SQL 解説書

データ・タイプ

列のデータ・タイプの指定については、CREATE TABLE を参照してください。

SQL で扱うことのできる一番小さいデータの単位は です。 値の解釈方法は、値の出所 (ソース) のデータ・タイプによって異なります。

値の出所は、以下のとおりです。

DB2 は、この項で説明されている複数の組み込みデータ・タイプをサポートしています。 また、ユーザー定義のデータ・タイプもサポートします。 ユーザー定義のデータ・タイプについては、ユーザー定義タイプを参照してください。

図 9 は、サポートされる組み込みデータ・タイプを示しています。

図 9. サポートされる組み込みデータ・タイプ


サポートされる組み込みデータ・タイプ

ヌル値

すべてのデータ・タイプには、ヌル値が含まれています。 ヌル値とは、すべての非ヌル値と区別されていて、 それによって (非ヌル) 値がないことを指し示すための特殊値のことです。 すべてのデータ・タイプにはヌル値が含まれますが、 NOT NULL として定義されている列にヌル値を入れることはできません。

ラージ・オブジェクト (LOB)

ラージ・オブジェクト および総称頭字語である LOB は、 BLOB、CLOB、または DBCLOB のデータ・タイプを参照するときに使用されます。

LOB 値は、 可変長文字ストリングの使用制限で指定されている LONG VARCHAR 値に適用される制限に従います。 LOB ストリングに対するこのような制限は、 ストリングの長さ属性が 254 バイト以下であっても適用されます。


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