SQL 解説書

CHAR

日付 / 時刻→文字:

>>-CHAR--(--datetime-expression----+---------------+--)--------><
                                   '-,--+-ISO---+--'
                                        +-USA---+
                                        +-EUR---+
                                        +-JIS---+
                                        '-LOCAL-'
 

文字→文字:

>>-CHAR--(--character-expression----+-------------+--)---------><
                                    '-,--integer--'
 

整数→文字:

>>-CHAR--(--integer-expression--)------------------------------><
 

10 進数→文字:

>>-CHAR--(--decimal-expression----+------------------------+---->
                                  '-,--decimal-character---'
 
>----)---------------------------------------------------------><
 

浮動小数点数→文字:

>>-CHAR--(--floating-point-expression--)-----------------------><
 

スキーマは SYSIBM です。 ただし、CHAR(floating-point-expression) のスキーマは SYSFUN です。

CHAR 関数は、以下の文字ストリング表記を戻します。

関数の結果は、固定長文字ストリングです。 最初の引き数がヌル値になる可能性がある場合、 結果もヌル値になる可能性があります。 最初の引き数がヌル値の場合には、結果もヌル値です。

日付 / 時刻→文字

datetime-expression
次の 3 つのデータ・タイプのいずれかの式。

日付
結果は、2 番目の引き数によって指定された形式の日付の文字ストリング表記になります。 結果の長さは 10 文字です。 2 番目の引き数が指定され、その値が有効な値でない場合には、 エラーが生じます (SQLSTATE 42703)。

時刻 (time)
結果は、2 番目の引き数によって指定された形式の時刻の文字ストリング表記になります。 結果の長さは 8 になります。2 番目の引き数が指定され、 その値が有効な値でない場合には、エラーが生じます (SQLSTATE 42703)。

タイム・スタンプ
2 番目の引き数は適用されないので、指定してはなりません。 SQLSTATE 42815。 結果は、タイム・スタンプの文字ストリング表記になります。 結果の長さは 26 文字です。

ストリングのコード・ページは、 アプリケーション・サーバーのデータベースのコード・ページになります。

文字→文字

character-expression
CHAR、VARCHAR、LONG VARCHAR、 または CLOB のいずれかのデータ・タイプの値を戻す式。

integer
結果の固定長文字ストリングの長さ属性。 値は 0 〜 254 の範囲でなければなりません。

文字式の長さが結果の長さ属性より短い場合、 結果の長さになるまでブランクが結果に埋められます。 文字式の長さが結果の長さ属性より長い場合、 切り捨てが行われます。 その場合、切り捨てられた文字がすべてブランクで、 文字式が長ストリング (LONG VARCHAR または CLOB) でない限り、 警告 (SQLSTATE 01004) が戻されます。

整数→文字

integer-expression
整数データ・タイプの値 (SMALLINT、INTEGER または BIGINT のいずれか) を戻す式。

結果は、SQL 整数定数の形式による引き数の文字ストリング表記になります。 結果は、引き数の値を表す有効数字 n 桁で構成されます。 引き数が負の場合は、先行負符号 (-) も含みます。 これは、左そろえになります。

ストリングのコード・ページは、 アプリケーション・サーバーのデータベースのコード・ページになります。

10 進数→文字

decimal-expression
10 進数データ・タイプの値を戻す式。 異なる精度と位取りが必要になる場合、 まず DECIMAL スカラー関数を使用して変更を行うことができます。

decimal-character
結果文字ストリングの中で 10 進数を区切るために使用する 1 バイト文字定数を指定します。 文字を数字、正記号 ('+')、負記号 ('-')、 またはブランクにすることはできません (SQLSTATE 42815)。 デフォルト値はピリオド ('.') 文字です。

結果は、引き数の固定長文字ストリング表記になります。 結果は p 桁の数字になります (pdecimal-expression の精度)。 引き数が負の場合は、前に負符号が付けられます。 結果の長さは 2+p です (pdecimal-expression の精度)。 つまり、正の値には常に 1 個の後書きブランクが含められます。

ストリングのコード・ページは、 アプリケーション・サーバーのデータベースのコード・ページになります。

浮動小数点数→文字

floating-point-expression
浮動小数点データ・タイプ (DOUBLE または REAL) である値を戻す式。

結果は、浮動小数点定数形式による引き数の固定長文字ストリング表記になります。 結果の長さは 24 文字です。 引き数が負である場合、結果の先頭の文字は負符号 (-) になります。 それ以外の場合、先頭の文字は数字になります。 引き数値がゼロである場合、結果は 0E0 です。 それ以外の場合、結果は、 小数部がゼロ以外の単一数字の後にピリオドおよび一連の数字が続いたもので構成され、 引き数の値を表すことができる最小の文字数になります。 結果の文字数が 24 未満の場合、 24 文字になるまで結果の右側にブランクが埋められます。

ストリングのコード・ページは、 アプリケーション・サーバーのデータベースのコード・ページになります。

例:


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