使用者の手引きおよび解説書


地理情報列を定義し、レイヤーとして登録して、ジオコーダーを使用して保守できるようにする

DB2 地理情報エクステンダー GIS 用にリソースを設定し終えたら、地理情報データが入るオブジェクトを作成できます。 たとえば、新しい表に地理情報データを入れる必要がある場合、 地理情報データを入れたい列にそのデータのタイプを割り当てて、それらの表を定義できます。 既存の表に地理情報列を追加する必要がある場合も、同じ操作を行えます。

新しい表や既存の表に地理情報列を入れる際には、この列をレイヤーとして登録する必要があります。 また、ジオコーダーを使用して列にデータを取り込む計画がある場合は、 列をレイヤーとして登録する際に、 ジオコーダーでその列を自動的に保守できるようにすることができます。

この作業を行うには、以下のようにします。DB2 地理情報エクステンダーでトリガーを定義し、 地理情報列の対応する属性列 (複数可) が新規データや更新データを受け取るたびに ジオコーダーが起動されるようにコード化します。 ジオコーダーが起動されると、新しいデータや更新データが地理情報データに変換され、 この地理情報データが地理情報列に入れられます。

表に地理情報列を定義した後で、この表列の上に視点列を作成することを選択できます。 表列をレイヤーとして登録した後に、視点列をレイヤーとして登録しなければなりません。

この章では、 地理情報列に割り当てることのできるデータ・タイプの性質と使用法について説明します。 次に、コントロール・センターを使用して、表の地理情報列を定義し、 この列をレイヤーとして登録し、ジオコーダーにより保守できるようにする方法を説明します。 最後に、コントロール・センターを使用して、視点列をレイヤーとして登録する方法を説明します。


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