SQL 解説書

静的 SQL

静的 SQL ステートメントのソース形式は、 COBOL などのホスト言語で記述されたアプリケーション・プログラムに組み込まれます。 そのようなステートメントは、プログラムの実行前に準備され、 ステートメントの操作可能形式はプログラムの実行後も存続します。

静的 SQL ステートメントを含むソース・プログラムは、 そのコンパイルに先立って SQL プリコンパイラーによって処理する必要があります。 このプリコンパイラーは、SQL ステートメントをホスト言語のコメントに変換し、 データベース・マネージャーを呼び出すホスト言語ステートメントを生成します。 SQL ステートメントの構文は、 プリコンパイル処理の過程で検査されます。

SQL アプリケーション・プログラムの準備には、プリコンパイル、 宛先データベースへの静的 SQL ステートメントのバインド、 修正されたソース・プログラムのコンパイルが含まれます。 これらのステップについては、アプリケーション開発の手引き で説明されています。


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