SQL 解説書

例外表の行の処理

例外表の情報は、必要な任意の方法で処理できます。 その行を使用することにより、データを修正したり、 元の表にその行を再び挿入したりすることができます。

元の表に INSERT トリガーがないなら、 例外表に対する副照会を含む INSERT ステートメントを発行することによって、 修正した行を転送します。

INSERT トリガーがあり、 トリガーを起動することなく例外表からの修正済みの行によるロードを完了したい場合は、 次のような方法があります。

DB2 バージョン 7 では、例外表から行を挿入する際にトリガーが起動しないように防止する 明示的な備えは行われません。

固有索引の違反に対しては、行ごとに 1 つの違反しか報告されません。

長形式ストリングまたは LOB データ・タイプの値が表の中に含まれている場合、 固有索引違反があっても、その値は例外表に挿入されません。


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