拡張索引を使用する場合、追加のカタログ視点を使用すれば、 SYSCAT カタログ視点の実装に関する有用な情報を得ることができます。 これらの視点は自動的には作成されません。 このような視点は OBJCAT スキーマで作成され、 すべての視点に対する SELECT 特権が、デフォルト解釈により PUBLIC に付与されます。
警告: | 視点のこのセットは、 次のバージョンでカタログ移行がサポートされるまで一時的に使用するためのものです。 これらの視点があらゆるデータベースにあるものと、 アプリケーションがみなすことがないようにしてください。 また、将来のバージョンでは、 これらのカタログはおそらく提供されなくなるということを考慮してください。 これらの視点からの情報は、 将来のバージョンでは SYSCAT 視点を使用してサポートされる予定です。 |
視点を作成するには、以下のステップを実行してください。
db2 -tvf sqllib/bin/objcat.db2
db2 -tvf sqllib\bin\objcat.db2
objcat.db2 で作成した視点を除去するには、 以下のステップを実行してください。
db2 -tvf sqllib/bin/objcatdp.db2
db2 -tvf sqllib\bin\objcatdp.db2
注: | データベースにすでに OBJCAT というスキーマがある場合、 ファイル objcat.db2 の独自のコピーを作成し、 2 番目および 3 番目の CREATE SCHEMA ステートメントのスキーマ名を、 適当な名前に変更する必要があります。 |
OBJCAT.DB2 ファイル内のステートメントでは、追加の OBJCAT カタログ視点がすべて作成されます。
この付録は、個々の OBJCAT カタログ視点について説明しています。 関連する SYSCAT 視点については、付録 D, カタログ視点を参照してください。
カタログ視点は、SQL データ定義ステートメント、環境ルーチン、 および特定のユーティリティーに対応する通常の操作の過程で更新されます。 カタログ視点のデータは、通常の SQL 照会機能によって使用可能です。 列の名前は、 それが記述するオブジェクトのタイプに基づいて次のような一貫した名前が用いられています。