SQL 解説書

SYSCAT.PACKAGES

アプリケーション・プログラムをバインドして作成されたパッケージごとに 1 つの行が含まれています。

表 75. SYSCAT.PACKAGES カタログ視点
列名 データ・タイプ ヌル値可 説明
PKGSCHEMA VARCHAR(128)
パッケージの名前。
PKGNAME CHAR(8)
BOUNDBY VARCHAR(128)
パッケージをバインドしたユーザーの許可 ID (OWNER)。
DEFINER VARCHAR(128)
パッケージをバインドしたユーザーのユーザー ID。
DEFAULT_SCHEMA VARCHAR(128)
静的 SQL ステートメントの非修飾名に使用されるデフォルト・スキーマ (QUALIFIER) の名前。
VALID CHAR(1)

Y = 有効

N = 無効

X = パッケージが従属している関数インスタンスが除去されたので、 パッケージは作動不能。 明示的な再バインドが必要です。 SYSCAT.PACKAGEDEPの注 1 を参照。


UNIQUE_ID CHAR(8)
パッケージを最初に作成された時点を示す内部日付 / 時刻情報。
TOTAL_SECT SMALLINT
パッケージのセクションの合計数。
FORMAT CHAR(1)
パッケージに関連した日付と時刻の形式。

0 = データベースの国別コードに関連した形式

1 = USA 形式の日付、時刻

2 = EUR 形式の日付、時刻

3 = ISO 形式の日付、時刻

4 = JIS 形式の日付、時刻

5 = LOCAL 形式の日付、時刻

ISOLATION CHAR(2) Yes 分離レベル。

RR = 反復可能読み取り

RS = 読み取り固定

CS = カーソル固定

UR = 非コミット読み取り

BLOCKING CHAR(1) Yes カーソル・ブロック化オプション

N = ブロック化なし

U = 確定カーソルをブロック化

B = すべてのカーソルをブロック化

INSERT_BUF CHAR(1)
バインド時に使用された挿入オプション

Y = 挿入内容はバッファーに入れられる

N = 挿入内容はバッファーに入れられない

LANG_LEVEL CHAR(1) Yes BIND 時に使用された LANGLEVEL 値

0 = SAA1

1 = SQL92E または MIA

FUNC_PATH VARCHAR(254)
このパッケージの最後の BIND コマンドで使用された SQL パス。 これは REBIND のデフォルトのパスとして使用されます。 バージョン 2 より前のパッケージでは SYSIBM。
QUERYOPT INTEGER
このパッケージをバインドした最適化クラス。 再バインドに使用されます。 0、1、3、5、および 9 のクラスがあります。
EXPLAIN_LEVEL CHAR(1)
EXPLAIN または EXPLSNAP バインド・オプションを使用して、 Explain が要求されたか否か。

P = プラン選択レベル

Explain が要求されていない場合は、ブランク

EXPLAIN_MODE CHAR(1)
EXPLAIN バインド・オプションの値

Y = Yes (静的)

N = No

A = All (静的と動的)

EXPLAIN_SNAPSHOT CHAR(1)
EXPLSNAP バインド・オプションの値

Y = Yes (静的)

N = No

A = All (静的と動的)

SQLWARN CHAR(1)
動的 SQL ステートメントからアプリケーションに戻される結果の正の SQLCODE。

Y = Yes

N = No (抑制される)

SQLMATHWARN CHAR(1)
バインド時のデータベース構成パラメーター DFT_SQLMATHWARN の値。 静的 SQL ステートメントの算術計算エラーと検索変換エラーを、 警告を伴うヌル値として扱うか否か。

Y = Yes

N = No (抑制される)

EXPLICIT_BIND_TIME TIMESTAMP
このパッケージを最後に明示的にバインドまたは再バインドした時刻。 パッケージを暗黙に再バインドすると、 この時点以降に作成された関数インスタンスは選択されません。
LAST_BIND_TIME TIMESTAMP
このパッケージが最後に明示的にバインドまたは再バインドされた時刻。
CODEPAGE SMALLINT
バインド実行時のアプリケーションのコード・ページ (不明の場合は -1)。
DEGREE CHAR(5)
パッケージのバインド時の区画内並行性に関する限界の指定 (バインド・オプションとしての)。

1 = 区画内並行性はない。

2 〜 32 767 = 区画内並行性の度合い。

ANY = 度合いはデータベース・マネージャーによって決定される。

MULTINODE_PLANS CHAR(1)

Y = パッケージは複数区分の環境でバインドされた。

N = パッケージは単一区分の環境でバインドされた。


INTRA_PARALLEL CHAR(1)
パッケージ内の静的 SQL ステートメントによる区画内並行性の使用を示します。

Y = パッケージ内の 1 つまたは複数の静的 SQL ステートメントが区画内並行性を使用する。

N = パッケージ内の静的 SQL ステートメントは区画内並行性を使用しない。

F = パッケージ内の 1 つまたは複数の静的 SQL ステートメントは区画内並行性を使用可能。 この並列性は、区画内並行性を使用するように構成されていないシステムでは使用不可になっています。

VALIDATE CHAR(1)

B = すべての検査は BIND 実行時に行う必要がある

R = 予約済み


DYNAMICRULES CHAR(1)

B = 動的 SQL ステートメントは実行時の静的 SQL ステートメントと同様に扱われ、 バインドしたユーザーの権限 ID が使用される。

R = 動的 SQL ステートメントは実行時の動的 SQL ステートメントと同様に扱われ、 実行者の権限 ID が使用される。

初期値は R。

SQLERROR CHAR(1)
パッケージをバインドまたは再バインドした最新のサブコマンドの SQLERROR オプション。

C = 予約済み

N = パッケージなし

REFRESHAGE DECIMAL (20,6)
タイム・スタンプ期間。REFRESH TABLE ステートメントが要約表に実行されてから、 要約表が基礎表の代わりに使用されるまでの最大時間を示す。
REMARKS VARCHAR(254) Yes ユーザー提供のコメントまたはヌル値。


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