データベース・マネージャーは、 その制御下のデータに関する情報の含まれる一連の視点と基礎表を管理しています。 このような視点と基礎表を、まとめてカタログ と呼びます。 これには、表、視点、索引、パッケージ、関数などの、 データベース中のオブジェクトの情報が納められています。
カタログ視点は、データベースの他の視点とよく似たものです。 カタログ視点のデータを参照するには、 システムの他の視点からデータを検索するのと同じ方法で SQL ステートメントを使用することができます。 データベース・マネージャーは、 データベース中のオブジェクトの正確な内容を常にカタログに記録しています。 カタログの特定の値を変更する場合には、 更新可能なカタログ視点の集合を使用できます (更新可能なカタログ視点 を参照)。
カタログには統計的な情報も含まれています。 この統計的な情報は、管理者の実行するユーティリティー、 または適切な権限を与えられたユーザーの実行する更新ステートメントによって更新されます。
カタログ視点のリストが、付録 D, カタログ視点に示されています。