DB2 ユニバーサル・データベース バージョン 7.2 オファリングは、次のものとともに使用するときに、 Linux オペレーティング・システム上のインターネット・コンピューティングの機能を強化します。
DB2 ユニバーサル・データベース エンタープライズ・エディション (Linux on S/390 版) は、 IBM zSeries (390) ハードウェア上で DB2 と Linux の利点を活用できるようにします。コストとオーバーヘッドを減らして、バックアップやリカバリーなどの管理機能を実行することができます。 DB2 はまた、高速のインターネット・トランザクションに必要とされる信頼性をも提供します。 DB2 ユニバーサル・データベース エンタープライズ・エディションは、 32 ビットの Intel ベースの Linux および Linux on S/390 で動作します。
DB2 ユニバーサル・データベース エンタープライズ拡張エディション (DB2 EEE) (Linux 版) は、照会パフォーマンスをそれまでとは比較できないほど強力にします。 DB2 EEE (Linux 版) は DB2 の非共用アーキテクチャーを Linux に付加し、スケーラビリティーのために Linux マシンをクラスター化できるようにします。
DB2 EEE を非共用アーキテクチャーで実行するよう構成するということは、各 Linux マシンがそれ自身のディスクとメモリーへの排他的アクセス権を持ち、リソースを求めて他のマシンと競合することはないということを意味します。 DB2 EEE を使って複数のマシンにおよぶデータベースを区分化できるので、 AIX、HP-UX、Windows NT、Linux、および Solaris 実行環境版などのプラットフォーム上で複合並列処理の操作を実行することが可能です。
コスト・ベースの照会最適化プログラム (DB2 EEE で提供される) は、複数の複合照会を処理する最も効果的な方法を判別し、オーバーヘッドの最も低い実行プランを選択します。決定サポートおよびオンライン・トランザクション処理 (OLTP) の両方に対する応答時間は、高速でコスト効率のよいものです。
DB2 ユニバーサル・データベース エンタープライズ拡張エディションがどのように役立つかについては、DB2 ユニバーサル・データベース (UNIX 版) 概説およびインストール を参照してください。