タイプ 2 接続管理の意味は、プリコンパイラーのオプション群によって決定されます。 これらのオプションについて以下に要約します。 デフォルト値はボールド体に下線を付けたテキストで示します。 詳細については、コマンド解説書 または管理 API 解説書 を参照してください。
CONNECT ステートメントが、タイプ 1 とタイプ 2 のどちらとして処理されるかを指定します。
タイプ 2 の CONNECT が、 CONNECT による休止接続への切り替えを認める DB2 規則に従って処理されるのか、 それともその切り替えを認めない SQL92 標準 (STD) 規則に従って処理されるのかを指定します。
コミット操作の発生時に切断されるデータベース接続を指定します。 これは以下のいずれかです。
複数のデータベース接続にまたがってコミットまたはロールバックを調整する仕方を指定します。
上記のどのオプションについても、 特殊な SET CLIENT アプリケーション・プログラミング・インターフェース (API) を使用することによって、 実行時に指定変更することができます。 これらの現行の設定値は、特殊な QUERY CLIENT API を使用して調べることができます。 これらは SQL ステートメントではなく、 さまざまなホスト言語およびコマンド行プロセッサーで定義されている API であることに注意してください。 これらは、コマンド解説書 および管理 API 解説書 で定義されています。
システムが異なると、データを表現する方式も異なります。 データをあるシステムから別のシステムへ移動する場合、 データ変換が必要なことがあります。 DRDA をサポートする製品は、 データを受け取る側のシステムで必要な変換を自動的に実行します。
数値データの変換では、データ・タイプと、 そのデータ・タイプが送り側システムでどのように表現されるかという情報が必要です。 文字データの場合、 文字ストリングの変換のためにさらに情報が必要になります。 ストリングの変換は、データのコード・ページと、 そのデータに対して実行する操作の両方に応じて変わります。 文字変換は、IBM の文字データ表現体系 (CDRA) に従って実行されます。 文字変換の詳細については、 Character Data Representation Architecture Reference (SC09-1390) を参照してください。