SQL 解説書

POSSTR

>>-POSSTR--(--source-string--,--search-string--)---------------><
 

スキーマは SYSIBM です。

POSSTR 関数は、あるストリング (source-string、 ソース・ストリングと呼ばれる) の中で、 別のストリング (search-string、 探索ストリングと呼ばれる) の最初の出現箇所の開始位置を戻します。 search-string の位置を示す数値は、1 から始まります (0 ではない)。

この関数の結果は長精度整数 (large integer) です。 引き数のいずれかがヌル値になる可能性がある場合、 結果もヌル値になる可能性があります。 引き数のいずれかがヌル値の場合、その結果はヌル値です。

source-string
探索が行われる場所としてのソース・ストリングを指定します。

この式は、以下のいずれかによって指定できます。

search-string
ソース・ストリングから探索するストリングを指定する式。

この式は、以下のいずれかによって指定できます。

以下の制約があります。

これらの規則は、 LIKE 述部で説明されている pattern-expression の規則と同じです。

search-stringsource-string には、 いずれも、ゼロ個以上の連続した位置があります。 ストリングが文字ストリングまたは 2 進ストリングの場合、 1 つの位置は 1 バイトを表します。 ストリングが漢字ストリングの場合、位置は図形 (DBCS) 文字になります。

POSSTR 関数は混合データ・ストリングを受け入れます。 ただし、 POSSTR は、厳密にバイト・カウント単位で計算し、 1 バイト文字と多重バイト文字の間の変更は感知しません。

以下の規則が適用されます。

例:


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