SQL 解説書

DLVALUE

>>-DLVALUE--(--data-location------------------------------------>
 
>----+---------------------------------------------+--)--------><
     '-,--linktype-string--+--------------------+--'
                           '-,--comment-string--'
 

スキーマは SYSIBM です。

DLVALUE 関数は DATALINK 値を戻します。 この関数は、UPDATE ステートメント内の SET 文節の右辺にあるか、 または INSERT ステートメント内の VALUES 文節にあるとき、 通常ファイルへのリンクも作成します。 ただし、コメントだけが指定されている (data-location がゼロ長ストリングである) 場合、 DATALINK 値はリンケージ属性を指定せずに作成されるため、 ファイル・リンクはありません。

data-location
リンク・タイプが URL である場合、 これは完全 URL 値を含む可変長文字ストリングになる式です。

linktype-string
DATALINK 値のリンク・タイプを指定する任意指定の VARCHAR 式。 'URL' (SQLSTATE 428D1) だけが有効な値です。

comment-string
コメントまたは追加の位置情報を提供する任意指定の VARCHAR(254) 値。

この関数の結果は DATALINK 値となります。 DLVALUE 関数のいずれかの引き数がヌル値の可能性がある場合、 結果もヌル値になる可能性があります。 data-location がヌル値の場合、その結果はヌル値になります。

この関数を使用して DATALINK 値を定義する際には、 ターゲット値の最大長を考慮してください。 たとえば、列が DATALINK(200) で定義されている場合、 data-locationcomment を加えた最大長は 200 バイトとなります。

例:


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