SQL 解説書

FLUSH EVENT MONITOR

FLUSH EVENT MONITOR ステートメントは、 イベント・モニター event-monitor-name に関連付けられたすべてのアクティブ・モニター・タイプの現行のデータベース・モニター値を、 イベント・モニターの I/O ターゲットに書き込みます。 このため、レコードの生成頻度が低いイベント・モニター (データベース・イベント・モニターなど) で、 いつでも部分事象レコードを使用することができます。 こうしたレコードには、イベント・モニターのログで、部分レコード 識別子が付けられます。

イベント・モニターがフラッシュされると、そのモニターのアクティブな内部バッファーが、 イベント・モニターの出力オブジェクトに書き込まれます。

呼び出し

このステートメントは、アプリケーション・プログラムに組み込むか、 あるいは対話式に使用することができます。 このステートメントは、動的に作成できる実行可能ステートメントです。

許可

許可 ID の特権には、 SYSADM 権限または DBADM 権限のいずれかが含まれていなければなりません (SQLSTATE 42502)。

構文

>>-FLUSH--EVENT--MONITOR--event-monitor-name--+---------+------><
                                              '-BUFFER--'
 

説明

event-monitor-name
イベント・モニターの名前。 これは、1 つの部分からなる名前です。 これは、SQL 識別子です。

BUFFER
イベント・モニターのバッファーを書き出すことを示します。 BUFFER を指定すると、部分レコードは生成されません。 イベント・モニターのバッファーにすでに入っているデータだけが書き出されます。


[ ページのトップ | 前ページ | 次ページ | 目次 | 索引 ]