SQL 解説書
列名 の意味は文脈によって異なります。
列名は以下の目的に使用できます。
- 列の名前を宣言する (CREATE TABLE ステートメントなどで)。
- 列を識別する (CREATE INDEX ステートメントなどで)。
- 列の値を指定する (以下に示すような文脈で)。
- 列関数においては、列名によって、
その関数が適用されるグループまたは中間結果表の列のすべての値が指定されます。
(グループおよび中間結果表については、照会を参照。)
たとえば、MAX(SALARY) は、
あるグループの SALARY 列の中のすべての値に関数 MAX が適用されることを表します。
- GROUP BY または ORDER BY 文節の中では、
その文節が適用される中間結果表の中のすべての値を、列名によって指定します。
たとえば、ORDER BY DEPT と指定すると、
DEPT 列の値によって中間結果表が順序付けられます。
- 式、探索条件、またはスカラー関数においては、列名によって、
その構成項目が適用されるそれぞれの行またはグループの値が指定されます。
たとえば、探索条件 CODE = 20 が何らかの行に適用される場合、
列名 CODE によって指定される値は、その行の CODE 列の値です。
- FROM 文節における table-reference の correlation-clause のように、
列の名前を一時的に変更する。
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