使用者の手引きおよび解説書

SQL 照会のための地理情報関数

この章には、地理情報データを照会するときに呼び出すことのできる関数がリストされています。それぞれの関数が 1 つのセクションで取り上げられ、構文、戻りタイプ、およびコード例が示されます。この章の例では、 1 つまたは複数の列が地理情報列として定義される CREATE TABLE ステートメントが含められる場合があります。

第 4 章 (『地理情報列を定義し、レイヤーとして登録して、ジオコーダーを使用して保守できるようにする』) の『地理情報データ・タイプについて』に示されているように、地理情報データ・タイプは ST_Geometry をルートとする階層を形成します。本文中に、この階層内の下位タイプの値が関数への入力として使用できると記載されている場合、そのようにする代わりに、この上位タイプの値に対するいずれかの下位タイプの値を入力として使用することも可能であることを理解してください。

たとえば、第 14 章のセクション『Is3d』では、 Is3d 関数が ST_Geometry データ・タイプの値を入力とすると示されています。この場合、そのようにする代わりに、 Is3d への入力として ST_Geometry の下位になるサポートされている任意のデータ・タイプ (ST_Point、 ST_Curve、 ST_LineString、その他) を使用できることを理解してください。サポートされているすべての下位タイプの図表については、 使用者の手引きおよび解説書 の図 6 を参照してください。

以下に示す考慮事項が地理情報関数に適用されます。


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