使用者の手引きおよび解説書

ジオコーダーをバッチ・モードで実行する

ここでは、コントロール・センターからジオコーダーをバッチ・モードで実行する手順について概説します。その概説に続いて、各ステップを完了する方法を詳しく説明します。

ジオコーダーをバッチ・モードで実行するために必要な許可について調べるには、 許可を参照してください。

ジオコーダーをバッチ・モードで実行するためのステップの概説:

  1. 「ジオコーダーの実行 (Run Geocoder)」ウィンドウをオープンする。
  2. 使用したいジオコーダーを指定する。
  3. ジオコーダーのパフォーマンスを低下させる恐れがあるオブジェクトを使用不可にする。
  4. DB2 がコミットを発行する前にジオコーディングするレコード数を指定する。
  5. ジオコーダーの操作方法を指定する。
  6. 地理情報エクステンダーにジオコーダーの実行を命令する。

ジオコーダーをバッチ・モードで実行するための詳細なステップ:

  1. 「ジオコーダーの実行 (Run Geocoder)」ウィンドウをオープンする。

    1. 「コントロール・センター (Control Center)」ウィンドウからオブジェクト・ツリーを拡張して、地理情報に対応したデータベース内の 「表 (Tables)」フォルダーを表示する。
    2. 「表 (Tables)」フォルダーをクリックする。ウィンドウの右側にある内容ペインに表が表示されます。
    3. 内容の中から任意の表を右マウス・ボタン・クリックし、ポップアップ・メニュー内の「地理情報レイヤー (Spatial layers)」をクリックする。「地理情報レイヤー (Spatial Layers)」ウィンドウがオープンします。
    4. 「地理情報レイヤー (Spatial Layers)」ウィンドウから、次のことを行ってください。

      1. データを入れる列に定義されているレイヤーを選択する。
      2. 「ジオコーダーの実行 (Run Geocoder)」押しボタンをクリックする。「ジオコーダーの実行 (Run Geocoder)」ウィンドウがオープンします。
  2. デフォルト・ジオコーダーを使用したい場合は、「名前 (Name)」ボックス (このデフォルト名が表示されている) をそのままにしておく。それ以外の場合は、ボックスから任意のジオコーダーを選択します。
  3. 以下の場合は、ジオコーダーのパフォーマンスを低下させる恐れがあるオブジェクトを使用不可にする。
  4. 「コミット効力範囲 (Commit scope)」スピン・ボタンを使って、 DB2 がコミットを発行する前にジオコーディングするレコード数を指定する。たとえば、DB2 から、ジオコーディングした 100 レコードを一度にコミットするには、 100 という数値を指定します。

    ヒント:
    すべてのレコードが処理された後だけに DB2 からコミットを発行したい場合は、 0 を指定します。
  5. 「ジオコーダー・パラメーター (Geocoder parameters)」グループ・ボックスのフィールドを使って、ジオコーダーの操作方法を以下のように指定する。
  6. 「OK」をクリックしてジオコーダーを実行する。


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