参照タイプ は構造タイプと対になっているタイプです。 特殊タイプに似て、 参照タイプは組み込みデータ・タイプの 1 つと共通の表記を使用するスカラー・タイプです。 この同じ表記はタイプ階層のすべてのタイプで共用されます。 参照タイプ表記は、タイプ階層のルート・タイプの作成時に定義されます。 参照タイプを使用する場合、構造タイプはタイプのパラメーターとして指定されます。 このパラメーターを、参照のターゲット・タイプ といいます。
参照のターゲットは、通常、タイプ付き表またはタイプ付き視点の行です。 参照タイプを使用する場合、効力範囲 を定義することができます。
効力範囲は、 参照値のターゲット行がある表 (ターゲット表 と呼ばれる) または視点 (ターゲット視点 と呼ばれる) を指定します。 ターゲット表またはターゲット視点は、 参照タイプのターゲット・タイプと同じタイプでなければなりません。 効力範囲を持つ参照タイプのインスタンスは、 タイプ付き表またはタイプ付き視点の行 (ターゲット行 と呼ばれる) を一意的に識別します。