新機能
DB2 ユニバーサル・データベースが変化を続けるエンタープライズ・コンピューティング環境をリードし続けるには、お客様の希望および市場の要望に応えることが不可欠です。
本書では、以下の機能強化を概説します。機能強化の説明個所では、変更点の左に垂直線で印が付けられています。
DB2 バージョン 7.2 には、以下の機能強化が盛り込まれています。
- e-Business 機能強化:
- MQ アシスト・ウィザード
- MQ Series の統合
- Linux 上での DB2 エンタープライズ拡張エディション
- DB2 ユニバーサル・データベース エンタープライズ・エディション (Linux on S/390 版)
- DB2 コネクト エンタープライズ・エディション (Linux on S/390 版)
- DB2 コネクト Web スターター・キット
- HP-UX および Linux 上での JDBC 2.0 サポート
- Linux 2.4 カーネルの活用
- ビジネス・インテリジェンスの機能強化:
- 新しいウェアハウス・ソース (i2、SAP R/3、ウェブ・クリックストリーム・データ、MQSeries メッセージ・キュー、および Microsoft OLE DB オブジェクトなど)
- Trillium へのサポートが追加されたことによる、データ品質およびクレンジング・ツールのためのツール統合ハブへと機能拡張されたデータ・ウェアハウス・センター
- ウェアハウス・ターゲット表の作成と変更のための拡張サポート
- Solaris 実行環境版 および Linux などのプラットフォーム上における、
Sybase および Microsoft SQL Server などの新規データ・ソースへの分散照会アクセス、および追加の DB2 システムから Oracle データへの分散照会アクセス
- SQL プロシージャーからの分散照会アクセス
- メタデータ交換の追加。
ERwin メタデータのインポートおよびコモン・ウェアハウス・メタモデル (Common Warehouse Metamodel) XML オブジェクトのサポートを含む
- Solaris 実行環境版上でのデータ・リンク複製
- ストアード・プロシージャー、トリガー、および SQL 関数における、クレンジングおよびトランスフォーメーション機能強化のための手続き論理
- 動的複合 SQL ステートメント
- 区画に分割されたデータベース環境で更新可能な区分化キー
- データ管理の機能強化:
- オンデマンド・ログ・アーカイブ
- 代替一致列
- AIX、HP-UX、および Solaris 実行環境版 上での 64 ビット・サポート
- Windows 2000 Address Windowing Extensions (AWE) のサポート
- ユニコード (Unicode) 拡張
- ユーザー定義関数 (UDF) を使用してのストリング・データの暗号化と暗号化解除
- 増分バックアップとデルタ・バックアップ
- シーケンス・サポート
- 並列コンテナーの作成
- DB2 ファミリーの機能強化:
- コンパイラーのないサーバー上での SQL プロシージャーの実行可能化
- DB2 データ・リンク・マネージャー (Solaris 実行環境版)
DB2 リリース情報 には、これらの機能強化がどのように実装されているかが説明されています。読者の便宜のためまた参照しやすいように、
DB2 リリース情報 の中で、該当する DB2 資料、章、および節ごとに各拡張機能について説明されています。たとえば、コマンドに加えられた変更については、コマンド解説書 の節に記載されています。
バージョン 7.2 DB2 リリース情報 は PDF 形式で提供されており、
DB2 資料に添付されている資料 CD-ROM に収録されています。
- 注:
- DB2 リリース情報 は、製品 CD に ASCII および HTML 形式でも収録されています。
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