SQL 解説書

SAVEPOINT

SAVEPOINT ステートメントを使用して、トランザクション内に保管点を設定します。

呼び出し

このステートメントは、 アプリケーション・プログラム (ストアード・プロシージャーを含む) に組み込むこともでき、 対話式に発行することもできます。 このステートメントは、動的に準備可能な実行可能ステートメントです。

許可

権限は不要です。

構文

>>-SAVEPOINT--savepoint-name----+---------+--------------------->
                                '-UNIQUE--'
 
                                 .-ON ROLLBACK RETAIN LOCKS--.
>----ON ROLLBACK RETAIN CURSORS--+---------------------------+--><
 

説明

savepoint-name
savepoint (保管点) の名前を指定します。

UNIQUE
UNIQUE 保管点を指定すると、保管点が活動中の間、 この保管点の名前がアプリケーションによって再使用されないことを示します。

ON ROLLBACK RETAIN CURSORS
SAVEPOINT ステートメントの後に処理されるオープン・カーソルのステートメントに関して、 この保管点へのロールバックでのシステムの動作を指定します。 ここで、RETAIN CURSORS 文節は、 保管点へのロールバックにおいて、可能な限りカーソルを変更しないことを示します。 どのような場合にカーソルが保管点へのロールバックから影響を受けるかについては、 ROLLBACKを参照してください。

ON ROLLBACK RETAIN LOCKS
保管点の設定後にかけられるロックに関して、 この保管点へのロールバックでのシステムの動作を指定します。 この保管点以降に掛けられたロックは、 この保管点へのロールバックでは追跡およびロールバック (解放) されません。

規則


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