.-ALL------. >>-COUNT--(----+-+----------+---expression--+--)--------------->< | '-DISTINCT-' | '-*--------------------------'
スキーマは SYSIBM です。
COUNT 関数は、行の集合または値の集合の中に含まれる行または値の数を戻します。
DISTINCT を使用する場合、expression の結果データ・タイプの文字ストリングとしての長さは 255 を超えてはならず、 漢字ストリング列としての長さは 127 を超えてはなりません。 expression のデータ・タイプは、LONG VARCHAR、LONG VARGRAPHIC、BLOB、CLOB、DBCLOB、DATALINK、これらのタイプの特殊タイプ、 または構造タイプとすることはできません (SQLSTATE 42907)。
この関数の結果は長精度整数 (large integer) です。 結果がヌル値になることはありません。
結果は、集合の行の数です。 NULL 値 (ヌル値) しか含まれない行は、カウントに含められます。
COUNT(DISTINCT expression) の引き数は、値の集合です。 この関数は、引き数の値からヌル値と重複値を除いた値の集合に対して適用されます。 結果は、その集合の中のヌルでない異なる値の数です。
COUNT(expression) または COUNT(ALL expression) の引き数は、値の集合です。 この関数は、引き数の値からヌル値を除いて求めた値の集合に対して適用されます。 結果は、その集合の中のヌルでない値の数です (重複値も含む)。
例:
SELECT COUNT(*) INTO :FEMALE FROM EMPLOYEE WHERE SEX = 'F'
サンプル表を使用してこの例を実行すると、結果として FEMALE に 13 が設定されます。
SELECT COUNT(DISTINCT WORKDEPT) INTO :FEMALE_IN_DEPT FROM EMPLOYEE WHERE SEX = 'F'
サンプル表を使用した場合、結果として FEMALE は 5 に設定されます。 (少なくとも 1 人の女性がいる部門は、A00、C01、D11、D21、および E11 です。)