SQL 解説書

SOUNDEX

>>-SOUNDEX--(--expression--)-----------------------------------><
 

スキーマは SYSFUN です。

引き数内の語の音を示す 4 文字コードを戻します。 この結果は、他のストリングの音との比較に使用することができます。

引き数は、 CHAR または VARCHAR (4 000 バイトを超えない) のいずれかの文字ストリングです。

関数の結果は CHAR(4) です。 結果はヌル値になることがあります。 引き数がヌル値である場合、その結果はヌル値になります。

SOUNDEX 関数は、音が分かっているが、 正確なつづりが不明なストリングを検出する場合に有用です。 文字および文字の組合わせがどのように聞こえるかを前提とするものであり、 類似する音の語の探索に役立ちます。 比較は、直接、またはストリングを引き数として DIFFERENCE 関数へ渡すことによって行うことができます (DIFFERENCEを参照)。

例:

EMPLOYEE 表を使って、 'Loucesy' に類似する発音する姓をもつ従業員の EMPNO および LASTNAME を見つけます。

 SELECT EMPNO, LASTNAME FROM EMPLOYEE
   WHERE SOUNDEX(LASTNAME) = SOUNDEX('Loucesy')

この例では、以下を戻します。

 EMPNO  LASTNAME       
 ------ ---------------
 000110 LUCCHESSI      


[ ページのトップ | 前ページ | 次ページ | 目次 | 索引 ]