新機能

バージョン 7 への移行

DB2 には、バックレベルの DB2 データベースおよびインスタンスを、 DB2 ユニバーサル・データベース バージョン 7 で使えるフォーマットに変換するための移行サポートが用意されています。 DB2 バージョン 7.1 からバージョン 7.2 にアップグレードする場合は、データベース移行は必要ありません。

以下に示す DB2 のリリースが、 DB2 ユニバーサル・データベース バージョン 7 移行プロセスでサポートされています。

注:
DB2 の移行では、異なるオペレーティング・システムへの移行はサポートされていません。ある 1 つのオペレーティング・システムの旧バージョンの DB2 からは、同じオペレーティング・システムの DB2 バージョン 7 にしか移行できません。たとえば、現在使用しているデータベース・サーバーが DB2 バージョン 5 (Windows 32 ビット オペレーティング・システム版) である場合は、 DB2 バージョン 7 (Windows 32 ビット オペレーティング・システム版) にしか移行できません。

DB2 バージョン 7 とそれ以前のリリースの DB2 との間には、いくつかの非互換性があります。以前のリリースとは異なる処理をする DB2 の一部に、非互換性があります。既存のアプリケーションで使用した場合に、非互換性があると予期せぬ結果を引き起こしたり、アプリケーションへの変更が必要になったり、パフォーマンスが下がることにもなります。非互換性のリストについては、 管理の手引き: 計画 の付録 リリース間の非互換性 を参照してください。この付録では、非互換性とその症状または影響が記述されており、可能な解決方法について提案されています。

ご使用のプラットフォームによっては、インストールの前と後にいくつかのタスクを実行しないと、バージョン 7 のフォーマットへの移行を正常に完了できないことがあります。 DB2 バージョン 7 への移行に関する詳細は、ご使用のプラットフォームに対応した概説およびインストール を参照してください。

Visual Warehouse バージョン 3.1 またはバージョン 5.2 からの移行

Visual Warehouse 製品に備わった機能が、 DB2 ユニバーサル・データベースおよび DB2 ウェアハウス・マネージャーに統合されています。 DB2 ユニバーサル・データベースでは、この機能には、データウェアハウスセンターからアクセスします。詳細な計画および移行情報については、 Migrating to DB2 UDB Version 7.1 in a Visual Warehouse Environment (SG24-6107) を参照してください。


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