SQL 解説書

MAX

             .-ALL------.
>>-MAX--(----+----------+--expression--)-----------------------><
             '-DISTINCT-'
 

スキーマは SYSIBM です。

MAX 関数は、値の集合の最大値を戻します。

引き数値は、長ストリングまたは DATALINK 以外の任意の組み込みタイプにすることができます。

DISTINCT を使用する場合、expression の結果データ・タイプの文字ストリングとしての長さは 255 を超えてはならず、 漢字ストリング列としての長さは 127 を超えてはなりません。 expression の結果データ・タイプは、LONG VARCHAR、LONG VARGRAPHIC、BLOB、CLOB、DBCLOB、DATALINK、これらのタイプの特殊タイプ、 または構造タイプとすることはできません (SQLSTATE 42907)。

結果のデータ・タイプ、長さ、およびコード・ページは、 引き数値のデータ・タイプ、長さ、およびコード・ページと同じです。 結果は、派生値とみなされ、ヌル値の場合もあります。

この関数は、引き数の値からヌル値を除いて求めた値の集合に対して適用されます。

この関数が空集合に適用されると、結果はヌル値になります。 それ以外の場合、結果は集合の中の最大値になります。

DISTINCT を指定しても結果に影響しないので、指定しないようにしてください。 これは、他の関係システムとの互換性の目的で組み込まれています。

例:


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