言語の基本的な構文単位は、トークン と呼ばれます。 トークンは、1 つまたは複数の一連の文字です。 ブランク文字を含めることのできるストリング定数または区切り識別子の場合を除いて、 トークンにブランク文字を含めることはできません。 (これらの用語については後で定義します。)
トークンは、 通常トークン と区切り文字トークン に分類されます。
例
1 .1 +2 SELECT E 3
例
, 'string' "fld1" = .
スペース: スペースは、1 つまたは複数の一連のブランク文字です。 ストリング定数と区切り識別子以外のトークンには、スペースを含めることができません。 トークンの後にはスペースを続けることができます。 すべての通常トークンの後には、スペースか、 または構文で許されているなら区切りトークンを付ける必要があります。
コメント: 静的 SQL ステートメントには、 ホスト言語のコメントまたは SQL コメントが含まれている場合があります。 どちらのタイプのコメントも、スペースを指定できる場所であればどこにでも指定可能ですが、 区切りトークンの中または EXEC と SQL キーワードの間には指定できません。 SQL のコメントは、2 つの連続するハイフン (--) で始まり、行末で終わります。 詳しくは、SQL コメントを参照してください。
大文字と小文字: どのトークンにも小文字を含めることができますが、 通常トークンでの小文字は大文字に変換されます。 ただし、識別子の大文字と小文字を区別する C 言語のホスト変数は例外です。 区切りトークンが大文字に変換されることはありません。 したがって、次のステートメントは、
select * from EMPLOYEE where lastname = 'Smith';
大文字に変換した後は、以下のステートメントと同等になります。
SELECT * FROM EMPLOYEE WHERE LASTNAME = 'Smith';
マルチバイトの英文字は大文字変換されません。 a 〜 z の 1 バイト文字は大文字に変換されます。