使用者の手引きおよび解説書

ポリゴン

ポリゴンとは、一続きのポイントとして保管され、 外部の境界を作るリングと 0 個以上の内部のリングを定義する、2 次元の面です。 ポリゴンのリングは重なり合うことができません。 したがって、ポリゴンは定義により、常に単純です。 ほとんどの場合、土地の区画、水の集まっている場所、 および地理情報的な範囲を持つ他の地形を定義します。

図 11. ポリゴン.

  1. 境界が外部のリングで定義されているポリゴン。
  2. 境界が 1 つの外部のリングと 2 つの内部のリングで定義されているポリゴン。 内部のリングの内側の領域は、多角形の外部の一部です。
  3. 正しいポリゴン (リングが 1 つの接点で交わっているため)。



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外部および内部のリングはポリゴンの境界を定義し、 リングの間で閉じられているスペースはポリゴンの内部を定義します。 ポリゴンのリングは接点で交わることができますが、交差させることはできません。 スーパークラス図形から継承される他の特性に加えて、ポリゴンには面積があります。

ポリゴンを操作する関数を以下に示します。

ST_Area
この関数は、ポリゴンを受け取り、倍精度数として面積を戻します。 詳細については、ST_Area を参照してください。

ST_ExteriorRing
この関数は、ポリゴンを受け取り、折れ線として外部リングを戻します。 詳細については、ST_ExteriorRing を参照してください。

ST_NumInteriorRing
この関数は、ポリゴンを受け取り、その多角形にある内部リングの数を戻します。 詳細については、ST_NumInteriorRing を参照してください。

ST_InteriorRingN
この関数は、ポリゴンと指標を受け取り、 折れ線として n 番目の内部リングを戻します。 詳細については、ST_InteriorRingN を参照してください。

ST_Centroid
この関数は、ポリゴンを受け取り、ポリゴンの範囲の中央にあるポリゴンを戻します。 詳細については、ST_Centroid を参照してください。

ST_PointOnSurface
この関数は、ポリゴンを受け取り、 ポリゴンの面上にあることが保証されているポイントを戻します。 詳細については、ST_PointOnSurface を参照してください。

ST_Perimeter
ポリゴンを受け取り、その面の周囲の長さを戻します。 詳細については、ST_Perimeter を参照してください。


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