DB2 データ・リンク・マネージャーは Tivoli Space Manager (TSM) およびその仮想ファイル・システム (FSM と呼ばれ、 JFS などのネイティブ・ファイルシステムの上に層を構成する) の機能を使用できるようになりました。 FSM は JFS と同じ方法でアクセスおよび構成することができます。
この新機能は、大きなファイルが入っていてそのファイルを定期的に第 3 の記憶装置に移動する必要があるファイルシステムを持っていて、またそのファイルシステムのスペースを定期的に管理する必要があるという場合に役立ちます。今のところ大抵は、TSM が第 3 の記憶装置を管理する手段を提供しています。新しい TSM の DB2 データ・リンク・マネージャー・サポートを使うと、より一層柔軟に DATALINK ファイルの空間を管理できます。保管すると思われるすべてのファイルのために DB2 データ・リンク・マネージャー・ファイル・システムに十分の記憶域を事前割り振りするのではなく、 TSM は、通常の使用時にファイル・システムが不注意にも一杯になってしまうことのないように、 Data Links が管理するファイル・システムの割り振りが一定の期間に渡って調整されるようにします。