリーを展開して、データをインポートするデータベースの「表 (Tables)」フォルダーを見つける。
- 「表 (Tables)」フォルダーをクリックする。ウィンドウの右側にある内容ペインに表が表示されます。
- データをインポートする表を右マウス・ボタン・クリックし、ポップアップ・メニューから「地理情報エクステンダー (Spatial Extender)」 -->
「地理情報データのインポート (Import Spatial Data)」をクリックする。「地理情報データのインポート (Import Spatial Data)」ウィンドウがオープンします。
- 「ファイル名 (File name)」ボックスで、インポートされるデータが入ったファイルのパスと名前を指定する。
- 「コミット効力範囲 (Commit scope)」ボックスを使って、各コミットの前にインポートするレコード数を指定する。たとえば、DB2 から 1 回に 100 レコードをコミットするには、100 という数値を指定します。
- ヒント:
- すべてのレコードが処理された後だけに DB2 からコミットを発行したい場合は、
0 を指定します。
- インポートする地理情報データが含められる列を指定する。
- 表に列がまだ存在していなければ、「レイヤー列 (Layer column)」ボックスを使って列の名前を入力する。
- 列がすでに存在していれば、「レイヤー列 (Layer column)」ボックスを使って列の名前を選択または入力する。
- 「地理情報参照名 (Spatial reference name)」ボックスを使って、インポートされたデータに関連付けられる地理情報参照システムを指定する。
- 表に列を追加する場合、地理情報参照システムの名前を入力または選択する。
- インポートしたデータが既存の列を対象にしている場合、
「地理情報参照名 (Spatial reference name)」ボックスは現状のままにしておく。デフォルト地理情報参照システムの名前が表示されます。
- 「例外ファイル (Exception file)」フィールドで、インポートに失敗したレコードを収集できる新規ファイルのパスと名前を指定する。これらのレコードは、後ほど修正し、このファイルからインポートできます。
地理情報エクステンダーはこのファイルを作成します。既存のファイルは指定しないでください。
- 「OK」をクリックしてデータをインポートする。また、まだ存在していない列を指定した場合、その列が作成され、レイヤーとして登録されます。さらに、指定した例外ファイルも作成されます。
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