DB2 ユニバーサル・データベースの基本原則は、
データは、それが一番意味を成す場所に置くことができ、実際、そうすべきであるということです。
- DB2 は、UNIX、Microsoft Windows、OS/2、AS/400、
および OS/390 を含む、複数のオペレーティング・システムで使用できます。
これは、特定のデータにとって最適なプラットフォームはどれかということに基づいて、
決定を行うことができるということです。
- DB2 を使用すれば、
システムのネットワークを超えたデータの分散とアクセスが可能です。
ユーザーは、ローカル・データベースとリモート・データベースのデータの照会、
追加、削除、および更新を行うことができます。
- 同一のコンピューター上で DB2 サーバー・コードの複数のコピーを実行できます。
つまり、同時に複数の DB2 のインスタンスを、それぞれ異なる構成で実行できます。
データの視点はそれぞれ調整することができ、別々のデータを扱うことさえできます。
- DB2 データベースは、LAN で接続された複数の独立したコンピューター間で、
あるいはクラスターの中で区画化することができます。
これによって、単一のサーバーでは効率的に処理できない大規模なデータベースを分割することができます。
また、個々のデータベース区画上で操作を並列的に実行できるので、
実行時間の短縮にもつながります。
- DB2 ではサポートが拡張されていて、従来のデータ型 (たとえば、integer や varchar) だけでなく、
マルチメディア・オブジェクト (たとえば、ビデオ、オーディオ、およびイメージ)、
独自設計のデータ型 (ユーザー定義の型)、
およびフラット・ファイルもサポートされています。