この関数の処理は、EUC 環境の混合文字ストリングでは変わりません。 戻される値は、引き数のコード・ページでのストリングの長さです。 この関数を使用して値の長さを決める場合、 その長さを使用する方法を十分考慮する必要があります。 これは混合ストリング定数を使用する場合は特に当てはまります。 長さが文字単位ではなくてバイト単位で与えられているからです。 たとえば、LENGTH 関数によって戻された DBCS データベースの混合ストリング列の長さは、 eucJP または eucTW クライアントのその列の検索値の長さよりも短いことがあります。 それは、いくつかの DBCS 文字がマルチバイト eucJP または eucTW 文字に変換されるためです。
SUBSTR 関数は、混合文字ストリング上でバイト単位で演算を行います。 そのため、 結果ストリングの最初または終わりにマルチバイト文字のフラグメントが含まれていることがあります。 文字のフラグメントの検出または処理は行われません。
TRANSLATE 関数は、マルチバイト文字を含む混合文字ストリングをサポートします。 to-string-exp と from-string-exp の対応する文字は、 同じ数のバイトを持っていなければならず、 マルチバイト文字の一部で終了することはできません。
char-string-exp が文字ストリングである場合、 pad-char-exp の結果は 1 バイト文字でなければなりません。 TRANSLATE は char-string-exp のコード・ページで実行されるため、 pad-char-exp はマルチバイト文字から 1 バイト文字に変換されることがあります。
マルチバイト文字の一部で終了する char-string-exp は、 変換されたバイトを持ちません。
日本語 EUC または中国語 (繁体字) EUC のコード・ページの 文字ストリング・オペランドに対する VARGRAPHIC 関数は、 UCS-2 コード・ページの漢字ストリングを戻します。