地理情報エクステンダー GIS 用にリソースを設定し終えたら、地理情報データが入るオブジェクトを作成できます。たとえば、新しい表に地理情報データを入れる必要がある場合、地理情報データを入れたい列にそのデータのタイプを割り当てて、それらの表を定義できます。既存の表に地理情報列を追加する必要がある場合も、同じ操作を行えます。
新しい表や既存の表に地理情報列を入れる際には、この列をレイヤーとして登録する必要があります。また、ジオコーダーを使用して列にデータを取り込む計画がある場合は、列をレイヤーとして登録する際に、ジオコーダーでその列を自動的に保守できるようにすることができます。
この作業を行うには、以下のようにします。地理情報エクステンダーでトリガーを定義し、地理情報列の対応する属性列 (複数可) が新規データや更新データを受け取るたびにジオコーダーが起動されるようにコード化します。ジオコーダーが起動されると、新しいデータや更新データが地理情報データに変換され、この地理情報データが地理情報列に入れられます。
表に地理情報列を定義した後で、この表列の上に視点列を作成することを選択できます。表列をレイヤーとして登録した後に、視点列をレイヤーとして登録しなければなりません。
この章では、地理情報列に割り当てることのできるデータ・タイプの性質と使用法について説明します。次に、コントロール・センターを使用して、表の地理情報列を定義し、この列をレイヤーとして登録し、ジオコーダーにより保守できるようにする方法を説明します。最後に、コントロール・センターを使用して、視点列をレイヤーとして登録する方法を説明します。