SQL 解説書

NULLIF

>>-NULLIF--(--expression--,--expression--)---------------------><
 

スキーマは SYSIBM です。

NULLIF 関数は、引き数が等しい場合はヌル値を戻し、 それ以外の場合には最初の引き数の値を戻します。

2 つの引き数は比較可能でなければなりません (割り当てと比較 を参照)。 それらは、組み込みデータ・タイプ (長ストリングまたは DATALINK 以外) か、 まったく異なるデータ・タイプ (長ストリングまたは DATALINK に基づくもの以外) のいずれかにすることができます。 45 結果の属性は、最初の引き数の属性になります。

NULLIF(e1,e2) を使用した結果は、次の式を使用した結果と同じになります。

  CASE WHEN e1=e2 THEN NULL ELSE e1 END

一方または両方の引き数が NULL で、e1=e2 が未知として評価されると、 CASE 式はこれを真ではないとみなします。 したがって、この場合、NULLIF は最初の引き数の値を戻します。

例:


脚注:

45
この関数は、 ユーザー定義関数の作成時にソース関数として使用しなくてもかまいません。 この関数は、すべての互換データ・タイプを引き数として受け入れるので、 ユーザー定義特殊タイプをサポートするための追加のシグニチャーを作成する必要はありません。


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