DB2 ユニバーサル・データベース (OS/390 版) の新機能が、コントロール・センターに組み入れられています。
Generate DDL 関数を使うとユーザーは、データベース・オブジェクトとそれに依存するオプションのオブジェクトを作成するのに使用する DDL ステートメントを選択してから生成することができます。例として、ユーザーは、すべて表に基づいた索引と視点を含め、表用の DDL の生成を要求することができます。次に、生成されたそのステートメントを、データ・セットとして OS/390 に保存するか、またはローカル・ワークステーション・ファイルに保存することができます。コントロール・センターをアプレットとして実行すると、ワークステーション・ファイルは Web サーバーに置かれます。詳細は、コントロール・センターのオンライン・ヘルプ を参照してください。
コントロール・センターを使って、停止中の OS/390 ユーティリティーを再始動することができます。活動中または停止中の状況下にあるどのユーティリティーでも、ユーティリティー表示コマンドを使って表示することができます。状況が停止中になっているユーティリティーを再始動することができます。ユーティリティーを再始動するには、最後にコミットした地点 (Current) または最後にコミットしたフェーズ (Phase) の 2 通りの方法があります。コマンド・センターから始動していない停止中のユーティリティーを再始動することはできません。
ユーティリティーを実行するごとに、ユーティリティー ID が生成されます。バージョン 7 では、コントロール・センターで生成された ID を変更して、「ツール設定 (Tools Settings)」ウィンドウでユーザーが指定できるデフォルトのユーティリティー ID に置き換えることができます。
ユーティリティーを実行した後、残っているデータ・セットを削除するかまたは名前を変更する必要があるかもしれません。コマンド・センターの新規の OS/390 DATASET オブジェクトを使って、そのデータ・セットを管理することができます。
ワイルドカードと動的割り振りを使って DB2 (OS/390 版) ユーティリティー制御ステートメントを開発して、多数のデータベース・オブジェクトを管理することができます。ユーティリティーは、データベース・オブジェクトのリストを動的に作成し、使用または作成するデータ・セットを動的に割り振ることができます。 DB2 (OS/390 版) のサポートのために、LIST、TEMPLATE、および JOB STEP オブジェクトがコントロール・センターに追加されています。
OS/390 ユーティリティーのサポートの詳細は、コントロール・センターのオンライン・ヘルプ を参照してください。