SQL 解説書

結果列のデータ・タイプ

SELECT の結果の各列は、その列の派生元の式のデータ・タイプとなります。
結果列のデータ・タイプ
数値列の名前 列のデータ・タイプと同じ。DECIMAL 列の場合は精度と位取りも同じ。
整数定数 INTEGER
10 進定数 定数の精度および位取りを持つ DECIMAL
浮動小数点定数 DOUBLE
任意の数値変数の名前 変数のデータ・タイプと同じで、10 進変数については精度と位取りも同じ。
データ・タイプ属性の説明は、の項を参照。
関数 (結果のデータ・タイプを判別するには、"関数" を参照。)
n バイトを表す 16 進定数 VARCHAR(n)。 コード・ページはデータベース・コード・ページです。
ストリング列の名前 列のデータ・タイプと同じで、長さ属性も同じ
ストリング変数の名前 変数のデータ・タイプと同じで、長さ属性も同じ。 変数のデータ・タイプが SQL データ・タイプと同じではない場合 (たとえば、 C において NUL 文字で終了するストリング)、結果列は可変長ストリングになります。
長さ n の文字ストリング VARCHAR(n)
長さ n の漢字ストリング VARGRAPHIC(n )
日付 / 時刻の列の名前 列のデータ・タイプと同じ。
ユーザー定義タイプ列の名前 列のデータ・タイプと同じ
参照タイプ列の名前 列のデータ・タイプと同じ

FROM 文節

         .-,------------------.
         V                    |
>>-FROM-----table-reference---+--------------------------------><
 

FROM 文節は、中間結果表を指定します。

表参照 (table-reference) が 1 つ指定されている場合、 中間結果表は単に、その表参照の結果です。

複数の表参照が指定されている場合、中間結果表は、 指定された表参照の行の可能なすべての組み合わせ (カルテシアン積) からなります。 結果の各行は、最初の表参照の行を 2 番目の表参照の行に連結し、 それを 3 番目の表参照の行に連結し、以下同様の手順で連結した行です。 結果の行数は、すべての表参照の行数の積です。

表参照 については、表参照 を参照してください。


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