使用者の手引きおよび解説書
ポイントは、座標空間中の 1 つの位置を占める 0 次元の図形です。
ポイントには、その位置を定義する X 座標と Y 座標が含まれます。
また、Z 座標と測定値が含まれる場合もあります。
ポイントは単純で、NULL 境界を持っています。
ポイントは、しばしば油井、陸標、高台などの地形を定義するのに使用されます。
以下の関数は、ポイント・サブクラスだけを操作するものです。
-
ST_Point
- X 座標、関連する Y 座標、およびそれらの座標が属する地理情報参照システムの識別子を受け取り、
座標が定義するポイントを戻します。
詳細については、ST_Point を参照してください。
-
ST_CoordDim
- ポイントに含まれる座標の数値と、それに測定値も含まれるかどうかを表す値を戻します。
この値は座標の次元 と呼ばれています。
定義可能な座標の次元は以下のとおりです。
- 2
- ポイントは X 座標と Y 座標で構成されます。
- 3
- ポイントは、X 座標、Y 座標、および Z 座標で構成されます。
- 4
- ポイントは、X 座標、Y 座標、Z 座標、および測定値で構成されます。
詳細については、ST_CoordDim を参照してください。
-
ST_PointFromText
- ポイントの OGC 事前割り当てテキスト (WKB) 表現を受け取り、
ポイントを戻します。
詳細については、ST_PointFromText を参照してください。
-
ST_X
- 倍精度数として ST_Point ポイント・データ・タイプの X 座標値を戻します。
詳細については、ST_X を参照してください。
-
ST_Y
- 倍精度数として ST_Point ポイント・データ・タイプの Y 座標値を戻します。
詳細については、ST_Y を参照してください。
- Z
- 倍精度数として ST_Point ポイント・データ・タイプの Z 座標値を戻します。
詳細については、Z を参照してください。
- M
- 倍精度数として ST_Point ポイント・データ・タイプの測定値を戻します。
詳細については、M を参照してください。
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