SQL 解説書

SYSCAT.DATATYPES

組み込みタイプおよびユーザー定義タイプを含むすべてのデータ・タイプごとに、 1 つの行が含まれています。

表 53. SYSCAT.DATATYPES カタログ視点
列名 データ・タイプ ヌル値可 説明
TYPESCHEMA VARCHAR(128)
データ・タイプの修飾名 (組み込みタイプの場合、TYPESCHEMA は SYSIBM です)。
TYPENAME VARCHAR(18)
DEFINER VARCHAR(128)
タイプ作成時の許可 ID。
SOURCESCHEMA VARCHAR(128) Yes 特殊タイプのソース・タイプの修飾名。 参照タイプとして使用される組み込みタイプのうち、 その参照タイプが構造タイプへ参照するための表示として使用されているものの修飾名。 その他の場合はヌル値。
SOURCENAME VARCHAR(18) Yes
METATYPE CHAR(1)

S = システムで定義済みのタイプ

T = 特殊タイプ

R = 構造タイプ


TYPEID SMALLINT
システムで生成された、データ・タイプの内部識別子。
SOURCETYPEID SMALLINT Yes ソース・タイプの内部タイプ ID (組み込みタイプの場合はヌル値)。 ユーザー定義構造タイプの場合、これは参照表示タイプの内部タイプ ID になります。
LENGTH INTEGER
タイプの最大長。 システムで定義済みのパラメーター化タイプ (DECIMAL や VARCHAR など) の場合は 0。 ユーザー定義構造タイプの場合、これは参照表示タイプの長さを示します。
SCALE SMALLINT
システムで定義済みの DECIMAL タイプに基づく特殊タイプまたは参照表示タイプの位取り。 他のすべてのタイプの場合は 0 (DECIMAL 自体を含む)。 ユーザー定義構造タイプの場合、これは参照表示タイプの長さを示します。
CODEPAGE SMALLINT
文字特殊タイプおよび漢字特殊タイプ、または参照表示タイプの場合はコード・ページ。 それ以外の場合は 0。
CREATE_TIME TIMESTAMP
データ・タイプの作成時刻。
ATTRCOUNT SMALLINT
データ・タイプ内の属性の数。
INSTANTIABLE CHAR(1)

Y = タイプをインスタンス化できる。

N = タイプをインスタンス化できない。


WITH_FUNC_ACCESS CHAR(1)

Y = 関数表記を使ってこのタイプ用のメソッドすべてを呼び出せる。

N = 関数表記を使ってこのタイプ用のメソッドすべてを呼び出せない。


FINAL CHAR(1)

Y = ユーザー定義タイプにサブタイプを指定できない。

N = ユーザー定義タイプにサブタイプを指定できる。


INLINE_LENGTH INTEGER
基礎表の行で保持できる構造タイプの長さ。 CREATE TYPE ステートメントで明示的に設定された値がない場合は 0 です。
REMARKS VARCHAR(254) Yes ユーザー提供のコメントまたはヌル値。


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