保管データを保護することは、データベース・システムの不可欠の機能です。
DB2 ユニバーサル・データベースは、破損、無許可アクセス、
および無効な入力からデータを保護するために、以下の手段を備えています。
- ハードウェア障害またはソフトウェア障害が生じた場合に、
データが破損しないように保護するツールのセット。
バックアップとログ・ジャーナルを使用して、
障害が起こる前と同じ状態にデータベースを復元することができます。
- 許可なしにデータがアクセスおよび変更されないよう保護する、権限と特権のシステム。
権限は、多くの場合、特定の種類の管理活動を実行するユーザーの権利を表すのに対し、
特権は、データベース・オブジェクトにユーザーがアクションを実行する能力と関連しています。
- 表の列に有効な値の規則 (制約) を定義したり、
1 つまたは複数の表の列同士の関係 (参照保全) を定義したりすることによって、
データ入力を制御する手段。
- データベース・イベントの監査証跡を生成する監査機能。
これらのレコードを使用して、システム管理アクションも含め、
アプリケーションとユーザー・アクセスをモニターすることができます。
このようなモニターによって、データ保護のストラテジーが変わることもあります。