SQL 解説書

VARGRAPHIC

文字→ VARGRAPHIC:

>>-VARGRAPHIC--(--character-string-expression--)---------------><
 

GRAPHIC → VARGRAPHIC:

>>-VARGRAPHIC--(--graphic-string-expression----+-------------+-->
                                               '-,--integer--'
 
>----)---------------------------------------------------------><
 

スキーマは SYSIBM です。

VARGRAPHIC 関数は、以下の漢字ストリング表記を戻します。

この関数の結果は、可変長漢字ストリング (VARGRAPHIC データ・タイプ) です。 最初の引き数がヌル値の可能性がある場合、結果もヌル値の可能性があります。 最初の引き数がヌル値である場合、その結果もヌル値になります。

文字 → VARGRAPHIC

character-string-expression
値のデータ・タイプが LONG VARCHAR または CLOB 以外である文字ストリングで、 その最大長が 16 336 バイトを超えない式。

結果の長さ属性は、引き数の長さ属性と同じになります。

S を character-string-expression の値とします。 S 内の各 1 バイト文字は、結果においては、 それに相当する 2 バイト表記または 2 バイト置換文字に変換されます。 S 内の各 2 バイト文字はそのままになります。 S の最後のバイトが 2 バイト文字の第 1 バイトである場合、 それは 2 バイトの置換文字に変換されます。 S 内の文字の順序はそのまま維持されます。

変換に際しては、さらに次の考慮事項があります。

GRAPHIC → VARGRAPHIC

graphic-string-expression
漢字ストリング値を戻す式。

integer
結果の可変長漢字ストリングの長さ属性。 値は 0 〜 16 336 の範囲でなければなりません。 この引き数を指定しない場合、結果の長さは引き数の長さと同じになります。

graphic-string-expression の長さが結果の長さ属性より長い場合は、 切り捨てが行われて、警告が戻されます (SQLSTATE 01004)。 ただし、切り捨てられた文字がすべてブランクであり、 graphic-string-expression が長ストリング (LONG VARGRAPHIC または DBCLOB) ではない場合は除きます。


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