SQL 解説書

LTRIM

>>-LTRIM--(--string-expression--)------------------------------><
 

スキーマは SYSIBM です。 43

LTRIM 関数は、string-expression の先頭からブランクを除去します。

引き数には CHAR、VARCHAR、GRAPHIC、または VARGRAPHIC データ・タイプを使用できます。

この関数の結果のデータ・タイプは次のとおりです。

戻されるタイプの長さパラメーターは、 引き数のデータ・タイプの長さパラメーターと同じになります。

結果が文字ストリングである場合の実際の長さは、 除去されるブランク文字のバイト数を string-expression から引いた値になります。 結果が漢字ストリングである場合の実際の長さは、 除去される 2 バイト・ブランク文字の数を string-expression から引いた値 (2 バイト文字単位) になります。 すべての文字が除去された場合、結果は空になり、可変長ストリング (長さゼロ) が戻されます。

引き数がヌル値になる可能性がある場合、結果もヌル値になる可能性があります。 引き数がヌル値であれば、結果はヌル値です。

例: ホスト変数 HELLO が CHAR(9) として定義されており、 値は 'Hello ' であるものとします。

  VALUES LTRIM(:HELLO)

結果は 'Hello' になります。


脚注:

43
この関数の SYSFUN バージョンでは、 LONG VARCHAR 引き数と CLOB 引き数のサポートが引き続き有効です。 説明については、LTRIM (SYSFUN スキーマ)を参照してください。


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