SQL 識別子には、 通常識別子 と区切り識別子 の 2 つのタイプがあります。
通常識別子は予約語と同一であってはなりません。 (予約語については、付録 H, 予約スキーマ名と予約語 を参照してください。)
区切り識別子の中で 1 つの引用符を表す場合には、 2 つの連続した引用符を使用します。 この方法で、識別子に小文字を含めることができます。
通常識別子と区切り識別子の例
WKLYSAL WKLY_SAL "WKLY_SAL" "WKLY SAL" "UNION" "wkly_sal"
2 バイトのコード・ページで生成され、 マルチバイトのコードのアプリケーションやデータベースにより使用される識別子間の文字変換に関して特殊な考慮事項が存在します。 マルチバイトへ変換した後に、 そのような識別子が識別子の制限長を超えることがあります (詳細については、 付録 O, 日本語および繁体字中国語 EUC についての考慮事項を参照してください)。
ホスト識別子 は、 ホスト・プログラムで宣言されている名前です。 ホスト識別子の規則は、ホスト言語の規則に従います。 ホスト識別子は 255 文字以下でなければならず、また、 大文字小文字を問わず 'SQL' または 'DB2' で始まっていてはなりません。