SQL 解説書

CURRENT QUERY OPTIMIZATION

CURRENT QUERY OPTIMIZATION 特殊レジスターには、動的 SQL ステートメントのバインド時に、 データベース・マネージャーによって行われる照会最適化のクラスを制御する INTEGER 値が入れられます。 QUERYOPT バインド・オプションは、 静的 SQL ステートメントの照会クラスの最適化を制御します (QUERYOPT バインド・オプションの詳細については、 コマンド解説書 を参照してください)。 可能な値の範囲は 0 〜 9 です。 たとえば、照会最適化クラスが最適化の最小クラス (0) に設定されている場合、 この特殊レジスターの値は 0 です。 デフォルト値は、dft_queryopt データベース構成パラメーターによって決められます。

その値は SET CURRENT QUERY OPTIMIZATION ステートメントによって変更することができます (SET CURRENT QUERY OPTIMIZATIONを参照してください)。

以下の例は、SYSCAT.PACKAGES カタログ視点を使って、 CURRENT QUERY OPTIMIZATION 特殊レジスターの現行値と同じ設定でバインドされた すべてのプランを検索するものです。

    SELECT PKGNAME, PKGSCHEMA FROM SYSCAT.PACKAGES
      WHERE QUERYOPT = CURRENT QUERY OPTIMIZATION


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