SQL 解説書

SYSCAT.TABLES

作成されている表、視点、ニックネーム、または別名ごとに 1 つの行が含まれます。 カタログ表とカタログ視点はすべて、SYSCAT.TABLES カタログ視点に項目を持っています。

表 91. SYSCAT.TABLES カタログ視点
列名 データ・タイプ ヌル値可 説明
TABSCHEMA VARCHAR(128)
表、視点、ニックネーム、または視点の修飾名。
TABNAME VARCHAR(128)
DEFINER VARCHAR(128)
表、視点、ニックネーム、または別名を作成したユーザー。
TYPE CHAR(1)
オブジェクトの種類。

A = 別名

H = 階層表

N = ニックネーム

S = 要約表

T = 表

U = タイプ付き表

V = 視点

W = タイプ付き視点

STATUS CHAR(1)
オブジェクトの種類。

N = 通常の表、視点、別名、またはニックネーム

C = 表またはニックネームについての検査保留

X = 作動不能の視点またはニックネーム

BASE_TABSCHEMA VARCHAR(128) Yes TYPE=A の場合、これらの列は該当の別名によって参照される表、 視点、別名、またはニックネームを示し、その他の場合はヌル値です。
BASE_TABNAME VARCHAR(128) Yes
ROWTYPESCHEMA VARCHAR(128) Yes 該当する場合、この表の行タイプの修飾名が含まれます。 それ以外の場合、ヌル値です。
ROWTYPENAME VARCHAR(18)
CREATE_TIME TIMESTAMP
オブジェクトが作成された時点を示すタイム・スタンプ。
STATS_TIME TIMESTAMP Yes この表に対する何らかの変更が最後に統計に記録された時刻。 統計が使用可能でない場合は、ヌル値。
COLCOUNT SMALLINT
表の列の数。
TABLEID SMALLINT
表の内部識別子。
TBSPACEID SMALLINT
この表の 1 次表スペースの内部識別子。
CARD BIGINT
表の中の行の総数。 表階層内の表の場合、統計が収集されていないか、 この行が視点または別名を記述している場合は、階層 -1 の指定レベルでの行数。 階層表の場合は -2。
NPAGES INTEGER
表の行が存在しているページの総数。 統計が収集されていないか、この行が視点または別名を記述している場合は -1。 副表または表階層の場合は -2。
FPAGES INTEGER
ページの総数。統計が収集されていないか、この行が視点または別名を記述している場合は -1。 副表または表階層の場合は -2。
OVERFLOW INTEGER
表のオーバーフロー・レコードの総数。 統計が収集されていないか、この行が視点または別名を記述している場合は -1。 副表または表階層の場合は -2。
TBSPACE VARCHAR(18) Yes 表の 1 次表スペースの名前。 他の表スペースが指定されていない場合、 表のすべての部分がこの表スペースに保管されます。 別名および視点の場合は、ヌル値です。
INDEX_TBSPACE VARCHAR(18) Yes この表に作成されたすべての索引が保管されている表スペースの名前。 別名および視点の場合、または INDEX IN 文節の指定がないか、 または INDEX IN 文節に CREATE TABLE ステートメントの IN 文節と同じ値が指定されている場合は、ヌル値。
LONG_TBSPACE VARCHAR(18) Yes この表のすべての長形式データ (LONG または LOB の列タイプ) が入っている表スペースの名前。 別名および視点の場合、または LONG IN 文節が指定されていないか、 または LONG IN 文節に CREATE TABLE ステートメントの IN 文節と同じ値が指定されている場合は、ヌル値。
PARENTS SMALLINT Yes この表の親表の数 (この表が従属表になっている参照制約の数)。
CHILDREN SMALLINT Yes この表に従属している表の数 (この表が親表になっている参照制約の数)。
SELFREFS SMALLINT Yes この表に対する自己参照になっている参照制約の数 (この表が親表であり、 また従属表でもある参照制約の数)。
KEYCOLUMNS SMALLINT Yes 表の基本キーを構成する列の数。
KEYINDEXID SMALLINT Yes 1 次索引の索引 ID。 基本キーがない場合はヌル値 (NULL) または 0。
KEYUNIQUE SMALLINT
この表に定義された固有制約 (基本キー以外) の数。
CHECKCOUNT SMALLINT
この表に定義された検査制約の数。
DATACAPTURE CHAR(1)

Y = 表はデータ複製に関与している

N = 関与していない

L = 表はデータ複製 (LONG VARCHAR および LONG VARGRAPHIC 列の複製を含む) に関与している


CONST_CHECKED CHAR(32)
バイト 1 は、外部キー制約を表します。 バイト 2 は、検査制約を表します。 バイト 5 は、要約表を表します。 バイト 6 は生成される列を表します。 他のバイトは予約済み。 検査に関する制約情報を示すコード。 値:

Y = システムによる検査

U = ユーザーによる検査

N = 検査なし (保留状態)

W = 表が検査保留 (保留状態) になったときに 'U' の状態だった

PMAP_ID SMALLINT Yes この表が使用する区分化マップの識別子。 別名および視点の場合は、ヌル値です。
PARTITION_MODE CHAR(1)
区分データベースの表に使用されるモード。

H = 区分化キーのハッシュ

R = データベース区分間で複製された表

別名、視点、および区分化キーが定義されていない単一区分のノード・グループの表の場合は、ブランク。 ニックネームの場合もブランク。

LOG_ATTRIBUTE CHAR(1)

0 = デフォルトのログ記録

1 = 初期にログ記録を取らずに作成された表


PCTFREE SMALLINT
将来の挿入用に予約されたページのパーセンテージ。 ALTER TABLE によって変更可能。
APPEND_MODE CHAR(1)
ページ上での行の挿入方法、

N = 新規行は使用可能な既存スペースに挿入される

Y = 新規行はデータの終わりに追加される

初期値は N。

REFRESH CHAR(1)
最新表示モード

D = 据え置き

I = 即時

O = 1 回

要約表でなければブランク

REFRESH_TIME TIMESTAMP Yes REFRESH=D または O の場合、 データを最後に最新表示した REFRESH TABLE ステートメントのタイム・スタンプ。 それ以外の場合はヌル値。
LOCKSIZE CHAR(1)
DML ステートメントがアクセスしたときに優先する表ロックの細分性を示します。 表にのみ適用されます。 可能な値は次のとおりです。

R = 行

T = 表

該当しない場合はブランク

初期値は R。

VOLATILE CHAR(1)

C = 表のカーディナリティーは揮発性

該当しない場合はブランク


REMARKS VARCHAR(254) Yes ユーザーが入力したコメント。


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