ソース・データは、運用アプリケーション・プログラムの要件を満たす構造や形式をとることが多いので、 データウェアハウスのエンド・ユーザーにはあまり適しているとは言えません。 データをデータウェアハウスの一部とするには、多くの場合、何度も変換しなければなりません。 DB2 ユニバーサル・データベースと DB2 ウェアハウス・マネージャーには、 不要なデータを取り除き、データを再構成し、相互に関連させ、標準化し、要約して、 データをより正確で使用しやすくするために使用できる組み込み変換関数が 100 以上あります。 変換関数には、SQL 関数、ウェアハウス変換関数、統計変換関数、 およびユーザー定義変換関数の 4 つのタイプがあります。
SQL 関数は、フィールド・レベルおよび表レベルのさまざまな変換を実行するのに役立ちます。 フィールド・レベルの変換には、ストリング処理、データ・タイプ変換、 算術計算、およびブール演算が含まれます。 表レベルの変換には、平均値、中央値、最小値、最大値、次元に沿ったロールアップ、 キューブ計算などが含まれます。